JP4113677B2 - ドアハーネスの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等のドアフレームの端壁部から内板部に至る略L字状の凹溝部に防水用グロメットを介在させてドアハーネスを配索するドアハーネスの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等のドアには、ドアミラー、音響スピーカ、ドアウィンドレギュレータ、ドアロック、ドアランプ等といった各種の電装品が装備されている。これらの各電装品には、バッテリの電流を通電させるために、エンジンルーム内のバッテリから延びたワイヤハーネスを車体フロントピラーからドアに配索している。
【0003】
この配索時に、フロントピラーに対面するドアフレームの端壁部から内板部にかけて形成された略L字状の凹溝部に防水機能を有するグロメットを埋め、ブラケットを介して取り付けたこのグロメットからワイヤハーネスを引き延ばして、ドアフレーム内の空部に導き、上記各種の電装品へコネクタにより電気接続を行っている。
【0004】
かかるドアハーネスの取付構造に関する技術は、自動車製造組立ラインにおいて、能率的に行うだけでなく、できあがった製品の水密性の確保、さらには耐久性の向上といった種々の面で所要の品質を維持することが要求されている。このため、かかる取付構造として従来、種々の形態が提案され、実施されている。
【0005】
従来の技術として、例えば実開昭62−54849号公報記載のドアハーネスの取付構造(以下「第一の従来技術」という)が挙げられる。これを図7〜図11を用いて説明する。
【0006】
図7,図8で符号51は、乗用自動車のドア外板とドア内板とからなるフロントドアにおけるドアフレームであり、図示しないフロントピラーに対面するドア内板の端壁部52から内板部53(ドア内板の一部分)に渡る略L字状のコーナー部に凹溝部54が形成されている。この凹溝部54に、図10に示すドアハーネス(以下「ワイヤハーネス」という)の取付構造体が組み込まれる。
この取付構造体は図9に示す組立部品で構成されている。すなわち、エンジンルームにあるバッテリから配索されたワイヤーハーネスWは集束してゴム製のグロメットGに挿通され、その導出部にコネクタCが配設される。
【0007】
コネクタCには各種の電装品に対応してドア用のワイヤハーネスW1〜W5が分岐して接続され、その先端に設けた小コネクタC1〜C5が各種電装品に接続される(図7)。符号55は、凹溝部54に着座するように設けられるL字状の取付具で、ワイヤハーネスWのコネクタCを挿通するための貫通孔55aと、凹溝部54の端壁部52への取付フランジ55bとが設けられている。56は、この取付フランジ55bに被せられるように形成された中空の直方体形状のゴム製の防水カバーである。この防水カバー56には、貫通孔55aと取付フランジ55bとに対応して通し孔56aと通孔56bとが形成されている。
【0008】
これらワイヤハーネスWと取付具55と防水カバー56とを組み立てることで、図10に示す組付完了状態における組立体が構成される。かかる組立体を図8の端壁部52の凹溝部54に着座させてボルト57で締め付ける。この後、図11のようにドアウェザストリップ58が上記組立体の上から密着するように取り付けられ、水密性が確保される。なお、図7で符号59は、内板部53に形成した電装部品の取付作業用の孔を示す。
【0009】
次に、特開平11−20573号公報に記載されたドアハーネスの取付構造(第二の従来技術)を図12〜図15を用いて説明する。
この構造は、図14に示す組立体を図12に示す凹溝部64に組付たものである。L字状のコーナー部に形成した凹溝部64は、底の浅い浅溝部64aと、底の深い深溝部64bとで構成され、端壁部62の溝は車両外方に向かうにつれて下方に所用角度θだけ傾斜している。
【0010】
組立体は図14の如く、凹溝部64の形状に沿うようにL字状に屈曲した合成樹脂製のグロメットカバー70と、グロメットカバー70の裏側から取り付けられるプロテクタ71とから成る。グロメットカバー70には、金属製の補強板72が一体的に埋め込まれ、ワイヤハーネスWを挿通して保護するハーネス導入筒部としてのグロメット部Gがグロメットカバー70に一体的に成形されている。ワイヤハーネスWをグロメット部Gに挿入し、グロメットカバー70の裏側に形成した枠部70aに沿って配索し、プロテクタ71を枠部70aに嵌め込むことでワイヤハーネスWが収容される。
【0011】
この組立体を凹溝部64にボルト73で固定すると(図13)、プロテクタ71は深溝部74bにほぼ収まる(図15)。ワイヤハーネスWはグロメットカバー70とプロテクタ71とで形成されるトンネル部74内に収容されて外部から保護される。
【0012】
次に、特開平11−255042号公報に記載された従来のドアハーネスの取付構造(第三の従来技術)を図16〜図17を用いて説明する。
この構造は、ワイヤハーネスWを挿通するハーネス導入筒部95aと、ワイヤハーネスWを挿通して収容するトンネル部95bとを合成樹脂製材で一体的に成形したグロメット本体95、及びグロメット本体95の外側表面を端壁部72に向けて押さえ付ける押さえカバー96とから成る。
【0013】
グロメット本体95のハーネス導入筒部95aの基部には圧肉部95cが形成されている。また、押さえカバー96には、ハーネス導入筒部95aに対する逃がし用の切欠部96aと、係止用クリップ96bとが設けられている。グロメット本体95を凹溝部94に組み込み、押さえカバー96を上から押し当てて、係止用クリップ96bを固定孔82aに圧入することにより、グロメット本体95が端壁部82に取り付けられる(図16)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第一の従来技術のドアハーネスの取付構造にあっては、グロメットGと取付具55と防水カバー56との三部品で構成されるために、コスト高になると共に、ワイヤハーネスWを配索するのに、グロメットGと貫通孔55aと通孔56bとにそれぞれ挿通しなければならず、組付作業に多くの時間を要し、さらに図11の如く端壁部52の凹溝部54のテーパ状の側部Kにおいて防水カバー56との間に隙間Sを生じやすく、外部から浸入した雨水が通孔56aや貫通孔55aを経てワイヤハーネスWを濡らして、酸化やショート等を起こす恐れがあった。
【0015】
また、上記第二の従来技術のドアハーネスの取付構造にあっては、上記第一の従来技術におけるような隙間Sの存在による水密性の欠点を解消し、傾斜角θによる凹溝部64を経由しての内板部63への雨水浸入防止を図ることはできるが、グロメットカバー70に補強板72を組み込んでいるため、ワイヤハーネスWをグロメット部Gに通し、さらにグロメットカバー70の裏側に沿って配索する際に、グロメットカバー70を拡張することができず、配索作業性が悪いという問題があった。また、プロテクタ71を要するため、それだけ部品点数が多くなってコスト高になると共に組付工数がかかっていた。
【0016】
さらに、プロテクタ71とグロメットカバー70とで構成されたトンネル部74にワイヤハーネスWを挿通しているため、雨水がプロテクタ71とグロメットカバー70との接合部位すなわち枠部70aからトンネル部74内に浸入しやすいという懸念があった。さらに、プロテクタ71を枠部70aに嵌め込む時に、はみ出したワイヤハーネスWを噛み込む心配があり、その場合にはワイヤハーネスWの被覆に損傷を与えてしまう恐れもあった。
【0017】
さらに、上記第三の従来技術のドアハーネスの取付構造にあっては、ハーネス導入筒部95aがグロメット本体95に一体化していることで、ワイヤハーネスWをトンネル部95bに挿通し易いメリットはあるが、そのトンネル部95bには上記第二の従来技術の補強板72のような補強部材がないために、外部から外力がトンネル部95bに作用した場合に、トンネル部95bが破損してしまう恐れがあり、水密性の確保を確実に得るのが困難になるという懸念があった。
【0018】
本発明は、上述した第一〜第三の各従来技術の問題を克服することを目的として考案されたもので、ドアフレーム内へのワイヤハーネスの組付作業の簡素化、ドアフレーム内への雨水浸入防止と、雨水浸入によるワイヤハーネスの短絡の防止と耐用性の向上、ひいては品質の向上を図ることのできるドアハーネスの取付構造を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、弾性のグロメット本体の内側にドアハーネスを挿通させると共に剛性の支持ブラケットを装着し、該グロメット本体をドアフレームの略L字状の凹溝部に密着させるドアハーネスの取付構造であって、 前記グロメット本体の表面に、前記支持ブラケットに対する受容凹部が形成され、該受容凹部に連通して前記略L字状の凹溝部に沿う袋状の収容部形成され、該受容凹部の内側の底面から該表面を通過してハーネス導入筒部が一体に突出形成され、該グロメット本体の裏側に、該ハーネス導入筒部に一体に連続してハーネス収容部が膨出形成され、該ハーネス導入筒部と該ハーネス収容部とが該グロメット本体と一体であり、該ハーネス収容部が該凹溝部に収容され、該ハーネス導入筒部から該ハーネス収容部に該ドアハーネスが挿通され、該受容凹部から該袋状の収容部に該支持ブラケットが挿入され、該受容凹部には該支持ブラケットが着座し、該略L字状の凹溝部と該支持ブラケットとの間に該グロメット本体が挟着されることを特徴とする。
【0020】
請求項1記載の発明に係るドアハーネスの取付構造によれば、ドアハーネスをグロメット本体に取り付けるに際して、グロメット本体がゴム等の弾性を有する材料で形成されているので、グロメット本体は自由に変形されて拡張できる。この場合、支持ブラケットの装着前に、ドアハーネスがグロメット本体、すなわちハーネス導入筒部とハーネス収容部とに容易に挿入され、また、ドアハーネスの取付構造は、グロメット本体と支持ブラケットの二部品で構成されるので、ドアハーネスの取り付け作業が大幅に簡素化される。
また、グロメット本体の袋状の収容部に支持ブラケットが受容され、たとえ外部から雨水が受容凹部に浸入しても、この袋状の収容部で雨水の浸入が食い止められる。これにより雨水が、ドア内板部側に伝わってドアフレームの内空部に浸入することがない。
また、ドアハーネスはハーネス収容部内を貫通するので、雨水がドアハーネスに接触することがなく、また、支持ブラケットでハーネス収容部が保護されるので、収容部が外力に対して破損することがなく、雨水の浸入が確実に阻止される。
さらに、ドアハーネスはグロメット本体に関して収容部とは反対側に位置し、支持ブラケットとは直接に触れるような配索構成になっていない。これにより、ドアハーネスの取り付け時に、ドアハーネスがドアフレームの端壁部に噛み込んだまま取り付けられてしまうような不具合が確実に阻止される。
【0021】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のドアハーネスの取付構造において、前記凹溝部に浅溝部と深溝部とが形成され、前記グロメット本体が該浅溝部に当接し、前記ハーネス収容部が該深溝部に収容されることを特徴とする。
【0022】
請求項2記載の発明によれば、ハーネス収容部が深溝部に収納されるので、グロメット本体の裏面に膨出するハーネス収容部が支持ブラケットと深溝部を形成する凹溝部との間の空隙に位置することとなり、ドアハーネスが確実に外力から保護される。さらに、ハーネス収容部の損傷や破損が回避されるので、雨水等の浸入による酸化や錆の発生や電気的短絡等が確実に回避される。
【0023】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のドアハーネスの取付構造において、前記支持ブラケットに、前記ハーネス導入筒部に対する逃がし部と、前記L字状の凹溝部に沿う屈曲部とが形成されると共に、該屈曲部が前記袋状の収容部で覆われて収容されることを特徴とする。
【0024】
請求項3記載の発明によれば、支持ブラケットの屈曲部がグロメット本体の袋状の収容部に挿入される一方、逃がし部のある部位がグロメット本体の受容凹部に存続しているので、グロメット本体が支持ブラケットで保護され、とくに端壁部から内板部にかけてのドアフレームのL字状のコーナー部に、支持ブラケットが配置されることになり、グロメット本体が外力に対して損傷等を受けることがない。
【0025】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか記載のドアハーネスの取付構造において、前記グロメット本体の裏側に、前記浅溝部に沿って密着するシールリップ部が、前記ハーネス収容部の周囲を囲繞して設けられたことを特徴とする。
【0026】
請求項4記載の発明によれば、グロメット本体裏面に設けられたシールリップの存在により、車外からの雨水等が車内側に浸入するのが阻止される。
【0027】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか記載のドアハーネスの取付構造において、前記受容凹部の周縁に、前記支持ブラケットの外周縁を挟持させる周溝が設けられたことを特徴とする。
【0028】
請求項5記載の発明によれば、支持ブラケットの外周縁がグロメット本体の受容凹部の周縁の周溝に嵌め込まれるので、支持ブラケットがグロメット本体を拡げて弾性変形させることで、支持ブラケットが容易にグロメット本体内に装着される。
【0029】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れか記載のドアハーネスの取付構造において、前記グロメット本体の裏側の外周縁に、前記ドアフレームの端壁部から前記浅溝部に続く傾斜面に密着するテーパ部が設けられ、該傾斜面と該テーパ部との間に隙間が存在しないことを特徴とする。
【0030】
請求項6記載の発明によれば、グロメット本体の裏面側の外周縁に設けたテーパ部が傾斜面に弾着するので、雨水等がグロメット本体と端壁部との間から浸入するのが回避され、ドアフレーム内への雨水浸入が阻止され、品質が向上する。
【0031】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れか記載のドアハーネスの取付構造において、前記グロメット本体及び前記支持ブラケットに、前記端壁部側のボルトを挿通するためのボルト取付孔が設けられ、該グロメット本体の該ボルト取付孔の周縁に、前記シールリップ部が取り囲むように形成されたことを特徴とする。
【0032】
請求項7記載の発明によれば、グロメット本体に形成したボルト取付孔の周囲をシールリップが取り囲んでいる、ボルト取付孔を通してドアフレーム内に雨水等が浸入することが確実に阻止される。
【0033】
請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れか記載のドアハーネスの取付構造において、前記ハーネス導入筒部の入口側と、前記ハーネス収容部の出口側とに前記ドアハーネスをテープ巻きする固定部が突設され、出口側の該固定部が前記ドアフレームの内板部から前記凹溝部に入り込んだことを特徴とする。
【0034】
請求項8記載の発明によれば、ハーネス導入筒部の入口側及びハーネス収容部の出口側にテープ等による固定部を設け、ドアハーネスをこれら固定部と一体的にテープ等で巻き付けることで、ドアフレームに対する取付作業が簡素化される。
【0035】
請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何れか記載のドアハーネスの取付構造において、前記グロメット本体の受容凹部に隣接する壁部にウェザストリップが密着することを特徴とする。
【0036】
請求項9記載の発明によれば、グロメット本体の壁部の内側に剛性の支持ブラケットが位置しているから、ウェザストリップと支持ブラケットとの間でグロメット本体の壁部が挟着され、壁部の凹み変形が少なくなって防水シール性が向上する。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係るドアハーネスの取付構造の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1はドアハーネスの取付完了状態における外観斜視図、図2はドアハーネスの取付構造を裏側から視た外観斜視図、図3はドアハーネスの取付構造を示す分解斜視図である。
【0038】
符号1は、車体ピラー部に対面するドアフレーム2の端壁部3から内板部4にかけて略L字状のドアコーナー部に板金成形加工して形成された凹溝部であり、合成ゴム材で弾力を有する防水用のグロメット本体5が剛性部材である支持ブラケット6を介して凹溝部1にボルト7で結合されて支持される。
【0039】
図3の如く凹溝部1は浅溝部8と深溝部9とを傾斜面10をなす段差で連続して構成されている。浅溝部8と端壁部3との間も傾斜面11で段差を有して連続している。符号12は、ウェルドナット13に対応した位置に設けたボルト7用のボルト孔である。図3における二点鎖線Lはドアコーナーの角部を示す。
【0040】
グロメット本体5は、全体として略L字状に屈曲された部位を有し、その表面(図3の符号30で代用)に受容凹部16の開口が位置し、受容凹部16の内側の底面(図3の符16で代用)に、ドアハーネスWを集束して挿通する蛇腹状のハーネス導入筒部14が表面(30)を通過して突設され、グロメット本体5の裏面には、ハーネス導入筒部14に連通されたハーネス収容部15が膨出形成されている。ハーネス導入筒部14の周囲、筒部14を囲繞するように陥没した受容凹部16と、受容凹部16から車室側の内板部4に向かう方向に連通するように延びた袋状の収容部17が形成されている。袋状収容部17には、後述する支持ブラケット6の屈曲部18が挿入される。
【0041】
さらに、受容凹部16の周縁には、支持ブラケット6の外周縁を挟んで支持する周溝19が設けられ、周溝19は袋状収容部17と連通している。符号20は、受容凹部16の壁部に穿設され、ボルト7(図1)を挿通するためのボルト取付孔、21は、ハーネス導入筒部14の入り口に設けられたテープ巻き部、22は、袋状収容部17の出口28側に突設されたテープ巻き部をそれぞれ示す。
支持ブラケット6が組み付けられる前のグロメット本体5は弾性的に変形自在で、支持ブラケット6の組付作業が容易であり、受容凹部16や袋状収容部17も同様に弾性変形自在である。
【0042】
グロメット本体5の裏面には、ハーネス収容部15の周囲を取り囲み、且つ浅溝部8に対応する部位にシールリップ部23(図2)が設けられている。シールリップ部23の終端は、ドアウェザストリップ24が設けられる位置よりも車室側に近寄った位置まで延長されている。ボルト取付孔20の周縁にも、これを囲繞するようにシールリップ部23aが環状に設けられている。シールリップ部23aはシールリップ部23に一体に続いている。
【0043】
また、グロメット本体5の外周縁が凹溝部1の傾斜面11に支持ブラケット6で押し付けられて密着することで良好なシール性を発揮するように、グロメット本体5の外周縁に先細形状のテーパ部25が設けられている。なお、このテーパ部25を自由状態において端壁部3に向かって湾曲したリップ状に形成することで、より水密性を高めることもできる。
【0044】
支持ブラケット6は、グロメット本体5の屈曲部位に対応した屈曲部18を有するように樹脂成形加工ないし板金加工されたもので、ボルト挿通用のボルト孔26及びハーネス導入筒部14を挿通するための筒部挿通孔(逃がし部)27を有している。
【0045】
以下にドアハーネス組付体の組付方法を説明する。
先ず、グロメット本体5を適宜弾性変形にて拡張させてドアハーネスWをハーネス導入筒部14から挿入し、ハーネス収容部15を貫通させて、グロメット本体5に組み付ける。
【0046】
こうしてドアハーネスWを組み込んでサブアッセンブリされたグロメット本体5に、さらに支持ブラケット6を組み付ける。すなわち、支持ブラケット6の筒部挿通孔27にドアハーネス導入筒部14を挿通し、次いでグロメット本体5の陥没凹溝16の周溝19や袋状収容部17を拡張変形させながら支持ブラケット6を圧入し、屈曲部18を袋状収容部17に挿入する。支持ブラケット6の外周縁はグロメット本体5の周溝19に嵌まり込む。
【0047】
ドアハーネスWはテープ巻き部21,22にテープで巻き付けてグロメット本体5に固定される。
このようにして、図2の如くドアハーネスW、グロメット本体5及び支持ブラケット6が一体化されたアッセンブリとしてのドアハーネス組付体の組付作業が完了する。
【0048】
次に、このアッセンブリを凹溝部1に組み付ける。ボルト孔12とボルト取付孔20とボルト孔26とを一致させた状態において、ボルト7を挿入してウェルドナット13(図5)等にねじ込む。これにより、アッセンブリされたドアハーネス組付体がドアフレームの端壁部3から内板部4にかけてのコーナー部における凹溝部1に装着されてドアフレーム2に固定される(図1)。弾性のグロメット本体5はボルト7の締め付け力により、圧縮された状態でドアフレーム2に取り付けられる。
【0049】
以下に本発明に係るドアハーネスの取付構造の作用効果を図4〜図6に基づいて説明する。
アッセンブリ化されたドアハーネス組付体は凹溝部1に固定されるが、この取付固定状態においては、グロメット本体5はボルト7の締結力により若干圧縮変形される。そしてドアハーネスWはグロメット本体5のハーネス導入筒部14及びハーネス収容部15内を貫通するように配索される。このため、ドアハーネスWは完全に外部から遮断されて密閉される。このため、ドアハーネスWが外部に露呈することはなく、また、完全にシールされた状態になっているため、雨水等に触れることは全くなく、電気的な短絡やハーネス(電線)の錆の発生等を未然に回避できる。
【0050】
また、グロメット本体5のハーネス収容部15は凹溝部1における中央の深溝部9に収納される。グロメット本体5の裏面は浅溝部8に着座する。かかる状態において、ボルト7の締結力により、シールリップ部23(図6)は浅溝部8に密着し、さらにグロメット本体5の外周縁に設けたテーパ部25は傾斜面11に密着する。この二重シール作用により、端壁部3を伝う雨水等がグロメット本体5と凹溝部1の間に浸入することを確実に防止できる。
【0051】
また、ボルト取付孔20の周囲に設けられたシールリップ部23a(図5)においてもシール機能が発揮され、ボルト取付孔20からの雨水浸入も確実に防止できる。なお、図5,図6でシールリップ部23,23aは鎖線で自由状態を示している(実際には潰れ変形している)。
【0052】
また、グロメット本体5は支持ブラケット6の補強機能により外部からの外力に対して保護されるので、グロメット本体5の損傷を防止でき、ひいてはグロメット本体5がドアフレーム2から剥離するようなことがなく、従ってドアハーネスWの被覆を破損ないし切損する事態を回避できる。
また、支持ブラケット6を組み込む前にドアハーネスWを組み付けるため、グロメット本体5を自由に拡張変形させることでドアハーネスWの貫通作業が容易になる。
【0053】
また、ドアハーネス組付体の構成部品が、グロメット本体5と支持ブラケット6の二部品だけで構成されるので、従来のプロテクタが不要で部品点数が少なく、それだけ組付作業が能率化される。
また、ドアハーネスWはハーネス収容部15内に収容された形態でドアフレームに取り付けられるので、ドアハーネスWのはみ出しによる噛み込み等が確実に解消される。
また、ハーネス収容部15の出口28側にテープ巻き部22で巻き付けられたドアハーネスWは、ドアフレーム2の内板部4の基準面から内方に収まった状態にあるため、図示しないドアトリムの装着に邪魔にならず、ドアハーネスWを最適な位置から引き出すことが容易となる。
【0054】
また、ドアコーナーの角部Lには外力が作用しがちであるが、支持ブラケット6に屈曲部18を形成しているため、外力が作用してもこの屈曲部18でグロメット本体5が確実に保護される。このため、コーナー部におけるグロメット本体5の破損やへたりを防止でき、ドアハーネスWを保護することができる。
また、従来のような補強板72(図15)を一体成形する必要もなく、また、従来のプロテクタ71を設けてドアハーネスWを収容するトンネル部74を形成することが不要となり、ひいては電線の噛み込み防止、取付工程の工数低減といった種々の作用効果を奏する。
【0055】
また、支持ブラケット6の外周縁は周溝19及び袋状収納部17に挟持された状態でグロメット本体5に保持される。特に、テーパ部25の近傍まで支持ブラケット6で隙間なく押さえ付けられるので、テーパ部25によるシール性が格段に向上する。
また、図4でウェザストリップ24がグロメット本体5の開口(符号16で代用)に続く平坦な壁部30に押接した際に、壁部30が裏側を剛性の支持ブラケット6で支持されているから、弾性の壁部30が押圧方向に大きく凹み変形することがなく、ウェザストリップ24との密着性すなわち防水シール性が高まる。
【0056】
以上、本実施の形態を具体的に記述してきたが、具体的な構成はこの形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれるものである。
例えば、上記では乗用車のフロントドアに適用した場合について説明したが、リアドア、さらにはドアヒンジが後部の後端壁部、あるいはハッチバック式の場合は上端壁部にも適用できるものである。また、支持ブラケット6の筒部挿通孔27に代えて、図3の二点鎖線のように切欠部29を形成してもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、ドアハーネスをグロメット本体に取り付けるに際して、グロメット本体がゴム等の弾性を有する材料で形成されているので、自由に変形拡張でき、支持ブラケット装着前にドアハーネスをグロメット本体すなわちハーネス導入筒部とハーネス収容部とに容易に挿入でき、組付作業が簡素化される。
また、ドアハーネスの取付構造は、グロメット本体と支持ブラケットの二部品で構成されるので、部品コストの低減を図れると共に、全体としてのドアハーネスの取付作業を大幅に簡素化できる。
また、グロメット本体の袋状の収容部に支持ブラケットが受容され、外部から雨水が受容凹部に浸入しても、この袋状の収容部で雨水の浸入が食い止められるから、雨水がドア内板部側に伝わってドアフレームの内空部に浸入せず、確実な防水効果が発揮される。
また、ドアハーネスがハーネス収容部内を貫通するので、雨水がドアハーネスに接触することがなく、また、支持ブラケットでハーネス収容部が保護されるので、収容部が外力に対して破損することがなく、雨水の浸入が確実に阻止される。
さらに、ドアハーネスがグロメット本体に関して収容部とは反対側に位置し、支持ブラケットとは直接に触れるような配索構成になっていないので、ドアハーネスの取付時に、ドアハーネスがドアフレームの端壁部に噛み込まれたまま取り付いてしまうようなことが確実に阻止される。
【0058】
請求項2記載の発明によれば、ハーネス収容部が深溝部に収納されるので、グロメット本体の裏面側に膨出するハーネス収容部が支持ブラケットと深溝部を形成する凹溝部との間の空隙に位置することとなり、ワイヤハーネスすなわちドアハーネスが確実に外力から保護される。また、ハーネス収容部の損傷や破損が回避されるので、雨水等の浸入による錆の発生や電気的短絡等が確実に回避される。
【0059】
請求項3記載の発明によれば、支持ブラケットの屈曲部がグロメット本体に形成された袋状の収容部に挿入される一方、逃がし部のある部位がグロメット本体の受容凹部に存続しているので、グロメット本体が支持ブラケットで保護され、特に端壁部から内板部にかけてのドアフレームのL字状のコーナー部に支持ブラケットが配置されることで、外力によるグロメット本体の損傷等が確実に阻止される。
【0060】
請求項4記載の発明によれば、グロメット本体の裏面側に設けられたシールリップにより、車外からの雨水等が車内側に浸入することが確実に阻止される。
【0061】
請求項5記載の発明によれば、支持ブラケットはその外周縁を、グロメット本体の受容凹部の周縁に設けた周溝に嵌め込まれるので、グロメット本体を拡げる等して弾性変形させ、支持ブラケットを容易にグロメット本体に装着できる。
【0062】
請求項6記載の発明によれば、グロメット本体の裏面側の外周縁に設けたテーパ部が傾斜面に弾着するので、雨水等がグロメット本体と端壁部との間から浸入することが回避され、従ってドアフレーム内への雨水の浸入が阻止され、品質が高められる。
【0063】
請求項7記載の発明によれば、グロメット本体のボルト取付孔の周囲をシールリップが取り囲むように設けられたので、ボルト取付孔を通してドアフレーム内に雨水等が浸入することが確実に阻止される。
【0064】
請求項8記載の発明によれば、ハーネス導入筒部の入口側及びハーネス収容部の出口側にテープ巻き等による固定部が設けられ、ドアハーネスをこれら固定部と一体になるようにテープ等で巻き付けて固定するので、ドアフレームに対する取付作業が簡素化される。
【0065】
請求項9記載の発明によれば、グロメット本体の壁部の内側に剛性の支持ブラケットが位置し、ウェザストリップと支持ブラケットとの間にグロメット本体の壁部が挟着され、壁部の凹み変形が少なくなってウェザストリップと壁部との密着性が高まり、防水シール性が向上する。そして、ウェザストリップによって内側の受容凹部内への水等の侵入が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアハーネスの取付構造の一実施形態を示す取付完了状態における外観斜視図である。
【図2】上記ドアハーネスの取付構造すなわちドアハーネス組付体を裏側から視た外観斜視図である。
【図3】上記ドアハーネスの取付構造を示す分解斜視図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】図1のV−V断面図である。
【図6】ボルトが存しない位置における図5と同様の断面図である。
【図7】第一の従来技術を示す外観斜視図である。
【図8】同じくドアフレーム単体を示す外観斜視図である。
【図9】同じくドアハーネスの取付構造の分解斜視図である。
【図10】同じく組立状態を示す外観斜視図である。
【図11】図10のXI−XI断面図である。
【図12】第二の従来技術におけるドアフレームの凹溝部の拡大外観斜視図である。
【図13】同じくドアハーネスを組み込んだ状態を示す外観斜視図である。
【図14】同じくドアハーネスの取付構造を示す分解斜視図である。
【図15】図13のXV−XV断面図である。
【図16】第三の従来技術を示す分解斜視図である。
【図17】同じく(a)は、押さえカバーでグロメット本体を固定した状態を示す正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 凹溝部
2 ドアフレーム
3 端壁部
4 内板部
5 グロメット本体
6 支持ブラケット
7 ボルト
8 浅溝部
9 深溝部
11 傾斜面
14 ハーネス導入筒部(ハーネス導入箇所)
15 ハーネス収容部
16 受容凹部(陥没凹溝)
17 袋状収容部
18 屈曲部
19 周溝
20 ボルト取付孔
21,22 テープ巻き部(固定部)
23,23a シールリップ部
25 テーパ部
27 筒部挿通孔(逃がし部)
W ドアハーネス(ワイヤハーネス)

Claims (9)

  1. 弾性のグロメット本体の内側にドアハーネスを挿通させると共に剛性の支持ブラケットを装着し、該グロメット本体をドアフレームの略L字状の凹溝部に密着させるドアハーネスの取付構造であって、
    前記グロメット本体の表面に、前記支持ブラケットに対する受容凹部が形成され、該受容凹部に連通して前記略L字状の凹溝部に沿う袋状の収容部形成され、該受容凹部の内側の底面から該表面を通過してハーネス導入筒部が一体に突出形成され、該グロメット本体の裏側に、該ハーネス導入筒部に一体に連続してハーネス収容部が膨出形成され、該ハーネス導入筒部と該ハーネス収容部とが該グロメット本体と一体であり、該ハーネス収容部が該凹溝部に収容され、
    該ハーネス導入筒部から該ハーネス収容部に該ドアハーネスが挿通され、該受容凹部から該袋状の収容部に該支持ブラケットが挿入され、該受容凹部には該支持ブラケットが着座し、該略L字状の凹溝部と該支持ブラケットとの間に該グロメット本体が挟着されることを特徴とするドアハーネスの取付構造。
  2. 前記凹溝部に浅溝部と深溝部とが形成され、前記グロメット本体が該浅溝部に当接し、前記ハーネス収容部が該深溝部に収容されることを特徴とする請求項1記載のドアハーネスの取付構造。
  3. 前記支持ブラケットに、前記ハーネス導入筒部に対する逃がし部と、前記L字状の凹溝部に沿う屈曲部とが形成されると共に、該屈曲部が前記袋状の収容部で覆われて収容されることを特徴とする請求項1又は2記載のドアハーネスの取付構造。
  4. 前記グロメット本体の裏側に、前記浅溝部に沿って密着するシールリップ部が、前記ハーネス収容部の周囲を囲繞して設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れか記載のドアハーネスの取付構造。
  5. 前記受容凹部の周縁に、前記支持ブラケットの外周縁を挟持させる周溝が設けられたことを特徴とする請求項1〜4の何れか記載のドアハーネスの取付構造。
  6. 前記グロメット本体の裏側の外周縁に、前記ドアフレームの端壁部から前記浅溝部に続く傾斜面に密着するテーパ部が設けられ、該傾斜面と該テーパ部との間に隙間が存在しないことを特徴とする請求項1〜5の何れか記載のドアハーネスの取付構造。
  7. 前記グロメット本体及び前記支持ブラケットに、前記端壁部側のボルトを挿通するためのボルト取付孔が設けられ、該グロメット本体の該ボルト取付孔の周縁に、前記シールリップ部が取り囲むように形成されたことを特徴とする請求項1〜6の何れか記載のドアハーネスの取付構造。
  8. 前記ハーネス導入筒部の入口側と、前記ハーネス収容部の出口側とに前記ドアハーネスをテープ巻きする固定部が突設され、出口側の該固定部が前記ドアフレームの内板部から前記凹溝部に入り込んだことを特徴とする請求項1〜7の何れか記載のドアハーネスの取付構造。
  9. 前記グロメット本体の受容凹部に隣接する壁部にウェザストリップが密着することを特徴とする請求項1〜8の何れか記載のドアハーネスの取付構造。
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