JP4007932B2 - マイクロ波送電法、マイクロ波受電装置及びidタグシステム - Google Patents

マイクロ波送電法、マイクロ波受電装置及びidタグシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロ波によって電力を伝送するマイクロ波送電法及びマイクロ波受電装置、この方法を適用したIDタグシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電波からエネルギーを得ようというコンセプトの一つに宇宙太陽光発電衛星(Solar Power Station:以下、SPSという)計画がある。これは、地球の衛星軌道上に太陽電池パネルを並べた巨大な衛星を打ち上げ、そこで作った電力をマイクロ波で地球に送るものである。また、有線送電が難しい離島や山頂などへの送電にもマイクロ波送電を利用する計画がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
マイクロ波送電においては、発電量変動と負荷変動に対応して送電量を調整する必要がある。現在、SPS計画で使用が想定されているマイクロ波は連続波(Continuous Wave)であるので、送電量を調整するには送電電力を変化させなければならない。しかし、受電装置で使用される整流回路は、図4に示すように受電電力がP0の時、整流効率が最大になる特性があるため、送電電力を変化させると、整流効率が悪くなり、損失が大きくなってしまう。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑み、整流効率を損なうことなく、送電量を調整することができるマイクロ波送電法及びマイクロ波受電装置、IDタグシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための、請求項1に記載の発明は、送電側のアンテナからマイクロ波を放射し、受電側のアンテナでマイクロ波を捕らえて整流するマイクロ波送電法において、上記送電側のアンテナから放射されるマイクロ波を時間的に断続するパルスにし、該パルスのデューティ比を変化させて送電量を調整し、且つ上記送電側のアンテナから放射されるマイクロ波は、周波数がパルス継続時間内で単調に低くなっている一方、受電側では整流に先立って、周波数成分の高いものを遅延して周波数成分の低いものと干渉させることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
請求項に記載の発明は、時間的に断続するマイクロ波パルスをアンテナで捕らえて整流するマイクロ波受電装置であって、上記マイクロ波パルスの整流出力が生じていない期間は、整流回路から蓄電用コンデンサを切り離すスイッチ手段を設け、且つ周波数が高くなるほど遅延時間が大きくなるディレイフィルタを上記アンテナと整流回路の間に設け、周波数がパルス継続時間内で単調に低くなっているマイクロ波パルスを、上記アンテナで捕らえて上記ディレイフィルタに通すようにしたことを特徴とする。
【0014】
請求項記載の発明は、周波数がパルス継続時間内で単調に低くなっているマイクロ波パルスをアンテナから放射するリーダと、アンテナで捕らえた上記マイクロ波パルスを、周波数が高くなるほど遅延時間が大きくなるディレイフィルタに通し、上記マイクロ波パルスを整流して二次電池を充電するタグとからなることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のマイクロ波送電法に用いるマイクロ波受電装置又は請求項2に記載のマイクロ波受電装置であって、周波数に対するディレイ量の異なる複数のディレイフィルタと、ディレイフィルタの切り換え手段とを有し、送信波のディレイ量に応じて該切り換え手段を用いて、ディレイフィルタを切り換えことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明のマイクロ波受電装置を示している。
このマイクロ波受電装置には、図3(a)に示すような時間的に断続するマイクロ波パルスが送電装置(図示せず)から送られてくる。
【0016】
マイクロ波パルスはアンテナ1で捕らえられてフィルタ2に送られる。このフィルタ2はコンデンサ3,4とインダクタ5で構成されていて、後段の整流回路8で発生する高調波がアンテナ1から放射されるのを防止すべく高調波の通過を阻止する。フィルタ2を通過したマイクロ波パルスは、2つのショットキーバリアダイオード(以下、SBDという)6,7からなる整流回路8に送られる。この整流回路8は、半波・倍圧整流回路であり、4Di方式に比べて1Dしかドロップせず、全波整流が可能で、図3(b)に示すような直流パルスが出力される。
【0017】
整流回路8から出力された直流パルスは、スイッチ手段としてのスイッチドキャパシタ回路9に入力される。このスイッチドキャパシタ回路9は、複数のコンデンサCと、MOSFETで構成したスイッチSWと、インバータ10とで構成されている。すなわち、複数のコンデンサCの一端をそれぞれスイッチSWを介して並列接続すると共に、これら並列接続されたコンデンサCの両端をそれぞれスイッチSWを介して整流回路8と蓄電用コンデンサ11に接続してある。
【0018】
奇数番目のSWを構成するMOSFETのゲートには、クロック信号CKが入力される一方、偶数番目のSWを構成するMOSFETのゲートには、反転クロック信号CKバーが入力される。更に、奇数番目のコンデンC1、C3・・・には1つのインバータ10を介してクロック信号CKが入力される一方、偶数番目のコンデンサC2、C4・・・には2つのインバータ10を介してクロック信号CKが入力される。つまり、各コンデンサCにはブースト電圧が印加されるようになっているので、段数分だけ昇圧されて最終段の蓄電用コンデンサ11に蓄えられることになる。
【0019】
クロック信号CKがHレベルになると、図2(a)に示すように奇数番目のスイッチSW1、SW3・・・がONになると共に、偶数番目のコンデンサC2、C4・・・にブースト電圧が印加される。よって、先頭のコンデンサC1に整流回路6から電荷が流れ込むと共に、偶数番目のコンデンサC2、C4・・・の電荷が後段のコンデンサC3、C5・・・に汲み出される。
【0020】
クロック信号CKがLレベルになると、図2(b)に示すように偶数番目のスイッチSW2、SW4・・・がONになると共に、奇数番目のコンデンサC1、C3・・・にブースト電圧が印加される。よって、奇数番目のコンデンサC1、C3・・・の電荷が後段のコンデンサC2、C3・・・に汲み出される。このようにクロック信号CKに同期して、各コンデンサCの電荷が後段のコンデンサCに順次汲み出されていく。スイッチドキャパシタ回路9から汲み出された電荷は蓄電用コンデンサ11に一旦蓄えられ、出力端子12から負荷に供給される。
【0021】
クロック信号CKの周波数は、図3(b)に示す整流回路8からの出力パルスの周波数よりも高く設定されている。ただし、整流回路8からパルスが出力されない期間は、クロック信号CKと反転クロック信号CKバーのいずれもLレベルにして、全てのスイッチSWをOFFにする。
【0022】
この受電装置には、図3(a)に示すようなマイクロ波パルスが送電装置から送られてくるので、送電量の調整にあたっては、マイクロ波パルスのデューティ比t/Tを変化させればよい。ところで、整流回路8には図4に示すような効率特性があるため、受電電力をPoにして整流効率を最大にしてある。従来の連続波による送電法では、送電量を調整しようとする場合には、送電電力を変化させなければならないため、受電電力が最大効率となる値Poから外れて、整流効率が悪くなってしまう。
一方、本発明のパルス送電法では、PWM変調によってマイクロ波パルスのデューティ比t/Tを変化させるので、つまり、受電電力は変化しないので、整流効率を最大に保つことができる。
【0023】
ところで、スイッチドキャパシタ回路9を省いて、整流回路8と蓄電用コンデンサ11を直接接続すると、SBD6,7の逆方向リーク特性によって、蓄電用コンデンサ11からSBD6,7へ電流が逆流し、図3(c)に示すような整流波形になってしまう。このため、整流回路6から直流パルスが出力されない期間は、クロック信号CKの発生を停止して全てのSWをOFFにすることで、コンデンサCや蓄電用コンデンサ11からSBD6,7への逆流を阻止して、出力の低下を防止している。
【0024】
更に、スイッチドキャパシタ回路9の各コンデンサCにブースト電圧が印加されて、電荷の汲み出しが行われるようにしてあるので、蓄電用コンデンサに蓄えられる電荷が大きくなる。
【0025】
図3(a)に示すマイクロ波パルスは、パルス幅tを2〜18msec、周期Tを20msec、したがってデューティ比t/Tを10〜90%にするのが好ましい。また、クロック信号CKの周波数は10K〜500KHzにするのが好ましい。
【0026】
(第2の実施形態)
図5はマイクロ波送電システムを示している。
送電装置は、周波数掃引信号発生器20の出力信号をアンプ21で増幅してアンテナ22から放射させる。周波数掃引信号発生器20は、図6に示すようなマイクロ波のパルス信号を発生する。すなわち、周波数がパルス継続時間t内で単調に低くなっている信号を発生する。
【0027】
受電装置は、送電装置からのマイクロ波パルスをアンテナ23で捕らえてディレイフィルタ24に通す。このディレイフィルタ24は、図8に示すように周波数が高くなるほど遅延時間が大きくなる特性を持っている。図7は、マイクロ波パルスのディレイフィルタ24通過による波形変化を示している。すなわち、周波数の高い波形が遅延して周波数の低い波形と重なって干渉し、パルス幅が狭まって波高値を高くする。
【0028】
ディレイフィルタ24を通過したマイクロ波パルスは、整流回路25で整流されて直流パルスとなる。直流パルスはスイッチドキャパシタ回路26を経由して負荷27に供給される。尚、整流回路25,スイッチドキャパシタ回路26は第1の実施形態の整流回路8,スイッチドキャパシタ回路9と同じものである。
【0029】
図9はマイクロ波のパワー・スペクトラムの変化を示している。すなわち、送電装置から送られるマイクロ波は、スペクトラム成分が小さい振幅で広い帯域に分布している(同図aの曲線)。一方、ディレイフィルタ24を通過したマイクロ波は、スペクトラム成分が大きい振幅で狭い帯域に分布している(同図bの曲線)。つまり、送電側で広い帯域に拡散させておいたスペクトラム成分を、受電側で狭い帯域に圧縮することで、スペクトラム分布の振幅を大きくしている。
【0030】
マイクロ波送電においては、マイクロ波の生態系への影響や通信電波との干渉などを考慮すると、マイクロ波の電力密度を大きくすることには限界がある。つまり、受電装置の単位モジュールから得られる電力には限界がある。ところが、上述の送電方法によると、受電側での帯域圧縮によってスペクトラム分布の振幅を大きくしているので、マイクロ波の電力密度を大きくしなくても、送電電力を大きくすることができる。
【0031】
更に、整流回路25からは直流パルスが出力されることになるが、整流回路25の後段にはスイッチドキャパシタ回路26を設けてあるので、整流回路25のSBDへの電流リークを阻止することができ、出力の低下防止に役立つ。
【0032】
周波数掃引信号発生器20が発生する周波数は、例えば2.4〜2.5GHzのように100MHz程度の範囲で変化させるのが好ましい。また、パルス継続時間tは10msec位に、デューティ比は10〜90%するのが好ましい。
【0033】
(第3の実施形態)
次に、第2の実施形態のマイクロ波送電法をIDタグシステムに適用する場合について説明する。尚、第2の実施形態と同一の構成要素は同一の符号を付し説明を省略する。
【0034】
図10はリーダ側のブロック図である。
アンプ21とアンテナ22の間にはサーキュレータ28が設けてあり、このサーキュレータ28にはアンプ21を介して復調器29を接続してある。つまり、サーキュレータ28は、周波数掃引信号発生器20からアンテナ22への信号伝達と、アンテナ22から復調器29への信号伝達とを可能にするものである。尚、サーキュレータ28とアンプ21との間に整流回路25を設けてもよい。
【0035】
図11はタグ側のブロック図である。
整流回路25にはロードスイッチ30を介して負荷抵抗31を接続してあり、ロードスイッチ30はマイクロコンピュータ32からの信号によって開閉される。スイッチドキャパシタ回路26から出力される直流パルスは2次電池33を充電すると共に、マイクロコンピュータ32は2次電池33を電源として起動される。
【0036】
次に、このIDタグシステムの動作について説明する。
タグには、図6に示すようなマイクロ波パルスがリーダから送られる。リーダは、このマイクロ波パルスを整流回路26で整流し、直流パルスがスイッチドキャパシタ回路26を介して2次電池33に供給する。2次電池33の電圧が規定値に達すると、マイクロコンピュータ32が起動し、ロードスイッチ30をマイクロ波パルスに同期して開閉させる。つまり、このタグはマイクロ波送電によってリーダから電力を供給される電池レスタイプのものである。尚、ロードスイッチ30の開閉はリーダ側へ送信すべきシリアルデータに対応して行われる。
【0037】
ロードスイッチ30を開閉させると、整流回路25から負荷抵抗31へ流れる電流が断続されるが、ロードスイッチ30の開閉に伴なって、タグ側のアンテナ23で反射するマイクロ波の反射率が変化する。この反射波は入射波と干渉して定在波を生じるが、その波高値もロードスイッチ30の開閉によって変化することになる。つまり、リーダ側から見たVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)が変化する。
【0038】
この定在波はリーダ側のアンテナ22で受信され、サーキュレータ28とアンプ21を通して復調器29に入力される。タグからリーダへのデータ送信はこのように行われる。図12(a)はリーダから送られるマイクロ波パルスを、同図(b)はリーダに戻ってくる定在波をそれぞれ模式的に示したものである。
この作用を本発明の目的の一つであるマイクロ波による電力の送電という用途で応用した場合、負荷側から送電側へなんらかの通信が行えることになる。例えば、充分な電力が供給されていない場合、送電量を増やすための要請信号を送ることができることになる。送電側は負荷側での消費状況が把握できるわけである。
【0039】
このIDタグシステムでは、図6に示すようなマイクロ波パルスによってタグ側への電力供給を行っているので、マイクロ波の電力密度を電波法の許容範囲に保っても、大きな電力の供給が可能になる。つまり、タグ側の2次電池33の充電時間を短くするためには、図3(a)に示すようなマイクロ波パルスを用いる場合、そのデューティ比をできるだけ大きくしなければならないが、図6に示すようなマイクロ波パルスを用いると、図7に示すように整流後はいずれにしてもパルスになり、大きな電力を得るためにデューティ比をできるだけ大きくとる必要がないので、このパルス巾をある範囲(10〜90%)で可変することが可能であり、デューティ比は小さくて済む。このデューティ比の変調でデジタル信号データのやりとりも可能になる。
【0040】
このため、パルス周波数を高くすることができ、通信速度が速くなる。
更に、ASK(Amplitude shift Keying)以外の変調方式を採用することができ、変調の自由度が高くなる。
また、電波の到達距離が画期的に長くなるという効果もある。
【0041】
以上、3つの実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
例えば、図13に示すように、整流回路8に複数のスイッチドキャパシタ回路9(又は26、以下同じ)をそれぞれ逆流防止ダイオード41とともに並列に配列して、スイッチング素子のON/OFFを制御するクロック信号の位相を各スイッチドキャパシタ回路9ごとにずらすものであっても良い。例えば、この回路では3つのスイッチドキャパシタ回路があるので、位相を90度ずつずらせばバランスが良い。そうすることで、スイッチのON/OFFによるデッドタイムを低減でき効率が良い。
【0042】
また、スイッチドキャパシタ回路9としては、図14及び図15に示すものであってもよい。このスイッチドキャパシタ回路9において、SW1〜SW2nはスイッチ、CPT1〜CPTnはキャパシタ(コンデンサ)である。その他、図14及び図15において、符号9b、9cは入力端子であり、9a、9fは出力端子である。
クロック入力端子9dにはスイッチSW1〜SW2nを各々“1”側(状態1)に切り換えるクロック信号が、反転クロック入力端子9eにはスイッチSW1〜SW2nを各々“2”側(状態2)に切り換える反転クロック信号が各々入力される。
【0043】
上記キャパシタCPT1〜CPTnは、状態1においては直列接続されてHV出力端子9a及びLV出力端子9f相互間に挿入され、状態2においては並列接続されてRF入力端子9b及び9c相互間に挿入されるようスイッチSW1〜SW2nに接続されている。またスイッチSW1〜SW2nは、キャパシタCPT1〜CPTnが上記のように接続されるよう、各端子9a,9b間に接続されている。
【0044】
このようなスイッチドキャパシタ回路9の動作を説明すると、状態1においては、直列接続されたキャパシタCPT1〜CPTnがHV出力端子9aを介して蓄電用コンデンサ11に接続されて放電し、また状態2においては、並列接続されたキャパシタCPT1〜CPTnにRF入力端子9b、9cを介して接続されて各キャパシタCPT1〜CPTnに蓄電する。
状態1,2は、クロック入力端子9d及び反転クロック入力端子9eに入力されるクロック信号,反転クロック信号により切り換え制御されるスイッチSW1〜SW2nにより所定の周波数(周期)で交互に繰り返される。従って、キャパシタCPT1〜CPTnの上述の充放電動作が所定の周波数で繰り返されて蓄電用コンデンサ11に電荷を汲み出す。
【0045】
図15は図14で説明したスイッチドキャパシタ回路9の具体的な回路構成例を示したものである。この図15において、NMOS1〜NMOS3n−1は各々Nチャンネル型MOSFETを示す。その他、図15において図14と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0046】
図16及び図17は、他の実施の形態を示すものであり、この実施の形態では上述したようなクロック制御をせずにスイッチング素子の切り換えを行うことでスイッチドキャパシタ回路9の各キャパシタで蓄電した電荷を蓄電用コンデンサに直接蓄電するものである。図16において、107はRF入力端子H、108はRF入力端子C、1300は1チップ(モノリシック)ICによる集積回路部、9はスイッチドキャパシタ回路、1307,1308は逆流阻止ダイオードである。
【0047】
スイッチドキャパシタ回路9,9は、RF入力端子107,108からRF入力を得て電圧出力HVOUTからを蓄電用コンデンサ11に蓄電するものである。
スイッチドキャパシタ回路9,9は、RFH入力端子9b;RFL入力端子9c、HV出力端子9a;LV出力端子9fを備えてなる。
このスイッチドキャパシタ回路9,9のRFH入力端子9b及びRFL入力端子9cは、RF入力に対して所謂たすき掛け接続されている。すなわち、一方のスイッチドキャパシタ回路9のRFH入力端子9b及び他方のスイッチドキャパシタ回路9のRFL入力端子9cは各々RF入力端子H108に、一方のスイチッドキャパシタ回路9のRFL入力端子9b及び他方のスイチッドキャパシタ回路9のRFH入力端子9cは各々RF入力端子107に接続されている。
【0048】
一方、スイッチドキャパシタ回路部9のHV出力端子9aは逆流阻止ダイオード1307を介して、スイッチドキャパシタ回路9のHV出力端子9aは逆流阻止ダイオード1308を介して、各々蓄電用コンデンサ11の一端に接続されている。
また、一方のスイッチドキャパシタ回路9のLV出力端子9f及び他方のスイッチドキャパシタ回路9のLV出力端子9fは共通接続され、蓄電用コンデンサ11の一端に接続されている。
【0049】
図17は図16で説明したスイッチドキャパシタ回路9の具体的な回路構成例を示しており、この図17は図15と略同様な構成であるが、スイッチのクロック制御が無い点が異なる。即ち、この実施の形態では、入力されるマイクロ波パルスがスイッチング素子であるMOSゲートを直接たたいてスイッチの開閉を行うので、上述したようなクロック制御が必要ないため、電荷消費量を少なくでき、効率がよい。その他、図17において図15と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0050】
図18は、更に他の実施の形態を示す回路図である。この実施の形態では、図1で示す第1実施の形態で用いたクロック信号(CK)を用いずに、受信回路51で受信したマイクロ波の周波数(RF信号)の振幅を利用して各スイッチSW1、SW2、SW3・・・の切り換えを行うものである。即ち、受信回路51受信したマイクロ波のRF信号は、全波整流回路53からクロックブースト回路9の各コンデンサC1、C2、C3・・・の一端に送られると共に、全波整流回路53の手前で半波整流回路55及び56を介してそれぞれ一つ置きに各コンデンサC1、C2、C3・・・に接続されており、且つ他方の半波整流回路56では遅延回路54によりRF信号の位相をπ(rad)、即ち180度、ずらしている。この実施の形態では、クロック発生回路が不用であるからその分電力消費が不用であり、電力の効率化を図ることができる。
【0051】
図19及び図20は、更に他の実施の形態を示す回路図であり、図20の(a)及び(b)は、それぞれ図19に示す回路の具体的構成図である。この実施の形態では、図18に示す実施の形態と同様に、クロック信号(CK)を用いずに、受信回路51で受信したマイクロ波の周波数(RF信号)の振幅を利用して各スイッチSW1、SW2、SW3・・・の切り換えを行うものであり、遅延回路54を設けずに、逆相の半端整流回路57を用いたものである。その他の点は上述の図18に示す実施の形態と同様である。尚、図20(b)のD1〜D8はMOSFETトランジスタである。
図21は図19に示す回路の更なる具体的構成図であり、図20(a)で示すR1とR2をMOSFETの構成で置き換えたものであり、この図21に示す回路によれば、自己消費電力が少なく、より高効率が得られる。
また、上述した第2実施の形態において、図6に示されるパルス継続時間に対する周波数の変化は、図22に示すような時間と周波数との関係になる。この場合に、図23に示すように、長い時間の中で周波数の変化量を変化させると、受電側では、図24に示すような周波数と遅延量との関係が必要になる。即ち、周波数に対する遅延時間を複数有する遅延回路を有し、かつ図24に示すような時間・周波数変化に対応した回路の切り換えを行わなければ良好な受電が行えない。これに対して、図25に示すようなディレイフィルタ回路を複数設けて、あらかじめ送電側と取り決められた時間に対する変化量に応じて、ディレイフィルタ回路を切り換えるようなシークエンスで動作するようにしておけば、良好な受電が可能となる。こうすることで、送受電における符丁性、暗号性の確保が可能となる。また、本発明の目的の一つである電力の送電と言う観点では、いわゆる契約者だけに送電するというスキームも達成可能となる(換言すれば、盗電防止)。ここで、上記時間に対する周波数変化は上述の説明ではリニアで説明したが、例えば、PWM変調で信号を送信する場合など本方式においてデューティが一定なので、PFWになってしまう。そうすると、データによって整流後のDCパルスの波高値が上下することになる。それを避けるためには、上記時間に対する周波数変化をステップ状にすることも良い。
【0052】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、整流効率を損なうことなく、送電量を調整することができる。
【0053】
【0054】
請求項1と請求項の発明によれば、マイクロ波の電力密度を大きくしなくても、送電電力を大きくすることができる。
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
請求項の発明によれば、マイクロ波パルスのデューティ比を小さくできるので、通信速度が速くなると共に、変調の自由度が高くなり、電波の到達距離が画期的に長くなる。
請求項の発明によれば、時間・周波数変化に対応した良好な受電を行うことができる。また、所定の機能を備えた受電側にのみ送電することができるので、例えば、契約者以外の者が盗電するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の受電装置を示す回路図。
【図2】 同受電装置のスイッチドキャパシタ回路の動作を説明する図。
【図3】 同受電装置の各部における波形を示す図。
【図4】 整流回路の効率特性を示す図。
【図5】 本発明の第2実施形態の送電システムを示すブロック図。
【図6】 同送電システムの周波数掃引信号発生器の出力波形を示す図。
【図7】 同送電システムのディレイフィルタ通過による波形変化を示す図。
【図8】 同ディレイフィルタの特性を示す図。
【図9】 同送電システムにおけるマイクロ波のパワー・スペクトラムを示す図。
【図10】 本発明の第3実施形態のIDタグシステムにおけるリーダのブロック図。
【図11】 同IDタグシステムのタグのブロック図。
【図12】 同IDタグシステムにおける定在波の波高値の変化を説明する図。
【図13】 本発明の他の実施の形態に係るマイクロ波受電装置の回路図。
【図14】 他の形態によるスイッチドキャパシタ回路の動作を説明する図。
【図15】 図14の具体的回路図。
【図16】 本発明の他の実施の形態に係るマイクロ波受電装置の回路図。
【図17】 図16の具体的回路図。
【図18】 本発明の他の実施の形態に係るマイクロ波受電装置の回路図。
【図19】 本発明の他の実施の形態に係るマイクロ波受電装置の回路図。
【図20】 図中の(a)及び(b)はそれぞれ図19の具体的回路図。
【図21】 図19の更なる具体的回路図。
【図22】 図6に示されるパルス継続時間に対する周波数の変化を示すグラフである。
【図23】 図22に示される周波数について、長い時間の中で周波数の変化量を変化させた状態を示すグラフである。
【図24】 図23に示される周波数について、遅延量と周波数との関係を示すグラフである。
【図25】 図24に示される周波数に対する遅延時間を複数有する回路図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 フィルタ
6 SBD
7 SBD
8 整流回路
9 スイッチドキャパシタ回路
10 インバータ
11 蓄電用コンデンサ
12 出力端子
20 周波数掃引信号発生器
21 アンプ
22 アンテナ
23 アンテナ
24 ディレイフィルタ
25 整流回路
26 スイッチドキャパシタ回路
27 負荷
28 サーキュレータ
29 復調器
30 ロードスイッチ
31 負荷抵抗
32 マイクロコンピュータ
33 2次電池

Claims (4)

  1. 送電側のアンテナからマイクロ波を放射し、受電側のアンテナでマイクロ波を捕らえて整流するマイクロ波送電法において、上記送電側のアンテナから放射されるマイクロ波を時間的に断続するパルスにし、該パルスのデューティ比を変化させて送電量を調整し、且つ上記送電側のアンテナから放射されるマイクロ波は、周波数がパルス継続時間内で単調に低くなっている一方、受電側では整流に先立って、周波数成分の高いものを遅延して周波数成分の低いものと干渉させることを特徴とするマイクロ波送電法。
  2. 時間的に断続するマイクロ波パルスをアンテナで捕らえて整流するマイクロ波受電装置であって、上記マイクロ波パルスの整流出力が生じていない期間は、整流回路から蓄電用コンデンサを切り離すスイッチ手段を設け、且つ周波数が高くなるほど遅延時間が大きくなるディレイフィルタを上記アンテナと整流回路の間に設け、周波数がパルス継続時間内で単調に低くなっているマイクロ波パルスを、上記アンテナで捕らえて上記ディレイフィルタに通すようにしたことを特徴とするマイクロ波受電装置。
  3. 周波数がパルス継続時間内で単調に低くなっているマイクロ波パルスをアンテナから放射するリーダと、アンテナで捕らえた上記マイクロ波パルスを、周波数が高くなるほど遅延時間が大きくなるディレイフィルタに通し、上記マイクロ波パルスを整流して二次電池を充電するタグとからなることを特徴とするIDタグシステム。
  4. 請求項1に記載のマイクロ波送電法に用いるマイクロ波受電装置又は請求項2に記載のマイクロ波受電装置であって、周波数に対するディレイ量の異なる複数のディレイフィルタと、ディレイフィルタの切り換え手段とを有し、送信波のディレイ量に応じて該切り換え手段を用いて、ディレイフィルタを切り換えることを特徴とするマイクロ波受電装置。
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