JP2003037806A - ノンリニア編集方法、ノンリニア編集装置、プログラム及びそのプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

ノンリニア編集方法、ノンリニア編集装置、プログラム及びそのプログラムを格納した記録媒体

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JP2003037806A
JP2003037806A JP2001221161A JP2001221161A JP2003037806A JP 2003037806 A JP2003037806 A JP 2003037806A JP 2001221161 A JP2001221161 A JP 2001221161A JP 2001221161 A JP2001221161 A JP 2001221161A JP 2003037806 A JP2003037806 A JP 2003037806A
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Hideaki Miyauchi
秀明 宮内
Hideyuki Ono
秀行 小野
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    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/34Indicating arrangements 

Abstract

(57)【要約】 【課題】 編集パラメータの再設定操作または編集パラ
メータの初期化操作を不要にして操作性の改善を図る。 【解決手段】 トラックT2の表示エリアを有する編集
ウィンドウをディスプレイ装置3に表示し、選択素材を
表すクリップC4を前記トラックT2に配置して編集を
行うノンリニア編集方法において、前記クリップC4の
固有の編集パラメータを表す第1のオブジェクト(51
〜56)と、該クリップC4が配置されたトラックT2
の固有の編集パラメータを表す第2のオブジェクト(5
7〜60)とを有し、これら第1のオブジェクト(51
〜56)と第2のオブジェクト(57〜60)を選択的
に操作しながら編集を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノンリニア編集方
法、ノンリニア編集装置、プログラム及びそのプログラ
ムを格納した記録媒体に関し、特に、ディスプレイ装置
に表示されたグラフィカルユーザインターフェースを用
いて直感的な編集操作を可能にした、ノンリニア編集方
法、ノンリニア編集装置、プログラム及びそのプログラ
ムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ノンリニア編集とは、ハードディスクに
蓄積された動画素材や音声素材またはその両方を含む素
材(以下単に「素材」という。)を適宜に選択し、それ
らをつなぎ合わせ、様々な演出効果を施して、所望の動
画コンテンツ(放送番組などの放送用ビデオコンテンツ
や私的利用ビデオコンテンツ)を制作することをいう。
【0003】ノンリニア編集は、磁気テープ媒体を用い
た旧来のリニア編集に比べて、フレーム単位のきめ細か
な編集ができるなどの利点から、放送局やポストプロダ
クションなどの業務用途はもちろんのこと、今日では、
高性能パソコンやディジタルビデオカメラの普及、その
パソコン上で動作する使い勝手のよいノンリニア編集パ
ッケージソフトの普及を背景にして、学校や家庭などで
の私的利用も盛んになってきた。
【0004】たとえば、汎用のパソコン上で動作するノ
ンリニア編集用パッケージソフト(以下単に「ノンリニ
ア編集ソフト」という。)として、MediaStud
ioPro:メディアスタジオプロ(登録商標)が知ら
れている。このソフトは、グラフィカルな編集ウィンド
ウをパソコンの画面に表示して、直感的操作性に優れた
編集環境を提供するVideoEditor:ビデオエ
ディタと呼ばれる編集ツールを搭載する。
【0005】図7は、その編集ウィンドウの一部(特に
トラック編集エリア)を示す図である。トラック編集エ
リア101は、横軸をタイムライン102とする複数
(図ではn個)のトラックT1〜Tnで構成されてい
る。ユーザは、それらのトラックT1〜Tnに、編集意
図に応じて選択された素材(ソースファイル)を示す
“クリップ”と呼ばれる図形オブジェクトを配置するこ
とによってノンリニア編集を行う。
【0006】たとえば、図示の例では、1番目のトラッ
クT1に左から順にクリップC1、クリップC2及びク
リップC3が配置されており、また、2番目のトラック
T2に左から順にクリップC4、クリップC5及びクリ
ップC6が配置されている。便宜的に1番目のトラック
T1をビデオトラックとし、2番目のトラックT2をオ
ーディオトラックとすると、トラックT1に配置された
クリップC1、クリップC2及びクリップC3はそれぞ
れビデオ素材を表し、また、2番目のトラックT2に配
置されたクリップC4、クリップC5及びクリップC6
はそれぞれオーディオ素材を表す。
【0007】したがって、この場合は、タイムライン1
02に沿って順次に再生可能なビデオ素材(クリップC
1、クリップC2及びクリップC3)とオーディオ素材
(クリップC4、クリップC5及びクリップC6)の合
成出力(ノンリニア編集出力)を得ることができる。
【0008】ところで、このようなノンリニア編集にお
いては、素材の並べ替えや素材長の変更あるいはオーデ
ィオレベルの変更など、様々な編集操作を必要とする。
図示の編集ウィンドウを例にすると、素材の並べ替え
は、クリップC1〜C6の位置を入れ替えることによっ
て行うことができる。また、素材長の変更は、クリップ
C1〜C6の長さ(図形オブジェクトの横方向の長さ)
を変更することによって行うことができる。そして、こ
れらの編集操作は、マウス等のポインティングデバイス
を用いて直感的に行うことができるように工夫されてお
り、具体的には、クリップ全体をドラッグアンドドロッ
プしてその位置を移動させたり、クリップの左端または
右端をドラッグしてその長さを変更したりできるように
なっている。
【0009】一方、オーディオトラックにおいては、前
後クリップとのレベル合わせや不要音除去などのための
オーディオレベル調整を必要とする。図8(a)は、任
意のオーディオトラック(便宜的にトラックT2)上に
配置された一つのオーディオクリップ(便宜的にクリッ
プC4)を示す図である。このクリップC4には、クリ
ップC4の下端を0%、上端を100%とするオーディ
オレベル表示用のラインオブジェクト103が表示され
ており、ラインオブジェクト103の両端には所定形状
(図では小さな四角形)のコントロールポイントオブジ
ェクト104、105が設けられている。
【0010】コントロールポイントオブジェクト10
4、105は独立して上下方向に動かす(ドラッグす
る)ことが可能なオブジェクトであり、上方向(100
%方向)にドラッグするとオーディオレベルがアップ
し、下方向(0%方向)にドラッグするとオーディオレ
ベルがダウンする。ラインオブジェクト103は、コン
トロールポイントオブジェクト104、105の動き
(ドラッグ)に合わせて、その直線の傾きを変化させる
オブジェクトであり、これにより、オーディオレベルの
時間軸上の変化を直感的に視覚化して把握できるように
なっている。
【0011】図8(b)は、オーディオレベル操作の第
1の例である。この例では、ラインオブジェクト103
に新たなコントロールポイントオブジェクト106を追
加し、クリップC4の右端に位置するコントロールポイ
ントオブジェクト105の位置をほぼ0%まで下げてい
る。これによれば、クリップC4の再生時におけるオー
ディオレベルは、コントロールポイントオブジェクト1
04からコントロールポイントオブジェクト106まで
の間でほぼ50%を維持し、コントロールポイントオブ
ジェクト106からコントロールポイントオブジェクト
105までの間で直線的にほぼ0%までダウンする。
【0012】このようなオーディオレベル操作(第1の
例)は、たとえば、BGM(バックグラウンドミュージ
ック)音源などにおいて、後続のオーディオクリップに
違和感なくつなげるために用いられる。
【0013】図8(c)は、オーディオレベル操作の第
2の例である。この例では、ラインオブジェクト103
に新たなコントロールポイントオブジェクト107、1
08、109を追加し、そのうちのコントロールポイン
トオブジェクト108の位置をほぼ0%まで下げてい
る。これによれば、クリップC4の再生時におけるオー
ディオレベルは、コントロールポイントオブジェクト1
04からコントロールポイントオブジェクト107まで
の間でほぼ50%を維持し、コントロールポイントオブ
ジェクト107からコントロールポイントオブジェクト
108までの間で直線的にほぼ0%までダウンし、コン
トロールポイントオブジェクト108からコントロール
ポイントオブジェクト109までの間で直線的にほぼ5
0%までアップし、コントロールポイントオブジェクト
109からコントロールポイントオブジェクト105ま
での間でほぼ50%を維持する。
【0014】このようなオーディオレベル操作(第2の
例)は、たとえば、クリップC4の特定部分(図示の例
ではコントロールポイントオブジェクト108の付近)
に再生不要音、たとえば、ノイズ等が入っているときに
用いられる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ノンリニア編集ソフトにあっては、任意のクリップ上に
定義された編集パラメータ、たとえば、オーディオレベ
ルなどの編集パラメータは、そのクリップの固有情報と
して、クリップと一体的に保存される仕組みとなってお
り、たとえば、そのクリップを他のクリップと入れ替え
た場合は、入れ替え後のクリップの編集パラメータが初
期値に戻るようになっていた。
【0016】(1) かかる仕組みは、次の問題点を内
在する。すなわち、入れ替え後のクリップにも同じ編集
パラメータを適用したい場合は、再度、同一の編集パラ
メータの設定操作を繰り返さなければならず、したがっ
て、手間がかかって面倒であるという問題点がある。
【0017】“入れ替え後のクリップにも同じ編集パラ
メータを適用したい”場合とは、たとえば、上記の第1
の例のような場合である。第1の例では、コントロール
ポイントオブジェクト106以降のオーディオレベルを
直線的にダウンさせており、この操作はいわゆるフェー
ドアウトと呼ばれるものである。フェードアウトは、B
GM音源のクリップ間をスムーズにつなげるためなどに
よく用いられるが、任意のBGBクリップを他のBGM
クリップと入れ替える場合であっても、一般にフェード
アウトを外すことはないからである。
【0018】(2) 上記の問題点を解決するために考
えられる方法は、たとえば、編集パラメータをクリップ
の固有情報とせずに、そのクリップが位置するトラック
の固有情報とすることである。これによれば、クリップ
を入れ替えても編集パラメータはそのままトラック上に
残るため、上記の問題点は生じない。
【0019】しかしながら、この方法にあっては、入れ
替え後のクリップに同じ編集パラメータを適用したくな
い場合、たとえば、上記の第2の例のように、ノイズ除
去の目的で行われるオーディオレベル操作にあっては、
ノイズのない他のクリップに入れ替えたときは、当然な
がらノイズ除去のための編集パラメータが不要になるか
ら、編集パラメータを初期値に復帰させるという別の操
作が必要となり、やはり、手間がかかって面倒であると
いう問題点がある。
【0020】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、クリップの編集パラメータを、そのクリップの固
有情報にするか、そのクリップが位置するトラックの固
有情報にするかを自由に選択することができ、以て、編
集パラメータの再設定操作または編集パラメータの初期
化操作を不要にして操作性の改善を図ることを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、トラックの表示エリアを有する編集ウィ
ンドウをディスプレイ装置に表示し、選択素材を表すク
リップを前記トラックに配置して編集を行うノンリニア
編集方法において、前記クリップの固有の編集パラメー
タを表す第1のオブジェクトと、該クリップが配置され
たトラックの固有の編集パラメータを表す第2のオブジ
ェクトとを有し、これら第1のオブジェクトと第2のオ
ブジェクトを選択的に操作しながら編集を行うようにし
たことを特徴とする。
【0022】本発明では、第1のオブジェクトの選択時
はクリップの固有の編集パラメータが操作され、また、
第2のオブジェクトの選択時はトラックの固有の編集パ
ラメータが操作される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における
様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他
の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あ
くまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によ
って本発明の思想が限定されないことは明らかである。
また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャ
および周知の回路構成等(以下「周知事項」)について
はその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔
にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一
部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は
本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるの
で、以下の説明に当然含まれている。
【0024】図1は、パーソナルコンピュータの外観
図、及び、そのハードウェア構成概念図である。パーソ
ナルコンピュータ(以下「パソコン」と省略する。)1
は、公知のアーキテクチャ(DOS/Vアーキテクチャ
など)によって構成された汎用品である。図では、本体
部2に、ディスプレイ装置3やキーボード4、及び、ポ
インティングデバイス(図ではマウス)5並びにディジ
タルビデオカメラ6などを接続した、いわゆるデスクト
ップ型のパソコン1を例示しているが、これに限定され
ない。ノート型やタワー型などであってもかまわない。
なお、パソコン1の呼称(“パーソナルコンピュータ”
や“パソコン”)に特段の意味はなく、単なる一般名称
にすぎない。他の呼び方、たとえば、“ワークステーシ
ョン”や“オフィスコンピュータ(オフコン)”または
“ミニコンピュータ(ミニコン)”あるいは“情報処理
装置”などであってもよい。
【0025】パソコン1は、その機種ごとに規模や安定
性等の点で若干の構成上の違いはあるものの、いわゆる
“コンピュータ”としての基本的構成(アーキテクチ
ャ)に大差はなく、たとえば、図示のパソコン1は、本
体部2に、CPU7、RAM8、ディスクコントローラ
9、CD−RWドライブ10、ハードディスク12、デ
ィスプレイコントローラ13、キーボードコントローラ
14、ディジタルビデオボード15、メインバス16、
バスインターフェース17および内部バス18などを内
装すると共に、その本体部2に、ディスプレイ装置3や
キーボード4、及び、ポインティングデバイス5などを
外装し、さらに、必要に応じて、本体部2のディジタル
ビデオボード15にディジタルビデオカメラ6を接続で
きるようになっている。
【0026】ここで、ディジタルビデオカメラ6は、任
意の被写体を撮影して、そのディジタル動画データを生
成できるものであり、特にディジタルビデオボード15
に対応したディジタル入出力インターフェース(たとえ
ば、IEEE1394インターフェース)を備えるもの
である。なお、本実施の形態におけるディジタルビデオ
カメラ6のもっぱらの役割は、ノンリニア編集に必要な
素材(ソースファイル)を提供する点にあり、この点で
いえば、必ずしも“カメラ”である必然性はなく、たと
えば、ディジタルVTR(ビデオテープレコーダ)であ
ってもよい。
【0027】また、CD−RWドライブ10は、ノンリ
ニア編集によって制作されたディジタルビデオコンテン
ツを、追記型(CD−R/DVD−R)や書き換え型
(CD−RW/DVD−RW)の光ディスク11に記録
して、保存しまたは配布するために用いられるものであ
るが、ディジタルビデオコンテンツの長期保存や配布を
行わないのであれば、すなわち、パソコン1で再生して
楽しむだけであれば、CD−RWドライブ10は必須の
要素ではない。あるいは、保存や配布の媒体に磁気テー
プを使用する場合もCD−RWドライブ10は必須の要
素ではない。記録機器にディジタルビデオカメラ6やデ
ィジタルVTRを使用できるからである。
【0028】パソコン1は、周知のとおり、ハードディ
スク12にあらかじめインストールされたオペレーティ
ングシステムや各種のアプリケーションプログラム(以
下、これらを総称して「ソフトウェアリソース」とい
う。)をRAM8にロードしてCPU7で実行すること
により、CPU7などのハードウェアリソースと上記ソ
フトウェアリソースとの有機的結合によって様々な処理
機能を実現する。
【0029】処理機能の一つは、当該パソコン1におい
て単独(スタンドアロン)で実行される「ノンリニア編
集」機能である。以下、このノンリニア編集機能につい
て詳しく説明する。図2(a)は、パソコン1のハード
ウェアリソースとソフトウェアリソースの簡略的な階層
モデルを示す図である。この階層モデル20は、OSI
(Open Systems Interconnectionの略。開放型システム
間相互接続)参照モデルを模しており、ハードウェアリ
ソース層21の上に、オペレーティングシステム層22
とアプリケーション層23とを積層した構造になってい
る。
【0030】ハードウェアリソース層21は、CPU7
などのハードウェアリソース24(図1(b)の本体部
2の構成)を含み、その上のオペレーティングシステム
層22に含まれるオペレーティングシステム25を介し
て、アプリケーション層23からの間接的利用を可能す
る。アプリケーション層23は、少なくとも、ノンリニ
ア編集機能の主要部をなす所定のアプリケーションプロ
グラムソフト(以下「ノンリニア編集ソフト」とい
う。)26を含み、これらのソフトウェアリソース(オ
ペレーティングシステム25、及び、ノンリニア編集ソ
フト26)とハードウェアリソース24との有機的結合
により、本実施の形態におけるノンリニア編集機能を実
現する。
【0031】図2(b)は、本実施の形態におけるノン
リニア編集機能の概念図である。この図において、ユー
ザインターフェース部(表示制御手段)28、キャプチ
ャ部28、編集部(操作制御手段)29、効果部30、
及び、データベース31は、図2(a)のノンリニア編
集ソフト26に対応する。
【0032】ユーザインターフェース部28は、ハード
ウェアリソース24のうちの表示用リソース(すなわ
ち、ディスプレイコントローラ13やディスプレイ装置
3)に、各種のグラフィカルユーザインターフェース
(GUI)を出力する。ユーザは、このGUIと対話し
つつ、キャプチャ部28、編集部29及び効果部30を
選択的に使用して、所望のディジタルビデオコンテンツ
の制作を行う。
【0033】キャプチャ部28は、ディジタルビデオカ
メラ6から画像データを読み込み、その所望部分(シー
ンなど)をキャプチャして素材(ソースファイル)を生
成し、ハードディスク12に蓄積するという処理を担当
する。編集部29は、ハードディスク12に蓄積されて
いる素材を選択し、それらをつなぎ合わせ、特殊効果を
施すなどしてディジタルビデオコンテンツを制作する処
理を担当する。効果部30は、ディジタルビデオコンテ
ンツに必要な様々な特殊効果を施す処理を担当する。デ
ータベース部31は、ディジタルビデオコンテンツの制
作情報(プロジェクトファイルという。)を管理する。
プロジェクトファイルの実体はハードディスク12に存
在するが、ディジタルビデオコンテンツの制作中は、そ
の実体のコピーがRAM8に作られ、データベース部3
1はそのコピーを管理する。制作完了時または制作途中
終了時にそのコピーがハードディスク12に書き戻さ
れ、プロジェクトファイルの更新が行われる。また、デ
ィジタルビデオコンテンツの最終生成物(たとえば、M
PEGファイルなど)は、プロジェクトファイルに基づ
いて作成される。
【0034】図3は、プロジェクトファイルの模式的構
造図である。プロジェクトファイル40は、上位層にフ
ァイル情報部41、中位層にトラック情報部42、4
3、下位層にクリップ情報部44〜49を備えた階層構
造を有している。図示の例では、最上位層のファイル情
報部41は、一のトラック情報部42と二のトラック情
報部43を配下に持ち、一のトラック情報部42と二の
トラック情報部43は、それぞれ3個のクリップ情報部
44〜46、47〜49を配下に持っている。したがっ
て、この例では、一のトラック情報部42は3個のクリ
ップ情報部44〜46を統括し、また、二のトラック情
報部43は3個のクリップ情報部47〜49を統括し、
最上位層のファイル情報部41は、一及び二のトラック
情報部42、43を統括する。なお、最上位層のファイ
ル情報部(図ではファイル情報部41)の数は一つのプ
ロジェクトファイルあたり常に1個であるが、トラック
情報部及びクリップ情報部の数は1個ないし複数個であ
る。
【0035】ここで、ファイル情報部41は、プロジェ
クトファイル40の固有情報(プロジェクトファイル
名、制作者名、ファイル作成日、ファイル更新日、ファ
イルサイズなど)を格納するものである。また、トラッ
ク情報部42、43は、それぞれ各トラックの固有情
報、たとえば、編集トラック種別(ビデオトラックやオ
ーディオの種別)、トラック番号、トラック長、IN点
/OUT点などの情報を格納するものであり、さらに、
クリップ情報部44〜49は、それぞれ各クリップの固
有情報、たとえば、クリップに関連づけられた素材(ソ
ースファイル)の保存先情報、クリップ番号、クリップ
長、IN点/OUT点などの情報を格納するものであ
る。
【0036】さて、このような構造のプロジェクトファ
イル40において、本実施の形態の特徴となる点は、す
べてのトラック情報部42、43、及び、すべてのクリ
ップ情報部44〜49に、それぞれ編集パラメータ保持
部(便宜的にハッチングで示す部分)42a〜49aが
設けられていることにある。これらの編集パラメータ保
持部42a〜49aのうち、トラック用の編集パラメー
タ保持部42a、43aには、対応するトラックの編集
パラメータが格納され、クリップ用の編集パラメータ保
持部44a〜49aには、対応するトラックの編集パラ
メータが格納される。
【0037】格納対象の編集パラメータは、たとえば、
オーディオレベル設定編集パラメータ、詳しくは、時間
軸(タイムライン)に沿ったオーディオレベルの推移デ
ータであり、要するに、フレームごとのオーディオレベ
ル設定値である。トラック用の編集パラメータ保持部4
2a、43aとクリップ用の編集パラメータ保持部44
a〜49aは、いずれも、かかる編集パラメータ(オー
ディオ設定編集パラメータ)を保持する点で一致し、そ
の時間軸の点で相違する。すなわち、トラック用の編集
パラメータ保持部42a、43aは、対応する“トラッ
ク”の先頭位置(IN点)などを基準点(00:00:
00:00)(時:分:秒:フレーム)とした時間軸に
合わせて上記の編集パラメータを保持するのに対して、
クリップ用の編集パラメータ保持部44a〜49aは、
対応する“クリップ”の先頭位置(IN点)などを基準
点(00:00:00:00)(同)とした時間軸に合
わせて上記の編集パラメータを保持する点で相違する。
【0038】たとえば、トラック用の編集パラメータ保
持部42aに、ある時点(たとえば、00:01:0
1:01)でオーディオレベルをx%に設定するという
データが格納されていた場合、そのデータは対応する
“トラック”の基準点から0時1分1秒1フレーム目に
オーディオレベルをx%に設定することを示すが、クリ
ップ用の編集パラメータ保持部44aに仮に同じデータ
が保持されていた場合は、対応する“クリップ”の基準
点からの経過点となり、それぞれの意味する時間は異な
る。
【0039】図4は、本実施の形態のGUI(編集ウィ
ンドウ)を示す図であり、GUI50は、前記従来技術
のトラックT2(図8参照)に対応する部分を示してい
る。この図において、今、トラックT2には、クリップ
C4が貼り付けられており、このクリップC4には、ラ
インオブジェクト(第1のオブジェクト)51と、その
ラインオブジェクト51の上に位置するコントロールポ
イントオブジェクト(第1のオブジェクト)52〜56
が配置されている。これらのラインオブジェクト51及
びコントロールポイントオブジェクト52〜56は、ク
リップC4のオーディオ編集パラメータ設定値を表し、
たとえば、図4(a)の例では、コントロールポイント
オブジェクト52からコントロールポイントオブジェク
ト53までのオーディオレベルをb%に維持し、コント
ロールポイントオブジェクト53からコントロールポイ
ントオブジェクト54までのオーディオレベルをb%か
らc%に直線的にダウンし、コントロールポイントオブ
ジェクト54からコントロールポイントオブジェクト5
5までのオーディオレベルをc%からb%に直線的にア
ップし、コントロールポイントオブジェクト55からコ
ントロールポイントオブジェクト56までのオーディオ
レベルをb%に維持することを明示する。
【0040】一方、この例では、トラックT2にもライ
ンオブジェクト(第2のオブジェクト)57と、そのラ
インオブジェクト57の上に位置するコントロールポイ
ントオブジェクト(第2のオブジェクト)58〜60が
配置されており、これらのラインオブジェクト57及び
コントロールポイントオブジェクト58〜60は、トラ
ックT2のオーディオ編集パラメータ設定値を表す。た
とえば、図示の例では、コントロールポイントオブジェ
クト58からコントロールポイントオブジェクト59ま
でのオーディオレベルをa%に維持し、コントロールポ
イントオブジェクト59からコントロールポイントオブ
ジェクト60までのオーディオレベルをa%からc%に
直線的にダウンすることを明示する。
【0041】これら二種類のオブジェクトセット(すな
わち、ラインオブジェクト51とコントロールポイント
オブジェクト52〜56のセット及びラインオブジェク
ト57とコントロールポイントオブジェクト58〜60
のセット)は、前者はクリップC4に固有のもの、後者
はトラックT2に固有のものであり、それぞれ、前述の
プロジェクトファイル40のクリップ用の編集パラメー
タ格納部44a〜49aとトラック用の編集パラメータ
格納部42a、43aを参照して生成されたものであ
る。
【0042】すなわち、クリップC4に固有のラインオ
ブジェクト51とコントロールポイントオブジェクト5
2〜56は、クリップ用の編集パラメータ格納部44a
〜49aのいずれか(クリップC4に対応する編集パラ
メータ格納部)に格納されたデータを参照して生成され
たものであり、また、トラックT2に固有のラインオブ
ジェクト57とコントロールポイントオブジェクト58
〜60は、トラック用の編集パラメータ格納部42a、
43aのいずれか(トラックT2に対応する編集パラメ
ータ格納部)に格納されたデータを参照して生成された
ものである。
【0043】したがって、本実施の形態では、GUI5
0上に、トラック固有のラインオブジェクト(図では5
7)及びコントロールポイントオブジェクト(同58〜
60)を表示できると共に、クリップ固有のラインオブ
ジェクト(同51)及びコントロールポイントオブジェ
クト(同52〜56)も表示できるから、たとえば、同
図(b)に示すように、クリップC4を削除し、そこに
新たなクリップC4´をインサートした場合は、インサ
ートしたクリップC4´の上に初期化されたラインオブ
ジェクト(第1のオブジェクト)61とコントロールポ
イントオブジェクト(第1のオブジェクト)62、63
が新たに表示され、改めてオーディオレベルの設定値を
初期値に戻す必要がないというメリットが得られる。ま
た、この場合において、当該クリップ位置にフェードア
ウトを行う必要があれば、トラックT2の固有情報とし
て、図示のとおりのラインオブジェクト57とコントロ
ールポイントオブジェクト58〜60を設定しておけ
ば、クリップC4の削除にかかわらず、その設定値(フ
ェードアウト)をそのまま利用して自由にクリップを入
れ替えることができる。
【0044】また、同図(c)に示すように、クリップ
C4の位置を移動する場合であって、そのクリップC4
にノイズ等が含まれている場合には、クリップC4に図
示のとおりのラインオブジェクト51とコントロールポ
イントオブジェクト52〜56を設定しておくことによ
り、ノイズ等の再生防止を図ることができると共に、ク
リップC4の位置移動後もその再生防止効果を失わない
というメリットが得られる。
【0045】このように、本実施の形態では、プロジェ
クトファイル40の構造を工夫して、クリップ固有の編
集パラメータだけでなく、トラック固有の編集パラメー
タも保存できるようにしたから、しかも、それらの保存
情報に基づいて、クリップ固有のオブジェクトセット
(ラインオブジェクトとコントロールポイントオブジェ
クトのセット)と、トラック固有のオブジェクトセット
とを生成するようにしたから、
【0046】(1) クリップを削除して新たなクリッ
プをインサートしたり、または、クリップを入れ替えた
りした場合、インサートされたクリップや入れ替え後の
クリップにも同じ編集パラメータを適用したい場合(た
とえば、前記の第1の例)には、トラック用のオブジェ
クトセットを利用することによって、その要求に容易に
応えることができ、再度、同一の編集パラメータ設定操
作を繰り返す必要がないという格別有益な効果が得られ
る。
【0047】(2) また、インサートされたクリップ
や入れ替え後のクリップに同じ編集パラメータを適用し
たくない場合(たとえば、前記の第2の例)には、クリ
ップ用のオブジェクトを利用することによって、その要
求に容易に応えることができ、編集パラメータを初期値
に戻す操作が不要になるという格別有益な効果が得られ
る。
【0048】なお、本発明の思想は、以上の実施の形態
に限定されない。その意図する範囲において様々な変形
例を含むものであり、たとえば、以下のようにしてもよ
い。 <第1の変形例>図5(a)は、本実施の形態の第1の
変形例を示す図である。この図において、トラックT2
のタイトル表示エリア70には、コマンドボタンオブジ
ェクト71が配置されている。このコマンドボタンオブ
ジェクト71は、いわゆるトグルボタンであり、クリッ
クするたびに、タイトル表示が“トラック”と“クリッ
プ”に変化するようになっている。トラックT2に貼り
付けられたクリップC4には、オーディオレベルの設定
値を表すラインオブジェクト(第1のオブジェクト、第
2のオブジェクト)72と、そのラインオブジェクト7
2の上に配置されたコントロールポイントオブジェクト
(第1のオブジェクト、第2のオブジェクト)73〜7
5とが表示されている。
【0049】ここで、上記のコマンドボタンオブジェク
ト71のタイトル表示を“クリップ”にすると、ライン
オブジェクト72及びコントロールポイントオブジェク
ト73〜75は、クリップC4に固有のものとなり、一
方、上記のコマンドボタンオブジェクト71のタイトル
表示を“トラック”にすると、ラインオブジェクト72
及びコントロールポイントオブジェクト73〜75は、
トラックT2に固有のものとなるようになっている。
【0050】したがって、この変形例によれば、コマン
ドボタンオブジェクト71のタイトル表示を“クリッ
プ”にしたときは、ラインオブジェクト72及びコント
ロールポイントオブジェクト73〜75がクリップC4
に固有のものとなるから、たとえば、図5(b)に示す
ように、クリップC4の位置を移動させた場合にも、そ
のクリップC4と一緒に、ラインオブジェクト72及び
コントロールポイントオブジェクト73〜75が動くと
いう作用が得られ、移動先で改めてオーディオレベルを
設定し直す必要がないというメリットが得られる。
【0051】また、この変形例によれば、コマンドボタ
ンオブジェクト71のタイトル表示を“トラック”にし
たときはラインオブジェクト72及びコントロールポイ
ントオブジェクト73〜75がトラックT2に固有のも
のとなるから、たとえば、図5(c)に示すように、ク
リップC4の位置を移動させた場合でも、ラインオブジ
ェクト72及びコントロールポイントオブジェクト73
〜75は元の位置に留まるという作用が得られ、トラッ
ク全体のオーディオレベル設定を崩すことがないという
メリットが得られる。
【0052】<第2の変形例>図6(a)は、本実施の
形態の第2の変形例を示す図である。この図において、
トラックT2に貼り付けられたクリップC4には、オー
ディオレベルの設定値を表すラインオブジェクト(第1
のオブジェクト、第2のオブジェクト)80と、そのラ
インオブジェクト80の上に配置されたコントロールポ
イントオブジェクト(第1のオブジェクト、第2のオブ
ジェクト)81〜83とが表示されている。この変形例
の特異な点は、クリップC4をドラッグする際に、ライ
ンオブジェクト80及びコントロールポイントオブジェ
クト81〜83がそのクリップC4に固有のものであれ
ば、クリップC4と一緒にラインオブジェクト80及び
コントロールポイントオブジェクト81〜83もドラッ
グされ、一方、ラインオブジェクト80及びコントロー
ルポイントオブジェクト81〜83がトラックT2に固
有のものであれば、クリップC4のみがドラッグされる
というものである。
【0053】したがって、この変形例によれば、図6
(b)に示すように、ドラッグアイコン84の動きに合
わせて、クリップC4と一緒にラインオブジェクト80
及びコントロールポイントオブジェクト81〜83が動
く場合は、そのラインオブジェクト80及びコントロー
ルポイントオブジェクト81〜83がクリップCに固有
の情報であることを直感的に理解できる。また、図6
(b)に示すように、ラインオブジェクト80及びコン
トロールポイントオブジェクト81〜83が動かない場
合は、そのラインオブジェクト80及びコントロールポ
イントオブジェクト81〜83がトラックT2に固有の
情報であることを直感的に理解できる。その結果、誤操
作を回避して確実な編集を行うことができる。
【0054】なお、以上の説明では、スタンドアロン型
のノンリニア編集システムを例にしたが、これに限定さ
れないことはもちろんである。たとえば、放送局やポス
トプロダクションなどでは、スタンドアロン型よりも規
模の大きなノンリニア編集システム、たとえば、パソコ
ン等のクライアント端末(1台ないし複数台)とビデオ
サーバとを組み合わせて構築したノンリニア編集システ
ム、さらに、その他の編集機器も含めて構築したノンリ
ニア編集システムを使用することがあるが、少なくと
も、パソコン等のクライアント端末に、直感的操作性に
優れた前記の各種GUI(図4、図5、図6参照)を表
示する点で、スタンドアロン型と相違はない。したがっ
て、本発明は、かかる大規模システムにも当然適用する
ことができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、第1のオブジェクトの
選択時はクリップの固有の編集パラメータが操作され、
また、第2のオブジェクトの選択時はトラックの固有の
編集パラメータが操作される。したがって、クリップの
編集パラメータを、そのクリップの固有情報にするか、
そのクリップが位置するトラックの固有情報にするかを
自由に選択することができ、編集パラメータの再設定操
作または編集パラメータの初期化操作を不要にして操作
性の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナルコンピュータの外観図、及び、その
ハードウェア構成概念図である。
【図2】パソコン1のハードウェアリソースとソフトウ
ェアリソースの簡略的な階層モデルを示す図及び本実施
の形態におけるノンリニア編集機能の概念図である。
【図3】プロジェクトファイル40の構造模式図であ
る。
【図4】本実施の形態のGUI(編集ウィンドウ)を示
す図である。
【図5】本実施の形態の第1の変形例を示す図である。
【図6】本実施の形態の第2の変形例を示す図である。
【図7】従来の編集ウィンドウの一部分(特にトラック
編集エリア)を示す図である。
【図8】任意のオーディオトラック(便宜的にトラック
T2)上に配置された一つのオーディオクリップ(便宜
的にクリップC4)を示す図である。
【符号の説明】
C4……クリップ、T2……トラック、3……ディスプ
レイ装置、27……ユーザインターフェース部(表示制
御手段)、29……編集部(操作制御手段)、51……
ラインオブジェクト(第1のオブジェクト)、52〜5
6……コントロールポイントオブジェクト(第1のオブ
ジェクト)、57……ラインオブジェクト(第2のオブ
ジェクト)、58〜60……コントロールポイントオブ
ジェクト(第2のオブジェクト)、61……ラインオブ
ジェクト(第1のオブジェクト)、62、63……コン
トロールポイントオブジェクト(第1のオブジェク
ト)、72……ラインオブジェクト(第1のオブジェク
ト、第2のオブジェクト)、73〜75……コントロー
ルポイントオブジェクト(第1のオブジェクト、第2の
オブジェクト)、80……ラインオブジェクト(第1の
オブジェクト、第2のオブジェクト)、81〜83……
コントロールポイントオブジェクト(第1のオブジェク
ト、第2のオブジェクト)、101……トラック編集エ
リア(編集ウィンドウ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編集ウィンドウ上のトラックに、ソース
    ファイルに対応したクリップを配置して所要の編集操作
    を行うノンリニア編集方法において、 前記編集ウィンドウは、前記ソースファイルに対して設
    定された編集パラメータの視覚化表示、及び、該パラメ
    ータの直感的設定操作に用いられる二つのオブジェクト
    (第1及び第2のオブジェクト)を有し、 前記二つのオブジェクトの一方(第1のオブジェクト)
    は、前記クリップに関連づけられた編集パラメータの表
    示または操作に用いられ、また、他方(第2のオブジェ
    クト)は、前記トラックに関連づけられた編集パラメー
    タの表示または操作に用いられることを特徴とするノン
    リニア編集方法。
  2. 【請求項2】 トラックの表示エリアを有する編集ウィ
    ンドウをディスプレイ装置に表示し、選択素材を表すク
    リップを前記トラックに配置して編集を行うノンリニア
    編集方法において、 前記クリップの固有の編集パラメータを表す第1のオブ
    ジェクトと、 該クリップが配置されたトラックの固有の編集パラメー
    タを表す第2のオブジェクトとを有し、 これら第1のオブジェクトと第2のオブジェクトを選択
    的に操作しながら編集を行うようにしたことを特徴とす
    るノンリニア編集方法。
  3. 【請求項3】 トラックの表示エリアを有する編集ウィ
    ンドウをディスプレイ装置に表示させる表示制御手段を
    備え、前記選択素材を表すクリップを前記トラックに配
    置して編集を行うノンリニア編集装置において、 前記編集ウィンドウは、 前記クリップの固有の編集パラメータを表す第1のオブ
    ジェクトと、 該クリップが配置されたトラックの固有の編集パラメー
    タを表す第2のオブジェクトとを有し、 さらに、これら第1のオブジェクトと第2のオブジェク
    トを選択的に操作させる操作制御手段を備えたことを特
    徴とするノンリニア編集方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータに所定の処理機能を実行さ
    せるためのプログラムであって、 前記処理機能は、トラックの表示エリアを有する編集ウ
    ィンドウをディスプレイ装置に表示させる表示制御機能
    を含み、前記編集ウィンドウは、前記クリップの固有の
    編集パラメータを表す第1のオブジェクトと、該クリッ
    プが配置されたトラックの固有の編集パラメータを表す
    第2のオブジェクトとを有し、 さらに、前記処理機能は、これら第1のオブジェクトと
    第2のオブジェクトを選択的に操作させる操作制御機能
    を含むことを特徴とするプログラム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプログラムを格納した記
    録媒体。
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