JP2002228551A - 車両診断システム - Google Patents

車両診断システム

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JP2002228551A
JP2002228551A JP2001022783A JP2001022783A JP2002228551A JP 2002228551 A JP2002228551 A JP 2002228551A JP 2001022783 A JP2001022783 A JP 2001022783A JP 2001022783 A JP2001022783 A JP 2001022783A JP 2002228551 A JP2002228551 A JP 2002228551A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信プロトコルが異なる電子制御装置(EC
U)を搭載した車両にも容易に対応できる、汎用性の高
い車両診断システムの提供。 【解決手段】 ECU501に接続されるデータ変換装
置2と、データ変換装置2を介してECU501と双方
向通信をする診断用コンピュータ3とを備え、診断用コ
ンピュータ3は、各種のECU501で用いられる互い
に異なる複数の通信プロトコルを格納したプロトコルデ
ータベースを備え、このプロトコルデータベースから、
診断対象車両に応じて選択されたいずれかの通信プロト
コルを読み出してデータ変換装置2へ送信するように構
成されており、データ変換装置2は、診断用コンピュー
タ3から送信された通信プロトコルを記憶するプロトコ
ル記憶部を備え、このプロトコル記憶部に記憶された通
信プロトコルに基づいてECU501と診断用コンピュ
ータ3との間の通信データを変換するように構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
電子制御装置と診断用コンピュータとの間で双方向通信
を行なって車両の故障等を診断する、車両診断システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車などの車両においては、エ
ンジンやトランスミッションをはじめとする各部の電子
制御化が著しく進み、その制御をつかさどる電子制御装
置(ECU)には極めて多数のセンサ類やアクチュエー
タ類が接続され、複雑な通信システム(いわゆる車内L
AN)が構築されている。したがって、例えば車両が不
調になった際に、その不調の原因を調べるためには、電
子制御装置から種々のデータを取得可能な車両診断シス
テムが不可欠となっている。
【0003】従来の、この種の車両診断システムとして
は、例えば特開平1−313772号公報に記載のもの
が挙げられる。これは、車載の電子制御装置と診断用の
上位コンピュータとをテスタ(データ変換装置)を介し
て接続し、電子制御装置からのデータをテスタ内で変換
した後、コンピュータへ送信するものである。なお、テ
スタ内でデータを変換するのは、電子制御装置とコンピ
ュータとで、データの伝送速度や伝送方式等が相違する
ためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車載の電子
制御装置で用いられている通信システムに係る通信プロ
トコル(通信規約)は、例えば自動車メーカーごとに、
あるいは車種ごとに異なっているのが実状である。それ
に対し、前記従来の車両診断システムでは、診断対象車
両に適合する通信プロトコルを記憶させた記憶装置(メ
モリカートリッジ)をテスタに着脱可能に取り付け、こ
の記憶装置により設定される通信プロトコルに基づいて
データ変換を行なっていた。したがって、整備工場等が
各種の車両を診断するためには、自動車メーカーや車種
別の通信プロトコルをそれぞれ記憶した記憶装置を、通
信プロトコルの数だけ用意しておき、電子制御装置の通
信プロトコルが異なる車両を診断する場合には、その都
度記憶装置を着脱交換しなければならないという不都合
があった。
【0005】また、同じメーカーの同じ車種であって
も、年式が新しい車両とその前年式の車両とを比べる
と、電子制御装置で用いられている通信プロトコルは基
本的には共通であるものの、何らかの点において僅かに
相違しているというような場合もある。しかし、こうし
た場合でも、前記従来の車両診断システムでは記憶装置
を交換せずに対応することができなかった。したがっ
て、新しい年式の車両が発売されるたびに、新しい記憶
装置を買い足さなければならず、その購入費用が嵩むと
いう問題があった。
【0006】本発明は以上のような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、通信プロトコルが異なる電子制御装
置を搭載した車両にも容易に対応できる、汎用性の高い
車両診断システムの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る車両診断システムは、車両に搭載され
た電子制御装置に接続されるデータ変換装置と、このデ
ータ変換装置を介して電子制御装置と双方向通信をする
ことにより車両の診断を行なう診断用コンピュータとを
備えた車両診断システムにおいて、診断用コンピュータ
は、電子制御装置で用いられる互いに異なる複数の通信
プロトコルを格納したプロトコルデータベースを備え、
このプロトコルデータベースから、診断対象となる車両
に応じて選択されたいずれかの通信プロトコルを読み出
してデータ変換装置へ送信するように構成されており、
データ変換装置は、前記診断用コンピュータから送信さ
れた通信プロトコルを記憶するプロトコル記憶部を備
え、このプロトコル記憶部に記憶された通信プロトコル
に基づいて電子制御装置と診断用コンピュータとの間の
通信データを変換するように構成されていることを特徴
とするものである。
【0008】また、前記車両診断システムにおいて、デ
ータ変換装置のプロトコル記憶部が記憶内容を書き換え
可能な不揮発性メモリで構成されるとともに、診断用コ
ンピュータから送られてきた通信プロトコルを所定のデ
ータフォーマットに変換して前記不揮発性メモリに書き
込むプロトコルデータ書き込み部がデータ変換装置に設
けられているものである。
【0009】また、前記車両診断システムにおいて、診
断用コンピュータは、プロトコルデータベースから読み
出された通信プロトコルに含まれる変数の値を設定変更
する変数値設定変更手段を備えるとともに、この変数値
設定変更手段によって変数の値を設定変更された通信プ
ロトコルをデータ変換装置へ送信できるように構成され
ているものである。
【0010】また、前記車両診断システムにおいて、変
数値設定変更手段によって変数の値を設定変更された通
信プロトコルを、元の通信プロトコルとは別の通信プロ
トコルとしてプロトコルデータベースに格納可能に構成
されているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
車両診断システムを、図面を参照しつつ説明する。図1
に全体を符号1で示される車両診断システムは、データ
変換装置2と、診断用コンピュータ3(図1では細部の
図示を省略)とから構成されている。
【0012】また、図1において符号500は診断対象
となる自動車等の車両を、501は車両500に搭載さ
れてエンジン、トランスミッション、操舵装置、ブレー
キ等を制御するECU(電子制御装置)を示している。
図3に示すようにECU501には、例えばエンジン回
転数センサ、車速センサ、冷却水温度センサ、油圧セン
サ、アイドルスイッチというような、多数のセンサ、ス
イッチ類502と、制御対象となる各部を動作させるた
めのソレノイド、モータ等の多数のアクチュエータ類5
03とが接続されている。さらに、ECU501は、各
種センサ、スイッチ類502からの入力データやECU
501それ自体が有する故障診断機能に基づく故障コー
ド(DTCすなわち Diagnostic Trouble Code)等を記
憶するメモリからなるデータ記憶部504と、このEC
U501と外部機器とを接続するための外部接続用コネ
クタ505とを備えている。最近では、外部接続用コネ
クタ505として、SAE規格J1962に準拠した1
6ピンのコネクタが用いられる場合が多くなっている。
【0013】データ変換装置2の内部は、概ね図1に示
したような機器(ハードウェア)構成となっている。す
なわち、CPU(中央演算処理装置)21と、RAM
(読み書き両用メモリ)22と、フラッシュメモリ(記
憶内容を書き換え可能な不揮発性メモリ)23と、車両
側インタフェース24と、コンピュータ側インタフェー
ス25とが、バスライン26を介して相互に接続されて
いる。また、車両側インタフェース24に接続された車
両側コネクタ27、及び、コンピュータ側インタフェー
ス25に接続されたコンピュータ側コネクタ28が設け
られている。車両側コネクタ27は、前記ECU501
の外部接続用コネクタ505と、接続ケーブル30を介
して着脱自在に接続されていて、これによりECU50
1とデータ変換装置2との間で双方向通信ができるよう
になっている。なお、符号29は、接続ケーブル30を
通じてECU501側から得た電力をデータ変換装置2
内の各機器に供給する電源回路を示している。これらの
機器により実現される機能構成及び動作については後述
する。
【0014】図2は、診断用コンピュータ3の機器(ハ
ードウェア)構成を概略的に示している。診断用コンピ
ュータ3は汎用のパーソナルコンピュータ(ここではデ
スクトップ型)に車両診断用のプログラム等をインスト
ールしてなるものであって、そのコンピュータ本体31
の内部には、CPU(中央演算処理装置)32、RAM
(読み書き両用メモリ)33、ROM(読み取り専用メ
モリ)34、及び入出力インタフェース35が設けら
れ、これらはバスライン36を介して相互に接続されて
いる。また、コンピュータ本体31にはFD(フロッピ
ィディスク)ドライブ37、CD(コンパクトディス
ク)ドライブ38、及びハードディスク(記憶装置)3
9が設けられ、これらは入出力インタフェース35を介
して前記CPU32等と接続されている。
【0015】コンピュータ本体31の外部には、通信
(電話)回線との中継装置40(具体的にはモデムやタ
ーミナルアダプタ等)、キーボード(入力装置)41、
マウス(入力装置)42、CRT又は液晶パネル等のデ
ィスプレイ(表示装置)43、及びプリンタ44が設け
られている。これらは、それぞれが接続ケーブル45及
びコネクタ46を介して入出力インタフェース35に接
続されている。さらに、コンピュータ本体31は接続ケ
ーブル47を介して前記データ変換装置2と接続されて
いる。すなわち、接続ケーブル47の一端側はデータ変
換装置2のコンピュータ側コネクタ28に着脱自在に連
結され、接続ケーブル47の他端側はコンピュータ本体
31の入出力インタフェース35に接続されたRS−2
32C等のコネクタ(ポート)48に着脱自在に連結さ
れており、これによりデータ変換装置2と診断用コンピ
ュータ3との間で双方向通信ができるようになってい
る。
【0016】ハードディスク39内には、この車両診断
システム1で車両を診断するためのメインプログラムで
ある診断プログラムを記憶した診断プログラム記憶部5
1、通信プロトコルを所定のデータフォーマットに変換
してデータ変換装置2内のフラッシュメモリ23に書き
込むための書き込みプログラムを記憶した書き込みプロ
グラム記憶部52、データ変換装置2を介して受信した
ECU501からのデータを記憶する受信データ記憶部
53、各車種のECU501で用いられている互いに異
なる複数の通信プロトコルを格納したプロトコルデータ
ベース54、各車種のECU501のデータ記憶部50
4に記憶されている各データのアドレス情報(メモリア
ドレス)を格納したアドレスデータベース55、及び車
種によって異なる各データの基準値(標準値、上限値、
下限値等)を格納した基準値データベース56が設けら
れている。
【0017】なお、中継装置40は、通信回線81及び
インターネット82を介して、この車両診断システム1
の販売会社又はサービス会社等が運営するサーバ83に
接続することができ、このサーバ83には通信プロトコ
ル、アドレス情報、及び各データの基準値等が格納さ
れ、それらは定期的にもしくは必要に応じて最新のもの
に更新されている。そして、車両診断システム1の使用
者が、プロトコルデータベース54、アドレスデータベ
ース55、基準値データベース56等の格納データの更
新又は追加を希望する場合には、そのデータを記録した
フロッピィディスクやCD−ROM等の記録媒体の供給
を受ける以外に、インターネット82を通じてサーバ8
3からデータをダウンロードすることもできるようにな
っている。
【0018】次いで、前記診断プログラム及び書き込み
プログラムを実行する際に、前記データ変換装置2内の
各機器の動作によって得られるデータ変換装置2の機能
構成を、図3を参照しつつ説明する。機能構成で見る
と、データ変換装置2は、プロトコル記憶部61、プロ
トコルデータ書き込み部62、データ変換部63、及び
データ制御部64を備えている。
【0019】プロトコル記憶部61は、具体的には前記
フラッシュメモリ23で構成され、診断対象となる車両
500に応じた(その車両500のECU501で用い
られている)通信プロトコルを書き換え可能に不揮発記
憶するものである。プロトコルデータ書き込み部62
は、診断用コンピュータ3から送信されてきた通信プロ
トコルに係るデータを、プロトコル記憶部61を構成す
るフラッシュメモリ23に書き込み可能な所定のデータ
フォーマットに変換して、当該フラッシュメモリ23に
書き込むものであり、この機能は前記書き込みプログラ
ムに基づく前記CPU21の動作により実現される。ま
た、この書き込み動作を行なう際、前記RAM22がデ
ータバッファとして使用される。データ変換部63は、
プロトコル記憶部61に記憶された通信プロトコルに基
づいて、ECU501と診断用コンピュータ3との間の
通信データを変換するものである。この機能は主として
前記CPU21の動作により実現されるものであって、
より具体的に説明すると、このデータ変換部63によ
り、ECU501からのデータは診断用コンピュータ3
で処理可能な伝送方式のデータに変換され、一方、診断
用コンピュータ3からのデータはECU501で処理可
能な伝送方式のデータに変換される。データ制御部64
は、主にECU501と診断用コンピュータ3とのデー
タ伝送速度の違いを吸収するデータバッファの役割をす
るものであり、バッファ用のメモリとしては前記RAM
22が使用される。このデータ制御部64と前記データ
変換部63とにより、ECU501と診断用コンピュー
タ3との間のインタフェースが構成される。
【0020】次いで、図4のフローチャートを参照しつ
つ、この車両診断システム1の動作を説明する。接続ケ
ーブル30及び47により、ECU501、データ変換
装置2、及び診断用コンピュータ3を図1のように接続
した後、診断用コンピュータ3で診断プログラム記憶部
51に記憶されている診断プログラムを実行すると、先
ずステップS1で、プロトコルデータベース54に格納
されている複数の通信プロトコルを、それぞれに対応し
た自動車メーカー名及び車種名(あるいは年式)ととも
に示す「通信プロトコル選択画面」がディスプレイ43
に表示され、ステップS2で、入力装置(キーボード4
1又はマウス42)から通信プロトコルの選択入力がな
されるのを待つ。
【0021】ここで、キーボード41又はマウス42か
ら、診断対象となる車両500に応じた通信プロトコル
の選択入力があれば、診断用コンピュータ3は前記ステ
ップS2で選択された通信プロトコルに係るデータをプ
ロトコルデータベース54から読み出し、これをステッ
プS3でデータ変換装置2へ送信する。ステップS4で
は、診断用コンピュータ3の書き込みプログラム記憶部
52に記憶されている書き込みプログラムが実行され、
前記診断用コンピュータ3から送信された通信プロトコ
ルのデータを受信したプロトコルデータ書き込み部62
が、当該データを所定のデータフォーマットに変換する
とともに、この変換された通信プロトコルのデータをプ
ロトコル記憶部61(フラッシュメモリ23)へ書き込
む。
【0022】ステップS5では、前記ステップS4でプ
ロトコル記憶部61に記憶された通信プロトコルとEC
U501で用いられている通信システムの通信プロトコ
ルとが合致しているか否かが判定される。すなわち、前
記両者の通信プロトコルが合致している場合は、ECU
501とデータ変換装置2との間の双方向通信が可能と
なるため、診断用コンピュータ3が確認用信号を送信す
ると、ECU501からの応答信号がデータ変換装置2
を経て診断用コンピュータ3へ正常に戻ってくる。この
場合は、ステップS9へ進む。一方、前記両者の通信プ
ロトコルが相違している場合は、ECU501とデータ
変換装置2との間で通信エラーが生じるため、診断用コ
ンピュータ3が確認用信号を送信すると、データ変換装
置2からエラー信号が返信される。この場合はステップ
S6へ進む。
【0023】ステップS6では、前記ステップS3でプ
ロトコルデータベース54から読み出された通信プロト
コルに基づいて、この通信プロトコルに含まれる変数の
値を設定変更する「変数値設定変更画面」がディスプレ
イ43に表示され、ステップS7で、キーボード41か
ら変数の値の設定変更入力がなされるのを待つ。ここで
「変数」とは、例えば二進数のデータを十進数のデータ
に変換する際に基準とするパルスの高さ(電圧)という
ような、電気的条件の仕様を決める数のことであり、こ
の変数の値を少しずつ変化させることにより、元の通信
プロトコルと僅かに相違する別の通信プロトコルが作成
される。なお、この実施形態では、ステップS6及びS
7の動作を行なわせるためのプログラム及びハードウェ
アからなる機能構成が、本発明にいう変数値設定変更手
段となっている。
【0024】ステップS7で変数値の設定変更入力があ
れば、その設定変更後の通信プロトコルをRAM33に
記憶させた後ステップS3に戻り、変数値設定変更後の
通信プロトコルをデータ変換装置2へ送信する。そし
て、前記と同様にステップS4で通信プロトコルのデー
タフォーマット変換及びプロトコル記憶部61への書き
込み(上書き)を行ない、ステップS5ではプロトコル
記憶部61に書き込まれた通信プロトコルとECU50
1で用いられている通信プロトコルとが合致しているか
否かを判定する。このような変数値の設定変更とプロト
コル記憶部61への書き込みとを必要に応じて繰り返す
ことにより、最終的には前記両者の通信プロトコルを合
致させて、ステップS9へ進むことができる。
【0025】ステップS9では、この時点でプロトコル
記憶部61に記憶されている通信プロトコルが、プロト
コルデータベース54に格納されていたものか、あるい
は変数値を設定変更して作られた新しい通信プロトコル
(RAM33に記憶されているもの)であるのかが判定
される。そして、新しい通信プロトコルであった場合に
はステップS10に進み、ステップS8でRAM33に
記憶させた当該通信プロトコルを、その元となった通信
プロトコルとは別の通信プロトコルとしてプロトコルデ
ータベース54に格納(記憶)する。これにより、次回
以降の診断の際、必要に応じ、その通信プロトコルをプ
ロトコルデータベース54から読み出して使用すること
ができ、変数値を設定変更する手間が省ける。
【0026】次のステップS11では、アドレスデータ
ベース55から、診断対象となる車両500に対応した
アドレス情報を読み出し、診断用コンピュータ3からデ
ータ変換装置2を介してECU501へ送信する。この
際、アドレス情報は、データ変換装置2のデータ制御部
64にバッファされ、データ変換部63において、プロ
トコル記憶部61に記憶されている通信プロトコルに基
づきECU501で処理可能な伝送方式のデータに変換
された後、ECU501へ送信される。
【0027】ステップS12では、ECU501が前記
ステップS11で受信したアドレス情報に基づいてデー
タ記憶部504から各データを読み出し、データ変換装
置2を介して診断用コンピュータ3へ送信する。この
際、各データはデータ変換部63において、プロトコル
記憶部61に記憶されている通信プロトコルに基づき、
診断用コンピュータ3で処理可能な伝送方式のデータに
変換され、データ制御部64にバッファされた後、診断
用コンピュータ3へ送信される。
【0028】ステップS13では、アドレス情報により
指定された全てのデータを診断用コンピュータ3が受信
したか否かがチェックされる。そして、未受信のデータ
がある場合にはステップS11へ戻ってアドレス情報を
送信しなおす。一方、全てのデータを受信済みの場合に
はステップS14へ進み、受信データを受信データ記憶
部53に記憶させた後、ステップS15でそのデータを
ディスプレイ43に表示する。ステップS16では、キ
ーボード41又はマウス42から、当該診断プログラム
を終了させるための診断終了入力が有ったか否かを判定
し、入力が無ければステップS14へ戻る。ECU50
1は一定時間おきに自動的に新しいデータを送信してく
るため、ステップS16で診断終了入力を行なわない限
り、受信データの記憶と及び画面表示が繰り返され、受
信データ記憶部53には診断開始からの受信データが蓄
積されてゆく。したがって、各受信データの経時的な変
化の様子を調べることができる。ステップS16で診断
終了入力が有れば、当該診断プログラムを終了する。
【0029】なお、受信データのディスプレイ43への
表示のさせ方は、診断プログラムの実行中にキーボード
41又はマウス42から表示方法の選択入力を行なうこ
とにより、任意に変えることができる。すなわち、例え
ば図5に示すように、各受信データの項目名とデータ
(数値)とを一覧表にした一覧表示画面71の形で表示
することができる。この一覧表示画面71を選択した際
には、診断対象車種ごとに予め基準値データベース56
に格納されている各データの下限値と上限値とが読み出
され、この下限値から上限値までの範囲から外れる受信
データがあれば、そのデータについて異常表示が行なわ
れる。図5では冷却水温に異常表示が行なわれている。
【0030】また、例えば図6に示すように、任意に選
択したデータ項目の値の変化をグラフに示すグラフ表示
画面72を選択することもできる。図6には、エンジン
が冷えた状態から始動した場合の、時間経過に伴う冷却
水温データ(受信データ)の変化が実線で示され、基準
値データベース56から読み出された標準的な冷却水温
の変化状態が一点鎖線で示されている。なお、互いに異
なるデータ項目を示す複数のグラフを同一画面上に表示
することもできる。このような表示を行なうことによ
り、不調原因となっている箇所を容易に見つけることが
できる。
【0031】以上に説明したように、この車両診断シス
テム1では、各種のECUで用いられる、互いに異なる
複数の通信プロトコルをプロトコルデータベース54に
格納しておき、診断対象となる車両に応じて、プロトコ
ルデータベース54からいずれかの通信プロトコルを読
み出してデータ変換装置2のプロトコル記憶部61に記
憶させ、この記憶させた通信プロトコルに基づいてEC
Uと診断用コンピュータ3との間の通信データを変換す
るので、ECUの通信プロトコルが異なる車両を診断す
る場合でも、前記従来の車両診断システムのように記憶
装置を着脱交換する必要がない。また、プロトコルデー
タベース54、アドレスデータベース55、基準値デー
タベース56等に係るデータ更新又は追加は、そのデー
タを記録したフロッピィディスクやCD−ROM等の記
録媒体による以外に、インターネット82を通じてのダ
ウンロードによって行なうこともできるので、データ更
新又は追加のための手間とコストを従来に比べて大幅に
削減することができる。
【0032】また、データ変換装置2のプロトコル記憶
部61がフラッシュメモリ23で構成されているので、
診断作業の中断等により電源の供給を停止しても、書き
込まれている通信プロトコルが消えてしまうことはな
い。したがって、いったん中断した作業を途中から再開
することができて、好都合である。
【0033】また、通信プロトコルの変数の値を設定変
更するとともに、この設定変更された通信プロトコルを
プロトコル記憶部61に記憶させ、それに基づいてデー
タ変換を行なうことができるので、例えば、診断対象車
両の年式が新しく、ECUの通信プロトコルがその前年
式の車両と僅かに相違しているような場合であれば、前
年式車両に対応した通信プロトコルをプロトコルデータ
ベース54から読み出し、その変数値を設定変更するこ
とにより、診断対象車両の通信プロトコルと合致する新
しい通信プロトコルを作れる可能性が高い。したがっ
て、新たな通信プロトコルのデータを購入せずに対応で
きるケースが増えるため、ランニングコストの大幅な低
減を図ることができる。
【0034】なお、本発明の技術的範囲が以上の実施形
態に限定されないことは言うまでもなく、例えば前記で
は診断用コンピュータとして汎用のデスクトップ型パー
ソナルコンピュータを示したが、バッテリ電源で動作可
能な汎用のノート型パーソナルコンピュータを診断用コ
ンピュータとしても構わない。こうした場合、診断用コ
ンピュータをデータ変換装置とともに診断対象車両に積
み込んで、実際に車両を走行させながら診断することが
できるという利点が得られる。
【0035】また、前記ではデータ変換装置と診断用コ
ンピュータとを接続ケーブルで接続したが、これらの両
方に無線通信用の送受信装置を取り付け、データ変換装
置と診断用コンピュータとの間で無線による双方向通信
を行なうことも考えられる。
【0036】さらに、前記ではデータ変換装置への電源
をECU側から得たが、データ変換装置の電源は、内蔵
の電池であってもよく、また、ACアダプタを介して商
用の交流電源から電力を得てもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
診断システムによれば、互いに異なる複数の通信プロト
コルをプロトコルデータベースに格納しておき、診断対
象となる車両に応じて、プロトコルデータベースからい
ずれかの通信プロトコルを読み出してデータ変換装置の
プロトコル記憶部に記憶させ、この記憶させた通信プロ
トコルに基づいて電子制御装置と診断用コンピュータと
の間の通信データを変換するので、電子制御装置の通信
プロトコルが異なる車両を診断する場合でも容易に対応
することができ、従来の車両診断システムのような記憶
装置を着脱交換する煩わしさを解消できる。また、プロ
トコルデータベースが診断用コンピュータに備えられて
いるため、プロトコルデータベースに格納するデータの
更新又は追加は、そのデータを記録したフロッピィディ
スクやCD−ROM等の記録媒体による以外に、インタ
ーネットを通じてのダウンロードによって行なうことも
可能であり、その手間とコストを従来に比べて大幅に削
減することができる。
【0038】また、診断用コンピュータが、通信プロト
コルに含まれる変数の値を変更する設定値変更手段を備
えているので、例えば診断対象車両の年式が新しく、電
子制御装置の通信プロトコルがその前年式の車両と僅か
に相違しているような場合であれば、前年式車両に対応
した通信プロトコルをプロトコルデータベースから読み
出し、その変数の値を設定変更することにより、診断対
象車両の通信プロトコルと合致する通信プロトコルを作
れる可能性が高い。したがって、新たな通信プロトコル
のデータを購入せずに対応できるケースが増えるため、
ランニングコストの大幅な低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両診断システムの
概略構成図である。
【図2】診断用コンピュータの概略機器構成を示すブロ
ック図である。
【図3】主にデータ変換装置の機能構成を示すブロック
図である。
【図4】車両診断システムの動作を示すフローチャート
である。
【図5】受信データ表示画面の一例を示す説明図であ
る。
【図6】受信データ表示画面の別の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 車両診断システム 2 データ変換装置 3 診断用コンピュータ 23 フラッシュメモリ(記憶内容を書き換え可能
な不揮発性メモリ) 54 プロトコルデータベース 61 プロトコル記憶部 62 プロトコルデータ書き込み部 63 データ変換部 500 車両 501 ECU(電子制御装置)
フロントページの続き Fターム(参考) 3D026 BA21 BA28 BA29 5K032 AA05 BA06 CC02 DA01 DB15 DB28 EA04 EA06 EA07 5K034 AA20 CC06 CC07 DD01 FF01 GG05 HH04 HH06 HH25 HH63 KK21 TT02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された電子制御装置に接続さ
    れるデータ変換装置と、このデータ変換装置を介して電
    子制御装置と双方向通信をすることにより車両の診断を
    行なう診断用コンピュータとを備えた車両診断システム
    において、 診断用コンピュータは、電子制御装置で用いられる互い
    に異なる複数の通信プロトコルを格納したプロトコルデ
    ータベースを備え、このプロトコルデータベースから、
    診断対象となる車両に応じて選択されたいずれかの通信
    プロトコルを読み出してデータ変換装置へ送信するよう
    に構成されており、 データ変換装置は、前記診断用コンピュータから送信さ
    れた通信プロトコルを記憶するプロトコル記憶部を備
    え、このプロトコル記憶部に記憶された通信プロトコル
    に基づいて電子制御装置と診断用コンピュータとの間の
    通信データを変換するように構成されていることを特徴
    とする車両診断システム。
  2. 【請求項2】 データ変換装置のプロトコル記憶部が記
    憶内容を書き換え可能な不揮発性メモリで構成されると
    ともに、診断用コンピュータから送られてきた通信プロ
    トコルを所定のデータフォーマットに変換して前記不揮
    発性メモリに書き込むプロトコルデータ書き込み部がデ
    ータ変換装置に設けられている請求項1に記載の車両診
    断システム。
  3. 【請求項3】 診断用コンピュータは、プロトコルデー
    タベースから読み出された通信プロトコルに含まれる変
    数の値を設定変更する変数値設定変更手段を備えるとと
    もに、この変数値設定変更手段によって変数の値を設定
    変更された通信プロトコルをデータ変換装置へ送信でき
    るように構成されている請求項1又は2に記載の車両診
    断システム。
  4. 【請求項4】 変数値設定変更手段によって変数の値を
    設定変更された通信プロトコルを、元の通信プロトコル
    とは別の通信プロトコルとしてプロトコルデータベース
    に格納可能に構成されている請求項3に記載の車両診断
    システム。
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