JP4055384B2 - 車両用故障診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に接続してエンジンや自動変速機等の診断を行う車両用故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のエンジンや自動変速機等の診断のため、これらエンジンや自動変速機等を制御する車載の電子制御装置と接続し、車両側のデータを取得、記録、表示する車両用故障診断装置が車両の販売店やサービス工場で広く使用されるようになっている。車両の診断に際しては、この車両用故障診断装置を車両に接続し、車載の電子制御装置との通信リンクを確立し、車載の電子制御装置の記憶部に記憶されている自己診断情報や各種制御データを読み出して表示することにより行われている。
【0003】
近年、電子制御装置の診断をより効率的に行うために、車両用故障診断装置にて車載の電子制御装置の各種制御データを表示する際、各種制御データ毎にそのデータの値が正常値か異常値かを判定するための基準となる基準値を同時に表示すると共に、異常値の場合には作業者に報知するような機能を有する車両用故障診断装置が知られるようになってきている。
【0004】
まず、図3及び図4に基づいて従来の車両故障診断の概要を説明する。
【0005】
図3に示す通り、車両2に搭載されている各種電子制御装置3〜6は、車両用故障診断装置1とコネクタ20を介して通信線19により接続され、この通信線19により、各種制御データ等の送受信を行っている。
【0006】
各種電子制御装置3〜6は内部に図示しない記憶部を有しており、それぞれ基準値を記憶している。また、スイッチ類7〜10、センサ類11〜14のデータを基に図示しない内部CPUで演算処理し、演算結果を基にアクチュエータ類15〜18を制御する。
【0007】
一方、図4に示す通り、車両用故障診断装置1は、通信線19を介してデータ送受信部31にてデータの送受信を行うことにより特定の電子制御装置と通信リンクを確立し、通信リンクを確立した電子制御装置に入力されているスイッチ類及びセンサ類からの入力データとアクチュエータ類を制御するための出力データ(これら入出力データを総称して制御データと呼ぶ)、基準値、及び電子制御装置が自己診断した結果等のデータをデータ送受信部31で受信する。そして、診断部33にて制御データと基準値を比較することにより制御データの正常/異常を判断し、表示部34に表示している。
【0008】
続いて、図5に従って、従来の車両用故障診断装置の処理内容について説明する。
【0009】
まず最初に、車両用故障診断装置を車両に接続し、診断を開始すると、特定の電子制御装置と通信リンクを確立する(ステップS50)。
【0010】
続いて、通信リンクを確立した電子制御装置に対して、診断データの要求を行う(ステップS51)。
【0011】
電子制御装置は、車両用故障診断装置から診断データ要求を受けると、上述した入出力データを含む制御データと基準値とを送信する(ステップS52)。
【0012】
車両用故障診断装置は、制御データと基準値とを取得する(ステップS53)と、制御データと基準値とを比較して診断を行う(ステップS54)。
【0013】
最後に車両用故障診断装置は、上記車両データと基準値とを表示画面に表示し、車両データが基準値に対して異常である場合は、その車両データを反転表示する等で作業者に報知する(ステップS55)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述した車両用故障診断装置では、車両に搭載されている電子制御装置に記憶された基準値を基に診断を行っているため、例えば、車両が既に出荷された後で基準値が見直され、変更する必要が生じたとしても、既に出荷されてしまった車両の電子制御装置は変更前の基準値を有しており、変更後の基準値で診断を行おうとする場合には変更後の基準値が記憶された電子制御装置に交換しなければならず、この電子制御装置の交換作業に伴って不具合が解消してしまう可能性もあり、容易に基準値の更新ができないという問題があった。
【0015】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、電子制御装置を交換することなく、変更後の基準値を基に故障診断を行うことができる車両用故障診断装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両に搭載されている複数の電子制御装置と通信手段を介して接続され、前記複数の電子制御装置のうち、少なくとも一つの電子制御装置と通信を行って各種データの送受信を行うことにより、前記電子制御装置の故障診断を行う車両用故障診断装置において、前記電子制御装置内の第1の記憶手段に記憶され、制御データの正常または異常を判断するための第1の基準値と、前記第1の基準値の識別子である第1の基準値識別データとを前記通信手段を用いて前記電子制御装置から読み込むデータ送受信手段と、前記複数の電子制御装置それぞれが有する前記第1の基準値と前記第1の基準値識別データに対応する第2の基準値と第2の基準値識別データとを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の基準値識別データと前記第2の基準値識別データとを比較することにより前記第1または前記第2の基準値のうち、制御データの正常または異常を判断する為の基準値として適当な基準値を選択する基準値選択手段と、前記選択された基準値を用いて故障診断を行う診断手段と、前記診断手段で診断された結果を表示する表示手段とを備える
【0017】
そしてとくに、第1の基準値識別データは前記第1の基準値が作成された第1の基準値作成日を含み、第2の基準値識別データは前記第2の基準値が作成された第2の基準値作成日を含むものとし、前記基準値選択手段は前記第1または前記第2の基準値のうち第1の基準値作成日と第2の基準値作成日を比較して新しい方を上記適当な基準値として選択することを特徴とする。
すなわち請求項1に記載の発明では、電子制御装置に記憶されている基準値識別データと車両用故障診断装置に記憶されている基準値識別データを比較することにより、作成日が新しい方の基準値を選択しているため、故障診断に用いる最適な基準値を選択することができる。
【0018】
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用故障診断装置において、前記第1の基準値識別データはさらに前記第1の基準値が適用できる第1の車両仕様を含み、前記第2の基準値識別データはさらに前記第2の基準値が適用できる第2の車両仕様を含み、前記基準値選択手段は、前記第1及び第2の車両仕様が同一であることを条件として、前記第1の基準値作成日と前記第2の基準値作成日の比較を行うことを特徴とする。
【0019】
すなわち、請求項2に記載の発明では、電子制御装置に記憶されている車両仕様、基準値作成日と車両用故障診断装置に記憶されている車両仕様、基準値作成日とを比較して、同じ車両仕様で、例えば車両用故障診断装置に記憶されている基準値作成日の方が新しい場合は、車両用故障診断装置に記憶されている基準値を選択するため、最適な基準値を選択することができる。
一方、車両用故障診断装置に記憶されている基準値作成日よりも電子制御装置に記憶されている基準値作成日の方が新しい場合は、前記電子制御装置に記憶されている基準値を選択することとなる。
【0020】
また請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両用故障診断装置において、前記第1の基準値作成日よりも前記第2の基準値作成日の方が新しい場合は、前記データ送受信手段を介して前記第2の基準値と前記第2の基準値識別データとを前記電子制御装置に送信し、前記第1の記憶手段に書込むことを特徴とする。
【0021】
すなわち、請求項3に記載の発明では、電子制御装置に記憶されている車両仕様、基準値作成日と車両用故障診断装置に記憶されている車両仕様、基準値作成日とを比較して、同じ車両仕様で、車両用故障診断装置に記憶されている基準値作成日の方が新しい場合は、車両用故障診断装置に記憶されている基準値を選択すると共に、この新しい日付の車両仕様、基準値作成日、及び基準値を電子制御装置の記憶手段に書込むため、最適な基準値を選択することができると共に、電子制御装置が記憶している基準値を更新することができる。
【0022】
また請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の車両用故障診断装置において、前記基準値選択手段は、前記第2の基準値作成日よりも前記第1の基準値作成日の方が新しい場合は、前記第2の記憶手段は、前記第1の基準値と前記第1の基準値識別データとを記憶することを特徴とする。
【0023】
すなわち、請求項4に記載の発明では、電子制御装置に記憶されている車両仕様、基準値作成日と車両用故障診断装置に記憶されている車両仕様、基準値作成日とを比較して、同じ車両仕様で、電子制御装置に記憶されている基準値作成日の方が新しい場合は、電子制御装置に記憶されている基準値を選択すると共に、この新しい日付の車両仕様、基準値作成日、及び基準値を車両用故障診断装置の記憶手段に記憶するため、最適な基準値を選択することができると共に、車両用故障診断装置が記憶している基準値を更新することができる。
【0024】
また請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の車両用故障診断装置において、前記基準値選択手段は、前記第1の基準値の前記第1の車両仕様に対応する前記第2の基準値が存在しない場合は、前記第1の基準値を選択することを特徴とする。
【0025】
すなわち、請求項5に記載の発明では、電子制御装置に記憶されている車両仕様、基準値作成日に対応する基準値が車両用故障診断装置に記憶されていない場合には、電子制御装置に記憶されている基準値を選択するため、最適な基準値を選択することができる。
【0026】
また請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の車両用故障診断装置において、前記第1の基準値の前記第1の車両仕様に対応する前記第2の基準値が存在しない場合は、前記第2の記憶手段は、前記第1の基準値と前記第1の基準値識別データとを記憶することを特徴とする。
【0027】
すなわち、請求項6に記載の発明では、電子制御装置に記憶されている車両仕様、基準値作成日に対応する基準値が車両用故障診断装置に記憶されていない場合には、電子制御装置に記憶されている基準値を選択すると共に、この新しい日付の車両仕様、基準値作成日、及び基準値を車両用故障診断装置の記憶手段に記憶するため、最適な基準値を選択することができると共に、車両用故障診断装置に新たな基準値を記憶させることができる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、電子制御装置および車両用故障診断装置にそれぞれ記憶されている基準値識別データにおける基準値作成日を比較することにより、基準値作成日の新しい方を故障診断に用いる基準値として選択して故障診断を行うことにより、双方の基準値に違いがあったとしても適切に故障診断を行うことができる。
【0029】
請求項2に記載の発明によれば、電子制御装置に記憶されている基準値識別データの車両仕様と車両用故障診断装置に記憶されている基準値識別データの車両仕様とが合致していることを条件としたうえで、基準値作成日の新しい方の基準値を用いるため、適切に故障診断を行うことができる。
【0030】
請求項3に記載の発明によれば、電子制御装置に記憶されている基準値作成日よりも、車両用故障診断装置に記憶されている基準値作成日の方が新しい場合には、車両用故障診断装置に記憶されている基準値を用いて故障診断を行うため、適切に故障診断を行うことができる。また、新しい基準値を電子制御装置に書込むため、この車両を媒体として、新しい基準値を広めることができる。
【0031】
請求項4に記載の発明によれば、車両用故障診断装置に記憶されている基準値作成日よりも、電子制御装置に記憶されている基準値作成日の方が新しい場合には、電子制御装置に記憶されている基準値を用いて故障診断を行うため、適切に故障診断を行うことができる。また、この新しい基準値を車両用故障診断装置に記憶するため、車両用故障診断装置を媒体として、新しい基準値を広めることができる。
【0032】
請求項5に記載の発明によれば、車両に搭載されている電子制御装置と同じ仕様の基準値が車両用故障診断装置に記憶されていない場合、電子制御装置に記憶されている基準値を用いるため、適切に故障診断を行うことができる。
【0033】
請求項6に記載の発明によれば、車両に搭載されている電子制御装置と同じ仕様の基準値が車両用故障診断装置に記憶されていない場合、電子制御装置に記憶されている基準値を用いて故障診断を行うため、適切に故障診断を行うことができる。また、電子制御装置に記憶されている基準値と基準値識別データを車両用故障診断装置に記憶するため、新しい仕様の車両に対しても基準値を用いた故障診断が可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0035】
図1は本発明の実施の形態を示す構成図である。
【0036】
車両用故障診断装置1は、車両内の電子制御装置とのデータの送受信を行うデータ送受信部41と、車両仕様(例えばエンジン型式等)毎に、基準値、及び基準値作成日が記憶されている車両データ記憶部43と、データ送受信部41が受信した電子制御装置に記憶されている車両仕様、基準値、基準値作成日の各データ46と、車両データ記憶部43に記憶されている車両仕様、基準値、基準値作成日の各データ47のうち、車両データと基準値作成日をそれぞれ比較し、最新の基準値を判定する最新基準値判定部42と、データ送受信部41が受信した制御データ45と最新基準値判定部42が判定した最新基準値48とを比較して、制御データが正常値か、あるいは異常値かを判定する車両データ診断部44と、車両データ診断部44の判定結果に基づいて、制御データ45、最新基準値48、及び異常データがある場合には異常であることを明示して表示する表示部49とで構成される。
【0037】
続いて、本発明の実施の形態における車両故障診断処理の流れを図2を基に説明する。
【0038】
まず最初に、車両用故障診断装置を車両に接続し、診断を開始すると、特定の電子制御装置と通信リンクを確立する(ステップS60)。
【0039】
続いて、通信リンクを確立した電子制御装置に対して、診断データの要求を行う(ステップS61)。
【0040】
電子制御装置は、車両用故障診断装置から診断データ要求を受けると、制御データ、基準値、及び車両仕様(例えばエンジン型式)と基準値作成日とから成る基準値識別データを送信する(ステップS62)。
【0041】
車両用故障診断装置は、制御データ、基準値、基準値識別データを取得する(ステップS63)と、取得した車両仕様の基準値が車両データ記憶部に記憶されているかを確認する(ステップS64)。
【0042】
記憶されている場合には、受信した基準値作成日と車両データ記憶部に記憶されている基準値作成日とを比較する(ステップS65)。
【0043】
日付が同じ場合は、車両用故障診断装置の車両データ記憶部に記憶されている基準値と取得した制御データとを比較して診断を行う(ステップS70)。
【0044】
車両用故障診断装置の車両データ記憶部に記憶されている基準値作成日の方が新しい場合、車両データ記憶部に記憶されている基準値及び基準値識別データを電子制御装置に送信する(ステップS68)と共に、この基準値と取得した制御データとを比較して診断を行う(ステップS70)。
【0045】
一方、電子制御装置から受信した基準値作成日の方が新しい場合、及び、ステップS64にて、電子制御装置から取得した車両仕様の基準値が車両データ記憶部に記憶されていない場合には、車両用故障診断装置は電子制御装置から取得した基準値及び基準値識別データを車両データ記憶部に記憶し(ステップS66)、取得した基準値と制御データとを比較して診断を行う(ステップS67)。
【0046】
電子制御装置では、ステップS68にて送信されたデータを受信し、記憶部に記憶する(ステップS69)。
【0047】
最後に故障診断装置は、上記車両データと基準値とを表示画面に表示し、車両データが基準値に対して異常である場合は、その車両データを反転表示する等で作業者に報知する(ステップS71)。
【0048】
以上述べたとおり、本実施の形態における車両用故障診断装置では、車両用故障診断装置に記憶されている基準値の方が新しい場合には、電子制御装置に記憶されている基準値を更新し、逆に、電子制御装置に記憶されている基準値の方が新しい場合には、車両用故障診断装置に記憶されている基準値を更新することにより、電子制御装置を交換することなく、常に最新の基準値を用いた故障診断を行うことができる。また、電子制御装置、及び車両用故障診断装置を媒体にして新しい基準値を他の車両の販売店やサービス工場に広めることができるため、基準値が変更されたとしても、基準値変更の為に特別な作業工数やコストが掛らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における構成図。
【図2】本発明の実施の形態における車両故障診断処理の流れを示す図。
【図3】車両内の電子制御装置及び車両用故障診断装置の接続形態を示す構成図。
【図4】従来の車両用故障診断装置の構成図。
【図5】従来の車両故障診断処理の流れを示す図。
【符号の説明】
1 車両用故障診断装置
2 車両
3〜6 電子制御装置
7〜10 スイッチ類
11〜14 センサ類
15〜18 アクチュエータ類
19 通信線
31、41 データ送受信部
33、44 診断部
34、49 表示部
42 最新基準値判定部
43 車両データ記憶部

Claims (6)

  1. 車両に搭載されている複数の電子制御装置と通信手段を介して接続され、前記複数の電子制御装置のうち、少なくとも一つの電子制御装置と通信を行って各種データの送受信を行うことにより、前記電子制御装置の故障診断を行う車両用故障診断装置において、
    前記電子制御装置内の第1の記憶手段に記憶され、制御データの正常または異常を判断するための第1の基準値と、該第1の基準値が作成された第1の基準値作成日を含む第1の基準値識別データとを前記通信手段を用いて前記電子制御装置から読み込むデータ送受信手段と、
    前記複数の電子制御装置それぞれが有する前記第1の基準値と前記第1の基準値識別データに対応する第2の基準値と該第2の基準値が作成された第2の基準値作成日を含む第2の基準値識別データとを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1または前記第2の基準値のうち、前記第1の基準値作成日と前記第2の基準値作成日を比較して新しい方を制御データの正常または異常を判断する為の基準値として選択する基準値選択手段と、
    前記選択された基準値を用いて故障診断を行う診断手段と、
    前記診断手段で診断された結果を表示する表示手段とを備えることを特徴とする車両用故障診断装置。
  2. 前記第1の基準値識別データはさらに前記第1の基準値が適用できる第1の車両仕様を含み、前記第2の基準値識別データはさらに前記第2の基準値が適用できる第2の車両仕様を含み
    前記基準値選択手段は、前記第1及び第2の車両仕様が同一であることを条件として、前記第1の基準値作成日と前記第2の基準値作成日の比較を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用故障診断装置。
  3. 前記第1の基準値作成日よりも前記第2の基準値作成日の方が新しい場合は、前記データ送受信手段を介して前記第2の基準値と前記第2の基準値識別データとを前記電子制御装置に送信し、前記第1の記憶手段に書込むことを特徴とする請求項2に記載の車両用故障診断装置。
  4. 前記第2の基準値作成日よりも前記第1の基準値作成日の方が新しい場合は、前記第2の記憶手段は、前記第1の基準値と前記第1の基準値識別データとを記憶することを特徴とする請求項2に記載の車両用故障診断装置。
  5. 前記基準値選択手段は、前記第1の基準値の前記第1の車両仕様に対応する前記第2の基準値が存在しない場合は、前記第1の基準値を選択することを特徴とする請求項2に記載の車両用故障診断装置。
  6. 前記第1の基準値の前記第1の車両仕様に対応する前記第2の基準値が存在しない場合は、前記第2の記憶手段は、前記第1の基準値と前記第1の基準値識別データとを記憶することを特徴とする請求項5に記載の車両用故障診断装置。
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