JP4030772B2 - 蓄熱ユニットおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃熱回収に適した蓄熱ユニットおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、内燃機関においては、駆動時に多くの廃熱を発生させる一方で、起動時には熱量を付与することで起動が円滑になることから、駆動時の廃熱を蓄熱して起動時のウォームアップに使用するように蓄熱ユニットが設けられたものがある。
【0003】
従来の蓄熱ユニットに関するものとして、例えば、特公平5−4244号公報に開示されたものがある。この蓄熱ユニットは、内箱とこの内箱の外側を覆う断熱材とこの断熱材の外側を覆う外箱とを有し、中心部分の一側に流体を導入させるための入口部が設けられるとともに中心部分の他側に流体を排出させるための出口部が設けられた箱体と、包体内に蓄熱材を封入してなるとともに箱体内に配置される蓄熱体と、この蓄熱体が巻き付けられる心材とを有している。そして、蓄熱体は複数のスペーサを介在させつつ心材に渦状に巻きつけられることによって、熱交換される流体を流す流体流路となる隙間を形成するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の蓄熱ユニットでは、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成するとともに、この蓄熱体をスペーサを介することで流体流路となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるようになっており、部品点数が多く、しかも製造が煩雑であることから製造コストが増大してしまうという問題があった。
【0005】
また、蓄熱体をスペーサを介することで流体流路となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるため、心材が必ず必要であり、この心材の分、蓄熱容量が少なくなってしまうという問題もあった。
【0006】
したがって、本発明は、部品点数を低減でき、しかも製造が容易となって製造コストを低減することができる上、蓄熱容量を多く確保できて高性能化が図れる蓄熱ユニットおよびその製造方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の蓄熱ユニットは、両端が開口する筒状の外壁部(例えば実施の形態における外壁部16)と、熱量を有する流体を流動させる流体流路(例えば実施の形態における流体流路19)を前記外壁部よりも内側に形成する流体流路形成部(例えば実施の形態における流体流路形成部20)と、蓄熱材(例えば実施の形態における蓄熱材21)が充填される蓄熱材充填空間(例えば実施の形態における蓄熱材充填空間22)を前記外壁部よりも内側に前記流体流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部(例えば実施の形態における蓄熱材充填空間形成部23)とが一体成形されるとともに、開口を対向させるように前後に配設される少なくとも2以上の主部材(例えば実施の形態における主部材12)と、隣り合う前記主部材同士の間を仕切るセパレータ(例えば実施の形態における第1セパレータ39および第2セパレータ43)と、前端にある前記主部材の前側および後端にある前記主部材の後側にそれぞれ配設される蓋部材(例えば実施の形態における蓋部材46)とを有することを特徴としている。
【0008】
これにより、外壁部と、熱量を有する流体を流動させる流体流路を外壁部よりも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される蓄熱材充填空間を外壁部よりも内側に流体流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを一体成形して主部材を形成し、その後、例えば、少なくとも2以上の主部材を間にセパレータを介して連結させるとともに、前端にある主部材の前側および後端にある主部材の後側に蓋部材を連結させ、蓄熱材充填空間に蓄熱材を充填させればよいことになる。このため、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成するとともにこの蓄熱体をスペーサを介することで流体流路となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるものに比して、部品点数が減るとともに、製造が容易となる。しかも、主部材の外壁部、流体流路形成部および蓄熱材充填空間形成部を一体に形成してなるため、心材が不要となり、その分、流体流路および蓄熱部を大きくすることができる。
【0009】
本発明の請求項2記載の蓄熱ユニットは、請求項1記載のものに関して、前記主部材には、熱量の放熱を防ぐため断熱材(例えば実施の形態における断熱材36)が配置されまたは空間とされる断熱空間(例えば実施の形態における断熱空間17)を、前記外壁部と、前記流体流路形成部および前記蓄熱材充填空間形成部との間に形成する断熱空間形成部(例えば実施の形態における断熱空間形成部18)がさらに一体成形されていることを特徴としている。
【0010】
このように、主部材には、外壁部と、熱量を有する流体を流動させる流体流路を外壁部よりも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される蓄熱材充填空間を外壁部よりも内側に流体流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とに加えて、断熱材が配置されまたは空間とされる断熱空間を形成する断熱空間形成部がさらに一体成形されているため、この断熱空間形成部の分も部品点数が減るとともに、製造が容易となる。
【0011】
本発明の請求項3記載の蓄熱ユニットは、請求項1または2記載のものに関して、前記蓋部材には、前記流体流路に通じる流体流通開口(例えば実施の形態における流体流通開口52)を形成する流体流通口部(例えば実施の形態における流体流通口部48)が一体成形されていることを特徴としている。
【0012】
このように、蓋部材には、流体流路に通じる流体流通開口を形成する流体流通口部が一体成形されているため、流体流路に通じる流体流通口部の分も部品点数が減るとともに、製造が容易となる。
【0013】
本発明の請求項4記載の蓄熱ユニットは、請求項1乃至3のいずれか一項記載のものに関して、前記蓋部材には、前記蓄熱材充填空間に通じる蓄熱材充填開口(例えば実施の形態における蓄熱材充填開口53)を形成する蓄熱材充填口部(例えば実施の形態における蓄熱材充填口部49)が一体成形されていることを特徴としている。
【0014】
このように、蓋部材には、蓄熱材充填空間に通じる蓄熱材充填開口を形成する蓄熱材充填口部が一体成形されているため、蓄熱材充填空間に通じる蓄熱材充填開口の分も部品点数が減るとともに、製造が容易になる。
【0015】
本発明の請求項5記載の蓄熱ユニットは、請求項1乃至4のいずれか一項記載のものに関して、前記セパレータには、隣り合う前記主部材の前記流体流路同士を連通させる流体流路連通穴(例えば実施の形態における流体流路連通穴40,44)が形成されていることを特徴としている。
【0016】
このように、セパレータに、隣り合う主部材の流体流路同士を連通させる流体流路連通穴が形成されているため、一方の流体流通開口から導入された流体を、少なくとも2以上の主部材のすべての流体流路に通過させることができる。
【0017】
本発明の請求項6記載の蓄熱ユニットは、請求項1乃至5のいずれか一項記載のものに関して、前記セパレータには、隣り合う前記主部材の前記蓄熱材充填空間同士を連通させる蓄熱材充填空間連通穴(例えば実施の形態における蓄熱材充填空間連通穴41,45)が形成されていることを特徴としている。
【0018】
このように、セパレータに、隣り合う主部材の蓄熱材充填空間同士を連通させる蓄熱材充填空間連通穴が形成されているため、隣り合う主部材の蓄熱材充填空間に一度に蓄熱材を充填することができる。
【0019】
本発明の請求項7記載の蓄熱ユニットは、請求項1乃至6のいずれか一項記載のものに関して、少なくとも2以上の前記主部材は、同一形状をなしていることを特徴としている。
【0020】
このように、少なくとも2以上の主部材が同一形状をなしているため、一体成形のための金型を各主部材で共用できる。
【0021】
本発明の請求項8記載の蓄熱ユニットは、請求項1乃至7のいずれか一項記載のものに関して、前記流体流路および前記蓄熱材充填空間は、それぞれ一重螺旋状または多重螺旋状をなしていることを特徴としている。
【0022】
このように、流体流路および蓄熱材充填空間は、それぞれ一重螺旋状または多重螺旋状をなしているため、流体流路および蓄熱材充填空間の屈曲回数を少なく保ったまま、蓄熱材との伝熱面積を大きくとることができ、かつ流路抵抗を少なく抑えることができる。
【0023】
本発明の請求項9記載の蓄熱ユニットの製造方法は、請求項1乃至8のいずれか一項記載の蓄熱ユニットの製造方法であって、前記主部材を、射出成形または押出成形により成形し、少なくとも2以上の前記主部材と、前記セパレータと、一対の前記蓋部材とを接合し一体化することを特徴としている。
【0024】
このように、主部材を、射出成形または押出成形により成形するため、主部材を簡易に作成でき、熱収縮にも強くなる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1〜図6を参照して以下に説明する。
【0026】
本実施形態の蓄熱ユニット11は、図1に示すように、多角形筒状、具体的には六角形筒状の主部材12を複数、具体的には四つ有している。
【0027】
主部材12は、図2にも示すように、両端に開口15を備える六角形筒状の外壁部16と、熱量の放熱を防ぐための断熱空間17を外壁部16よりも内側に形成する断熱空間形成部18と、熱量を有する流体を流動させる流体流路19を断熱空間17よりも内側(すなわち外壁部16よりも内側)に形成する流体流路形成部20と、蓄熱材21が充填される蓄熱材充填空間22を断熱空間17よりも内側(すなわち外壁部16よりも内側)に流体流路19に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部23とを有している。なお、上記により断熱空間形成部18は、外壁部16と、流体流路形成部20および蓄熱材充填空間形成部23との間に断熱空間17を形成する。
【0028】
以下、主部材12について図2を主に参照してさらに説明する。
【0029】
主部材12は、外壁部16の各角部の内面から中心側に突出する複数、具体的には六ケ所の壁部31と、これら壁部31の内端部同士を連結させる、外壁部16と同じ六角形状の壁部32とを有している。
【0030】
また、主部材12は、壁部32の各壁部31近傍から螺旋状をなして中心側に延出する複数、具体的には六ケ所の壁部33と、各壁部33の内側に各壁部33と対をなして所定の間隔をあけつつ螺旋状に延出する複数、具体的には六ケ所の壁部34とを有しており、これら壁部33,34は、対をなさずに隣り合うもの同士が中心側で連結されている。
【0031】
なお、壁部31〜34は、すべて全長にわたって外壁部16の両開口15側の端部に軸線方向における高さを一致させている。
【0032】
そして、外壁部16の内面を含む内面側の部分と、壁部31の壁面を含む壁面側の部分と、壁部32の外面を含む外面側の部分とで筒状に連結される所定部分が、それぞれ断熱空間形成部18を構成しており、これら複数(具体的には6カ所)の断熱空間形成部18の内側に熱量の放熱を防ぐための断熱空間17がそれぞれ形成される。
【0033】
以上のような形状に主部材12は一体成形されている。
【0034】
断熱空間17内には、ウレタン等の断熱材36がそれぞれ充填されることになるが、断熱空間17を何も充填せず空間のままとしておいてもこの空間の空気層が熱量の放熱を防ぐことになる。なお、断熱空間形成部18に光沢加工を施すことにより断熱性能をさらに高めるようにしてもよい。ここで、断熱空間17および断熱空間形成部18を形成しない場合もある。
【0035】
また、対をなす壁部33,34の互いに対向する壁面を含む壁面側の部分が、すべて中心側で連結して多重螺旋状の蓄熱材充填空間形成部23を構成しており、この蓄熱材充填空間形成部23の内側に蓄熱材充填空間22が形成される。つまり、この蓄熱材充填空間22は、中心側で互いに連通する複数、具体的には6カ所の多重螺旋状の分岐部37で構成されている。
【0036】
そして、この蓄熱材充填空間22に蓄熱材21が充填される。ここで、蓄熱材充填空間22に充填される蓄熱材21は、潜熱蓄熱材であり、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール等の糖アルコール系のものや、Mg(NO3)2−6H2O等が用いられる。
【0037】
さらに、対をなさない壁部33,34の互いに対向する壁面を含む壁面側の部分と壁部32の一部とが、それぞれ独立して多重螺旋状をなす複数、具体的には6カ所の流体流路形成部20を構成しており、これらの流体流路形成部20の内側にそれぞれ流体流路19が形成される。
【0038】
本実施形態の蓄熱ユニット11は、図1および図3に示すように、多角形状、具体的には六角形状の第1セパレータ39を複数有している。第1セパレータ39は、前後に隣り合う主部材12同士の間に配置されるもので、第1セパレータ39には、両側に隣接して配置される一対の主部材12の流体流路19の対応するものの外端部同士を連通させる複数、具体的には六ケ所の流体流路連通穴40と、両側に隣接して配置される一対の主部材12の蓄熱材充填空間22の分岐部37の対応するものの外端部同士を連通させる複数、具体的には六ケ所の蓄熱材充填空間連通穴41とが形成されている。
【0039】
さらに、本実施形態の蓄熱ユニット11は、図1および図4に示すように、多角形状、具体的には六角形状の第2セパレータ43を有している。第2セパレータ43は、前後に隣り合う主部材12同士の間に配置されるもので、第2セパレータ43には、両側に隣接して配置される主部材12の流体流路19の対応するものの内端部同士を連通させる複数、具体的には6つの略扇形の流体流路連通穴44が放射状に形成されており、これら流体流路連通穴44の間となる中央位置には、両側に隣接して配置される主部材12の蓄熱材充填空間22の対応するものの中央部同士を連通させる蓄熱材充填空間連通穴45が形成されている。なお、隣り合う流体流路連通穴44同士の間の閉塞部44aは、隣接する主部材12の蓄熱材充填空間22の中央部よりも外側の所定範囲を閉塞させるものである。
【0040】
加えて、本実施形態の蓄熱ユニット11は、図1、図5および図6に示すように、多角形状、具体的には六角形状の蓋部材46を一対有している。蓋部材46には、中央に厚さ方向の一側に突出して円筒状の流体流通口部48が形成されており、この流体流通口部48の内側に同軸をなして円筒状の蓄熱材充填口部49が形成されている。流体流通口部48と蓄熱材充填口部49との間には、複数の扇形の流体流路連通穴50が放射状に形成されている。なお、蓋部材46はこのような形状に一体成形されている。
【0041】
ここで、流体流通口部48と蓄熱材充填口部49との間の空間は、隣接する主部材12のすべての流体流路19の内端部に連通してこれらを合流させる流体流通開口52とされており、蓄熱材充填口部49の内側の空間は、隣接する主部材12の蓄熱材充填空間22の中央部に連通する蓄熱材充填開口53とされている。そして、この蓄熱材充填開口53は、蓄熱材充填口部49に取り付けられる栓部材55で閉塞される。また、流体流路連通穴50同士の間にある閉塞部50aは隣接する主部材12の蓄熱材充填空間22の流体流通開口52内に位置する部分を閉塞させる。
【0042】
ここで、上記した主部材12は、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリオキシメチレンおよびポリエチレンテレフタレート等の樹脂や、アルミニウム等の金属、さらにはセラミック等で一体成形される。なお、樹脂で一体成形する際には押出成形や射出成形により成形でき、アルミニウムで一体成形する際には押出成形や削り出し等で成形でき、アルミニウム以外の金属で一体成形する場合には削り出しや焼結等で成形できる。
【0043】
また、上記した第1セパレータ39、第2セパレータ43および蓋部材46は、それぞれ、上記した主部材12と同様、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリオキシメチレンおよびポリエチレンテレフタレート等の樹脂や、アルミニウム等の金属、さらにはセラミック等で一体成形される。なお、第1セパレータ39、第2セパレータ43および蓋部材46は、樹脂で一体成形する際には射出成形により成形でき、アルミニウムで一体成形する際には削り出し等で成形でき、アルミニウム以外の金属で一体成形する場合には削り出しや焼結等で成形できる。
【0044】
そして、同一形状に形成された主部材12を一対、間に第1セパレータ39を介在させた状態で互いの開口15を対向させるように前後に重なり合わせるとともに、このような対を二対、第2セパレータ43を間に介在させた状態で互いの開口15を対向させるように前後に重なり合わせ、さらに、前端にある主部材12の前側に蓋部材46を流体流通口部48を外側にして配置し、後端にある主部材12の後側に蓋部材46を流体流通口部48を外側にして配置して、これらをすべての六角形状を合わせつつ接着し一体化する。すなわち、蓋部材46、主部材12、第1セパレータ39、主部材12、第2セパレータ43、主部材12、第1セパレータ39、主部材12および蓋部材46の順に積層された状態で、これらが一体化される。このとき、超音波溶着、ろう付け、接着剤による接着等の中から材質にあった適宜の接着方法によって接着する。
【0045】
このように接着により一体化した状態で、一方の蓋部材46の蓄熱材充填開口53から流動性のある状態で蓄熱材21を充填する。すると、蓄熱材21は、充填が開始される蓋部材46に隣接する主部材12において蓄熱材充填空間22の中央からすべての分岐部37に分流して外側に向け移動し、この主部材12に次に隣接する第1セパレータ39の各蓄熱材充填空間連通穴41を通って、この第1セパレータ39に次に隣接する主部材12において蓄熱材充填空間22のすべての分岐部37を内側に向け移動して中央で合流し、この主部材12に次に隣接する第2セパレータ43の蓄熱材充填空間連通穴45を通り、この第2セパレータ43に次に隣接する主部材12において蓄熱材充填空間22の中央からすべての分岐部37に分流して外側に向け移動し、この主部材12に次に隣接する第1セパレータ39の各蓄熱材充填空間連通穴41を通って、この第1セパレータ39に次に隣接する主部材12において蓄熱材充填空間22のすべての分岐部37を内側に向け移動して中央で合流するようにして充填される。このとき、この主部材12に次に隣接する他方の蓋部材46の蓄熱材充填開口53から空気抜きが行われる。そして、蓄熱材21の充填後、各蓄熱材充填口部49に栓部材55を打ち込むことで、各蓄熱材充填開口53を閉塞させる。そして、充填された蓄熱材21を固化させることで、蓄熱ユニット11が形成される。
【0046】
このような蓄熱ユニット11において、一方の蓋部材46の流体流通口部48の流体流通開口52から導入された流体は、この蓋部材46の複数の流体流路連通穴50に分岐されてこの蓋部材46に隣接する主部材12の複数の流体流路19に流され、各流体流路19を螺旋の外側に向け移動した後、この主部材12に隣接する第1セパレータ39の流体流路連通穴40を通って、この第1セパレータ39に隣接する次の主部材12の各流体流路19を螺旋の中心側に向け移動して、この主部材12に次に隣接する第2セパレータ43の流体流路連通穴44を通って、この第2セパレータ43に隣接する次の主部材12の各流体流路19を螺旋の外側に向け移動した後、この主部材12に隣接する第1セパレータ39の流体流路連通穴40を通って、この第1セパレータ39に隣接する次の主部材12の各流体流路19を螺旋の中心側に向け移動して、この主部材12に次に隣接する他方の蓋部材46の複数の流体流路連通穴50を通った後、この蓋部材46の流体流通口部48の流体流通開口52で合流して外部に導出される。
【0047】
以上の実施形態によれば、外壁部16と、熱量を有する流体を流動させる流体流路19を外壁部16よりも内側に形成する流体流路形成部20と、蓄熱材21が充填される蓄熱材充填空間22を外壁部16よりも内側に流体流路19に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部23とを一体成形して主部材12を形成し、その後、一対の主部材12を間に第1セパレータ39を介して連結させるとともに、このような一対の主部材12および第1セパレータ39の組同士を第2セパレータ43を介して連結させ、さらに、前端にある主部材12の前側および後端にある主部材12の後側に一対の蓋部材46を連結させ、蓄熱材充填空間22に蓄熱材21を充填させればよいことになる。
【0048】
このため、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成するとともにこの蓄熱体をスペーサを介することで流体流路となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるものに比して、部品点数が減るとともに、製造が容易となる。しかも、主部材12の外壁部16、流体流路形成部20および蓄熱材充填空間形成部23を一体に形成してなるため、心材が不要となり、その分、流体流路19および蓄熱部を大きくすることができる。
【0049】
したがって、部品点数を低減でき、しかも製造が容易となって製造コストを低減することができる上、蓄熱容量を多く確保できて高性能化が図れる。
【0050】
しかも、主部材12には、上記した外壁部16と流体流路形成部20と蓄熱材充填空間形成部23とに加えて、断熱材36が配置されまたは空間とされる断熱空間17を形成する断熱空間形成部18がさらに一体成形されているため、この断熱空間形成部18の分も部品点数が減るとともに、製造が容易となる。
【0051】
したがって、断熱空間形成部18を設ける場合でも部品点数を低減でき、しかも製造が容易となって製造コストを低減することができる。
【0052】
さらに、一対の蓋部材46には、流体流路19に通じる流体流通開口52を形成する流体流通口部48が一体成形されているため、流体流路19に通じる流体流通口部48の分も部品点数が減るとともに、製造が容易となる。
【0053】
したがって、流体流通口部48を設ける場合でも部品点数を低減でき、しかも製造が容易となって製造コストを大幅に低減することができる。
【0054】
加えて、一対の蓋部材46には、蓄熱材充填空間22に通じる蓄熱材充填開口53を形成する蓄熱材充填口部49が一体成形されているため、蓄熱材充填空間22に通じる蓄熱材充填口部49の分も部品点数が減るとともに、製造が容易になる。
【0055】
したがって、蓄熱材充填口部49を設ける場合でも部品点数を低減でき、しかも製造が容易となって製造コストを大幅に低減することができる。
【0056】
加えて、第1セパレータ39および第2セパレータ43に、隣り合う主部材12の流体流路19同士を連通させる流体流路連通穴40,44が形成されているため、一方の流体流通口部48から導入され他方の流体流通口部48から導出される流体をすべての主部材12の流体流路19に通過させることができる。
【0057】
さらに、第1セパレータ39および第2セパレータ43に、隣り合う主部材12の蓄熱材充填空間22同士を連通させる蓄熱材充填空間連通穴41,45が形成されているため、すべての主部材12の蓄熱材充填空間22に一度に蓄熱材21を充填することができる。
【0058】
したがって、容易に蓄熱材21を充填することができる。また、蓄熱材21に潜熱蓄熱材を使った場合、蓄熱材21が相変化を起こす際に、すべての主部材12の蓄熱材充填空間22で結晶化が伝播するので過冷却現象が起きにくくなる。
【0059】
さらに、流体流路19および蓄熱材充填空間22は、それぞれ多重螺旋状をなしているため、流体流路19および蓄熱材充填空間22の屈曲回数を少なく保ったまま、蓄熱材21との伝熱面積を大きくとることができ、かつ流路抵抗を少なく抑えることができる。
【0060】
加えて、すべての主部材12が同一形状をなしているため、一体成形のための金型を各主部材12で共用できる。
【0061】
したがって、金型償却費を削減することができる。
【0062】
さらに、主部材12を、射出成形または押出成形により成形するため、主部材12を簡易に作成でき、熱収縮にも強くなる。
【0063】
なお、以上においては、蓋部材46、主部材12、第1セパレータ39、主部材12、第2セパレータ43、主部材12、第1セパレータ39、主部材12および蓋部材46の順に積層した状態で、これらを一体化する場合を例にとり説明したが、少なくとも主部材12を2以上有していればよく、例えば、蓋部材46、主部材12、第1セパレータ39、主部材12および蓋部材46の順に積層した状態で、これらを一体化してもよい。
【0064】
また、以上においては、蓋部材46、主部材12、第1セパレータ39および第2セパレータ43が多角形状をなす場合を例にとり説明したが、図7に示すように円形状にすることも可能である。
【0065】
加えて、以上においては、主部材12が多重螺旋状の蓄熱材充填空間形成部23と多重螺旋状の流体流路形成部20を有することで多重螺旋状の蓄熱材充填空間22と多重螺旋状の流体流路19を有する場合を例にとり説明したが、図7に示すように、主部材12が一重螺旋状の蓄熱材充填空間形成部23と一重螺旋状の流体流路形成部20とを有することで一重螺旋状の蓄熱材充填空間22と一重螺旋状の流体流路19とを有する構成とすることが可能である。この場合、蓋部材46には蓄熱材充填空間22の螺旋の外端部に連通するように蓄熱材充填口部49が一体成形される。また、第1セパレータ39には、流体流路19の螺旋の外端部に連通するように流体流路連通穴40が形成され、蓄熱材充填空間22の螺旋の内端部に連通するように蓄熱材充填空間連通穴41が形成される。さらに、第2セパレータ43には、流体流路19の螺旋の内端部に連通するように流体流路連通穴44が形成され、蓄熱材充填空間22の螺旋の外端部に連通するように蓄熱材充填空間連通穴45が形成される。
【0066】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載の蓄熱ユニットによれば、外壁部と、熱量を有する流体を流動させる流体流路を外壁部よりも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される蓄熱材充填空間を外壁部よりも内側に流体流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とを一体成形して主部材を形成し、その後、例えば、少なくとも2以上の主部材を間にセパレータを介して連結させるとともに、前端にある主部材の前側および後端にある主部材の後側に蓋部材を連結させ、蓄熱材充填空間に蓄熱材を充填させればよいことになる。このため、包体に蓄熱材を封入して蓄熱体を形成するとともにこの蓄熱体をスペーサを介することで流体流路となる隙間を形成しつつ心材に渦状に巻きつけるものに比して、部品点数が減るとともに、製造が容易となる。しかも、主部材の外壁部、流体流路形成部および蓄熱材充填空間形成部を一体に形成してなるため、心材が不要となり、その分、流体流路および蓄熱部を大きくすることができる。
【0067】
したがって、部品点数を低減でき、しかも製造が容易となって製造コストを低減することができる上、蓄熱容量を多く確保できて高性能化が図れる。しかも、主部材を複数に分割するため、熱収縮に対して強くなる。
【0068】
本発明の請求項2記載の蓄熱ユニットによれば、主部材には、外壁部と、熱量を有する流体を流動させる流体流路を外壁部よりも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される蓄熱材充填空間を外壁部よりも内側に流体流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とに加えて、断熱材が配置されまたは空間とされる断熱空間を形成する断熱空間形成部がさらに一体成形されているため、この断熱空間形成部の分も部品点数が減るとともに、製造が容易となる。
【0069】
したがって、断熱空間形成部を設ける場合でも部品点数を低減でき、しかも製造が容易となって製造コストを低減することができる。
【0070】
本発明の請求項3記載の蓄熱ユニットによれば、蓋部材には、流体流路に通じる流体流通開口を形成する流体流通口部が一体成形されているため、流体流路に通じる流体流通口部の分も部品点数が減るとともに、製造が容易となる。
【0071】
したがって、流体流通口部を設ける場合でも部品点数を低減でき、しかも製造が容易となって製造コストを大幅に低減することができる。
【0072】
本発明の請求項4記載の蓄熱ユニットによれば、蓋部材には、蓄熱材充填空間に通じる蓄熱材充填開口を形成する蓄熱材充填口部が一体成形されているため、蓄熱材充填空間に通じる蓄熱材充填開口の分も部品点数が減るとともに、製造が容易になる。
【0073】
したがって、蓄熱材充填口部を設ける場合でも部品点数を低減でき、しかも製造が容易となって製造コストを大幅に低減することができる。
【0074】
本発明の請求項5記載の蓄熱ユニットによれば、セパレータに、隣り合う主部材の流体流路同士を連通させる流体流路連通穴が形成されているため、一方の流体流通開口から導入された流体を、少なくとも2以上の主部材のすべての流体流路に通過させることができる。
【0075】
本発明の請求項6記載の蓄熱ユニットによれば、セパレータに、隣り合う主部材の蓄熱材充填空間同士を連通させる蓄熱材充填空間連通穴が形成されているため、隣り合う主部材の蓄熱材充填空間に一度に蓄熱材を充填することができる。
【0076】
したがって、容易に蓄熱材を充填することができる。また、蓄熱材に潜熱蓄熱材を使った場合、蓄熱材が相変化を起こす際に、一対の主部材の両方の蓄熱材充填空間で結晶化が伝播するので過冷却現象が起きにくくなる。
【0077】
本発明の請求項7記載の蓄熱ユニットによれば、少なくとも2以上の主部材が同一形状をなしているため、一体成形のための金型を各主部材で共用できる。
【0078】
したがって、金型償却費を削減することができる。
【0079】
本発明の請求項8記載の蓄熱ユニットによれば、流体流路および前記蓄熱材充填空間は、それぞれ一重螺旋状または多重螺旋状をなしているため、流体流路および蓄熱材充填空間の屈曲回数を少なく保ったまま、蓄熱材との伝熱面積を大きくとることができ、かつ流路抵抗を少なく抑えることができる。
【0080】
本発明の請求項9記載の蓄熱ユニットの製造方法によれば、主部材を、射出成形または押出成形により成形するため、主部材を簡易に作成でき、熱収縮にも強くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の蓄熱ユニットを示す分解斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態の蓄熱ユニットの主部材を示す断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態の蓄熱ユニットの第1セパレータを示す平面図である。
【図4】 本発明の一実施形態の蓄熱ユニットの第2セパレータを示す平面図である。
【図5】 本発明の一実施形態の蓄熱ユニットの蓋部材を示す平面図である。
【図6】 本発明の一実施形態の蓄熱ユニットの蓋部材を示す部分断面図である。
【図7】 本発明の一実施形態の蓄熱ユニットの変形例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
11 蓄熱ユニット
12 主部材
15 開口
16 外壁部
17 断熱空間
18 断熱空間形成部
19 流体流路
20 流体流路形成部
21 蓄熱材
22 蓄熱材充填空間
23 蓄熱材充填空間形成部
36 断熱材
39 第1セパレータ
40,44 流体流路連通穴
41 蓄熱材充填空間連通穴
43 第2セパレータ
46 蓋部材
48 流体流通口部
49 蓄熱材充填口部
52 流体流通開口
53 蓄熱材充填開口

Claims (9)

  1. 両端が開口する筒状の外壁部と、熱量を有する流体を流動させる流体流路を前記外壁部よりも内側に形成する流体流路形成部と、蓄熱材が充填される蓄熱材充填空間を前記外壁部よりも内側に前記流体流路に隣接して形成する蓄熱材充填空間形成部とが一体成形されるとともに、開口を対向させるように前後に配設される少なくとも2以上の主部材と、
    隣り合う前記主部材同士の間を仕切るセパレータと、
    前端にある前記主部材の前側および後端にある前記主部材の後側にそれぞれ配設される蓋部材とを有することを特徴とする蓄熱ユニット。
  2. 前記主部材には、熱量の放熱を防ぐため断熱材が配置されまたは空間とされる断熱空間を、前記外壁部と、前記流体流路形成部および前記蓄熱材充填空間形成部との間に形成する断熱空間形成部がさらに一体成形されていることを特徴とする請求項1記載の蓄熱ユニット。
  3. 前記蓋部材には、前記流体流路に通じる流体流通開口を形成する流体流通口部が一体成形されていることを特徴とする請求項1または2記載の蓄熱ユニット。
  4. 前記蓋部材には、前記蓄熱材充填空間に通じる蓄熱材充填開口を形成する蓄熱材充填口部が一体成形されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の蓄熱ユニット。
  5. 前記セパレータには、隣り合う前記主部材の前記流体流路同士を連通させる流体流路連通穴が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の蓄熱ユニット。
  6. 前記セパレータには、隣り合う前記主部材の前記蓄熱材充填空間同士を連通させる蓄熱材充填空間連通穴が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の蓄熱ユニット。
  7. 少なくとも2以上の前記主部材は、同一形状をなしていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の蓄熱ユニット。
  8. 前記流体流路および前記蓄熱材充填空間は、それぞれ一重螺旋状または多重螺旋状をなしていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の蓄熱ユニット。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項記載の蓄熱ユニットの製造方法であって、前記主部材を、射出成形または押出成形により成形し、少なくとも2以上の前記主部材と、前記セパレータと、一対の前記蓋部材とを接合し一体化することを特徴とする蓄熱ユニットの製造方法。
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