JP4022087B2 - エレベータ画像監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータカゴ内に設置されたカメラを利用して建物内居住者等の個人利用を図るようにしたエレベータ画像監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エレベータカゴ内には、建物内のセキュリティーの一環として防犯カメラが設置され、その防犯カメラから常時出力される画像信号をビデオテープ等の画像記録媒体に記録するようにしたものが周知である。
【0003】
図11は、このような防犯カメラシステムの一例を示す説明図である。
【0004】
図において、1はエレベータカゴ、3はエレベータカゴ1内に固定設置されたカメラ、4はエレベータカゴ1内に固定設置されてカメラ3からのエレベータカゴ1内の状況画像をリアルタイムで表示するモニタ、2はカメラ3からのエレベータカゴ1内の状況画像を記録(録画)するタイムラプスビデオデッキである。このタイムラプスビデオデッキ2は、常時エレベータカゴ1の上部に設置されており、長時間の録画が可能となっている。
【0005】
エレベータカゴ1内に乗客が搭乗すると、カメラ3からのエレベータカゴ1内の状況画像がタイムラプスビデオデッキ2に録画されると同時にモニタ4にリアルタイムの画像が表示される。尚、モニタ4には、例えば、建物玄関等に設置された他のカメラからの画像信号と交互に表示するものもあるが、このような場合には、タイムラプスビデオデッキ2にはカメラ3からの画像のみが記録されるものと他のカメラからの画像信号とが交互、即ち、モニタ4に表示されている状況と同じ画像が記録されるものとがある。
【0006】
タイムラプスビデオデッキ2は、管理者等(建物所有者、建物管理者、契約した警備会社やエレベータ保守会社の派遣者等)が保有するリモコン5から出力された信号に基づいて操作が可能となるように、受光部6と電気的に接続されている。
【0007】
これにより、管理者等は、リモコン5の操作によってタイムラプスビデオデッキ2に記録された映像をモニタ4で確認することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したカメラ3によって撮影された画像の確認は、管理者等の限られた者しか確認することができない上、建物内に不審者が侵入した場合等のように、犯罪にかかわる特別な場合にしか利用することができないのが実情であった。
【0009】
また、このような場合に画像を確認するには、膨大な画像を確認する必要があることから多大な時間を要するうえ、定期的な状況確認にも不向きであった。
【0010】
そこで、例えば、痴呆症の老人や幼い子供等が勝手に出かけてしまい、家族等が何時、誰と、どのように出かけたのか等の確認をしたいなど、近年の高齢化や非行の低年齢化、或いは、介護支援の一環として、さらには、ホームヘルパーやベビーシッター等のタイムレコーダの代替として、プライベートの問題を考慮しつつ個人単位での利用が図れないかの汎用性の向上の検討を行った。
【0011】
本発明は、上記問題を解決するため、個人単位での利用を図ることができ、防犯用のカメラの汎用性の向上を実現することができるエレベータ画像監視装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るエレベータ画像監視装置は、エレベータカゴ内に設置されたカメラと、該カメラから出力された信号を画像信号に変換する画像処理装置と、予め登録された監視対象者がエレベータかご内にいることを検出する検出手段と、エレベータの利用が上昇であるか下降であるかを判断する判断手段と、監視対象者について、エレベータの利用が上昇であるときに画像処理装置から出力された画像信号に基づく画像である上昇画像が必要とされているか否かの判断に基づき、上昇画像信号が必要であると判断されたとき、またはエレベータの利用が下降であると判断されたときに、画像処理装置から出力された画像信号を、電気通信回線を通じて記憶管理すると共にその画像信号のうちの特定の画像信号を、予め定めた所定のタイミングで、特定の端末に電気通信回線を通じて配信するデータ管理装置と、を備えていることを特徴とする。
【0013】
このような画像監視装置にあっては、エレベータカゴ内にカメラが設置され、予め登録された監視対象者がエレベータかご内にいることが検出され、エレベータの利用が下降であるとき、または上昇画像が必要とされるときに、このカメラから出力された信号が画像処理装置により画像信号に変換され、画像処理装置から出力された画像信号が電気通信回線を通じてデータ管理装置により記憶管理されると共にそのデータ管理装置により画像信号のうちの特定の画像信号が、予め定めた所定のタイミングで、特定の端末に電気通信回線を通じて配信される。
【0014】
これにより、監視対象者が出掛けた場合等の画像を確保することができ、特定の端末を保有する個人単位での画像を必要に応じて利用することができる。
【0015】
また、本発明に係るエレベータ画像監視装置は、エレベータカゴ内に設置されたカメラと、該カメラから出力された信号を画像信号に変換する画像処理装置と、予め登録された監視対象者がエレベータかご内にいることを検出する検出手段と、エレベータの利用が上昇であるか下降であるかを判断する判断手段と、監視対象者について、エレベータの利用が上昇であるときに画像処理装置から出力された画像信号である上昇画像信号が必要とされているか否かの判断に基づき、上昇画像信号が必要であると判断されたとき、またはエレベータの利用が下降であると判断されたときに、画像処理装置から出力された画像信号を、電気通信回線を通じて記憶管理すると共にその画像信号のうちの特定の画像信号を、特定の端末からの要求に応じて電気通信回線を通じてその特定の端末に配信するデータ管理装置と、を備えていることを特徴とする。
【0016】
このような画像監視装置にあっては、エレベータカゴ内にカメラが設置され、予め登録された監視対象者がエレベータかご内にいることが検出され、エレベータの利用が下降であるとき、または上昇画像が必要とされるときに、このカメラから出力された信号が画像処理装置により画像信号に変換され、画像処理装置から出力された画像信号が電気通信回線を通じてデータ管理装置により記憶管理されると共にそのデータ管理装置により画像信号のうちの特定の画像信号が要求に応じて特定の端末に電気通信回線を通じて配信される。
【0017】
これにより、特定の端末を保有する個人単位での画像を要求に応じて利用することができる。
【0020】
また、本発明のエレベータ画像監視装置は、前記特定の画像信号には、日付情報並びに時刻情報が付与されていることを特徴とする。
【0021】
これにより、監視対象者が出掛けた場合、若しくは、帰宅した場合の日付や時刻を画面上で確認することができる。
【0022】
また、本発明のエレベータ画像監視装置は、前記特定の端末は特定の画像信号の配信設定状況について電気通信回線を通じて変更可能であることを特徴とする。
【0023】
これにより、利用者が、容易に設定の変更をすることができ、迅速な画像提供の対応を実現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のエレベータ画像監視装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1は、本発明のエレベータ画像監視装置の概略システム形態のブロック図である。
【0026】
図1において、エレベータカゴ1の内部には防犯用のカメラ3が固定設置(向き等の変更は可能)されている。このカメラ3からの出力信号は画像処理装置7により画像信号に変換される。画像処理装置7は通信装置8に接続されている。また、この通信装置8は、エレベータ制御盤9とも接続されている。さらに、エレベータカゴ1の内部には、非接触式のカードリーダ10が設置されている。このカードリーダ10は非接触のカード11に記録された情報を読み取って通信装置8に出力する。
【0027】
通信装置8は、画像処理装置7、エレベータ制御盤9、カードリーダ10から出力された信号を電気通信回線(電話回線やパケット通信回線等)12を通じてエレベータ保守会社20に出力する。尚、画像処理装置7からはカメラ3からの出力信号に基づく画像信号、エレベータ制御盤9からはエレベータの保守に拘る信号、カードリーダ10からはカード11に記憶された情報に基づく信号がそれぞれ出力される。このカード11は、監視したい人(老人や子供、或いは、ホームヘルパー等)が保有しており、エレベータカゴ1での出入りをカードリーダ10が非接触で検出する。
【0028】
図2は、画像処理装置7の具体的な構成を示すブロック図である。画像処理装置7は、CPU61、処理プログラム62、通信装置8と接続されたデータ通信部63、接続されているカメラ3からの出力信号を映像CODEC64にてコード化して画像信号としてのデジタルデータに変換する。
【0029】
図3は、通信装置8の具体的な構成を示すブロック図である。通信装置8は、CPU41、処理プログラム42、画像蓄積部43(フレームメモリ等)、MODEM(通信モデム)44、エレベータ制御盤9からの出力信号に基づいてエレベータのアップ運転やダウン運転等のエレベータ保守用の情報を配信する第一データ通信部45、画像処理装置7からの画像信号を受信すると共に第一データ通信部45を経由して画像蓄積部43に画像データを一時的に蓄積させる第二データ通信部46を備えている。尚、MODEM44には、電気通信回線12(この場合には電話回線)が接続されている。
【0030】
エレベータ保守会社20は、通信装置21を介してこれらの各信号に基づく情報をデータ管理装置22で記憶管理する。また、データ管理装置22で記憶管理された情報のうち、画像処理装置7から出力された画像信号を通信装置21から電気通信回線23,24(例えば、電話回線やインターネット回線)を通じて特定端末としてのパーソナルコンピュータ31やFAX32に配信する。
【0031】
尚、この配信条件は後述する。また、実質的には、エレベータ保守会社20においては、複数の建物(複数のカメラ3)からのデータを通信装置21で受信するため、送信されてきたカメラ3毎の画像データを蓄積すると共に管理する。
【0032】
次に、図4及び図5のブロック図に基づいて、個人利用者(契約者)が保有する特定端末としてのパーソナルコンピュータ31による利用状況を説明する。
【0033】
図4は、パーソナルコンピュータ31に表示されるメイン画面であり、電気通信回線としてのインターネット回線23を利用してエレベータ保守会社20にアクセスすることでパーソナルコンピュータ31に表示される。
【0034】
そのパーソナルコンピュータ31の画面(図示せず)に表示されたメイン画面70は、ビルNoを入力するビルナンバー入力ブロック71、個人IDを入力する個人ID入力ブロック72、パスワードを入力するパスワード入力ブロック73、変更日を入力する日付入力ブロック74が表示されると共に、これらの入力を補助する文字表示、並びに、ビルナンバー入力ブロック71と個人ID入力ブロック72とに入力された情報に基づくビル名並びに契約者名が表示される。また、メイン画面70には、画像確認ボタン75と設定変更ボタン76とが表示され、上記各ブロック71〜74への入力状況が正しい場合にのみ有効となり、画像確認ボタン75がクリックされると後述する画像が表示される。また、設定変更ボタン76をクリックすると、図5に示す設定変更画面80が表示される。
【0035】
図5の設定変更画面80では、パスワードの変更、メールアドレス設定、映像監視スケジュール変更、自動データ送信機能の変更、画像蓄積日数設定、の各種設定を追加・変更することができ、これらの設定を行うブロック81〜88が表示される。また、これらの設定を行った後、次段の操作に移行するための変更OKボタン91、各ブロック81〜88の表示状態をクリアするためのやり直しボタン92、一切の入力をキャンセルするためのキャンセルボタン93、メイン画面70に表示切替するためのTOPボタン94が表示されている。
【0036】
〈パスワード変更〉
利用者パスワードの変更である。この利用者パスワードは、インターネット回線23を介して、図4に示した設定画面の表示、エレベータの画像監視システムの内容の変更、画像の確認等を行う際のセキュリティとして使用される。
【0037】
〈メールアドレス設定〉
メールアドレスは、上述した契約時にはE−Mailによる画像の配信を希望しなかったが、追加設定時にE−Mailによる画像の配信を希望する場合、或いは、E−Mailアドレスを変更する場合、にアドレスを入力することで追加或いは変更をすることができる。
【0038】
〈画像監視スケジュール変更〉
この画像監視スケジュールの変更は、サービス利用の時間帯の設定及び変更を行うもので、その開始時間と終了時間とを独立して変更することができる。
【0039】
〈自動データ送信機能の変更〉
ここでは、画像データの自動送信を要求する場合、例えば、上述したE−Mailアドレスを取得した場合の追加やFAXの購入、或いはこれらとは逆の環境により自動データ送信機能を開始又は終了したい場合にチェックボックスのチェック状態を変更する。また、帰宅であると想定できるエレベータカゴ1の上昇の監視を行なう必要がない場合にはチェックボックス87をクリックしてチェックマーク(図示せず)を表示させる。
【0040】
〈画像蓄積日数設定〉
ここでは、自動配信等とは別に、利用者側が画像データを保管(蓄積)していたい希望の日数を1日〜3日の範囲で設定することができる。これにより、毎日の確認ではなく、1日置き、或いは2日置きにまとめて画像を確認することができる。
【0041】
次に、エレベータ保守会社20側での管理例を図6に示す。尚、これらの表示は、上述したデータ管理装置22を有するサーバーの画面(共に図示せず)に表示される。
【0042】
エレベータ保守会社20側では、図4及び図5に示した設定等により、所定の状況、例えば、ビルNo、個人ID番号、氏名、開始時刻、終了時刻、エレベータカゴ1の上昇時の画像を必要とするかのUP画像登録、その画像データの配信先である、ホームページアドレスやE−Mailアドレス、FAX番号等のデータ送信先が表示される。
【0043】
また、通信装置8には、図7に示すように、居住者の誰が、何時、どの画像を監視しているかを認識できるように、個人ID番号、氏名、開始時刻、終了時刻、エレベータカゴ1の上昇時の画像を必要とするかのUP画像登録の有無についてのデータが登録されている。
【0044】
次に、このような画像処理装置7の制御例を図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0045】
(ステップ100)
ステップ100において上記図4及び図5(必要に応じて)の設定が終了すると、そのデータが通信装置21、電気通信回線12、通信装置8を経由して画像処理装置7に配信されており、その画像処理装置7のCPU61、並びに、処理プログラム62により所定フラグ等に変換されて登録されている。
【0046】
(ステップ101)
次に、ステップ101において、現在時刻がその設定のうちの開始時刻から終了時刻の範囲内にあるか否かが判断され、現在時刻が開始時間前或いは終了時間後である場合にはこのステップ101をループし、現在時刻が開始時間内で且つ終了時間前である場合、即ち、サービス時間内である場合にはステップ102へと移行する。
【0047】
(ステップ102)
ステップ102では、カードリーダ10がカード11を検出したか否かが判断され、カードリーダ10に登録されたカード11が検出された場合にはステップ103へと移行され、カードリーダ10に登録されたカード11が検出されない場合には、引き続きサービス時間内でのカード11の検出を継続するためにステップ101にループされる。
【0048】
(ステップ103)
ステップ103では、ステップ102において、契約した監視対象者がエレベータを利用したと判断し、カメラ3から画像を取得するためにカメラ3等を駆動させ、ステップ104へと移行する。
【0049】
(ステップ104)
ステップ104では、カメラ3から出力されて映像CODEC64にて変換された画像データが画像蓄積部43に一時的に蓄積されてステップ105へと移行する。
【0050】
(ステップ105)
ステップ105では、エレベータの利用が上昇かが判断され、上昇の場合にはステップ106へと移行し、下降の場合にはステップ107へと移行する。
【0051】
(ステップ106)
ステップ106では、契約者がUP画像を必要としているか否かが判断され、UP画像を必要としている場合には、UP画像登録フラグ有効であるとしてステップ107に移行し、UP画像を必要としていない場合には、現在の監視対象者のエレベータ利用が上昇であることから、今回、画像蓄積部43に一時的に蓄積された画像データが消去され(今回分のみ)、引き続き監視体制をとるためにステップ101へとループされる。
【0052】
(ステップ107)
ステップ107では、ステップ105においてエレベータが下降である(外出である)と判断されたこと、若しくは、ステップ106で上昇画像も必要であると判断されたことに伴い、画像蓄積部43に一時的に蓄積された画像データ、即ち、蓄積FILEをエレベータ保守会社20へと送信する。
【0053】
一方、利用者は、上述した図4の必要事項(パスワード等)を入力した後、画像確認ボタン75をクリックすることにより、パーソナルコンピュータ31の画面上に図9に示すような確認画像110が表示される。
【0054】
この、確認画像は、マンション名(ビル名)やユーザー名(利用者氏名)、表示対象日付(日付入力ブロック74で入力)と共に、その対象日付のうち3回分(3回未満の場合にはその回数分)の画像111〜113が表示される。また、確認したい日付よりも早い日付の分若しくは同日で早い時間の分(3回以上の場合)の画像を表示するための矢印ボタン114、日付表示ブロック115、確認したい日付よりも遅い日付の分若しくは同日で遅い時間の分(3回以上の場合)の画像を表示するための矢印ボタン116が表示される。
【0055】
尚、ブラウザ表示でない場合、即ち、E−MailやFAX配信の場合には、図10に示す画像120が配信される。この場合、E−Mailの場合には、図10に相当する画像120がビットマップイメージ、GIFイメージ、JPEGイメージ等、或いはハイパーテキスト形式等のデータで添付・配信され、FAX配信の場合には図10で示した画像120がプリントアウトされる。
【0056】
この際、メールアドレスが追加若しくは変更設定された場合には、監視の終了時間を経過した時点から、即ち、次回分から有効となり、今回分までの画像に関しては自動的にE−MailやFAX等で配信される。
【0057】
ところで、上記実施の形態では、カメラ3からの出力信号を画像処理装置7で処理した例を開示したが、従来技術で開示したタイムラプスビデオ2の中に組み込むことも可能であり、これと併用することで防犯システムの確保を容易に継続することができる。
【0058】
また、画像の自動配信(E−Mail配信若しくはFAX配信)の場合、1日1回の映像監視スケジュールの終了タイミング、若しくは、図5のブロック88で設定した蓄積日数の終了タイミング毎に自動配信されるが、監視対象者がエレベータを利用する度毎(UP画像不要の場合には下降時のみ)に自動的に配信しても良い。
【0059】
さらに、監視対象者を検出する方法としてカードリーダ10とカード11を用いた非接触式を開示したが、例えば、携帯電話によるBluetoothやHomeRFを利用した端末認識等も可能である。この携帯電話利用の場合、その監視対象者用の携帯電話メールから監視者保有の携帯電話へと文字やカメラ3からの画像を配信すれば、リアルタイムでの監視を実現することができる。
【0060】
尚、上記システムは、防犯用カメラを併用することがコスト的な観点から有効であるが、既存の防犯カメラが設置されていない場合には、独自システムとしてもよいことは勿論である。また、同様に、エレベータ保守等とも独立することができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明のエレベータ画像監視装置にあっては、以上説明したように構成したことにより、個人単位での利用を図ることができ、防犯用のカメラの汎用性の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係わるエレベータ画像監視装置の概略システム形態のブロック図である。
【図2】 画像処理装置の具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】 通信装置の具体的な構成を示すブロック図である。
【図4】 メイン画面の表示例の説明図である。
【図5】 設定変更画面の表示例の説明図である。
【図6】 管理表示画面の説明図である。
【図7】 通信装置用管理データの説明図である。
【図8】 画像処理装置の制御例のフロー図である。
【図9】 ブラウザ上での画像表示例の説明図である。
【図10】 E−Mailの添付ファイル若しくはFAX送信時の画像表示例の説明図である。
【図11】 従来のエレベータ画像監視装置の概略システム形態のブロック図である。
【符号の説明】
1 エレベータカゴ、3 カメラ、7 画像処理装置、12 電気通信回線、22 データ管理装置、23 インターネット回線(電気通信回線)、24 電話回線(電気通信回線)、31 パーソナルコンピュータ(特定の端末)、32FAX(特定の端末)。
Claims (4)
- エレベータカゴ内に設置されたカメラと、
該カメラから出力された信号を画像信号に変換する画像処理装置と、
予め登録された監視対象者がエレベータかご内にいることを検出する検出手段と、
エレベータの利用が上昇であるか下降であるかを判断する判断手段と、
監視対象者について、エレベータの利用が上昇であるときに画像処理装置から出力された画像信号である上昇画像信号が必要とされているか否かの判断に基づき、上昇画像信号が必要であると判断されたとき、またはエレベータの利用が下降であると判断されたときに、画像処理装置から出力された画像信号を、電気通信回線を通じて記憶管理すると共にその画像信号のうちの特定の画像信号を、予め定めた所定のタイミングで、特定の端末に電気通信回線を通じて配信するデータ管理装置と、
を備えていることを特徴とするエレベータ画像監視装置。 - エレベータカゴ内に設置されたカメラと、
該カメラから出力された信号を画像信号に変換する画像処理装置と、
予め登録された監視対象者がエレベータかご内にいることを検出する検出手段と、
エレベータの利用が上昇であるか下降であるかを判断する判断手段と、
監視対象者について、エレベータの利用が上昇であるときに画像処理装置から出力された画像信号である上昇画像信号が必要とされているか否かの判断に基づき、上昇画像信号が必要であると判断されたとき、またはエレベータの利用が下降であると判断されたときに、画像処理装置から出力された画像信号を、電気通信回線を通じて記憶管理すると共にその画像信号のうちの特定の画像信号を、特定の端末からの要求に応じて電気通信回線を通じてその特定の端末に配信するデータ管理装置と、を備えていることを特徴とするエレベータ画像監視装置。 - 前記特定の画像信号には、日付情報並びに時刻情報が付与されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ画像監視装置。
- 前記特定の端末は、前記データ管理装置による特定の画像信号の配信設定状況について電気通信回線を通じて変更可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載のエレベータ画像監視装置。
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