JP7341103B2 - 入退出管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、入退出管理方法に関する。
近年、オフィスや、施設や、マンションに設置される入退出管理システムは、情報・通信技術の発達や、電子デバイスの性能の飛躍的な向上により、高度なセキュリティを実現することが可能になっている。これは、各種の情報通信技術や多数の電子デバイスの活用が広く普及したことに起因している。
例えば、企業のオフィスや各種の施設を訪れる来訪者が、予め施設内の面会者とアポイントを取った適正な者であるか否かを自動的に判定することで、不審者の侵入を防止して施設内のセキュリティを担保するシステムが広く用いられている。
特許文献1には、施設を訪れた訪問者の適否、ならびに施設内における訪問者の行動履歴をトータル的にチェックして、施設内のセキュリティを高めた入退出管理システムが開示されている。
特許文献1に記載の技術は、施設への訪問予定者に事前に付与した訪問者識別コードと訪問予定者の顔写真データを予め装置内のデータベース内に登録する。そして、訪問予定者が施設を来訪した際に、訪問者受付装置が取り込んだ訪問者識別コードと来訪者の顔写真データとを受領し、受領データがデータベース内に登録されたデータと一致した場合にのみ、施設内への入場許可指令を訪問者受付装置に送信する。
特開2011-048817号公報
特許文献1に記載される入退出管理システムでは、施設への訪問予定者に予め付与された固有の訪問者識別コードに加え、訪問者の顔写真データを基にしてその適否を判定するので、施設内への不審者の侵入を効果的に予防することができる。
しかし、来訪者が間違って第三者の顔画像を誤送信してもシステムに登録されてしまうため、そのような場合には、施設に訪れた正当な来訪者が入館することができないなどの問題があった。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、来訪者が間違って第三者の顔画像を誤送信しても、入館の許可をせずに、予め登録された正当な来訪者のみに入館許可を与えることができる入退出管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、本発明の入退出管理方法は、来訪者端末と、従業員端末と、登録サーバから構成される入退出管理装置を用いた入退出管理方法であり、以下のステップ(a)~(i)を含む。
(a)登録サーバから来訪者の顔画像の送信要求を受けつけた来訪者端末が来訪者の顔画像を撮影して、来訪者の顔画像を登録サーバに送信するステップ
(b)登録サーバが来訪者端末から送信された顔画像を受信して、来訪者端末から送信された顔画像に必要な情報が有るか否かを判断するステップ
(c)登録サーバが来訪者端末から送信された顔画像に必要な情報がすべて有ると判断した場合には、登録サーバが受信した来訪者の顔画像を登録サーバのデータベースに格納するステップ
(d)登録サーバが来訪者端末から送信された顔画像に必要な情報が無いと判断した場合には、登録サーバが来訪者端末に対して来訪者の顔画像の再送信要求を通知するステップ
(e)登録サーバから来訪者の顔画像の再送信要求を受けた来訪者端末が来訪者の顔画像を登録サーバに再送信するステップ
(f)来訪者の顔画像を格納した登録サーバから来訪者の顔画像の格納が完了したことを通知された従業員端末が、従業員端末の表示画面に登録可否問合せ画面を出力し、来訪者が正当な来訪者であるか否かを決定する登録可否の判断を行うステップ
(g)登録サーバのデータベースに格納された来訪者が、登録してよい来訪者ではないと従業員端末が判断した場合には、従業員端末が来訪者端末に対して来訪者の顔画像の再送信要求を通知するステップ
(h)従業員端末から来訪者の顔画像の再送信要求を受け付けた来訪者端末が来訪者の顔画像の再送信を行い、従業員端末が登録サーバのデータベースに格納された顔画像の来訪者が登録してよい来訪者であると判断した場合に、従業員端末から登録サーバに対して来訪者の顔画像の登録指示を送信するステップ
(i)登録サーバが、従業員端末から顔画像の登録指示があった来訪者に対して通行を許可してよい来訪者としてデータベースに登録するステップ。
本発明の入退出管理方法によれば、第三者の不正な侵入を防ぐことができるので、より高度なセキュリティを確保することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施の形態例に係る入退出管理方法を実施する入退出管理システムの全体構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態例に係る入退出管理方法の実施に用いられる顔画像格納エリアテーブルのデータ構造を示す図である。 本発明の実施の形態例に係る入退出管理方法の実施に用いられる従業員端末に表示する画面イメージ図である。 本発明の実施の形態例に係る入退出管理方法の実施に用いられるコンピュータ装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施の形態例に係る入退出管理方法における登録の処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明の入退出管理方法とそれを実現する入退出管理装置に関する実施の形態例(以下、「本例」と称する)について、図1~図5を参照して詳細に説明する。
<入退出管理装置を含む入退出管理システムの全体構成>
図1は、本例に係るビル等の入退出管理装置を含む入退出管理システムの全体構成を示した概略図である。
図1に示すように、本例の入退出管理装置では、ビル等の複数のサイト1~1nに設けられる登録サーバ6が、通信装置9を介してネットワーク回線10に接続され、後述するセンタ11側の履歴蓄積サーバ12に接続されている。なお、ビル等の複数のサイト1~1nを総称して述べるとき、サイト1と称する。
ビル等のサイト1は、扉2、カメラ3、入退出を管理する従業員5によって操作される従業員端末4、登録サーバ6及び通信装置9を備える。
登録サーバ6は、制御装置7とデータベース(サイト側)8を備える。制御装置7は、来訪者確認部7a、顔画像判別部7b、顔画像一致確認部7c、通行許可出力部7d及びドア開指令出力部7eを制御する。
来訪者確認部7aは、来訪者端末16から送信されたメールアドレスが、予め登録されているメールアドレスと一致することを確認する。
顔画像判別部7bは、来訪者端末16から送られてきたメールアドレスに添付されたデータが顔画像として認証可能な顔画像データであることを確認する。
顔画像一致確認部7cは、顔画像判別部7bで確認された顔画像が後述するデータベース8の中の顔画像格納エリア8aに予め格納されている顔画像と一致するかどうかを確認する。
通行許可出力部7dは、顔画像一致確認部7cで一致した顔画像の来訪者17がカメラ3で撮影した来訪者17の顔画像に一致した場合に、通行を許可してよいことを示す識別子を付与する。なお、この識別子は、図2で後述する顔画像格納エリア8aの識別子フィールドT7に格納される。
また、ドア開指令出力部7eは、通行許可出力部7dで通行を許可された来訪者17が来訪したときに、扉2に開放指令を送り、扉2を開く。
データベース(サイト側)8は、顔画像格納エリア8a、通行許可格納エリア8b及び通行履歴格納エリア8c等の格納領域を有し、制御装置7は、これらの各格納エリアへの情報の格納と読み出しを制御する。
顔画像格納エリア8aには、来訪者端末16から送られてきた来訪者17の顔画像が格納される。
通行許可格納エリア8bには、通行許可出力部7dで通行許可してよい来訪者17であるとされたときに、通行を許可してよい来訪者17であることを示すデータが格納される。つまり、来訪者端末16から送られてきた来訪者17の顔画像を含むデータが格納される。
また、通行許可格納エリア8bには、来訪者17に応じてサイト1内におけるアクセス可能なエリアが格納される。
通行履歴格納エリア8cには、来訪者17が扉2を通行したことを示す履歴が格納される。
一方、センタ11側の履歴蓄積サーバ12は、制御装置13と、通信履歴などのデータを格納するデータベース(センタ側)14を備える。また、履歴蓄積サーバ12は、広域ネットワーク網を形成するネットワーク回線10に接続するための通信装置15を備える。
制御装置13は、通行履歴収集部13a、通行履歴抽出部13b及びデータベース(センタ側)14を制御する。
通行履歴収集部13aは、サイト1から送られてくる来訪者17の通行履歴データを収集する。通行履歴抽出部13bは、通行履歴収集部13aで取得された来訪者17の通行履歴データを通行履歴格納エリア14cに格納する。
データベース(センタ側)14は、IPアドレス格納エリア14a、現場名格納エリア14b及び通行履歴格納エリア14cを有する。
IPアドレス格納エリア14aには、サイト1が保有するIPアドレスが格納される。
現場名格納エリア14bには、サイト1の名称が格納される。通行履歴格納エリア14cには、サイト1から収集した来訪者17の通行履歴が格納される。
通行履歴格納エリア14cに格納される通行履歴データは、データベース(サイト側)8の通行履歴格納エリア8cに格納されるデータと同じものである。
サイト1を来訪する予定がある来訪者17は、ネットワーク回線10に接続可能な来訪者端末16を所有しているものとする。
<顔画像格納エリアテーブルのデータ構造>
図2は、図1のデータベース(サイト側)8内の顔画像格納エリア8aのテーブルを示している。
顔画像格納エリアテーブルは、行番号フィールドT1、氏名フィールドT2、送信元フィールドT3、画像データフィールドT4、画像データIDフィールドT5,登録日フィールドT6及び識別子フィールドT7を有する。
行番号フィールドT1は、単にテーブルの行の番号を示すフィールドである。氏名フィールドT2には、例えば、来訪者17として登録される会社の社員などの氏名が格納される。図2では4人の氏名が挙げられているが、実際にはすべての来訪者17の氏名が格納されることは当然である。
送信元フィールドT3には、来訪者17の所有する来訪者端末16の識別記号が格納される。すなわち、来訪者17は各自が来訪者端末16を保有しており、この来訪者端末16の識別記号、例えばNo.1の来訪者17の来訪者端末16の識別記号として、「AAA00001」が格納される。
画像データフィールドT4には、来訪者端末16から送信された来訪者17の顔画像がイメージデータとして格納される。No.1とNo.2の来訪者17に対しては、顔画像が格納されているが、No.3とNo.4の来訪者17については、顔画像が格納されていない。これは、No.3とNo.4の来訪者17は、自身の持つ来訪者端末16から顔画像を送信していないことを意味する。
画像データIDフィールドT5には、来訪者17の顔画像に割り付けられる識別記号IDが格納される。この画像データIDは、画像データフィールドT4に顔画像が格納された来訪者17の顔画像に対応して格納されることになる。
登録日フィールドT6には、来訪者端末16から送信されてきた来訪者17が来訪した年月日が格納される。例えば、No.1の来訪者17に対しては、YYYY/MM/DD(YYYY年MM月DD日)というように、来訪者17が来訪した年月日が格納されている。また、No.2~No.4の来訪者17に対しては、登録日フィールドT6の欄が空欄になっている。ここで、No.2の来訪者17は、後述する識別子フィールドT7が“0”であることから、登録不可とされたため、登録日フィールドT6が空欄になっている。
一方、No.3とNo.4の来訪者17に対しては、来訪者端末16から顔画像が送信されていないことから、登録日フィールドT6が空欄であることは、登録するか否かの判定がなされていないことを意味している。
識別子フィールドT7には、来訪者17が、サイト1の扉2を開錠させて通行させてよい来訪者17かどうかを判断する識別子が格納される。例えば、識別子“1”が格納されている来訪者17は通行可、識別子“0”が格納されている来訪者17は通行不可とされる。ここで、識別子フィールドT7に格納される“1”または“0”の識別子は、登録サーバ6において、来訪者17の顔画像を来訪者17の顔認証画像として登録する際に、従業員端末4を操作する従業員5によって入力され、格納される。
図2に示すように、識別子フィールドT7は、登録日フィールドT6に登録日が登録されたNo.1の来訪者17だけ、識別子“1”が格納され、No.2~No.4の来訪者17については、識別子“0”が格納されている。
ここで、No.2の来訪者17は、画像データフィールドT4に顔画像が格納されている上で、識別子フィールドT7の識別子が“0”になっている。つまる、No.2の来訪者17は、従業員端末4を操作する従業員5によって、登録不可とされたために、識別子フィールドT7の識別子が“0”になる。
一方、No.3とNo.4の来訪者17についても、識別子“0”が格納されているが、これは、画像データフィールドT4に顔画像が格納されていないことから、これらの来訪者17に対しては、また、登録可の判定がなされていないために、識別子フィールドT7の識別子が“0”になっている。
上述したように、図2では、識別子フィールドT7に、登録可とした来訪者17と登録不可とした来訪者17を識別子によって区別する他に、登録可または登録不可の判定が未だなされていない来訪者17についても、便宜的に識別子“0”が格納されている。
なお、識別子フィールドT7を設けて、登録可とする来訪者17と、登録不可とする来訪者17を判定するのはあくまでも一例である。図2に示す識別子フィールドT7を用いることなく、登録可とした来訪者17の顔画像と登録不可とした来訪者17の顔画像とをデータベース8の任意の記憶領域に分けて格納するようにしてもよい。
<従業員端末4の画面イメージ>
図3は、従業員端末4に表示される画面イメージを示している。
選択の欄G1は、来訪者17一人ひとりの行番号を特定する欄である。図3に示すように、例えば、選択時には黒い丸が表示され、非選択時には白抜きの丸が表示される。
氏名の欄G2は、来訪者17の氏名が表示される。
画像データの欄G3には、来訪者端末16から送られてきた来訪者17の顔画像が表示される。来訪者17の入退出を管理する従業員5は、従業員端末4に表示される顔画像を見て来訪者17を確認することができる。
送信元の欄G4には、図2の送信元フィールドT3と同じ、来訪者端末16の識別記号が表示される。
登録日の欄G5には、図2の登録日フィールドT6と同じ、来訪者17の登録が許可された年月日(例えば、YYYY/MM/DD)が表示される。
また、従業員端末4の表示画面の下部には、削除釦G6、再送信釦G7及び登録釦G8が表示されている。削除釦G6は、選択の欄G1で特定した行全体を削除するための釦である。
再送信釦G7は、送信されてきた来訪者17の顔画像が認識できる顔画像ではないと判断された場合、あるいは顔画像格納エリア8aに格納されている顔画像の人物と異なっていた場合に、従業員端末4から来訪者17の顔画像の再送信を依頼するための釦である。
また、登録釦G8は、来訪者端末16から送信されてきた来訪者17の顔画像が顔画像格納エリア8aに格納されている顔画像の人物と一致した場合、つまり正当な来訪者17であることが判明した場合に、従業員端末4から登録サーバ6に対して、来訪者17の登録指令を行うための釦である。
<本例の入退出管理装置のハードウェア構成>
図4は、図1に示す登録サーバ6を構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示す。
図4に示すように、図1の登録サーバ6を構成するコンピュータ装置は、バス40に接続されたCPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43、不揮発性ストレージ44から構成される。
CPU41は、登録サーバ6の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM42から読み出して演算処理を実行する。RAM43には、登録サーバ6内で行われる演算処理の途中で発生した変数等が一時的に書き込まれる。CPU41は、ROM42に記録されているプログラムコードを実行することにより、図1に示す登録サーバ6の機能を実現する。
不揮発性ストレージ44は、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性のメモリで構成される。この不揮発性ストレージ44には、CPU41が動作するために必要なプログラムやデータ等が格納される。
また、登録サーバ6は、入力部46と出力部47を備える。入力部46には、来訪者端末16で撮影された来訪者17の顔画像が入力される。また、サイト1内に設置されたカメラ3で撮影された来訪者17の顔画像も入力される。
出力部47は、登録サーバ6の顔画像格納エリア8aに格納されている顔画像を含む認証データを従業員端末4に出力する。
また、登録サーバ6は、通信インタフェース(通信部IF)45を備える。通信インタフェース45としては、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられる。この通信インタフェース45は、図1の登録サーバ6では通信装置9に相当する。
<入退出管理方法の処理手順>
図5は、本例の入退出管理方法を説明するための処理手順を示すシーケンス図である。
図5のシーケンス図には、来訪者端末16と、登録サーバ6と、従業員端末4の間の信号の送受信が示されている。
図5に示すように、まず、登録サーバ6は、来訪者端末16に対して、来訪者17の顔画像の送信を要求する(ステップSB1)。そして、来訪者端末16は、登録サーバ6からの来訪者17の顔画像の送信要求を受信する(ステップSA1)。
次に、来訪者端末16により、来訪者17の顔画像が撮影され、来訪者端末16は、来訪者17の顔画像をメールに添付して登録サーバ6に送信する(ステップSA2)。登録サーバ6は、来訪者端末16からのメールに添付された顔画像を受信し(ステップSB2)、来訪者端末16から送信された顔画像に必要な情報が有るか否かを判断する(ステップSB3)。
このステップSB3では、登録サーバ6は、顔画像判別部7bを用いて顔認証に必要な全ての情報があるか否かを判断する。すなわち、ステップSB3の判断は、例えば、来訪者端末16から送信された来訪者17の顔画像において、来訪者17の目、口、鼻などが認識できるか否かによってなされる。
また、来訪者端末16から送信された来訪者17のデータが正当な来訪者であるかどうかの確認は、来訪者端末16から送信されたメールアドレスが、予め登録されたメールアドレスと一致するかどうかによって行われる。
ステップSB3で、送信された顔画像に必要は情報がすべて有ると判断した場合(ステップSB3のYES)には、登録サーバ6は、データベース(サイト側)8の顔画像格納エリア8aに受信した来訪者17の顔画像を格納する(ステップSB4)。
一方、ステップSB3で、送信された顔画像に必要な情報が無いと判断した場合(ステップSB3のNO)には、登録サーバ6は、来訪者端末16に対して来訪者17の顔画像の再送信を依頼する(ステップSB5)。すると、来訪者端末16は、顔画像再送信依頼を受信し(ステップSA3)、ステップSA2で再度の顔画像の送信を行う。
ステップSB4で来訪者17の顔画像を格納した登録サーバ6は、通信装置9を介して、サイト1内の従業員端末4に対して来訪者17の顔画像の格納が完了したことを知らせる連絡メールを送信する(ステップSB6)。
すると、従業員端末4は、来訪者17の顔画像の格納完了の連絡メールを受信し(ステップSC1)、端末の表示画面に登録可否問合せ画面を出力する(ステップSC2)。そして、従業員端末4は、来訪者17が登録して正当な来訪者であるか否かを決定するための登録可否の受け付けを行う(ステップSC3)。
続いて、従業員端末4は、登録サーバ6のデータベース(サイト側)8の顔画像格納エリア8aに格納された顔画像の来訪者17が登録してよい正当な来訪者17であるか否かを判断する(ステップSC4)。
このステップSC4における判断は、サイト1の扉2の近傍に設けたカメラ3で撮影した来訪者17の顔画像と、顔画像格納エリア8aに格納された来訪者17の顔画像が一致するかどうかにより行われる。
このステップSC4で、顔画像格納エリア8aに格納された来訪者17が、登録してよい来訪者17ではないと従業員端末4が判断した場合(ステップSC4のNO)には、従業員端末4は、送信元である来訪者端末16に対して来訪者17の顔画像の再送を依頼するメールを送信する(ステップSC5)。
来訪者端末16は、従業員端末4からステップSC5の顔画像の再送要求を受け付け(ステップSA3)、再びステップSA2により顔画像の再送信を行う。
また、ステップSC4で、従業員端末4が、顔画像格納エリア8aに格納された顔画像の来訪者17が登録してよい来訪者17であると判断した場合(ステップSC4のYES)には、従業員端末4は、登録サーバ6に対して登録指示を送信する(ステップSC6)。
すなわち、ステップSC6の従業員端末4による登録指示は、来訪者17が間違いのない正当な来訪者17であることを従業員端末4が確認したことを、登録サーバ6に伝える連絡である。
なお、従業員端末4を操作する従業員5は、登録サーバ6に対して来訪者17の登録指示を行う場合には、従業員5は、登録サーバ6に対して、来訪者17のアクセス可能なエリアを添付することが好ましい。例えば、会社の勤務者であっても、会社内で立ち入りできないエリアもある。ましてや、来訪者17が訪問者(来客)である場合には、アクセス可能なエリアが制限されることは言うまでもない。
登録サーバ6は、従業員端末4からのステップSC6の登録指示を受信し(ステップSB7)、従業員端末4から登録指示があった来訪者17に対して、通行を許可してよい来訪者17として、通行許可格納エリア8bに登録し、保存する(ステップSB8)。なお、既に述べたように、通行許可格納エリア8bには、通行を許可する来訪者17に対して、サイト1内におけるアクセス可能なエリアが保存されている。
そして、登録サーバ6は、来訪者端末16に対して、来訪者17の通行許可の登録が完了したことを送信する(ステップSB9)。
来訪者端末16は、顔画像の再送信が無いかどうかを判断し(ステップSA4)、顔画像の再送信要求があった場合(ステップSA4のNO)には、ステップSA3、ステップSA2の処理を行うが、顔画像の再送信要求が無い場合(ステップSA4のYES)には、登録サーバ6からの登録完了連絡を受信して(ステップSA5)、処理を終了する。
以上説明したように、来訪者17がサイト1を来訪した際に、カメラ3で撮影した来訪者17の顔が従業員端末4により認識される。そして、従業員端末4は、認識した来訪者17の情報を登録サーバ6に送る。登録サーバ6は、従業員端末4からの登録指示を待って、来訪者17の扉2の通行許可を行い、ドア開指令出力部7eにより扉2の開放を行う。
なお、本発明は前述した実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形態様が含まれる。また、前述した実施の形態例は、本発明を分かりやすく説明するために説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではなく、適宜、その他の構成にも応用できる。
1~1n…サイト(例:ビル)、2…扉、3…カメラ、4…従業員端末、5…従業員、6…登録サーバ、7…制御装置(サイト側)、8…データベース(サイト側)、9…通信装置(サイト側)、10…ネットワーク回線、11…センタ、12…履歴蓄積サーバ、13…制御装置(センタ側)、14…データベース(センタ側)、15…通信装置(センタ側)、16…来訪者端末、17…来訪者

Claims (2)

  1. 来訪者端末と、従業員端末と、登録サーバから構成される入退出管理装置を用いた入退出管理方法であって、
    登録サーバから来訪者の顔画像の送信要求を受けつけた来訪者端末が来訪者の前記顔画像を撮影して、来訪者の前記顔画像を前記登録サーバに送信するステップと
    前記登録サーバが前記来訪者端末から送信された前記顔画像を受信して、前記来訪者端末から送信された前記顔画像に必要な情報が有るか否かを判断するステップと
    前記登録サーバが前記来訪者端末から送信された前記顔画像に必要な情報がすべて有ると判断した場合には、前記登録サーバが受信した来訪者の前記顔画像を前記登録サーバのデータベースに格納するステップと
    前記登録サーバが前記来訪者端末から送信された前記顔画像に必要な情報が無いと判断した場合には、前記登録サーバが前記来訪者端末に対して来訪者の前記顔画像の再送信要求を通知するステップと
    前記登録サーバから来訪者の前記顔画像の再送信要求を受けた前記来訪者端末が来訪者の前記顔画像を登録サーバに再送信するステップと
    来訪者の前記顔画像を格納した前記登録サーバから来訪者の前記顔画像の格納が完了したことを通知された前記従業員端末が、前記従業員端末の表示画面に登録可否問合せ画面を出力し、来訪者が正当な来訪者であるか否かを決定する登録可否の判断を行うステップと
    登録サーバのデータベースに格納された来訪者が、登録してよい来訪者ではないと前記従業員端末が判断した場合には、前記従業員端末が前記来訪者端末に対して来訪者の前記顔画像の再送信要求を通知するステップと
    前記従業員端末から来訪者の前記顔画像の再送信要求を受け付けた前記来訪者端末が来訪者の前記顔画像の再送信を行い、前記従業員端末が前記登録サーバの前記データベースに格納された前記顔画像の来訪者が登録してよい来訪者であると判断した場合に、前記従業員端末から前記登録サーバに対して来訪者の前記顔画像の登録指示を送信するステップと
    前記登録サーバが、前記従業員端末から前記顔画像の登録指示があった来訪者に対して通行を許可してよい来訪者として前記データベースに登録するステップと
    を含む入退出管理方法。
  2. 前記従業員端末における送信された前記顔画像を有する来訪者の確認は、前記登録サーバのあるサイトの扉近傍に設けたカメラで撮影した来訪者の前記顔画像と、前記登録サーバのデータベースに格納された来訪者の前記顔画像が一致するかどうかにより行われる
    請求項1に記載の入退出管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007157022A (ja) 2005-12-08 2007-06-21 Toppan Nsw:Kk 入場管理システム、入場管理方法
JP2017004115A (ja) 2015-06-05 2017-01-05 株式会社ディー・ディー・エス 本人証明システム及び本人証明プログラムに関する。
JP2018185679A (ja) 2017-04-26 2018-11-22 株式会社テイパーズ 顔認証システム
JP2020087254A (ja) 2018-11-30 2020-06-04 富士通フロンテック株式会社 投票装置および投票システム

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