JP4056894B2 - おむつ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サイドフラップを有するおむつに関する。
【0002】
【従来の技術】
乳幼児用あるいは大人用の使い捨ておむつは、最初からパンツ状に成形されているパンツ型と、着用前は1枚のシート状物であり、着用時に所定箇所を留めることによってパンツ状に成形される展開型とに大別される。パンツ型の使い捨ておむつは、幼児用のおむつとして、あるいは1人でも起き上がることができる大人用のおむつとして特に好適であり、展開型のおむつは、1人では起き上がることが困難で介護が必要な大人用のおむつとして特に好適である。
【0003】
展開型の使い捨ておむつでは、通常、着用時に着用者の体表側に向けられる内側シートの外側に吸収体が配置され、当該吸収体の外側に液不透過性の裏面シートが配置されている。そして、着用時の便宜を図るため、着用時に着用者の背側に回される背側領域、および着用者の腹側に回される腹側領域それぞれに、着用者の体側部に当てられるサイドフラップが形成されている。背側領域に形成されているサイドフラップと腹側領域に形成されているサイドフラップとを着用者の左体側部上および右体側部上において重ね、これらのサイドフラップを面状ファスナ等によって互いに固定することにより、おむつを装着することができる。
【0004】
上記の内側シートは、吸収体の上面(着用時の内側面)を覆って当該吸収体への***物の透過を許容する液透過性の表面シートと、表面シートの幅方向側縁部に接合されて***物の透過を規制する液不透過性のサイドシートとを有しており、サイドシート中の所定領域が、上述の裏面シート中の所定領域と共にサイドフラップを構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、1人では起き上がることができない大人に介護者が展開型の使い捨ておむつを着用させる場合には、当該使い捨ておむつの背側領域の位置を調整するために背側領域のサイドフラップを掴んで強く引っ張らなければならないことが多々あり、このとき、内側シートを構成しているサイドシートが表面シートから剥離することがある。
【0006】
サイドシートが表面シートから剥離すると、背側領域の位置を調整することが困難になるばかりでなく、このような使い捨ておむつをそのまま使用すると***物が不所望の方向に流下して、漏れの原因ともなり得る。
【0007】
そこで、本発明は、サイドフラップを備えたおむつであって、サイドフラップの引張強度が向上したおむつを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。以下の説明では、本発明の理解を容易にするために添付図面中の参照符号を括弧書きで付記するが、それによって本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0009】
本発明の一態様では、着用時に着用者の体表側に向けられる内側シート(10)と、前記内側シートの外側に配置されて***物を吸収し、保持する吸収体(20)と、前記吸収体の外表面を覆って該吸収体からの前記***物の漏出を防止する液不透過性の裏面シート(15)とを備え、前記着用者の体側部上に当てられるサイドフラップ(1a、1b、5a、5b)を有するおむつ(50、60、70、80、90)であって、前記内側シートは、前記吸収体への***物の透過を許容する液透過性の表面シート(11)と、前記表面シートの幅方向側縁部に接合されて前記***物の透過を規制する液不透過性または撥水性のサイドシート(12)とを含み、前記着用時に着用者の背面に回される背側領域(R1)において、前記表面シートと前記サイドシートとの接合部(13)が前記吸収体の上面に接合されており、前記吸収体の幅方向側縁部裏側で前記裏面シートと前記吸収体とが接合されており、さらに、前記内側シート、前記吸収体、および前記裏面シートが前記吸収体の幅方向側方で互いに接合されていることを特徴とするおむつを提供して、上記の課題を解決する。
【0010】
表面シートとサイドシートとの接合部を吸収体の上面に接合させることにより、表面シートとサイドシートとの剥離を抑制することが可能になる。さらに、内側シート、吸収体、および裏面シートの3部材を吸収体の幅方向側方で互いに接合させることにより、背側領域の幅方向端部を掴んで引っ張ったときに上記の接合部に働く引張応力を緩和させることができる。
これらの結果として、サイドフラップの引張強度を向上させることができる。
【0011】
本発明による上述の作用および利得は、次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しつつ詳述する。
【0013】
<第1実施形態>
図1(A)は、第1実施形態のおむつを概略的に示す上面図であり、図1(B)は、図1(A)に示したおむつを概略的に示す底面図である。いずれの図においても、おむつは緊張状態に保持されている。
【0014】
ここで、本明細書でおむつについていう「上面図」および「底面図」とは、着用時に着用者の体表側に当てられる面を上にして置かれたおむつについての上面図または底面図を意味する。また、「おむつを緊張状態に保持する」とは、おむつに設けられている弾性体の収縮に起因する変形が実質的に消失するように、当該おむつをその幅方向および長手方向に張力を加えて保持することを意味する。
【0015】
図示のおむつ50は展開型のおむつであり、図1(A)中および図1(B)中に矢印D1で示す長手方向(以下、「長手方向D1」という。)に沿って、便宜上、3つの領域に区分することができる。1つは、主として着用者の臀部から背部に当てられる背側領域R1であり、他の1つは主として着用者の下腹部に当てられる股下領域R2であり、さらに他の1つは、主として着用者の腹部に当てられる腹側領域R3である。長手方向D1についてみたときの背側領域R1および腹側領域R3それぞれの長さは、長手方向D1についてのおむつ50の長さの例えば1/4となる。
【0016】
着用者の大腿部へのフィット性を高め、かつ、装着性をよくするために、股下領域R2の幅は他の2つの領域R1、R3の幅よりも狭くなっており、背側領域R1における股下領域R2側の縁部、および腹側領域R3における股下領域R2側の縁部は、共に、股下領域R2に向かうに従って漸次狭くなっている。
【0017】
図1(A)および図1(B)に矢印D2で示す幅方向(以下、「幅方向D2」という。)についてみたときに、背側領域R1のうちで股下領域R2よりも幅方向D2に突出している領域、および、腹側領域R3のうちで股下領域R2よりも幅方向D2に突出している領域が、それぞれ、着用者の体側部に当てられるサイドフラップである。背側領域R1には2つのサイドフラップ1a、1bが形成されており、腹側領域R3には2つのサイドフラップ5a、5bが形成されている。図1(A)および図1(B)においては、便宜上、4つのサイドフラップ1a、1b、3a、3bのそれぞれにスマッジングを付してある。
【0018】
背側領域R3中のサイドフラップ1a、1bには、それぞれ、面状ファスナ用オス材3aを片面に備えたテープ状部材3が2つずつ固定されている。また、腹側領域R2の裏面には、例えば不織布からなる面状ファスナ用メス材7が固着されている。
【0019】
おむつ50の着用時には、着用者の右体側部においてサイドフラップ1aがサイドフラップ5a上に重ねられ、サイドフラップ1aに固定されている各テープ状部材3中の面状ファスナ用オス材3aが面状ファスナ用メス材7に係止される。また、着用者の左体側部においてサイドフラップ1bがサイドフラップ5b上に重ねられ、サイドフラップ1bに固定されている各テープ状部材3中の面状ファスナ用オス材3aが面状ファスナ用メス材7に係止される。
【0020】
おむつ50における内側には、液透過性の表面シートと液不透過性または撥水性のサイドシートとを有する内側シート10が配置され、外側にはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の有機高分子材料によって形成された液不透過性の裏面シート15が配置されている。内側シート10の輪郭形状および大きさは裏面シート15の輪郭形状および大きさと略同じであり、当該内側シート10および裏面シート15によって、テープ状部材3の各々を除いたおむつ50の平面視上の輪郭形状および大きさが実質的に決定されている。
【0021】
***物を吸収するための吸収体20は、内側シート10および裏面シート15の間に配置されている。また、内側シート10と裏面シート15との間には、***物が着用者の鼠けい部を経て漏出するのを防止するために、左側縁部および右側縁部それぞれに糸ゴムや平ゴム等の弾性体25が配置されている。これらの弾性体25は、着用時に着用者の鼠けい部近傍に配されるものであり、少なくともおむつ50が自然状態にあるときにはある程度収縮して、ギャザーを形成する。図示の例では、左側縁部および右側縁部にそれぞれに弾性体25が2本ずつ配置されている。
【0022】
上述した構成および形状は、展開型のおむつでは一般的なものである。おむつ50の最大の特徴は、内側シート10と裏面シート15と吸収体20との接合形態にある。
【0023】
以下、図2(A)および図2(B)を参照しておむつ50の断面構造をまず説明し、次いで、当該おむつ50における内側シート10と裏面シート15と吸収体20との接合形態について説明する。
【0024】
図2(A)は、図1(A)に示したIIA−IIA線断面を概略的に示し、図2(B)は、図1(A)に示したIIB−IIB線断面を概略的に示す。これらの図に示した部材のうち、既に図1(A)または図1(B)に示した部材については図1(A)または図1(B)で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
【0025】
図示のように、内側シート10は、吸収体20上に配置されて当該吸収体20への***物の透過を許容する液透過性の表面シート11と、この表面シート11の幅方向側縁部に接合されて***物の透過を規制する液不透過性または撥水性のサイドシート12とを有している。
【0026】
上記の表面シート11は、例えば親水性の不織布や多孔性フィルム等によって形成され、その長手方向D1(図1(A)参照)の長さが内側シート10の長手方向D1の長さとなっている。表面シート11における幅方向D2(図1(A)参照)の幅は、吸収体20における幅方向D2の幅よりも若干狭い。
【0027】
一方、上記の各サイドシート12は例えば撥水性の不織布によって形成され、表面シート11の左側縁部および右側縁部それぞれに例えば1枚ずつ接合されている。サイドシート12の長手方向D1の長さは、例えば内側シート10の長手方向D1の長さと同じである。サイドシート12のうちで、背側領域R1に含まれる領域が、裏面シート15中の所定領域と共にサイドフラップ1aまたはサイドフラップ1b(図1(A)参照)を構成し、腹側領域R3に含まれる領域が、裏面シート15中の所定領域と共にサイドフラップ5aまたはサイドフラップ5b(図1(A)参照)を構成している。
【0028】
サイドシート12と表面シート11との接合は、例えば熱融着や超音波融着によって、あるいは接着剤を用いて行われる。このとき、表面シート11とサイドシート12との接合部は、これらのシート11、12それぞれでの長手方向D1の一方の端から他方の端に亘っていることが好ましい。図示の例では、超音波融着によって表面シート11とサイドシート12とが接合されて、長手方向D1の一方の端から他方の端に亘る接合部13(以下、「サイド接合部13」という。)を形成している。
【0029】
吸収体20は、例えば、レーヨン、セルロース等の親水性繊維の集合体や、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維等の合成繊維に親水化処理を施したものの集合体、前記親水性繊維と前記親水化処理を施した合成繊維との集合体、あるいは、これらの集合体に吸収性ポリマーを保持させたもの等からなる吸収材層21を所定箇所に配置することによって形成される。
【0030】
引張強度の高いおむつを得るうえからは、少なくとも上記の吸収材層21における幅方向D2の左右それぞれの側縁部を、紙、不織布、合成樹脂等によって形成された被覆シートで被覆することが好ましく、特に、図示のように1枚の第1被覆シート22によって吸収材層21の底面、および上面における幅方向D2の側縁部を被覆することが好ましい。吸収材層21の上面に第2被覆シート23を設け、当該第2被覆シート23と上述した第1被覆シート22とを互いに接合させることにより、おむつ50の引張強度を更に向上させることが容易になる。引張強度の向上および風合いの向上を勘案すると、第1被覆シート22および第2被覆シート23としては、それぞれ、不織布を用いることが好ましい。
【0031】
上記の第1被覆シート22および第2被覆シート23は、例えば紙、透水性の不織布、開孔フィルム等によって形成することができ、第1被覆シート22と第2被覆シート23との接合は、これらのシートの材料に応じて、熱融着、超音波融着、接着剤等によって行うことができる。図示の例では、接着剤層24によって第1被覆シート22と第2被覆シート23とが接合されている。
【0032】
おむつ50では、上述した吸収体20上面(第1被覆シート22の上面)と、前述したサイド接合部13とが、背側領域R1(図1(A)参照)において接着剤層30によって互いに接合されている。また、吸収体20の底面における幅方向(D2)の側縁部と裏面シート15とが、接着剤層33によって互いに接合されている。おむつ50の引張強度を向上させるという観点からは、少なくとも接合部13、接着剤層30、および接着剤層24が、おむつ50の厚さ方向に重なっていることが好ましい。
【0033】
上記の接着剤層30は、吸収体20の上面から当該吸収体20における幅方向(D2)の側面を経て接着剤層33上にまで達している。したがって、内側シート10、吸収体20、および裏面シート15は、接着剤層30および接着剤層33によって、吸収体20における幅方向D2の側方で互いに接合されている。なお、図2(A)では、接着剤層30と接着剤層33とを互いに別の層として描いているが、これらの層が互いに接する領域においては、必ずしも明瞭な境界が形成されるとは限らない。
【0034】
背側領域R1を長手方向D1についてみたとき、吸収体20よりも外側においては、図1(A)、図1(B)、および図2(B)に示すように、接着剤層30および接着剤層33が形成されておらず、内側シート10と裏面シート15とが例えば熱融着や超音波融着、接着剤等によって直接接合されている。
【0035】
このような断面構造を有するおむつ50では、上述のようにサイド接合部13が吸収体20の上面に接合されているので、サイド接合部13を吸収体20の上面に接合させない場合に比べて、サイド接合部13での表面シート11とサイドシート12との剥離が抑制される。さらに、内側シート10、吸収体20、および裏面シート15の3部材が吸収体20における幅方向D2の側方で上述のように互いに接合されているので、サイドフラップ1aまたはサイドフラップ1bを掴んで幅方向D2に引っ張ったときにサイド接合部13に働く引張応力が緩和される。
【0036】
これらの結果として、おむつ50では、接着剤30または接着剤33を用いずにおむつを作製した場合に比べて、幅方向D2の引張強度が向上する。たとえ背側領域R1の位置を調整するために着用時にサイドフラップ1aまたはサイドフラップ1bを掴んで強く引っ張ったとしても、表面シート11からのサイドシート12の剥離が抑制される。
【0037】
なお、接着剤層30によってサイド接合部13を吸収体20の上面に接合させると共に、当該接着剤層30のみによって内側シート10、吸収体20、および裏面シート15を吸収体20の側方において互いに接合させることも可能であり、この場合には接着剤層33を省略することができる。
【0038】
<第2実施形態>
図3(A)は、第2実施形態のおむつを概略的に示す上面図であり、図3(B)は、図3(A)に示したおむつを概略的に示す底面図であり、図4は図3(A)に示したIV−IV線断面の概略図である。いずれの図においても、おむつは緊張状態に保持されている。
【0039】
これらの図に示すおむつ60は、(1)長手方向D1についてみたときに、各接着剤層30および各接着剤層33が背側領域R1の端にまで延在している点、および(2)腹側領域R3に、接着剤層30と同様に機能する接着剤層35、および接着剤層33と同様に機能する接着剤層37が、それぞれ2箇所に設けられている点で、第1実施形態のおむつ50と異なる。
【0040】
おむつ60における他の構成はおむつ50での構成と同様であるので、図3(A)、図3(B)、または図4に示した部材のうち、図1に示した部材と機能上共通するものについては図1(A)または図1(B)で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
【0041】
上述のように、おむつ60では各接着剤層30および各接着剤層33が背側領域R1の端にまで延在しているので、背側領域R1においては、長手方向D1についてみたときの吸収体20の外側でも、図4に示すように内側シート10と裏面シート15とが接着剤層30および接着剤層33によって互いに接合されている。
【0042】
このため、おむつ60では、第1実施形態のおむつ50に比べて、幅方向D2の引張強度が更に向上される。その結果として、たとえ背側領域R1の位置を調整するために着用時にサイドフラップ1aまたはサイドフラップ1bを掴んで強く引っ張ったとしても、表面シート11からのサイドシート12の剥離が一層抑制される。
【0043】
また、腹側領域R3に上述の接着剤層35および接着剤層37が設けられているので、この点からも、幅方向D2の引張強度が更に向上される。たとえ腹側領域R3の位置を調整するために着用時にサイドフラップ5aまたはサイドフラップ5bを掴んで強く引っ張ったとしても、表面シート11からのサイドシート12の剥離が抑制される。
【0044】
<第3実施形態>
図5は、緊張状態に保持された第3実施形態のおむつを概略的に示す上面図である。図示のおむつ70は、図3(A)または図3(B)に示した接着剤層30、33、35、37の各々が、平面視上、複数の渦紋が長手方向D1に連続した形状に形成されている点で、第2実施形態のおむつ60と異なる。
【0045】
おむつ70における他の構成はおむつ60での構成と同様であるので、図5に示した部材のうち、図3(A)に示した部材と共通するものについては図3(A)で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。図3(A)に示した接着剤層30に相当する接着剤層には新たな参照符号「30a」を付し、図3(A)に示した接着剤層35に相当する接着剤層には新たな参照符号「35a」を付してある。これらの接着剤層30a、35aは、その平面形状を判り易くするために、それぞれ1本の実線で描いてある。
【0046】
このおむつ70は、前述した第2実施形態のおむつ60と同様の技術的効果を奏する。さらに、接着剤層30a、接着剤層35a、図3(B)に示した接着剤層33に相当する接着剤層(図5においては示されていない。)、および図3(B)に示した接着剤層37に相当する接着剤層(図5においては示されていない。)それぞれの平面形状が上述の形状に選定されているので、第2実施形態のおむつ60に比べて全体を柔らかくすることができ、着用感を向上させ易いという技術的効果も奏する。
【0047】
<第4実施形態>
図6は、第4実施形態のおむつを緊張状態に保持し、図1(A)に示したIIA−IIA線に相当する箇所で切断したときの断面の概略図である。
【0048】
上述した各実施形態のおむつでは、サイドシート12の各々および裏面シート15がそれぞれ1枚のシートによって形成されているが、当該サイドシート12の各々および裏面シート15は、それぞれ、複数枚のシートによって形成されていてもよい。
【0049】
本実施形態のおむつ80では、個々のサイドシート12がそれぞれ2枚のシートによって形成され、裏面シート15が3枚のシートによって形成されている。他の構成は第1実施形態のおむつ50の構成と同様であるので、図6に示した構成部材のうちで図2(A)に示した構成部材と機能上共通するものには図2(A)で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
【0050】
図6に示すように、個々のサイドシート12は、吸収体20側に配置された第1サイドシート12aと、おむつ80の幅方向についてみたときの第1サイドシート12aの外側に配置された第2サイドシート12bとを有している。これら第1サイドシート12aおよび第2サイドシート12bは、それぞれ、例えば液不透過性または撥水性の不織布によって形成され、熱融着、超音波融着等の方法によって互いに接合される。
【0051】
また、裏面シート15は、吸収体20の裏面側(厚さ方向外側)に配置された第1裏面シート15aと、おむつ80の幅方向についてみたときの第1裏面シート15aの左右の外側にそれぞれ配置された2枚の第2裏面シート15b(図6においては1枚の第2裏面シート15bのみが現れている。)とを有している。これら第1裏面シート15aおよび第2裏面シート15bはいずれも液不透過性のシートであり、第2裏面シート15bの各々は例えば熱融着や超音波融着、接着剤等の方法によって第1裏面シート15aと互いに接合される。
【0052】
おむつ80では、各第1サイドシート12aが表面シート11と共にサイド接合部13を形成しており、1枚の第2サイドシート12bとその裏面側(厚さ方向外側)の第2裏面シート15bとが例えば熱融着や超音波融着、接着剤等の方法によって互いに接合されて、サイドフラップ1aまたは1b(図1(A)参照)を構成している。
このような構成のおむつ80は、前述した第1実施形態のおむつ50と同様の技術的効果を奏する。
【0053】
<第5実施形態>
図7は、第5実施形態のおむつを緊張状態に保持し、図1(A)に示したIIA−IIA線に相当する箇所で切断したときの断面の概略図である。
【0054】
上述した各実施形態のおむつでは、サイドシート12と裏面シート15とによってサイドフラップ1a、1b、5a、5bが形成されているが、当該サイドシートフラップ1a、1b、5a、5bの各々は、内側シート10のみによって形成されていてもよい。
【0055】
本実施形態のおむつ90は、内側シート10よりも裏面シート15cの方が小形で、各サイドフラップ1a、1b、5a、5bがサイドシート12のみによって構成されている点で、第1実施形態のおむつ50と異なる。他の構成は第1実施形態のおむつ50の構成と同様であるので、図7に示した構成部材のうちで図2(A)に示した構成部材と共通するものには図2(A)で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
【0056】
このような構成を有するおむつ90は、前述した第1実施形態のおむつ50と同様の技術的効果を奏する。ただし、サイドフラップの引張強度を向上させるという観点からは、各サイドフラップ1a、1b、5a、5bのそれぞれを、他の実施形態のおむつにおけるように、内側シート10と裏面シート15とによって形成することが好ましい。
【0057】
以上、5つの実施形態を挙げて本発明を具体的に説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能である。
【0058】
例えば、本発明のおむつは、サイド接合部を有するタイプのおむつであれば乳幼児用および大人用のいずれであってもよく、その形状および大きさは適宜選定可能である。サイド接合部での表面シートとサイドシートとの接合強度が問題となるのは、多くの場合、着用者の体重が重たい大人用のおむつであるので、本発明のおむつは、特に大人用のおむつとして好適である。とりわけ、緊張状態に保持したときの左右のサイド結合部間の距離Sが概ね27〜40cmで、幅方向D2(例えば図1(A)参照)の全幅Wが概ね60〜80cmで、全幅Wに対する距離Sの比S/Wが概ね0.38〜0.64の範囲内にある大人用のおむつとして好適である。なお、上記の距離Sは、各サイド接合部での幅方向D2の中央部を基準にして測定したときの値である。
【0059】
サイド接合部中のどの領域を吸収体上面に接合させるかは、おむつ装着時に位置調整のために掴まれる部位がどの当たりに集中するかに応じて、選定することができる。例えば、大人用おむつ装着時に位置調整のために掴まれる部位は、背側領域における長手方向D1(例えば図1(A)参照)の中央部を基準にして、その前後30mm程度の所にあることが圧倒的に多いので、大人用おむつでは、少なくともこの範囲にかかるサイド接合部を吸収体の上面に接合させることが好ましい。
【0060】
サイド接合部での表面シートとサイドシートとの接合は、前述のように熱融着、超音波融着、接着剤等によって行うことができるが、接着剤を用いる場合には、当該接着剤が内側シート上にまではみ出すと着用者の皮膚に悪影響を及ぼすことがある。したがって、接着剤を用いる場合には、接着剤のはみ出しが起こらないようにドライエッジの幅に余裕を持たせることが好ましい。ただし、ドライエッジの幅を余りに広くすると、表面シートにおける肌当接部の幅方向D2の幅が狭くなって、吸収体による***物の吸収性能の低下をまねくことがある。着用者の皮膚への悪影響を確実に防止するうえからは、熱融着または超音波融着によって表面シートとサイドシートとを互いに接合させることが好ましい。
【0061】
サイド接合部と吸収体とを接着剤によって互いに接合させる場合、当該接合に使用する各接着剤層は、それぞれが別個に、単一のパターンで形成されていてもよいし、複数種のパターンの組み合わせによって形成されていてもよい。おむつの引張強度を向上させるうえからは、これらの接着剤層それぞれの平面視上の形状および大きさを、サイド接合部を幅方向D2に完全に横断することができる形状および大きさにすることが好ましいが、第3実施形態で示したように、局所的に横断していない箇所があってもよい。
【0062】
サイド接合部と吸収体とを接着剤によって互いに接合させた場合には、幅方向D2に働く引張応力が加えられたときにサイド接合部が吸収体上を若干横滑りすることがある。このとき、サイド接合部の位置が吸収体の上面から外れると、おむつの引張強度が低下する。このような不都合を防止するうえからは、サイド接合部における幅方向D2の側縁を、平面視上、吸収体の側縁から概ね5mm以上内側に位置させることが好ましい。
【0063】
サイド接合部と吸収体とを互いに接合させるための接着剤層と、内側シート、裏面シート、および吸収体の3部材を互いに接合させるための接着剤層とは、互いに離隔させて形成することも可能である。
【0064】
サイドフラップを引っ張ったときにサイド接合部に働く引張応力を緩和させるうえからは、第1〜第3実施形態で示したように、サイド接合部よりも幅方向D2の外側において内側シート、裏面シート、および吸収体の3部材を互いに接合させることが好ましい。そのためには、吸収体における幅方向D2の側縁よりも平面視上の内側にサイド接合部を形成することが好ましい。
【0065】
また、吸収体における幅方向D2の側縁での厚さが余りに厚いと、内側シート内側シート、裏面シート、および吸収体の3部材を互いに接合させることが困難になるので、当該厚さは概ね5mm以下にすることが好ましく、概ね3mm以下にすることが更に好ましい。なお、上記側縁での吸収体の厚さとは、次のようにして求めた厚さS1と厚さS2との差を意味する。
【0066】
すなわち、上記側縁が平面視上覆われるようにして5cm×5cmのアクリル板をおむつ上に置き、当該アクリル板による荷重も含めて20g/cm の荷重をかけたときのアクリル板下での上記側縁の厚さをS1、吸収体の外側において同じ荷重条件の下に測定したおむつの厚さをS2としたときの、厚さS1と厚さS2との差を意味する。
【0067】
吸収体が第1被覆シートおよび第2被覆シートを有する場合には、これらの被覆シートの色を互いに異なる色にすることができる。第1被覆シートおよび第2被覆シートそれぞれの色を互いに異ならせることにより、吸収パッド等の補助吸収具の適切な装着位置をこれらのシートによって示すことが可能になる。
【0068】
本発明のおむつでは、サイドシートが吸収体の上面に表面シートを介して接合されているので、***物が吸収体に吸収される前に一時的に当該吸収体における幅方向D2の側縁部内に滞留しても、この***物が吸収体の外に滲出しにくくなり、おむつの防漏効果が向上するという技術的効果も得られる。
【0069】
以上、現時点において最も実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うおむつもまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
【0070】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
【0071】
(実施例)
実施例として、図1(A)、図1(B)、図2(A)、および図2(B)に示した構造を有する第1実施形態のおむつ50と同様の構造を有する大人用おむつを作製した。
【0072】
(比較例1)
図1(B)または図2(A)に示した接着剤33を形成しない以外は実施例の大人用おむつと同一構造のおむつを作製した。
【0073】
(比較例2)
図1(B)または図2(A)に示した接着剤33を形成せず、かつ、図1(A)または図2(A)に示した接着剤30の幅方向D2の幅を狭くして、当該接着剤層30を吸収体20の上面にのみ形成した以外は実施例の大人用おむつと同一構造のおむつを作製した。
【0074】
(比較例3)
図1(A)、図1(B)、または図2(A)に示した接着剤層30および接着剤33をそれぞれ形成しない以外は実施例の大人用おむつと同一構造のおむつを作製した。
【0075】
<評価>
実施例および比較例1〜比較例3で作製した各おむつの引張強度を、次のようにして測定した。
【0076】
まず、幅方向D2の中央を通るようにして、各おむつを長手方向D1に沿って切断し、さらに、長手方向D1についてみたときの背側領域R1の長さが200mmとなるように切断して、被験サンプルを得た。
【0077】
次いで図8に示すように、被験サンプル80における幅方向D2の内側縁から85mmの距離の所に第1チャック82の内側縁が位置し、当該第1チャック82の内側縁から110mmの距離の所に第2チャック84の内側縁が位置するようにして、被験サンプル80を引張試験機に固定した。
【0078】
このとき使用した第1チャック82の水平方向の長さは200mmであり、第2チャック84の水平方向の長さは60mmである。また、第2チャック84による被験サンプルの固定は、当該第2チャック84の水平方向中央部が背側領域R1の端から165mm股下領域R2に位置するようにして行った。
【0079】
この後、第2チャック84を鉛直方向に500mm/分の速度で移動させて、サイドシートが表面シートから剥離するまでの測定用サンプル80の破断強度を求めた。
【0080】
その結果、実施例の大人用おむつから切り出した被験サンプルの破断強度を1としたとき、比較例1、比較例2、および比較例3の各おむつから切り出した被験サンプルの破断強度は、この順番で0.89、0.74、および0.56であった。この結果から、実施例の大人おむつは引張強度に優れていることが判る。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば引張強度が向上したおむつが提供される。破断しにくいおむつを提供することが可能になるので、介護者の負担を軽減させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、第1実施形態のおむつを概略的に示す上面図であり、図1(B)は、第1実施形態のおむつを概略的に示す底面図である。
【図2】図2(A)は、図1(A)に示したIIA−IIA線断面の概略図であり、図2(B)は、図1(A)に示したIIB−IIB線断面の概略図である。
【図3】図3(A)は、第2実施形態のおむつを概略的に示す上面図であり、図3(B)は、第2実施形態のおむつを概略的に示す底面図である。
【図4】図3(A)に示したIV−IV 断面の概略図である。
【図5】第3実施形態のおむつを概略的に示す上面図である。
【図6】第4実施形態のおむつを緊張状態に保持し、図1(A)に示したIIA−IIA線に相当する箇所で切断したときの断面の概略図である。
【図7】第5実施形態のおむつを緊張状態に保持し、図1(A)に示したIIA−IIA線に相当する箇所で切断したときの断面の概略図である。
【図8】実施例または比較例のおむつから切り出した被験サンプルの引張強度測定時の状態を概略的に示す側面図である。
【符号の説明】
1a、1b、5a、5b…サイドフラップ
10…内側シート
11…表面シート
12…サイドシート
13…接合部
15…裏面シート
20…吸収体
21…吸収材層
22…第1被覆シート
23…第2被覆シート
30、30a、33、35、35a、37…接着剤層
50、60、70、80、90…おむつ

Claims (4)

  1. 着用時に着用者の体表側に向けられる内側シートと、前記内側シートの外側に配置されて***物を吸収し、保持する吸収体と、前記吸収体の外表面を覆って該吸収体からの前記***物の漏出を防止する液不透過性の裏面シートとを備え、前記着用者の体側部上に当てられるサイドフラップを有するおむつであって、
    前記内側シートは、前記吸収体への***物の透過を許容する液透過性の表面シートと、前記表面シートの幅方向側縁部に接合されて前記***物の透過を規制する液不透過性または撥水性のサイドシートとを含み、
    前記吸収体が、吸収材層と、前記吸収材層の上面における幅方向側縁部から該吸収材層の裏面に亘る領域を覆う被覆シートとを含み、
    前記着用時に着用者の背面に回される背側領域において、前記表面シートと前記サイドシートとの接合部が前記吸収体の上面側で前記被覆シートに接合されており、前記吸収体の幅方向側縁部裏側で前記裏面シートと前記吸収体とが接合されており、さらに、前記内側シート、前記吸収体、および前記裏面シートが前記吸収体の幅方向側方で互いに接合されていることを特徴とするおむつ。
  2. 前記接合部が、前記吸収体と重なる領域では該吸収体の上面に接合され、前記吸収体と重ならない領域では前記裏面シートに接合されている請求項1に記載のおむつ。
  3. 前記接合部における幅方向の側縁が、平面視上、前記吸収体の側縁から5mm以上内側に位置している請求項1又は2に記載のおむつ。
  4. 前記接合部と前記吸収体の上面との接合が熱融着又は超音波融着による接合によってなされ、前記内側シートと前記吸収体と前記裏面シートとの接合が接着剤によってなされている請求項1〜のいずれかに記載のおむつ。
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