JP4014804B2 - 車両の点検装置 - Google Patents

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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納ボックスに隣接して液体タンクを配置した車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二・三輪車等の車両においては、開閉可能なシートの下に収納ボックスを配置し、この収納ボックスに隣接して液体タンクを配置するようにしたものが多い。このような液体タンクは、例えばラジエータやブレーキのリザーブタンクとして用いられる。このような収納ボックスと液体タンクとの配置関係に関する技術としては、例えば特開平10−147273号公報「自動二輪車の物入れ装置」(以下、「従来の技術」と言う)が知られている。
【0003】
上記従来の技術は、同公報の図1及び図2に示される通り、着座シート17(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)の下でフレームカバーにて囲まれた空間内に収納ボックス33を配置し、この収納ボックス33の側方に隣接してリザーバタンク30を配置し、リザーバタンク30のうち収納ボックス33に対向する面に目盛31を備えるようにした自動二輪車1である。リザーバタンク30は、ブラケットを介してフレームカバーの内部に固定した液体タンクである。
さらに上記従来の技術は、同公報の図2及び図4に示される通り、収納ボックス33の側面に上記目盛31に対向する透孔34aを開け、この透孔34aに透明樹脂板35を脱着可能に取付けたというものである。
【0004】
リザーバタンク30をフレームカバー内に配置したので、外観性が高まるとともに、走行中の飛び石からリザーバタンク30を保護することができる。また、着座シート17を開けることで、収納ボックス33内から透明樹脂板35を透かして、リザーバタンク30の液量を目視することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術における透明樹脂板35は、リザーバタンク30の液量を確認するときに覗くだけのリッドである。覗いて液量が不足していると判断したときであっても、透明樹脂板35を外しただけでは補給することができない。しかも、リザーバタンク30をフレームカバー内に完全に収納したので、外部から補給するにしても、すぐには補給できない。このように、速やかに補給作業ができないので面倒である。
【0006】
そこで本発明の目的は、液体タンクの液量を確認したときに速やかに補給作業ができる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、シートの下に収納ボックスを配置し、この収納ボックスに隣接して半透明の液体タンクを配置した車両において、収納ボックスに、収納ボックス内から液体タンクの給液口を開閉可能な大きさの点検孔を開けるとともに、この点検孔に開閉可能な点検用リッドを嵌め、この点検用リッドに液体タンクの液量を目視できる確認窓を備え、点検用リッドは、収納ボックスに脱着可能に係合する係合部を備え、この係合部は、収納ボックス内に設けたスタンドロック用レバーがアンロック位置にある状態では、このスタンドロック用レバーによって脱着操作が制約を受けるように構成したことを特徴とする。
【0008】
シートを開け、収納ボックス内から確認窓を透かして液体タンクの液量を目視することができる。液量が不足していると判断したときには、点検用リッドを外して収納ボックス内から液体タンクの給液口を開き、給液口から液を補給することができる。このようにして、液体タンクの液量を確認したときに速やかに補給作業ができる。
【0009】
請求項2は、シートの下に収納ボックスを配置し、この収納ボックスに隣接して半透明の液体タンクを配置した車両において、前記液体タンクは、エンジン冷却用ラジエータのリザーブタンクであり、前記収納ボックスに、収納ボックス内から前記液体タンクの給液口を開閉可能な大きさの点検孔を開けるとともに、この点検孔に開閉可能な点検用リッドを嵌め、この点検用リッドに前記液体タンクの液量を目視できる確認窓を備え、
前記点検孔は、前記収納ボックスの後壁に設け、前記液体タンクは、前上部に前記給液口を設け、給液口は収納ボックスの前記後壁側に延びるとともに、後壁側に臨み、
前記点検用リッドは、前記液体タンクに対向する部分を前方へ膨出させるとともに、その膨出した部分に前記液体タンクの前面を臨ませ、且つ前記点検用リッドは、前記収納ボックスに脱着可能に係合する係合部を備え、この係合部は、前記収納ボックス内に設けたスタンドロック用レバーがアンロック位置にある状態では、このスタンドロック用レバーによって脱着操作が制約を受けるように構成したことを特徴とする。
収納ボックスの後方の空きスペースに液体タンクを配置することができるので、液体タンクの収納スペースを容易に確保できる。
また、液体タンクがエンジン冷却用ラジエータのリザーブタンクであるので、エンジン冷却用ラジエータに用いるリザーブタンクの液量の監視は、電気式液量センサ等で常に監視する程の優先度ではないので、必要に応じて液量を容易に確認し且つ補給することができ、本構造に好適である。
更に、点検用リッドに、収納ボックスに脱着可能に係合する係合部を備え、この係合部 が、収納ボックス内に設けたスタンドロック用レバーがアンロック位置にある状態では、このスタンドロック用レバーによって脱着操作が制約を受けるように構成したので、スタンドロック用レバーを操作してスタンドをロックすることで、車体を固定した後に、点検用リッドの脱着操作が可能となる。従って液体タンクへの液の補給作業は、車体を固定した状態にセットし、点検用リッドを外した後に行うことになる。車体を固定した状態でスタンドが外れることがなく、この固定状態で液を補給するので、補給作業がより一層容易である。
0010
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
0011
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ11aに取付けたフロントフォーク12と、フロントフォーク12に取付けた前輪13と、フロントフォーク12に連結したハンドル14と、車体フレーム11の後部に上下スイング可能に取付けたユニットスイングエンジン15と、ユニットスイングエンジン15に取付けた後輪16と、ユニットスイングエンジン15の後端部を懸架したリヤクッションユニット17と、車体フレーム11の後部上部に取付けた収納ボックス(ラゲッジボックス)18と、収納ボックス18の上に配置し開閉可能に取付けたシート19とを、主要構成としたスクータ型の車両である。
0012
車体フレーム11は、ヘッドパイプ11aを一体成形したダイキャスト製フロントフレーム11Fと、ダイキャスト製リヤフレーム11Rとを、連結部11Xで連結したものである。
ユニットスイングエンジン15は、エンジン21と遠心クラッチ付きベルトコンバータ無段変速機22とからなる。エンジン21は、シリンダブロック307とシリンダヘッド308とヘッドカバー311、すなわちシリンダ部分を収納ボックス18と燃料タンク42との間に臨ませ、略水平方向に傾斜した水冷式4サイクルエンジンである。
0013
さらに自動二輪車10は、車体フレーム11をボディカバー30で覆ったものである。ボディカバー30は、ヘッドパイプ11aの前部を覆うフロントカバー31と、ヘッドパイプ11aを挟みフロントカバー31の後部を覆うとともに運転者の脚部前方を覆うレッグシールド32と、運転者の足を載せるステップフロア(低床式足載板)33と、ステップフロア33の外縁から下方へ延ばした左右一対のフロアサイドカバー34と、これらフロアサイドカバー34の下縁間を覆うアンダカバー35と、シート19下周りの前部を覆うシート下部カバー36と、シート19下後部と後輪16の上方を覆うリヤカバー37と、左右一対のサイドカバー38とからなる。
0014
このような自動二輪車10は、▲1▼レッグシールド32の部分にメインスイッチ(イグニッションキーシリンダ)41を配置し、▲2▼ステップフロア33の下に燃料タンク42並びに燃料ポンプ43を配置し、▲3▼車体フレーム11の後部上端部に図示せぬトレイを設けるとともに、このトレイにラジエータ用リザーブタンク44、バッテリ45並びに制御ユニット46を配置したものである。
0015
図中、51はハンドルグリップ、52Lは左ブレーキレバー、53はメータパネル、54はミラー、55は左右一対に設けられるフロントウインカ、56Fは前側ハンドルカバー、56Rは後側ハンドルカバー、57はヘッドランプ、58はフロントカバー31内に設けられるホーン、59はフロントフォーク12と共に回動するフロントフェンダ、61は左右一対のエンジンハンガ、62はエンジン始動用キックペダル、63は車体左側に設けたエアクリーナ、64はキャブレータ、65はエンジン21のクランク軸21aの右端に設けたエンジン冷却用ラジエータ、66はエンジン用排気管、67は車体右側に設けた排気用マフラ、71はメインスタンド、72はリヤフェンダ、73はテールランプ、74はリヤウインカ、75はキャリア、Heはヘルメットである。
42aは錠付き給油キャップであり、給油用リッド48を前上方へ開放したときに現れてここから燃料タンク42に給油するものである。
0016
図2は本発明に係る燃料ポンプの取付状態を示す平面図であり、アンダカバー35の上面に電磁式燃料ポンプ43をナット301,301で取付けたこと、及び、燃料タンク42(図1参照)にホース321で燃料フィルタ302を連結し、燃料フィルタ302にホース303で燃料ポンプ43を連結したことを示す。なお、図の左方(白抜き矢印方向)が車両前方(front)である(以下同様)。
0017
図3は本発明に係る燃料ポンプの取付け状態を示す斜視図であり、燃料ポンプ43をエンジン21の前方斜め上方から見た状態を示す。
304は燃料を燃料ポンプ43側からキャブレータ64(図1参照)側への一方向のみに流すチェックバルブであり、ホース305で燃料ポンプ43に連結したものである。
燃料ポンプ43は、後述するシリンダヘッドの右側下部に配置したものである。315はイグニッションコイルである。
0018
図4は本発明に係るエンジンの斜視図であり、エンジン21は、クランクケース306と、このクランクケース306の前部に取付けたシリンダブロック307と、このシリンダブロック307の前部に取付けたシリンダヘッド308と、このシリンダヘッド308の端部を覆うヘッドカバー311と、クランクケース306の上方に配置したキャブレータ64と、このキャブレータ64からシリンダヘッド308側に延ばした吸気管312と、この吸気管312を連結するとともにシリンダヘッド308に取付けたインテークマニホールド313と、キャブレータ64からエアクリーナ63(図1参照)に接続したコネクティングチューブ314と、イグニッションコイル315にハイテンションコード316で接続したプラグキャップ317と、このプラグキャップ317を被せた点火プラグ318と、クランクケース306の側面に取付けたラジエータ65とを備える。
エンジンハンガ61は、左右一対のハンガプレート61a,61bをパイプ61cで連結したものである。319はブリーザチューブである。
0019
図5は本発明に係る自動二輪車の平面図(収納ボックス下のエンジンの上方から見た図)であり、エンジン21の上方にキャブレータ64を配置し、このキャブレータ64にハンドル14(図1参照)側から延ばしたスロットルケーブル325の端部を連結し、リヤフレーム11Rの後部に、シート19(図1参照)を保持するためのシートロック(不図示)を取付けるシートロックフレーム326を取付け、このシートロックフレーム326の下方にラジエータ用リザーブタンク44及びバッテリ45を配置したことを示す。
0020
なお、328はバッテリ45を固定するバンド、341はバッテリ45のヒューズボックス347を一体に取付けたプラス端子、342はマイナス端子、343はマイナス端子342に接続した導線、344はプラス端子341に接続した導線、345はエアクリーナ63(図1参照)からエンジン21の排気通路にエアを供給するためにヘッドカバー311に取付けたリードバルブ346(図4参照)に連結した二次空気導入用チューブである。
0021
図6は本発明に係るエンジンの斜視図であり、エンジン21の側部にラジエータ65を取付けたことを示す。なお、348はラジエータ本体の側方を覆うとともに導風口となるラジエータカバー、351はラジエータキャップである。
0022
図7は本発明に係る自動二輪車の後部斜視図(車両の後方斜め上方から見た図)であり、自動二輪車10(図1参照)の後部に制御ユニット(エンジンコントロールユニット)46を取付けた状態を示す。なお、354・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)はリヤフレーム11R(図1参照)の後部を構成するリヤフレーム部11Yに制御ユニット46を取付けるための3つのボルト、356はワイヤハーネス、357は制御ユニット46に接続したレギュレータ用カプラ、358はワイヤハーネス356から分岐したCPUハーネス361を制御ユニット46に接続するためのCPUカプラである。
レギュレータ用カプラ357及びCPUカプラ358は、それぞれを車体の左右に振り分けて配置したものであり、レイアウトの自由度を高め、各カプラー357,358の大型化を抑制している。
0023
図8は本発明に係る自動二輪車後部の平面図であり、自動二輪車10(図1参照)の後部から制御ユニット46(図7参照)を外した状態を示し、リザーブタンク44をホース363でラジエータ65(図6参照)に連結し、バッテリ45の後方にバッテリ切り離しリレー364を配置した状態を示す。なお、366はメインスタンド71の施錠状態(下方に下ろしたままで引き上げることができないようにした状態)を解除するためのスタンドロックケーブル、367はシート19(図1参照)を閉じたままに施錠した状態を解除するためのシートアンロックケーブル、368はバッテリ切り離しリレー364に接続したリレーコード、371はバッテリ45の各端子341,342(図5参照)に接続したバッテリコードである。
0024
図9は本発明に係る収納ボックス及びシートの後部の側面断面図であり、シート19の下に収納ボックス18を配置し、この収納ボックス18に隣接して、すなわち収納ボックス18の後壁81の後方にリザーブタンク44、バッテリ45並びに制御ユニット46を配置したことを示す。
収納ボックス18の後方の空きスペースにリザーブタンク44、バッテリ45並びに制御ユニット46を配置することができるので、これらの部材44〜46の収納スペースを容易に確保することができる。
ところで、エンジン冷却用ラジエータ65(図1参照)に用いるリザーブタンク44の液量の監視は、電気式液量センサ等で常に監視する程の優先度ではない。必要に応じてリザーブタンク44の液量を容易に確認し且つ補給することができ、本構造に好適である。
0025
詳しくは、リヤフレーム11Rの後部にダイキャスト製リヤフェンダ72の前部を取付け、このリヤフェンダ72にリザーブタンク44及びバッテリ45をセットしたものである。
リザーブタンク44は、前上部に給液口91を設けるとともに、前面に上下2列の凸条部95,96を設けたものである。給液口91は収納ボックス18の後壁81側に延び、凸条部95,96は後壁81側に臨む。
0026
本発明は、上記リザーブタンク44及びバッテリ45を収納ボックス18内から点検する点検装置80を設けたことを特徴とする。点検装置80は、収納ボックス18の後壁81に開けた点検孔82及び点検孔82に開閉可能に嵌めた点検用リッド100からなる。
点検孔82は、収納ボックス18内からリザーブタンク44の給液口91を開閉可能な大きさの貫通孔である。92は給液口91を開閉するキャップである。点検用リッド100は、収納ボックス18に脱着可能に係合する係合部101,101を備えるとともに、リザーブタンク44の液量を収納ボックス18内から目視できる確認窓107を備える。
0027
図10は本発明に係る収納ボックスの後壁を収納ボックス内から見た断面図であり、後壁81の点検孔82を、リザーブタンク44の側方に配置したバッテリ45を収納ボックス18内から脱着可能な大きさにしたこと、及び、上記図9に示す点検用リッド100の係合部101,101を係合する係合凹部83,83を点検孔82の縁に形成したことを示す。
点検孔82を大きく設定したので、収納ボックス18内から1箇所の大きな点検孔82だけを介して、リザーブタンク44への液補給作業の他にバッテリ45の交換作業もできる。従って、作業性を高めることができる。
0028
さらにこの図は、収納ボックス18内で且つ点検孔82の上で後壁81に、スタンドロック用レバー120を左右スイング可能に取付けたことを示す。スタンドロック用レバー120は、図1に示すメインスタンド71を施錠状態(下方に下ろしたままで引き上げることができないようにする状態)にロックするレバーである。このようなスタンドロック用レバー120は、図10に示すように基端部121から上方へ延びるレバー部材122が図左へ傾いているときがロック位置にある。そしてスタンドロック用レバー120は、上記図8に示すスタンドロックケーブル366を介してメインスタンド71を施錠、開錠することができる。
0029
図11(a)〜(c)は本発明に係るリザーブタンクの構成図であり、(a)は平面構造を示し、(b)は左側面構造を示し、(c)は(b)をc矢視方向から見た構造、すなわち前面構造を示す。
リザーブタンク44は半透明の樹脂製液体タンクであって、給液口91にキャップ92をねじ込む雄ねじ93を形成し、前面94に水平に延びる上下2列の凸条部95,96を形成し、後部上部にホース363(図9参照)を接続する接続口97を形成したものである。上の凸条部95の位置は液上限位置であり、下の凸条部96の位置は液下限位置である。
0030
図12(a)〜(f)は本発明に係る点検用リッドの構成図であり、(a)は前面構造を示し、(b)は平面構造を示し、(c)は左側面構造を示し、(d)は(c)に示す係合部101を拡大して示し、(e)は(a)のe−e線断面構造を示し、(f)は(a)のf−f線断面構造を示す。
点検用リッド100は、上記図11に示す点検孔82に大きさを対応させた半透明の樹脂製リッドであって、上端に設けた左右の係合部101,101を(d)に示すように弾性係合片とし、下端に掛け部105を形成したものである。
0031
係合部101は、点検用リッド100の上端に形成した上下に弾性変形可能な弾性腕102と、弾性腕102の先端に形成した係合凸部103と、係合凸部103から前方へ延ばしたつまみ部104とからなる。係合凸部103を想像線にて示す係合凹部83の縁に掛け止めることで、後壁81に点検用リッド100を係合することができる。
0032
さらに点検用リッド100は、(a)において右下部分を前方へ膨出させるとともに、その膨出先端面106にハッチングにて示す確認窓107を形成したものである。確認窓107は高さHで幅Wの縦長の窓であって、(e)に示すように薄肉状に形成することで設けたものである。具体的には、確認窓107の板厚t1を他の部分の板厚t2よりも小さくすることで、確認窓107の透明性を高めたものである。確認窓107を透過してリザーブタンク44(図9参照)の前面を目視できる。
0033
しかも、(a)に示すように点検用リッド100の膨出先端面106には、リザーブタンク44の液量を確認する上下2列の目盛108,109を確認窓107の横(左隣)に備えた。これらの目盛108,109は点検用リッド100に、文字・符号・図を印刷等で付設したり、凹凸状に形成したものである。例えば、上の目盛108はリザーブタンク44の液上限位置に配置した文字「UPPER」であり、下の目盛109はリザーブタンク44の液下限位置に配置した文字「LOWER」である。
0034
さらにまた点検用リッド100は、(a)において右上部分を前方へ膨出させるとともに、その膨出先端面111にバッテリ45((図9参照))を意味する図柄112を備える。図柄112は点検用リッド100に印刷等で付設したり、凹凸状に形成したものである。図柄112を備えた膨出先端面111は、上記図9に示すように収納ボックス18内から目視可能な所、すなわち収納ボックス18内の上部に備えたものである。従って、図柄112も点検用リッド100のうち収納ボックス18内から目視可能な所に備えたことになる。
0035
なお、(f)に示すように点検用リッド100の縁部113は、全周囲にわたって背面側へ突出した一定厚みとすることにより、点検用リッド100の剛性を高めたものである。
0036
図13(a),(b)は本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その1)である。
(a)は収納ボックス18内に書類収納部84を備えたことを示す。書類収納部84は(b)に示すように、右の側壁85内における一定深さの部分に設けた収納底部86と、収納底部86から起立させた前後の前起立部87並びに後起立部88と、側壁85から内方へ一定距離だけ離れた位置で収納底部86から起立させた側部起立部89を一体に形成したものである。収納底部86と前・後起立部87,88と側部起立部89とで囲まれた空間部Spに書類Peを収納することができる。従って、収納ボックス18の上部開口から空間部Spに、各種書類Peをそのまま又は袋に入れた状態で出し入れするだけで、簡単に収納できる。なお、書類Peには本、雑誌、ノートも包含する。
0037
図14は本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その2)であり、収納ボックス18内に設けたスタンドロック用レバー120が、図右へ傾いているアンロック位置ULと図左へ傾くロック位置LOとの間で、スイング操作可能であることを示す。
0038
本発明は、スタンドロック用レバー120がアンロック位置ULにある状態では、このスタンドロック用レバー120によって、点検用リッド100の脱着操作が制約を受けるように構成したことを特徴とする。
具体的には、この図14に示すようにスタンドロック用レバー120がアンロック位置ULにある状態では、スタンドロック用レバー120は点検用リッド100の右の係合部101に重なり合う。この状態では係合部101のつまみ部104を摘み難い。従って、スタンドロック用レバー120をロック位置LOにセットした後に点検用リッド100を脱着操作することになる。このように、点検用リッド100の脱着操作が制約を受ける。
0039
図15は本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その3)であり、点検孔82を点検用リッド100で閉めた状態であっても、シートを開けたときに収納ボックス18内から確認窓107を通して、リザーブタンク44の液量を目視できるようにしたことを示す。
さらには、確認窓107を透かしてリザーブタンク44の液量を確認するときに目印となる目盛108,109を、点検用リッド100に備えたので、目盛108,109をリザーブタンク44に備える必要がない。その分だけ確認窓107を小さくすることができる。さらにリザーブタンク44については、目盛108,109を設けないので、液レベルを確認窓107から目視できるようにするだけでよい。従って、リザーブタンク44の形状や配置を比較的自由に設定することができるので、リザーブタンク44の配置の自由度を高めることができる。
0040
さらにこの図は、シートを開けたときに収納ボックス18内から、点検用リッド100に備えた、バッテリ45(図9参照)を意味する図柄112を目視できることを示す。この図柄112を見ることで、この位置にバッテリ45が有ることが速やかに判る。このように、シートを開けただけで、確認窓107からバッテリ45を意味する図柄112によってバッテリ45の位置を容易に確認することができる。
0041
図16(a),(b)は本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その4)である。
(a)は、左右の係合凹部83,83から係合部101,101を外すことで、点検孔82から点検用リッド100を取外すことができることを示す。(b)は、収納ボックス18内から点検孔82を通してキャップ92を外し、液を補給することができることを示す。
0042
図17(a),(b)は本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作
用図(その5)であり、バッテリ45のマイナス端子342から導線343が脱着可能であること、及び、バッテリ45からヒューズボックスカバー372が脱着可能であることを示す。
0043
図18は本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その6)であり、バッテリ45のプラス端子342から、ヒューズボックス347を一体に取付けた導線343が脱着可能であること、及び、バンド328を外すことでバッテリ45が脱着可能であることを示す。なお、373はヒューズボックス347に取付けたスタータリレーである。
0044
次に、上記構成の点検装置80及びスタンドロック用レバー120の作用について、上記図1、図14及び図18に基づき説明する。
先ず、スタンドロック用レバー120の使用方法は次の通りである。
図1に示すメインスタンド71を立てた後にシート19を開け、図14に示すスタンドロック用レバー120をアンロック位置ULからロック位置LOへ操作することで、メインスタンド71を立った状態にロックすることができる。ロックした後には、シート19を閉め、シート19のロックが完全に掛っているか確認する。このようにすることで、自動二輪車10の盗難防止や、傾斜面にメインスタンド71を立てたときのメインスタンド71の外れ防止に役立つ。
なお、スタンドロック用レバー120をロック位置LOからアンロック位置ULへ操作することで、メインスタンド71のロックを解除することができる。
0045
リザーブタンク44の液量を確認するには、次の手順による。
先ず、上記図1に示すように平坦地で自動二輪車10を垂直にしてメインスタンド71を立てた後にシート19を開ける。
次に図14において、スタンドロック用レバー120をロック位置LOへ操作することで、メインスタンド71(図1参照)を立った状態にロックする。
次に図15において、収納ボックス18内から確認窓107を通してリザーブタンク44の液量を目視し、液量が上の目盛108と下の目盛109の間にあることを確認する。液量が下の目盛109近くまで低下していたら、液を補給する。
0046
リザーブタンク44に液を補給するには、次の手順による。
先ず図16(a)において、左右の係合凹部83,83から係合部101,101を外すとともに、点検孔82の下側の縁から掛け部105を引抜くことで、点検孔82から点検用リッド100を取外す。
次に図16(b)において、収納ボックス18内から点検孔82を通してキャップ92を外し、給液口91から液を入れてリザーブタンク44の液上限位置まで、すなわち上の凸条部95まで補給する。
次に図16(a)においてキャップ92を閉め、点検孔82に点検用リッド100を取付けた後にシート19(図1参照)を閉める。
0047
このように、リザーブタンク(液体タンク)44の液量が不足していると判断したときには、点検用リッド100を外して収納ボックス18内から給液口91を開き、給液口91から液を補給することができる。従って、リザーブタンク44の液量を確認したときに速やかに補給作業をすることができる。
0048
バッテリ45を交換するには、次の手順による。
先ず、上記図1においてメインスイッチ41をオフにする。
次に図1に示すように、平坦地で自動二輪車10を垂直にしてメインスタンド71を立てた後にシート19を開ける。
次に図14において、スタンドロック用レバー120をロック位置LOへ操作することで、メインスタンド71(図1参照)を立った状態にロックする。
次に図16(a)において、左右の係合凹部83,83から係合部101,101を外すとともに、点検孔82の下側の縁から掛け部105を引抜くことで、点検孔82から点検用リッド100を取外す。その後、次の図17及び図18において、収納ボックス18内から点検孔82を通してバッテリ45を交換する。
0049
すなわち、図17(a)においてビス374を外すことで、バッテリ45のマイナス端子342から導線343のコネクタ343aを外す。
次に図17(b)において、係合爪375を上から押してバッテリ45から外すことで、図17(a)に示すようにバッテリ45からヒューズボックスカバー372を外す。
0050
次に、図18においてビス376を外すことで、バッテリ45のプラス端子341からヒューズボックス347を外す。この結果、ヒューズボックス347に接続された導線344も外れる。
次に、バンド328を外してバッテリ45を収納ボックス18内に引き出す。
その後、取外しの逆手順で新たなバッテリを取付ける。
0051
ヒューズ377を交換するには、次の手順による。
上述のバッテリ45の取外し手順のうち、上記図17(a)においてバッテリ45からヒューズボックスカバー372を外した後に、ヒューズボックス347から切れたヒューズ377を引抜き、その後にスペアヒューズ378を差込む。次に上述のバッテリ45の取付け手順に準じて、ヒューズボックスカバー372や点検用リッド100を取付ける。
0052
以上の説明のように、リザーブタンク44、バッテリ45、ヒューズ377の保守・点検作業をすることができるので、保守・点検作業性が良い。
特に、上記図14に示すように、スタンドロック用レバー120がアンロック位置ULにある状態では、このスタンドロック用レバー120によって、点検用リッド100の脱着操作が制約を受ける。このため、スタンドロック用レバー120を操作してメインスタンド71(図1参照)をロックすることで、車体を固定した後に、点検用リッド100の脱着操作が可能となる。従ってリザーブタンク44への液の補給作業や、バッテリ45、ヒューズ377の保守・点検・交換作業は、車体を固定した状態にセットし、点検用リッド100を外した後に行うことになる。車体を固定した状態でメインスタンド71が外れることがなく、この固定状態で、液補給作業をしたりバッテリ45、ヒューズ377の保守・点検・交換作業をするので、各作業がより一層容易である。
0053
図19は本発明に係るメインスイッチ取付部分周りの斜視図であり、ヘッドパイプ11aにメインスイッチ41をビス取付けた構成を、車体右側から示したものである。なお、この図はメインスイッチ41の一部を断面して表したものである。
メインスイッチ41は、シートアンロックケーブル367を介してシートロック(図示せず)に連結したものである。メインスイッチ41のキー操作によりスイングアーム141をスイングさせて、シートアンロックケーブル367を引くことで、シート19(図1参照)を施錠するシートロックを開錠することができる。
0054
シートアンロックケーブル367は、上記図1に示すフロントカバー31及びレッグシールド32にて形成した空間部を通して下方へ延すとともに、この部分を管状のケーブルプロテクタ143内に通したものである。
ケーブルプロテクタ143は、ヘッドパイプ11aにホーン58を取付けるためのステー144にクランプ部材145にて取付けることで、ヘッドパイプ11aの右上部に取付けるようにしたものである。
0055
上記メインスイッチ41は、キー挿入孔を開閉する開閉シャッタ機構151を備える。開閉シャッタ機構151は、キー挿入孔を開閉する開閉シャッタが開かぬように施錠する施錠機構(図示せず)を備える。施錠機構は磁石式施錠機構である。
0056
図20(a),(b)は本発明に係るメインスイッチ周りの構成図である。
(a)は自動二輪車10の前半部を車体右後方から見た図であり、レッグシールド32の右上部に配置したメインスイッチ41(図19参照)並びに開閉シャッタ機構151(図19参照)を、レッグシールドカバー160で覆ったことを示す。このようにすることで、レッグシールド32において、ヘッドパイプ11a(図19参照)の後部の出っ張りを極力少なくしながら、メインスイッチ41周りを覆うことができるので、外観性が良い。
0057
レッグシールドカバー160の正面の開口161からは、シャッタカバー152の操作面が見える。52Rは右ブレーキレバー、171は右ブレーキレバー52Rに連結したフロントブレーキケーブル、172はスタータスイッチ、173はアイドルモード切換えスイッチである。
0058
(b)はメインスイッチ41並びに開閉シャッタ機構151の正面図である。
開閉シャッタ機構151は、シャッタカバー152の操作面153にキー挿入口154
及びシャッタ用キー挿入口155を開けたものである。キー挿入口154にメインスイッチ41のキー挿入孔41aが臨む。
メインスイッチ41はオフ位置「OFF」とオン位置「ON」との間にシートロック開錠位置「SEAT」を設け、このシートロック開錠位置「SEAT」にキーを合せた上でこのキーを押込むことにより、スイングアーム141(図19参照)を介してシートロックを開錠させることができる。
0059
図21(a)〜(c)は本発明に係るレッグシールドカバーの構成図であり、(a)はレッグシールドカバー160の正面図、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)は(a)のc−c線断面図である。
レッグシールドカバー160は、レッグシールド32の開口32a部分に被せ、その開口32aの縁に係止爪部162・・・で掛け止めることでレッグシールド32に係合するとともに、(c)のようにレッグシールド32にビス163で取付ボス164を取付けるようにしたものである。
0060
図22は本発明に係る自動二輪車の前半部の左側面図であり、フロントブレーキケーブル171及びスピードメータケーブル175を、前側・後側ハンドルカバー56F,56R内の空間部、フロントカバー31とレッグシールド32との間の空間部、フロントフェンダ59内の空間部を通したことを示す。
フロントブレーキケーブル171は、前輪13側のフロントブレーキ176と右側のブレーキレバー52R(図20参照)との間を連結するワイヤケーブルである。スピードメータケーブル175は、前輪13側のスピードセンサ177とハンドル側のメータパネル53との間を連結するワイヤケーブルである。
0061
フロントフェンダ59は内面にケーブルガイド190を備え、このケーブルガイド190によって、フロントブレーキケーブル171及びスピードメータケーブル175を案内するようにしたものである。以下、ケーブルガイド190の取付構造について説明する。
0062
図23(a),(b)は本発明に係るケーブルガイド取付構造の構成図であり、(a)はケーブルガイド取付構造の側面断面を示し、(b)はケーブルガイド取付構造の平面断面を示す。
想像線にて示すフロントフェンダ59は、下縁近くにガイド装着部181を一体に形成したものである。ガイド装着部181は、フェンダ側壁182にほぼ沿って縦に延びた縦壁部183に、側面視テーパ状のガイド挿入口184と、ガイド挿入口184の先細り部分に連なり後方へ延びる横溝185と、横溝185の長手途中で上下に交差する縦溝186とを、形成したものである。横溝185の溝幅と縦溝186の溝幅とはほぼ同一である。従って、横溝185と縦溝186とが交差する四隅には凸部187・・・が形成されることになる。
0063
ケーブルガイド190のうち、(a)に示すように細長くくびれた装着部192は、その幅寸法を横溝185や縦溝186の溝幅とほぼ同一にしたものである。装着部192を縦溝186に嵌合させることにより、ケーブルガイド190をガイド装着部181に取付けることができる。
0064
図24は図23の24−24線断面図であり、フロントフェンダ59の内面にケーブルガイド190を備え、このケーブルガイド190における環状のガイド部193にフロントブレーキケーブル171及びスピードメータケーブル175を通すことで、これらのケーブル171,175を案内したことを示す。
フロントフェンダ59の内面にケーブルガイド190を備えたので、フロントフェンダ59の外方からケーブルガイド190が見えない。従って外観性が良い。
なお、188はフェンダ側壁182に縦壁部183を一体に結合する結合部である。
0065
図25(a),(b)は本発明に係るケーブルガイドの構成図であり、(a)はケーブルガイド190の平面構造を示し、(b)はケーブルガイド190の側面構造を示す。
ケーブルガイド190は、基端の抜止め部191と、抜止め部191の端に設けた装着部192と、装着部192の端に設けたガイド部193とを一体に形成した樹脂成形品である。装着部192の厚みtは、上記図24に示す縦壁部183の板厚とほぼ同じである。(b)において、装着部192の細長い向きA1に対してガイド部193の向きA2は直交する。
0066
図26(a)〜(c)は本発明に係るケーブルガイドの取付手順説明図である。
ケーブルガイド190を取付けるには、(a)において、予めフロントブレーキケーブル171やスピードメータケーブル175をガイド部193に通しておく。次に、装着部192を横に向けてガイド挿入口184から挿入する。
次に(b)において、ケーブルガイド190を90゜回すことにより、装着部192を縦向きにする。この結果(c)のように、装着部192を縦溝186にセットすることができる。セットされたケーブルガイド190は凸部187・・・によって回転を規制されることになる。このように、フロントフェンダ59に対するケーブルガイド190の取付けは容易である。
0067
ケーブルガイド190が回らないので、フロントブレーキケーブル171やスピードメータケーブル175を保持することができる。上記図22に示すように、特にケーブルガイド190の上方における各ケーブル171,175が振れないように保持することができ、この結果、各ケーブル171,175の可動範囲を少なくすることができる。
0068
図27は本発明に係るヘッドランプ周りの左側面断面図であり、フロントカバー31の上端部とレッグシールド32の上端部との間で上下貫通した開口201 を、シールド上部カバー202で概ね塞ぐようにしたことを示す。
詳しく説明すると、フロントカバー31は、上端から後方へ縁部31aを延ばすとともに、この縁部31aの内面から後方へ爪部31bを延したものである。縁部31aの内面と爪部31bとの間にシールド上部カバー202の前端の前部縁部203を差込むことで、フロントカバー31にシールド上部カバー202の前部を簡単に取付けることができる。
0069
図28(a)〜(c)は本発明に係るシールド上部カバーの取付構造図であって、(a)はフロントカバー31とレッグシールド32との間の開口201の前半部分をシールド上部カバー202で塞いだ構成を上から見たものであり、(b)はシールド上部カバー202の斜視図であり、(c)は(b)のc−c線断面図である。
(b)においてシールド上部カバー202は、前端に前部縁部203を形成し、後端の左右両側に上下に段差状の掛止め凸部204,204を形成し、左右の側端に係止爪部205,205(ここでは左のみ示す。)を形成したものである。掛止め凸部204,204は、(a)に示すレッグシールド32側における開口201の縁に掛けるものである。
0070
(a)及び(c)に示すように、レッグシールド32の上にシールド上部カバー202を重ね、レッグシールド32における係止孔32bの縁に係止爪部205を掛けることで、レッグシールド32にシールド上部カバー202を簡単に取付けることができる。
(a)に示すように開口201は、前部がシールド上部カバー202で塞がれるので、ハンドル14のパイプが通る後部だけが開いていることになる。
0071
このようにして、シールド上部カバー202で塞がない状態の大きな開口201に、上記図22に示すフロントブレーキケーブル171やスピードメータケーブル175等のケーブル類を通すことができるので、ケーブル組付け作業性を確保することができる。ケーブル組付け作業が完了した後には、開口201の前半部をシールド上部カバー202で塞ぐので、自動二輪車10の外観性を高めることができる。
0072
なお、上記本発明の実施の形態において、車両10はスクータ型自動二輪車に限定されるものではなく、例えばスクータ型自動三輪車やスクータ型自動四輪車であってもよい。
0073
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、シートの下に配置した収納ボックスに、収納ボックス内から液体タンクの給液口を開閉可能な大きさの点検孔を開けるとともに、この点検孔に開閉可能な点検用リッドを嵌め、この点検用リッドに液体タンクの液量を目視できる確認窓を備えたので、シートを開け、収納ボックス内から確認窓を透かして液体タンクの液量を目視することができる。液量が不足していると判断したときには、点検用リッドを外して収納ボックス内から液体タンクの給液口を開き、給液口から液を補給することができる。このようにして、液体タンクの液量を確認したときに、速やかに補給作業をすることができる。
また、請求項1では、スタンドロック用レバーを操作してスタンドをロックすることで、車体を固定した後に、点検用リッドの脱着操作をすることができる。従って液体タンクへの液の補給作業は、車体を固定した状態にセットし、点検用リッドを外した後に行うことになる。車体を固定した状態でスタンドが外れることがなく、この固定状態で液を補給するので、補給作業をより一層容易に行うことができる。
0074
請求項2では、シートの下に収納ボックスを配置し、この収納ボックスに隣接して半透明の液体タンクを配置した車両において、液体タンクは、エンジン冷却用ラジエータのリザーブタンクであり、収納ボックスに、収納ボックス内から液体タンクの給液口を開閉可能な大きさの点検孔を開けるとともに、この点検孔に開閉可能な点検用リッドを嵌め、この点検用リッドに液体タンクの液量を目視できる確認窓を備え、点検孔は、収納ボックスの後壁に設け、液体タンクは、前上部に給液口を設け、該給液口は収納ボックスの後壁側に延びるとともに、後壁側に臨み、点検用リッドは、液体タンクに対向する部分を前方へ膨出させるとともに、その膨出した部分に液体タンクの前面を臨ませ、且つ点検用リッドは、収納ボックスに脱着可能に係合する係合部を備え、この係合部は、収納ボックス内に設けたスタンドロック用レバーがアンロック位置にある状態では、このスタンドロック用レバーによって脱着操作が制約を受けるように構成した。
請求項2では、シートを開け、収納ボックス内から確認窓を透かして液体タンクの液量を目視することができる。液量が不足していると判断したときには、点検用リッドを外して収納ボックス内から液体タンクの給液口を開き、給液口から液を補給することができる。このようにして、液体タンクの液量を確認したときに、速やかに補給作業をすることができる。
また、液体タンクは、前上部に給液口を設け、給液口は収納ボックスの後壁側に延びるとともに、後壁側に臨み、点検用リッドは、液体タンクに対向する部分を前方へ膨出させるとともに、その膨出した部分に液体タンクの前面を臨ませたので、液体タンクへの液の補給を収納ボックス内から後壁を介して行うことができる。
その上、請求項2は、点検孔を収納ボックスの後壁に設けたので、収納ボックスの後方の空きスペースに液体タンクを配置することができる。従って、液体タンクの収納スペースを容易に確保できる。
また、請求項2では、液体タンクをエンジン冷却用ラジエータのリザーブタンクとしたことを特徴とする。エンジン冷却用ラジエータに用いるリザーブタンクの液量の監視は、電気式液量センサ等で常に監視する程の優先度ではないので、必要に応じて液量を容易に確認し且つ補給することができ、本構造に好適である。
さらに、点検用リッドに、収納ボックスに脱着可能に係合する係合部を備え、この係合部が、収納ボックス内に設けたスタンドロック用レバーがアンロック位置にある状態では、このスタンドロック用レバーによって脱着操作が制約を受けるように構成したので、スタンドロック用レバーを操作してスタンドをロックすることで、車体を固定した後に、点検用リッドの脱着操作をすることができる。従って液体タンクへの液の補給作業は、車体を固定した状態にセットし、点検用リッドを外した後に行うことになる。車体を固定した状態でスタンドが外れることがなく、この固定状態で液を補給するので、補給作業をより一層容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動二輪車の左側面図
【図2】 本発明に係る燃料ポンプの取付状態を示す平面図
【図3】 本発明に係る燃料ポンプの取付け状態を示す斜視図
【図4】 本発明に係るエンジンの斜視図
【図5】 本発明に係る自動二輪車の平面図
【図6】 本発明に係るエンジンの斜視図
【図7】 本発明に係る自動二輪車の後部斜視図
【図8】 本発明に係る自動二輪車後部の平面図
【図9】 本発明に係る収納ボックス及びシートの後部の側面断面図
【図10】 本発明に係る収納ボックスの後壁を収納ボックス内から見た断面図
【図11】 本発明に係るリザーブタンクの構成図
【図12】 本発明に係る点検用リッドの構成図
【図13】 本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その1)
【図14】 本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その2)
【図15】 本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その3)
【図16】 本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その4)
【図17】 本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その5)
【図18】 本発明に係る収納ボックス及び点検装置の構成図兼作用図(その6)
【図19】 本発明に係るメインスイッチ取付部分周りの斜視図
【図20】 本発明に係るメインスイッチ周りの構成図
【図21】 本発明に係るレッグシールドカバーの構成図
【図22】 本発明に係る自動二輪車の前半部の左側面図
【図23】 本発明に係るケーブルガイド取付構造の構成図
【図24】 図23の24−24線断面図
【図25】 本発明に係るケーブルガイドの構成図
【図26】 本発明に係るケーブルガイドの取付手順説明図
【図27】 本発明に係るヘッドランプ周りの左側面断面図
【図28】 本発明に係るシールド上部カバーの取付構造図
【符号の説明】
10…車両(自動二輪車)、18…収納ボックス、19…シート、44…液体タンク(リザーブタンク)、45…バッテリ、65…エンジン冷却用ラジエータ、71…スタンド(メインスタンド)、80…車両の点検装置、81…収納ボックスの後壁、82…点検孔、91…液体タンクの給液口、100…点検用リッド、101…点検用リッドの係合部、107…確認窓、108,109…点検用リッドの目盛、112…バッテリを意味する図柄、120…スタンドロック用レバー。

Claims (2)

  1. シートの下に収納ボックスを配置し、この収納ボックスに隣接して半透明の液体タンクを配置した車両において、
    前記収納ボックスに、収納ボックス内から前記液体タンクの給液口を開閉可能な大きさの点検孔を開けるとともに、この点検孔に開閉可能な点検用リッドを嵌め、この点検用リッドに前記液体タンクの液量を目視できる確認窓を備え、
    前記点検用リッドは、前記収納ボックスに脱着可能に係合する係合部を備え、この係合部は、前記収納ボックス内に設けたスタンドロック用レバーがアンロック位置にある状態では、このスタンドロック用レバーによって脱着操作が制約を受けるように構成したことを特徴とする車両の点検装置。
  2. シートの下に収納ボックスを配置し、この収納ボックスに隣接して半透明の液体タンクを配置した車両において、
    前記液体タンクは、エンジン冷却用ラジエータのリザーブタンクであり、
    前記収納ボックスに、収納ボックス内から前記液体タンクの給液口を開閉可能な大きさの点検孔を開けるとともに、この点検孔に開閉可能な点検用リッドを嵌め、この点検用リッドに前記液体タンクの液量を目視できる確認窓を備え、
    前記点検孔は、前記収納ボックスの後壁に設け、
    前記液体タンクは、前上部に前記給液口を設け、該給液口は収納ボックスの前記後壁側に延びるとともに、後壁側に臨み、
    前記点検用リッドは、前記液体タンクに対向する部分を前方へ膨出させるとともに、その膨出した部分に前記液体タンクの前面を臨ませ
    且つ前記点検用リッドは、前記収納ボックスに脱着可能に係合する係合部を備え、この係合部は、前記収納ボックス内に設けたスタンドロック用レバーがアンロック位置にある状態では、このスタンドロック用レバーによって脱着操作が制約を受けるように構成した、
    ことを特徴とする車両の点検装置。
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