JP4056721B2 - 情報記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、CD−Rディスク,CD−RWディスク等の記録媒体に対して情報を記録する光ディスク装置等の情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
データの書き込み単位が小さくて一度記録したデータを書き換え可能なMOやMD等のメディアでは、書き込みを失敗したら通常の書き込みを再度やり直すことによって書き込み失敗を復旧することができる。また、書き換えができないメディアでも、失敗した部分を他の正常な部分に割り当てる交代処理によって復旧できるようにしたものもある。
ところが、CD−Rディスクのように書き込み単位が無いCDフォーマットでデータを記録するメディアの場合、書き込み失敗を復旧する有効な手段がなく、記録を失敗すると使えないので捨てるしかないという状況が長く続いてきた。
CD−Rディスクは、このような欠点を有するが、メディアの低価格化や再生互換性の高さから爆発的に普及しており、その欠点も最近は解消されつつある。
【0003】
例えば、特開2001−67819号公報や特公平7−31904号公報には記録を一時停止して再開することよってバッファーアンダーランを防止する技術が開示されており、記録失敗の最大要因と言えるバッファーアンダーランエラーを防止した光ディスクドライブが既に提供されている。
ところで、バッファーアンダーランの他にも記録失敗の要因(原因)は多数あり、例えば、振動や衝撃による失敗も見逃せない。
基本的には衝撃を検知したところでサーボ外れや記録品質悪化に至る前に記録を停止し、衝撃が収束したところで記録を再開すれば記録失敗を回避できるので、上述した記録を一時停止して再開することよってバッファーアンダーランを防止する技術を用いれば、振動や衝撃による記録失敗の回避も実現可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ここで問題になるのが一時停止を指令してから実際に停止するまでの時間である。記録の異常から一時停止までタイムラグがあるとその分のデータが欠落するので、これを極力小さくしなければならない。
上述した従来の技術では、バッファーアンダーランエラーの検出から記録の一時停止までの時間的余裕が非常にあり、セクタ単位で一時停止できれば十分であった。しかし、これをそのまま応用すると衝撃発生のタイミングによっては1セクタ程度のデータ欠落や隣接トラックの書きつぶしが発生してしまうという問題があった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、記録媒体への情報記録時に衝撃や振動が発生したときには一時停止と再開を従来よりも細かい位置で行うことによって衝撃や振動を原因とする記録失敗を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、記録媒体上のトラックを走査して上記記録媒体に予め記録されているアドレスに基づくアドレス位置から情報の記録を行う情報記録手段と、その情報記録手段による情報記録中に振動や衝撃等の原因による記録障害状態の発生の検出と予測とを行う記録障害状態発生予測手段と、その記録障害状態発生予測手段によって上記記録障害状態の発生が検出又は予測されたとき、1セクタよりも小さな所定情報単位で一時停止位置を決定し、上記情報記録手段に上記決定した一時停止位置で記録を一時停止させると共に、その一時停止した位置を示す一時停止情報を記憶する記録一時停止制御手段と、その記録一時停止制御手段によって記録を一時停止させた後、上記記録障害状態が終了したか否かを判断する記録障害状態終了判断手段と、その記録障害状態終了判断手段によって上記記録障害状態が終了したと判断されたとき、上記情報記録手段に上記一時停止情報に基づく位置から情報の連続性を保つように情報の記録を再開させる記録再開制御手段を備えた情報記録装置を提供する。
【0006】
また、上記のような情報記録装置において、上記1セクタよりも小さな所定情報単位をビットクロックにするとよい。
あるいは、上記のような情報記録装置において、上記1セクタよりも小さな所定情報単位を再生に必要な同期信号を1つ含むフォーマット単位にするとよい。
【0007】
また、上記のような情報記録装置において、上記記録障害状態発生予測手段を、上記情報記録手段による情報記録中にフォーカシングサーボ信号,トラッキングサーボ信号又はその両信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて上記記録障害状態の発生の検出と予測とを行う手段にし、上記記録障害状態終了判断手段を、上記情報記録手段による記録の一時停止後にフォーカシングサーボ信号,トラッキングサーボ信号又はその両信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて上記記録障害状態が終了したか否かを判断する手段にするとよい。
【0008】
さらに、上記のような情報記録装置において、上記情報記録手段による情報記録中の振動又は衝撃を検出する振動衝撃検出手段を設け、上記記録障害状態発生予測手段を、上記情報記録手段による情報記録中に上記振動衝撃検出手段によって検出された振動又は衝撃の信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて上記記録障害状態の発生の検出と予測とを行う手段にし、上記記録障害状態終了判断手段を、上記情報記録手段による記録の一時停止後に上記振動衝撃検出手段によって検出された振動又は衝撃の信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて上記記録障害状態が終了したか否かを判断する手段にするとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の情報記録装置の一実施形態である光ディスクドライブ装置の構成を示すブロック図である。
なお、図中の矢印は代表的な信号やデータの流れを示すものであり、各ブロックの接続関係を全て表すものではない。
光ディスク20は、CD−Rディスク,CD−RWディスク等の記録媒体である。その記録面上にトラックが形成されており、ディスクの製造段階又はデータ記録によってアドレスが記録されている。スピンドルモータ1によって情報(データ)の記録及び再生時にそれぞれの所定回転数で回転駆動させられる。
スピンドルモータ1は、モータドライバ2とサーボ処理部3によって線速度が一定又は角速度が一定になるように回転を制御される。この線速度又は角速度は段階的に変更が可能である。
【0010】
光ピックアップ4は、図1には図示を省略した公知技術の半導体レーザ,光学系,フォーカスアクチュエータ,トラックアクチュエータ,受光素子及びポジションセンサ等を内蔵したものであり、レーザー光を光ディスク20に照射することによって光ディスク20上にデータを記録及び光ディスク20に記録されたデータを読み出すユニットである。また、光ピックアップ4はシークモータによって移動可能である。これらフォーカスアクチュエータ,トラックアクチュエータ、シークモータは受光素子,ポジションセンサから得られた信号に基づいてモータドライバ2とサーボ処理部3によってレーザスポットが光ディスク20上の記録あるいは再生の目的の場所に位置するように制御される。
【0011】
この光ディスクドライブ装置は、システムコントローラ(CPU)18が、ホストインタフェース(I/F)10を介してホストコンピュータからリードコマンドを受け取ると、光ディスク20上に記録されているアドレスに基づいて目標アドレス位置の少し手前にレーザスポットを移動させて走査を開始してデータを読み始める。
光ピックアップ4で得られた再生信号はリードアンプ5で増幅されて2値化された後、CDデコーダ6に入力されてデインターリーブとエラー訂正の処理を受ける。続いてこのデータはCD−ROMデコーダ7に入力されてさらにデータの信頼性を高めるために再度エラー訂正の処理を受ける。
そして、目標アドレスに達したところでこのデータはメモリマネージャ(バッファマネージャ)8によって一旦バッファメモリ(バッファRAM)9に蓄えられ、セクタデータとして揃ったところでホストI/F10を通してホストコンピュータへ一気に送られる。
【0012】
一方、CPU18が、ホストインタフェース(I/F)10を介してホストコンピュータからライトコマンドを受け取ると、ホストI/F10を通してホストコンピュータから引き続き送られてきたデータをメモリマネージャ8によって一旦バッファメモリ9に蓄える。
CPU18は、バッファメモリ9にある程度の量のデータが貯まったところでライトを開始するが、その前にレーザスポットを書き込み開始地点のアドレス位置に位置させる。この地点はトラックの蛇行によって予め光ディスク20に刻まれているウォブル信号から求められる。ウォブル信号にはATIPと呼ばれる絶対時間情報が含まれており、ATIPデコーダ11によって位置情報すなわちアドレスが取り出される。
【0013】
また、ATIPデコーダ11が生成する同期信号はCDエンコーダ12に入力されて正確な位置でのデータの書き出しを可能にしている。バッファメモリ9のデータにCD−ROMエンコーダ13やCDエンコーダ12によってエラー訂正コードの付加やインターリーブを施し、CDエンコーダ12から記録用EFMに変調した信号にして出力し、LD制御部(LDドライバ)14や光ピックアップ4によってコントロールされたレーザ光線を光ディスク20上のアドレスに基づく目標アドレス位置から走査を開始してデータを記録する。LDドライバ14は、記録用EFMに従ってレーザ光線をライトパワーで発光させり、適切な記録再生が行えるように絶えず発光の状態を制御している。
【0014】
この1〜9,11〜18等のブロックが、記録媒体上のトラックを走査して記録媒体に予め記録されているアドレスに基づくアドレス位置から情報の記録を行う情報記録手段の機能を果たす。
CPU18は、この光ディスクドライブ装置の全体の制御を司るマイクロコンピュータであり、この発明に係わる処理も行う。
また、次の15〜17の各部もマイクロコンピュータによって実現される。
【0015】
記録障害状態発生予測部15は、上記データ記録中に振動や衝撃等の原因による記録障害状態の発生の検出と予測とを行う記録障害状態発生予測手段の機能を果たす。
記録一時停止再開制御部16は、記録障害状態発生予測部15によって記録障害状態の発生が検出又は予測されたとき、1セクタよりも小さな所定情報単位で一時停止位置を決定し、上記情報記録手段に上記決定した一時停止位置で記録を一時停止させると共に、その一時停止した位置を示す一時停止情報を記憶する記録一時停止制御手段の機能を果たす。
【0016】
記録障害状態終了判断部17が、記録一時停止再開制御部16によって記録を一時停止させた後、上記記録障害状態が終了したか否かを判断する記録障害状態終了判断手段の機能を果たす。
記録一時停止再開制御部16とCPU18は、記録障害状態終了判断部17によって上記記録障害状態が終了したと判断されたとき、CDエンコーダ12等に対して上記一時停止情報に基づく位置から情報の連続性を保つように情報の記録を再開させる記録再開制御手段の機能を果たす。
【0017】
このように、従来の衝撃に対するリカバリは再書込みや交代処理によって行う場合には確実に問題が発生してからの処理でも良かったが、この実施形態のように記録の一時停止により問題を回避する場合は問題発生の発生と終了を確実に判断しなければならない。したがって、上記記録障害状態発生予測部15と上記記録障害状態終了判断部17を設けている。
【0018】
図2は、図1に示した光ディスクドライブ装置におけるデータ記録処理を示すフローチャート図である。
ステップ(図中「S」で示す)1でCPUがデータ記録を開始すると、ステップ2でデータ記録中は記録終了まで記録障害状態発生予測部によって常に振動や衝撃等の原因によるサーボ外れ等の記録障害状態の発生の検出と予測とを行い、記録障害状態の発生が検出又は予測されなければ、ステップ3でデータ記録終了か否かを判断し、終了でなければステップ2へ戻り、終了ならこのデータ記録処理を終了する。
【0019】
ステップ2で記録障害状態の発生が検出又は予測されたとき、ステップ4で記録一時停止再開制御部によって所定のタイミングでCDエンコーダに対して1セクタ(アドレスブロック)よりも小さな所定情報単位で一時停止位置を決定させて記録を一時停止させ、記録を一時停止したことをCPUへ知らせる。この時、記録一時停止再開制御部は、一時停止位置情報としてデータ記録を一時停止したアドレス,ブロック同期信号からのEFMフレーム同期信号の数やEFMビットクロックの数を内部レジスタ(図示省略)に保存し、CDエンコーダでエンコード中のデータはそのままCDエンコーダの内部RAMに保存する。また、CPUはジャンプバック動作によって記録障害状態が終了するまで光ピックアップを一時停止した近傍に待機させる。なお、この記録障害状態が予め設定した一定時間以上続くとホストコンピュータへエラーを報告し、記録動作を完全に終了する場合もある。
【0020】
ステップ5で記録一時停止再開制御部によって記録を一時停止させた後、ステップ6で上記記録障害状態が終了したか否かを判断し、上記記録障害状態が終了したと判断されると、ステップ7でCPUは記録を一時停止した位置より前にレーザスポットを移動させて先に記録したデータを再生し、その再生信号からアドレス,ブロック同期信号,EFMフレーム同期信号,EFMビットクロックが取出されて記録一時停止再開制御部に入力され、記録一時停止再開制御部はこれらの信号が再開位置情報と一致したときにCDエンコーダに対してデータ記録の一時停止を解いて記録を再開させ、ステップ3へ進む。
すなわち、ステップ7と8の処理により、CPUと記録一時停止再開制御部によって上記一時停止情報に基づく位置からデータの連続性を保つようにデータの記録を再開させる。
このようにして、光ディスクに対するデータ記録時に衝撃や振動によって発生していたライトエラーを防止することができる。
【0021】
次に、上述のデータ記録の一時停止はセクタ単位の停止よりもさらに細かい単位の停止を要求されているので、一時停止位置を決定するに当ってはEFMビットクロックを基準信号として使用すると良い。
このEFMビットクロックはデータ再生の最小単位であり、例えばCDの場合は1セクタ当たり57624クロックもある。したがって、EFMビットクロックを基準信号として一時停止位置を決定すれば、非常に細かい位置でしかも高速に一時停止を実行することができる。
【0022】
図3は、1セクタよりも小さな所定情報単位のEFMビットクロックの精度でデータ記録の一時停止を可能にしたセクタフォーマットの一例を示す図である。図中のSYはEFMフレームの同期信号を示す。S0,S1はサブコード同期信号であり、これが上記ブロック同期信号である。Q1−Q96はサブコードデータである。DATはEFMフレームのデータであり、ECC等のデータも含まれる。
EFMビットクロックの精度でデータ記録の一時停止を行えば、同図に示すように、DATの途中(図中矢示30の位置)でも一時停止させることができ、ほぼ任意の位置で一時停止させることができる。
【0023】
つまり、記録障害状態時にデータ記録を一時停止させる場合、その記録障害状態の検出から一時停止までにかかる時間を非常に短くすることができ、そのタイムラグによる被害を最小限にすることができる。
このようにして、EFMビットクロックを基準信号として一時停止位置を決定すれば、振動や衝撃等の原因によるサーボ外れ等の記録障害状態を検出してからデータ記録の一時停止までのタイムラグを最小時間にすることができ、そのタイムラグによるデータ欠損をほぼ無くすことができる。
【0024】
次に、一般にセクタは複数の小さなブロックで構成されており、信号を精度良く読み取るためにそれぞれのブロックには同期信号が含まれているが、その同期信号を1つ含むフォーマット単位で、すなわち、1セクタよりも小さな所定情報単位が再生に必要な同期信号を1つ含むフォーマット単位で記録の一時停止を行うようにしてもよい。
CDの場合、このブロックをEFMフレームと呼び、1セクタに98個ある。またCDの場合、1EFMフレームのバーストエラーすなわち1EFMフレームのデータ欠落が発生しても完全に訂正可能である。
したがって、上述のようにビットクロック単位で一時停止しなくても充分な精度を得られることになる。
【0025】
とくに、EFMビットクロックの精度でEFMフレームの途中でデータ記録の一時停止と再開を行った場合、データ記録を再開する時に正確に前のデータとつなぎ合わせないと、記録後のデータのずれによってそのデータを正常に再生できなくなる可能性が高い。
そこで、EFMフレームの同期信号の位置でデータ記録の一時停止と再開を行えば、その時に発生する精度誤差が再同期によって吸収され、記録後のデータを正常に再生できる確率が高くなる。
【0026】
図4は、1セクタよりも小さな所定情報単位のEFMフレームの精度でデータ記録の一時停止を可能にしたセクタフォーマットの一例を示す図である。
図中のSYはEFMフレームの同期信号を示す。S0,S1はサブコード同期信号であり、これが上記ブロック同期信号である。Q1−Q96はサブコードデータである。DATはEFMフレームのデータであり、ECC等のデータも含まれる。
図中矢示31で示すように、EFMフレームの精度でデータ記録の一時停止を行うと、停止タイミングが1セクタに98ヶ所しかないので、停止前にレーザスポットがトラックから外れてしまったりすると、最大1EFMフレームのデータが失われる可能性がある。
【0027】
しかし、例えばCD−Rディスクの1倍速記録を考えると1EFMフレームは1/75/98=136usになり、メカ動作に比べて小さな時間であることから、データ損失の可能性は極めて低いものである。
このようにして、EFMフレームを基準信号として一時停止位置を決定すれば、EFMビットクロックの精度で行うよりも記録一時停止再開制御部の回路構成を簡略化することができる。また、記録再開位置に僅かなずれが生じてもそのデータを正常に再生できる可能性を高くすることができる。
【0028】
図5は、記録一時停止再開制御部16の内部構成を示すブロック図である。
この図に基づいて上記データ記録一時停止と再開制御についてさらに詳しく説明する。
記録一時停止再開制御部16は、記録一時停止制御部40と記録再開制御部41と再開位置微調整部42とからなる。
データ記録中、記録一時停止制御部40にはCDエンコーダ12からエンコード中のアドレス情報,サブコードブロック同期信号,EFMフレーム同期信号,EFMビットクロック信号が送られてくる。
記録一時停止制御部40は、アドレス情報をラッチし、サブコードブロック同期信号を基準にしてEFMフレーム同期信号とEFMビットクロック信号をカウントする。これらの値は一時停止信号を発生したときにその時点の値を保持することによって一時停止位置情報となる。
【0029】
データ記録中に記録障害状態が発生すると、記録一時停止制御部40はEFMビットクロックのエッジで一時停止信号を発生してCDエンコーダ12を一時停止させる。あるいは、次のEFMフレーム同期信号を待って一時停止信号を発生してCDエンコーダ12を一時停止させる。
【0030】
その後、記録障害状態が終了すると、CPU18は一時停止位置アドレス(一時停止情報)に基づいて記録再開位置を記録再開制御部41に設定して少し手前から書かれているデータを読み始める。ただし、CDデコーダ6から読み出したデータのアドレス情報,サブコードブロック同期信号,EFMフレーム同期信号,EFMビットクロック信号が記録再開制御部41へ送られてくる。それらの信号はデコードの関係上物理的な読み出し位置よりも遅れを持っている場合がある。その場合は、再開位置微調整部42が記録再開制御部41に対してその遅れに応じて記録再開位置設定の微調整を行う。
なお、上記記録再開位置の設定はCPU18が介在しなくてもよいが、微調整を行うのが簡単で良い。また、この微調整を記録速度に応じて行うことも必要である。
【0031】
記録再開制御部41は、CDデコーダ6から送られてくるアドレス情報,サブコードブロック同期信号,EFMフレーム同期信号,EFMビットクロック信号を記録一時停止制御部と同様にカウントし、その値とアドレス情報を記録再開位置設定と比較し、一致するとCDエンコーダ12へデータ記録を再開させる再開信号を出力する。この再開信号でCDエンコーダ12の一時停止が解除されて一時停止時のデータに続けてデータの連続性を保つようにデータの記録再開が行われる。
【0032】
次に、外乱による記録障害状態はサーボ外れやサーボ乱れによって発生する。そこで、上記記録障害状態発生予測部15と上記記録障害状態終了判断部17とでそれぞれサーボ信号を監視することによって記録障害状態発生予測と記録障害状態終了判断を行うことは非常に有効である。
光ディスクドライブ装置では、一般的に記録(ライト)時のサーボ外れを常に監視している。これはサーボ外れによって既に記録されているデータを破壊することを防ぐためであり、サーボ信号が所定のレベルを超えたか否かを判断することによって行われる場合が多い。
【0033】
つまり、サーボ信号を監視するためのハード構成は一般的な光ディスクドライブ装置に一般的に備わっているものであり、それを利用することによってコストアップを伴うセンサ等を追加する必要が無い。
ただし、サーボが外れたことを検出するかサーボが外れそうになって記録品質が悪化するのを予測するかの違いがあるので、所定のレベルを小さくして検出感度を上げる必要がある。
【0034】
すなわち、上記記録障害状態発生予測部15は、データ記録中にフォーカシングサーボ信号,トラッキングサーボ信号又はその両信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて記録障害状態の発生の検出と予測とを行う。
また、上記記録障害状態終了判断部17は、データ記録の一時停止後にフォーカシングサーボ信号,トラッキングサーボ信号又はその両信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて記録障害状態が終了したか否かを判断する。
このようにして、新たに衝撃センサを設けることなく衝撃や振動等の原因によって発生していたライトエラーを防止することができる。また、衝撃センサを設ける場合に比べてコストを低減することができる。
【0035】
次に、上述のサーボ信号の監視によって記録障害状態の発生検出と予測と記録障害状態の終了の判断では、内部振動や光ディスクの欠陥によって記録障害状態の発生を誤検出してしまう恐れがある。
一般に光ディスクドライブ装置は、ある程度の振動や衝撃が加わっても問題ないように防振機構の中に光ピックアップ等が配置されている。
そこで、衝撃センサをこの防振機構の外に配置すればより感度の高い衝撃検出が可能になる。
【0036】
すなわち、データ記録中の振動又は衝撃を検出する振動衝撃検出手段の機能を果たす衝撃センサを、例えば上記防振機構の外に設ける。
そして、上記記録障害状態発生予測部15を、データ記録中に衝撃センサによって検出された振動又は衝撃の信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて上記記録障害状態の発生の検出と予測とを行う手段にし、上記記録障害状態終了判断部17を、データ記録の一時停止後に衝撃センサによって検出された振動又は衝撃の信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて上記記録障害状態が終了したか否かを判断する手段にする。
このように、衝撃センサを追加するとコストアップになるが衝撃を確実に且つ安定して検出することができる。
【0037】
また、再生速度の高速化に伴って高速回転により振動が発生した場合には回転数を落とす機構を備えた光ディスクドライブ装置も多い。
そのような光ディスクドライブ装置の場合、振動センサにより振動の検出を行っており、その振動センサで上記衝撃の検出を行えば新たなセンサを追加する必要がない。
このようにして、確実に衝撃を検出でき精度良く衝撃や振動によって発生していたライトエラーを防止することができる。また、内部振動による影響を受け難い。
【0038】
図6の(a)は光ディスクドライブ装置に衝撃が加わったときの衝撃センサの出力信号の一例を示す波形図であり、同図の(b)はその時のトラッキング制御信号の一例を示す波形図である。
同図の(b)に示すように、光ディスクドライブ装置に衝撃が加わるとトラッキング制御信号に乱れが発生する。そこで、トラッキング制御信号をB,B′という値でウインドウコンパレートした信号を記録障害状態発生予測と記録障害状態終了判断に用る。
【0039】
すなわち、上記記録障害状態発生予測部15は、データ記録中にトラッキングサーボ信号(トラッキング制御信号)が所定のレベルB〜B′を超えているときには記録障害状態が発生したものと検出又は予測し、所定のレベルB〜B′を超えていなければ記録障害状態が発生していない又は発生する恐れがないものとする。
また、上記記録障害状態終了判断部17は、データ記録の一時停止後にトラッキングサーボ信号(トラッキング制御信号)が所定のレベルB〜B′内に納まれば記録障害状態が終了したものと判断し、所定のレベルB〜B′を越えたままならば記録障害状態が終了していないと判断する。
【0040】
一方、同図の(a)に示すように、光ディスクドライブ装置に衝撃が加わると新たに設けた(あるいは予め備わっている)衝撃センサの出力する信号をA,A′という値でウインドウコンパレートした信号を記録障害状態発生予測と記録障害状態終了判断に用いる。
すなわち、上記記録障害状態発生予測部15は、データ記録中に衝撃センサの出力信号が所定のレベルA〜A′を超えているときには記録障害状態が発生したものと検出又は予測し、所定のレベルA〜A′を超えていなければ記録障害状態が発生していない又は発生する恐れがないものとする。
また、上記記録障害状態終了判断部17は、データ記録の一時停止後に衝撃センサの出力信号が所定のレベルA〜A′内に納まれば記録障害状態が終了したものと判断し、所定のレベルA〜A′を越えたままならば記録障害状態が終了していないと判断する。
【0041】
このように、どちらもウインドウを超えたときに記録障害状態発生と判断し、ウインドウ内のときに記録障害状態終了と判断する。また、状況によってはコンパレータへ入力する前にフィルタ回路を設けたり、コンパレータ出力の一定時間幅をもって有効とするような処理が必要である。
なお、図6の(a)に基づいてトラッキングサーボ信号を用いた場合の記録障害状態発生予測処理及び記録障害状態終了判断処理について説明したが、フォーカシングサーボ信号(フォーカシング制御信号)を用いても、あるいはトラッキングサーボ信号とフォーカシングサーボ信号の両信号を用いても、上述と同じようにウインドウを越えたか越えないかによって記録障害状態発生予測処理及び記録障害状態終了判断処理を行える。
【0042】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の情報記録装置によれば、記録媒体への情報記録時に衝撃や振動が発生したときには一時停止と再開を従来よりも細かい位置で行うことによって衝撃や振動を原因とする記録失敗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報記録装置の一実施形態である光ディスクドライブ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光ディスクドライブ装置におけるデータ記録処理を示すフローチャート図である。
【図3】1セクタよりも小さな所定情報単位のEFMビットクロックの精度でデータ記録の一時停止を可能にしたセクタフォーマットの一例を示す図である。
【図4】1セクタよりも小さな所定情報単位のEFMフレームの精度でデータ記録の一時停止を可能にしたセクタフォーマットの一例を示す図である。
【図5】図1に示した記録一時停止再開制御部16の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図1に示した光ディスクドライブ装置に衝撃が加わったときの衝撃センサの出力信号とその時のトラッキング制御信号の一例を示す波形図である。
【符号の説明】
1:スピンドルモータ 2:モータドライバ
3:サーボ処理部 4:光ピックアップ
5:リードアンプ 6:CDデコーダ
7:CD−ROMデコーダ 8:メモリマネージャ
9:バッファメモリ 10:ホストI/F
11:ATIPデコーダ 12:CDエンコーダ
13:CD−ROMエンコーダ 14:LDドライバ
15:記録障害状態発生予測部
16:記録一時停止再開制御部
17:記録障害状態終了判断部
18:CPU 20:光ディスク
40:記録一時停止制御部 41:記録再開制御部
42:再開位置微調整部
Claims (5)
- 記録媒体上のトラックを走査して前記記録媒体に予め記録されているアドレスに基づくアドレス位置から情報の記録を行う情報記録手段と、
該情報記録手段による情報記録中に振動や衝撃等の原因による記録障害状態の発生の検出と予測とを行う記録障害状態発生予測手段と、
該記録障害状態発生予測手段によって前記記録障害状態の発生が検出又は予測されたとき、1セクタよりも小さな所定情報単位で一時停止位置を決定し、前記情報記録手段に前記決定した一時停止位置で記録を一時停止させると共に、その一時停止した位置を示す一時停止情報を記憶する記録一時停止制御手段と、
該記録一時停止制御手段によって記録を一時停止させた後、前記記録障害状態が終了したか否かを判断する記録障害状態終了判断手段と、
該記録障害状態終了判断手段によって前記記録障害状態が終了したと判断されたとき、前記情報記録手段に前記一時停止情報に基づく位置から情報の連続性を保つように情報の記録を再開させる記録再開制御手段とを備えたことを特徴とする情報記録装置。 - 請求項1記載の情報記録装置において、
前記1セクタよりも小さな所定情報単位がビットクロックであることを特徴とする情報記録装置。 - 請求項1記載の情報記録装置において、
前記1セクタよりも小さな所定情報単位が再生に必要な同期信号を1つ含むフォーマット単位であることを特徴とする情報記録装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
前記記録障害状態発生予測手段は、前記情報記録手段による情報記録中にフォーカシングサーボ信号,トラッキングサーボ信号又はその両信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて前記記録障害状態の発生の検出と予測とを行う手段であり、
前記記録障害状態終了判断手段は、前記情報記録手段による記録の一時停止後にフォーカシングサーボ信号,トラッキングサーボ信号又はその両信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて前記記録障害状態が終了したか否かを判断する手段であることを特徴とする情報記録装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
前記情報記録手段による情報記録中の振動又は衝撃を検出する振動衝撃検出手段を設け、
前記記録障害状態発生予測手段は、前記情報記録手段による情報記録中に前記振動衝撃検出手段によって検出された振動又は衝撃の信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて前記記録障害状態の発生の検出と予測とを行う手段であり、
前記記録障害状態終了判断手段は、前記情報記録手段による記録の一時停止後に前記振動衝撃検出手段によって検出された振動又は衝撃の信号が所定のレベルを超えているか否かの判断結果に基づいて前記記録障害状態が終了したか否かを判断する手段であることを特徴とする情報記録装置。
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