JP4036177B2 - 受信装置、受信方法、受信プログラムおよび記録媒体、ならびに、受信システム - Google Patents

受信装置、受信方法、受信プログラムおよび記録媒体、ならびに、受信システム Download PDF

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Description

この発明は、ネットワークを介して配信されたコンテンツを受信し記録すると共に、受信されたコンテンツをさらに他の記録装置にも転送するような受信装置、受信方法、受信プログラムおよび記録媒体、ならびに、受信システムに関する。
近年では、インターネットなどのネットワーク環境が発達し、音楽データなどのコンテンツデータをネットワークを介して配信することが一般的に行われるようになってきている。ネットワーク上の配信サーバから配信されたコンテンツを、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータといった情報機器で受信(ダウンロード)し、ハードディスクドライブなどの記憶装置に記憶する。コンテンツにコピー許可回数などの著作権管理情報が付加されているときは、これらの情報も共に記憶媒体に記憶される。
ダウンロードされパーソナルコンピュータの記憶媒体に記憶されたコンテンツは、他の記録再生装置に転送することができる。コンテンツが音楽データの場合には、ダウンロードしたコンテンツを例えば小型のハードディスクドライブを内蔵した携帯型の記録再生装置に転送することが行われている。近年では、従来のMD(Mini Disc)と同サイズのディスクを用い、より大容量を実現すると共に、音楽データの記録をFATファイルシステムの管理下で行いパーソナルコンピュータなどとより親和性が高くされた次世代のMDシステムも提案されている。パーソナルコンピュータからこの次世代のMDシステムに対応した携帯型の記録再生装置にダウンロードしたコンテンツを転送し、ディスクに記録する。
このように、ダウンロードしたコンテンツを携帯型の記録再生装置に転送し記録媒体に記録することで、戸外であっても、当該コンテンツを再生し楽しむことができる。特許文献1には、コンテンツサーバからネットワークを介してパーソナルコンピュータなどのデータ転送装置にダウンロードされたコンテンツデータを、半導体メモリやMDを記録媒体として用いる記録再生装置に対して転送し、記録媒体に記録する構成が記載されている。
特開2002−175664
このように、ネットワークを介して配信されたコンテンツを、当該コンテンツをダウンロードした機器(例えばパーソナルコンピュータ、機器Aとする)以外の機器(例えば記録再生装置、機器Bとする)で再生できるようにするには、従来では、機器Aでコンテンツをダウンロードした後に、機器Aから機器Bに対するコンテンツの転送作業を、ユーザが行う必要があり、煩わしいという問題点があった。
特に、ダウンロードされたコンテンツを転送すべき機器Bをユーザが複数保有している例も多いが、このような場合、機器Bの保有台数分の手間や時間がかかることになり、煩わしさが倍増されるという問題点があった。
また、ダウンロードされたコンテンツが著作権管理情報を有する場合は、コンテンツがダウンロードを行った例えばパーソナルコンピュータのハードディスクドライブなどの記憶媒体に記憶されると共に、コンテンツデータに対する著作権管理情報がハードディスクドライブ上の指定の場所に記憶されることが考えられる。このコンテンツを他の機器Bに転送する際には、ハードディスクドライブに記憶された当該コンテンツと対応する著作権管理情報とをユーザが指定する必要がある。ダウンロードしたコンテンツデータをハードディスクドライブに記憶させる際に、これらのデータの記憶場所をユーザが意識的に指定しないと、目的のコンテンツおよび対応する著作権管理情報を探し出すことが困難になり、コンテンツデータの転送を行えなくなるおそれがあるという問題点があった。パーソナルコンピュータの操作に堪能でないユーザにとっては、この作業は、特に困難である。
したがって、この発明の目的は、コンテンツをダウンロードして他の機器に転送する処理を容易に行うことができる受信装置、受信方法、受信プログラムおよび記録媒体、ならびに、受信システムを提供することにある。
この発明は、上述した課題を解決するために、サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信装置において、ネットワークを介してサーバと通信する通信手段と、データを記憶する記憶手段と、複数の記録装置を接続可能な接続手段と、通信手段によりサーバからコンテンツをダウンロードする際に、接続手段に複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、接続されている記録装置の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、記憶媒体がメディアタイプの記録装置が接続されていると判断された場合、記録装置に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、ダウンロードされたコンテンツを記憶手段に記憶すると共に所定の順序で複数の記録装置のうち記憶媒体が内蔵タイプの記録装置と、記憶媒体がメディアタイプの記録装置のうち記憶媒体が装填されていると判断された記録装置とにコンテンツを記録させる制御手段とを備えることを特徴とする受信装置である。
また、この発明は、サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法において、サーバからコンテンツをダウンロードする際に、接続手段に複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、接続されている記録装置の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、記憶媒体がメディアタイプの記録装置が接続されていると判断された場合、記録装置に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、ダウンロードされたコンテンツを記憶手段に記憶すると共に所定の順序で複数の記録装置のうち記憶媒体が内蔵タイプの記録装置と、記憶媒体がメディアタイプの記録装置のうち記憶媒体が装填されていると判断された記録装置とにコンテンツを記録させるようにしたことを特徴とする受信方法である。
また、この発明は、サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法をコンピュータ装置に実行させる受信プログラムにおいて、受信方法は、サーバからコンテンツをダウンロードする際に、接続手段に複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、接続されている記録装置の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、記憶媒体がメディアタイプの記録装置が接続されていると判断された場合、記録装置に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、ダウンロードされたコンテンツを記憶手段に記憶すると共に所定の順序で複数の記録装置のうち記憶媒体が内蔵タイプの記録装置と、記憶媒体がメディアタイプの記録装置のうち記憶媒体が装填されていると判断された記録装置とにコンテンツを記録させるようにしたことを特徴とする受信プログラムである。
また、この発明は、サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法をコンピュータ装置に実行させる受信プログラムが記録された記録媒体において、受信方法は、サーバからコンテンツをダウンロードする際に、接続手段に複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、接続されている記録装置の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、記憶媒体がメディアタイプの記録装置が接続されていると判断された場合、記録装置に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、ダウンロードされたコンテンツを記憶手段に記憶すると共に所定の順序で複数の記録装置のうち記憶媒体が内蔵タイプの記録装置と、記憶媒体がメディアタイプの記録装置のうち記憶媒体が装填されていると判断された記録装置とにコンテンツを記録させるようにしたことを特徴とする記録媒体である。
また、この発明は、サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信システムにおいて、ネットワークを介してサーバと通信する通信手段と、固定的に用いられる第1の記憶手段と、着脱可能な1または複数の第2の記憶手段と、通信手段によりサーバからコンテンツをダウンロードする際に、複数の第2の記憶手段が利用可能か否かを判断し、利用可能であると判断されれば、利用可能な第2の記憶手段の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、メディアタイプであると判断された場合、第2の記憶手段に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、ダウンロードされたコンテンツを第1の記憶手段に記憶すると共に所定の順序で、利用可能な第2の記憶手段のうち記憶媒体が内蔵タイプの第2の記憶手段と、記憶媒体がメディアタイプの第2の記憶手段のうち記憶媒体が装填されていると判断された第2の記憶手段にコンテンツを記録させる制御手段とを備えることを特徴とする受信システムである。
また、この発明は、サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法において、サーバからコンテンツをダウンロードする際に、着脱可能な複数の第1の記憶手段が利用可能か否かを判断し、利用可能であると判断されれば、利用可能な第1の記憶手段の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、メディアタイプであると判断された場合、第1の記憶手段に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、ダウンロードされたコンテンツを固定的に用いられる第2の記憶手段に記憶すると共に所定の順序で、利用可能な第1の記憶手段のうち記憶媒体が内蔵タイプの第1の記憶手段と、記憶媒体がメディアタイプの第1の記憶手段のうち記憶媒体が装填されていると判断された第1の記憶手段にコンテンツを記録させるようにしたことを特徴とする受信方法である。
また、この発明は、サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法をコンピュータ装置に実行させる受信プログラムにおいて、受信方法は、サーバからコンテンツをダウンロードする際に、着脱可能な複数の第1の記憶手段が利用可能か否かを判断し、利用可能であると判断されれば、利用可能な第1の記憶手段の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、メディアタイプであると判断された場合、第1の記憶手段に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、ダウンロードされたコンテンツを固定的に用いられる第2の記憶手段に記憶すると共に所定の順序で、利用可能な第1の記憶手段のうち記憶媒体が内蔵タイプの第1の記憶手段と、記憶媒体がメディアタイプの第1の記憶手段のうち記憶媒体が装填されていると判断された第1の記憶手段にコンテンツを記録させるようにしたことを特徴とする受信プログラムである。
また、この発明は、サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法をコンピュータ装置に実行させる受信プログラムが記録された記録媒体において、受信方法は、サーバからコンテンツをダウンロードする際に、着脱可能な複数の第1の記憶手段が利用可能か否かを判断し、利用可能であると判断されれば、利用可能な第1の記憶手段の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、メディアタイプであると判断された場合、第1の記憶手段に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、ダウンロードされたコンテンツを固定的に用いられる第2の記憶手段に記憶すると共に所定の順序で、利用可能な第1の記憶手段のうち記憶媒体が内蔵タイプの第1の記憶手段と、記憶媒体がメディアタイプの第1の記憶手段のうち記憶媒体が装填されていると判断された第1の記憶手段にコンテンツを記録させるようにしたことを特徴とする記録媒体である。
上述したように、請求項1、9、10および11に記載の発明は、サーバからコンテンツをダウンロードする際に、接続手段に記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、ダウンロードされたコンテンツを、記憶手段に記憶すると共に記録装置に記録させるようにしているため、コンテンツをダウンロードして記憶手段に記憶すると共に、接続された記録装置にもダウンロードされたコンテンツを自動的に記録させることができる。
また、請求項12、21、22および23に記載の発明は、受信方法は、サーバからコンテンツをダウンロードする際に、着脱可能な記憶手段が利用可能か否かを判断し、利用可能であると判断されれば、ダウンロードされたコンテンツを、固定的に用いられる記憶手段に記憶すると共に着脱可能な記憶手段に記録させるようにしているため、コンテンツをダウンロードして固定的に用いられる記憶手段に記憶すると共に、利用可能な状態にある着脱可能な記憶手段にもダウンロードされたコンテンツを自動的に記録させることができる。
この発明によれば、コンテンツ配信サービスを受ける際に、情報機器(機器A)において記録装置(機器B)が接続されているか否かを調べ、接続されていれば、ダウンロードされたコンテンツを、機器Aの記憶媒体に記録すると共に、接続された機器Bに転送して記録させるようにしている。そのため、コンテンツをダウンロードした機器Aからコンテンツを再生したい他の機器Bにコンテンツを転送し記録する作業を、コンテンツ配信サービスを受けた後に別途、行わなくても済むという効果がある。
また、この発明の実施の一形態の変形例によれば、機器Aに複数台の機器Bが接続可能とされ、ダウンロードされたコンテンツを、機器Aの記録媒体に記録すると共に機器Aに接続された複数の機器Bに対してそれぞれ転送して記録させるようにしている。そのため、複数台の機器Bに対するコンテンツの転送および記録の作業を、コンテンツ配信サービスを受けた後に別途、行わなくても済むと共に、1度の作業で済ませられるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明が適用されるコンテンツ配信システムの一例の構成を示す。配信可能なコンテンツが多数蓄積されたコンテンツ配信サーバ1がインターネットなどのネットワーク2に接続される。ネットワーク2には、さらに、ユーザが有するパーソナルコンピュータ(PC)などの情報機器3が接続される。
コンテンツ配信サーバ1は、ユーザにより情報機器3からネットワーク2を介してなされたコンテンツ配信要求に応じて、要求されたコンテンツを送信するようにされている。送信されたコンテンツは、ネットワーク2を介して情報機器3に受信される。情報機器3は、ハードディスクドライブや半導体メモリなどの記憶媒体を有し、受信されたコンテンツを、この記憶媒体に記憶する。
なお、以下では、コンテンツ配信サーバ1から配信されるコンテンツを、音楽データとして説明する。なお、これは一例であって、コンテンツ配信サーバ1から配信されるコンテンツは、音楽データに限られず、他のデータでもよい。
情報機器3は、コンテンツの記録再生を行う記録再生装置4(図1では、PD:Portable Deviceと記述)を接続可能とされている。記録再生装置4は、光磁気ディスク、光ディスク、内蔵ハードディスクドライブ、半導体メモリといった記憶媒体にコンテンツを記録し、記憶媒体に記憶されたコンテンツを再生する。情報機器3と記録再生装置4との接続インターフェイスとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)を用いることができる。記録再生装置4は、接続された情報機器3からの命令を受け付けると共に、情報機器3から転送されたデータ(コンテンツ)を記憶媒体に記録することができるようにされている。
なお、記録再生装置4は、記録再生装置4Aのように、携帯可能なように小型に構成されるものや、記録再生装置4Bのように、据置型として構成されるものがある。また、図1に例示されるように、記録再生装置4A、4B、・・・のように、複数台の記録再生装置4を1台の情報機器3に同時的に接続することが可能である。
情報機器3は、ネットワーク2を介してコンテンツ配信サーバ1からコンテンツをダウンロードした際に、ダウンロードされたコンテンツを情報機器3の記憶媒体に格納すると共に、情報機器3に対して記録再生装置4が接続されていれば、当該コンテンツを当該記録再生装置4にも転送し、記録再生装置4が有する記憶媒体に記録するように記録再生装置4に命令する。情報機器3に複数の記録再生装置4A、4B、・・・が接続されている場合には、接続された複数の記録再生装置4A、4B、・・・に対してそれぞれコンテンツを転送し、転送したコンテンツを転送先の記録再生装置が有する記憶媒体に記録する。
ユーザは、コンテンツ配信サーバ1からコンテンツをダウンロードする際に、情報機器3に対して、ダウンロードされたコンテンツを記録させておきたい記録再生装置4A、4B、・・・を予め接続しておくだけで、コンテンツのダウンロードと、ダウンロードされたコンテンツの記録再生装置4A、4B、・・・への転送および記録とを、自動的に行うことができる。
図2は、情報機器3の一例の構成を示す。情報機器3は、上述したように、例えばパーソナルコンピュータであって、バス10に対して、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、通信I/F14、入力I/F15、データ記憶部17、グラフィック部18、USB I/F20およびドライブ装置22が接続される。
ROM12は、CPU11の起動に必要なプログラムなどが予め記憶される。RAM13は、CPU11のワークメモリとして用いられる。データ記憶部17は、この情報機器3において固定的に用いられる記憶媒体である。データ記憶媒体17は、例えばハードディスクドライブであって、CPU11の動作に必要なプログラムが予め格納されると共に、データが記憶される。CPU11は、RAM13をワークメモリとして用いながら、データ記憶部17に格納されたプログラムに従い動作し、情報機器3の各部を制御する。
入力I/F15には、例えばマウスなどのポインティングデバイスや、キーボードといった入力部16が接続される。入力部16に対する入力に応じた制御信号が入力I/F15を介してCPU11に渡される。また、グラフィック部18には、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などによる表示部19が接続される。CPU11により所定の表示を行うように生成された表示制御信号がグラフィック部18に供給され、表示部19で表示可能な信号に変換されて表示部19に供給され、表示部19において所定の表示がなされる。
通信I/F14は、CPU11の命令に基づき所定のプロトコルを用いてネットワーク2との間でやり取りを行い、情報機器3のネットワーク2に対する通信を制御する。USB I/F20は、USBケーブル21を介して接続された外部の機器とのやり取りを制御する。USB I/F20は、例えばUSBハブを利用することで、複数の外部機器を接続することができる。
ドライブ装置22は、CD−R(Compact Disc-Recordable)やCD−RW(Compact Disc-ReWritable)に対するデータの記録を行う。またドライブ装置22は、これらCD−RおよびCD−RW、ならびに、CD−ROMに記録されたデータの再生を行う。なお、ドライブ装置22は、これに限らず、DVD(Digital Versatile Disc)のうち記録可能なタイプのディスクにデータの記録を行えるようなものでもよい。これに限らず、例えばスロットなどに半導体メモリを挿入し、当該半導体メモリに対するデータの記録再生を行うようなものでもよい。
なお、ここでは情報機器3がパーソナルコンピュータであるとして説明しているが、これはこの例に限定されない。例えば、情報機器3は、ネットワーク2との通信機能と、USBによる通信機能とを有する他の情報機器でもよい。例えば、家庭用ゲーム機器を情報機器3として適用することが可能である。この場合、データ記憶部17として、半導体メモリを用いることができる。また、コンテンツ配信サーバ1からのコンテンツダウンロード専用の機器を、図2と同様にして構成することができる。
図3は、情報機器3のソフトウェア構成を概略的に示す。ダウンロード(DL)アプリケーション41は、OS(Operating System)40の上位アプリケーションであって、コンテンツ配信サーバ1からのコンテンツのダウンロードの制御を行うと共に、USB I/F20を介して接続された記録再生装置4に対して、記録再生装置4内の記憶媒体へのデータの書き込みや当該記憶媒体に記録されたデータの削除などを要求するコマンドを出力する。UI(User Interface)42は、DLアプリケーション41の上位アプリケーションであって、表示部19に対する表示や、入力部16から入力I/F15を介してなされる入力の受付など、ユーザとのインターフェイスを司る。USBドライバ43は、OS40の下位アプリケーションであって、ハードウェアであるUSB I/F20およびUSB I/F20に接続されたUSBデバイスの制御を行う。
DLアプリケーション41およびUI42は、例えば、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)などの記録媒体に記録されたプログラムとして提供される。情報機器3において、CD−Rドライブ22に当該CD−ROMを装填し、当該CD−ROMに記録されたDLアプリケーション41およびUI42を実行させるプログラムを、情報機器3のデータ記憶部17に所定にインストールする。CPU11により、データ記憶媒体17にインストールされた当該プログラムが実行される。なお、DLアプリケーション41およびUI42を実行させるプログラムは、CD−ROMに記録されて提供されなくとも、予め情報機器3のデータ記憶部17にインストールされた状態で提供されてもよいし、ネットワーク2を介して所定のサーバからダウンロードして情報機器3にインストールすることもできる。
図4は、記録再生装置4の一例の構成を示す。この記録再生装置4は、コンテンツとしてオーディオデータの記録再生を行う。システムコントローラ32は、例えばCPU、ROMおよびCPUのワークメモリとしてのRAMを有し、ROMに予め記憶されたプログラムに基づきこの記録再生装置4の全体を制御する。なお、システムコントローラ32に接続されるROM37は、この記録再生装置4のプロパティ情報が予め記録される。
データマネージャ30は、システムコントローラ32からの命令に基づき記憶媒体制御部33を制御する。また、データマネージャ30は、メモリ31を用いて、記憶媒体34から読み出されたオーディオデータの圧縮符号およびエラー訂正符号の復号化、ならびに、記憶媒体34に記憶するオーディオデータの圧縮符号化およびエラー訂正符号化などを行う。また、メモリ31は、記憶媒体34に記録するデータおよび記憶媒体34から読み出されたデータのバッファとしても用いられる。
記憶媒体制御部33は、記憶媒体34に対して書き込まれるデータのエラー訂正符号化や記録符号化を行うと共に、記憶媒体34から読み出されたデータのエラー訂正符号や記録符号の復号化を行う。また、記憶媒体制御部33は、記憶媒体34に対するデータの記録再生を制御する。
オーディオ部35は、例えばA/D変換器、D/A変換器、音質調整部およびアンプを有し、ディジタルオーディオ信号のアナログオーディオ信号への変換処理、アナログオーディオ信号のディジタルオーディオ信号への変換処理、音質調整処理、アナログオーディオ信号をヘッドフォンやスピーカで再生可能とするための増幅処理などが行われる。
記録時には、例えばオーディオ部35に入力されたアナログオーディオ信号がA/D変換器によりディジタルオーディオ信号に変換され、データマネージャ30に供給される。データマネージャ30は、供給されたオーディオデータに対して、メモリ31を用いて圧縮符号化およびエラー訂正符号化を行い、記憶媒体制御部33に供給する。記憶媒体制御部33は、データマネージャ30の制御に基づき、供給されたオーディオデータを記憶媒体34に記録する。
再生時には、記憶媒体制御部33の制御により記憶媒体34から読み出されたオーディオデータがデータマネージャ30に供給され、メモリ31を用いてエラー訂正符号の復号化および圧縮符号の復号化が行われる。データマネージャ30から出力されたディジタルオーディオ信号は、オーディオ部35に供給され、D/A変換処理や音質調整処理がなされる。D/A変換されたアナログオーディオ信号は、アンプにより増幅処理され、図示されないヘッドフォンやスピーカに供給される。
また、システムコントローラ32に対してUSB I/F36が接続され、この記録再生装置4と外部の機器との間で、USBによる通信を行えるようになっている。この記録再生装置4は、USB I/F36を介して上述の情報機器3と接続された際には情報機器3に対するスレーブ装置として動作するように制御される。例えば、情報機器3とUSBI/F36を介して接続された記録再生装置4は、情報機器3から供給されるコマンドにより制御される。
記憶媒体34は、記録再生装置4に内蔵される内蔵タイプと、着脱自在とされ記録再生装置4に装填して用いるメディアタイプの2種類に大別される。内蔵タイプの記憶媒体34としては、例えばハードディスクドライブや半導体メモリを用いることができる。メディアタイプとしては、例えば光磁気ディスク、記録可能な光ディスク、着脱可能な半導体メモリを用いることができる。記録再生装置4が記憶媒体34として内蔵タイプとメディアタイプの何方に対応しているかは、例えばROM37にプロパティ情報として予め記憶される。
なお、図4に示す記録再生装置4の構成は、典型的な一例であって、この例に限定されるものではない。
図5は、この発明の実施の一形態によるコンテンツのダウンロード時の一例の処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートによる処理は、情報機器3において実行される。図4では、情報機器3が「PC」として、記録再生装置4が「PD」としてそれぞれ記述されている。
先ず、このフローチャートの処理に先んじて、情報機器3においてDLアプリケーション41が起動され、情報機器3とコンテンツ配信サーバ1との接続処理が開始されると共に、DLアプリケーション41によりUI42が起動され、表示部19に対して所定の画面(例えばコンテンツ購入画面)が表示される。コンテンツ配信サーバ1との接続が確立されると、例えば、コンテンツ配信サーバ1からダウンロード可能なコンテンツのリストが送信される。このリストに基づき、情報機器3においてUI42によりコンテンツ購入画面に対してリストの内容が表示される。ユーザは、このリスト表示に基づきダウンロードしたいコンテンツを選択する。
ユーザにより、選択したコンテンツをダウンロードする旨が入力されると、ステップS10で、情報機器3からコンテンツ配信サーバ1に対して、コンテンツの受信開始要求が送信される。次に、ステップS11で、現在情報機器3に対してUSB I/F20を介して接続されている記録再生装置4が存在するか否かが判断される。
例えば、図3を用いて説明すると、ユーザがUI42に対して、例えばコンテンツ購入画面上に配置された購入ボタンを操作して、選択したコンテンツのダウンロードを指示すると、UI42からDLアプリケーション41に対してダウンロードが指示された旨が通知される(S110)。DLアプリケーション41は、この通知を受けて、OS40に対して、USB I/F20に対して何らかのUSBデバイスが接続されているか否かを問い合わせる(S111)。一方、OS40は、USBドライバ43に対して常時ポーリングを行っている(S112)。DLアプリケーション41からの問い合わせに対してポーリング結果を返すことで、DLアプリケーション41は、USB I/F20にUSBデバイスが接続されているか否かを知ることができる。
若し、USB I/F20にUSBデバイスが接続されていると判断されれば、そのUSBデバイスが記録再生装置4であるか否かが調べられる。OS40は、USB I/F20にUSBデバイスが接続されると、接続されたUSBデバイスのデバイスIDをキャッシュする。このキャッシュされたデバイスIDを調べることで、接続されているUSBデバイスの種類(カテゴリ)を知ることができる。若し、情報機器3に対して記録再生装置4が接続されていると判断されれば、処理はステップS12に移行される。
一方、ステップS11で、情報機器3に対して記録再生装置4が接続されていないと判断されれば、処理はステップS16に移行され、上述のステップS10に対応してコンテンツのダウンロードが開始される。このステップS16では、ダウンロードされたコンテンツを、情報機器3が有するデータ記憶部17にのみ、記録する。
ステップS12では、接続されている記録再生装置4の記憶媒体34のタイプが判断される。これは、例えば、記録再生装置4のROM37に記憶されているプロパティ情報に基づきなされる。すなわち、上述のステップS11による処理では、USBの規格により定義されているデバイスIDを調べることで、接続されているUSBデバイスの種類(例えばストレージ装置)を知ることができた。一方、記憶媒体34のタイプは、USBにより定義されておらず、記録再生装置4のレベルで定義される。そのため、DLアプリケーション41から接続されている記録再生装置4に対して、プロパティ情報を取得するコマンドを渡して当該記録再生装置4の記憶媒体34のタイプを調べる。
若し、記憶媒体34のタイプが内蔵タイプであれば、処理はステップS15に移行され、上述のステップS10に対応してコンテンツのダウンロードが開始される。このステップS15では、ダウンロードされたコンテンツを、情報機器3のデータ記憶部17に記録すると共に、情報機器3に接続されている記録再生装置4の記憶媒体34にも記録するように制御される。
例えば、ダウンロードされたコンテンツを情報機器3のデータ記憶部17に一旦バッファリングし、バッファリング量が所定以上になったら、バッファリングされたデータをUSB I/F20を介して記録再生装置4に転送する。データ記憶部17にバッファリングされたデータをそのまま残すことで、ダウンロードされたコンテンツは、データ記憶部17に記録されることになる。記録再生装置4では、転送されたデータをUSB I/F36により受信する。受信されたデータは、システムコントローラ32を介してデータマネージャ30に供給される。データマネージャ30は、供給されたデータをメモリ31にバッファリングしながら所定の処理を施し、記憶媒体制御部33を介して記憶媒体34に記録する。
なお、ダウンロードされたコンテンツデータの記憶媒体34への記録方法は、この例に限られない。例えば、ダウンロードされたコンテンツをデータ記憶部17に記録する処理と、当該データをUSB I/F20を介して記録再生装置4に転送する処理とを並列的に行うことも可能である。
一方、記録再生装置4の記憶媒体34がメディアタイプであれば、処理はステップS13に移行され、記憶媒体34が記録再生装置4に装填されているか否かが判断される。この判断は、例えば、所定のコマンドを記録再生装置4に対して渡し、そのコマンドに対する記録再生装置4の応答を調べることでなされる。若し、記憶媒体34が記録再生装置4に既に装填されていると判断されれば、処理はステップS15に移行され、ダウンロードされたコンテンツの情報機器3が有するデータ記録部17と、記録再生装置4が有する記憶媒体34への記録が上述のようにして行われる。
一方、ステップS13で、記憶媒体34が記録再生装置4に装填されていないと判断されれば、処理はステップS14に移行される。ステップS14では、例えばUI42によるダイアログボックスの表示などにより、ユーザに対して記憶再生装置4に対する記憶媒体34の装填が促される。若し、ユーザにより、記憶媒体34を装填することが選択されたら、図示されないステップにより記憶媒体34の装填が待機された後、処理がステップS13に戻される。一方、記憶媒体34を装填しないことが選択されたら、処理はステップS16に移行される。
このように、ステップS11〜S14の処理により、情報機器3に対してコンテンツの記録に利用可能な記録再生装置4が接続されているか否かを調べ、利用可能な記録再生装置4があれば、情報機器3と共に、当該利用可能な記録再生装置4にも、ダウンロードされたコンテンツデータを記録する。
なお、ダウンロードされるコンテンツに著作権管理情報が付加されており、当該コンテンツの他の記憶媒体への例えばコピーに関して回数制限などが設定されている場合には、コンテンツのダウンロードを行った情報機器3から当該コンテンツを記録再生装置4に転送し記憶媒体34に記録する際に、チェックアウトと称される処理を行う必要がある。チェックアウトは、ある記憶媒体から他の記憶媒体にデータがコピーされ、コピー元データのコピー許可回数を示すコピー回数権利が1減らされることをいう。また、チェックアウトされたデータをチェックアウト先から削除し、チェックアウト元のデータのコピー回数権利を戻すことを、チェックインと称する。
この発明の実施の一形態では、上述のステップS15の処理の際に、チェックアウト処理も同時に行う。すなわち、ダウンロードされたコンテンツを記録再生装置4に転送する際に、情報機器3のデータ記憶部17に記録されているコンテンツのコピー許可回数を自動的に1減らすようにする。
例えば、ステップS10でダウンロードを要求したコンテンツのコピー許可回数が3回であれば、当該コンテンツをダウンロードした際に、データ記憶部17に記録される当該コンテンツのコピー許可回数が3回から1回分減らされ2回とされ、情報機器3から記録再生装置4に転送され記憶媒体34に記録されるコンテンツのコピー許可回数が1回とされる。
次に、この発明の実施の一形態の変形例について説明する。上述の実施の一形態では、情報機器3に対して1台の記録再生装置4が接続された例について説明した。この実施の一形態の変形例によれば、この発明は、情報機器3に対して複数台の記録再生装置4A、4B、・・・を接続した場合にも適用することができる。複数台の記録再生装置4A、4B、・・・を接続した場合の一例の処理を、図6を用いて説明する。なお、図6の説明において、上述の図5の説明と対応する部分は、繁雑さを避けるため、適宜、説明を省略する。
情報機器3においてDLアプリケーション41が起動され、情報機器3とコンテンツ配信サーバ1との接続処理が開始される。UI42により表示部19に対して表示されたコンテンツ購入画面に基づき、ユーザにより、ダウンロードしたいコンテンツが選択される。当該コンテンツのダウンロードが決定されると、ステップS20で、情報機器3からコンテンツ配信サーバ1に対して、コンテンツの受信開始要求が送信される。次に、ステップS21で、現在情報機器3に対してUSB I/F20を介して接続されている記録再生装置4が存在するか否かが判断される。このとき、接続されている記録再生装置4の数が確認される。
上述したように、DLアプリケーション41からOS40に対して、USB I/F20に何らかのUSBデバイスが接続されているかの問い合わせが行われる。OS40によるUSBドライバ43に対するポーリングの結果得られたデバイスIDに基づき、接続されている記録再生装置4の数を確認することができる。若し、情報機器3に対して1台以上の記録再生装置4が接続されていると判断されれば、処理はステップS22に移行される。
ステップS22では、接続されている記録再生装置4の記憶媒体34のタイプが、記録再生装置4のROM37に記憶されているプロパティ情報に基づき判断される。情報機器3に複数の記録再生装置4A、4B、・・・が接続されている場合、例えば、記録再生装置4A、4B、・・・が情報機器3に接続された順序で、ステップS22以下の処理を行うようにできる。例えば、OS40により、USB I/F20に対する接続の履歴を記録したログを作成し、このログに記録された順に、ステップS22以下の処理を行うようにできる。勿論、ステップS22以下の処理の順序は、接続順に限られない。ここでは、記録再生装置4A、4B、・・・の順で、処理が行われるものとする。
若し、記録再生装置4Aの記憶媒体34のタイプが内蔵タイプであれば、処理はステップS25に移行され、上述のステップS20に対応してコンテンツのダウンロードが開始される。このステップS25では、ダウンロードされたコンテンツを、情報機器3のデータ記憶部17に記録すると共に、情報機器3に接続されている記録再生装置4Aに転送し、記録再生装置4Aの記憶媒体34にも記録するように制御される。
但し、このステップS25の処理は、情報機器3に接続された複数の記録再生装置4A、4B、・・・のそれぞれに対して繰り返される処理のうち、最初の1回目のときだけ、行われる。換言すれば、繰り返しの2回目以降は、ステップS25では、情報機器3から2台目以降の記録再生装置4へのコンテンツの転送および当該記録再生装置4が有する記憶媒体34へのコンテンツの記録だけが行われる。このとき、2台目以降の記録再生装置4へ転送されるコンテンツは、コンテンツ配信サーバ1からダウンロードされたものではなく、1回目の処理の際に情報機器3のデータ記憶部17に記録されたものを用いることができる。ステップS25の処理後、処理はステップS27に移行する。
一方、記録再生装置4Aの記憶媒体34がメディアタイプであれば、処理はステップS23に移行され、記憶媒体34が記録再生装置4Aに装填されているか否かが判断される。若し、記憶媒体34が記録再生装置4Aに既に装填されていると判断されれば、処理はステップS25に移行され、ダウンロードされたコンテンツの情報機器3が有するデータ記録部17への記録と、記録再生装置4Aへの転送および転送されたコンテンツの記録再生装置4Aの記憶媒体34への記録が行われる。
一方、ステップS23で、記憶媒体34が記録再生装置4Aに装填されていないと判断されれば、処理はステップS24に移行される。ステップS24では、例えばUI42によるダイアログボックスの表示などにより、ユーザに対して記憶再生装置4Aに対する記憶媒体34の装填が促される。若し、ユーザにより、記憶媒体34を装填することが選択されたら、図示されないステップにより記憶媒体34の装填が待機された後、処理がステップS23に戻される。一方、記憶媒体34を装填しないことが選択されたら、処理はステップS26に移行される。
ステップS26では、上述のステップS20に対応してコンテンツのダウンロードが開始される。このステップS26では、ダウンロードされたコンテンツを、情報機器3が有するデータ記憶部17にのみ、記録する。但し、このステップS26の処理は、情報機器3に接続された複数の記録再生装置4A、4B、・・・のそれぞれに対して繰り返される処理のうち、最初の1回目のときだけ、行われる。ステップS26の処理後、処理はステップS27に移行される。
ステップS27では、情報機器3に接続された複数の記録再生装置4A、4B、・・・の全てに対してコンテンツの記録が終了したか否かが判断される。若し、全ての記録再生装置4A、4B、・・・に対する記録が終了していないと判断されれば、処理はステップS22に戻され、次の記録再生装置4(この例では、記録再生装置4B)対する処理が開始される。
なお、上述したステップS21で、情報機器3に対して記録再生装置4が接続されていないと判断されれば、処理はステップS26に移行され、上述のステップS20に対応してコンテンツのダウンロードが開始される。そして、ダウンロードされたコンテンツを、情報機器3が有するデータ記憶部17にのみ、記録し、処理がステップS27に移行される。ステップS21から直接的にこのステップS26に処理が移行された場合は、情報機器3に記録媒体装置4が1台も接続されていない場合であるので、次のステップS27でも、情報機器3に接続された全ての記録再生装置に対するコンテンツの記録が行われたか否かの判断は、省略され、一連の処理が終了される。
また、ステップS27において、ユーザのUI42に対する指示により、処理を中止し、情報機器3に接続された全ての記録再生装置4A、4B、・・・に対するコンテンツの記録が終了していない状態で、一連の処理を終了させることもできる。
この発明の実施の一形態の変形例でも、上述した実施の一形態と同様に、上述のステップS25の処理の際に、チェックアウト処理も同時に行う。すなわち、ダウンロードされたコンテンツを記録再生装置4に転送する際に、情報機器3のデータ記憶部17に記録されているコンテンツのコピー許可回数を自動的に1減らすようにする。
例えば、ステップS20でダウンロードを要求したコンテンツのコピー許可回数が3回であれば、1回目の処理で当該コンテンツをダウンロードした際に、データ記憶部17に記録される当該コンテンツのコピー許可回数が3回から1回分減らされ2回とされ、情報機器3から記録再生装置4Aに転送され記憶媒体34に記録されるコンテンツのコピー許可回数が1回とされる。
そして、2回目の処理のステップS25においてコンテンツが情報機器3から記録再生装置4Bに転送され当該記録再生装置4Bが有する記憶媒体34に記録されるときに、情報機器3のデータ記憶部17に記録されたコンテンツのコピー許可回数がさらに1回分減じられて1回とされると共に、記録再生装置4Bに転送され記憶媒体34に記録されるコンテンツのコピー許可回数が1回とされる。
なお、情報機器3に接続された記録再生装置4の台数に対してコピー許可回数が少ない場合は、情報機器3のデータ記憶部17に記録されているコンテンツのコピー許可回数が例えば0回になるときに、UI42に対してその旨を通知するメッセーを表示するとよい。またこのとき、コンテンツを追加購入するか、転送処理を中止するかを選択できるようにすると、より好ましい。
次に、この発明の実施の一形態および実施の一形態の変形例に適用可能な記録再生装置4の、より具体的な例について図7〜図13を用いて説明する。
この記録再生装置4では、記録媒体として光磁気ディスクが使用され、上述のメディアタイプに該当する。フォームファクタのような、ディスクの物理的属性は、いわゆるMD(Mini-Disc)システムによって使用されるディスクと実質的に同じである。しかし、ディスク上に記録されたデータと、そのデータがどのようにディスク上に配置されているかについては、従来のMDと異なる。
より具体的には、この記録再生装置4は、オーディオデータのようなコンテンツデータを記録再生するために、ファイル管理システムとしてFAT(File Allocation Table)システムを使用している。これによって、当該装置は、現行のパーソナルコンピュータに対して互換性を保証することができる。
また、この記録再生装置4では、現行のMDシステムに対して、エラー訂正方式や変調方式を改善することにより、データの記録容量の増大を図るとともに、データの信頼性を高めるようにしている。更に、この記録再生装置4では、コンテンツデータを暗号化するとともに、不正コピーを防止して、コンテンツデータの著作権の保護が図れるようにしている。
記録再生のフォーマットとしては、現行のMDシステムで用いられているディスクと全く同様のディスク(すなわち、物理媒体)を用いるようにした次世代MD1の仕様と、現行のMDシステムで用いられているディスクとフォームファクター及び外形は同様であるが、磁気超解像度(MSR)技術を使うことにより、線記録方向の記録密度を上げて、記録容量をより増大した次世代MD2の仕様とがある。
次世代MD1の仕様では、ディスク1枚当たりのデータ総記録容量は約300Mバイト(80分ディスクを用いた場合)になる。変調方式がEFM(Eight to Fourteen Modulation)からRLL(1,7)PP(RLL;Run Length Limited ,PP;Parity Preserve/Prohibit rmtr(repeated minimum transition runlength))(以下、1−7pp変調と称する)とされることで、ウィンドウマージンが0.5から0.666となり、この点で、1.33倍の高密度化が実現できる。また、エラー訂正方式として、ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Solomon Code)方式からBIS(Burst Indicator Subcode)とLDC(RS−LDC:Reed Solomon−Long Distance Code)を組み合わせたものとしたことで、データ効率が上がり、この点で、1.48倍の高密度化が実現できる。総合的には、全く同様のディスクを使って、現行のMDシステムに比べて、約2倍のデータ容量が実現されたことになる。
磁気超解像度を利用した次世代MD2の仕様のディスクでは、更に線密度方向の高密度化が図られ、データ総記録容量は、約1Gバイトになる。
また、当該記録再生装置4は、現行MDの仕様にも対応可能なようにされている。
図7は、次世代MD1のディスクの構成を示す。次世代MD1のディスクは、現行のMDシステムのディスクをそのまま流用したものである。すなわち、ディスクは、透明のポリカーボネート基板上に、誘電体膜と、磁性膜と、誘電体膜と、反射膜とを積層して構成される。更に、その上に、保護膜が積層される。
次世代MD1のディスクでは、図7に示すように、ディスクの内周(ディスクのレコーダブル領域の最も内側の周(「最も内側」は、ディスクの中心から放射状に延びる方向において最も内側を示す)のリードイン領域に、P−TOC(プリマスタードTOC(Table Of Contents))領域が設けられる。ここは、物理的な構造としては、プリマスタード領域となる。すなわち、エンボスピットにより、コントロール情報等が、例えば、P−TOC情報として記録されている。
P−TOC領域が設けられるリードイン領域の外周(ディスクの中心から放射状に延びる方向において外側の周)は、レコーダブル領域(光磁気記録可能な領域)とされ、記録トラックの案内溝としてグルーブが形成された記録再生可能領域となっている。このレコーダブル領域の内周には、U−TOC(ユーザTOC)が設けられる。
U−TOCは、現行のMDシステムでディスクの管理情報を記録するために用いられているU−TOCと同様の構成のものである。U−TOCは、現行のMDシステムにおいて、トラック(オーディオトラック/データトラック)の曲順、記録、消去などに応じて書き換えられる管理情報であり、各トラック(トラックを構成するパーツ)について、開始位置、終了位置や、モードを管理するものである。
U−TOCの外周には、アラートトラックが設けられる。このトラックには、ディスクが現行のMDシステムにロードされた場合に、MDプレーヤによって起動(出力)される警告音が記録される。この警告音は、そのディスクが次世代MD1方式で使用され、現行のシステムでは再生できないことを示すものである。レコーダブル領域の残りの部分(詳しくは、図8に示されている)は、リードアウト領域まで、放射状に延びる方向に広がっている。
図8は、図7に示す次世代MD1の仕様のディスクのレコーダブル領域の構成を示す。図8に示すように、レコーダブル領域の先頭(内周側)には、U−TOCおよびアラートトラックが設けられる。U−TOCおよびアラートトラックが含まれる領域は、現行のMDシステムのプレーヤでも再生できるように、EFMでデータが変調されて記録される。EFM変調でデータが変調されて記録される領域の外周に、次世代MD1方式の1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域が設けられる。EFMでデータが変調されて記録される領域と、1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域との間は所定の距離の間だけ離間されており、「ガードバンド」が設けられている。このようなガードバンドが設けられるため、現行のMDプレーヤに次世代MD1の仕様のディスクが装着されて、不具合が発生されることが防止される。
1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域の先頭(内周側)には、DDT(Disc Description Table)領域と、リザーブトラックが設けられる。DDT領域には、物理的に欠陥のある領域に対する交替処理をするために設けられる。DDT領域には、さらに、ユニークID(UID)が記録される。UIDは、記録媒体毎に固有の識別コードであって、例えば所定に発生された乱数に基づく。リザーブトラックは、コンテンツの保護を図るための情報が格納される。
更に、1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域には、FAT(File Allocation Table)領域が設けられる。FAT領域は、FATシステムでデータを管理するための領域である。FATシステムは、汎用のパーソナルコンピュータで使用されているFATシステムに準拠したデータ管理を行うものである。FATシステムは、ルートにあるファイルやディレクトリのエントリポイントを示すディレクトリと、FATクラスタの連結情報が記述されたFATテーブルとを用いて、FATチェーンによりファイル管理を行うものである。なお、FATの用語は、パーソナルコンピュータなどのオペレーティングシステムで利用される、様々な異なるファイル管理方法を示すように総括的に用いられている。
次世代MD1の仕様のディスクにおいては、U−TOC領域には、アラートトラックの開始位置の情報と、1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域の開始位置の情報が記録される。
現行のMDシステムのプレーヤに、次世代MD1のディスクが装着されると、U−TOC領域が読み取られ、U−TOCの情報から、アラートトラックの位置が分かり、アラートトラックがアクセスされ、アラートトラックの再生が開始される。次世代MD1に準拠したプレーヤに、次世代MD1のディスクが装着されると、U−TOC領域が読み取られ、U−TOCの情報から、1−7pp変調でデータが記録された領域の開始位置が分かり、DDT、リザーブトラック、FAT領域が読み取られる。1−7pp変調のデータの領域では、U−TOCを使わずに、FATシステムを使ってデータの管理が行われる。
図9は、次世代MD2のディスクを示すものである。ディスクは、透明のポリカーボネート基板上に、誘電体膜と、磁性膜と、誘電体膜と、反射膜とを積層して構成される。更に、その上に、保護膜が積層される。
次世代MD2のディスクでは、図9Aに示すように、ディスクの内周(ディスクの中心から放射状に延びる方向において内側の周)のリードイン領域には、ADIP(Address in Pregroove)信号により、コントロール情報が記録されている。次世代MD2のディスクには、リードイン領域にはエンボスピットによるP−TOCは設けられておらず、その代わりに、ADIP信号によるコントロール情報が用いられる。リードイン領域の外周からレコーダブル領域が開始され、記録トラックの案内溝としてグルーブが形成された記録再生可能領域となっている。このレコーダブル領域には、1−7pp変調で、データが変調されて記録される。
次世代MD2の仕様のディスクでは、図9Bに示すように、磁性膜として、情報を記録する記録層となる磁性層101と、切断層102と、情報再生用の磁性層103とが積層されたものが用いられる。切断層102は、交換結合力調整用層となる。所定の温度になると、切断層102が磁気的にニュートラルな状態になり、記録層101に転写されていた磁壁が再生用の磁性層103に転写される。これにより、記録層101では微少なマークが再生用の磁性層103のビームスポットの中に拡大されて見えるようになる。
次世代MD1であるか次世代MD2であるかは、例えば、リードインの情報から判断できる。すなわち、リードインにエンボスピットによるP−TOCが検出されれば、現行のMDまたは次世代MD1のディスクであると判断できる。リードインにADIP信号によるコントロール情報が検出され、エンボスピットによるP−TOCが検出されなければ、次世代MD2であると判断できる。なお、次世代MD1と次世代MD2との判別は、このような方法に限定されるものではない。オントラックのときとオフトラックのときとのトラッキングエラー信号の位相から判別することも可能である。勿論、ディスク識別用の検出孔等を設けるようにしても良い。
図10は、次世代MD2の仕様のディスクのレコーダブル領域の構成を示すものである。図10に示すように、レコーダブル領域では全て1−7pp変調でデータが変調されて記録され、1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域の先頭(内周側)には、DDT領域と、リザーブトラックが設けられる。DDT領域は、物理的に欠陥のある領域に対する交替領域を管理するための交替領域管理データを記録するために設けられる。
具体的には、DDT領域は、物理的に欠陥のある上記領域に替わるレコーダブル領域を含む置き換え領域を管理する管理テーブルを記録する。この管理テーブルは、欠陥があると判定された論理クラスタを記録し、その欠陥のある論理クラスタに替わるものとして割り当てられた置き換え領域内の論理クラスタ(1つ又は複数)も記録する。さらに、DDT領域には、上述したUIDが記録される。リザーブトラックは、コンテンツの保護を図るための情報が格納される。
更に、1−7pp変調でデータが変調されて記録される領域には、FAT領域が設けられる。FAT領域は、FATシステムでデータを管理するための領域である。FATシステムは、汎用のパーソナルコンピュータで使用されているFATシステムに準拠したデータ管理を行うものである。
次世代MD2のディスクにおいては、U−TOC領域は設けられていない。次世代MD2に準拠したプレーヤに、次世代MD2のディスクが装着されると、所定の位置にあるDDT、リザーブトラック、FAT領域が読み取られ、FATシステムを使ってデータの管理が行われる。
なお、次世代MD1および次世代MD2のディスクでは、時間のかかる初期化作業は不要とされる。すなわち、次世代MD1および次世代MD2の仕様のディスクでは、DDTやリザーブトラック、FATテーブル等の最低限のテーブルの作成以外に、初期化作業は不要で、未使用のディスクからレコーダブル領域の記録再生を直接行うことが可能である。
図11は、上述した次世代MD1システム、次世代MD2システムおよび現行MDシステムによるディスクを記憶媒体34として用いた記録再生装置4の一例の構成を示す。記録再生装置4は、現行のMDシステムのディスクと、次世代MD1のディスクと、次世代MD2のディスクとが装填されるターンテーブルを有しており、ターンテーブルに装填されたディスク100をスピンドルモータ103によってCLV(Constant Linear Velocity)方式で回転駆動させる。このディスク100に対しては記録/再生時に光学ヘッド104によってレーザ光が照射される。
光学ヘッド104は、記録時には記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出力を行い、また再生時には磁気カー効果により反射光からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出力を行う。このため、光学ヘッド104には、ここでは詳しい図示は省略するがレーザ出力手段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対物レンズ等からなる光学系、および反射光を検出するためのディテクタが搭載されている。光学ヘッド104に備えられる対物レンズとしては、例えば2軸機構によってディスク半径方向およびディスクに接離する方向に変位可能に保持されている。
また、ディスク100を挟んで光学ヘッド104と対向する位置には磁気ヘッド101が配置されている。磁気ヘッド101は記録データによって変調された磁界をディスク100に印加する動作を行う。また、図示しないが光学ヘッド104全体および磁気ヘッド101をディスク半径方向に移動させためスレッドモータおよびスレッド機構が備えられている。
光学ヘッド104および磁気ヘッド101は、次世代MD2のディスクの場合には、パルス駆動磁界変調を行うことで、微少なマークを形成することができる。現行MDのディスクや、次世代MD1のディスクの場合には、DC発光の磁界変調方式とされる。
この記録再生装置4では、光学ヘッド104、磁気ヘッド101による記録再生ヘッド系、スピンドルモータ103によるディスク回転駆動系のほかに、記録処理系、再生処理系、サーボ系等が設けられる。
なお、ディスク100としては、現行のMD仕様のディスクと、次世代MD1の仕様のディスクと、次世代MD2の仕様のディスクとが装着される可能性がある。これらのディスクにより、線速度が異なっている。スピンドルモータ103は、これら線速度の異なる複数種類のディスクに対応する回転速度で回転させることが可能である。ターンテーブルに装填されたディスク100は、現行のMD仕様のディスクの線速度と、次世代MD1の仕様のディスクの線速度と、次世代MD2の仕様のディスクの線速度とに対応して回転される。
記録処理系では、現行のMDシステムのディスクの場合に、オーディオトラックの記録時に、ACIRCでエラー訂正符号化を行い、EFMで変調してデータを記録し、次世代MD1または次世代MD2の場合に、BISとLDCを組み合わせた方式でエラー訂正符号化を行い、1−7pp変調で変調して記録する記録ドライバ107が設けられる。記録ドライバ106は、ディスク100が現行MDシステムによるものか、次世代MD1または次世代MD2によるものかで、対応する部位を切り替えられるようになっている。
再生処理系では、現行のMDシステムのディスクの再生時に、EFMの復調とACIRCによるエラー訂正処理とを行い、次世代MD1または次世代MD2システムのディスクの再生時に、パーシャルレスポンスおよびビタビ復号を用いたデータ検出に基づく1−7復調と、BISとLDCによるエラー訂正処理とを行う再生ドライバ127が設けられる。再生ドライバ127は、ディスク100が現行MDシステムによるものか、次世代MD1または次世代MD2によるものかで、対応する部位を切り替えられるようになっている。
光学ヘッド104のディスク100に対するレーザ照射によりその反射光として検出された情報(フォトディテクタによりレーザ反射光を検出して得られる光電流)は、RFアンプ107に供給される。
RFアンプ107では、入力された検出情報に対して電流−電圧変換、増幅、マトリクス演算等を行い、再生情報としての再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FE、グルーブ情報(ディスク100にトラックのウォブリングにより記録されているADIP情報)等を抽出する。
現行のMDシステムのディスクを再生するときには、RFアンプで得られた再生RF信号は、再生ドライバ127に供給され、2値化されEFM信号列とされた後、EFM復調され、更にACIRCデコーダで誤り訂正およびデインターリーブ処理される。すなわちこの時点でATRAC圧縮データの状態となる。そして、その復調されたATRAC圧縮データがディスク100からの再生データとされる。この再生データは、データマネージャ/システムコントローラ部109に供給される。
一方、次世代MD1または次世代MD2のディスクを再生するときには、RFアンプ107で得られた再生RF信号は、再生ドライバ127に供給され、PR(1,2,1)MLまたはPR(1,−1)MLおよびビタビ復号を用いたデータ検出によりRLL(1−7)符号列としての再生データを得、このRLL(1−7)符号列に対してRLL(1−7)復調処理が行われる。そして更に、RS−LDCデコーダで誤り訂正およびデインターリーブ処理される。そして、その復調されたデータがディスク100からの再生データとして出力される。この再生データは、データマネージャ/システムコントローラ部109に供給される。
データマネージャ/システムコントローラ部109に供給された再生データは、バッファメモリ130を用いて圧縮符号を復号化され、再生オーディオデータとされる。この再生オーディオデータは、図示されないD/A変換器によりアナログオーディオ信号に変換され、アンプ115に供給される。アナログオーディオ信号は、アンプ115によりヘッドフォンやスピーカを駆動可能に増幅され、出力端116に導出される。
RFアンプ107から出力されるトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号はサーボ回路108に供給され、グルーブ情報はアドレスデコーダ128に供給される。アドレスデコーダ128では、グルーブ情報に対してバンドパスフィルタにより帯域制限してウォブル成分を抽出した後、FM復調、バイフェーズ復調を行ってADIP信号を復調し、復調されたADIP信号を用いて、アドレスのデコードを行う。
なお、詳細な説明は省略するが、現行MDシステムのディスクおよび次世代MD1のディスクと、次世代MD2のディスクとでは、ディスク100上のアドレスの構成が異なる。そこで、アドレスデコーダ128は、それぞれの現行MDシステムおよび次世代MD1システムに対応するアドレスデコーダと、次世代MD2システムシステムに対応するアドレスデコーダとを有する。
ADIP信号よりデコードされたADIPアドレスは、図示されないドライブコントローラに供給され、ADIPアドレスに基づいて、所要の制御処理を実行する。またグルーブ情報はスピンドルサーボ制御のためにサーボ回路108に供給される。
サーボ回路108は、例えばグルーブ情報に対して再生クロック(デコード時のPLL系クロック)との位相誤差を積分して得られる誤差信号に基づき、CLVまたはCAVサーボ制御のためのスピンドルエラー信号を生成する。
またサーボ回路108は、スピンドルエラー信号や、RFアンプ107から供給されたトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号、あるいはドライブコントローラからのトラックジャンプ指令、アクセス指令等に基づいて各種サーボ制御信号(トラッキング制御信号、フォーカス制御信号、スレッド制御信号、スピンドル制御信号等)を生成し、モータドライバ105に対して出力する。すなわち上記サーボエラー信号や指令に対して位相補償処理、ゲイン処理、目標値設定処理等の必要処理を行って各種サーボ制御信号を生成する。
モータドライバ105では、サーボ回路27から供給されたサーボ制御信号に基づいて所要のサーボドライブ信号を生成する。ここでのサーボドライブ信号としては、二軸機構を駆動する二軸ドライブ信号(フォーカス方向、トラッキング方向の2種)、スレッド機構を駆動するスレッドモータ駆動信号、スピンドルモータ103を駆動するスピンドルモータ駆動信号となる。このようなサーボドライブ信号により、ディスク100に対するフォーカス制御、トラッキング制御、およびスピンドルモータ100に対するCLVまたはCAV制御が行われることになる。
オーディオデータの記録の際には、アナログオーディオ信号は、マイク/ライン(MIC/LINE)入力端113から入力され、アンプ112を介してADC(Analog/Digital Converter)111によりディジタルオーディオ信号に変換され、データマネージャ/システムコントローラ部109に供給される。また、ディジタルオーディオ信号は、例えば光ディジタル信号(OPT)入力端114から入力され、データマネージャ/システムコントローラ部109に直接的に供給される。ADC111でサンプリングレートなどを変換してからデータマネージャ/システムコントローラ部109に供給してもよい。データマネージャ/システムコントローラ部109は、バッファメモリ130を用いて、供給されたディジタルオーディオ信号を例えばATRAC方式により圧縮符号化する。
現行MDシステムのディスクでオーディオデータを記録するときには、記録ドライバ106において、現行MDシステムに対応した部位が機能され、したがってACIRCエンコーダおよびEFM変調部が機能することになる。この場合、圧縮符号化されたオーディオデータは、ACIRCエンコーダでインターリーブおよびエラー訂正コード付加が行われた後、EFM変調部でEFM変調が行われる。そしてEFM変調データが磁気ヘッドドライバ102に供給され、磁気ヘッド101がディスク100に対してEFM変調データに基づいた磁界印加を行うことでオーディオトラックの記録が行われる。
次世代MD1または次世代MD2のディスクにデータを記録するときには、記録ドライバ106において、次世代MD1または次世代MD2に対応した部位が機能され、したがってRS−LDCエンコーダおよびRLL(1−7)PP変調部が機能することになる。この場合、データマネージャ/システムコントローラ部109から供給された高密度データは、RS−LDCエンコーダでインターリーブおよびRS−LDC方式のエラー訂正コード付加が行われた後、RLL(1−7)PP変調部でRLL(1−7)変調が行われる。
そしてRLL(1−7)符号列としての記録データが磁気ヘッドドライバ102に供給され、磁気ヘッド101がディスク100に対して変調データに基づいた磁界印加を行うことでデータトラックの記録が行われる。
光学ヘッド104は、図示されないレーザドライバ/APCにより、上述のような再生時および記録時において、レーザダイオードのレーザ発行動作が実行される。また、光学ヘッド104内にはレーザパワーモニタ用のディテクタが設けられ、そのモニタ信号がレーザドライバ/APCにフィードバックされることによりAPC動作が実現され、レーザダイオードから出力されるレーザパワーが設定値で安定するように制御される。
データマネージャ/システムコントローラ109には、さらに、USB I/F117が接続される。データマネージャ/システムコントローラ部109は、USB I/F117を介して接続された情報機器3との間で通信可能とされ、書き込み要求、読み出し要求などのコマンドの受信や、ステータス情報その他の必要情報の送信などを行う。
情報機器3からの読み出し要求を受信すると、データマネージャ/システムコントローラ部109は、この要求に基づきディスク100からデータをディスクの記録単位(例えば64kB毎のクラスタ単位)で読み出し、バッファメモリ130に溜め込む。バッファメモリ130に溜め込まれたデータは、FATシステムのデータ単位(例えば2kB毎のセクタ単位)でバッファメモリ130から読み出される。これにより、ディスク100に対するFATシステムによるアクセスが可能とされる。バッファメモリ130から読み出されたデータは、USB I/F117を介して情報機器3に供給される。ディスク100へのデータの書き込みも同様にして行われ、例えば、FATシステムのセクタ単位で書き込みが要求されたデータが、情報機器3からUSB I/F117を介してデータマネージャ/システムコントローラ部109に供給され、バッファメモリ130に書き込まれる。データマネージャ/システムコントローラ部109は、バッファメモリ130に書き込まれたデータをクラスタ単位で読み出し、ディスク100に記録する。
また、データマネージャ/システムコントローラ部109に接続されたROM110には、この記録再生装置4のプロパティ情報が予め記憶される。情報機器3は、USB I/F117を介してデータマネージャ/システムコントローラ部109に対してROM110内のプロパティ情報の読み出し要求を送信することで、ROM110に記憶されたプロパティ情報を取得することができる。
次世代MD1および次世代MD2におけるオーディオデータの管理方式について、概略的に説明する。次世代MD1および次世代MD2では、オーディオデータの管理方式として、以下に説明する2方式が提案されている。図12は、次世代MD1および次世代MD2に適用されるオーディオデータの管理方式の第1の例である。図12に示すように、第1の例における管理方式では、ディスク上には、トラックインデックスファイルと、オーディオデータファイルとが生成される。トラックインデックスファイルおよびオーディオデータファイルは、FATシステムで管理されるファイルである。
オーディオデータファイルは、複数の音楽データが1つのファイルとして納められたものであり、FATシステムでオーディオデータファイルを見ると、巨大なファイルに見える。オーディオデータファイルは、その内部がパーツとして区切られ、オーディオデータは、パーツの集合として扱われる。
トラックインデックスファイルは、オーディオデータファイルに納められた音楽データを管理するための各種の情報が記述されたファイルである。この第1の管理方式では、各音楽データの情報や各音楽データの再生方法を示すプレイリスト情報、各音楽データの著作者情報やコピー制限情報などからなる著作権管理情報などがトラックインデックスファイルに格納される。
情報機器3によってコンテンツ配信サーバ1からダウンロードされたコンテンツ(オーディオデータ)が記録再生装置4に転送され、この第1の管理方式が適用されたディスク100に記録される際には、転送されたオーディオデータがオーディオデータファイルの最後尾に連結され、トラックインデックスファイルが新たに追加されたオーディオデータを反映するように書き換えられる。それと共に、トラックインデックスファイル中の著作権管理情報が所定に書き換えられる。
図13は、オーディオデータの管理方式の第2の例である。図13に示すように、第2の例における管理方式では、ディスク上には、トラックインデックスファイルと、複数のオーディオデータファイルとが生成される。トラックインデックスファイルおよび複数のオーディオデータファイルは、FATシステムで管理されるファイルである。
オーディオデータファイルは、原則的には1曲が1ファイルの音楽データが納められたものである。このオーディオデータファイルには、ヘッダが設けられている。ヘッダには、タイトルと、復号鍵情報と、著作権管理情報とが記録されるとともに、インデック情報が設けられる。インデックスは、1つのトラックの楽曲を複数に分割するものである。ヘッダには、インデックスにより分割された各トラックの位置がインデックスナンバに対応して記録される。インデックスは、例えば、255箇設定できる。
情報機器3によってコンテンツ配信サーバ1からダウンロードされたオーディオデータが記録再生装置4に転送され、この第2の管理方式が適用されたディスク100に記録される際には、転送されたオーディオデータが新たなオーディオデータファイルとして追加して記録され、トラックインデックスファイルが新たに追加されたオーディオデータを反映するように書き換えられる。それと共に、追加されたオーディオデータファイルのヘッダ内の著作権管理情報が所定に書き換えられる。
なお、上述では、この発明が、ダウンロードされたコンテンツを、情報機器3が有するデータ記憶部17に記憶すると共に、情報機器3に接続された記録再生装置4に転送し、記録再生装置4の記憶媒体34に記憶するように説明したが、これはこの例に限られない。例えば、情報機器3のデータ記憶部17にダウンロードしたコンテンツデータを記憶すると共に、当該情報機器3が有するドライブ装置22に装填された例えばCD−Rにコンテンツを記録するようにしてもよい。
この発明が適用されるコンテンツ配信システムの一例の構成を示す略線図である。 情報機器の一例の構成を示すブロック図である。 情報機器のソフトウェア構成を概略的に示す略線図である。 記録再生装置の一例の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の一形態によるコンテンツのダウンロード時の一例の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の一形態の変形例による、複数台の記録再生装置が接続された場合にコンテンツのダウンロード時の一例の処理を示すフローチャートである。 次世代MD1システムの仕様のディスクの説明に用いる図である。 次世代MD1システムの仕様のディスクの記録領域の説明に用いる図である。 次世代MD2システムの仕様のディスクの説明に用いる図である。 次世代MD2システムの仕様のディスクの記録領域の説明に用いる図である。 次世代MD1システム、次世代MD2システムおよび現行MDシステムによるディスクを記憶媒体として用いた記録再生装置の一例の構成を示すブロック図である。 オーディオデータの管理方式の第1の例の説明に用いる図である。 オーディオデータの管理方式の第2の例の説明に用いる図である。
符号の説明
1 コンテンツ配信サーバ
2 ネットワーク
3 情報機器
4 記録再生装置
14 通信I/F
17 データ記憶部
20 USB I/F
22 ドライブ装置
34 記憶媒体
36 USB I/F
37 ROM
40 OS
41 DLアプリケーション
42 UI
43 USBドライバ
100 ディスク
109 データマネージャ/システムコントローラ部
110 ROM
117 USB I/F

Claims (19)

  1. サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信装置において、
    ネットワークを介してサーバと通信する通信手段と、
    データを記憶する記憶手段と、
    複数の記録装置を接続可能な接続手段と、
    上記通信手段により上記サーバからコンテンツをダウンロードする際に、上記接続手段に上記複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、接続されている該記録装置の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、記憶媒体が該メディアタイプの記録装置が接続されていると判断された場合、該記録装置に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、上記ダウンロードされた上記コンテンツを上記記憶手段に記憶すると共に所定の順序で該複数の記録装置のうち記憶媒体が上記内蔵タイプの記録装置と、記憶媒体が上記メディアタイプの記録装置のうち該記憶媒体が装填されていると判断された記録装置とに上記コンテンツを記録させる制御手段と
    を備える
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    上記制御手段は、上記通信手段により上記サーバからコンテンツをダウンロードする際に、上記接続手段に上記複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、上記ダウンロードされた上記コンテンツを上記記憶手段に記憶すると共に上記複数の記録装置が上記受信装置に接続された順序で該複数の記録装置に上記コンテンツを記録させる
    ことを特徴とする受信装置。
  3. 請求項1に記載の受信装置において、
    上記コンテンツは、記録装置へのコピー許可回数が制限されており、
    上記制御手段は、上記複数の記録装置の台数より上記コピー許可回数が少ない場合には、ユーザに対して所定の通知を実行する
    ことを特徴とする受信装置。
  4. 請求項1に記載の受信装置において、
    上記ダウンロードされたコンテンツを上記複数の記録装置にそれぞれ転送するようにした
    ことを特徴とする受信装置。
  5. 請求項3に記載の受信装置において、
    上記記憶手段への上記ダウンロードされたコンテンツの記憶は、上記複数の記録装置に対してなされる上記転送に対して1回のみ行われることを特徴とする受信装置。
  6. 請求項1に記載の受信装置において、
    上記記録装置に対する上記ダウンロードされたコンテンツの転送に応じて、上記記憶手段に記憶された上記ダウンロードされたコンテンツのチェックアウトを自動的に行うようにしたことを特徴とする受信装置。
  7. サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法において、
    サーバからコンテンツをダウンロードする際に、接続手段に複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、接続されている該記録装置の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、記憶媒体が該メディアタイプの記録装置が接続されていると判断された場合、該記録装置に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、上記ダウンロードされた上記コンテンツを記憶手段に記憶すると共に所定の順序で該複数の記録装置のうち記憶媒体が上記内蔵タイプの記録装置と、記憶媒体が上記メディアタイプの記録装置のうち該記憶媒体が装填されていると判断された記録装置とに上記コンテンツを記録させるようにした
    ことを特徴とする受信方法。
  8. サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法をコンピュータ装置に実行させる受信プログラムにおいて、
    上記受信方法は、
    サーバからコンテンツをダウンロードする際に、接続手段に複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、接続されている該記録装置の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、記憶媒体が該メディアタイプの記録装置が接続されていると判断された場合、該記録装置に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、上記ダウンロードされた上記コンテンツを記憶手段に記憶すると共に所定の順序で該複数の記録装置のうち記憶媒体が上記内蔵タイプの記録装置と、記憶媒体が上記メディアタイプの記録装置のうち該記憶媒体が装填されていると判断された記録装置とに上記コンテンツを記録させるようにした
    ことを特徴とする受信プログラム。
  9. サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法をコンピュータ装置に実行させる受信プログラムが記録された記録媒体において、
    上記受信方法は、
    サーバからコンテンツをダウンロードする際に、接続手段に複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、接続されている該記録装置の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、記憶媒体が該メディアタイプの記録装置が接続されていると判断された場合、該記録装置に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、上記ダウンロードされた上記コンテンツを記憶手段に記憶すると共に所定の順序で該複数の記録装置のうち記憶媒体が上記内蔵タイプの記録装置と、記憶媒体が上記メディアタイプの記録装置のうち該記憶媒体が装填されていると判断された記録装置とに上記コンテンツを記録させるようにした
    ことを特徴とする記録媒体。
  10. サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信システムにおいて、
    ネットワークを介してサーバと通信する通信手段と、
    固定的に用いられる第1の記憶手段と、
    着脱可能な1または複数の第2の記憶手段と、
    上記通信手段により上記サーバからコンテンツをダウンロードする際に、複数の上記第2の記憶手段が利用可能か否かを判断し、利用可能であると判断されれば、利用可能な該第2の記憶手段の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、該メディアタイプであると判断された場合、該第2の記憶手段に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、上記ダウンロードされたコンテンツを上記第1の記憶手段に記憶すると共に所定の順序で、上記利用可能な第2の記憶手段のうち記憶媒体が上記内蔵タイプの第2の記憶手段と、記憶媒体が上記メディアタイプの第2の記憶手段のうち該記憶媒体が装填されていると判断された第2の記憶手段に上記コンテンツを記録させる制御手段と
    を備える
    ことを特徴とする受信システム。
  11. 請求項10に記載の受信システムにおいて、
    複数の記録装置を接続可能な接続手段をさらに有し、
    上記第2の記憶手段は、上記接続手段に接続される上記記録装置であることを特徴とする受信システム。
  12. 請求項11に記載の受信システムにおいて、
    上記制御手段は、上記通信手段により上記サーバからコンテンツをダウンロードする際に、上記接続手段に上記複数の記録装置が接続されているか否かを判断し、接続されていると判断されれば、上記ダウンロードされた上記コンテンツを上記記憶手段に記憶すると共に上記複数の記録装置が上記受信装置に接続された順序で該複数の記録装置に上記コンテンツを記録させる
    ことを特徴とする受信システム。
  13. 請求項10に記載の受信システムにおいて、
    上記コンテンツは、記録装置へのコピー許可回数が制限されており、
    上記制御手段は、上記複数の記録装置の台数より上記コピー許可回数が少ない場合には、ユーザに対して所定の通知を実行する
    ことを特徴とする受信システム。
  14. 請求項10に記載の受信システムにおいて、
    上記ダウンロードされたコンテンツを上記複数の第2の記憶手段にそれぞれ転送する
    ことを特徴とする受信システム。
  15. 請求項13に記載の受信システムにおいて
    上記第1の記憶手段への上記ダウンロードされたコンテンツの記憶は、上記複数の第2の記憶手段に対してなされる上記転送に対して1回のみ行われる
    ことを特徴とする受信システム。
  16. 請求項10に記載の受信システムにおいて、
    上記第2の記憶手段に対する上記ダウンロードされたコンテンツの転送に応じて、上記第1の記憶手段に記憶された上記ダウンロードされたコンテンツのチェックアウトを自動的に行うようにした
    ことを特徴とする受信システム。
  17. サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法において、
    サーバからコンテンツをダウンロードする際に、着脱可能な複数の第1の記憶手段が利用可能か否かを判断し、利用可能であると判断されれば、利用可能な該第1の記憶手段の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、該メディアタイプであると判断された場合、該第1の記憶手段に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、上記ダウンロードされたコンテンツを固定的に用いられる第2の記憶手段に記憶すると共に所定の順序で、上記利用可能な第1の記憶手段のうち記憶媒体が上記内蔵タイプの第1の記憶手段と、記憶媒体が上記メディアタイプの第1の記憶手段のうち該記憶媒体が装填されていると判断された第1の記憶手段に上記コンテンツを記録させるようにした
    ことを特徴とする受信方法。
  18. サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法をコンピュータ装置に実行させる受信プログラムにおいて、
    上記受信方法は、
    サーバからコンテンツをダウンロードする際に、着脱可能な複数の第1の記憶手段が利用可能か否かを判断し、利用可能であると判断されれば、利用可能な該第1の記憶手段の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、該メディアタイプであると判断された場合、該第1の記憶手段に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、上記ダウンロードされたコンテンツを固定的に用いられる第2の記憶手段に記憶すると共に所定の順序で、上記利用可能な第1の記憶手段のうち記憶媒体が上記内蔵タイプの第1の記憶手段と、記憶媒体が上記メディアタイプの第1の記憶手段のうち該記憶媒体が装填されていると判断された第1の記憶手段に上記コンテンツを記録させるようにした
    ことを特徴とする受信プログラム。
  19. サーバからネットワークを介して記録装置へのコピー許可回数が制限されているコンテンツをダウンロードする受信方法をコンピュータ装置に実行させる受信プログラムが記録された記録媒体において、
    上記受信方法は、
    サーバからコンテンツをダウンロードする際に、着脱可能な複数の第1の記憶手段が利用可能か否かを判断し、利用可能であると判断されれば、利用可能な該第1の記憶手段の記憶媒体が内蔵タイプかメディアタイプかを判断し、該メディアタイプであると判断された場合、該第1の記憶手段に記憶媒体が装填されているか否かを判断し、上記ダウンロードされたコンテンツを固定的に用いられる第2の記憶手段に記憶すると共に所定の順序で、上記利用可能な第1の記憶手段のうち記憶媒体が上記内蔵タイプの第1の記憶手段と、記憶媒体が上記メディアタイプの第1の記憶手段のうち該記憶媒体が装填されていると判断された第1の記憶手段に上記コンテンツを記録させるようにした
    ことを特徴とする記録媒体。
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