JP4046391B2 - プリント基板の搬送装置および搬送方法 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント基板を搬送するための搬送装置および搬送方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、電子部品は多種多様化しており、これに伴う電子部品のプリント基板への高速装着化、高精度装着化が必要になっている。従って、電子部品のプリント基板への高速装着化、高精度装着化のために、プリント基板を所定位置に、迅速にかつ高精度で搬送して位置決めする必要がある。
【０００３】
従来、プリント基板を所定位置に搬送して位置決めするための搬送装置には、図４に示すものがある。この搬送装置２０は、プリント基板２１を載置して搬送案内するための搬送レール２２と、この搬送レール２２の側方に配置した上下動するフック２３と、このフック２３を上下動させるための機構２４と、フック２３を搬送レール２２と平行に往復動案内するための案内レール２５と、フック２３を案内レール２５に沿って往復動させるためのシリンダ装置２６などの駆動装置とを備え、プリント基板２１に形成した係止孔２７にフック２３を係止し、駆動装置を駆動してフック２３を案内レール２５に沿って移動させることでプリント基板２１を所定位置に搬送して位置決めするものである。
【０００４】
しかし、上記従来の搬送装置２０では、フック２３を搬送レール２２と平行に移動させる駆動装置、フック２３を上下動させるための機構２４およびフック２３を搬送レール２２と平行に往復動するための搬送レール２２とは別の案内レール２５などを必要とするため、装置全体が大型化するとともに複雑化してしまい、コストおよび設置スペース的に問題があり、かつプリント基板２１そのものにフック２３を係止する係止孔２７を必要とするため、使用できるプリント基板２１に制限があった。
【０００５】
そこで、図５に示すように、プリント基板２１を載置して搬送案内するための搬送ベルト３０を、フレーム３１にベルト駆動装置３２を介して設け、プリント基板２１を所定位置に位置決めするためのストッパ３３を設け、搬送ベルト３０にプリント基板２１を載置し、ベルト駆動装置３２を駆動することにより、プリント基板２１をストッパ３３まで搬送するようにしたものがある。
【０００６】
この搬送装置２０によれば、簡単な構成でプリント基板２１を搬送することができるが、プリント基板２１を搬送する際に、搬送ベルト３０の搬送速度を速くすると、所定の位置でストッパ３３と当接しても、その際の衝撃でプリント基板２１が正確な位置で位置決めされない場合や、プリント基板２１上に設置した電子部品の位置ずれや部品不良を引き起こす場合があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上記課題を解決するために、プリント基板２１がストッパ３３に当接する前に搬送ベルト３０の搬送速度を低速に切替えるよう制御するようにしたものがある。
【０００８】
これによれば、プリント基板２１がストッパ３３に当接する際の衝撃が緩和され、電子部品の位置ずれや部品不良の発生を抑制するが、プリント基板２１と搬送ベルト３０とは摩擦接触であるため、プリント基板２１と搬送ベルト３０の間に滑りが発生すると、搬送ベルト３０が減速してもプリント基板２１が搬送ベルト３０の速度まで減速できずに、ストッパ３３に必要以上に大きな衝撃をもって当接したり、逆にプリント基板２１が搬送ベルト３０よりも低速で搬送されて、搬送時間がかかり過ぎる場合が発生し、プリント基板２１の高速搬送が困難であった。
【０００９】
そこで本発明は、上記課題を解決し得るプリント基板の搬送装置および搬送方法の提供を目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決手段は、プリント基板を載置するための搬送ベルトと、この搬送ベルトを駆動するための駆動装置と、プリント基板を目的位置に位置決めするためのストッパと、プリント基板がストッパに当接したことを検出する位置決め検出器とを備え、プリント基板が、搬送を開始する搬送開始位置と搬送を終了する目的位置の途中の所定位置に到着したことを検出するための到着検出器が設けられ、前記位置決め検出器および到着検出器からの検出信号に応じて、前記駆動装置の駆動を制御する制御装置が設けられ、この制御装置は、到着検出器からの検出信号によって駆動装置に減速信号を出力する機能と、減速信号を出力して待機時間だけ経過後に位置決め検出器からの検出信号および駆動装置からの停止信号が出力された場合に、さらに所定時間だけ遅延して位置決め検出器からの検出信号を待機する機能と、所定時間だけ遅延して位置決め検出器からの検出信号を待機している間に位置決め検出器からの検出信号が出力されたときにプリント基板が目的位置に位置決めされたことを決定する機能と、所定時間だけ遅延して位置決め検出器からの検出信号を待機している間に位置決め検出器からの検出信号の出力が無いときプリント基板が目的位置に位置決めされる低速（以下、「低速」という）で搬送ベルトを駆動するよう駆動装置に低速信号を出力する機能と、この低速信号出力後の位置決め検出器からの検出信号によって駆動装置に駆動停止信号を出力してプリント基板が目的位置に位置決めされたことを決定する機能とを備えている。
【００１１】
この構成によれば、プリント基板が搬送開始位置と目的位置の途中の所定位置に到着したら搬送ベルトの減速を開始し、搬送ベルトの減速を開始して搬送ベルトが停止するまでの間にプリント基板がストッパに当接しない場合、プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトをプリント基板が目的位置に位置決めされる緩慢な速度（以下、「緩慢な速度」という）で駆動することにより、プリント基板を迅速かつ確実に目的位置まで搬送する。
【００１２】
また、プリント基板を載置するための搬送ベルトと、この搬送ベルトを駆動するための駆動装置と、プリント基板を目的位置に位置決めするためのストッパと、プリント基板がストッパに当接したことを検出する位置決め検出器とを備え、プリント基板が、搬送を開始する搬送開始位置と搬送を終了する目的位置の途中の所定位置に到着したことを検出するための到着検出器が設けられ、前記位置決め検出器および到着検出器からの検出信号に応じて、前記駆動装置の駆動を制御する制御装置が設けられ、この制御装置は、到着検出器からの検出信号によって駆動装置に減速信号を出力する機能と、減速信号を出力して待機時間だけ経過後に位置決め検出器からの検出信号が出力されず駆動装置からの停止信号が出力された場合に、駆動装置に搬送ベルトを低速で駆動するよう低速信号を出力する機能と、この低速信号出力後の位置決め検出器からの検出信号によって駆動装置に駆動停止信号を出力してプリント基板が目的位置に位置決めされたことを決定する機能とを備えている。
【００１３】
この構成によれば、プリント基板が搬送開始位置と目的位置の途中の所定位置に到着したら搬送ベルトの減速を開始し、搬送ベルトが停止した後にプリント基板がストッパに当接して跳ね返った場合、プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトを緩慢な速度で駆動することにより、プリント基板を迅速かつ確実に目的位置まで搬送する。
【００１４】
また、プリント基板を載置するための搬送ベルトと、この搬送ベルトを駆動するための駆動装置と、プリント基板を目的位置に位置決めするためのストッパと、プリント基板がストッパに当接したことを検出する位置決め検出器とを備え、プリント基板が、搬送を開始する搬送開始位置と搬送を終了する目的位置の途中の所定位置に到着したことを検出するための到着検出器が設けられ、前記位置決め検出器および到着検出器からの検出信号に応じて、前記駆動装置の駆動を制御する制御装置が設けられ、この制御装置は、到着検出器からの検出信号によって駆動装置に減速信号を出力する機能と、減速信号を出力して待機時間だけ経過後に位置決め検出器からの検出信号および駆動装置からの停止信号が出力された場合に、さらに所定時間だけ遅延して位置決め検出器からの検出信号を待機する機能と、所定時間だけ遅延して位置決め検出器からの検出信号を待機している間に位置決め検出器からの検出信号が出力されたときにプリント基板が目的位置に位置決めされたことを決定する機能と、所定時間だけ遅延して位置決め検出器からの検出信号を待機している間に位置決め検出器からの検出信号の出力が無いとき駆動装置に搬送ベルトを低速で駆動するよう低速信号を出力する機能と、この低速信号出力後の位置決め検出器からの検出信号によって駆動装置に駆動停止信号を出力してプリント基板が目的位置に位置決めされたことを決定する機能と、減速信号を出力して待機時間だけ経過後に位置決め検出器からの検出信号が出力されず駆動装置からの停止信号が出力された場合に、駆動装置に搬送ベルトを低速で駆動するよう低速信号を出力する機能と、この低速信号出力後の到着検出器からの検出信号によって駆動装置に駆動停止信号を出力してプリント基板が目的位置に位置決めされたと決定する機能とを備えている。
【００１５】
この構成によれば、プリント基板が搬送開始位置と目的位置の途中の所定位置に到着したら搬送ベルトの減速を開始し、搬送ベルトの減速を開始して搬送ベルトが停止するまでの間にプリント基板がストッパに当接しない場合、プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトを駆動するとともに、搬送ベルトが停止した後にプリント基板がストッパに当接して跳ね返った場合、プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトを緩慢な速度で駆動し、プリント基板を迅速かつ確実に目的位置まで搬送する。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明する。本発明の実施の形態に係るプリント基板の搬送装置は、図１の斜視図に示すように、設置基面１に平行かつ一対で脚２を介して設けられて複数のプーリ３を対向面側に備えた搬送フレーム４と、所定のプーリ３に巻回されて、プリント基板５を載置搬送するための二対の搬送ベルト６と、これら各搬送ベルト６を駆動するための複数の駆動モータ７（駆動装置の一例）とを備え、これら各駆動モータ７は、前記各脚２に取付けられ、各駆動モータ７のそれぞれの出力軸には、駆動プーリ８が取付けられ、各駆動モータ７が駆動することにより、駆動プーリ８の駆動力が搬送ベルト６に伝達されて、これが回転する。
【００１７】
また、一方の搬送フレーム４に、プリント基板５を目的位置に位置決めするための搬送面に対して出没自在なストッパ９と、プリント基板５がストッパ９に当接したことを検出する位置決め検出器１０と、プリント基板５が、搬送を開始する搬送開始位置と搬送を終了する目的位置の途中の所定位置（図中のａ位置）に到着したことを検出するための到着検出器１１と、プリント基板５が目的位置（図中のｂ位置）にある状態で位置決めするための搬送面に対して出没自在な位置決め具１２とが設けられ、前記位置決め検出器１０および到着検出器１１からの検出信号に応じて、前記各駆動モータ７の駆動を制御する制御装置１３が設けられ、図２に示すように、この制御装置１３の入力側に、前記位置決め検出器１０および到着検出器１１が接続され、制御装置１３の出力側に各駆動モータ７の駆動部および位置決め具１２が接続されている。
【００１８】
次に、上記構成の搬送装置におけるプリント基板５の搬送方法を図３に基づいて説明する。プリント基板５を搬送開始位置に載置することにより、制御装置１３は、各駆動モータ７に、搬送ベルト６が高速で駆動するよう駆動信号を出力して、プリント基板５は、搬送面に対して起立しているストッパ９の目的位置に向けて高速搬送される。その途中、プリント基板５が到着位置、すなわち、図１におけるａ位置に到着して到着検出器１１から検出信号が制御装置１３に出力されると、制御装置１３は、駆動モータ７に減速信号を出力し［ステップ１］、これにより搬送ベルト６の搬送速度が減速され、プリント基板５が所定の加速度で停止に向けて減速を開始する。
【００１９】
なお、この所定の加速度とは、到着位置から搬送ベルト６が減速を開始し、目的位置をわずかに通過してプリント基板５が停止する加速度である。そして、減速信号を出力して待機時間だけ経過後に、位置決め検出器１０からの検出信号および駆動モータ７からの停止信号が出力された場合［ステップ２］に、さらに遅延時間（例えば０．１ｓ）だけ位置決め検出器１０からの検出信号を待機する［ステップ３］。この遅延時間の間に位置決め検出器１０からの検出信号があれば［ステップ４］、プリント基板５がストッパ９に当接して目的位置、すなわちｂ位置に位置決めされたと判断し、制御装置１３は、位置決め具１２を搬送面まで上昇させて、これによりプリント基板５は目的位置で確実に保持される。
【００２０】
しかし、一旦位置決め検出器１０からの検出信号が出力されたが、遅延時間の間に位置決め検出器１０からの検出信号が無いとき［ステップ５］は、プリント基板５がストッパ９に当接して跳ね返りストッパ９に当接していない状態にあると判断し、制御装置１３は、各駆動モータ７に搬送ベルト６を再度低速で駆動するよう低速信号を出力［ステップ６］する。
【００２１】
そして、この低速信号出力後の位置決め検出器１０からの検出信号［ステップ７］によって、プリント基板５が目的位置に位置決めされたと判断して、駆動モータ７に駆動停止信号を出力し、駆動モータ７の停止信号検出後［ステップ８］、制御装置１３は、位置決め具１２を搬送面まで上昇させて、これによりプリント基板５は目的位置で確実に保持される。
【００２２】
また、減速信号が出力されて待機時間だけ経過後に位置決め検出器１０からの検出信号が出力されず駆動モータ７からの停止信号が出力された場合［ステップ９］は、搬送ベルト６とプリント基板５の間にすべりが発生している（プリント基板５が搬送ベルト６よりも低速の状態で搬送された状態）と判断し、この場合、制御装置１３は、駆動モータ７に、搬送ベルト６を低速で駆動するよう低速信号を出力［ステップ６’］する。
【００２３】
そして、この低速信号出力後の位置決め検出器１０からの検出信号の出力［ステップ７′］によって、プリント基板５が目的位置に位置決めされたと判断し、駆動モータ７に駆動停止信号を出力し、駆動モータ７の停止信号検出後［ステップ８′］、制御装置１３は、位置決め具１２を搬送面まで上昇させて、これによりプリント基板５は目的位置で確実に保持される。
【００２４】
このように本発明の実施の形態によれば、搬送フレーム４にプーリ３を介して取付けられた搬送ベルト６と、搬送ベルト６を駆動するための駆動モータ７と、搬送面に対して出没自在なストッパ９と、プリント基板５がストッパ９に当接したことを検出する位置決め検出器１０と、プリント基板５が、搬送を開始する搬送開始位置と搬送を終了する目的位置の途中の所定位置に到着したことを検出するための到着検出器１１と、プリント基板５が目的位置にある状態で位置決めするための位置決め具１２と、位置決め検出器１０および到着検出器１１からの検出信号に応じて、駆動モータ７の駆動を制御する制御装置１３とを設け、プリント基板５を高速搬送から低速搬送に切替え、プリント基板５がストッパ９に当接して跳ね返った場合や、搬送ベルト６とプリント基板５の間にすべりが発生してプリント基板５がストッパ９に当接しきれない位置で停止してしまった場合、制御装置１３は、プリント基板５がストッパ９に当接するまで駆動モータ７に低速信号を出力して、確実にプリント基板５を目的位置まで搬送させるので、簡単な構成であっても迅速かつ確実に、プリント基板５上に設置した電子部品の位置ずれや部品不良を引き起こすことなく高精度のプリント基板５の位置決めを行うことができる。
【００２５】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明は、位置決め検出器および到着検出器からの検出信号に応じて、駆動装置の駆動を制御することにより、プリント基板が搬送開始位置と目的位置の途中の所定位置に到着したら搬送ベルトの減速を開始し、搬送ベルトの減速を開始して搬送ベルトが停止するまでの間にプリント基板がストッパに当接しない場合、プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトを駆動するとともに、搬送ベルトが停止した後にプリント基板がストッパに当接して跳ね返った場合、プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトを緩慢な速度で駆動するようにしたので、簡単な構成であっても迅速かつ確実に、プリント基板上に設置した電子部品の位置ずれや部品不良を引き起こすことなく高精度のプリント基板の位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示すプリント基板の搬送装置の全体構成を示す概略斜視図である。
【図２】同じく制御ブロック図である。
【図３】同じく制御フローチャートである。
【図４】従来のプリント基板の搬送装置の全体構成を示す概略斜視図である。
【図５】別の従来例を示すプリント基板の搬送装置の全体構成を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
４ 搬送フレーム
５ プリント基板
６ 搬送ベルト
７ 駆動モータ
９ ストッパ
１０ 位置決め検出器
１１ 到着検出器
１３ 制御装置

Claims (4)

1. プリント基板を載置するための搬送ベルトと、この搬送ベルトを駆動するための駆動装置と、プリント基板を目的位置に位置決めするためのストッパと、プリント基板がストッパに当接したことを検出する位置決め検出器とを備え、
   プリント基板が、搬送を開始する搬送開始位置と搬送を終了する目的位置の途中の所定位置に到着したことを検出するための到着検出器が設けられ、
   前記位置決め検出器および到着検出器からの検出信号に応じて、前記駆動装置の駆動を制御する制御装置が設けられ、
   この制御装置は、
   到着検出器からの検出信号によって駆動装置に減速信号を出力する機能と、
   減速信号を出力して待機時間だけ経過後に位置決め検出器からの検出信号が出力されず駆動装置からの停止信号が出力された場合に、プリント基板が目的位置に位置決めされる低速で搬送ベルトを駆動するよう駆動装置に低速信号を出力する機能と、
   この低速信号出力後の位置決め検出器からの検出信号によって駆動装置に駆動停止信号を出力してプリント基板が目的位置に位置決めされたことを決定する機能と
   を備えたことを特徴とするプリント基板の搬送装置。
2. プリント基板を搬送ベルト上の搬送開始位置に載置し、搬送ベルトを駆動して、プリント基板をストッパに当接する目的位置まで搬送する搬送方法であって、
   プリント基板が搬送開始位置と目的位置の途中の所定位置に到着したら搬送ベルトの減速を開始し、
   搬送ベルトの減速を開始して搬送ベルトが停止するまでの間にプリント基板がストッパに当接しない場合、
   プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトを駆動し、
   再度搬送ベルトを駆動するときの搬送ベルトの速度が、プリント基板が目的位置に位置決めされる緩慢な速度であること
   を特徴とするプリント基板の搬送方法。
3. プリント基板を搬送ベルト上の搬送開始位置に載置し、搬送ベルトを駆動して、プリント基板をストッパに当接する目的位置まで搬送する搬送方法であって、
   プリント基板が搬送開始位置と目的位置の途中の所定位置に到着したら搬送ベルトの減速を開始し、
   搬送ベルトが停止した後にプリント基板がストッパに当接して跳ね返った場合、
   プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトを駆動し、
   再度搬送ベルトを駆動するときの搬送ベルトの速度が、プリント基板が目的位置に位置決めされる緩慢な速度であること
   を特徴とするプリント基板の搬送方法。
4. プリント基板を搬送ベルト上の搬送開始位置に載置し、搬送ベルトを駆動して、プリント基板をストッパに当接する目的位置まで搬送する搬送方法であって、
   プリント基板が搬送開始位置と目的位置の途中の所定位置に到着したら搬送ベルトの減速を開始し、
   搬送ベルトの減速を開始して搬送ベルトが停止するまでの間にプリント基板がストッパに当接しない場合、
   プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトを駆動し、
   再度搬送ベルトを駆動するときの搬送ベルトの速度が、プリント基板が目的位置に位置決めされる緩慢な速度である
   とともに、
   搬送ベルトが停止した後にプリント基板がストッパに当接して跳ね返った場合、
   プリント基板がストッパに当接するまで再度搬送ベルトを駆動し、
   再度搬送ベルトを駆動するときの搬送ベルトの速度が、プリント基板が目的位置に位置決めされる緩慢な速度であること
   を特徴とするプリント基板の搬送方法。

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