JP4117616B2 - 編集システム、その制御方法及び編集装置 - Google Patents

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    • G11B2220/415Redundant array of inexpensive disks [RAID] systems

Description

本発明は、編集システムその制御方法及び編集装置に関し、例えばテレビジョン放送局で用いるオンエアーシステムに適用して好適なものである。
従来、オンエアーシステムに用いられる編集装置においては、所望する映像音声素材(以下、これをクリップと呼ぶ)の映像を目視確認しながらどのクリップとどのクリップとをどのように繋げて編集映像音声を得るかといった編集内容を規定した編集リストを作成し得るようになされ、さらにこのようにして作成された編集リストに基づいて対応するクリップの映像音声データを加工編集処理することにより、当該編集リストに基づく編集映像音声を生成し得るようになされている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−66816号公報
ところで、上述のような編集リストの作成手順として、まず初めに各クリップのどの部分をどのような順番で繋ぎ合わせるかというカット編集のみの編集内容を規定した編集リスト(以下、これをEDL(Edit Decision List)と呼ぶ)を作成し、次に当該EDLを基にして、繋ぎ合わせたクリップの所望部分を微調整したり、映像特殊効果処理等を設定するようにして最終的な編集リストを作成することが従来から行われている。
そしてこの場合、編集装置は、取材等により得られた各種クリップが蓄積された大容量のAVサーバから必要なクリップに対応したオンエアー用の高解像度映像音声データを読み出し、これを用いてEDLの作成及び最終的な編集リストの作成を行うようになされている。
ところが、実際上、EDLの作成時においては、各クリップのどの部分をどのような順番で繋ぎ合わせるかというカット編集を行うだけなので、それほど高解像度の映像音声データを必要としない。
しかしながら、かかる構成の編集装置においては、EDLの作成時に用いる映像音声データと、最終的な編集リストの作成時に用いる映像音声データとが、同じ解像度でなければ、EDLの作成から最終的な編集リストの作成に移行することができない。
従って、オンエアー用の高解像度映像音声データを必要とする最終的な編集リストを作成するためには、EDLの作成時においても、データ量の多いオンエアー用の高解像度映像音声データを用いる必要があり、このためEDLの作成に相当の時間が必要となってしまうという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、編集作業の作業効率を格段に向上させ得る編集システムその制御方法及び編集装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、被編集素材の高解像度映像データを記憶保持する第1の記憶保持手段と、被編集素材の低解像度映像データを記憶保持する第2の記憶保持手段と、低解像度映像データを使用して、粗編集の編集内容を規定した第1の編集リストを生成するための第1の編集リスト生成手段と、高解像度映像データを使用して、本編集の編集内容を規定した第2の編集リストを生成するための第2の編集リスト生成手段と、第1の編集リスト生成手段と第2の編集リスト生成手段とを接続するネットワークとを設け、第2の編集リスト生成手段は、第1の編集リスト生成手段からネットワークを介して第1の編集リストを読み出し、当該第1の編集リストに基づいて第2の編集リストを生成し、高解像度映像データを使用する際、高解像度映像データのうち、被編集素材の編集点近傍の高解像度映像データを優先的に第1の記憶保持手段に読み出させるようにした。
このようにこの編集システムにおいては、第1の編集リストを生成するために低解像度映像データを使用することにより、当該第1の編集リストの生成時間を短縮することができ、さらに被編集素材の低解像度映像データと高解像度映像データを予め記憶保持しておくことにより、低解像度映像データを使用する第1の編集リストの生成後、当該第1の編集リストに基づいて、短時間のうちに高解像度映像データを使用する第2の編集リストの生成へ移行することができ、さらに高解像度映像データを使用する際、高解像度映像データのうち、被編集素材の編集点近傍の高解像度映像データを優先的に読み出させるようにしたことにより、第2の編集リストの生成作業を開始するときの待ち時間を一段と低減させることができる。
また本発明においては、被編集素材の高解像度映像データを第1の記憶保持手段に記憶保持させる第1のステップと、被編集素材の低解像度映像データを第2の記憶保持手段に記憶保持させる第2のステップと、低解像度映像データを使用して、粗編集の編集内容を規定した第1の編集リストを第1の編集リスト生成手段において生成するための第3のステップと、第1の編集リスト生成手段からネットワークを介して第1の編集リストを読み出し、当該第1の編集リストに基づき、高解像度映像データを使用して本編集の編集内容を規定した第2の編集リストを第2の編集リスト生成手段において生成するための第4のステップとを設け、第4のステップでは、高解像度映像データのうち、被編集素材の編集点近傍の高解像度映像データを優先的に第1の記憶保持手段に読み出させるようにした。このようにこの編集システムの制御方法においては、第1の編集リストを生成するために低解像度映像データを使用することにより、当該第1の編集リストの生成時間を短縮することができ、さらに被編集素材の低解像度映像データと高解像度映像データを予め記憶保持しておくことにより、低解像度映像データを使用する第1の編集リストの生成後、当該第1の編集リストに基づいて、短時間のうちに高解像度映像データを使用する第2の編集リストの生成へ移行することができ、さらに高解像度映像データを使用する際、高解像度映像データのうち、被編集素材の編集点近傍の高解像度映像データを優先的に読み出させるようにしたことにより、第2の編集リストの生成作業を開始するときの待ち時間を一段と低減させることができる。
さらに本発明においては、被編集素材の低解像度映像データを使用して生成された、粗編集の編集内容を規定した第1の編集リストを取得する第1の編集リスト取得手段と、第1の編集リスト取得手段により取得された第1の編集リストに基づき、所定の記憶保持手段に読み出させた被編集素材の高解像度映像データを使用して、本編集の編集内容を規定した第2の編集リストを生成するための第2の編集リスト生成手段とを設け、第2の編集リスト生成手段は、高解像度映像データのうち、被編集素材の編集点近傍の高解像度映像データを優先的に所定の記憶保持手段に読み出させるようにした。これによりこの編集装置においては、第2の編集リストの生成作業を開始するときの待ち時間を一段と低減させることができる。
本発明によれば、編集システムにおいて、第1の編集リストを生成するために低解像度映像データを使用することにより、当該第1の編集リストの生成時間を短縮することができ、さらに被編集素材の低解像度映像データと高解像度映像データを予め記憶保持しておくことにより、低解像度映像データを使用する第1の編集リストの生成後、当該第1の編集リストに基づいて、短時間のうちに高解像度映像データを使用する第2の編集リストの生成へ移行することができ、さらに高解像度映像データを使用する際、高解像度映像データのうち、被編集素材の編集点近傍の高解像度映像データを優先的に読み出させるようにしたことにより、第2の編集リストの生成作業を開始するときの待ち時間を一段と低減させることができ、かくして編集作業の作業効率を格段に向上させ得る編集システムを実現できる。
また本発明によれば、編集システムの制御方法において、第1の編集リストを生成するために低解像度映像データを使用することにより、当該第1の編集リストの生成時間を短縮することができ、さらに被編集素材の低解像度映像データと高解像度映像データを予め記憶保持しておくことにより、低解像度映像データを使用する第1の編集リストの生成後、当該第1の編集リストに基づいて、短時間のうちに高解像度映像データを使用する第2の編集リストの生成へ移行することができ、さらに高解像度映像データを使用する際、高解像度映像データのうち、被編集素材の編集点近傍の高解像度映像データを優先的に読み出させるようにしたことにより、第2の編集リストの生成作業を開始するときの待ち時間を一段と低減させることができ、かくして編集作業の作業効率を格段に向上させ得る編集システムの制御方法を実現できる。さらに本発明によれば、編集装置において、高解像度映像データを使用する際、高解像度映像データのうち、被編集素材の編集点近傍の高解像度映像データを優先的に所定の記憶保持手段に読み出させるようにしたことにより、第2の編集リストの生成作業を開始するときの待ち時間を低減させることができ、かくして編集作業の作業効率を格段に向上させ得る編集装置を実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態によるオンエアーシステムの構成
図1において、1は全体としてテレビジョン放送局等に設置される本実施の形態によるオンエアーシステムを示し、取材現場から衛星通信回線等を介して転送され、又は図示しないビデオテープレコーダにより取材テープから再生された140〔Mbps〕程度の解像度を有するHDCAM(ソニー株式会社 登録商標)フォーマットの映像音声データ(以下、これを高解像度映像音声データと呼ぶ)D1をルータ2を介して素材サーバ3及びダウンコンバータ4に入力する。
素材サーバ3は、複数のRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)から構成される大容量のAVサーバでなり、パーソナルコンピュータにより構成されるシステム制御部5の制御のもとに、ルータ2を介して供給される一連の高解像度映像音声データD1をファイル化して記憶する。
またダウンコンバータ4は、供給される高解像度映像音声データD1を8〔Mbps〕程度の解像度にダウンコンバートすると共に、これをMPEG(Motion Picture Experts Group)フォーマットで圧縮符号化し、かくして得られた低解像度の映像音声データ(以下、これを低解像度映像音声データと呼ぶ)D2をプロキシサーバ6に送出する。
プロキシサーバ6は、素材サーバ3と同様に、複数のRAIDから構成されるAVサーバでなり、システム制御部5の制御のもとに、ダウンコンバータ4から供給される一連の低解像度映像音声データD2をファイル化して記憶する。このようにしてこのオンエアーシステム1では、素材サーバ3に収録したクリップと同じ内容の低解像度のクリップをプロキシサーバ6に収録する。
そしてこのプロキシサーバ6に格納された各クリップの低解像度映像音声データD2は、イーサネット(登録商標)7を介してプロキシサーバ6と接続された各プロキシ編集端末装置8〜8及び各編集端末装置9〜9を用いて読み出すことができ、これを利用して素材サーバ3に蓄積されたクリップの中からどのクリップとどのクリップとをどのような順番で繋げて加工編集された映像音声(以下、これを編集映像音声と呼ぶ)を生成するかといったカット編集のみの編集内容を規定したEDLをプロキシ編集端末装置8〜8において作成することができる。
実際上、プロキシ編集端末装置8〜8は、EDL作成のための専用のソフトウェアが起動されたEDLの作成モード時、オペレータによりプロキシサーバ6に収録されているクリップの中から1つのクリップが選択されてその再生命令が入力されると、イーサネット(登録商標)7を介してシステム制御部5にアクセスし、当該システム制御部5を介してプロキシサーバ6を制御することにより、当該プロキシサーバ6にそのクリップの低解像度映像音声データD2を読み出させる。
そしてプロキシ編集端末装置8〜8は、このようにしてプロキシサーバ6から読み出された低解像度映像音声データD2を復号化し、得られたベースバンドの映像音声データに基づく映像をディスプレイに表示する。これによりオペレータは、このディスプレイに表示された映像を目視確認しながら、カット編集のみの編集リストであるEDLを作成することができる。
さらにこのようにして作成されたEDLのデータであるEDLデータは、オペレータの操作によりそのプロキシ編集端末装置8〜8からイーサネット(登録商標)7を介して所望の編集端末装置9〜9に転送することができる。そしてこの転送されたEDLデータは、この後この編集端末装置9〜9によって記憶管理される。
一方、編集端末装置9〜9は、高解像度映像音声データD1に対して映像特殊効果処理をリアルタイムで施し得るビデオボードが搭載されたノンリニア編集装置でなり、専用のソフトウェアが起動された編集リストの作成モード時、オペレータによりプロキシサーバ6に収録されているクリップの中から1つのクリップが選択されてその再生命令が入力されると、システム制御部5を介してプロキシサーバ6を制御することにより、プロキシ編集端末装置8〜8と同様にして、当該クリップの低解像度の映像をディスプレイに表示させる。
これによりオペレータは、この映像を目視確認しながら映像特殊効果や音声ミキシングの設定等を含めた最終的な編集リストを、新規に又はプロキシ編集端末装置8〜8を用いて作成されたEDLを利用して、作成することができる。
なお編集端末装置9〜9には、それぞれビデオテープレコーダ11〜11及びハードディスク装置等のローカルストレージ12〜12が接続されており、かくしてビデオテープ等に記録された映像音声素材をビデオテープレコーダ11〜11を介してクリップとしてローカルストレージ12〜12に取り込み、これを編集に利用することもできるようになされている。
また編集端末装置9〜9は、編集リストの作成過程において、1つのクリップのうちの所望の映像音声部分のイン点及びアウト点が指定されてタイムライン上に並べられるごとに、イーサネット(登録商標)7を介してシステム制御部5にアクセスし、当該システム制御部5を介して素材サーバ3を制御することにより、当該タイムライン上に並べられたその映像音声部分の高解像度映像音声データD1を順次読み出させる。
そしてこの高解像度映像音声データD1は、システム制御部5の制御のもとに、この後ゲートウェイ13を介して所定フォーマットにフォーマット変換された後、ファイバチャネルスイッチャ14を介して例えば180ギガバイト程度の記憶容量を有する半導体メモリからなる対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15に与えられて記憶保持される。
かくして編集端末装置9〜9は、この後オペレータにより編集リストの高解像度映像による再生(プレビュー)命令が入力されると、対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15から必要な高解像度映像音声データD1を読み出し、当該高解像度映像音声データD1に基づく編集映像を生成してディスプレイに表示させる。
そして編集端末装置9〜9は、やがてオペレータによる編集リストの作成作業が終了し、この後この編集リストの実行命令が入力されると、当該編集リストに従ってデータI/Oキャッシュ部15〜15から対応する高解像度映像音声データD1を順次読み出し、この高解像度映像音声データD1に対して必要に応じて特殊効果処理や音声ミキシング処理を施しながら、かくして得られた編集映像音声のデータ(以下、これを編集映像音声データと呼ぶ)D3を素材サーバ3に送出する。この結果この編集映像音声データD3がシステム制御部5の制御のもとに、ファイル化されて素材サーバ3に収録される。
さらにこの素材サーバ3に収録された編集映像音声データD3は、この後オペレータ操作により図示しないオンエアーサーバに転送され、この後番組作成者等により作成されたいわゆるプレイリストに従ってオンエアーサーバから読み出されて放送される。
このようにしてこのオンエアーシステム1においては、編集から当該編集により得られた編集映像音声のオンエアーまでの一連の処理を効率良く行い得るようになされている。
(2)プロキシ編集端末装置の構成
ここでプロキシ編集端末装置8〜8は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)20と、各種プログラムやパラメータが格納されたROM(Read Only Memory)21と、CPU20のワークメモリとしてのRAM(Random Access Memory)22と、各種ソフトウェアが格納されたハードディスク装置23と、各種映像データ処理機能及び音声データ処理機能を有するデータ処理部24と、インターフェース部25及び26とがCPUバス27を介して接続されることにより構成されており、インターフェース部25を介してイーサネット(登録商標)7に接続されている。
またインターフェース部26にはマウス28及びキーボード29等の入力装置が接続され、データ処理部24にはディスプレイ30及びスピーカ31が接続されている。
そしてCPU20は、必要時、ハードディスク装置23内に格納された画面データを読み出し、これをデータ処理部24に与えることにより、後述のような各種画面やウインド等をディスプレイ30に表示させる。
またCPU20は、必要時、インターフェース部25及びイーサネット(登録商標)7を通じてシステム制御部5(図1)にコマンドを送出することにより、当該システム制御部5を介してプロキシサーバ6(図1)を所望状態に制御する。
そしてCPU20は、例えばこの結果としてプロキシサーバ6からイーサネット(登録商標)7を介して転送されるオペレータにより指定されたクリップの低解像度映像音声データD2をインターフェース部25を介して取り込み、これをデータ処理部24に与えることにより、当該低解像度映像音声データD2に基づく映像を、対応する画面やウインド内の所定位置に表示させる。
さらにCPU20は、マウス28やキーボード29を介して低解像度映像音声データD2に対するカット編集命令が入力されると、当該カット編集命令に応じてデータ処理部24を制御することにより、当該低解像度映像音声データD2に対してカット編集処理を実行させ、この結果得られた映像及び音声をディスプレイ30及びスピーカ31からそれぞれ出力する。
(3)プロキシ編集端末装置8〜8におけるEDLの作成手順
次にこのプロキシ編集端末装置8〜8におけるEDLの作成手順について説明する。
このプロキシ編集端末装置8〜8では、プロキシサーバ6に収録された所望するクリップの所望の映像音声部分を指定し、これらをタイムライン上に順次並べるようにしてカット映像の送出順序を設定するといったカット編集を行うようにしてEDLを作成し得るようになされている。
実際上、EDLの作成時、オペレータは、まず対応するソフトウェアを起動することにより、図3に示すようなEDL作成画面40をディスプレイ30(図2)に表示させるようにする。
このEDL作成画面40は、クリップエクスプローラ(Clip Explorer)ウインド41、クリップビューワ(Clip Viewer)ウインド42及びタイムライン(Time Line)ウインド43から構成される。
ここでクリップエクスプローラウインド41は、プロキシサーバ6から読み出したクリップの一覧を表示するためのウインドであり、ツリー表示部44、クリップ一覧表示部45及びプレビュー表示部46から構成される。
このクリップエクスプローラウインド41のツリー表示部44には、プロキシサーバ6から読み出したクリップの保存場所(フォルダ等)がツリー形式で表示され、クリップ一覧表示部45には、ツリー表示部44で選択されたフォルダに属する各クリップ毎の管理情報(クリップの名前、イン点及びアウト点情報等)が表示される。ここで、オペレータがクリップ一覧表示部45に表示された管理情報の中から所望のクリップの管理情報をクリックすると、そのクリップの管理情報が選択カーソル47によって選択される。また、クリップエクスプローラウインド41のプレビュー表示部46には、クリップ一覧表示部45で選択されたクリップのプレビュー映像が表示される。
クリップビューワウインド42は、クリップエクスプローラウインド41で選択されたクリップの映像を目視確認しながら所望部分をカットとして切り出す操作を行うためのウインドであり、クリップ映像表示部48、カット指定部49、再生コマンドボタン50から構成される。
ここで、クリップエクスプローラウインド41で所望のクリップを選択し、このとき表示される選択カーソル47をドラッグアンドドロップによりクリップビューワウインド42内に移動させることで、そのクリップの所望部分をカットとして切り出すことが可能となる。
このクリップビューワウインド42のクリップ映像表示部48には、クリップエクスプローラウインド41からドラッグアンドドロップされたクリップの映像が表示され、当該映像が再生コマンドボタン50の操作に応じて再生される。また、カット指定部49には、クリップに対するイン点及びアウト点を指定するためのイン点指定ボタン51IN及びアウト点指定ボタン51OUTが設けられていると共に、イン点及びアウト点の時刻及びそのときの画像が表示される。
そしてオペレータは、再生コマンドボタン50を操作して、映像表示部48に表示されたクリップの映像を目視確認しながら、当該クリップのイン点及びアウト点をカット指定部49のイン点指定ボタン51IN及びアウト点指定ボタン51OUTで指定する。かくしてオペレータは、所望のクリップの所望部分をカットとして切り出すことができる。
このようにしてクリップビューワウインド42でクリップの所望部分をカットとして指定すると、当該クリップがタイムラインウインド43に貼り付けられ、この操作を繰り返し行うことにより、複数のクリップをタイムラインウインド43に並べることができる。
ここでタイムラインウインド43は、タイムライン52、タイムラインオーバービュー53、カット編集アイコン群54、設定時刻表示部55から構成される。
このタイムラインウインド43のタイムライン52には、ビデオトラック56及びオーディオトラック56A1…が設けられており、クリップのカット映像及び当該カット映像に付随するカット音声の長さをそれぞれ表す着色領域57及び着色領域57A1…が当該ビデオトラック56及びオーディオトラック56A1…上にそれぞれタイムスケール59に沿って表示される。
なお、図3においては、タイムラインウインド43に貼り付けられたクリップが1つのカット映像と当該カット映像に付随する2つのカット音声で構成されている場合であり、このためタイムライン52上には、カット映像を表す着色領域57及びカット音声を表す着色領域57A1、57A2が表示されている。また、このタイムライン52に一度に表示される領域は、全タイムラインの一部であり、スライドバー60及び60をスライド操作することにより他の部分を表示し得るようになされている。
また、タイムラインオーバービュー53には、タイムライン全体が縮小して表示されており、これによりタイムライン全体の概要を目視確認させることができるようになされている。
さらに、カット編集アイコン群54には、カット編集命令を容易に入力させ得るカット編集用アイコンが設けられ、例えばイン点指定アイコン54IN及びアウト点指定アイコン54OUTをクリックしてタイムラインウインド43上でもイン点及びアウト点を指定し得るようになされており、また設定時刻表示部55には、タイムライン全体の時間や、残り時間等が表示されている。
そしてオペレータは、タイムライン52上に表示された着色領域57及び着色領域57A1、57A2を目視確認しながら、カット編集アイコン群54のカット編集用アイコンを操作し、またマウス28で着色領域57V、57A1及び57A2をタイムスケール59に沿って所望の位置に移動させて、それぞれのカットを任意に繋ぎ合わせるカット編集を行うことにより、当該カット編集に基づくEDLを作成する。
かくしてプロキシ編集端末装置では、オペレータがEDL作成画面40で所望のカット編集を行うことができ、当該カット編集に基づくEDLを作成することができる。
(4)編集端末装置9〜9の構成
続いて編集端末装置9〜9は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)70、ROM(Read Only Memory)71及びRAM(Random Access Memory)72と、各種ソフトウェアが格納されたハードディスク装置73と、各種映像データ処理機能及び音声データ処理機能を有するデータ処理部74と、高解像度映像音声データD1に対して指定された映像特殊効果処理や音声ミキシング処理を施す映像特殊効果及び音声ミキシング処理部75と、各種インターフェース部76〜78とがCPUバス79を介して接続されることにより構成され、インターフェース部76を介してイーサネット(登録商標)7に接続されている。
またインターフェース部77にはマウス80及びキーボード81等の入力装置が接続されると共に、インターフェース部78にはビデオテープレコーダ11〜11及びローカルストレージ12〜12が接続され、データ処理部74にはディスプレイ82及びスピーカ83が接続されている。
そしてCPU70は、必要時、ハードディスク装置73内に格納された画面データを読み出し、これをデータ処理部に与えることにより、後述のような各種のウインド及びダイアログ等をディスプレイ82に表示させる。
またCPU70は、必要時、インターフェース部76及びイーサネット(登録商標)7を通じてシステム制御部5(図1)にコマンドを送出することにより、当該システム制御部5を介して素材サーバ3(図1)やプロキシサーバ6(図1)、FCスイッチャ14(図1)、データI/Oキャッシュ部15〜15(図1)等を所望状態に制御する。
そしてCPU70は、例えばこの結果としてプロキシサーバ6からイーサネット(登録商標)7を介して転送される、オペレータにより指定されたクリップの低解像度映像音声データD2をインターフェース部76を介して取り込み、これをデータ処理部74に与えることにより、当該低解像度映像音声データD2に基づく映像を対応するウインド又はダイアログ内の所定位置に表示させる。
さらにCPU70は、必要時には映像特殊効果及び音声ミキシング処理部75を制御することにより、データI/Oキャッシュ部15〜15から対応する高解像度映像音声データD1を読み出させ、当該高解像度映像音声データD1に対して必要に応じて映像特殊効果処理や音声ミキシング処理を実行させる。
そしてこの結果として得られた編集映像音声データD3がデータ処理部74に与えられることにより、当該編集映像音声データD3に基づく映像特殊効果処理により得られた編集映像がディスプレイ82に表示されると共に、音声ミキシング処理により得られた編集音声がスピーカ83から出力される。
またCPU70は、このとき必要に応じて映像特殊効果及び音声ミキシング処理部75を制御することにより、かかる編集映像音声データD3を素材サーバ3に送出させる一方、システム制御部5を介して素材サーバ3を制御することにより、この編集映像音声データD3を記憶させ、これによりこの編集映像音声データD3を素材サーバ3に登録する。
(5)編集端末装置9〜9における編集リストの作成手順
次にこの編集端末装置9〜9における編集リストの作成手順について説明する。
この編集端末装置9〜9では、素材サーバ3等に収録された所望するクリップの所望の映像音声部分を指定し、これらをタイムライン上に順次並べるようにしてカット映像の送出順序を設定すると共に、映像特殊効果処理及び音声ミキシング処理の設定やタイトルの挿入などを行うようにして最終的な編集リストを作成する。
そしてこのようにして作成された編集リストにおける各カットのイン点及びアウト点のタイムコード、カットの並び順、編集リスト名、作成者及び作成日時等の情報(EDL情報)や、この編集リストにおいて設定されている映像特殊効果及び音声ミキシングの内容に関する情報、並びに編集リストを作成した際の作業環境に関する各種情報などが1つのファイル内に格納されて『プロジェクト』として管理される。
このため編集リストを新たに作成するに際しては新規にプロジェクトを作成する必要があり、この場合にオペレータは、まず対応するソフトウェアを起動することにより、図5に示すようなプロジェクトマネージャウインド90をディスプレイ82(図4)に表示させるようにする。
ここで、このプロジェクトマネージャウインド90は、プロジェクトを管理及び閲覧するためのウインドであり、ツリー表示部91、クリップ表示部92及びプロジェクト一覧表示部93から構成される。
このときプロジェクトマネージャウインド90のツリー表示部91には、その編集端末装置9〜9内及び後述のようにプロジェクトのファイル(以下、これをプロジェクトファイルと呼ぶ)を一元管理するプロジェクトファイルサーバ10内に存在する全てのプロジェクトファイルについて、これらプロジェクトファイルの保存場所がツリー形式で表示される。
またクリップ表示部92には、ツリー表示部91で選択されたプロジェクトに属する各クリップのサムネイル画像がアイコン(以下、これをクリップアイコンと呼ぶ)94として一覧表示され、さらにクリップ一覧表示部93には、ツリー表示部91に表示された各プロジェクトについて、保存ドライブ名、プロジェクト名、更新日時等の管理情報がリスト形式でテキスト表示される。
そして新規のプロジェクトを作成する場合、オペレータは、このプロジェクトマネージャウインド90の上部に表示されたボタン群95のうちの新規作成ボタン95Aをクリックすることにより、図6に示すニュープロジェクトダイアログ100を表示させ、このニュープロジェクトダイアログ100のプロジェクト名入力ボックス101内に所望するプロジェクト名を入力し、さらに属性設定部102においてこのプロジェクトに関する各種属性を設定した後、OKボタン103をクリックするようにする。
かくしてこの新規のプロジェクトがその編集端末装置9〜9及びプロジェクトファイルサーバ10に新規に登録されると共に、当該プロジェクト内に新規のフォルダ及びビンが自動的に作成され、この結果がプロジェクトマネージャウインド90(図5)のツリー表示部91及びプロジェクト一覧表示部93に反映される。
またこのときディスプレイ82(図4)には、図7に示すクリップエクスプローラ(Clip Explorer)ウインド110及びこれと同じ構成を有するサーバサイトエクスプローラ(Server Site Explorer)ウインド111が表示される。
クリップエクスプローラウインド110は、現在開かれているプロジェクトに属するクリップを表示及び管理するためのウインドであり、ツリー表示部112及びクリップ表示部113から構成される。
そしてこのクリップエクスプローラウインド110のツリー表示部112には、システム内に存在する全てのプロジェクト及びその内容物(フォルダ、ビン等)がツリー形式で表示され、クリップ表示部113には、ツリー表示部112で選択されたビンに属する全てのクリップのクリップアイコン114が一覧表示される。なお、新規プロジェクトが作成された直後の初期状態ではそのプロジェクトに属するクリップが存在しないため、クリップエクスプローラウインド110のクリップ表示部113にはクリップアイコン114が表示されない。
またサーバサイトエクスプローラウインド111は、素材サーバ3及びプロキシサーバ6に収録されているクリップの一覧を表示するためのウインドであり、クリップエクスプローラウインド110と同様にツリー表示部112及びクリップ表示部113から構成される。
そしてサーバサイトエクスプローラウインド111のツリー表示部112には、素材サーバ3及びプロキシサーバ6内の全てのフォルダ、ファイル等がツリー形式で表示され、クリップ表示部113には、ツリー表示部112において選択されたフォルダ等に格納されている全てのクリップのクリップアイコン114が表示される。
そしてオペレータは、新規の編集リストを作成する場合、上述のようにして新規のプロジェクトを作成後、クリップエクスローラウインド110の上部に表示されたボタン群115のうち、新規シーケンス作成ボタン115Aをクリックするようにする。この結果、これから作成される編集リストに対応したクリップアイコン114NSがクリップエクスプローラウインド110のクリップ表示部113内に表示され、これと併せて図8に示すようなタイムラインエディタウインド120がディスプレイ82(図4)に表示される。
このタイムラインエディタウインド120は、クリップの映像を目視確認しながら所望部分をカットとして切り出す操作を行うためのソースビューワ部121と、このようにして切り出された各カットをどのように並べるか、またその際カットの繋ぎ目においてどのような特殊効果を施すかといった編集内容を設定するためのタイムライン部122と、タイムライン部122において設定された編集内容を高解像度映像により確認するためのマスタービューワ部123とから構成される。
そしてオペレータは、サーバサイトエクスプローラウインド111(図7)のクリップ表示部113に表示された各クリップアイコン114の中から所望するクリップのクリップアイコン114をドラッグアンドドロップによりタイムラインエディタウインド120(図8)のソースビューワ部121内に移動させることで、そのクリップを編集に利用するクリップとして選択することができ、この操作を繰り返すことにより複数のクリップをまとめて選択することができる。
またタイムラインエディタウインド120では、ソースビューワ部121の上側に表示されたクリップ選択メニュー表示ボタン124をクリックすることによって、上述のようにして選択したクリップの一覧をメニュー表示させることができ、さらにこのメニューの中から所望するクリップを編集対象のクリップとして選択することができる。
なおこのとき選択されたクリップの例えば先頭フレームの映像がソースビューワ部121に表示されると共に、このクリップの名前がクリップリストボックス125内に表示され、かつ当該クリップにおけるソースビューワ部121内に表示されたフレームのタイムコード及び当該クリップの素材長がタイムコード表示部126内に表示される。
そしてタイムラインエディタウインド120では、このようにして編集対象として選択したクリップのプロキシサーバ6(図1)に収録されている低解像度映像音声データD2(図1)に基づく映像を、ソースビューワ部121の下側に表示されたコマンドボタン群127の中から対応するコマンドボタンをクリックすることによって、通常再生、コマ送り再生又はコマ戻し再生等させることができる。
実際上、CPU70(図4)は、かかるコマンドボタン群127の中から通常再生用、コマ送り再生用又はコマ送り逆再生用等のコマンドボタンがクリックされると、これに応じてシステム制御部5(図1)を介してプロキシサーバ6を制御することにより、当該クリップにおける対応する映像音声部分の低解像度映像音声データD2を、当該クリックされたコマンドボタンに応じた再生モードで読み出させる。この結果この低解像度映像音声データD2に基づく低解像度の通常再生映像や、コマ送り再生映像又はコマ送り逆再生映像等がソースビューワ部121に表示される。
かくしてオペレータは、このソースビューワ部121に表示されたクリップの再生映像を目視確認しながら、所望の映像が表示された状態でコマンドボタン群127のうちのマークインボタン127INやマークアウトボタン127OUTをクリックすることにより、このクリップの映像音声の中からカットとして利用しようとする映像音声部分の開始点(イン点)や終了点(アウト点)を指定することができる。
一方、オペレータは、このようにして範囲を指定した各クリップのカットとして利用しようとする映像音声部分を用いて、以下の手順により編集リストを作成することができる。
まず上述のようにクリップのうちのカットとして利用しようとする映像音声部分の範囲を指定後、タイムライン部122内に表示されたプレイライン128を、当該タイムライン部122の下部に表示されたタイムスケール129を指標としてマウス操作により所望位置に移動させ、この後ソースビューワ部121の下部に表示されたコマンドボタン群127のうちのオーバーライトボタン127又はスプライスインボタン127をクリックするようにする。
この結果、図9に示すように、オーバーライトボタン127がクリックされたときには上書き、スプライスインボタン127がクリックされたときには挿入するようにして、タイムライン部122のビデオトラック130上に、そのときのプレイライン128の位置を先頭位置とする当該映像音声部分の素材長に応じた長さの着色領域131が表示される。
またこのときその映像音声部分に音声が付随している場合には、ビデオトラック130の下側に設けられた複数のオーディオトラック130A1〜130A4のうちの該当するチャンネル数分のオーディオトラック130A1〜130A4上に、それぞれそのときのプレイライン128の位置を先頭位置とするビデオトラック130の対応する着色領域131と同じ長さの着色領域131A1〜131A4が表示される。
なおこのときCPU70は、かかるオペレータの操作に応じたコマンドをシステム制御部5に通知する。この結果、システム制御部5の制御のもとに、素材サーバ3(図1)から対応するクリップにおける当該映像音声部分の高解像度映像音声データD1がイン点側及びアウト点側にそれぞれ数秒程度の余裕をもたせて読み出され、これがゲートウェイ13(図1)、FCスイッチャ14(図1)を介してその編集端末装置9〜9用のデータI/Oキャッシュ部15〜15に与えられて記憶される。
さらに編集映像音声の再生時に映像音声部分の映像に付随する音声以外の音声を出力させたいときには、クリップ選択メニュー表示ボタン124をクリックし、このとき表示されたクリップの一覧の中から予め登録しておいたその音声のクリップを選択した後、タイムライン部122のプレイライン128を所望する位置に移動させ、この後所望するオーディオトラック130A1〜130A4を指定した上で上述のオーバーライトボタン127又はスプライスインボタン127をクリックするようにする。
そしてこの場合にも、その指定されたオーディオトラック130A1〜130A4上にそのときのプレイライン128の位置を先頭位置とする当該クリップの素材長に対応する長さの着色領域131A1〜131A4が表示されると共に、このクリップが素材サーバ3に収録されている場合には、その音声データが素材サーバ3から読み出されてデータI/Oキャッシュ部15〜15に記憶されることとなる。
そしてオペレータは、所望する各クリップについて、上述のようなカットとして利用しようとする映像音声部分の範囲の指定(カットの決定)と、当該映像音声部分のタイムライン部122への貼り付け(ビデオトラック130及び又はオーディオトラック130A1〜130A4に着色領域131、131A1〜131A4を表示させること)という操作を繰り返し行い、図10に示すように、タイムスケール129の始め(「00:00.00:00」)から所望する時間分だけ当該タイムスケール129上において連続するように、ビデオトラック130上と、オーディオトラック130A1〜130A4上とにそれぞれ着色領域131、131A1〜131A4を順次表示させるようにする。
ここでこのようにタイムライン部122のビデオトラック130上やオーディオトラック130A1〜130A4上に着色領域131、131A1〜131A4が表示されることは、編集映像音声の再生時にタイムスケール129で表された時間にその着色領域131、131A1〜131A4と対応する映像音声部分の対応する箇所の映像が表示され、又は音声が出力されることを意味する。従って、このような作業により編集映像音声として表示又は出力される映像音声の順番及び内容を規定した編集リストを作成することができる。
なお、タイムライン部122に表示させるビデオトラック130やオーディオトラック130A1〜130A4の本数は自由に設定することができる。そして複数本のビデオトラック130やオーディオトラック130A1〜130A4が表示された状態において、これらビデオトラック130又はオーディオトラック130A1〜130A4にそれぞれカットやクリップが貼り付けられている場合には、各ビデオトラック130におけるタイムスケール129上で同じ位置の各映像を重ね合わせた映像が編集映像として得られ、各オーディオトラック130A1〜130A4におけるタイムスケール129上で同じ位置の各音声を重ね合わせた音声が編集音声として得られることとなる。
さらにこのようにして編集リストを作成する際、例えば連続する第1のカットの映像から第2のカットの映像への切り換わり時に特殊効果処理を施したいときには、以下の手順により所望する映像特殊効果処理の設定を行うことができる。
すなわち、まず先行する第1のカットと、後行する第2のカットとをタイムスケール129上で連続するようにビデオトラック130に貼り付け、この後タイムライン部122の上部に表示されたボタン群132の中からFXエクスプローラボタン132FXをクリックするようにする。この結果、例えば図11に示すようなFXエクスプローラウインド140がディスプレイ82(図4)に表示される。
このFXエクスプローラウインド140は、ツリー表示部141及びアイコン表示部142から構成され、ツリー表示部141には、この編集端末装置9〜9が実行できる各種映像特殊効果がツリー形式で表示されると共に、アイコン表示部142には、これら映像特殊効果の内容がアイコン形式で表示される。
続いて、このFXエクスプローラウインド140のアイコン表示部142内に表示されたアイコン(以下、これを特殊効果アイコンと呼ぶ)143の中から所望する映像特殊効果処理の特殊効果アイコン143をドラッグアンドドロップにより、タイムラインエディタウインド120のビデオトラック130における上述の第1及び第2のカットの繋ぎ目に貼り付ける。
これにより編集映像の生成時において、第1のカットの映像から第2のカットの映像に切り替わる際に上述のようにしてビデオトラック130に貼り付けられた特殊効果アイコンに対応する映像特殊効果処理を実行すべき旨の設定が行われたこととなる。
なお、このように特殊効果アイコン143をタイムラインエディタウインド120のビデオトラック130に貼り付ける操作を行った場合、図10に示すように、その貼り付け位置に当該特殊効果アイコン143に応じたマーク144が表示される。
また編集リストを作成する際、いずれかのオーディオトラック130A1〜130A4に貼り付けられたカットやクリップの音声に対して音声ミキシング処理を施したい場合には、以下の手順により所望の音声ミキシング処理を設定することができる。
すなわち、まずタイムラインエディタウインド120のタイムライン部122に表示されたプレイライン128を、オーディオトラック130A1〜130A4に貼り付けられたカットやクリップのうちの音声ミキシング処理したいカット又はクリップと対応する着色領域131A1〜131A4上に移動させた後、当該タイムライン部122の上部に表示されたボタン群132の中からオーディオミキサーボタン132MIXをクリックする。
この結果、図12に示すように、タイムラインエディタウインド120のタイムライン部122の各オーディオトラック130A1〜130A4にそれぞれ対応させて、ボリューム151やレベルメータ152及び各種設定ボタン153A〜153F等を有する複数のミキシング部154が設けられたオーディオミキサーウインド150が表示される。
そしてこの後、このオーディオミキサーウインド150内に表示された、タイムラインエディタウインド120のタイムライン部122の所望するオーディオトラック130A1〜130A4と対応付けられたボリューム151や設定ボタン153A〜153F等をレベルメータ152を目視確認しながら操作する。
これにより編集音声の出力時において、そのオーディオトラック130A1〜130A4に貼り付けられた映像音声部分の再生時に上述のようにして設定された内容で音声データを音声ミキシング処理すべき旨の設定が行われたこととなる。
さらにタイムラインエディタウインド120(図10)では、上述のようにして編集リストを作成し終えた後又は編集リストの作成中に、タイムライン部122内のプレイライン128をマウス操作により所望位置に移動させ、この後マスタービューワ部123の下側に表示されたコマンドボタン群160の中からプレビューボタン160PVをクリックすることにより、そのときのプレイライン128の位置と対応する映像音声部分を開始点として、高解像度の編集映像をマスタービューワ部123内に通常再生表示させることができる。
実際上、CPU70は、かかるプレビューボタン160PVがクリックされると、映像特殊効果及び音声ミキシング処理部75(図4)を制御することにより、このときデータI/Oキャッシュ部15〜15が記憶保持している対応する映像音声部分の高解像度映像音声データD1を読み出させ、当該高解像度映像音声データD1に対して必要に応じて映像特殊効果処理や音声ミキシング処理を施させる。
この結果、かかる映像特殊効果処理や音声ミキシング処理によって得られた高解像度の編集映像音声データD3が生成され、これがデータ処理部74(図4)に与えられることにより、当該編集映像音声データD3に基づく編集映像がタイムラインエディタウインド120のマスタービューワ部123内に再生表示されると共に、編集音声がスピーカ83(図4)から出力される。
これによりオペレータは、このタイムラインエディタウインド120のマスタービューワ部123内に表示された編集映像に基づいて随時編集内容を目視確認(プレビュー)しながら編集リストを作成し、又は作成し終えた編集リストの内容を確認することができる。
そしてこのようにして編集リストを作成後、クリップエクスプローラウインド110(図7)のクリップ表示部113内に表示された当該編集リストに対応したクリップアイコン114NSをドラッグアンドドロップによりサーバサイトエクスプローラウインド111(図7)のクリップ表示部113内に移動させることにより、この編集リストに基づく編集結果を素材サーバ3(図1)に登録することができる。
実際上、このときCPU70は、作成された編集リストに基づいて映像特殊効果及び音声ミキシング処理部75(図4)を制御することにより、データI/Oキャッシュ部15〜15に記憶保持された対応する高解像度映像音声データD1を利用して当該編集リストに応じた編集映像音声の編集映像音声データD3を生成させ、これを素材サーバ3に送出させる。この結果この編集映像音声データD3が上述のシーケンスクリップのファイル内に格納されて素材サーバ3に登録される。またこれと併せてこの編集リストのデータ(以下、これを単に編集リストデータと呼ぶ)がシステム制御部5を介して素材サーバ3に与えられて当該シーケンスクリップのファイル内に格納される。
このようにしてこの編集端末装置9〜9では、オペレータがタイムラインエディタウインド120を用いて所望の編集リストを作成でき、さらにこの編集リストに応じた編集映像音声をオペレータの操作に応じて生成し、これを素材サーバ3に登録することができるようになされている。
(6)EDLのインポート機能
次に、このオンエアーシステム1に搭載されたEDLのインポート機能について説明する。
オンエアーシステム1における編集端末装置9〜9においては、最終的な編集リストの全てを一から作成するばかりでなく、プロキシ編集端末装置8〜8で予め作成されたEDLを取り込み(インポート)、当該EDLを利用して最終的な編集リストを作成することができるようにもなされている。
実際上、プロキシ編集端末装置8〜8が記憶管理しているEDLデータをインポートする場合、クリップエクスプローラウインド110(図7)のツリー表示部112内に表示された所望するEDLのファイル名を選択し、その後マウス80(図4)の右クリックにより現れた図示しないメニューの中から「EDLのインポート」を選択するようにする。これにより図13に示すようなインポートEDLツールウインド200を編集端末装置9〜9のディスプレイ82(図4)に表示させることができる。
このインポートEDLツールウインド200では、このとき選択されたEDLのファイルが保存されているフォルダのフォルダ名が保存場所表示ボックス201に表示される。またこのときファイル一覧表示部202には、このフォルダ内に格納されている各種ファイルのうち、ファイル種類表示ボックス203に表示された種類(EDLファイル形式)のファイルが表示されると共に、ファイル名ボックス204には、その選択されたEDLファイルのファイル名が表示される。
そしてインポートEDLツールウインド200では、インポート元のプロキシ編集端末装置8〜8が管理している当該EDLの管理情報に基づいて、当該EDLにおいてどのクリップのどこからどこまでの映像音声部分をカットとして利用しているかといった当該EDLの詳細情報がEDL詳細エリア205に表示される。
かくしてそのEDLをインポートする場合には、ファイル名ボックス204内に当該EDLのファイル名が表示されていることを確認した上でOKボタン206をクリックすればよく、このときこのEDLのEDLデータがプロキシ編集端末装置8〜8からイーサネット(登録商標)7を介してその編集端末装置9〜9に転送されて取り込まれる。なお、このようにしてインポートされたEDLのファイルは、インポート後に自動的にオープンされ、この結果、タイムライン部122に当該EDLに基づく例えば着色領域131、131A1…が表示されてなるタイムラインエディットウインド120(図9)が表示される。
このようにしてこの編集端末装置9〜9では、プロキシ編集端末装置8〜8が管理しているEDLの中から所望のEDLをインポートすることができるようになされている。
(7)EDLのインポート時における自動ロード機能
次に、このオンエアーシステム1に搭載されたEDLのインポート時における自動ロード機能について説明する。
このオンエアーシステム1では、上述のように素材サーバ3及び各編集端末装置9〜9間にそれぞれ素材サーバ3よりも高いアクセス性を有する(すなわち高解像度映像音声データD1の読み書きをより速く行い得る)半導体メモリからなるデータI/Oキャッシュ部15〜15が設けられ、図8〜図10について上述したタイムラインエディタウインド120(図8)のタイムライン部122(図8)にクリップから切り取られた映像音声部分が貼り付けられたときに、その映像音声部分の高解像度映像音声データD1を素材サーバ3から読み出して対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15に記憶保持することにより、その映像音声部分の高解像度映像音声データD1による編集映像音声を迅速に表示又は出力し得るようになされている。
しかしながら、プロキシ編集端末装置8〜8において作成されたEDLを編集端末装置9〜9にインポートしてその作成作業を継続しようとした場合、その編集端末装置9〜9に対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15にはそのEDLに利用されている各映像音声部分の高解像度映像音声データD1が記憶保持されておらず、このためこのEDLのインポート後、当該EDLに基づく高解像度の編集映像音声を直ちに視聴し得ない問題がある。
そこで、このオンエアーシステム1では、EDLのEDLデータが編集端末装置9〜9にインポートされてそのファイルが開かれたときに、そのEDLにおいて利用されている各映像音声部分の高解像度映像音声データD1を素材サーバ3から直ちにかつ自動的に対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15に読み込む自動ロード機能が搭載されている。
実際上、編集端末装置9〜9は、上述したインポートEDLツールウインド200を用いて所望のEDLファイルが指定されてこれをインポートするべき旨の命令が入力されると、指定されたEDLのEDLデータを保持しているプロキシ編集端末装置9〜9にアクセスしてそのEDLを読み出すことにより、得られたEDLが表示されたタイムラインエディタウインド120をディスプレイ82に表示させる。
またこれと並行して編集端末装置9〜9は、対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15がそのとき記憶保持しているクリップをシステム制御部5にアクセスして問い合わせ、その結果と、かかるEDLデータとに基づいて、当該EDLにおいて利用されているが、対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15に記憶保持されていないクリップの有無を調査する。
そして編集端末装置9〜9は、この調査結果に基づいて、かかるEDLにおいて利用されているが、対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15が記憶保持していないクリップがあった場合には、そのクリップの読み出し要求をシステム制御部5に送出する。
システム制御部5は、この編集端末装置9〜9から与えられる読み出し要求に基づいて素材サーバ3を制御することにより、読み出し要求のあった各クリップの高解像度映像音声データD1を読み出させる。この結果これら高解像度映像音声データD1がゲートウェイ13及びFCスイッチャ14を順次介して対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15に与えられて記憶保持される。
かくして編集端末装置9〜9においては、この後そのとき表示されているタイムラインエディタウインド120のマスタービューワ部123内の対応するコマンドボタン群160(図10)が操作されて再生命令が入力されると、対応する高解像度映像音声データD1をデータI/Oキャッシュ部15〜15から読み出して当該高解像度映像音声データD1に基づく映像をマスタービューワ部123内に表示させるようになされ、これによりオペレータがそのEDLに基づく高解像度の編集映像音声を迅速に視聴し得るようになされている。
なおこの実施の形態の場合、編集端末装置9〜9は、システム制御部5に対してEDLに使用されている各クリップの映像音声部分の高解像度映像音声データD1の読み出し要求を送出する際に、その映像音声部分の編集点近傍(他のカットとの繋ぎ目近傍)の高解像度映像音声データD1を優先的に転送するようにシステム制御部5に対して読出し要求を与えるようになされている。
すなわち編集端末装置9〜9は、システム制御部5に対してかかる読出し要求を送出する際、図14に示すように、各映像音声部分(カット)CUTについて、まずイン点側及びアウト点側の予め設定された数秒分(例えば2〜10秒分)の映像音声部分PAIN、PAOUTの高解像度映像音声データD1についての読出し要求を送出し、その後これら各映像音声部分CUTの残りの部分PAOTについての読出し要求をシステム制御部5に送出する。
この結果、この読出し要求に応じたシステム制御部5の制御のもとに、まずかかる各映像音声部分のイン点側及びアウト点側の数秒分の映像音声部分PAIN、PAOUTの高解像度映像音声データD1が素材サーバ3から読み出されて、これが対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15に記憶保持され、この後これら各映像音声部分CUTの残りの部分PAOTの高解像度映像音声データD1が素材サーバ3から読み出されて、これが当該データI/Oキャッシュ部15〜15に記憶保持されることとなる。
このようにしてこのオンエアーシステム1においては、編集端末装置9〜9において、インポートされたEDLファイルがオープンされたときに、編集リスト作成作業の際に特にプレビューされ易いカットとカットとの繋ぎ目部分の高解像度映像音声データD1を優先的にデータI/Oキャッシュ部15〜15にロードするようになされ、これにより当該EDLのオープン後にオペレータが直ちに編集リストの作成作業を開始することができるようになされている。
(8)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、このオンエアーシステム1では、編集に利用する高解像度の映像音声データを、高解像度映像音声データD1としてサーバ3に記憶させると共に、当該高解像度映像音声データD1をダウンコンバート及び圧縮符号化することにより低解像度映像音声データD2に変換し、これをプロキシサーバ6に記憶させる。
そして、低解像度の映像音声データで十分作成可能なカット編集のみのEDLを、低解像度映像音声データD2を用いてプロキシ編集端末装置8〜8において作成する。
その後、編集端末装置9〜9において、高解像度の映像音声データを必要とする最終的な編集リストを作成する際には、プロキシ編集端末装置8〜8で作成されたEDLをイーサネット(登録商標)7を介してインポートし、当該EDLを基に、EDL作成時に使用された低解像度映像音声データD2に対応する高解像度映像音声データD1を素材サーバ3から読み込む。
そして、編集端末装置9〜9において、インポートしたEDLを基に高解像度映像音声データD1を用いて最終的な編集リストを作成する。
以上の構成によれば、オンエアーシステム1では、EDLの作成時にはデータ量の少ない低解像度映像音声データD2を使用するようにしたことにより、当該EDLの作成時間を低減させることができ、また同じ内容で解像度の異なる低解像度映像音声データD2及び高解像度映像データD1を予め素材サーバ3及びプロキシサーバ6にそれぞれ記憶させておくことにより、低解像度映像音声データを使用するEDLの作成後、当該EDLに基づいて、短時間のうちに高解像度映像音声データD1を使用する最終的な編集リストの作成へ移行することができるので、EDL及び最終的な編集リストの作成にかかる時間を短縮して、編集作業の作業効率を格段に向上させることができる。
また、このオンエアーシステム1においては、データ量の少ない低解像度映像音声データD2を使用してEDLを作成するようにしたことにより、当該EDLを作成するためのプロキシ編集端末装置8〜8に編集端末装置9〜9程の処理能力を必要としないので、簡易な構成のプロキシ編集端末装置8〜8でEDLを作成させることができる。
また、このオンエアーシステム1においては、上述のようにそのEDLに利用されている各映像音声部分の高解像度映像音声データD1を対応するデータI/Oキャッシュ部15〜15にロードするに際して、これら映像音声部分のうちの最も視聴され易いイン点側及びアウト点側の数秒分の映像音声部分PAIN、PAOUTの高解像度映像音声データD1を最初にロードし、その後に各映像音声部分の残りの部分PAOTをロードするようにしているため、オペレータの待ち時間を効率良く低減させて、編集作業に必要となる時間をより一層と低減させることができる。
(9)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を図1のように構成されたオンエアーシステム1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を有する編集システムに広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、編集端末装置9〜9にEDLデータをインポートすると同時にそのファイルがオープンされる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、インポートと同時にそのファイルがオープンされず、インポート後にそのオープン命令が入力されたときに当該ファイルをオープンさせるようにしても良い。そしてこの場合には、そのファイルをオープンするときにそのEDLに利用されている各クリップの映像音声部分の高解像度映像音声データD1を素材サーバ3から読み出すようにすれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、編集対象とする被編集素材が映像音声素材である場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば映像のみからなる映像素材である場合においても本発明を適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、取材等により得られた各クリップの映像音声データを記憶保持する素材サーバ3及びプロキシサーバ6を複数のRAIDから構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、素材サーバ3の構成としてはこの他種々の構成を広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、素材サーバ3から読み出された高解像度映像音声データD1を記憶保持するデータI/Oキャッシュ部15〜15を、半導体メモリにより構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、素材サーバ3よりも高いアクセス性を有する記憶媒体を用いて構成されたものであるのならば、半導体メモリ以外の記憶媒体を用いたものであっても良い。
さらに上述の実施の形態においては、選択された編集リストに従って高解像度映像音声データD1をデータI/Oキャッシュ部15〜15から読み出して加工編集するようにして、当該編集リストに応じた編集映像を生成する編集端末装置9〜9を図2のように構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、素材サーバ3及びデータI/Oキャッシュ部15〜15を制御する制御手段として、当該オンエアーシステム1全体の制御を司るシステム制御部5を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、かかる本発明に関するシステム制御部5の機能を編集端末装置9〜9にもたせるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、インポートされたEDLに使用されている各クリップの映像音声部分の高解像度映像音声データD1を素材サーバ3に読み出させる際に、編集端末装置9〜9からシステム制御部5に与える読出し要求に応じて、その映像音声部分の編集点近傍の高解像度映像音声データD1を優先的に読み出させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかる各映像音声部分の編集点近傍の高解像度映像音声データD1を優先的に読み出させる制御をシステム制御部5のみによって行い、編集端末装置9〜9が何ら関与しないようにシステムを構築するようにしても良い。具体的には、例えば編集端末装置9〜9が編集リストに使用されている各クリップの映像音声部分の一括した読出し要求をシステム制御部5に与え、システム制御部5において、各映像音声部分の編集点近傍の高解像度映像音声データD1を優先的に読み出させるように素材サーバ3を制御するようにシステムを構築するようにすれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、プロキシ編集端末装置8〜8において、オペレータが粗編集としてカット編集を行うようにし、当該カット編集の内容を規定した第1の編集リストとしてのEDLを作成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、粗編集として、カット編集に加えて、単純な映像効果等を設定できるようにしてもよく、このような粗編集の内容を規定した第1の編集リストをプロキシ編集端末装置8〜8において作成するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、編集端末装置9〜9において、オペレータが本編集として、カット編集、特殊映像効果処理及び音声ミキシング処理の設定やタイトルの挿入等を行うようにして、当該本編集の編集内容を規定した第2の編集リストとしての最終的な編集リストを作成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、本編集として、カット編集、特殊映像効果処理及び音声ミキシング処理の設定やタイトルの挿入等に加えて、これら以外の編集処理を設定できるようにしてもよく、このような本編集の内容を規定した第2の編集リストを編集端末装置9〜9において、作成するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、第1の記憶保持手段としての素材サーバ3、第2の記憶保持手段としてのダウンコンバータ4及びプロキシサーバ6、第1の編集リスト生成手段としてのプロキシ編集端末装置8〜8、第2の編集リスト生成手段としての編集端末装置9〜9によってオンエアーシステム1を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他の種々の第1の記憶保持手段、第2の記憶保持手段、第1の編集リスト生成手段、第2の編集リスト生成手段によりオンエアーシステム1を構成するようにしてもよい。
本発明は、テレビジョン放送局で使用されるオンエアーシステムに適用できる。
本実施の形態によるオンエアーシステムの全体構成を示すブロック図である。 プロキシ編集端末装置の構成を示すブロック図である。 EDL作成画面を示す略線図である。 編集端末装置の構成を示すブロック図である。 プロジェクトマネージャウインドを示す略線図である。 ニュープロジェクトダイアログを示す略線図である。 クリップエクスプローラウインドを示す略線図である。 タイムラインエディタウインドを示す略線図である。 タイムラインエディタウインドを示す略線図である。 タイムラインエディタウインドを示す略線図である。 FXエクスプローラウインドを示す略線図である。 オーディオミキサーウインドを示す略線図である。 インポートEDLツールウインドを示す略線図である。 インポートされた編集リストに利用された各映像音声部分の当該映像音声部分内での読出し順序の説明に供する概念図である。
符号の説明
1……オンエアーシステム、3……素材サーバ、4……ダウンコンバータ、5……システム制御部、6……プロキシサーバ、7……イーサネット(登録商標)、8〜8……プロキシ編集端末装置、9〜9……編集端末装置、15〜15……データI/Oキャッシュ部、D1……高解像度映像音声データ、D2……低解像度映像音声データ、D3……編集映像音声データ。

Claims (5)

  1. 被編集素材の高解像度映像データを記憶保持する第1の記憶保持手段と、
    上記被編集素材の低解像度映像データを記憶保持する第2の記憶保持手段と、
    上記低解像度映像データを使用して、粗編集の編集内容を規定した第1の編集リストを生成するための第1の編集リスト生成手段と、
    上記高解像度映像データを使用して、本編集の編集内容を規定した第2の編集リストを生成するための第2の編集リスト生成手段と、
    上記第1の編集リスト生成手段と上記第2の編集リスト生成手段とを接続するネットワークとを具え、
    上記第2の編集リスト生成手段は、上記第1の編集リスト生成手段から上記ネットワークを介して上記第1の編集リストを読み出し、当該第1の編集リストに基づいて上記第2の編集リストを生成し、上記高解像度映像データを使用する際、上記高解像度映像データのうち、上記被編集素材の編集点近傍の上記高解像度映像データを優先的に上記第1の記憶保持手段に読み出させる
    ことを特徴とする編集システム。
  2. 上記第2の編集リスト生成手段は、
    上記第1の編集リストを読み出したときに、上記低解像度映像データと対応する高解像度映像データを上記第1の記憶保持手段に自動的に読み出させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の編集システム。
  3. 被編集素材の高解像度映像データを第1の記憶保持手段に記憶保持させる第1のステップと、
    上記被編集素材の低解像度映像データを第2の記憶保持手段に記憶保持させる第2のステップと、
    上記低解像度映像データを使用して、粗編集の編集内容を規定した第1の編集リストを第1の編集リスト生成手段において生成するための第3のステップと、
    上記第1の編集リスト生成手段からネットワークを介して上記第1の編集リストを読み出し、当該第1の編集リストに基づき、上記高解像度映像データを使用して本編集の編集内容を規定した第2の編集リストを第2の編集リスト生成手段において生成するための第4のステップと
    を具え
    上記第4のステップでは、
    上記高解像度映像データのうち、上記被編集素材の編集点近傍の上記高解像度映像データを優先的に上記第1の記憶保持手段に読み出させる
    ことを特徴とする編集システムの制御方法。
  4. 上記第4のステップでは、
    上記第1の編集リストを読み出したときに、上記低解像度映像データと対応する高解像度映像データを上記第1の記憶保持手段に自動的に読み出させる
    ことを特徴とする請求項に記載の編集システムの制御方法。
  5. 被編集素材の低解像度映像データを使用して生成された、粗編集の編集内容を規定した第1の編集リストを取得する第1の編集リスト取得手段と、
    上記第1の編集リスト取得手段により取得された上記第1の編集リストに基づき、所定の記憶保持手段に読み出させた上記被編集素材の高解像度映像データを使用して、本編集の編集内容を規定した第2の編集リストを生成するための第2の編集リスト生成手段と
    を具え、
    上記第2の編集リスト生成手段は、
    上記高解像度映像データのうち、上記被編集素材の編集点近傍の上記高解像度映像データを優先的に上記所定の記憶保持手段に読み出させる
    ことを特徴とする編集装置。
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