JP4032337B2 - 車体側部の構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衝撃吸収性能の向上を図りうる車体側部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、4ドア車、または5ドア車の車体側部の構造を示したもので、図7は、図6のピラー部の断面を示したものである。
この種の車体100の側部は、ルーフパネル101の両側にサイドボディアウタパネル102が接合されている。サイドボディアウタパネル102の上端部室内側には、ルーフサイド部を構成するルーフサイドパネル103が車体の前後方向に沿って配設されている。サイドボディアウタパネル102のピラー部104には、室内側にピラーインナパネル105が設けられている。
【0003】
このピラーインナパネル105の両側フランジ部105aは、ピラー部104の両側フランジ部104aに接合されており、ピラーインナパネル105の上端フランジ部105bは、ルーフサイドパネル103の下端フランジ部103bに一定幅mで接合されて固定されている。
【0004】
上記ピラーインナパネル105の上端部と下端部には、ピラートリム106を固定する取付穴107a,108aを形成したピラートリム取付座面107,108が設けられている。ピラートリム106は、サイドボディアウタパネル102のピラー部104の室内側に配設されるもので、クリップ取付部106a,106bにそれぞれ取り付けられたクリップ109を介してピラーインナパネル105に取り付けられている。ピラートリム106の上端部は、成形天井110の両端部に圧接されて組み付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の車体側部の構造によると、ピラーインナパネル105の上端フランジ部105bは、ルーフサイドパネル103の下端フランジ部103bに一定幅mで車体前後方向に一定長さn接合されて固定されているので、完全な剛結合となり、室内側からの過大な衝撃でも受け止められるような作りにしていた。
【0006】
本発明は、上記課題を解決し、室内側からの過大な衝撃の一部を吸収することができる車体側部の構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、ルーフ部の両側に設けられるルーフサイド部(8)と、上記ルーフサイド部の室内側に配設されるルーフサイドパネル(9)と、サイドボディ部に設けられるピラー部と、上記ピラー部の室内側に配設されるピラーインナパネル(7)と、上記ピラーインナパネル(7)の室内側に配設されるピラートリム(13)と、上記ピラーインナパネル(7)の上端部に形成されているピラートリム取付座面 ( 17 ) とを設け、上記ピラートリム(13)の上端部を上記ピラートリム取付座面(17)に固定し、上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部と上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部との重合部を設けた車体側部の構造において、前記ピラートリム取付座面(17)近傍の上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部には、上記重合部から車幅方向室内側に離間する間隙部18を設け、かつ上記ピラーインナパネル(7)の上端部両側部を上記ルーフサイドパネル(9)に接合したことにある。
また、本発明は、ルーフ部の両側に設けられるルーフサイド部(8)と、上記ルーフサイド部の室内側に配設されるルーフサイドパネル(9)と、サイドボディ部に設けられるピラー部と、上記ピラー部の室内側に配設されるピラーインナパネル(7)と、上記ピラーインナパネル(7)の室内側に配設されるピラートリム(13)と、上記ピラーインナパネル(7)の上端部に形成されているピラートリム取付座面 ( 17 ) とを設け、上記ピラートリム(13)の上端部を上記ピラートリム取付座面(17)に固定し、上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部と上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部との重合部を設けた車体側部の構造において、上記ピラートリム取付座面(17)近傍の上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部もしくは上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部のいずれか一方に切り欠き部(22)を形成し、上記切り欠き部(22)により上記重合部の一部が重合しないように形成され、かつ上記切り欠き部(22)の両側で上記ピラーインナパネル(7)の両側部を上記ルーフサイドパネル(9)に接合したことにある。
さらに、本発明は、ルーフ部の両側に設けられるルーフサイド部(8)と、上記ルーフサイド部の室内側に配設されるルーフサイドパネル9と、サイドボディ部に設けられるピラー部と、上記ピラー部の室内側に配設されるピラーインナパネル7と、上記ピラーインナパネル(7)の室内側に配設されるピラートリム(13)と、上記ピラーインナパネル(7)の上端部に形成されたピラートリム取付座面 ( 17 ) とを設け、上記ピラートリム(13)の上端部を上記ピラートリム取付座面(17)に固定し、上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部と上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部との重合部を設けた車体側部の構造において、上記ピラーインナパネル(7)の上端部のピラートリム取付座面(17)の周囲にスリット(23)を形成し、かつ上記スリット(23)を上記ピラーインナパネル(7)の上端から上記ピラートリム取付座面(17)部両側に向けて形成したことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を4ドアまたは5ドア車のセンタピラー部に適用した図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】
図1はセンタピラー部を室内側から見た斜視図で、図2は図1のA−A線で断面にした断面図である。図1および図2において、自動車の車体1の側部には、サイドボディ2が設けられており、このサイドボディ2には、フロントドアを組み付けるフロントドア開口部3と、リヤドアを組み付けるリヤドア開口部4が設けられている。このサイドボディ2のフロントドア開口部3とリヤドア開口部4相互間(3ドア車の場合には、ドア開口部とクォータウインド相互間)には、センターピラー部5が設けられている。
【0010】
センターピラー部5は、図2に示すように、サイドボディ2の外面を構成するサイドボディアウタパネル6と、ピラーインナパネル7とで構成されている。ピラーインナパネル7の上方には、サイドボディアウタパネル6の上端部と共にルーフサイド部8を構成するルーフサイドパネル9が設けられている。
ルーフサイド部8は、ルーフ部10を構成するルーフパネル11の両側に形成されており、このルーフサイド部8のルーフサイドパネル9は、上端フランジ部9aをサイドボディアウタパネル6の上端フランジ部6aと共にルーフパネル11の両側フランジ部11aに接合wされている。
【0011】
ルーフパネル11とルーフサイドパネル9の室内側には、成形天井12が設けられており、上記ピラーインナパネル7の室内側には、上記成形天井12の両側に連続するようにピラートリム13が設けられている。
このピラートリム13の上下端部には、クリップ取付部14が車体外側に向けて設けられており、このクリップ取付部14にクリップ15が取り付けられている。図示例では、上部側のクリップ取付部14のみを示している。クリップ取付部14は、ピラートリム13の側面からクリップ支持面14aを支持する一対の脚部14bを立設したもので、ピラートリム13とともに一体成形によって形成されている。クリップ15はクリップ支持面14aに形成された溝または取付穴から成る取付部16に組み付けて取り付けられている。
【0012】
一方、上記ピラーインナパネル7の上下端部には、上記ピラートリム13のクリップ取付部14に対応する位置に、ピラートリム取付座面17が形成されている。図示例では、上部側のピラートリム取付座面17を示している。
【0013】
このピラートリム取付座面17の近傍に当たる上記ピラーインナパネル7の上端フランジ部7bには、ルーフサイドパネル9の下端フランジ部9bとの重合部Xと車幅方向に離間する間隙部18が形成されている。この間隙部18は、上記ピラーインナパネル7の上端フランジ部7bの車体前後方向の中間部19を室内側に台形状に折り曲げることにより形成されている。上記ピラーインナパネル7の上端フランジ部7bは、この中間部19の折り曲げ部20の両側のフランジ部7bのみをスポット溶接wによりルーフサイドパネル9の下端フランジ部9bに接合している。上記ピラーインナパネル7は、両側フランジ部7aを介してサイドボディアウタパネル6のセンターピラー部5の両側フランジ部(図示せず)に接合されている。
【0014】
上記ピラートリム取付座面17には、クリップ取付穴21が形成されており、上記ピラートリム13の取付部16に取り付けられたクリップ15を押し込んでピラートリム13が上記ピラーインナパネル7に固定されている。
【0015】
上記構成によると、室内側から矢視Yのようにピラートリム13に衝撃が加わったとき、ピラートリム13の変形とともにクリップ15を介してピラーインナパネル7のピラートリム取付座面17が、図示破線のように車体外側に押圧される。
このとき、ピラートリム取付座面17の上部側のピラーインナパネル7の上端フランジ部7bは、中間部19にルーフサイドパネル9の下端フランジ部9bと車幅方向に離間する間隙部18が形成されているので、この中間部19の折り曲げ部20が車体外方に変形することにより、衝撃を吸収する。
【0016】
次に図3および図4は、本発明による第2の実施の形態で、図1および図2と同一部分には同符号を付して、同一部分の説明は省略して説明する。
この場合、ピラーインナパネル7の上端フランジ部7bに、中間部19の折り曲げ部20は形成せず、これに代えてピラーインナパネル7の上端フランジ部7bの中間部19に対向するルーフサイドパネル9の下端フランジ部9bに、図示破線のように、切り欠き部22を形成したものである。
【0017】
そして、室内側から矢視Yのようにピラートリム13に衝撃が加わったとき、ピラートリム13の変形とともにクリップ15を介してピラーインナパネル7のピラートリム取付座面17が、図示破線のように車体外側に押圧される。しかしながら、ルーフサイドパネル9の下端フランジ部9bには、切り欠き部22が形成されているので、ピラーインナパネル7の上端フランジ部7bの中間部19は、ある程度変形しながら、ルーフサイドパネル9の下端フランジ部9bよりも車体外側に変位し、衝撃を吸収する。
【0018】
次に図5は、本発明による第3の実施の形態で、図1と同一部分には同符号を付して、同一部分の説明は省略して説明する。
この場合、ピラーインナパネル7の上端フランジ部7bからピラートリム取付座面17の両側に向けて一対のスリット23を形成したものである。
【0019】
そして、この実施の形態によると、ピラートリム13の変形とともにクリップ15を介してピラーインナパネル7のピラートリム取付座面17が、車体外側に押圧されると、ピラートリム取付座面17の両側にはスリット23が形成されているので、容易に変形してより一層衝撃を吸収することができる。
【0020】
本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、本発明の適用箇所は、センターピラー部に限らず、リヤピラー部でも適用出来ることは勿論である。その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明による車体側部の構造によれば次のような効果を奏することができる。
請求項1において、ルーフ部の両側に設けられるルーフサイド部(8)と、上記ルーフサイド部の室内側に配設されるルーフサイドパネル(9)と、サイドボディ部に設けられるピラー部と、上記ピラー部の室内側に配設されるピラーインナパネル(7)と、上記ピラーインナパネル(7)の室内側に配設されるピラートリム(13)と、上記ピラーインナパネル(7)の上端部に形成されているピラートリム取付座面 ( 17 ) とを設け、上記ピラートリム(13)の上端部を上記ピラートリム取付座面(17)に固定し、上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部と上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部との重合部を設けた車体側部の構造において、前記ピラートリム取付座面(17)近傍の上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部には、上記重合部から車幅方向室内側に離間する間隙部18を設け、かつ上記ピラーインナパネル(7)の上端部両側部を上記ルーフサイドパネル(9)に接合したので、ルーフサイド部との重合部に当接するまで、ピラーインナパネルの上端部が変位し、ピラーインナパネルが変形し易くなり、衝撃を吸収することができる。
請求項2において、ルーフ部の両側に設けられるルーフサイド部(8)と、上記ルーフサイド部の室内側に配設されるルーフサイドパネル(9)と、サイドボディ部に設けられるピラー部と、上記ピラー部の室内側に配設されるピラーインナパネル(7)と、上記ピラーインナパネル(7)の室内側に配設されるピラートリム(13)と、上記ピラーインナパネル(7)の上端部に形成されているピラートリム取付座面 ( 17 ) とを設け、上記ピラートリム(13)の上端部を上記ピラートリム取付座面(17)に固定し、上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部と上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部との重合部を設けた車体側部の構造において、上記ピラートリム取付座面(17)近傍の上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部もしくは上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部のいずれか一方に切り欠き部(22)を形成し、上記切り欠き部(22)により上記重合部の一部が重合しないように形成され、かつ上記切り欠き部(22)の両側で上記ピラーインナパネル(7)の両側部を上記ルーフサイドパネル(9)に接合したので、上端部の固定箇所が少ないことから、ピラーインナパネルが変形し易くなり、衝撃を吸収することができる。
請求項3において、ルーフ部の両側に設けられるルーフサイド部(8)と、上記ルーフサイド部の室内側に配設されるルーフサイドパネル9と、サイドボディ部に設けられるピラー部と、上記ピラー部の室内側に配設されるピラーインナパネル7と、上記ピラーインナパネル(7)の室内側に配設されるピラートリム(13)と、上記ピラーインナパネル(7)の上端部に形成されたピラートリム取付座面 ( 17 ) とを設け、上記ピラートリム(13)の上端部を上記ピラートリム取付座面(17)に固定し、上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部と上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部との重合部を設けた車体側部の構造において、上記ピラーインナパネル(7)の上端部のピラートリム取付座面(17)の周囲にスリット(23)を形成し、かつ上記スリット(23)を上記ピラーインナパネル(7)の上端から上記ピラートリム取付座面(17)部両側に向けて形成したので、より一層、ピラーインナパネルが変形し易くなり、衝撃を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車体側部の構造の実施の形態を示す室内側から見たピラー部の斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明による車体側部の構造の第2の実施の形態を示す室内側から見たピラー部の斜視図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】本発明による車体側部の構造の第3の実施の形態を示す室内側から見たピラー部の斜視図である。
【図6】従来の車体側部の構造を示すピラー部の分解斜視図である。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 サイドボディ
3 フロントドア開口部
4 リヤドア開口部
5 センターピラー部(ピラー部)
6 サイドボディアウタパネル
7 ピラーインナパネル
8 ルーフサイド部
9 ルーフサイドパネル
10 ルーフ部
11 ルーフパネル
12 成形天井
13 ピラートリム
14 クリップ取付部
15 クリップ
16 取付部
17 ピラートリム取付座面
18 間隙部
19 中間部
20 折り曲げ部
21 クリップ取付穴
22 切り欠き部
23 スリット
7b 上端フランジ部
9b 下端フランジ部

Claims (3)

  1. ルーフ部の両側に設けられるルーフサイド部(8)と、上記ルーフサイド部の室内側に配設されるルーフサイドパネル(9)と、サイドボディ部に設けられるピラー部と、上記ピラー部の室内側に配設されるピラーインナパネル(7)と、上記ピラーインナパネル(7)の室内側に配設されるピラートリム(13)と、上記ピラーインナパネル(7)の上端部に形成されているピラートリム取付座面 ( 17 ) とを設け、上記ピラートリム(13)の上端部を上記ピラートリム取付座面(17)に固定し、上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部と上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部との重合部を設けた車体側部の構造において、
    前記ピラートリム取付座面(17)近傍の上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部には、上記重合部から車幅方向室内側に離間する間隙部18を設け、かつ上記ピラーインナパネル(7)の上端部両側部を上記ルーフサイドパネル(9)に接合したことを特徴とする車体側部の構造。
  2. ルーフ部の両側に設けられるルーフサイド部(8)と、上記ルーフサイド部の室内側に配設されるルーフサイドパネル(9)と、サイドボディ部に設けられるピラー部と、上記ピラー部の室内側に配設されるピラーインナパネル(7)と、上記ピラーインナパネル(7)の室内側に配設されるピラートリム(13)と、上記ピラーインナパネル(7)の上端部に形成されているピラートリム取付座面 ( 17 ) とを設け、上記ピラートリム(13)の上端部を上記ピラートリム取付座面(17)に固定し、上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部と上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部との重合部を設けた車体側部の構造において、
    上記ピラートリム取付座面(17)近傍の上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部もしくは上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部のいずれか一方に切り欠き部(22)を形成し、上記切り欠き部(22)により上記重合部の一部が重合しないように形成され、かつ上記切り欠き部(22)の両側で上記ピラーインナパネル(7)の両側部を上記ルーフサイドパネル(9)に接合したことを特徴とする車体側部の構造。
  3. ルーフ部の両側に設けられるルーフサイド部(8)と、上記ルーフサイド部の室内側に配設されるルーフサイドパネル9と、サイドボディ部に設けられるピラー部と、上記ピラー部の室内側に配設されるピラーインナパネル7と、上記ピラーインナパネル(7)の室内側に配設されるピラートリム(13)と、上記ピラーインナパネル(7)の上端部に形成されたピラートリム取付座面 ( 17 ) とを設け、上記ピラートリム(13)の上端部を上記ピラートリム取付座面(17)に固定し、上記ピラーインナパネル(7)の上端フランジ部と上記ルーフサイドパネル(9)の下端フランジ部との重合部を設けた車体側部の構造において、
    上記ピラーインナパネル(7)の上端部のピラートリム取付座面(17)の周囲にスリット(23)を形成し、かつ上記スリット(23)を上記ピラーインナパネル(7)の上端から上記ピラートリム取付座面(17)部両側に向けて形成したことを特徴とする車体側部の構造。
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