JP4103157B2 - 振幅検出回路および等化回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、振幅検出回路および等化回路(イコライザー)に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、R(赤),G(緑),B(青)の映像信号を、銅線のモニタケーブルを介して伝送したときに、伝送先の受信機において、映像信号の振幅を検出して、当該検出結果に基づいて、振幅が減衰した信号を増幅して復元している。
【0003】
図7は、受信機に設けられた従来の振幅検出回路1の構成図である。
図7に示すように、振幅検出回路1は、キャパシタ2、全波整流回路3およびピークホールド回路4を備えている。
振幅検出回路1では、モニタケーブルを介して伝送された映像信号S0のDC成分がキャパシタ2で除去され、図8に示す映像信号S0のAC成分S2が全波整流回路3に出力される。全波整流回路3では、AC成分S2が全波整流され、図8に示す信号S3として出力される。ピークホールド回路4では、信号S3のピーク電圧が検出され、そのピーク電圧を保持する振幅検出信号S1が出力される。
【0004】
図9は、受信機に設けられた従来のその他の振幅検出回路11の構成図である。
図9に示すように、振幅検出回路11は、キャパシタ2、正のピークホールド回路13、負のピークホールド回路14およびオペアンプ15を備えている。
振幅検出回路11では、モニタケーブルを介して伝送された映像信号S0のDC成分がキャパシタ2で除去され、図10に示す映像信号S0のAC成分S2が正のピークホールド回路13および負のピークホールド回路14に出力される。正のピークホールド回路13では、AC成分S2の正のピーク電圧が検出され、図10に示すように、そのピーク電圧を保持する信号S13が出力される。また、負のピークホールド回路14では、AC成分S2の負のピーク電圧が検出され、図10に示すように、そのピーク電圧を保持する信号S14が出力される。
オペアンプ15では、信号S14と信号S13との差分電圧が検出され、その差分電圧が振幅検出信号S11として出力される。
振幅検出回路11によれば、理論的には、映像信号S0のAC成分S2のP−P振幅を正しく検出できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した図7に示す振幅検出回路1では、映像信号S0のデューティ(duty)比が0.5からずれていると、図8に示すように、振幅検出信号S1は、AC成分S2のP−P振幅の半分にはならず、測定結果に誤差が生じてしまう。そのため、映像信号S0の減衰した振幅を適切に増幅して復元できない。
【0006】
また、上述した図9に示す振幅検出回路11では、理論的には、映像信号S0のAC成分S2のP−P振幅を正しく検出できるが、実際の回路では、正のピークホールド回路13と負のピークホールド回路14との特性が正確に対称にはならないため、同様に、振幅検出信号S11に誤差が生じてしまう。
【0007】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、例えば、映像信号の振幅を適切に検出できる振幅検出回路および等化回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の振幅検出回路は、リファレンス信号の振幅を基準として被検出信号の振幅を検出可能な振幅検出回路であって、前記被検出信号のピーク電圧を保持する第1のピーク電圧信号を生成する第1のピークホールド手段と、前記第1のピーク電圧信号と前記被検出信号との第1の差分信号を生成する第1の差分信号生成手段と、前記第1の差分信号のピーク電圧を保持した第1の振幅検出信号を生成する第2のピークホールド手段と、前記被検出信号と周波数および振幅が略同じリファレンス信号のピーク電圧を保持する第3のピーク電圧信号を生成する第3のピークホールド手段と、前記第3のピーク電圧信号と前記リファレンス信号との第2の差分信号を生成する第2の差分信号生成手段と、前記第2の差分信号のピーク電圧を保持した第2の振幅検出信号を生成する第4のピークホールド手段と、前記第1の振幅検出信号と前記第2の振幅検出信号との差分に応じた第3の振幅検出信号を生成し、当該第3の振幅検出信号を出力する第3の差分信号生成手段とを有し、前記第1のピークホールド手段と前記第3のピークホールド手段、前記第1の差分信号生成手段と前記第2の差分信号生成手段、および前記第2のピークホールド手段と前記第4のピークホールド手段は、それぞれ同じ構成を有する
【0010】
本発明の振幅検出回路では、第1のピーク電圧信号の波形は、入力信号のデューティ比が変動してDCオフセットが変動しても、入力信号のピーク値に追従する。従って、差分信号生成手段において、第1のピーク電圧信号と入力信号との差分を求めることで、第1のピーク電圧信号を基準とした入力信号の電位を示す差分信号を求めることができる。ここで、差分信号では、DCオフセットはキャンセルされている。これにより、差分信号のピークホールド波形を持つ振幅検出信号は、入力信号の振幅がゼロのときの振幅検出信号の出力電位を基準とした、入力信号の振幅を正確に現したものになる。
【0011】
また、本発明の等化回路は、入力信号の高域成分を抽出して第1の信号を生成するフィルタ手段と、増幅率制御信号に基づいて、前記第1の信号を増幅して第2の信号を生成する第1の増幅手段と、前記入力信号を増幅して第3の信号を生成する第2の増幅手段と、前記第2の信号と前記第3の信号とを重畳して第4の信号を生成する重畳手段と、前記第4の信号の振幅を検出し、当該検出した振幅に基づいて、前記増幅率制御信号を生成する振幅検出手段とを有する等化回路であって、前記振幅検出手段は、前記第4の信号のピーク電圧を保持する第1のピーク電圧信号を生成する第1のピークホールド手段と、前記第1のピーク電圧信号と前記第4の信号との第1の差分信号を生成する第1の差分信号生成手段と、前記第1の差分信号のピーク電圧を保持した第1の振幅検出信号を生成する第2のピークホールド手段と、前記被検出信号と周波数および振幅が略同じリファレンス信号のピーク電圧を保持する第3のピーク電圧信号を生成する第3のピークホールド手段と、前記第3のピーク電圧信号と前記リファレンス信号との第2の差分信号を生成する第2の差分信号生成手段と、前記第2の差分信号のピーク電圧を保持した第2の振幅検出信号を生成する第4のピークホールド手段と、前記第1の振幅検出信号と前記第2の振幅検出信号との差分に応じた第3の振幅検出信号を前記増幅率制御信号として生成し、当該生成した増幅率制御信号を前記第1の増幅手段に出力する第3の差分信号生成手段とを有し、前記第1のピークホールド手段と前記第3のピークホールド手段、前記第1の差分信号生成手段と前記第2の差分信号生成手段、および前記第2のピークホールド手段と前記第4のピークホールド手段は、それぞれ同じ構成を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係わる振幅検出回路および等化回路について説明する。
第1実施形態
図1は、本実施形態の振幅検出回路21の構成図である。
図1に示すように、振幅検出回路21は、キャパシタ22、増幅器23、第1のピークホールド手段としてのピークホールド回路24、差分信号生成手段としてのオペアンプ25および第2のピークホールド手段としてのピークホールド回路26を備えている。
振幅検出回路21では、キャパシタ22の一端から被検出信号S20が入力され、他端が増幅器23の入力端子に接続されている。増幅器23の出力端子は、オペアンプ25の−端子およびピークホールド回路24の入力端子に接続されている。ピークホールド回路24の出力端子は、オペアンプ25の+端子に接続されている。オペアンプ25の出力端子は、ピークホールド回路26の入力端子に接続されている。ピークホールド回路26の出力端子からは振幅検出信号S21が出力される。
【0013】
振幅検出回路21では、被検出信号S20のAC成分S22が増幅器23で増幅され、図2(A)に示す波形の信号S23としてオペアンプ25の−端子およびピークホールド回路24の入力端子に出力される。
そして、ピークホールド回路24から、信号S23のピークホールド波形を持つ図2(A)に示すピーク電圧信号S24が、オペアンプ25の+端子に出力される。
次に、ピーク電圧信号S24と信号S23との差分電圧に応じた図2(B)に示す波形を持つ差分信号S25が、オペアンプ25の出力端子からピークホールド回路26の入力端子に出力される。
そして、ピークホールド回路26から、差分信号S25のピークホールド波形を持つ図2(B)に示すピーク電圧信号S21が出力される。
【0014】
振幅検出回路21は、ピーク電圧信号S24の波形は、信号S23のデューティ比が変動してDCオフセットが変動しても、信号23のピーク値に追従する。従って、オペアンプ25において、ピーク電圧信号S24と信号S23との差分を求めることで、ピーク電圧信号S24を基準とした信号S23の電位を示す差分信号S25を求めることができる。ここで、差分信号S25では、DCオフセットはキャンセルされている。これにより、差分信号S25のピークホールド波形を持つ振幅検出信号S21は、信号S23の振幅がゼロのときの振幅検出信号S21の出力電位(図2(A),(B)に示す「0」)を基準とした、信号S23の振幅を正確に現したものになる。
【0015】
第2実施形態
ところで、上述した図1に示す振幅検出回路21では、信号S23のピーク電圧とピーク電圧信号24、および、信号25のピーク電圧と振幅検出信号21とは、増幅器とピークホールドの出力の非対称性やピークホールドの応答周波数限界などの理由で、僅かにずれる。このずれは、被検出信号S20の周期が高速な場合には顕著になり、振幅測定精度が低下してしまうことがある。
本実施形態の振幅検出回路は、このような信号間でのピークのずれによる影響を低減するものである。
【0016】
図3は、本実施形態の振幅検出回路31の構成図である。
図3に示すように、振幅検出回路33,34およびオペアンプ27を備えている。
振幅検出回路31では、被検出信号S20が振幅検出回路33に入力され、振幅検出回路33から振幅検出信号S26aがオペアンプ27の+端子に入力される。また、リファレンス信号S32が振幅検出回路34に入力され、振幅検出回路34から振幅検出信号S26bがオペアンプ27の−端子に入力される。
ここで、リファレンス信号S32は、被検出信号S20と略同じ周波数と、被検出信号S20に期待される振幅と略同じ振幅を持つ信号である。
そして、オペアンプ27において、振幅検出信号26aと振幅検出信号S26bとの差分電圧に相当する振幅検出信号S31が出力される。
【0017】
ここで、振幅検出回路33は、前述した図1に示す振幅検出回路21と同じ構成をしている。また、振幅検出回路34は、キャパシタ22を備えていない点を除いて、前述した図1に示す振幅検出回路21と同じ構成をしている。
すなわち、図3に示す増幅器23a,23bは、図1に示す増幅器23と同じである。また、ピークホールド回路24a,24bは、図1に示すピークホールド回路24と同じである。また、オペアンプ25a,25bは、図1に示すオペアンプ25と同じである。また、ピークホールド回路26a,26bは、図1に示すピークホールド回路26と同じである。
【0018】
振幅検出回路31では、被検出信号S20が高周波数の信号である場合に、前述したようなピークホールド回路の入出力信号相互間でのピークのずれによる影響が、振幅検出信号S26a,S26bの双方に同様に現れる。従って、振幅検出信号S26aとS26bとをオペアンプ27で差動増幅することで、リファレンス信号S32の振幅を基準として被検出信号S20の振幅を精度良く検出できる。
【0019】
第3実施形態
図4は、前述した図3に示す振幅検出回路31の具体的な回路図である。
図4に示すように、振幅検出回路33の増幅器23aは、npn型のトランジスタQ1 ,Q2 、抵抗R1 ,R2 ,R3 および定電流源I1 ,I2 によって構成される。
トランジスタQ2 のベースにはトランジスタQ1 のバイアスと同じ定電位、たとえばVcc/2やトランジスタQ1 の信号とバイアスが同じで信号極性が逆の差動信号が印加される。トランジスタQ1 ,Q2 のコレクタは、それぞれ抵抗R1 ,R2 を介して、電源ライン40に接続されている。電源ライン40は、電源電位Vccに保持されている。
トランジスタQ1 のベースには、キャパシタ22を介して、被検出信号S20が印加される。
また、トランジスタQ2 のコレクタは、さらに、トランジスタQ3 のベースに接続されている。トランジスタQ3 のコレクタは電源ライン40に接続され、エミッタは定電流源I3 を介して接地されている。トランジスタQ3 のエミッタは、さらに、トランジスタQ6 のベースに接続されている。
【0020】
ピークホールド回路24aは、トランジスタQ4 ,キャパシタC1 および定電流源I4 によって構成される。
トランジスタQ4 のコレクタは電源ライン40に接続され、ベースはトランジスタQ2 のコレクタに接続され、エミッタが定電流源I4 を介して接地されている。キャパシタC1 の一端は電源ライン40に接続され、他端はトランジスタQ4 のエミッタおよびトランジスタQ5 のベースに接続されている。
【0021】
オペアンプ25aは、トランジスタQ5 ,Q6 、抵抗R4 ,R5 および定電流源I5 によって構成される。
トランジスタQ6 のコレクタは電源ライン40に接続され、エミッタは抵抗R4 を介してトランジスタQ5 のエミッタに接続されている。トランジスタQ6 のエミッタは、定電流源I5 を介して、接地されている。トランジスタQ6 のベースには、トランジスタQ3 を介して、信号S23が印加される。また、トランジスタQ5 のコレクタは、抵抗R5 を介して、電源ライン40に接続されている。
【0022】
ピークホールド回路26aは、トランジスタQ7 、キャパシタC2 および定電流源I6 によって構成される。
トランジスタQ7 のベースはトランジスタQ5 のコレクタに接続され、コレクタは電源ライン40に接続され、ベースは定電流源I6 を介して接地されている。キャパシタC2 の一端は電源ライン40に接続され、他端はトランジスタQ7 のエミッタおよびオペアンプ27の−端子に接続されている。
【0023】
なお、図4において、抵抗R1 ,R2 ,R3 の抵抗値は、1kオームである。抵抗R4 ,R5 の抵抗値は、2kオームである。定電流源I1 ,I2 ,I3 は、250μAの定電流を出力する。定電流源I4 ,I6 は、4μAの定電流を出力する。定電流源I5 は、500μAの定電流を出力する。
また、振幅検出回路34は、キャパシタ22を備えていない点を除いて、図3に示す振幅検出回路33と同じ回路構成をしている。
【0024】
図4に示す振幅検出回路31の振幅検出回路33では、被検出信号S20のDC成分がキャパシタ22で除去され、被検出信号S20のAC成分S22がトランジスタQ1 のベースに印加され、AC成分S22が増幅され、信号S23aとして、トランジスタQ3 ,Q4 のベースに印加される。
信号S23aのピーク電位は、ピークホールド回路24aのキャパシタC1 の蓄積電荷に応じたピーク電圧信号S24aとしてトランジスタQ5 のベースに印加される。
信号S23aは、トランジスタQ3 のエミッタからトランジスタQ6 のベースに印加される。
【0025】
そして、オペアンプ25aによって、信号23aのピーク電位を示すピーク電圧信号S24aと、信号S23aとが差動増幅され、その差動増幅信号である差分信号S25aがトランジスタQ7 のベースに印加される。
そして、差分信号S25aのピーク電位は、ピークホールド回路26aのキャパシタC2 の蓄積電荷に応じた振幅検出信号S26aとしてオペアンプ27の−端子に出力される。
すなわち、信号S23aのDCバランスがとれていないとき、ベースラインが変動しており、信号S23aのピークを示すピーク電圧信号S24aの絶対値は、信号S23aの振幅を現していない。このとき、信号S23aの波形の底の電位からピーク電圧信号S24aの電位までが振幅を現している。従って、ピーク電圧信号S24aを基準に、信号S23aを折り返した差分信号S25aのピーク電位が振幅を現している。
【0026】
一方、振幅検出回路34では、リファレンス信号S32について、前述した被検出信号S20についての振幅検出回路33における処理と同じ処理が行われ、振幅検出信号S26bがオペアンプ27の+端子に出力される。
そして、オペアンプ27において、振幅検出信号26aと振幅検出信号S26bとの差分電圧に相当する振幅検出信号S31が出力される。
【0027】
第4実施形態
以下、上述した本実施形態の振幅検出回路を組み込んだイコライザー(等化回路)について説明する。
図5は、本実施形態のイコライザー51の構成図である。
図5に示すように、イコライザー51は、HEA(High Emphasis Amp)70、信号検出回路57、AGC(Automatic Gain Control)として機能する振幅検出回路31、QFB(Quantization Feed-back Comparator) および増幅器62を備えている。
イコライザー51は、例えば、受信機内に設けられ、銅線のモニタケーブルを介して、R,G,Bの映像信号INを入力して、量子化フィードバック信号OUTおよびシリアルデータSDを出力する。
【0028】
HEA70は、3ポールのHPF(High Pass Filter)52、リニアアンプ53、増幅回路54および重畳回路55を備えている。
HEA70では、入力された映像信号INの高域成分がHPF52で抽出され、この高域成分が増幅回路54にて増幅されて信号S54として重畳回路55に出力される。このとき、増幅回路54における増幅率は、振幅検出回路31からの増幅率制御信号としての振幅検出信号S31によって決定される。これにより、信号S54のゲインが自動的に調整される。
また、映像信号INは、リニアアンプ53にて線形(リニア)に増幅され、信号S53として重畳回路55に出力される。
重畳回路55では、信号S54と信号S53とが重畳され、その重畳結果である重畳信号S55が、振幅検出回路31の振幅検出回路33およびQFB61に出力される。これにより、ケーブル減衰で失われた高周波成分が補償される。
【0029】
QFB61は、DCセンターではなく、振幅センターを基準に動作するコンパレータであり、重畳信号S55を所定の基準値と比較して、量子化フィードバック信号OUTを生成する。量子化フィードバック信号OUTは、銅線での伝送で歪んだ信号を補償して識別したデジタル信号として用いられる。
すなわち、重畳信号S55のデューティ比が小さい場合には、図6に示す波形における+領域の面積S+ と−領域の面積S- とが一致する位置がDCセンター(V=0)となるが、QFB61では、波形の振幅の中心電位である振幅センターV1 をスレシホールドとする。
【0030】
振幅検出回路31は、前述した図3および図4に示す回路であり、重畳信号S55および増幅器62を介してリファレンス信号S32を入力し、振幅検出信号S31を生成する。この振幅検出信号S31は、増幅回路54および信号検出回路57に出力される。
【0031】
信号検出回路57は、振幅検出回路31の出力が所望の値以上であることを検出し、信号検出出力SDを生成する。
【0032】
イコライザー51によれば、振幅検出回路31において高精度な振幅検出が行われるため、高精度な、量子化フィードバック信号OUTおよび信号検出出力SDを生成できる。
【0033】
本発明は、上述した実施形態には限定されない。
例えば、図1に示す振幅検出回路21は、図3に示す回路構成の他に、同様の機能を持つその他の回路で実現可能である。
また、振幅検出回路21は、図3に示すイコライザー51の他に、例えば、AGCなどに組み込まれることも可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の振幅検出回路によれば、被検出信号の振幅を適切に検出できる。
また、本発明の等化回路によれば、減衰した入力信号を高精度に補償できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態の振幅検出回路の構成図である。
【図2】図2は、図1に示す振幅検出回路の各信号の波形図である。
【図3】図3は、本発明の第2実施形態の振幅検出回路の構成図である。
【図4】図4は、図3に示す振幅検出回路の具体的な回路図である。
【図5】図5は、本発明の第4実施形態のイコライザーの構成図である。
【図6】図6は、DCセンターおよび振幅センターを基準として比較を行うコンパレータを説明するための図である。
【図7】図7は、受信機に設けられた従来の振幅検出回路の構成図である。
【図8】図8は、図7に示す振幅検出回路の各信号の波形図である。
【図9】図9は、受信機に設けられた従来のその他の振幅検出回路の構成図である。
【図10】図10は、図9に示す振幅検出回路の各信号の波形図である。
【符号の説明】
21,31…振幅検出回路、22…キャパシタ、23,23a,23b…増幅器、24,24a,24b,26,26a,26b…ピークホールド回路、25,25a,25b,27…オペアンプ、51…イコライザー

Claims (5)

  1. リファレンス信号の振幅を基準として被検出信号の振幅を検出可能な振幅検出回路であって、
    前記被検出信号のピーク電圧を保持する第1のピーク電圧信号を生成する第1のピークホールド手段と、
    前記第1のピーク電圧信号と前記被検出信号との第1の差分信号を生成する第1の差分信号生成手段と、
    前記第1の差分信号のピーク電圧を保持した第1の振幅検出信号を生成する第2のピークホールド手段と、
    前記被検出信号と周波数および振幅が略同じリファレンス信号のピーク電圧を保持する第3のピーク電圧信号を生成する第3のピークホールド手段と、
    前記第3のピーク電圧信号と前記リファレンス信号との第2の差分信号を生成する第2の差分信号生成手段と、
    前記第2の差分信号のピーク電圧を保持した第2の振幅検出信号を生成する第4のピークホールド手段と、
    前記第1の振幅検出信号と前記第2の振幅検出信号との差分に応じた第3の振幅検出信号を生成し、当該第3の振幅検出信号を出力する第3の差分信号生成手段と
    を有し、
    前記第1のピークホールド手段と前記第3のピークホールド手段、前記第1の差分信号生成手段と前記第2の差分信号生成手段、および前記第2のピークホールド手段と前記第4のピークホールド手段は、それぞれ同じ構成を有する
    振幅検出回路。
  2. 前記第1のピークホールド手段および前記第1の差分信号生成手段に入力される前記被検出信号からDC成分を除去するキャパシタ
    をさらに有する請求項1に記載の振幅検出回路。
  3. 入力信号の高域成分を抽出して第1の信号を生成するフィルタ手段と、
    増幅率制御信号に基づいて、前記第1の信号を増幅して第2の信号を生成する第1の増幅手段と、
    前記入力信号を増幅して第3の信号を生成する第2の増幅手段と、
    前記第2の信号と前記第3の信号とを重畳して第4の信号を生成する重畳手段と、
    前記第4の信号の振幅を検出し、当該検出した振幅に基づいて、前記増幅率制御信号を生成する振幅検出手段と
    を有する等化回路であって、
    前記振幅検出手段は、
    前記第4の信号のピーク電圧を保持する第1のピーク電圧信号を生成する第1のピークホールド手段と、
    前記第1のピーク電圧信号と前記第4の信号との第1の差分信号を生成する第1の差分信号生成手段と、
    前記第1の差分信号のピーク電圧を保持した第1の振幅検出信号を生成する第2のピークホールド手段と、
    前記被検出信号と周波数および振幅が略同じリファレンス信号のピーク電圧を保持する第3のピーク電圧信号を生成する第3のピークホールド手段と、
    前記第3のピーク電圧信号と前記リファレンス信号との第2の差分信号を生成する第2の差分信号生成手段と、
    前記第2の差分信号のピーク電圧を保持した第2の振幅検出信号を生成する第4のピークホールド手段と、
    前記第1の振幅検出信号と前記第2の振幅検出信号との差分に応じた第3の振幅検出信号を前記増幅率制御信号として生成し、当該生成した増幅率制御信号を前記第1の増幅手段に出力する第3の差分信号生成手段と
    を有し、
    前記第1のピークホールド手段と前記第3のピークホールド手段、前記第1の差分信号生成手段と前記第2の差分信号生成手段、および前記第2のピークホールド手段と前記第4のピークホールド手段は、それぞれ同じ構成を有する
    等化回路。
  4. 前記第1のピークホールド手段および前記第1の差分信号生成手段に入力される前記第4の信号からDC成分を除去するキャパシタ
    をさらに有する請求項3に記載の等化回路。
  5. 前記入力信号は、R,G,Bの映像信号である
    請求項3または4に記載の等化回路。
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