JP4083904B2 - 圧力検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、車両や昇降機等の自動スライドドア装置においてドアパネルの異物挟み込み防止用として適用される圧力検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワゴンやバン等の車両では、モータ等の駆動手段の駆動力によってドアパネルを車両の前後方向に沿ってスライドさせて開閉する自動スライドドア装置がある。
【0003】
また、このような自動スライドドア装置には、閉移動中のドアパネルと車体との間に異物が挟み込まれた場合に、特開昭61−248310号に開示されているような感圧センサによって挟み込み状態を検出して、例えば、ドアパネルのスライドを停止させたり、或いは、ドアパネルを再び開移動させたりする挟み込み検出装置を備えた自動スライドドア装置も考案されている。
【0004】
特開昭61−248310号に開示されているような感圧センサは、何れも、ドアパネルと車体との間で異物を挟み込んだ場合に異物からの押圧反力で弾性変形可能なゴム材や柔軟な合成樹脂材によって形成された中空の外皮部を備えており、この外皮部の内部で互いに離間した状態で配置された複数の電極が外皮部の弾性変形により互いに接触して導通するようになっている。
【0005】
このような感圧センサの電極はリード線等の給電線が電気的に接続されている。給電線はドアパネルの移動方向側端部を貫通してドアパネルの内部を通り、摺動接点等を介して電源(バッテリー)へ接続される。給電線の一部には電気回路中を流れる電流値の変化を検出する電流検出素子が設けられており、感圧センサの電極が互いに接触して導通した場合の電流値の変化を検出した場合には、自動スライドドア装置のドアパネル駆動用の駆動手段を制御するコンピュータや制御回路等の制御手段へ信号を発信して、制御手段がモータを制御してドアパネルのスライド移動を停止させたり、或いは、ドアパネルを再び開移動させたりするようになっている。
【0006】
ところで、上述したように、感圧センサの電極は端末部分で給電線と接続しなければならない。しかしながら、特開昭61−248310号に開示されている感圧センサは、外皮部を切除して給電線を半田等により電極へ電気的に接続した状態で固着させ、さらに、この切除部分を絶縁性の合成樹脂材等で埋める構成であるため、ドアパネルで閉止される乗降口を介して車両の内外へ出入りする乗員から見える位置で給電線が露出してしまう。このため、乗員等との不用意な接触により給電線が断線する可能性があり、改良の余地がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮して、電極と電気的に接続される給電線等の接続手段の露出を少なく若しくは無くすことができる圧力検出装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の圧力検出装置は、中空の外皮部の内側に空隙を介して複数の電極が配置された感圧センサと、前記複数の電極へ電気的に接続され、前記複数の電極が互い接触することによる導通若しくは短絡を検出して前記外皮部に外力が作用したことを判定する判定手段と、前記複数の電極へ電気的に接続されると共に、前記外皮部の外部へ引き出され、前記複数の電極を前記判定手段へ電気的に接続する接続手段と、前記感圧センサの所定の取付位置へ固定される固定部が形成されると共に、当該固定部を介して取付位置とは反対側に前記感圧センサを支持する支持部が形成され、且つ、前記固定部と前記支持部との間に前記接続手段を収容し且つ前記判定手段への所定の引出方向へ向けて前記接続手段を案内する収容部が形成された支持手段と、を備えている。
【0009】
上記構成の圧力検出装置によれば、感圧センサの外皮部に外力が作用すると、外皮部が弾性変形し、これによって、外皮部の内部に設けられた複数の電極が互いに接触して導通若しくは短絡する。このような導通若しくは短絡状態を判定手段が検出すると、判定手段が外皮部に外力が作用したと判定する。
【0010】
ここで、この判定手段と電極とを結ぶ接続手段は、感圧センサを支持する支持手段に形成された収容部に収容されており、収容部に収容された状態で所定の引出方向へ案内されている。このように、接続手段は収容部に収容され、しかも、感圧センサとこの感圧センサを取り付ける取付位置との間に接続手段が配置されるため、少なくとも、感圧センサ側及び取付位置側からは、これらにより接続手段が隠されるため、接続手段の露出を少なく若しくは無くすことができる。
【0011】
また、支持手段の収容部は接続手段を所定の引出方向へ案内する構成であるため、支持手段の支持部へ感圧センサを支持させ、収容部へ接続手段を収容させた状態で支持手段の固定部を所定の取付位置へ固定するという感圧センサの取り付けが可能となり、感圧センサを取り付ける際の接続手段の取りまわしが容易になる。
【0012】
請求項2記載の圧力検出装置は、請求項1記載の本発明において、前記支持手段の剛性を前記外皮部の剛性よりも高く設定したことを特徴としている。
【0013】
上記構成の圧力検出装置によれば、支持手段の剛性が外皮部の剛性よりも高いため、外皮部に外力が作用した場合に外皮部よりも先に支持手段が変形して外力を吸収してしまうようなことはない。したがって、確実且つ早急な外力の検知が可能になると共に、外皮部に作用した外力の接続手段への作用を防止することができ、接続手段の保護に寄与する。
【0014】
請求項3記載の圧力検出装置は、請求項1又は請求項2記載の本発明において、前記外皮部からの引き出された前記接続手段が、前記支持手段の収容部に収容されるまでの間の外部に露出した部分を被覆するカバーを備えることを特徴としている。
【0015】
上記構成の圧力検出装置によれば、外皮部からの引き出された接続手段が、支持手段の収容部に収容されるまでの間は、支持手段に設けられたカバーに被覆されるため、接続手段の露出がより一層少なくなる。
【0016】
請求項4記載の圧力検出装置は、中空で所定方向からの外力に弾性変形可能な外皮部の内部に複数の電極が空隙を介して配置された感圧センサと、前記複数の電極へ電気的に接続され、前記複数の電極が互い接触して導通したことを検出して前記外皮部に外力が作用したことを判定する判定手段と、前記感圧センサと前記感圧センサが取り付けられる取付部との間に配置され、前記複数の電極へ電気的に接続されると共に、前記外皮部の外部へ引き出され、前記複数の電極を前記判定手段へ電気的に接続する接続手段と、前記感圧センサと前記取付部との間の前記接続手段の側方に配置され前記接続手段を遮蔽する遮蔽手段と、を備えている。
【0017】
上記構成の圧力検出装置によれば、感圧センサの外皮部に外力が作用すると、外皮部が弾性変形し、これによって、外皮部の内部に設けられた複数の電極が互いに接触して導通若しくは短絡する。このような導通若しくは短絡状態を判定手段が検出すると、判定手段が外皮部に外力が作用したと判定する。
【0018】
ここで、この判定手段と電極とを結ぶ接続手段は、感圧センサとこの感圧センサが取り付けられる取付部の間に配置されるため、感圧センサから取付部への方向及びその反対方向から接続手段を見た場合には、感圧センサ及び取付部により接続手段が隠される。また、感圧センサと取付部との間の接続手段の側方には遮蔽手段が設けられているため、感圧センサから取付部への方向に対して直交する方向から接続手段を見た場合には、遮蔽手段により接続手段が隠される。このように、様々な方向から接続手段を見ても、接続手段は、感圧センサ、取付部、及び遮蔽手段の何れかに隠されるため、接続手段の露出が極めて少ないか、或いは、露出が無くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図7には、本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置10を車両14の自動スライドドア装置16においてドアパネル18を閉じる際のドアパネル18と車体20の間での異物の挟み込み防止用として採用した例が斜視図により示されている。本圧力検出装置10の構成の説明に先立って、先ず、自動スライドドア装置16の構成について説明する。
【0020】
(自動スライドドア装置16の構成)
図7に示されるように、自動スライドドア装置16は側壁22(車体20)の後端側の車両上下方向中間部に設けられたスライドドアアクチュエータ24を備えている。スライドドアアクチュエータ24は本発明の第1の実施の形態に係るハーネスやケーブル等の接続手段(図示省略)を介して車体20の前端側若しくは運転席下方のエンジンルーム(図示省略)内に配置されたバッテリーへ電気的に接続されたスライドドアモータ28を備えている。
【0021】
スライドドアモータ28の側方にはスライドドアモータ28の出力軸へ噛合したギヤを含めた複数のギヤを収納し、これらのギヤによりスライドドアモータ28の回転を減速しつつ外部の駆動プーリ30へ伝えて駆動プーリ30を回転させる減速装置32が設けられている。駆動プーリ30は略車両上下方向を軸方向としてこの軸周りに回転可能とされており、駆動プーリ30及びこの駆動プーリ30とは離間して設けられた複数の従動プーリ34には無端ベルト36が掛け回されており、スライドドアモータ28が駆動を開始して駆動プーリ30が回転すると、無端ベルト36が従動回転を開始する。
【0022】
図7に示されるように、無端ベルト36の長手方向一部にはアタッチメント38が一体的に固定されている。図9に示されるように、アタッチメント38は、その側壁部40と概ね車幅方向に沿って側壁部40に対向する側壁部42、及びアタッチメント38と側壁部42の各上端部を繋ぐ連結部44が一体とされ、全体的に下方へ向けて開口したコ字形状の部材で、側壁22の上下方向中間部に前後方向に沿って長手となるように設けられたセンターレール46の側壁部48を跨いでいる(すなわち、側壁部40は側壁部48を介して側壁部42と互いに対向している)。アタッチメント38の側壁部42はドアパネル18の先端部へ固定されており、センターアーム50を介してドアパネル18を構成する一対のインナパネル54、アウタパネル56のうちのインナパネル54へ連結されており、無端ベルト36が回転すると、その回転方向に沿ってドアパネル18がスライドする。
【0023】
ドアパネル18は、乗員乗降用として側壁22に形成された矩形の乗降口58に対応して形成されており、乗降口58へ嵌まり込むことで乗降口58を閉止でき、この全閉状態では、ドアパネル18のアウタパネル56の外側面と側壁22の外側面とが略面一になる。
【0024】
また、図9に示されるように、センターアーム50の先端部には概ね車幅方向に沿った方向を軸方向としてその軸周りに回転するローラ60と、概ね車両14の上下方向に沿った方向を軸方向としてその軸周りに回転する一対のローラ62とがそれぞれ軸支されている。ローラ62はその外周部がセンターレール46の底壁部64に当接し底壁部64上を転動する。これに対して両ローラ60はその外周部がセンターレール46の車幅方向外側でセンターレール46と対向するように設けられた側壁部66へ当接しており、側壁部66によって車幅方向外側への移動が制限されていると共に、側壁部66へ当接した状態で転動する。
【0025】
ここで、図8及び図9に示されるように、センターレール46の前端側は車幅方向内側へ向けて傾斜している。このため、乗降口58へ嵌まり込んだドアパネル18が車両14の後方側へ向けてスライドする際には、先ず、ローラ60がセンターレール46の前端側で側壁部66に案内されてドアパネル18が車両14の後方側へ向けてスライドしつつ車幅方向外側へ移動し、側壁22よりも車幅方向外側へドアパネル18が位置した状態から車幅方向に沿って側壁22と対向した状態で後方へスライドする。
【0026】
一方、図8に示されるように、側壁22の上端部近傍には乗降口58の上端部に沿ってアッパレール68が設けられている。図10に示されるようにアッパレール68は下方へ向けて開口した断面コ字形状とされており、その内部には概ね車両14の上下方向を軸方向とされその軸周りに回転可能にアッパアーム70の先端に軸支されたローラ72が入り込んでいる。アッパレール68は概ね車幅方向に沿って互いに対向した一対の側壁部74を有しており、ローラ72の外周部は一対の側壁部74のうちの車幅方向外側の側壁部74へ当接し、側壁部74により車幅方向外側への移動が制限されていると共に、側壁部74へ当接した状態で転動する。
【0027】
アッパアーム70の基端部はボルト等の締結手段(図示省略)によりインナパネル54の上端部近傍に固定されており、ローラ72が側壁部74により車幅方向外側への移動が制限されていることでドアパネル18の車幅方向外側への移動が制限されている。また、アッパレール68の前端側もセンターレール46と同様に車幅方向内側へ向けて傾斜しており、ローラ60がセンターレール46の前端側で側壁部66に案内される際にはローラ72がアッパレール68の前端側でアッパレール68に案内される。
【0028】
さらに、図11及び図12に示されるように、側壁22の下端部近傍には乗降口58の下端部に沿ってロアレール76が設けられている。ロアレール76は車両14の床部の一部を構成するステップ78の下方に設けられており、概ね車幅方向外側へ向けて開口した断面コ字形状とされている。
【0029】
ロアレール76の内側にはロアアーム80の先端側が入り込んでいる。ロアアーム80の先端には概ね車幅方向に沿った方向を軸方向としてその軸周りに回転するローラ82と、概ね車両14の上下方向に沿った方向を軸方向としてその軸周りに回転するローラ84とがそれぞれ軸支されている。ローラ84はその外周部がロアレール76の下壁部86に当接し下壁部86上を転動する。
【0030】
これに対してローラ82は、下方へ向けて開口した断面コ字形状のガイドレール88の内部に入り込んでいる。ガイドレール88はロアレール76の上壁部90へ固着されており、概ね車幅方向に沿って互いに対向する一対の側壁部92のうち車幅方向外側に位置する側壁部92へローラ82の外周部が当接している。ローラ82は車幅方向外側の側壁部92により車幅方向外側への移動が制限されていると共に、側壁部92へ当接した状態で転動する。また、ガイドレール88の前端側もセンターレール46と同様に車幅方向内側へ向けて傾斜しており、ローラ60がセンターレール46の前端側で側壁部66に案内される際にはローラ82がガイドレール88の前端側で側壁部92に案内される。
【0031】
すなわち、ドアパネル18はセンターアーム50のローラ62、アッパアーム70のローラ72、及びロアアーム80のローラ84を介して概ね車両14の前後方向に沿った軌道上でスライド可能に車体20へ取り付けられており、スライドドアアクチュエータ24のスライドドアモータ28が正転駆動若しくは逆転駆動することでスライドドアモータ28が車両14の後方或いは前方へ向けてスライドし、乗降口58を開閉する構成である。
【0032】
図6のブロック図に示されるように、スライドドアアクチュエータ24はリレー等の制御回路によって構成されるスライドドアドライバ94を備えており、スライドドアドライバ94を介してバッテリー26へ電気的に接続されている。スライドドアドライバ94は判定手段としてのコンピュータ96を介してバッテリー26へ接続されており、例えば、車両14の運転席の近傍に設けられた操作スイッチ98をスイッチ操作すると、そのときの操作スイッチ98のスイッチ状態に応じた信号をスライドドアドライバ94に送り、スライドドアモータ28を正転駆動又は逆転駆動させ、或いは停止させる。
【0033】
一方、自動スライドドア装置16は位置検出装置100を備えている。位置検出装置100は、例えば、周方向に沿って所定角度毎に放射状にスリット孔が形成され、スライドドアモータ28の出力軸の回転に連動して回転する円盤状のスリット盤と、このスリット盤を挟んで設けられた一対の発光素子及び受光素子(何れも図示省略)から成り、発光素子から発せられて回転するスリット盤のスリット孔を通過した光が受光素子にて受光された回数をカウントすることですることでスライドドアモータ28の出力軸の回転数、すなわち、ドアパネル18のスライド量を検知する構成となっている。
【0034】
また、図7に示されるように、自動スライドドア装置16は車体20に設けられたクローザアクチュエータ102を備えている。クローザアクチュエータ102はクローザモータ104を備えており、ドアパネル18の閉移動方向側の端部と、これに対向する乗降口58の内周部と、にそれぞれ設けられた一対のジャンクション(図示省略)が互いに電気的に接続されるまでドアパネル18がスライドして、所謂半ドアの状態となると、クローザモータ104が通電されて駆動を開始してドアパネル18を閉じきると共にこのときのスライド量を位置検出装置100が検出することでコンピュータ96がスライドドアドライバ94を操作してバッテリー26からスライドドアモータ28への通電を停止し、スライドドアモータ28を停止させる。クローザモータ104がドアパネル18をスライドさせて閉じきりクローザアクチュエータ102のラッチスイッチ(図示省略)がこれを検出すると、リンク機構等の機械的な伝達手段を介してドアパネル18をロックする。
【0035】
(圧力検出装置10の構成)
次に圧力検出装置10の構成について説明する。
【0036】
図7及び図8に示されるように、圧力検出装置10は、ドアパネル18の閉移動方向側の端部に沿って設けられた車両14の上下方向に沿って長手とされた被固定体としての感圧センサ120を備えている。図1、図2、及び図4に示されるように、感圧センサ120は、ゴムや軟質の合成樹脂材等、絶縁性を有する弾性材によって長尺状に形成されてセンサ本体122を構成する外皮部124を備えている。外皮部124の内部には断面十字形状の十字孔126が外皮部124の長手方向に沿って形成されている。十字孔126は外皮部124の長手方向に沿って外皮部124の中心周りに漸次変位している。
【0037】
また、外皮部124の内部には銅線等の導電性細線を縒り合わせることにより可撓性を有する長尺紐状に形成され、且つ、導電性ゴムに被覆された電極としての電極線128、130、132、134が設けられている。これらの電極線128〜134はセンサ本体122を構成し、十字孔126の中央近傍で十字孔126を介して互いに離間し且つ十字孔126に沿って螺旋状に配置され、十字孔126の内周部へ一体的に固着されている。したがって、外皮部124が弾性変形することで電極線128〜134は撓み、特に、十字孔126が潰れる程度に外皮部124が弾性変形すれば、電極線128又は電極線132が電極線130又は電極線134と接触して導通する。また、外皮部124が復元すれば電極線128〜134もまた復元する。
【0038】
また、図5の回路図に示されるように、電極線128と電極線132は長手方向一方の端部で導通しており、電極線130と電極線134もまた長手方向一方の端部で導通している。電極線130と電極線132は長手方向他端部で抵抗136を介して導通しており、電極線128、134の各々の長手方向他端部は接続手段としてのリード線138を介してバッテリー26へ接続されている。リード線138は断面長方形状の外皮の内部に一対の導線139、140が埋設された長尺部材で、電極線128、134の各々の長手方向他端部はリード線138の一対の導線139、140及びハーネス(図示省略)を介してバッテリー26へ接続されている。但し、電極線134だけは、電流計や所定値以上の電流が流れると回路を遮断する電流検出素子142、リード線138及びハーネスを介してバッテリー26へ接続されている。すなわち、電極線128から電極線130、電極線132を介して電極線134へ流れる電流は、通常、抵抗136を介して流れるが、仮に、外皮部124が押し潰されて電極線128又は電極線132が電極線130又は電極線134と接触して導通して短絡すると、電流は抵抗136を介さずに流れるため、例えば、一定の電圧でこの回路に電流を流していれば電流値が変化する。したがって、このときの電流値の変化を検知すれば外皮部124が押し潰されたか否か、すなわち、外皮部124に外力が作用したか否かを検知できる。また、図5に示されるように、電流検出素子142はコンピュータ96へ接続されており、電流検出素子142が回路中に所定値以上の電流が流れたこと、すなわち、電極線128又は電極線132が電極線130又は電極線134と接触して導通して短絡したことを電流検出素子142が検出すると、コンピュータ96がスライドドアドライバ94及びクローザドライバ110を操作してスライドドアモータ28及びクローザモータ104を反転駆動させる。
【0039】
図1及び図2に示されるように、上記構成のセンサ本体122は外皮部124を形成する合成樹脂材よりも低剛性の合成樹脂材若しくはゴム材により長尺チューブ状に形成されたプロテクタ144の内部に挿入された状態で保持されている。
【0040】
図2に示されるように、プロテクタ144は断面が車両14の前方側へ向けて開口した凹形状の保持部146を備えている。保持部146の凹部の曲率半径は上述した外皮部124の外径の曲率半径に対応しており、外皮部124の車両14の後方側に対応した部分に当接している。一方の保持部146の車両14の前側には車両14の後方側へ向けて開口した凹形状の柔軟部148が連続して形成されている。柔軟部148の凹部の曲率半径もまた上述した外皮部124の外径の曲率半径に対応しており、上述した外皮部124の外周部のうち、保持部146が当接していない部分を覆うように当接している。すなわち、この柔軟部148と保持部146とで内径寸法が外皮部124の外径寸法に対応した長尺のチューブ状とされ、その内側にセンサ本体122が収容されることになる。また、この柔軟部148の表面にはシリコン層(図示省略)が形成されており、冬季等の気温が低下した際に柔軟部148が凍結して硬化するのを防止している。
【0041】
一方、保持部146の柔軟部148とは反対側には取付部150が連続して形成されている。この取付部150には車両14の後方側へ向けて開口し、且つ、保持部146及び柔軟部148の長手方向に沿って長手とされた、取付溝152が形成されておりインナパネル54の前端部近傍に設けられた支持手段及び遮蔽手段としてのブラケット160へ取り付けられている。
【0042】
図1及び図2に示されるように、インナパネル54の前端部近傍の一部分は、一旦車両14の左側へ屈曲されており、この部分ではインナパネル54の板厚方向が車両14の前後方向に沿っている。さらに、この屈曲部分の左側端部は車両14の前方側へ向けて延出されており、アウタパネル56の前端部が『かしめ』によりインナパネル54の前端部と一体となっている。ブラケット160は、インナパネル54の上下方向に沿って長手とされた固定部としての平板状の基部162を備えており、この基部162がリベットや溶接、若しくはねじ止めによりインナパネル54の屈曲部分(すなわち、板厚方向が車両14の前後方向とされた部分)に固定されている。この基部162の幅方向一方の端部からは、車両14の前方側へ向けて収容部としてのリード線収容部164が延出されている。リード線収容部164は、その前後方向中間部がクランク状に屈曲しており、これによって内側面が互いに平行な断面略長方形状で車両14の左方へ向けて開口した収容溝166が形成されている。収容溝166は、車両14の上下方向に沿って長手とされており、その左側方には、インナパネル54及びアウタパネル56の前端部近傍が位置している。このインナパネル54及びアウタパネル56の収容溝166の左側方に位置した部分は遮蔽手段としての遮蔽部158とされ、車両14の左側方側から収容溝166を遮蔽している。この収容溝166の内側には上述したリード線138が収容されており、下端部で電極線128、134へ電気的に接続されたリード線138が収容溝166により車両14の上方へ向けて案内されている。
【0043】
さらに、収容溝166の前端部からは、板状の支持部168が車両14の前方側へ向けて延出されており、上述した取付部150の取付溝152の内部へ入り込み、その先端部(前端部)は取付溝152の底部へ当接している。取付部150は自らの弾性力により支持部168を挟持することで支持部168に支持されると共に、支持部168及び取付溝152の内部の少なくとも何れか一方に塗布された接着剤の接着力により支持部168へ固定される。また、図2に示されるように、支持部168の延出量(すなわち、車両14の上下方向に沿った方向を長手方向とした場合の支持部168の幅寸法)は、取付溝152の深さ寸法に概ね等しく、支持部168の先端部(前端部)が取付溝152の底部へ当接した状態では、取付部150の車両14の後方側の端部の一部がリード線収容部164の車両14の前方側の端部に当接する。
【0044】
一方、図1に示されるように、ブラケット160の長手方向中間部には、インナパネル54に形成された矩形状の透孔170に対応して切欠部172が形成されており、この部分では、支持部168は存在するものの基部162及びリード線収容部164の一部が存在しない。収容溝166により車両14の上方向へ向けて案内されたリード線138は、切欠部172が形成された部分で車両14の後方側へ向けて湾曲され、切欠部172及び透孔170を貫通してインナパネル54とアウタパネル56の間、すなわちドアパネル18の内部へ入り込んでいる。
【0045】
また、図1に示されるように、ブラケット160の下側にはカバー174が設けられている。カバー174は、車両14の左側へ向けて開口した箱形状とされており、その深さは収容溝166よりも深く、また、幅寸法(車両14の前後方向に沿った方向の寸法)は収容溝166よりも広い。但し、カバー174の左側方には上記の遮蔽部158が位置しており、カバー174は収容溝166と同様に車両14の左側方側から遮蔽されている。さらに、カバー174の底部と収容溝166の底部及びリード線収容部164の後端側とカバー174の後端側とは連続しており、カバー174とブラケット160とが一体とされている。但し、リード線収容部164の前端側とカバー174の前端側との間には切欠部176が形成されており、プロテクタ144(感圧センサ120)の下端部近傍部分が切欠部176を介してカバー174内へ入り込んでおり、プロテクタ144及び外皮部124の下端部から引き出された電極線128〜134がカバー174内に収容されていると共に、図3に示されるように、電極線130と電極線132との双方の結線部分である抵抗136が接着剤によりカバー174に対して絶縁された状態でカバー174の底部に固着されている。また、カバー174の内側には、リード線138の下端部近傍が入り込んでおり、リード線138の導線139、140と電極線128、134との結線部分が接着剤によりカバー174に対して絶縁された状態でカバー174の底部に固着されている。したがって、電極線128〜132及びリード線138の各導線139、140の各々の下方での外皮部124からの引き出し部分はカバー174に支持されている。
【0046】
(本実施の形態の作用並びに効果)
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
【0047】
ドアパネル18が車両14の後方側へスライドして乗降口58を開放した状態で、操作スイッチ98を閉操作すると、コンピュータ96がスライドドアアクチュエータ24のスライドドアドライバ94を操作してスライドドアドライバ94がスライドドアモータ28を駆動させ、無端ベルト36、センターアーム50を介してドアパネル18を車両14の前方側へ向けてスライドさせる。
【0048】
ドアパネル18が前方へスライドして乗降口58を全閉する際のドアパネル18のスライド軌道上に異物が存在すると、ドアパネル18の閉移動方向側端部(前端部)が異物に当接して異物を押圧する。このときの異物からの押圧反力でプロテクタ144及び外皮部124が弾性変形すると、外皮部124内の電極線128又は電極線132が電極線130又は電極線134と接触して導通して短絡する。上述したように、このとき電極線128〜134を含む電気回路(図11参照)を流れる電流は抵抗136を介さずに流れるため、例えば、一定の電圧でこの回路に電流を流していれば電流値が変化し、外皮部124がこのときの電流値の変化を検知する。外皮部124が電流値の変化を検知すると、コンピュータ96がスライドドアドライバ94及びクローザドライバ110を操作してスライドドアモータ28及びクローザモータ104を反転駆動させて、ドアパネル18を車両14の後方側へスライドさせる。これにより、ドアパネル18による異物の挟み込みを防止できる。
【0049】
ところで、本圧力検出装置10において、リード線138はブラケット160のリード線収容部164(収容溝166)に収容されているため、車両12の右側からはリード線138がリード線収容部164に隠される(遮蔽される)このため、乗降口58から乗員が乗降する場合等に乗員の身体や乗員が所持する手荷物等が直接リード線138に触れるようなことはない。また、リード線収容部164の収容溝166は車両14の左方へ向けて開口しているが、リード線収容部164の左側方には、インナパネル54及びアウタパネル56の前端部近傍部分により構成される遮蔽部158が車両14の左側方側から収容溝166を隠している(遮蔽している)。したがって、乗降口58から乗員が乗降する場合等に乗員の身体は乗員が所持する手荷物等が収容溝166内のリード線138に触れるようなことはなく、リード線138が断線させられるようなことはない。
【0050】
また、感圧センサ120の及びリード線138の各々の下端部近傍はブラケット160のカバー174に収容されている。したがって、乗降口58から乗員が乗降する場合等にリード線138の下端部から引き出された導線139、140や外皮部122の下端部から引き出された電極線128〜130、及びこれらの結線部分へ乗員の身体や乗員が所持する手荷物等が直接触れるようなことはない。
【0051】
さらに、カバー174は車両14の左方へ向けて開口しているが、カバー174の左側方には上記の遮蔽部158が車両14の左側方側からカバー174を遮蔽している。したがって、乗降口58から乗員が乗降する場合等にリード線138の下端部から引き出された導線139、140や外皮部122の下端部から引き出された電極線128〜130、及びこれらの結線部分へ乗員の身体や乗員が所持する手荷物等が直接触れるようなことはない。このため、電極線128〜134、リード線138、及びこれらの結線部分が断線させられるようなことはない。しかも、電極線130と電極線132とを繋ぐ抵抗136、及び電極線128、134とリード線138の各導線139、140との結線部分は接着剤によりカバー174に対して絶縁された状態でカバー174の底部に固着されてカバー174に支持されているため、ドアパネル18が前後にスライドする際の慣性力や走行中の車両18の振動等により電極線128〜134、リード線138、及びこれらの結線部分が断線させられるようなことはない。
【0052】
また、感圧センサ120をドアパネル18へ組み付ける場合には、予め、取付部150の取付溝152にブラケット160の支持部168を嵌め込ませ、感圧センサ120とブラケット160とをアッセンブリ化した状態で組み付けるが、このとき、リード線138を収容溝166へ収容すると共に、リード線138の下端部から引き出された導線139、140や外皮部122の下端部から引き出された電極線128〜130の各々の結線部分を接着剤でカバー174の底部へ固着させておくことで、ドアパネル18への組み付けは基本的に基部162のドアパネル18への固定だけでよく、しかも、組み付けの際におけるリード線138や電極線128〜134への外力の付与を極めて少なくできる(すなわち、ドアパネル18へ感圧センサ120を組み付けるために、リード線138や電極線128〜134を引っ張ったりするようなことが極めて少ない)。このため、組付作業時における断線を防止できる。
【0053】
なお、本実施の形態において、ブラケット160は支持手段としてリード線(接続手段)138を収容するリード線収容部164を備える構成であったが、ブラケット160を遮蔽手段として考えた場合には、ブラケット160はリード線138の側方でリード線138を車両室内側から単に遮蔽していればよい。したがって、この場合には、ブラケット160にリード線収容部164を形成していなくてもよい。
【0054】
また、本実施の形態において、ドアパネル18の一部を遮蔽部158として遮蔽部158を遮蔽手段としたが、遮蔽手段の構成がこれに限定されるものではなく、例えば、リード線収容部164の収容溝166に長尺板状の蓋を設け、この蓋を以て遮蔽手段としてもよい。
【0055】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、以下の第2の実施の形態の説明において、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部位に関しては、同一の符号を付与してその説明を省略する。
【0056】
図13には、本発明の第2の実施の形態に係る圧力検出装置200の要部の構成が断面図によって示されている。
【0057】
図2と図13とを比べてわかるように、前記第1の実施の形態では、リード線138の外皮の断面形状が略長方形状であったのに対し、本実施の形態ではリード線138の外皮の断面形状が、車幅方向外側へ向けて漸次厚さ寸法(すなわち、車両14の前後方向に沿った方向の寸法)が短くなる台形状とされている。
【0058】
また、本実施の形態では、リード線収容部164に収容溝204が形成されている。収容溝204はその内側にリード線138を収容するという点においては前記第1の実施の形態における収容溝166と同じであるが、収容溝166は内底部の幅寸法と開口端の開口幅寸法が同じであったのに対し、本実施の形態において収容溝204は内底部から開口側へ向けて漸次幅寸法が狭くなっている。収容溝204の開口端ではその開口幅は、リード線138の外皮の車両左方側端部(すなわち、外皮の断面形状を台形とした場合、上底に相当)の幅寸法と略等しく、車両右方側端部(すなわち、外皮の断面形状を台形とした場合、下底に相当)の幅寸法よりも狭い。
【0059】
このため、本実施の形態では、収容溝204の内部にリード線138を収容すると、収容溝204の内側面がリード線138の車両左側への移動を制限している。このため、本実施の形態では、リード線138の収容溝204内からの抜けを防止できる。
【0060】
なお、本実施の形態は、収容溝204の形状が前記第1の実施の形態における収容溝166の形状とは異なるだけで、他の構成は前記第1の実施の形態と同じであるため、前記第1の実施の形態と同様の作用を奏し、同様の効果を得ることができる。
【0061】
また、本実施の形態は、リード線138の外皮の断面形状を上底が下底よりも短い台形状とすると共に、収容溝204の幅寸法を開口端側へ向けて漸次狭くした構成であったが、例えば、図14に示されるように、リード線138の外皮の形状を断面円形とすると共に、収容溝204の内周部をリード線138の外周部の曲率に略等しい円弧状とし、更に、リード線138の周方向一端から他端までの円弧の角度を180度よりも大きくした構成であってもよい。このような構成では、収容溝204の内周部の中心周りの開口端の開口角度が、180度よりも小さくなるため、開口端での開口幅寸法はリード線138の直径寸法よりも狭くなる。このため、図14に示される変形例でも、リード線138の収容溝204内からの抜けを防止できる。
【0062】
さらに、上記の各実施の形態では、何れも、導線139、140を外皮に埋設して一体としたリード線138を用いていたが、接続手段の構成はこれに限定されるものではない。例えば、導線139、140を外皮等で一体とせず、導線139と導線140を独立させ、これらを以て接続手段としてもよいし、また、外皮等で被覆するにしても、導線139、140の外径寸法よりの内径寸法が十分に大きなホース等の内部に導線139、140を挿入した構成を以て接続手段としてもよい。
【0063】
また、上記の各実施の形態では、収容部としてのリード線収容部164の収容溝166、204の内形状がリード線138の(外皮の)外形状に対応しており、リード線138を収容溝166、204内へ嵌め込んだ構成であった。すなわち、上記の各実施の形態では、程度の差はあるものの、収容溝166、204がリード線138を保持する、或いは保持できる構成であった。しかしながら、収容部は接続手段を案内できる構成であればよく、収容部が接続手段をする構成である必要はない。すなわち、リード線138(導線139、140を外皮で被覆しない場合には導線139、140)を、単に、収容溝166或いは収容溝204内で這わせる構成(すなわち、収容部が接続手段を単に収容するだけの構成)であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置の要部の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置の要部の構成を示す断面図である。
【図3】カバー内に接続手段等が収容された状態を示す図である。
【図4】感圧センサの電極の構成を示す斜視図である。
【図5】感圧センサの構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置を適用した車両の後方からの斜視図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置を適用した車両の前方からの斜視図である。
【図9】自動スライドドア装置のセンターレール近傍を拡大した斜視図である。
【図10】自動スライドドア装置のアッパレール近傍を拡大した斜視図である。
【図11】自動スライドドア装置のロアレール近傍を拡大した縦断面図である。
【図12】自動スライドドア装置のロアレール近傍を拡大した平面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る圧力検出装置の要部の構成を示す図2に対応した断面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る圧力検出装置の変形例の構成を示す図2に対応した断面図である。
【符号の説明】
10 圧力検出装置
96 コンピュータ(判定手段)
120 感圧センサ
124 外皮部
128 電極線(電極)
130 電極線(電極)
132 電極線(電極)
134 電極線(電極)
138 リード線(接続手段)
160 ブラケット(支持手段、遮蔽手段)
162 基部(固定部)
164 リード線収容部(収容部)
168 支持部
174 カバー
200 圧力検出装置

Claims (4)

  1. 中空の外皮部の内側に空隙を介して複数の電極が配置された感圧センサと、
    前記複数の電極へ電気的に接続され、前記複数の電極が互い接触することによる導通若しくは短絡を検出して前記外皮部に外力が作用したことを判定する判定手段と、
    前記複数の電極へ電気的に接続されると共に、前記外皮部の外部へ引き出され、前記複数の電極を前記判定手段へ電気的に接続する接続手段と、
    前記感圧センサの所定の取付位置へ固定される固定部が形成されると共に、当該固定部を介して取付位置とは反対側に前記感圧センサを支持する支持部が形成され、且つ、前記固定部と前記支持部との間に前記接続手段を収容し且つ前記判定手段への所定の引出方向へ向けて前記接続手段を案内する収容部が形成された支持手段と、
    を備える圧力検出装置。
  2. 前記支持手段の剛性を前記外皮部の剛性よりも高く設定したことを特徴とする請求項1記載の圧力検出装置。
  3. 前記外皮部からの引き出された前記接続手段が、前記支持手段の収容部に収容されるまでの間の外部に露出した部分を被覆するカバーを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の圧力検出装置。
  4. 中空で所定方向からの外力に弾性変形可能な外皮部の内部に複数の電極が空隙を介して配置された感圧センサと、
    前記複数の電極へ電気的に接続され、前記複数の電極が互い接触して導通したことを検出して前記外皮部に外力が作用したことを判定する判定手段と、
    前記感圧センサと前記感圧センサが取り付けられる取付部との間に配置され、前記複数の電極へ電気的に接続されると共に、前記外皮部の外部へ引き出され、前記複数の電極を前記判定手段へ電気的に接続する接続手段と、
    前記感圧センサと前記取付部との間の前記接続手段の側方に配置され前記接続手段を遮蔽する遮蔽手段と、
    を備える圧力検出装置。
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