JP4098458B2 - ワイヤハーネスおよびその製造方法 - Google Patents

ワイヤハーネスおよびその製造方法 Download PDF

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤハーネスおよびその製造方法に関し、主に、フレキシブルフラット回路体(FFCと略称)、フレキシブルプリント回路体(FPCと略称)、フラット電線からなる回路体(FWCと略称)、丸導体のリボン電線からなる回路体等の回路体を用いた自動車の天井用ワイヤハーネスおよび製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のワイヤハーネスは、車種、自動車の等級(グレード)により、様々な長さや各々の用途別の電線をテープなどを用いて束ねたりして、多くの種類のワイヤハーネスの品番を設定して在庫を用意し、そしてこれのための煩雑な管理をしていた。
【0003】
例えば図8に示すワイヤハーネスは、特定車種の特定グレード用のワイヤハーネスであるが、ドームランプ1(DOME LPと略称)用電線の分岐部分、進行方向に向かって見て左側のバニティミラールームランプ2L(VTY LP RHと略称)用電線および右側のバニティミラールームランプ2R(VTY LP LHと略称)用電線、進行方向に向かって見て左側のリアルームランプ3L(RR RM LP RHと略称)用電線と右側のリアルームランプ3R(RRRM LP LHと略称)用電線との分岐部分、そして更にサンルーフ用スイッチ4A(S/ROOF SWと略称)や、サンルーフ用エレクトリックコントロールユニット4B(S/ROOF ECUと略称)につながる電線の分岐部分を有している。
【0004】
これらの電線は、図示するようにテープ5を用いて、多くの部位が部分的に巻かれて束ねるようにし、全体的に荒巻きされた状態になっている。荒巻きをしたテープ5は、ワーヤーハーネスを束ねるなどして製造してゆく段階で、各種電線をクランプ6などで固定するため、多くの箇所に分散して巻かれて、各種用途別の電線がほぐれないように束ねてある。そして、前記の各種用途別電線は、1つのコネクタ7に集められている。
【0005】
ここで、例えば、サンルーフを必要としないグレードにおいては、サンルーフ用の電線回路を束ねていない電線回路の品番を、別途、準備しなければならず、同じ車種であっても、等級(グレード)が多くなればなるほど、それにともなって、それぞれのワイヤハーネスの品番を数多く設定して、これのための管理をしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のルーフ用ワイヤハーネスでは、図8に示すように、一つの品番について電線をテープ等を用いて収束していた。従って、一つの車種であっても車種のグレードが多様化すると、複数のワイヤハーネスを準備して、品番を設定し、これを管理しなければならなかった。
【0007】
例えば図8に示すように、リアルームランプとサンルーフとを必要とするグレードも必要とされる場合であっても、また、一方、リアルームランプを必要としてもサンルーフについては必要としないグレードも必要とされる場合であっても、たとえ同じ車種であっても、ワイヤハーネスについては別の品番を設定して管理をしなければならない。
【0008】
このように、同じ車種でも車種のグレードが異なると、これにともなってそれぞれの用途に対応した多くの電線が必要となり、各種用途別の電線用の電線がほぐれないようにテープなどで束ね、それとともにワイヤハーネスの分岐部分が増し、結果として一つの車種であっても、車種のグレードが増すと、数種類のワイヤハーネスを準備しなければならず、これが品番を増やす結果となり、同時に煩雑な管理をしなければならない原因となっていた。
【0009】
また、車種の大きさが異なったりすると、分岐部の位置を変える必要性が生じることや、また、車種の大小のサイズが異なることで、ワイヤハーネスの線長も異なることになり、これにともなってワイヤハーネスの端末の位置が異なり、これを固定するための専用の治工具を、別途、準備しなければならず、結果として限られた広さの製造工場内での設備共用化を困難なものとしていた。
【0010】
本発明は、例えば、前記従来の天井(ルーフ)用ワイヤハーネス等の電線に関して、多くの品番を用意する必要もなく、また、これに伴った煩雑な管理作業の省力化を目的として工夫されたもので、車種、グレード(等級)を越えた各種車両などに対応でき、煩雑な管理を要しない各種車種、グレード用のワイヤハーネスなどや、その他のあらゆる用途に使用可能なワイヤハーネスを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記問題を解決するために、本発明は、異種類の車種で共通して使用可能なワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能なワイヤハーネスであって、規格化した各種用途別の複数種の回路体を単独で、または任意の複数に組み合わせて構成したワイヤハーネスにおいて、前記回路体は折り曲げられて方向が規定され、前記回路体の中間部にはコネクタが設けられていて、電線を集約したものである。
【0012】
このような解決手段を採用することで、管理品番数を大幅に削減することができ、煩雑な管理工程を伴わない安価なワイヤハーネスを提供できる。
【0013】
具体的には、異種類の車種で共通して使用可能なワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能なワイヤハーネスにおいて、ドームランプ用回路もしくはバニティミラールームランプ用回路のいずれか一方または両方の回路を有する第1の規格化した回路体、リアルームランプ用回路を有する第2の規格化した回路体、サンルーフ用回路を有する第3の規格化した回路体のうち、1種類の回路体で、または少なくとも2種類以上の回路体を組み合わせて構成され、前記回路体は折り曲げられて方向が規定され、前記第1の規格化した回路体の中間部にはコネクタが設けられていて、電線を集約したものである。
【0014】
このような解決手段を採用することで、同一車種では数種類の規格化し標準パターン化された各種回路を組み合わせてワイヤハーネスを構成することで、管理品番数を大幅に削減することができ、煩雑な管理工程を伴わない安価なワイヤハーネスを提供できる。
【0015】
更に別車種に対しても、フレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体などの回路体に用いる配策材の曲げ方は規格化し標準化されるため、各部位で折り曲げ位置間の距離が異なるだけなので、切断、圧着もしくは圧接工程、更には折り曲げ、検査などの工程を共通化することができ、煩雑な管理工程を伴わない安価なワイヤハーネスを提供できる。
【0016】
特に、本発明においては、前記の構成において、前記回路体折り曲げて方向を規定したものである。
【0017】
前記手段を採用することで、回路体の電線の方向を変えるに際し、任意の位置でもって任意の角度で折り曲げて電線の方向を規定するので、自動車の天井に回路を配設するうえで設計に自由度が生まれ、容易で迅速な組み付け作業が可能となる。
【0018】
そして、前記回路体の中間部に接続部を設ける。
【0019】
具体的には、前記回路体の中間部にコネクタを設けて、電線を集約した形態とする。
【0020】
前記手段を採用することで、電線を集約することができ、特にコネクタであれば、簡単に確実に電線を集約することが可能となり、ワイヤハーネスの取り扱い性を向上することができる。
【0021】
更に、前記回路体扁平な回路体とすることができる
【0022】
扁平な電線で電気的に接続した回路体を用いるので、折り曲げやすく、また、ワイヤハーネスの在庫時にも嵩張らない。
【0023】
また、前記ワイヤハーネス自動車の天井用ワイヤハーネスとして用いることが好ましい。
【0024】
前記ワイヤハーネスを自動車の天井に用いることにより、自動車の天井の厚みを必要以上に増やすこともなく、また、各車体の構造に対し柔軟に設計変更が可能となる。従って、自動車の天井用ワーヤハーネスに好適である。
【0025】
また、前記問題を解決するために、本発明のワイヤハーネスの製造方法は、異種類の車種で共通して使用可能なワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能なワイヤハーネスの製造方法であって、規格化した各種用途別の複数種の回路体を単独で、または任意の複数に組み合わせて構成したワイヤハーネスの製造方法において、前記回路体を折り曲げて方向を規定し、前記回路体の中間部にはコネクタを設けて、電線を集約するようにした回路体を製造し、次いで、前記各々の回路体を単独で、または任意の複数に組み合わせてワイヤハーネスの完成体を形成することを特徴とする。
【0026】
前記ワイヤハーネスの製造方法を採用することで、数種類の規格化し標準化パターン化された各種回路を組み合わせてワイヤハーネスを構成でき、その結果、管理品番数を大幅に削減することができ、煩雑な管理工程を伴わなず、効率よくワイヤハーネスを製造することができる。
【0027】
具体的は、異種類の車種で共通して使用可能なワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能なワイヤハーネスの製造方法であって、ドームランプ用回路もしくはバニティミラールームランプ用回路のいずれか一方または両方の回路を有する第1の規格化した回路体、リアルームランプ用回路を有する第2の規格化した回路体、サンルーフ用回路を有する第3の規格化した回路体のうち、いずれか1種類以上の回路体を折り曲げて方向を規定し、前記第1の規格化した回路体の中間部にはコネクタを設けて、電線を集約するようにし、このようにして回路体を予め規格化した状態で製造し、次いで、1種類の回路体で、または少なくとも2種類以上の回路体を組み合わせてワイヤハーネスの完成体を形成するワイヤハーネスの製造方法としたのである。
【0028】
前記ワイヤハーネスの製造方法を採用することで、同一車種では数種類の規格化し標準パターン化された各種回路を組み合わせてワイヤハーネスを構成でき、その結果、管理品番数を大幅に削減することができ、煩雑な管理工程を伴わなず、効率よくワイヤハーネスを製造することができる。
【0029】
更に別車種に対しても、フレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体などの回路体に用いる配策材の曲げ方は規格化し標準化されるため、各部位で折り曲げ位置間の距離が異なるだけなので、ワイヤハーネスの製造工程において、切断、圧着もしくは圧接工程、更には折り曲げ、検査などの工程を共通化することができ、ワイヤハーネスの製造設備などの共通化を図ることも可能となり、これまでに必要としてきた各工程での段取り替えなどを省略でき、効率よくワイヤハーネスを製造することができる。
【0030】
また、前記回路体を折り曲げて方向を規定する前記ワイヤハーネスの製造方法としたのである。
【0031】
前記手段を採用することで、簡単に電線の方向を規定できるので、ワイヤハーネスを製造する工程において迅速化が可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電線の一例として、フレキシブルフラット回路体を用いた自動車の天井用ワイヤハーネスの取り付け構造および製造方法の実施形態を、図1〜図7にもとづいて説明する。なお、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体を用いた自動車の天井用ワイヤハーネスの取り付け構造および製造方法の実施形態についても、図1〜図7および以下に説明するものと略同様な形態のものである。
【0033】
前記従来の各物品と同じ呼び名の部分には、それらに付されたのと同一符号を付し、その構造についての詳細な説明を省略した。
【0034】
以下に、規格化し標準化した回路を説明する。図1(a)は、規格化したドームランプ用回路A(第1の回路体X)の一例であり、電線(導体)の端部には、それぞれ、他の電線や電装品と接続するためのコネクタ8、ドームランプ用コネクタ9などの電線接続用部材が取り付けられている。この電線の一端は、自動車のピラー周辺近傍部Pに接続され、もう一端はドームランプに接続される。
【0035】
ここで、図1(a)で示す他の電線や電装品と接続するためのコネクタ8の周辺近傍部イの詳細拡大図を図1(b)に示す。コネクタ8は、コネクタハウジング10aの中に、圧接端子もしくは圧着端子などの端子11を収容している。端子は、導体12に電気的に接続されており、導体12は絶縁被覆体13aでもって保護されている。
【0036】
図1(a)では、電線はL1,L2の2カ所で略直角に折れ曲がっているが、電線の折り曲げる位置は車種の大きさにより任意の位置に設定でき、少なくとも複数箇所折り曲げてもよく、また折り曲げる角度も任意の角度に規定して折り曲げてよい。
【0037】
このような電線の構造を設定することで、電線を無駄なく、また、最も安価で簡単に製造できるので、このような形態のワイヤハーネスは、主にベーシックグレードの自動車に適用することが望ましい。
【0038】
図5でも示すように、この回路は、ベーシックグレード用の回路であり、扁平な回路体を構成している電線の一端のコネクタ9にドームランプ1が接続される。
【0039】
図2(a)は、規格化したドームランプ用回路Aおよびバニティミラールームランプ用回路Bの両方の回路を有する回路体(第1の回路体X)である。ここで、バニティミラーとは、一般に化粧用ミラーのことで、通常はサンバイザに装備されることが多い。助手席用のサンバイザに取り付けられることが多いが、運転席用のサンバイザにも取り付けて使用もされ、これらの照明体がバニティミラールームランプとして取り扱われる。
【0040】
図2(a)は、ドームランプ用の電線のほかに、自動車の進行方向に向かって見て右側のバニティミラールームランプ電線および左側のバニティミラールームランプ電線が配設されたものである。この回路の自動車のピラー周辺近傍部Pへの取付側には、他の電線や電装品と接続するためのコネクタ8が設けてあり、ドームランプに接続される部位にも、ドームランプ用コネクタ9などの電線接続用部材が取り付けられている。
【0041】
一方、進行方向に向かって見て左側のバニティミラールームランプおよび右側のバニティミラールームランプに接続される部位には、それぞれバニティミラールームランプ用コネクタ14L、14Rなど電線接続用部材が取り付けられている。
【0042】
この一例では、ドームランプ用コネクタ9と、バニティミラールームランプ用コネクタ14L、14Rとを間違えずに使い分けるなどの目的からも、図2(a)で示すように異なる形状のコネクタとしている。これは、ドームランプと左右のルームランプとの、配線の掛け間違いを予め防止するうえで役立つものと期待できる。
【0043】
扁平な回路体を構成している電線は、自動車のピラー周辺近傍部Pでの他の電線との接続部位L3で、略直角に折り曲げられており、更に電線は、左側のバニティミラールームランプ用コネクタ14Lの近傍部L4で略直角に折り曲げられている。その後、電線は左側のバニティミラールームランプ用コネクタ14Lへと接続される。
【0044】
ここで、図2(a)で示すバニティミラールームランプ用コネクタ14Lの周辺近傍部ロの拡大図を図2(b)に示す。図2(b)で示すように、バニティミラールームランプ用コネクタ14Lには、コネクタハウジング10bの中に、圧接端子もしくは圧着端子などの端子11を収容している。端子11と一部の導線12は電気的に接続されている。そして導線12を絶縁被覆体から一部露出させ、絶縁被覆体13b、13cで保護されている各々の導線どおしが、絶縁被覆体13b、13cを取り除いた部分で、例えば溶接手段にて接続されている。
【0045】
前記溶接部分を経て出てきている電線は、バニティミラールームランプ用コネクタ14Lの近傍部L5で略直角に折り曲げられ、ドームランプ用コネクタ9へ向かって電線が接続されるように設定してある。電線はドームランプ用コネクタ9の近傍部L6で略直角に折り曲げられ、ドームランプ用コネクタ9へとつながっている。
【0046】
更にこのドームランプ用コネクタ9から電線が出てきているが、ドームランプ用コネクタ9の近傍部L7で、またすぐに、略直角に折り曲げられて、その後、右側のバニティミラールームランプ用コネクタ14Rの近傍部で折り曲げられ、右側のバニティミラールームランプ用コネクタ14Rまでつながっている。
【0047】
前記のように、絶縁被覆体13cで保護される導体(電線)と絶縁被覆体13dで保護される導体(電線)は、電線接続部でもあるドームランプ用コネクタ9にて、前記コネクタに各々の電線用端子を収納して電線を集約し、これにより、1つの回路体を形成していることがわかる。
【0048】
図2(a)では電線は、計6カ所で略直角に折れ曲がっているが、必要に応じて、折り曲げ部位を設けたりまた省略してもよく、電線の折り曲げる位置は車種の大きさにより任意の位置に設定でき、また折り曲げる角度も任意の角度に規定して折り曲げてよい。
【0049】
以上のように電線をつなげば、少ない電線で、左側のバニティミラールームランプ用コネクタ14Lおよび右側のバニティミラールームランプ用コネクタ14Rそしてドームランプ用コネクタ9をつなぐことができ、安価で組み付けやすい電線となる。この電線回路は、主に上級グレード用の回路として使用する。
【0050】
図3は、規格化したリアルームランプ用回路Cを有する第2の回路体Yであり、自動車の進行方向に向かって見て、左側のリアルームランプおよび右側のリアルームランプとに接続する電線回路の一例である。
【0051】
この回路の中間部には、左側のリアルームランプ用コネクタ15Lと、回路の端部には右側のリアルームランプ用コネクタ15Rなどの電線接続用部材が取り付けられている。この電線の一端は、自動車のピラー周辺近傍部Pでコネクタ16を介して他の電線と接続され、他の二端は、右側のリアルームランプおよび左側のリアルームランプに接続される。
【0052】
この回路の電線は、まず、自動車のピラー周辺近傍部Pから略直線状に、左側のリアルームランプ用コネクタ15Lまでつながっている。次に左側のリアルームランプ用コネクタから伸びる電線は、リアルームランプ用コネクタ15Lの近傍部位L9にて略直角に折り曲げて右側のリアルームランプへ向かい、右側のリアルームランプ用コネクタ15Rの近傍部位L10にて更に略直角に折り曲げられている。
【0053】
ここで、絶縁被覆体13eで保護される導体(電線)と絶縁被覆体13fで保護される導体(電線)は、電線接続部でもあるリアルームランプ用コネクタ15Lにて、前記コネクタに各々の電線用端子を収納して電線を集約し、これにより、1つの回路体を形成していることがわかる。
【0054】
このように電線の構造を設定することで、電線を無駄なく、また、最も簡単に製造できるので好ましい。なお、前述と同様に、電線の折り曲げる位置は車種の大きさにより任意の位置に設定でき、また折り曲げる角度も任意の角度に規定して折り曲げてよい。
【0055】
この電線回路も、主に上級グレード用の回路として使用し、これは図6に示すように、図2(a)のドームランプ1用回路Aとバニティミラールームランプ回路Bでなる回路体(第1の回路体X)と図3のリアルームランプ用回路(第2の回路体Y)とを併用して使い、図6(a)で示すように、自動車のピラー周辺近傍部Pにて、1つのコネクタ17で各種用途別の電線を集約したり、また、図6(b)で示すように異なるコネクタ8、16どおしで結合したり、また、テープなどを荒巻するなどして一体化されるフレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体を用いた自動車の天井用ワイヤハーネスである。
【0056】
従来では、例えば、各々個別にワイヤハーネスの品番を設けて、管理していたが、規格化した図2(a)の回路と規格化した図3の回路どおしを、自動車のピラー周辺近傍部Pに相当する部位の電線と電線間で、1つのコネクタで各種用途別の電線を集約するか、または、テープなどで荒巻きし、組み合わせて一体化すれば、簡単に図6に示す上級グレードのフレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体を用いた自動車の天井用ワイヤハーネスを煩雑な管理をすることなしに製造し、提供することができる。
【0057】
図4は、規格化したサンルーフ用回路(第3の回路体)であり、この回路は、上級グレード以上で使用される回路である。これは図4に示すように、電線の所定の部位に分岐部を設け、分岐部からサンルーフ用スイッチ用の電線が所定の長さ分で伸びている。
【0058】
自動車のピラー周辺近傍部Pにてコネクタ18が取り付けられており、コネクタ18より、絶縁被覆体13gに保護された導体(電線)が、サンルーフ用スイッチに接続されるコネクタ19Aと、サンルーフ用エレクトリックコントロールユニットに接続されるコネクタ19Bまで、それぞれ接続されている。
【0059】
図4では電線は2カ所略直角に折れ曲がっていて、1カ所の分岐部を有しているが、少なくとも複数箇所折り曲げてもよいし、また、図4とは異なる配置の電線回路としてもよい。このような折り曲げる部位については、前述と同様に、電線の折り曲げる位置は車種の大きさにより任意の位置に設定でき、また折り曲げる角度も任意の角度に規定して折り曲げてよい。
【0060】
この電線回路は、主に上級グレードに更にサンルーフを加えた回路として使用し、これは図7(a)に示すように、規格化した図2(a)の回路と規格化した図3の回路、および規格化した図4の回路とを併用して使い、自動車のピラー周辺近傍部Pにて、1つのコネクタ20で各種用途別の電線を集約したり、また、図7(b)で示すように異なるコネクタ8、16、18どおしで結合したり、また、テープなどを荒巻するなどして一体化されるフレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体を用いた自動車の天井用ワイヤハーネスである。
【0061】
従来では、例えば、図8に示すようなワイヤハーネスを設定し、ワイヤハーネスの品番を設けて管理していた。しかし、図7で示すように、図2(a)と図3および図4で示す各々の規格化した各回路どおしを、自動車のピラー周辺近傍部Pに相当する部位の電線と電線間で、1つのコネクタ20で各種用途別の電線を集約するか、または、テープなどで荒巻きし、組み合わせて一体化すれば、図6に示す上級グレードに更にサンルーフを加えた回路、すなわち図7に示す回路となり、フレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体を用いた自動車の天井用ワイヤハーネスを煩雑な管理をすることなしに製造し、提供することができる。
【0062】
本発明は、好ましくは、図6もしくは図7で示すように、異種類の車種で共通して使用可能な天井用ワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能な自動車の天井用ワイヤハーネスであって、ドームランプ用回路A(図1,図2)もしくはバニティミラールームランプ用回路B(図2)のいずれか一方または両方の回路を有する第1の回路体X(図2)、リアルームランプ用回路Cを有する第2の回路体Y(図3)、サンルーフ用回路Dを有する第3の回路体Z(図4)のうち、少なくとも2種以上の回路体からなるフレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体などから選ばれる配策材で形成された自動車の天井用ワイヤハーネスに特に効果を発揮する。
【0063】
また、本発明は、好ましくは、図6もしくは図7で示すように、異種類の車種で共通して使用可能な天井用ワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能な自動車の天井用ワイヤハーネスの製造方法であって、ドームランプ用回路A(図2)もしくはバニティミラールームランプ用回路B(図2)のいずれか一方または両方の回路を有する第1の回路体X(図2)、リアルームランプ用回路C(図4)を有する第2の回路体Y(図2)、サンルーフ用回路D(図4)を有する第3の回路体Z(図4)のうち、いずれか2種以上の回路体を、予め規格化した状態で製造し、次いで前記3種類の回路体のうちの、少なくとも2種以上の回路体を組み合わせて一体化して、ワイヤハーネスの完成体を製造するフレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体などから選ばれる配策材で形成された自動車の天井用ワイヤハーネスの製造方法に特に効果を発揮する。
【0064】
なお、本発明の規格化もしくは予め規格化した状態とは、図1(a)、図2(a)、図3および図4に示すように、電線の末端にコネクタを取り付けた状態のものであったり、また、コネクタを取り付ける前の電線用端子の状態までのままでもよい。
【0065】
例えば、図7を用いて説明すると、ドームランプ用回路A(図2)、バニティミラールームランプ用回路B(図2)、リアルームランプ用回路C、サンルーフ用回路D(図4)のそれぞれ予め規格化した回路を準備する場合に際し、自動車のピラー周辺近傍部Pのコネクタ8,16,18については、コネクタ8,16,18を取り付ける前の電線用端子までの加工状態として準備しておき、次に、図7(a)のように、各々規格化した各種用途別回路を自動車のピラー周辺近傍部Pにて各種電線をコネクタハウジングに集約し、コネクタ20によって各種用途別回路を束ねることによって、自動車の天井用ワイヤハーネスを製造し提供してもよい。
【0066】
このように、本発明で言う規格化もしくは規格化した状態とは、単独もしくは複数の各種用途別の各種回路体を、任意に組み合わせて、結合化もしくは一体化が可能な状態であることを言い、更に具体的に説明すると、それぞれの要求に応じた複数の車種、複数のグレード用などのワイヤハーネスの完成体に共通して使用可能な各回路体を用意しておく状態を言う。
【0067】
また、実施の形態の一例として、ドームランプ用回路A、バニティミラールームランプ用回路B、リアルームランプ用回路C、サンルーフ用回路Dに関するワイヤハーネスについて説明したが、本発明のワイヤハーネスは、前記各種用途別の回路群に限らず、あらゆる電装品用回路に適用することができる。
【0068】
例えば、本発明のワイヤハーネスは、本発明の目的を損なわない範囲であれば、自動車の天井に限らず、自動車の扉部分や自動車の前面計器類周辺部、更に自動車以外の電装品用回路などにも使用可能であり、本発明は、あらゆるワイヤハーネスに適用可能である。
【0069】
なお、ピラー周辺近傍部Pをより具体的に限定すると、ピラーの下部根元部位もしくはピラーと自動車の天井との接続部位近傍部である。
【0070】
また、図1〜7とも、電線は自動車の屋根の左右いずれかの前方端部、具体的には、自動車屋根の前方部分のピラー周辺近傍部P(Aピラー周辺近傍部側)から一本にまとめて、自動車屋根の中央部や自動車屋根の後方端部へ向けて配設されるようにしてある。
【0071】
このよう自動車の天井用ワイヤハーネスが配設されるのは、一般的に、自動車の電源供給装置が自動車の前方部分の収容部(エンジンルーム)に収納されていることが多いので、電線は、無駄のないようになるべく短くなるように自動車屋根の前方部分のピラー周辺近傍部Pから、屋根の各種電気部品装置へと接続されるように配設してあるが、この発明の目的を損なわない範囲であれば、いかなるピラー周辺近傍部からまとめて電線を配設するようにしてもよい。
【0072】
そして、また、各電線の端部は、圧接端子、圧着端子、ハウジング、コネクタ、これらの雄型、雌型、バスバー、また電線のままや、電線の外装被覆材を一部剥がしたものなどいかなる形態のものであってもよいが、好ましくは、これらの電線の少なくとも一端は圧接端子からなっていることが好ましい。
【0073】
圧接端子は電線と端子とを、簡単で迅速にしかも確実に固定できるので、フレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体などを用いた自動車の天井用ワイヤハーネスなどの電線回路を効率よく製造することができる。
【0074】
このような理由から、本発明で示す実施の形態の一例では、圧接端子を用いて各回路体を形成した。
【0075】
また、この発明で用いる電線は、いかなる形態の電線でもよいが、フレキシブルフラット回路体、フレキシブルプリント回路体、フラット電線からなる回路体、丸導体のリボン電線からなる回路体などの薄肉で略扁平した形状であり、しかも折り曲げ可能なほどの可撓性を有する電線を用いることがよい。
【0076】
電線を任意の方向に折り曲げやすいので加工性に優れ、また、自動車の限られたスペースを最大限に使うために、自動車の天井に薄く収まることができるなどの点で優れるためである。
【0077】
【発明の効果】
本発明のワイヤハーネスによれば、あらゆる用途、またあらゆる箇所に適用可能なワイヤハーネスを提供できる。例えば車種やグレードによらず、様々な自動車や、その他の様々な用途に取付け可能なワイヤハーネスを提供することができる。
【0078】
具体的には、各々規格化したドームランプ用回路、バニティミラールームランプ用回路、リアルームランプ用回路、サンルーフ用回路のうち1種類または少なくとも2種類以上の規格化した回路を有するワイヤハーネスに好適である。
【0079】
また、本発明の製造方法によれば、製造設備や製造工程を簡略化することが可能となり、省力化に貢献することができる。
【0080】
具体的には、各々規格化したドームランプ用回路、バニティミラールームランプ用回路、リアルームランプ用回路、サンルーフ用回路のうち1種類または少なくとも2種類以上の規格化した回路を用いてワイヤハーネスの完成体を形成する際に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はドームランプ(DOME LP)用回路Aを示す平面図であり、(b)は(a)のイ部(コネクタ8の周辺近傍部)の拡大図である。
【図2】(a)はドームランプ(DOME LP)用回路Aとバニティミラールームランプ(VTY LP)用回路Bの両方の回路を示す平面図であり、(b)は(a)のロ部(バニティミラールームランプ用コネクタ14Lの周辺近傍部)の拡大図である。
【図3】リアルームランプ(RR RM LP)用回路Cを示す平面図である。
【図4】サンルーフ用回路Dを示す平面図である。
【図5】図1(a)のドームランプ(DOME LP)用回路Aをベーシックグレード車に取り付けた回路の一例を示す平面図である。
【図6】図2(a)のドームランプ(DOME LP)用回路Aとバニティミラールームランプ(VTY LP)用回路Bと、図3のリアルームランプ(RR RM LP)用回路Cとを組み合わせて、上級グレード車に取り付けた回路の一例を示す平面図である。
【図7】図2(a)のドームランプ(DOME LP)用回路Aとバニティミラールームランプ(VTY LP)用回路Bと、図3のリアルームランプ(RR RM LP)用回路C、および図4のサンルーフ用回路Dとを組み合わせて、上級グレードに更にサンルーフを加えた車に取り付けた回路の一例を示す平面図である。
【図8】従来用いられてきた特定車種の特定グレード用ワイヤハーネス品番の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ドームランプ
2L,2R バニティミラールームランプ
3L,3R リアルームランプ
4A サンルーフ用スイッチ
4B サンルーフ用エレクトリックコントロールユニット
5 テープ
6 クランプ
7,8,16,17,18,20 コネクタ
9 ドームランプ用コネクタ
10a、10b コネクタハウジング
11 端子
12 導体
13a〜13g 絶縁被覆体
14L,14R バニティミラールームランプ用コネクタ
15L,15R リアルームランプ用コネクタ
19A サンルーフ用スイッチに接続されるコネクタ
19B サンルーフ用エレクトリックコントロールユニットに接続されるコネクタ
A ドームランプ用回路
B バニティミラールームランプ用回路
C リアルームランプ用回路
D サンルーフ用回路
L1〜L10 折り曲げ部
P 自動車のピラー周辺近傍部
X 第1の回路体
Y 第2の回路体
Z 第3の回路体
イ コネクタ8の周辺近傍部の拡大図
ロ バニティミラールームランプ用コネクタ14Lの周辺近傍部の拡大図

Claims (6)

  1. 異種類の車種で共通して使用可能なワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能なワイヤハーネスであって、規格化した各種用途別の複数種の回路体を単独で、または任意の複数に組み合わせて構成したワイヤハーネスにおいて、前記回路体は折り曲げられて方向が規定され、前記回路体の中間部にはコネクタが設けられていて、電線を集約したことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 異種類の車種で共通して使用可能なワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能なワイヤハーネスにおいて、ドームランプ用回路もしくはバニティミラールームランプ用回路のいずれか一方または両方の回路を有する第1の規格化した回路体、リアルームランプ用回路を有する第2の規格化した回路体、サンルーフ用回路を有する第3の規格化した回路体のうち、1種類の回路体で、または少なくとも2種類以上の回路体を組み合わせて構成され、前記回路体は折り曲げられて方向が規定され、前記第1の規格化した回路体の中間部にはコネクタが設けられていて、電線を集約したことを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 前記回路体が扁平な回路体であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のワイヤハーネス。
  4. 前記ワイヤハーネスが、自動車の天井用ワイヤハーネスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  5. 異種類の車種で共通して使用可能なワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能なワイヤハーネスの製造方法であって、規格化した各種用途別の複数種の回路体を単独で、または任意の複数に組み合わせて構成したワイヤハーネスの製造方法において、前記回路体を折り曲げて方向を規定し、前記回路体の中間部にはコネクタを設けて、電線を集約するようにした回路体を製造し、次いで、前記各々の回路体を単独で、または任意の複数に組み合わせてワイヤハーネスの完成体を形成することを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
  6. 異種類の車種で共通して使用可能なワイヤハーネス、または、同種類の車種であっても異なるグレードで共通して使用可能なワイヤハーネスの製造方法であって、ドームランプ用回路もしくはバニティミラールームランプ用回路のいずれか一方または両方の回路を有する第1の規格化した回路体、リアルームランプ用回路を有する第2の規格化した回路体、サンルーフ用回路を有する第3の規格化した回路体のうち、いずれか1種類以上の回路体を折り曲げて方向を規定し、前記第1の規格化した回路体の中間部にはコネクタを設けて、電線を集約するようにし、このようにして回路体を予め規格化した状態で製造し、次いで、1種類の回路体で、または少なくとも2種類以上の回路体を組み合わせてワイヤハーネスの完成体を形成することを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
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