JP4004280B2 - 車両用ライニング及び車両用ライニングの製造方法 - Google Patents

車両用ライニング及び車両用ライニングの製造方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ライニング及び車両用ライニングの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の自動車の多くは、装飾効果を高めたり、安全性を高めるため、車体パネルの内側を例えばルーフライニング等の車両用ライニングによって被覆している。このようなルーフライニングの中には、その内部に、空調用のダクトを有するものがある。
ここで、ルーフライニングにダクトを設けるためには、例えば図5に示すように、ルーフライニング61とダクト壁部62の縁部68とを、両面接着テープ63を介して互いに接着した後に、加熱して溶かしたホットメルト64を縁部68に沿って塗布することによりダクト65を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ルーフライニング61とダクト壁部62はプレス成形型枠を用いてプレスにより前もって個別に成形しておく必要があるので、該ルーフライニング61と該ダクト壁部62のそれぞれにプレス成形型枠が必要になり、さらに作業工程も余計に必要となる。
【0004】
そこで、本発明の目的は、プレス成形型枠を削減し、少ない工程数で製造可能な車両用ライニング及び車両用ライニングの製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、
請求項1記載の発明は、
車体パネルの内側を被覆する車両用ライニング(1)において、
前記車両用ライニングの本体部(2)となるライニング基材(2a)にダクト(9)を構成するダクト基材(3a)を重ね合わせた状態でこれらを両側からプレス成形型枠(21、22)により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着する際に、前記ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠(21)との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成したことを特徴としている。
【0006】
請求項1記載の発明によれば、車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態でこれらを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着する際に、ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引(真空引き)するいわゆる真空成形を行うことにより、ダクト基材を形成したので、ライニング基材とダクト基材の成形に必要なプレス成形型枠が一対で足りるので従来に比べて型枠数を削減できるとともに、プレス成形工程数も一度で足りるので従来に比べて削減できる。加えて、一度のプレス成形工程でライニング基材とダクト基材とを一体に成形して車両用ライニングを構成できる。しかも、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うことにより、確実にダクト基材を変形させてダクトを形成することができる。
【0007】
請求項2記載の発明は、
車体パネルの内側を被覆する車両用ライニング(1)において、
前記車両用ライニングの本体部(2)となるライニング基材(2a)にダクト(9)を構成するダクト基材(3a)を重ね合わせた状態でこれらを両側からプレス成形型枠(21、22)により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着する際に、該ライニング基材とダクト基材との間にエアを注入するとともに該ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠(21)との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成したことを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られる他、ライニング基材とダクト基材との間へのエア注入に加えて、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うので、確実にダクト基材を短時間で変形させてダクトを形成することができる。
【0009】
請求項3記載の発明は、
車体パネルの内側を被覆する車両用ライニングの製造方法において、
前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置する重ね合わせ工程と、
前記ダクト基材と前記ライニング基材とを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工程と、
をこの順で行い、
前記プレス成形接着工程の際に、前記ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成することを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の発明によれば、車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置する重ね合わせ工程と、ダクト基材とライニング基材とを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工程と、をこの順で行い、プレス成形接着工程の際に、ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成するので、ライニング基材とダクト基材の成形に必要なプレス成形型枠が一対で足りるので従来に比べて型枠数を削減できるとともに、プレス成形工程数も一度で足りるので従来に比べて削減できる。加えて、一度のプレス成形工程でライニング基材とダクト基材とを一体に成形して車両用ライニングを構成できる。しかも、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うことにより、確実にダクト基材を変形させてダクトを形成することができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、
車体パネルの内側を被覆する車両用ライニングの製造方法において、
前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置する重ね合わせ工程と、
前記ダクト基材と前記ライニング基材とを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工程と、
をこの順で行い、
前記プレス成形接着工程の際に、前記ライニング基材とダクト基材との間にエアを注入するとともに、該ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成すること特徴としている。
【0012】
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の効果が得られる他、ライニング基材とダクト基材との間へのエア注入に加えて、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うので、確実にダクト基材を短時間で変形させてダクトを形成することができる。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項3又は4に記載の車両用ライニングの製造方法において、
ダクト基材側のプレス成形型枠に、ダクトを形成するためのダクト形成用凹室(23)を形成し、該ダクト形成用凹室に吸引口(24)を形成し、
前記吸引口を介して前記プレス成形接着工程の際の前記吸引を行うことで、ダクト基材を前記ダクト形成用凹室の形状に変形させてダクトを形成することを特徴としている。
【0014】
請求項5記載の発明によれば、ダクト基材側のプレス成形型枠に、ダクトを形成するためのダクト形成用凹室を形成し、該ダクト形成用凹室に吸引口を形成し、吸引口を介してプレス成形接着工程の際の吸引を行うことで、ダクト基材をダクト形成用凹室の形状に変形させてダクトを形成するので、確実にダクトを形成できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。
【0016】
図1に示すように、本発明の適例としての車両用ライニング、例えばルーフライニング1は、車体パネルの屋根部(図示略)の内側を被覆するものである。なお、図1はルーフライニング1の裏側(車体パネル側)を示す。このルーフライニング1は、ダクト9を有し、ルーフライニング本体2と、このルーフライニング本体2の裏側に接着されてダクト9を形成したダクト壁部3とを備えている。
【0017】
ルーフライニング本体2は、平板状のライニング基材2a(図4)を成形したものであり、平面視略長方形状をなしている。この、ルーフライニング本体2は、長辺を車両の前後に向けて配設されるものである。また、ルーフライニング本体2には、該ルーフライニング本体2に接着されたダクト壁部3により構成されたダクト9から車内にエアを吹き出すための吹出孔(図示略)が形成されている。また、ルーフライニング本体2の車室側の表面を、例えば、不織布、織物、編物、合成皮革などの表皮材10(図2)によって覆っている。ここで、ライニング基材2aには、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂の積層及び発泡シート、例えば、ポリプロピレン系発泡シート、ポリフェニレンエーテル系発泡シート等の非通気性の基材が挙げられる。
【0018】
ダクト壁部3は、平板状のダクト基材3a(図4)を成形したものであり、ルーフライニング本体2と接着する側の面に例えばホットメルトフィルム12の接着層を有している。このようなダクト壁部3は凸状に湾曲をなしており、ダクト9を成形するものである。ダクト9は、ルーフライニング本体2の一方の長辺側に通じており、さらに、例えばエアコンディショナーに通じている。ここでダクト基材3aは、表面に接着層を有し非通気性の基材であれば良く、例えばライニング基材2aと同じ基材に接着層を設けたものでも良い。
【0019】
また、図2に示すように、ダクト壁部3がホットメルトフィルム12の接着層により、ルーフライニング本体2と接着している。ここで、ホットメルトフィルム12は、加熱することにより液状となり流動性を示し、冷却すると元の固体に戻る特徴を有する接着剤であり、一般的に、迅速に接着することができ、比較的安価で、溶剤を含まない等の利点がある。また、ダクト基材3aに設ける接着層は、例えば、一般的に使用されている接着剤で構成されていても良いし、シリコン系等の粘着剤で構成されていても良く、要はルーフライニング本体2とダクト壁部3とを接着できるものであれば良い。
【0020】
次に、ルーフライニング1を成形するためのプレス成形型枠について説明する。図3に示すように、プレス成形型枠を構成する下型枠21と上型枠22のうち、下型枠21にダクト壁部3を成形するための凹室(ダクト成形用凹室)23を有している。加えて、凹室23には、後述するように、ダクト壁部3と下型枠21の間のエアを吸引するための吸引口24を形成している。
【0021】
ここで、ルーフライニング1の製造方法について図4を参照して説明する。
先ず、図4(a)に示すように、下型枠21と上型枠22の間に、下型枠21の側から、ダクト基材3a、ライニング基材2a、表皮材10の順に重ね合わせた状態で配置する。ここで、ダクト基材3aとライニング基材2aは予め加熱して、プレス成形しやすい状態にするとともに、ダクト基材3aに設けられているホットメルトフィルム12を溶融した状態にしておく。
次に、図4(b)に示すように、ダクト基材3aとライニング基材2aとを両側からプレス成形型枠で挟み込んで例えば冷間プレスによりプレス成形するとともに、加熱により溶融していたホットメルトフィルム12が冷間プレス時に冷却して固化することでダクト基材3aをライニング基材2aに接着する。この際に、ライニング基材2aとダクト基材3aとの間にエア注入口25よりエアを注入するとともに、ダクト基材3aと下型枠21との間のエアを吸引口24を介して吸引することにより、ダクト基材3aを凹室23の形状に変形させてダクト9を形成する。なお、ライニング基材2aとダクト基材3aは非通気性であるので、ダクト基材3aとライニング基材2aとの接着箇所からエアが漏れてしまうことはない。また、ライニング基材2aと表皮材10はいずれか一方の面に例えばホットメルトフィルム12の接着層を設けプレス成形時に互いに接着するようになっている。
【0022】
以上のように、本発明に係る車両用ライニングの一例であるルーフライニング1によれば、ルーフライニング1の本体部となるライニング基材2aにダクト9を構成するダクト基材3aを重ね合わせた状態でこれらを両側からプレス成形型枠(下型枠21と上型枠22)により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材3aをライニング基材2aに接着する際に、該ライニング基材2aとダクト基材3aとの間にエアを注入するとともに該ダクト基材3aと該ダクト基材3aの下型枠21との間のエアを吸引することにより、ダクト基材3aを変形させてダクト9を形成したので、ライニング基材2aとダクト基材3aの成形に必要なプレス成形型枠が一対で足りるので従来に比べて削減できるとともに、プレス成形工程数も一度で足りるので従来に比べて削減できる。加えて、一度のプレス成形でライニング基材2aとダクト基材3aとを一体に成形してルーフライニング1を構成できる。しかも、ライニング基材2aとダクト基材3aとの間へのエア注入に加えて、ダクト基材3aと下型枠21との間のエア吸引を行うので、確実にダクト基材3aを短時間で変形させてダクト9を形成することができる。
【0023】
なお、以上の実施の形態例においては、ルーフライニング1としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他のルーフライニング、ドアライニング、サイドライニング等にも本発明を適用できる。
また、ルーフライニング本体2及びダクト壁部3の素材や形状、接着層やその他具体的な細部構造等についても、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは勿論である。
加えて、ルーフライニング1の形状や表装材の材質等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。さらに、図面は発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、従って発明を図示例に限定するものではない。
さらに、ダクト9を形成する際に、ライニング基材2aとダクト基材3aとの間にエア注入口25よりエアを注入するとともに、ダクト基材3aと下型枠21との間のエアを吸引口24を介して吸引することにより、ダクト基材3aを凹室23の形状に変形させる例について説明したが、これに限らず、ダクト基材3aと下型枠21との間のエアを吸引口24を介して吸引することだけにより、ダクト基材3aを凹室23の形状に変形させることとしても良い。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態でこれらを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着する際に、ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引(真空引き)するいわゆる真空成形を行うことにより、ダクト基材を形成したので、ライニング基材とダクト基材の成形に必要なプレス成形型枠が一対で足りるので従来に比べて型枠数を削減できるとともに、プレス成形工程数も一度で足りるので従来に比べて削減できる。加えて、一度のプレス成形工程でライニング基材とダクト基材とを一体に成形して車両用ライニングを構成できる。しかも、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うことにより、確実にダクト基材を変形させてダクトを形成することができる。
【0025】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られる他、ライニング基材とダクト基材との間へのエア注入に加えて、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うので、確実にダクト基材を短時間で変形させてダクトを形成することができる。
【0026】
請求項3記載の発明によれば、車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置する重ね合わせ工程と、ダクト基材とライニング基材とを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工程と、をこの順で行い、プレス成形接着工程の際に、ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成するので、ライニング基材とダクト基材の成形に必要なプレス成形型枠が一対で足りるので従来に比べて型枠数を削減できるとともに、プレス成形工程数も一度で足りるので従来に比べて削減できる。加えて、一度のプレス成形工程でライニング基材とダクト基材とを一体に成形して車両用ライニングを構成できる。しかも、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うことにより、確実にダクト基材を変形させてダクトを形成することができる。
【0027】
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の効果が得られる他、ライニング基材とダクト基材との間へのエア注入に加えて、ダクト基材とプレス成形型枠との間のエア吸引を行うので、確実にダクト基材を短時間で変形させてダクトを形成することができる。
【0028】
請求項5記載の発明によれば、ダクト基材側のプレス成形型枠に、ダクトを形成するためのダクト形成用凹室を形成し、該ダクト形成用凹室に吸引口を形成し、吸引口を介してプレス成形接着工程の際の吸引を行うことで、ダクト基材をダクト形成用凹室の形状に変形させてダクトを形成するので、確実にダクトを形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車両用ライニングの一例としてのルーフライニングを示す斜視図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】ルーフライニングを形成するためのプレス成形型枠の斜視図である。
【図4】ルーフライニングの成形工程を示す図である。
【図5】従来例のルーフライニングにおけるルーフライニング本体とダクト壁部との接着部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフライニング(車両用ライニング)
2 ルーフライニング本体(車両用ライニングの本体)
2a ライニング基材
9 ダクト
3a ダクト基材
21 下型枠(プレス成形型枠)
22 上型枠(プレス成形型枠)
23 凹室(ダクト形成用凹室)
24 吸引口

Claims (5)

  1. 車体パネルの内側を被覆する車両用ライニングにおいて、
    前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態でこれらを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着する際に、前記ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成したことを特徴とする車両用ライニング。
  2. 車体パネルの内側を被覆する車両用ライニングにおいて、
    前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態でこれらを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着する際に、該ライニング基材とダクト基材との間にエアを注入するとともに該ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成したことを特徴とする車両用ライニング。
  3. 車体パネルの内側を被覆する車両用ライニングの製造方法において、
    前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置する重ね合わせ工程と、
    前記ダクト基材と前記ライニング基材とを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工程と、
    をこの順で行い、
    前記プレス成形接着工程の際に、前記ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成することを特徴とする車両用ライニングの製造方法。
  4. 車体パネルの内側を被覆する車両用ライニングの製造方法において、
    前記車両用ライニングの本体部となるライニング基材にダクトを構成するダクト基材を重ね合わせた状態に配置する重ね合わせ工程と、
    前記ダクト基材と前記ライニング基材とを両側からプレス成形型枠により挟み込んでプレス成形するとともにダクト基材をライニング基材に接着するプレス成形接着工程と、
    をこの順で行い、
    前記プレス成形接着工程の際に、前記ライニング基材とダクト基材との間にエアを注入するとともに、該ダクト基材と該ダクト基材側のプレス成形型枠との間のエアを吸引することにより、ダクト基材を変形させてダクトを形成することを特徴とする車両用ライニングの製造方法。
  5. ダクト基材側のプレス成形型枠に、ダクトを形成するためのダクト形成用凹室を形成し、該ダクト形成用凹室に吸引口を形成し、
    前記吸引口を介して前記プレス成形接着工程の際の前記吸引を行うことで、ダクト基材を前記ダクト形成用凹室の形状に変形させてダクトを形成することを特徴とする請求項3又は4に記載の車両用ライニングの製造方法。
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