JP3997504B2 - 文書印刷方法、文書処理方法及びプリンタ - Google Patents
文書印刷方法、文書処理方法及びプリンタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3997504B2 JP3997504B2 JP10615499A JP10615499A JP3997504B2 JP 3997504 B2 JP3997504 B2 JP 3997504B2 JP 10615499 A JP10615499 A JP 10615499A JP 10615499 A JP10615499 A JP 10615499A JP 3997504 B2 JP3997504 B2 JP 3997504B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- format
- printer
- computer
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1202—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
- G06F3/1203—Improving or facilitating administration, e.g. print management
- G06F3/1204—Improving or facilitating administration, e.g. print management resulting in reduced user or operator actions, e.g. presetting, automatic actions, using hardware token storing data
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1202—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
- G06F3/1203—Improving or facilitating administration, e.g. print management
- G06F3/1208—Improving or facilitating administration, e.g. print management resulting in improved quality of the output result, e.g. print layout, colours, workflows, print preview
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1223—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
- G06F3/1237—Print job management
- G06F3/1244—Job translation or job parsing, e.g. page banding
- G06F3/1247—Job translation or job parsing, e.g. page banding by conversion to printer ready format
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1223—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
- G06F3/1237—Print job management
- G06F3/1267—Job repository, e.g. non-scheduled jobs, delay printing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1278—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to adopt a particular infrastructure
- G06F3/1285—Remote printer device, e.g. being remote from client or server
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1202—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
- G06F3/1203—Improving or facilitating administration, e.g. print management
- G06F3/1206—Improving or facilitating administration, e.g. print management resulting in increased flexibility in input data format or job format or job type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータやワークステーション等の計算機が利用するプリンタ、及び該プリンタを用いた文書印刷システム及び、これを用いた文書印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリンタ、及び印刷システムでは、計算機で作成した印刷内容をプリンタに転送して印刷しており、印刷そのものに主眼が置かれていた。
一部のプリンタ、印刷システムでは、プリンタに文書を保管し、それを再印刷や再編集等の目的で再利用するものも現れてきた。ここで、文書とは、文字、記号、画像信号などの任意の組合せからなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のプリンタや印刷システムでは、プリンタが前述の保管を行う時、各計算機が作成し、送信した印刷コマンドレベル(以後印刷コマンドをPDLとも呼ぶ)で行わず、プリンタ内部で展開したドットイメージレベル(以後単にドットイメージをイメージとも呼ぶ)で行う。そのため、再印刷の性能は高いが、編集の自由度が少なく、編集時に画質の劣化が発生するという問題点があった。具体的には、保管されている文書に対し、n up、中綴じ、袋綴じ、無線綴じ等の面付け編集や拡大縮小を行うと、保管されているドットイメージについての拡大又は縮小がなされる。この時、1倍でない拡大縮小(x倍又は1/x倍、ここでxは1でない)を行うと、基本的に画質の劣化が発生する。
【0004】
また、従来のプリンタや印刷システムでは、プリンタに保管した文書を取出し、編集用応用プログラムで編集する時、該プログラムが必要とする文書形式と保管文書の形式が一致していることを前提にしていた。従って、両者が一致していない場合、該プログラムで編集することができなかった。文書を保管するプリンタと編集用応用プログラムを同一メーカが提供するか、共同で開発する場合には一致させられたが、各々を別々に開発する場合には一致させることが難しかった。そして、実際には各々はプリンタメーカや応用プログラムメーカが別々に開発することが多かった。
【0005】
本発明の第一の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、文書画像の品質の劣化がなく、高性能で使い勝手の良い印刷システム及び文書印刷方法を提供することである。
本発明の第二の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、プリンタによる文書の保管形式と編集用応用プログラムが必要とする文書形式が一致していない場合でも、両者が共存できる印刷システム及び文書印刷方法を提供し、ユーザの利便性、使い勝手を高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明では以下のような手段を採用した。
【0007】
計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書印刷方法において、前記計算機は、 PDL 文書についてのプリンタによる印刷と保管の任意の組合せを指示するプログラムを有し、 PDL 文書をプリンタに送信し、プリンタが PDL 文書を計算機から受信し、計算機からの指示に従い、 PDL 文書に対する印刷と保管を行うことを特徴とする。
【0008】
また、印刷システムを用いた文書印刷方法において、計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式として PDL 形式とドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、前記プリンタが計算機からの保管形式の指示に従い、 PDL 形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管することを特徴とする。
【0009】
また、前記計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式として PDL 形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、前記プリンタが計算機からの保管形式の指示に従い、 PDL 形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管し、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性に PDL 形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての再印刷要求を該文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書が PDL 形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、判定結果に応じ最適な方法で再印刷を行うことを特徴とする。
【0010】
また、前記計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式として PDL 形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、前記プリンタが計算機からの保管形式の指示に従い、 PDL 形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管し、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性に PDL 形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集を該文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書が PDL 形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、判定結果に応じ最適な方法で、計算機上の文書生成プログラム又は組合せ指示プログラムが表示・編集を行うことを特徴とする。
【0011】
また、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、前記計算機が生成した文書の印刷と保管の任意の組み合わせをプリンタに指示し、その際、保管形式としてPDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、該文書をプリンタに送信し、計算機からの保管形式の指示に従い、PDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書をプリンタの保管庫に保管することを特徴とする。
【0012】
また、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、前記計算機が生成した文書の印刷と保管の任意の組み合わせをプリンタに指示し、その際、保管形式としてPDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、該文書をプリンタに送信し、前記計算機からの指示に従って文書を印刷し、計算機からの保管形式の指示に従い、PDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書をプリンタの保管庫に保管することを特徴とする。
【0013】
また、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、計算機がプリンタに文書の保管を指示し、その際、保管形式としてPDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、該文書をプリンタに送信し、計算機からの保管形式の指示に従い、PDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書をプリンタの保管庫に保管することを特徴とする。
【0014】
また、計算機からプリンタへ保管庫に格納されている文書についての印刷要求を行い、プリンタは該プリンタの保管庫にドットイメージ形式の文書が保管されているか判定し、あればドットイメージ形式の文書を用いて印刷を行い、無ければPDL形式の文書を、ドットイメージ形式に変換した後、印刷を行うことを特徴とする。
【0015】
また、計算機からプリンタの保管庫に文書を保管形式で保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求又は編集要求を行い、プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と同じか判定し、同じならば、そのまま読出して計算機に転送し、異なるならば、プリンタ内の文書形式変換部を用いて、該保管庫に保管されている保管形式の文書の形式を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする。
【0016】
また、計算機からプリンタの保管庫に保管形式として少なくともPDL形式を含んで文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求又は編集要求を行い、プリンタが、プリンタ内のPDL形式変換部を用いて、保管庫に保管されているPDL形式の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする。
【0017】
また、計算機からプリンタの保管庫に保管形式として少なくともPDL形式を含んで文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求を行い、プリンタが、プリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と同じか判定し、同じであるならばそのまま読出して計算機に転送し、異なるならば、プリンタがプリンタ内のPDL形式変換部を用いて、保管庫に保管されているPDL形式の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示を行うことを特徴とする。
【0018】
また、計算機からプリンタの保管庫に保管形式として少なくともPDL形式を含んで文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求又は編集要求を行い、プリンタが、プリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と同じか判定し、同じであるならばそのまま読出して計算機に転送し、異なるならば、プリンタがプリンタ内のPDL形式変換部を用いて、保管庫に保管されているPDL形式の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする。
【0019】
また、計算機からプリンタの保管庫に、少なくとも圧縮タイプ又は非圧縮タイプのドットイメージ形式を含んで文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求又は編集要求を行って、プリンタがプリンタ内の文書の形式を判定し、非圧縮タイプのドットイメージ形式ならばそのまま読出し、計算機に転送し、圧縮タイプのドットイメージ形式ならば、イメージ形式変換部を用いて、保管庫に保管されている圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする。
【0020】
また、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての印刷要求を該文書名で行うと、プリンタが、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、判定結果に応じ最適な方法で印刷を行うことを特徴とする。
【0021】
また、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求を該文書名で行うと、プリンタが、計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と、該文書形式で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群のいずれかとが同じか判定し、同じであるならばその保管形式の文書のまま読出し、計算機に転送し、異なるならば、プリンタがプリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている上記文書名の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示を行うことを特徴とする。
また、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を該文書形式で行うと、プリンタが、計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と、前記文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群のいずれかとが同じか判定し、同じであるならばその保管形式の文書のまま読出し、計算機に転送し、異なるならば、プリンタがプリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている上記文書名の文書を表示形式又は編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする。
また、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求を該文書形式で行うと、プリンタが、計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群のいずれかとが同じか判定し、同じであるならばその保管形式の文書のまま読出し、計算機に転送し、異なるならば、プリンタがプリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている上記文書名の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示を行うことを特徴とする。
また、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を該文書名で行うと、プリンタが、計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群のいずれかとが同じか判定し、同じであるならばその保管形式の文書のまま読出し、計算機に転送し、異なるならば、プリンタがプリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている上記文書名の文書を表示形式又は編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする。
また、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、前記計算機内の文書をプリンタコントローラ内の二次記憶装置で構成した保管フォルダへファイル転送により転送し一時格納し、一時格納が正常終了したのを確認した後、一時格納された該保管フォルダから、プリンタコントローラ内の目的とする二次記憶装置で構成した保管庫へ文書を保管し直すことを特徴とする。
また、計算機からプリンタの保管庫に文書を保管形式で保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求を行って、プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と同じか判定し、同じならば、そ のまま読出して計算機に転送し、異なるならば、プリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている保管形式の文書の形式を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、該計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された表示・編集形式の文書を読出し、表示を行うことを特徴とする。
また、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、前記計算機が生成した文書の保管をプリンタに指示し、その際、保管形式として編集可能なPDL形式と高速印刷可能なドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、該文書をプリンタに送信し、前記計算機からの指示に従って文書を印刷し、前記計算機からの指示に従って前記プリンタの保管庫に前記PDL形式と前記ドットイメージ形式のうちの少なくとも一つで前記文書を保管し、前記計算機からの指示に従って、前記ドットイメージ形式又は前記PDL形式で保管された文書にアクセスすることを特徴とする。
また、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、前記計算機が生成した文書の印刷、且つ/又は、保管の任意の組み合わせをプリンタに指示し、その際、保管形式として編集可能なPDL形式と高速印刷可能なドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、該文書をプリンタに送信し、前記計算機からの指示に従って文書を印刷し、前記計算機からの指示に従って前記プリンタの保管庫に前記PDL形式と前記ドットイメージ形式のうちの少なくとも一つで前記文書を保管し、前記計算機からの指示に従って、前記ドットイメージ形式の又は前記PDL形式で保管された文書にアクセスすることを特徴とする。
また、計算機と文書データを双方向通信可能なインターフェイスと、計算機からの文書を任意の保管形式で保管する保管庫と、前記保管庫内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と同じかを判定する判定手段と、保管形式の文書を表示・編集形式の文書に変換可能な文書形式変換部とを有することを特徴とする。
また、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての印刷要求を該文書名で行うと、プリンタが、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、前記計算機で指定された文書名の文書が保管庫に非圧縮ドットイメージ形式で保管されている場合、この非圧縮ドットイメージ形式文書を用いて印刷を行い、非圧縮ドットイメージ形式文書は無く、圧縮ドットイメージ形式文書が保管されている場合には、この圧縮ドットイメージ形式文書を用いて印刷を実行し、
非圧縮ドットイメージ及び圧縮ドットイメージ形式文書は無く、PDL形式文書が保管されている場合には、このPDL形式文書を用いて印刷を実行することを特徴とする。
また、計算機と文書データを双方向通信可能なインターフェイスと、計算機からの文書を任意の保管形式で保管する保管庫と、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理する管理手段と、該属性は、PDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである格納形式群であって、計算機からプリンタへ該文書についての印刷要求を該文書名で行うと、プリンタが、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定する判定手段と、判定結果に応じ最適な方法で印刷を行う印刷手段を有することを特徴とする。
さらに、計算機と文書データを双方向通信可能なインターフェイスと、計算機からの文書を任意の保管形式で保管する保管庫と、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理する管理手段と、該属性は、PDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである格納形式群であって、計算機か らプリンタへ該文書についての印刷要求を該文書名で行うと、プリンタが、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定する判定手段とを備え、前記計算機で指定された文書名の文書が保管庫に非圧縮ドットイメージ形式で保管されている場合、この非圧縮ドットイメージ形式文書を用いて印刷を行い、非圧縮ドットイメージ形式文書は無く、圧縮ドットイメージ形式文書が保管されている場合には、この圧縮ドットイメージ形式文書を用いて印刷を実行し、非圧縮ドットイメージ及び圧縮ドットイメージ形式文書は無く、PDL形式文書が保管されている場合には、このPDL形式文書を用いて印刷を実行する印刷手段を有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一実施例について詳細に説明する。初めに図1を用いて、本印刷システムの全体構成を説明する。
【0023】
該印刷システムは、ネットワーク400 、第1の計算機310 、第2の計算機320 、第3の計算機330 、及びプリンタ100 とからなる。各計算機(310 、320 、330 )とプリンタ100 はネットワーク400 に接続されている。
【0024】
プリンタ100 はプリンタコントローラ200 とプリンタエンジン500 で構成する。プリンタコントローラ200 は上述の各計算機(310 、320 、330 )から、PDL文書と呼ばれる印刷コマンド列を受信し、一連の印刷処理を行った後、プリンタエンジン500 にドットイメージデータを送信する。プリンタエンジン500 は、上記ドットイメージデータを受信し、プリンタメカニズムを用いて用紙への物理的な印刷を行う。プリンタメカニズムとしては、レーザ光学系利用電子写真、LED利用電子写真、液晶シャッタ利用電子写真、インクジェット、シャトル型インパクト、等の各種方法を用いることができる。
【0025】
以下の説明は電子写真方式のページプリンタの場合について行う。メカニズムとしてインクジェット等の他のものを用いた場合、印刷単位をラインとするラインプリンタ方式を用いた場合についても、同様に実現することができる。
【0026】
なお、各計算機は、プリンタに文書の印刷や保管等の処理を依頼する機器であり、クライアントとも呼ぶ。以後計算機とともに、クライアントとという名称も用いる。
【0027】
各計算機(310 、320 、330 )は、図3を用いて後で説明するように、タイプ1応用プログラム部3140が文書を生成した後、プリンタ論理ドライバ部3130に対し、文書のPDL文書への変換と、変換後の該PDL文書についての印刷と保管の任意の組合せでの実行を、プリンタに指示する。プリンタ論理ドライバ部3130は、タイプ1応用プログラム部3140から文書(該応用プログラムが定める形式で記述されている)を受信し、PDL文書に変換した後、タイプ1応用プログラム部3140が指示した処理(印刷と保管の任意の組合せ)を、プリンタ100 に指示し、該PDL文書をプリンタ100 に送信する。
【0028】
また各計算機(310 、320 、330 )において、タイプ2応用プログラム部3150は各計算機のファイル等に格納済みのPDL文書に対し、印刷と保管を、任意の組合せで行うよう、プリンタに指示する。
【0029】
またプリンタ100 はPDL文書を各計算機(310 、320 、330 )から受信し、各計算機からの指示に従い、PDL文書についての印刷や保管を行う。詳細については、図2や図6を用いて後で説明する。
【0030】
次に図3を用いて、各計算機(310 、320 、330 )の構成について、説明する。各計算機(310 、320 、330 )は、すべて図3の構成とした。計算機300 は第1の通信部3110、第1のOSカーネル部3120、プリンタ論理ドライバ部3130、タイプ1応用プログラム部3140、タイプ2応用プログラム部3150、スプール制御指示部3160、保管庫管理指示部3170、プリンタ構成管理指示部3180で構成する。
【0031】
第1の通信部3110は、ネットワーク400 を介し、計算機300 がネットワーク400 上の各種装置(計算機、プリンタ、スキャナ等)と通信を行うための、ハードウェアとソフトウェアで構成する。なお、スキャナは図からは省略した。 第1のOSカーネル部3120は、計算機300 を構成するハードウェア、ユーザインターフェース等を制御するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステムとも呼ぶ)である。第1の通信部3110は第1のOSカーネル部3120の一部ともみなせるが、そこを明記するために別要素として記述した。
【0032】
タイプ1応用プログラム部3140は、ワードプロセッサ、表計算、図形文書作成、画像文書作成、文書レイアウト等を行うためのプログラムである。各種文書を作成するとともに、作成した文書のプリンタ100 による処理を指示する。処理としては印刷、保管を任意の組合せで指示する。
【0033】
プリンタ論理ドライバ部3130は、タイプ1応用プログラム部3140の作成した文書を、印刷コマンド列やページ記述言語等のプリンタコントローラ200 が受付け、印刷できる形式(以後、PDL形式と呼ぶ)に変換し、第1のOSカーネル部3120や第1の通信部3110を介して、プリンタコントローラ200 へ送信する。計算機300 とプリンタコントローラ200 の接続は、プリンタローカルI/F 410 又はネットワーク400 を用いて行う。どちらの接続を用いても、基本的な機能は同じである。
【0034】
PDL形式の例としては、Adobe社のPostScript(登録商標)とPDF(Portable Document Forma;登録商標)、HP社のPCL-5, PCL-5E, PCL-6, PCL-XL(登録商標)、等があげられる。
【0035】
スプール制御指示部3150は、計算機300 がプリンタコントローラ200 内のスプール制御サービス部2100に、そこに格納されている印刷ジョブに対する印刷待ち順序、障害発生の有無とその内容等の状態参照、順序変更、削除等のスプール制御を、指示するために用いる。以上の機能を実現するためのユーザインターフェースの概要を図13に示す。スプールと印刷ジョブについては、図6を用いて、後で説明する。
【0036】
保管庫管理指示部3170は、計算機300 がプリンタコントローラ200 内の保管庫管理サービス部2230に対し、そこに格納されている文書についての一覧表示、削除、再印刷、表示・編集等を指示するために用いる。さらに、保管庫2200内のフォルダ構成を制御するために用いる。ここで、フォルダとは保管庫2200全体を分けた小単位の入れ物であり、階層構成で構成した。文書は各フォルダに分けて格納する。フォルダにより、ユーザが多量の文書を整理して格納できるようにした。また、ユーザは保管庫から文書を探したり、検索する際、フォルダに分けてあるので、効率良く探したり、検索することができる。
【0037】
フォルダ構成の制御では、フォルダの作成、削除、フォルダ名称の変更等を行う。以上の機能を実現するためのユーザインターフェースの概要を、図10、図11、図12に示す。図10には階層構成にしたフォルダの例を示した。
プリンタ構成管理指示部3180は、計算機300 からプリンタコントローラ200 内のプリンタ構成管理サービス部2700に対し、プリンタ100 の構成設定、プリンタ統計情報の参照等を指示するために用いる。
【0038】
また以上で説明した、計算機300 におけるユーザインターフェースの全体構成を図9に示す。
【0039】
以下、図2、図4、図5を用いて、プリンタコントローラ200 における処理内容を詳しく説明するが、それに先立ち図6を用いて、プリンタコントローラの構成を説明する。
【0040】
図6に示すように、プリンタコントローラ200 は第2の通信部610 、第2のOSカーネル部620 、スプール2100、保管庫2200、出力ワーク部2400、及び第2のOSカーネル部620 上の各処理部で構成する。
【0041】
第2のOSカーネル部620 は、プリンタコントローラ200 を構成するハードウェア、ユーザインターフェース等を制御するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステムとも呼ぶ)である。
【0042】
第2の通信部610 は、ネットワーク400 を介し、プリンタ100 がネットワーク上の各種装置(計算機、プリンタ、スキャナ等)と通信を行うための、ハードウェアとソフトウェアで構成する。第2の通信部620 は第2のOSカーネル部610 の一部ともみなせるが、そこを明記するために別要素として記述した。
【0043】
ここで、スプール2100、保管庫2200、出力ワーク部2400について説明する。
【0044】
スプール2100は各計算機(310 、320 、330 )がプリンタコントローラ200 に対して発行する印刷要求を受付け、登録するための待ち行列(キューとも呼ぶ)である。プリンタコントローラ200 は上記各印刷要求を印刷ジョブとして、該スプール2100に受付け順に登録する。本登録では、(a)各印刷ジョブを管理するためのジョブ名(通し番号付き)、登録日時、文書容量(サイズ)等の管理情報と(b)実際の印刷内容である前記PDL文書の対を、ファイルとして登録する。登録された印刷ジョブは、受付け順に、図2に示したスプール制御サービス部2110内のスプール読出し部2120が読出し、印刷処理の後段に渡す。
【0045】
保管庫2200は、各計算機(310 、320 、330 )がプリンタコントローラ200 に対して発行する文書の保管要求に対応して、プリンタコントローラ200 が該文書を保管するための格納部である。本保管庫2200への参照、追加、削除、再印刷、表示・編集等の各種要求は、図2に示した保管庫管理サービス部2230が受付け、処理を実行する。上記各種要求は、保管庫に対する読出し、書込み等の要求として処理される。
【0046】
図5を用いて、保管庫2200についてさらに説明する。保管庫2200は保管文書群2210と保管庫管理ファイル2220とで、構成する。保管文書群2210は各文書の実際の保管内容であり、各文書についてPDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで格納することができる。該組合せにより、具体的には、(a)PDL形式とドットイメージ形式の両方での保管、(b)PDL形式のみでの保管、(c)ドットイメージ形式のみでの保管、のいずれかを選択することができる。
【0047】
該組合せは、各計算機(310 、320 、330 )がプリンタコントローラ200 に対し、文書の保管を要求する際に、パラメータとして指示する。パラメータを指示しない場合、デフォルト値を用いた。デフォルト値の代わりに前値を用いても良い。ここで、デフォルト値とは初期化時又はインストール時に設定した値である。前値とは一回前の保管の時に指定したパラメータである。図5では、文書1をPDL形式(2211−a)とドットイメージ形式(2211−b)の両方で保管した。文書2と文書nも同様に、両方の形式で保管した(2212−a、2212−b、2215−a、2215−b)。 文書3と文書NはPDL形式のみ(2213−aと2216−a)を保管した。文書4はドットイメージ形式のみ(2214−b)を保管した。
【0048】
また保管庫管理ファイル2220は、保管文書群2210の保管管理を行うとともに、保管文書群2210への操作を高速化するための管理用ファイルである。
【0049】
保管庫管理ファイル2220に加え、それと同一内容をメモリに記載した保管庫管理テーブル2240も設けることにより、保管庫管理サービス部2230による保管庫2200、具体的には保管文書群2210へのアクセス性能を大幅に向上した。 また出力ワーク部2400は、プリンタコントローラ200 が文書の印刷を行ったり、ドットイメージ形式で保管庫2200へ格納する際、ワークエリアとして使った。
【0050】
上記各処理部はソフトウェアの分野においてタスク又はプロセスと呼ばれる処理単位で実装した。各タスクは、プリンタコントローラと外部の機器、デバイスとの間の入出力やプリンタコントローラ内部の処理状況に応じ、第2のOSカーネル部620 が実行を切替えるようにした。これにより、プリンタコントローラの印刷と保管の性能を向上し、印刷スループットと保管スループットを高めた。
【0051】
タスクとして具体的には、プリンタ構成管理サービス部2000、保管庫管理サービス部2230、スプール制御サービス部2110、保管庫格納タイプ1部2330、描画部2310、圧縮部2320、出力メイン部2500、エンジン出力部2600を設けた。
【0052】
以上の各タスクの処理内容は、後で図2、図4、図5等を用いて、説明するが、概要を以下で説明する。
【0053】
プリンタ構成管理サービス部2000は、各計算機(310 、320 、330 )内のプリンタ構成管理指示部3180からの要求を実行するための処理部である。
保管庫管理サービス部2230は、各計算機(310 、320 、330 )内の保管庫管理指示部3170からの要求を実行するための処理部であり、既に説明した。
【0054】
スプール制御サービス部2110は、各計算機(310 、320 、330)内のスプール制御指示部3160からの要求を実行するための処理部であり、これも既に説明した。
【0055】
保管庫格納タイプ1部2330は、スプール2100に格納済みの印刷ジョブを読出し、保管庫2200に前述のPDL形式で格納するための処理部である。実際にはスプール読出し部2120が読み出した、印刷ジョブの一部であるPDL形式の文書データを受取り、保管庫2200に格納する。
【0056】
描画部2310はPDL形式の文書を入力し、描画、つまりPDL文書を構成する文字要素、図形要素、イメージ要素の各々をドット展開し、ドットイメージ形式にして出力する。描画部2310からの出力は圧縮部2320へ渡される。
【0057】
圧縮部2320は圧縮前の元のドットイメージ形式の文書を入力し、画像圧縮処理を施し、データ量を減らした圧縮形式のドットイメージとして、出力ワーク部2400へ出力する。
【0058】
出力メイン部2500は、出力ワーク部2400から圧縮形式のドットイメージデータを読出し、エンジン出力部2600へ出力する。
【0059】
エンジン出力部2600は出力メイン部2500から圧縮形式のドットイメージデータを入力として受取り、各種処理を施した後、プリンタエンジン500 へ出力する。
なお、先に圧縮部2320で圧縮されたドットイメージデータは、エンジン出力部2600内のエンジンI/Fアダプタ2640で伸長処理を施し、生のドットイメージデータに戻してから、プリンタエンジン500 へ出力した。
【0060】
以上の各タスクの処理はソフトウェアで行ったが、各タスクの全体又は一部の処理の実行を分担する補助ハードウェアを実装し、各タスクの処理性能を向上することもできる。例えば、描画部2310と圧縮部2320について実施すると効果が大きい。本発明でも、性能向上が必要な場合、オプションとして実施した。
【0061】
次に図2を用いて、プリンタコントローラ200 の処理内容をさらに詳しく説明する。図2を構成する主要部分は、既に説明した。
【0062】
ここでは、データフローを中心に説明する。
【0063】
プリンタ構成管理指示部2180からの要求は、プリンタ構成管理サービス部2700が受付け、実行する。
【0064】
スプールへの印刷ジョブの登録要求2111は、スプール制御サービス部2110が受付け、印刷ジョブとしてスプール2100に登録される。図3で説明したように、プリンタに対し計算機300 は、印刷ジョブの登録要求2111を以下の二通りの方法で出す。
(a)タイプ1応用プログラム3140がプリンタ論理ドライバ部3130経由で、出す
(b)タイプ2応用プログラム3140がプリンタ論理ドライバ部3130を経由せずに、直接出す
スプールへ格納された各印刷ジョブは、スプール読出し部2120が順次読出す。スプール読出し部2120は各計算機からの各処理要求を解析し、次のいずれであるか判別する。各場合に対し、以下のようにコード1からコード7を割り当てる。(1)印刷のみ;コード1
(2)PDL形式での保管のみ;コード2
(3)ドットイメージ形式での保管のみ;コード3
(4)PDL形式とドットイメージ形式の両方での保管のみ;コード4
(5)印刷、及びPDL形式での保管;コード5
(6)印刷、及びドットイメージ形式での保管;コード6
(7)印刷、及びPDL形式とドットイメージ形式の両方での保管;コード7
コード1、コード3、コード4、コード6、コード7のように、印刷又はドットイメージ形式での保管のいずれかが指示される場合、スプール読出し部2120は読出した印刷ジョブを構成するPDL文書を、描画部2310へ出力する。描画部2310は上述の処理を行い、結果を圧縮部2320へ出力する。圧縮部2320は上述の処理を行い、結果を圧縮形式のドットイメージとして出力ワーク部2400へ出力する。
【0065】
コード1、コード5、コード6、コード7のように、印刷が指示される場合、出力メイン部2500は、印刷制御部2510を用いて、出力ワーク部2400から読出したデータを、エンジン出力部2600へ出力する。エンジン出力部2600は出力メイン部から圧縮形式のドットイメージを入力として受付け、各種処理を施した後、プリンタエンジン500 へ出力する。
【0066】
ここで、印刷制御部2510は以下の処理を行う。
(1)ページシーケンス制御
(2)各ページへのエンジン制御情報とフィニッシャ制御情報の設定
(1)のページシーケンス制御では、各計算機(310 、320 、330 )から受信した文書の論理的なページ順序を、プリンタエンジン500 が印刷時に必要とする物理的なページ順序に変換する。
片面印刷の場合、通常ページ順序は変換しない。
両面印刷の場合、プリンタエンジン500 の要求するページ順序変換を行う。
通常次の2タイプがある。
【0067】
(a)巡回型両面印刷
論理的なページ順序であるページ1、ページ2、ページ3、ページ4、ページ5、ページ6、ページ7、ページ8、ページ9、ページ10を、用紙サイズ毎の滞留枚数で定まる物理的なページ順序に変換する。滞留枚数が3枚で10ページ分の印刷を行う場合、ページ2、ページ4、ページ6、ページ1、ページ8、ページ3、ページ10、ページ5、ページ7、ページ9へ変換する。
【0068】
(b)中間トレイ型両面印刷
論理的なページ順序であるページ1、ページ2、ページ3、ページ4、ページ5、ページ6、ページ7、ページ8、ページ9、ページ10を、用紙サイズ毎の中間トレイ格納最大枚数で定まる物理的なページ順序に変換する。中間トレイ格納最大枚数が3枚で10ページ分の印刷を行う場合、ページ4、ページ5、ページ6、ページ1、ページ2、ページ3、ページ9、ページ10、ページ7、ページ8へ変換する。
【0069】
(2)では各ページ毎に、エンジン制御情報とフィニッシャ制御情報を設定する。エンジン制御情報としては給紙部、排紙部について設定し、フィニッシャ制御情報ではステープル止め、穴あけ、平綴じ、中綴じ等を設定する。
【0070】
コード3、コード4、コード6、コード7のように、ドットイメージ形式での保管が指示される場合、出力メイン部2500は、保管庫格納タイプ2部2520を用いて、出力ワーク部2400から読出したデータを、ドットイメージ形式の文書として保管庫2200へ保管する。
【0071】
コード2、コード4、コード5、コード7のように、PDL形式での保管が指示される場合、スプール読出し部2120は読出した印刷ジョブを構成するPDL文書を、保管庫格納タイプ1部2330へ出力する。 保管庫格納タイプ1部2330は、入力された文書をPDL形式の文書として、保管庫2200へ保管する。
【0072】
スプール制御指示部2160からの各種要求は、スプール制御サービス部2110が受付け、実行する。各種要求としては例えば以下のものを用意した。
(1)印刷ジョブの一覧表示
(2)印刷ジョブの削除
(3)印刷ジョブの保留
(4)印刷ジョブの保留解除
(5)印刷ジョブ詳細情報の表示
(6)プリンタの一時停止
(7)プリンタの再開
(8)プリンタ内の全印刷ジョブの削除
(9)プリンタの状態表示
(10)プリンタの仕様、設定値の表示
保管庫管理指示部2170からの各種要求は、保管庫管理サービス部2230が受付け、実行する。各種要求としては前述のように、例えば以下のものを用意した。
(1)ドキュメントの一覧表示
(2)ドキュメントの削除
(3)ドキュメントの再印刷
(4)ドキュメントの表示・編集
(5)ドキュメントの名前変更
(6)ドキュメントのアクセス権限の変更
(7)フォルダの作成
(8)フォルダの削除
(9)フォルダの名前変更
(10)フォルダのアクセス権限の変更
次に図4を用いてエンジン出力部2600の処理内容を説明する。エンジン出力部2600は、出力バッファ部410 、エンジン/フィニッシャ制御部420 、エンジン制御ドライバ430、エンジンI/Fアダプタ2640、フィニッシャ制御ドライバ440 、フィニッシャI/Fアダプタ770 、パネル制御ドライバ450 、パネルI/Fアダプタ760 で構成する。
エンジン出力部2600は、印刷制御部2510からページ順序の変換されたドットイメージ形式のデータを順次受信し、出力バッファ部410 に格納する。出力バッファ部410 は2面ページ構成とし、上記受信と後で説明する出力とを並行処理できるようにした。
【0073】
エンジン/フィニッシャ制御部420 は先に説明したタスクやプロセスとして実装する。エンジン/フィニッシャ制御部420 は、出力バッファ部410 内の管理情報を読出しながら、該出力バッファ部410 内のドットイメージ形式データをプリンタエンジン500 へ出力し、実際の印刷を行う。この時エジン制御ドライバ430とフィニッシャ制御ドライバ440 を、デバイスドライバとして用いる。上記430と440 のデバイスドライバは、各々プリンタエンジン500 とフィニッシャに対する入出力処理機能を提供するライブラリプログラムである。これらがプリンタエンジンやフィニッシャ等の物理デバイスとの間でリアルタイム制御を実施する。なお、デバイスドライバとしてはパネル制御ドライバ450 も用意し、エンジン/フィニッシャ制御部420 他の処理部が、操作パネルの制御のために使えるようにした。
【0074】
430、440 、450 の上記各デバイスドライバは、各々エンジンI/Fアダプタ2640、フィニッシャI/Fアダプタ770 、パネルI/Fアダプタ760 といった各機器やデバイス(プリンタエンジン500 、フィニッシャ、操作パネル)を制御するためのハードウェアアダプタを介して、各機器の入出力制御を行う。なお、フィニッシャと操作パネルは図示していないが、通常のプリンタのプリンタが利用するものと同様なものである。
【0075】
次に図7と図8を用いて、本印刷システムを構成する各装置のハードウェア構成を説明する。
【0076】
初めに 図7を用いて、プリンタコントローラ200 について説明する。
プリンタコントローラ200 は、MPU700 、システムバス701 、ROMメモリ710 、RAMメモリ711 、キーボード721 、マウス722 、ディスクコントローラ731 、二次記憶装置732 、表示コントローラ741 、ディスプレイ742 、ネットワークコントローラ750 、ローカルI/Fアダプタ780 、パネルI/Fアダプタ760 、エンジンI/Fアダプタ2640、フィニッシャI/Fアダプタ770 からなる装置である。
【0077】
システムバス701 は、MPU700 の各種入出力信号(アドレス信号、データ信号、その他の制御信号)からなる。
【0078】
MPU700 は本システムバス701 を介して、キーボード721 、二次記憶装置732 、ディスプレイ742 、ネットワーク400 等の周辺装置や、ROMメモリ710 、RAMメモリ711 等のメモリと入出力を行う。
【0079】
キーボード721 は複数の入力用鍵盤からなる入力装置であり、ポインティングデバイスの一種であるマウスが接続されている。二次記憶装置732 は、ディスクコントローラ731 を介して、またディスプレイ742 は表示コントローラ741 を介してシステムバス701 に接続されている。また本装置のシステムバス701 は、LANやWAN等のネットワーク400 にネットワークコントローラ750 を介して接続されている。
【0080】
ネットワーク400 の物理I/FとしてはEthernet、Token-Ring、FDDI(Fiber Distributed Data Interfae,)、ATM(Asynchronous Transfer Mode)、ISDN(Integrated Services Digital Network)等を用い、使用する物理I/Fの種類に応じて本ネットワークコントローラ750 のハードウェア論理として適切なものを実装する。
【0081】
ローカルI/Fアダプタ780 はプリンタコントローラ200 を計算機に直接接続するためのアダプタである。この場合、計算機とのインターフェースとしてはセントロニクス、SCSI、fiber channel、IEEE1394、USB、RS-232C、RS-422/423等を用い、プリンタローカルI/Fアダプタを用いて接続する。
【0082】
パネルI/Fアダプタ760 は操作パネルとのインターフェースを行うためのアダプタである。この場合、パネルとのインターフェースとしてはRS-232C、独自インターフェース等を用いる。
【0083】
エンジンI/Fアダプタ2640はプリンタエンジン500 とのインターフェースをとるためのアダプタである。この場合プリンタエンジン500 とのインターフェースとしてはビデオインターフェースを用いる。
【0084】
フィニッシャI/Fアダプタ770 はフィニッシャとのインターフェースをとるためのアダプタである。この場合フィニッシャとのインターフェースとしてはRS-232C、SCSI、独自インターフェース等を用いる。
【0085】
ROMメモリ710 にはプリンタコントローラ200 の初期化立上げプログラム(IPL(Initial Program Loading)プログラムとも呼ぶ)と文字フォントの一部を格納する。
【0086】
RAMメモリ711 には(a)プリンタコントローラの制御プログラム、(b)文字フォントの残り、(c)各種バッファメモリ、(d)各種管理テーブル、その他を格納する。これらのうち(a)と(b)は前記IPLプログラムにて、二次記憶装置732 からロードすることにより、格納する。また(a)と(b)はRAMメモリ711 に格納せず、ROMメモリ710 に予め格納しておいてもよい。また逆にROMメモリ710 には文字フォントを一切格納せず、すべてRAMメモリ711 に格納してもよい。
【0087】
エンジンI/Fアダプタ2640は、MPU700 の指示に従い、操作パネルやプリンタエンジン500 との間で入出力処理を行う。
【0088】
エンジンI/Fアダプタ2640は出力バッファ部410 の内容のプリンタエンジン500への読出し処理(451−aと451−bに対応)を行う。本読出し処理は、該エンジンI/Fアダプタ2640に内蔵されているDMA(Direct Memory Access)機能を用いて行う。紙面一ペ−ジ分のドットイメージデ−タの出力バッファ部410 からの読出しが終了した時点で、エンジンI/Fアダプタ2640がMPU700 に対し割込み信号(MPU700 用のバス信号の一部)をアサートし、MPUによる出力バッファ部の読出し終了割込み処理を起動する。本読出し終了割込み処理では、読出しの終わった出力バッファが次のページの印刷で使えるようになった旨、管理テーブルに設定するとともに、該出力バッファの空きを待っている圧縮部2320等のタスクを、該空き状態から解除する。
【0089】
エンジンI/Fアダプタ2640は、読込んだ圧縮形式のドットイメージデータに伸長処理を施し、圧縮前のドットイメージに戻し、該ドットイメージをパラレルシリアル変換しシリアル形式に変換してから、プリンタエンジンとの間の画像転送信号451−bを用いて、プリンタエンジン500 へ出力する。
【0090】
エンジンI/Fアダプタ2640は、プリンタエンジン500 との間のコマンド送信、ステータス受信用の信号452 を用いて、プリンタエンジン500 へ問合せや指示のためのコマンドを送信したり、プリンタエンジン500 から応答ステータスを受信する。
【0091】
なお、エンジンI/Fアダプタ2640の実装方法としては、該アダプタに専用のサブMPUを載せる方法と、載せずに前記MPU700 にて必要な制御処理を行わせる方法の2通りがある。どちらを用いても、実装することができる。
【0092】
次に、図8を用いて、計算機300 のハードウェア構成について説明する。 計算機300 は、MPU800 、システムバス801 、ROMメモリ810 、RAMメモリ811 、キーボード821 、マウス822 、ディスクコントローラ831 、二次記憶装置832 、表示コントローラ841 、ディスプレイ842 、ネットワークコントローラ850 、プリンタアダプタ860 からなる装置である。以上のうち、プリンタアダプタ860 以外の部分はプリンタコントローラ200 の場合と同様に実現することができる。
【0093】
プリンタアダプタ860 は計算機300 がプリンタコントローラ200 とプリンタローカルI/Fケーブルを用いて、直接接続するために用いる。この場合、計算機とプリンタコントローラ200 のインターフェースとしてはセントロニクス、SCSI、fiber channel、IEEE1394、USB、RS-232C、RS-422/423等を用いる。
【0094】
また、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理しても良い。この場合、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含めた。
【0095】
図14を用いて、各文書の属性を説明する。各文書には例えば編集1402、印刷1403という二つの属性を持たせた。なお、編集属性1402は第1実施例では必ずしも必要でなく、第2実施例と第3実施例で使うが、ここで説明する。
【0096】
編集属性1402には編集可能(1402−1で指し示したマークで示した)と編集済み(1402−2で指し示したマークで示した)の二通りの値を持たせた。
【0097】
前者の編集可能1402−1は、文書がPDL形式でも保存されており、第2実施例で説明するように、編集用応用プログラムを用いて該文書に対し表示・編集を行うことができることを示す。
【0098】
後者の編集済み1402−2は、文書がPDL形式だが既に編集用応用プログラムで編集されており、該編集用プログラムで開いて2回目以降の表示・編集を行うことができない(定義1)ことを示す。
【0099】
この編集済み1402−2については、以下のようにすることもできる。
編集用応用プログラムで何回でも開き、表示・編集ができるようにする(定義2)。
編集用応用プログラムで表示のためなら何回でも開けるが、編集迄行う場合は、2回目以降できないようにする(定義3)。
【0100】
つまり、編集済み1402−2の定義を、定義1、定義2、定義3のいずれかにしたり、或いは定義1、定義2、定義3の何通りかの組合せをサポートすることができる。定義2の仕様のみ使う場合、編集済み1402−2を図14の画面に表示しないでも運用上問題がない。
【0101】
印刷属性1403には印刷可能(1403−1で指し示したマークで示した)と高速印刷可能(1403−2で指し示したマークで示した)の二通りの値を持たせた。
【0102】
高速印刷可能の代わりに、即印刷可能と読んでも良い。
【0103】
前者の印刷可能1403−1は、該文書が再印刷可能だが、必ずしも即印刷されない可能性があることを示す。その理由は、文書1411がPDL形式でのみ保存され、ドットイメージ形式では保存されていないことに対応する。
【0104】
後者の高速印刷可能1403−2は、該文書が高速に、プリンタエンジンの最高性能で再印刷可能なことを示す。その理由は、文書1411がドットイメージ形式でも保存されていることに対応する。
【0105】
なお、同じ文書をドットイメージ形式から再印刷する場合と、PDL形式から再印刷する場合、本印刷システムでは前者が後者より速いとしたため、上記印刷属性を持たせた。その速い理由は、PDL形式の文書を再印刷する場合、該文書に対し、描画部2310と圧縮部2320による処理を経て、出力ワーク部2400にドットイメージ形式(圧縮タイプ)の文書を作ってから印刷するが、ドットイメージ形式の文書を再印刷する場合、この描画部と圧縮部による処理が不要であり、出力ワーク部2400内のドットイメージ形式(圧縮タイプ)の文書から再印刷処理を始めることができるためである。特に描画部の頁当りの最大処理時間を一定値以下に保証するのが難しいためである。一方、ドットイメージ形式から再印刷する場合は、プリンタエンジン最高性能での再印刷を保証することができる。
【0106】
また各文書についてその名前1401は一つだが、編集属性1402、印刷属性1403、サイズ1404、登録者(日時)1405、最終利用者(日時)1406は二行で記述した。上側の行はPDL文書についての属性を示し、下側の行はドットイメージ文書についての属性を示した。
【0107】
具体的には、文書1411について上側の行1411−1に、PDL文書として保管してあるので編集可能1402−1、そのPDL文書のサイズ、登録者と日時、最終利用者と日時を記録した。また文書1411について下側の行1411−2に、ドットイメージ形式文書として保管してないので印刷可能1403−1(PDL文書としては保存)と記録した。その他の、サイズ、登録者と日時、最終利用者と日時の項目はドットイメージ形式文書がないので、空白とした。
【0108】
文書1412について上側の行1412−1に、PDL文書として保管してあるが編集済みなので編集済み1402−2、そのPDL文書のサイズ、登録者と日時、最終利用者と日時を記録した。また文書1412について下側の行1412−2に、ドットイメージ形式文書も保管してあることに伴う高速印刷可能1403−2、そのドットイメージ文書のサイズ、登録者と日時、最終利用者と日時を記録した。
【0109】
以上の管理の下で、計算機からプリンタへ該文書についての再印刷要求を上記文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定した。
その判定結果に応じ最適な方法で再印刷を行うようにした。例えば、プリンタの保管庫に前記ドットイメージ形式の文書が保管されているか判定し、あれば該ドットイメージ形式の文書を用いて再印刷を行った。この場合、文書の印刷属性が高速印刷可能として図14のように表示されるので、ユーザは画面を見ただけで、その旨把握することができる。ドットイメージ形式の文書がないがPDL形式の文書があれば、それを描画して再印刷を行った。この場合も、文書の印刷属性が印刷可能として表示されるので、ユーザは画面を見ただけでその旨把握することができる。
以上の第1実施例によれば、プリンタのユーザが計算機から印刷と保管を任意の組合せで指示して、プリンタを使うことができる。これにより計算機のユーザは、文書の種類や、利用目的に応じ、その都度、印刷と保管の任意の組合せを指定して、プリンタを利用することができる。
また保管に際し、ドットイメージ形式に加えPDL形式も利用できるようにするとともに、以上の2形式の任意の組合せで保管できるようにした。従って、単なる再印刷の場合はドットイメージ形式の保管文書を使って、高速な再印刷を行うとともに、面付け編集ではPDL形式の保管文書を使って、画質の劣化のない高品位な編集処理をすることができる。
そして、保管形式の組合せを、計算機のユーザは、文書の種類や、利用目的に応じ、その都度、プリンタに指示することができる。
また、既存の文書を上記保管庫に取込んで、再印刷、表示・編集等の目的で利用する際、文書の形式としてPDL形式とドットイメージ形式の両方をサポートしているので、取込み可能な文書の範囲を広くすることもできる。
【0110】
以上のように、本プリンタ及び印刷システムにより、単なる印刷でなく、より高度なドキュメントシステムをユーザに提供することができるので、ユーザの使い勝手を大幅に向上することができる。
【0111】
次に本発明の第2実施例について説明する。
【0112】
第2実施例の説明で使う図面は第一実施例用の図面に構成要素を追加したものである。具体的には、図2、図3、図6について構成要素を追加した。第一実施例用のその他の図面は、第二実施例でもそのまま使った。
なお、第2実施例で追加した構成要素は、第1実施例では不要である。図面の
スペースを節約するため、同じ図面で二つの実施例を説明した。
【0113】
まず図6、図2、図3への構成要素の追加について、説明する。
【0114】
プリンタコントローラ200 に、図6に示すように文書形式変換部2700を追加した。文書形式変換部2700は、保管庫2200に保管されている保管形式の文書の形式を表示・編集形式の文書に変換するための部分である。文書形式変換部2700にはさらに、PDL形式変換部2710とイメージ形式変換部2720を設けた。PDL形式変換部2710は、該保管庫に保管されているPDL形式(保管形式の一つ)の文書を表示・編集形式の文書に変換する部分である。PDL形式の例としては、Adobe社のPostScript(登録商標)とPDF(Portable Document Format;登録商標)、HP社のPCL-5, PCL-5E, PCL-6, PCL-XL(登録商標)等がある。また表示・編集形式とは、計算機300 上のタイプ1応用プログラム3140やタイプ2応用プログラム3150が文書の画面への表示や文書内容の編集(面付け編集等)を行うための形式であり、Adobe社のPDF(Portable Document Format;登録商標)、HTML(HyperText Markup Language)、XML(eXtensible Markup Language)、SGML(Standard Generalized Markup Language)、Microsoft社のEMF(Enhanced MetaFile) 等がある。これらは、前述のPDL形式と一致していないが、相互に変換可能である。
【0115】
イメージ形式変換部2720は、該保管庫2200に保管されている圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書に伸長し、変換する部分である。圧縮アルゴリズムとしては、先に示した任意のものを用いることができる。また上記イメージ形式変換部2720における伸長処理は、プリンタコントローラ200 内の(a)MPU700 上のソフトウェア又は(b)専用ハードウェア(図7には示さず)で行った。
【0116】
プリンタコントローラ200 には、図6に示すように保管庫格納タイプ3部2340も追加した。保管庫格納タイプ3部2340は表示・編集形式の文書を保管庫2200へ格納するための部分であり、後で図2を用いてさらに説明する。
【0117】
図2にも、図6と同じ意味で、文書形式変換部2700、PDL形式変換部2710、イメージ形式変換部2720、保管庫格納タイプ3部2340を設けた。図2に示したように、保管庫管理指示部2170が保管庫管理サービス部2230に指示し、様々な保管庫管理のためのサービス処理を行わせる。この時、上記保管庫管理指示部2170から保管庫管理サービス部2230への指示内容に従い、必要に応じて、保管文書の形式を変換する必要が生じる。この時、保管庫管理サービス部2230が該文書形式の変換を、上記文書形式変換部2700を用いて実行する。
【0118】
以上の追加を行うことで、図2における処理内容を以下の点について変更した。
【0119】
スプールへ格納された各印刷ジョブは、スプール読出し部2120が順次読出す。スプール読出し部2120は各計算機からの各処理要求を解析し、次のいずれであるか判別する。各場合に対するコードの割り当てを、以下のようにし、第1実施例の時より拡充した。
(1)印刷のみ;コード1
(2)PDL形式での保管のみ;コード2
(3)ドットイメージ形式での保管のみ;コード3
(3−1)表示・編集形式での保管のみ;コード31
(4)PDL形式とドットイメージ形式の両方での保管のみ;コード4
(4−1)PDL形式と表示・編集形式での保管のみ;コード41
(4−2)ドットイメージ形式と表示・編集形式での保管のみ;コード42
(4−3)PDL形式とドットイメージ形式と表示・編集形式での保管;コード43
(5)印刷、及びPDL形式での保管;コード5
(6)印刷、及びドットイメージ形式での保管;コード6
(6−1)印刷、及び表示・編集形式での保管;コード61
(7)印刷、及びPDL形式とドットイメージ形式での保管;コード7
(8)印刷、及びPDL形式と表示・編集形式での保管;コード8
(9)印刷、及びドットイメージ形式と表示・編集形式での保管;コード9
(10)印刷、及びPDL形式とドットイメージ形式と表示・編集形式での保管;コード10
コード1、コード3、コード4、コード42、コード43、コード5、コード6、コード61、コード7、コード8、コード9、コード10のように、印刷又はドットイメージ形式での保管のいずれかが指示される場合、スプール読出し部2120は読出した印刷ジョブを構成するPDL文書を、描画部2310へ出力する。描画部2310は上述の処理を行い、結果を圧縮部2320へ出力する。圧縮部2320は上述の処理を行い、結果を圧縮形式のドットイメージとして出力ワーク部2400へ出力する。
【0120】
コード1、コード5、コード6、コード61、コード7、コード8、コード9、コード10のように、印刷が指示される場合、出力メイン部25002は、印刷制御部2510を用いて、出力ワーク部2400から読出したデータを、エンジン出力部2600へ出力する。エンジン出力部2600は出力メイン部から圧縮形式のドットイメージを入力として受付け、各種処理を施した後、プリンタエンジン500 へ出力する。
印刷制御部2510の処理内容は、第1実施例の場合と同様である。
【0121】
コード3、コード4、コード42、コード43、コード6、コード7、コード9、コード10のように、ドットイメージ形式での保管が指示される場合、出力メイン部2500は、保管庫格納タイプ2部2520を用いて、出力ワーク部2400から読出したデータを、ドットイメージ形式の文書として保管庫2200へ保管する。
【0122】
なお、上記説明では圧縮部2320があるものとして説明したが、ない場合についても同様に実現することができる。つまり、プリンタコントローラ200 はドットイメージ形式で文書を保管する場合、プリンタコントローラ200 に圧縮部2320があればドットイメージデータを圧縮し、圧縮タイプにして保管する。圧縮部2320がなければ、ドットイメージデータを圧縮せず、非圧縮タイプで保管する。圧縮部2320は圧縮用のソフトウェア又はハードウェアとして実現した。
【0123】
コード2、コード4、コード41、コード43、コード5、コード7、コード8、コード10のように、PDL形式での保管が指示される場合、スプール読出し部2120は読出した印刷ジョブを構成するPDL文書を、保管庫格納タイプ1部2330へ出力する。 保管庫格納タイプ1部2330は、入力された文書をPDL形式の文書として、保管庫2200へ保管する。
【0124】
コード31、コード41、コード42、コード43、コード61、コード8、コード9、コード10のように、表示・編集形式での保管が指示される場合、スプール読出し部2120は読出した印刷ジョブを構成する表示・編集形式の文書を、保管庫格納タイプ3部2340へ出力する。 保管庫格納タイプ3部2340は、入力された文書を表示・編集形式の文書として、保管庫2200へ保管する。
【0125】
なお、表示・編集形式での保管はすべての応用プログラムに対して可能とはしなかった。ここでは、タイプ2応用プログラム部の一種である編集用応用プログラムが、プリンタ論理ドライバ部3130を経由せずに保管を直接要求する場合にのみ、実行するようにした。
【0126】
計算機には、図3に示すように編集用応用プログラム1部3141、3151と編集用応用プログラム2部3142、3152を設けた。これらのプログラムはタイプ1応用プログラム部3140又はタイプ2応用プログラム部3150に属する。編集用応用プログラム1部3141、3151は前述のPDF等の表示・編集形式の文書を表示・編集することのできる応用プログラムである。編集用応用プログラム2部3142、3152はドットイメージ形式の文書を表示・編集するための応用プログラムである。ドットイメージ形式としては非圧縮タイプと圧縮タイプの2種類があるが、編集用応用プログラム2部3192は非圧縮タイプの方しか処理できないものとして、以下説明する。なお、プログラム3192が非圧縮タイプの文書を直接処理できる場合についても、同様に機能を実現することができる。
【0127】
また一つのプログラムに、上記編集用応用プログラム1部と編集用応用プログラム2部の両方の機能を持たせることも可能である。つまり、3141と3142を同一プログラムで実現したり、3151と3152を同一プログラムで実現することもできる。また3141と3151を同一プログラムで実現したり、3142と3152を同一プログラムで実現することもできる。さらに、3141、3142、3151、3152をすべて、同一プログラムで実現することも可能である。3141の例としては、Adobe社のAcrobat Exchange(登録商標)がある。
【0128】
また本実施例では、計算機からプリンタの保管庫に文書を保管形式で保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行った場合、以下のようにした。
【0129】
つまり、プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と同じか判定し、同じならそのまま読出し、計算機に転送し、異なるならば、プリンタ内の文書形式変換部を用いて、該保管庫に保管されている保管形式の文書の形式を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送した。
【0130】
計算機上のタイプ2応用プログラムの一つである編集応用プログラムが、プリンタから転送された上記表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行うようにした。
【0131】
また計算機からプリンタの保管庫にPDL形式と呼ぶ保管形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行った場合は、以下のようにした。
【0132】
プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と同じか判定し、同じならそのまま読出し、計算機に転送し、異なるならば、プリンタがプリンタ内のPDL形式変換部を用いて、該保管庫に保管されているPDL形式(保管形式)の文書を表示・編集形式の文書に文書に変換した後、計算機に転送した。
【0133】
計算機上のタイプ2応用プログラムの一つである編集応用プログラム1部は、プリンタから転送された上記表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行うようにした。
【0134】
また計算機からプリンタの保管庫にドットイメージ形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行った場合は、以下のようにした。
【0135】
プリンタがプリンタ内の文書の形式を判定し、非圧縮タイプのドットイメージ形式ならばそのまま読出し、計算機に転送し、圧縮タイプのドットイメージ形式ならば、文書形式変換部内のイメージ形式変換部を用いて、該保管庫に保管されている圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書に変換した後、計算機に転送した。
【0136】
計算機上のタイプ2応用プログラムの一つである編集応用プログラム2部が、プリンタから転送された上記非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を読出し、表示と編集を行った。
【0137】
また、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含めた。このうち、各文書についての編集属性と印刷属性、及びその使い方は、第1実施例で図14を用いて説明した内容と同じである。なお、図14における編集属性1402とその値、編集可能1402−1と編集済み1402−2は、本第2実施例で使うと有効であるが、必須というわけではない。
【0138】
以上の管理の下で以下のようにした。
(1)計算機からプリンタへ該文書についての再印刷要求を上記文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、その判定結果に応じ最適な方法で再印刷を行うようにした。例えば、プリンタの保管庫に前記ドットイメージ形式の文書が保管されているか判定し、あれば該ドットイメージ形式の文書を用いて再印刷を行った。ドットイメージ形式の文書がないがPDL形式の文書があれば、それを描画して再印刷を行った。この(1)の内容は第1実施例の場合と同じである。
【0139】
本第2実施例では、次の(2)も可能にした。
(2)計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集を上記文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、その判定結果に応じ最適な方法で表示・編集を行うようにした。
【0140】
例えば、プリンタの保管庫に前記表示・編集形式の文書が保管されているか判定し、あれば該表示・編集形式の文書をそのまま計算機に転送した。計算機上の編集用応用プログラム1部3141、3151が、その転送された表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行った。
【0141】
また、プリンタの保管庫に前記表示・編集形式の文書が保管されていないがPDL形式の文書が保管されていると判定された場合、上記PDL形式の文書をプリンタ内のPDL形式変換部2710を用いて表示・編集形式に変換してから、計算機に転送した。計算機上の編集用応用プログラム1部3141、3151が、その転送された表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行った。
【0142】
また、プリンタの保管庫に前記表示・編集形式の文書もPDL形式の文書も保管されていないがドットイメージ形式の文書が保管されていると判定された場合、さらに該ドットイメージ形式の文書が非圧縮タイプか判定した。非圧縮タイプであれば、そのまま読出し計算機に転送した。非圧縮タイプでなく、圧縮タイプならば、プリンタ内のイメージ形式変換部2720を用いて、保管庫に保管されている圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書に変換した後、計算機に転送した。
【0143】
計算機上の編集用応用プログラム2部3142、3152が、その転送された非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を読出し、表示と編集を行った。
【0144】
図14における編集属性1402は、例えば以下のように使うことができる。
(a) 編集可能1402−1であれば、編集用応用プログラムで編集することができる。
(b) 編集済み1402−2であれば、第1実施例に示したように、その定義が定義1,2,3のいずれであるかに応じ、編集用応用プログラムでできる編集操作を制御する。例えば定義1と3の場合、2回目以降の編集を行うことができない。
以上の第2実施例によれば、プリンタによる文書の保管形式と編集用応用プログラムが必要とする表示・編集形式が一致していない場合でも、保管形式から表示・編集形式に変換することにより、編集用応用プログラムで表示・編集できるようにできた。具体的には、保管形式がPDL形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のいずれでも、それらを表示・編集形式や非圧縮タイプのドットイメージ形式に変換することで、それらを編集用応用プログラムで表示・編集できるようにできた。これにより、ユーザの利便性、使い勝手を高めることができた。
【0145】
また第1実施例と第2実施例では、各文書を文書名とその属性で管理することにより、ユーザが保管庫内の各文書を操作(再印刷や表示・編集)する時、理解し易く、混乱が生じないようにできた。というのは、同じ内容の文書に、属性が違うと別の文書名を付けることができる。この場合、ユーザは一度別の文書名を付けると、以後それらが同じ内容であることが分からなくなり、混乱が生じるからである。ここで文書の内容が同じとは、文書の保管形式がPDL形式、圧縮タイプのドットイメージ形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式のいずれであろうとも、印刷結果が完全に同じであることを意味する。左記保管形式が違うだけなのに、別の文書名を付けてしまい、ユーザがそれらの内容が同じことを忘れると、同じであるかチェックするためにはプリンタエンジン500 で印刷する直前のドットイメージデータについての比較が必要となる。この場合、チェックのための処理が非常に大きくなり、ユーザの使い勝手、システム性能が低下するという問題が生じる。
【0146】
次に本発明の第3実施例について説明する。本実施例は、第1実施例と第2実施例において、計算機300 内の文書をプリンタコントローラ200 の保管庫2200へ保管する方法についてのものである。
【0147】
以下図3、図6、および図15を用いて説明する。図3と図6については、第1実施例と第2実施例用の図面に構成要素を追加した。第一実施例用のその他の図面は、第3実施例でもそのまま使った。
【0148】
なお、本第3実施例で追加した構成要素は、第1実施例と第2実施例では不要である。図面のスペースを節約するため、同じ図面で三つの実施例を説明した。
【0149】
まず図3、図6への構成要素の追加について、説明する。
計算機300 に、図3に示すようにファイル転送送信部3190を追加した。ファイル転送送信部3190は、計算機300 に直接接続されている二次記憶装置(ローカル二次記憶装置と呼ぶ)またはネットワーク400 環境で共用している二次記憶装置(共用二次記憶装置と呼ぶ)内の文書を読出し、プリンタコントローラ200 内の後で説明するファイル転送受信部630 に文書を転送する。
【0150】
プリンタコントローラ200 に、図6に示すようにファイル転送受信部630 を追加した。ファイル転送受信部630 は、計算機300 がファイル転送送信部3190を用いて送信した文書を受信する。
【0151】
次に図15を用いて、計算機300 内の文書をプリンタコントローラ200 の保管庫2200へ保管する手順を説明する。
【0152】
初めに図15を構成する各部分間の情報のやりとりを示す1501、1502等の内容を、列挙する。
1501:ドキュメント保存開始要求(保管フォルダ名)
1502:ワークディレクトリ作成
1503−1:ドキュメント転送指示(文書ファイル名の列)
1503−2:ファイル送信指示
1503−3保管フォルダ名への文書ファイルの列の格納
1504−1:転送終了報告
1504−2:転送終了報告の受信
1505:ドキュメント保存終了要求(各文書についての(a)新規フォルダ名と(b)新規文書名の対の列)
1506:保管庫格納
図15においては、上記情報のやりとりを用い以下のように順に処理が進められる。
【0153】
(1) 初めに計算機300 内の保管庫管理指示部3170がプリンタコントローラ200内の保管庫管理サービス部2230に、ドキュメント保存開始要求(1501)を発行する。この1501に、その付随パラメータとして保管フォルダ名を付ける。例えば、c:\wrk\1と付ける。
【0154】
(2) 保管庫管理サービス部2230は、1501の指示に従い、ファイル転送受信部630 が受信したファイルを格納するためのワークディレクトリを作成する(1502)。この時、ワークディレクトリの名称を、1501の付随パラメータで指定された保管フォルダ名c:\wrk\1(1551)とする。プリンタコントローラ200は、この保管フォルダ名の下に、受信した文書ファイルを格納する。
【0155】
(3) 保管庫管理指示部3170がファイル転送送信部3190に対し、ドキュメント転送指示(1503−1)を発行し、文書ファイルの列の計算機300 からプリンタコントローラ200 への転送を指示する。1503−1の付随パラメータとして、文書ファイル名の列を付ける。例えば、doc1.pdl,doc2.pdl,・・・,docm.dotを付ける。ここでは、仮にdoc1.pdlとdoc2.pdlをPDL文書とし、docm.dotをドットイメージ形式文書とした。
【0156】
(4) ファイル転送送信部3190が、ファイル転送受信部630 に対し、ファイル送信指示(1503−2)を発行することにより、文書ファイルの列を転送する。1503−2の付随パラメータとして、文書ファイル名の列を付けるが、1503−1の場合と同じである。
ここで、ファイル転送送信部3190とファイル転送受信部630 の間のファイル転送には、ftp(file transfer protocol)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコルを用いた。より詳しくは、ftpの場合、計算機300 の管理しているローカル二次記憶装置または共用二次記憶装置内のファイルを、プリンタコントローラ200 内のftpサーバ(図15の630 に相当)と呼ばれるプログラムに送った。 httpの場合、計算機300 の管理しているローカル二次記憶装置または共用二次記憶装置内のファイルを、プリンタコントローラ200 内のHTTPサーバ(図15の630
に相当)と呼ばれるプログラムに送った。
【0157】
(5) ファイル転送受信部630 は、受信した文書ファイルの列を、保管フォルダ名1550(c:\wrk\1)の下に、格納する(1503−3)。結果として、m個の文書doc1.pdl,doc2.pdl,・・・,docm.dotが該保管フォルダ名1550の下に格納される。
【0158】
(6) ファイル転送受信部630 は、1503−3において、すべての文書ファイルを保管フォルダ1550に格納し終えたら、転送終了報告(1504−1)を、ファイル転送送信部3190に送信する。
【0159】
(7) ファイル転送送信部3190は、保管庫管理指示部3170内の転送終了確認部1504に、上記転送終了報告を送信し(1504−2)、すべての文書ファイルの保管フォルダ1550への格納を確認した旨、報告する。
【0160】
(8) 保管庫管理指示部3170は保管庫管理サービス部2230に対し、ドキュメント保存終了要求(1505)を発行し、保管フォルダ1550に受信済みの文書ファイルの列の、保管庫2200への格納を指示する。1505の付随パラメータとして、各文書について(a)新規保管フォルダ名と(b)新規文書ファイル名の組の列を付ける。
例えば、c:\f1\f1_a,doc1.pdl, c:\f1\f1_b,doc2.pdl, ・・・,c:\f2\f2_a,docm.dotと付ける。
以上の(a)と(b)での指定は、各文書ファイルについて格納先フォルダ名と文書名を新規に付け直すことを可能にするためのものである。元と同じにしても良い。(a)と(b)の指定を省略した場合、すべての文書について、同じフォルダ名と同じ文書名にするといったようにすることもできる。
【0161】
(9) 最後に、保管庫管理サービス部2230内の保管庫格納部1506が、保管フォルダ1550内の各文書1551、1552、・・・、155mを、保管庫2200に1561、1562、・・・、156mとして格納し、処理を終える。
【0162】
1503−2と1503−3からなるファイル転送が失敗した場合、1504−1で失敗を報告し、再転送や計算機300 への画面表示を行う。この場合、(8) による文書の保管庫2200への格納を行わない。
以上の第3実施例においては、以下の効果がある。
【0163】
(1)計算機300からプリンタコントローラ200 へ文書を保管する際、ファイル転送に標準のファイル転送手段(ftp、HTTP等)を使うことができる。従って、ファイル転送のためのプログラムの開発が不要である。またftp等の実績のあるファイル転送機能を使うことにより、ファイル転送の性能と信頼性を確保することもできる。
【0164】
(2)さらに、受信用ワークディレクトリ(1550)へのファイル転送が成功したことを確認してから、本来の保管庫2200への格納を行うことができる。
これにより、保管庫2200への格納失敗とファイル転送の失敗を、ユーザやシステム管理者は区別して知ることができるという効果がある。ファイル転送を確認しないで保管庫2200へいきなり格納する場合、以上の区別ができないので、障害時の対応が難しいという問題点が発生する。
【0165】
【発明の効果】
本発明によれば、単なる印刷用のプリンタでなく、より高度なドキュメントシステムをユーザに提供することができるので、ユーザの使い勝手を大幅に向上することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプリンタ、及び印刷システムの構成図である。
【図2】 本発明におけるプリンタコントローラの制御方式を説明するための図である。
【図3】 本発明における計算機の構成を説明するための図である。
【図4】 本発明におけるプリンタコントローラのエンジン出力部の制御方式を説明するための図である。
【図5】 本発明におけるプリンタコントローラの保管庫を説明するための図である。
【図6】 本発明におけるプリンタコントローラの構成を説明するための図である。
【図7】 本発明におけるプリンタコントローラのハードウェア構成図である。
【図8】 本発明における計算機のハードウェア構成図である。
【図9】 本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
【図10】 本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
【図11】 本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
【図12】 本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
【図13】 本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
【図14】 本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
【図15】 本発明における計算機からプリンタコントローラへの文書の保管を説明するための図である。
【符号の説明】
100 :プリンタ、200 :プリンタコントローラ、310,320,330:計算機、400 :ネットワーク、410 :プリンタローカルI/F、500 :プリンタエンジン、2100:スプール、2110:スプール制御サービス部、2200:保管庫、2230:保管庫管理サービス部、2310:描画部、2400:出力ワーク部、2500:出力メイン部、2600:エンジン出力部
Claims (26)
- 計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書印刷方法において、
前記計算機は、 PDL 文書についてのプリンタによる印刷と保管の任意の組合せを指示するプログラムを有し、 PDL 文書をプリンタに送信し、プリンタが PDL 文書を計算機から受信し、計算機からの指示に従い、 PDL 文書に対する印刷と保管を行うことを特徴とする文書印刷方法。 - 印刷システムを用いた文書印刷方法において、
計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式として PDL 形式とドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、
前記プリンタが計算機からの保管形式の指示に従い、 PDL 形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管することを特徴とする請求項1に記載の文書印刷方法。 - 前記計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式として PDL 形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、
前記プリンタが計算機からの保管形式の指示に従い、 PDL 形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管し、
保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性に PDL 形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、
計算機からプリンタへ該文書についての再印刷要求を該文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書が PDL 形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、
判定結果に応じ最適な方法で再印刷を行うことを特徴とする請求項1記載の文書印刷方法。 - 前記計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式として PDL 形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、
前記プリンタが計算機からの保管形式の指示に従い、 PDL 形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管し、
保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性に PDL 形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、
計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集を該文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書が PDL 形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、
判定結果に応じ最適な方法で、計算機上の文書生成プログラム又は組合せ指示プログラムが表示・編集を行うことを特徴とする請求項1記載の文書印刷方法。 - 計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、
前記計算機が生成した文書の印刷と保管の任意の組み合わせをプリンタに指示し、その際、保管形式としてPDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、
該文書をプリンタに送信し、
計算機からの保管形式の指示に従い、PDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書をプリンタの保管庫に保管することを特徴とする文書処理方法。 - 計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、
前記計算機が生成した文書の印刷と保管の任意の組み合わせをプリンタに指示し、その際、保管形式としてPDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、
該文書をプリンタに送信し、
前記計算機からの指示に従って文書を印刷し、
計算機からの保管形式の指示に従い、PDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書をプリンタの保管庫に保管することを特徴とする文書処理方法。 - 計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、
計算機がプリンタに文書の保管を指示し、その際、保管形式としてPDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、
該文書をプリンタに送信し、
計算機からの保管形式の指示に従い、PDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書をプリンタの保管庫に保管することを特徴とする文書処理方法。 - 計算機からプリンタへ保管庫に格納されている文書についての印刷要求を行い、
プリンタは該プリンタの保管庫にドットイメージ形式の文書が保管されているか判定し、
あればドットイメージ形式の文書を用いて印刷を行い、
無ければPDL形式の文書を、ドットイメージ形式に変換した後、印刷を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 計算機からプリンタの保管庫に文書を保管形式で保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求又は編集要求を行い、
プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と同じか判定し、
同じならば、そのまま読出して計算機に転送し、
異なるならば、プリンタ内の文書形式変換部を用いて、該保管庫に保管されている保管形式の文書の形式を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、
計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 計算機からプリンタの保管庫に保管形式として少なくともPDL形式を含んで文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求又は編集要求を行い、
プリンタが、プリンタ内のPDL形式変換部を用いて、保管庫に保管されているPDL形式の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、
計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 計算機からプリンタの保管庫に保管形式として少なくともPDL形式を含んで文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求を行い、
プリンタが、プリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と同じか判定し、同じであるならばそのまま読出して計算機に転送し、
異なるならば、プリンタがプリンタ内のPDL形式変換部を用いて、保管庫に保管されているPDL形式の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、
計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 計算機からプリンタの保管庫に保管形式として少なくともPDL形式を含んで文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求又は編集要求を行い、
プリンタが、プリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と同じか判定し、同じであるならばそのまま読出して計算機に転送し、
異なるならば、プリンタがプリンタ内のPDL形式変換部を用いて、保管庫に保管されているPDL形式の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、
計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 計算機からプリンタの保管庫に、少なくとも圧縮タイプ又は非圧縮タイプのドットイメージ形式を含んで文書を保管しておき、
計算機からプリンタへ該文書についての表示要求又は編集要求を行って、
プリンタがプリンタ内の文書の形式を判定し、非圧縮タイプのドットイメージ形式ならばそのまま読出し、計算機に転送し、
圧縮タイプのドットイメージ形式ならば、イメージ形式変換部を用いて、保管庫に保管されている圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書に変換した後、計算機に転送し、
計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、
計算機からプリンタへ該文書についての印刷要求を該文書名で行うと、
プリンタが、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、
判定結果に応じ最適な方法で印刷を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、
計算機からプリンタへ該文書についての表示要求を該文書名で行うと、
プリンタが、計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と、該文書形式で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群のいずれかとが同じか判定し、同じであるならばその保管形式の文書のまま読出し、計算機に転送し、
異なるならば、プリンタがプリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている上記文書名の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、
計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、
計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を該文書形式で行うと、
プリンタが、計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と、前記文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群のいずれかと が同じか判定し、同じであるならばその保管形式の文書のまま読出し、計算機に転送し、
異なるならば、プリンタがプリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている上記文書名の文書を表示形式又は編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、
計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、
計算機からプリンタへ該文書についての表示要求を該文書形式で行うと、
プリンタが、計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群のいずれかとが同じか判定し、同じであるならばその保管形式の文書のまま読出し、計算機に転送し、
異なるならば、プリンタがプリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている上記文書名の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、
計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を該文書名で行うと、
プリンタが、計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群のいずれかとが同じか判定し、同じであるならばその保管形式の文書のまま読出し、計算機に転送し、
異なるならば、プリンタがプリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている上記文書名の文書を表示形式又は編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、
計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示又は編集を行うことを特徴とする請求項7記載の文書処理方法。 - 計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、
前記計算機内の文書をプリンタコントローラ内の二次記憶装置で構成した保管フォルダへファイル転送により転送し一時格納し、
一時格納が正常終了したのを確認した後、
一時格納された該保管フォルダから、プリンタコントローラ内の目的とする二次記憶装置で構成した保管庫へ文書を保管し直すことを特徴とする文書処理方法。 - 計算機からプリンタの保管庫に文書を保管形式で保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示要求を行って、プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と同じか判定し、
同じならば、そのまま読出して計算機に転送し、
異なるならば、プリンタ内の文書形式変換部を用いて、保管庫に保管されている保管形式の文書の形式を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、該計算機上の編集応用プログラムが、プリンタから転送された表示・編集形式の文書を読出し、表示を行うことを特徴とする文書処理方法。 - 計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、
前記計算機が生成した文書の保管をプリンタに指示し、その際、保管形式として編集可能 なPDL形式と高速印刷可能なドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、
該文書をプリンタに送信し、
前記計算機からの指示に従って文書を印刷し、
前記計算機からの指示に従って前記プリンタの保管庫に前記PDL形式と前記ドットイメージ形式のうちの少なくとも一つで前記文書を保管し、
前記計算機からの指示に従って、前記ドットイメージ形式又は前記PDL形式で保管された文書にアクセスすることを特徴とする文書処理方法。 - 計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムを用いた文書処理方法であって、
前記計算機が生成した文書の印刷、且つ/又は、保管の任意の組み合わせをプリンタに指示し、その際、保管形式として編集可能なPDL形式と高速印刷可能なドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、
該文書をプリンタに送信し、
前記計算機からの指示に従って文書を印刷し、
前記計算機からの指示に従って前記プリンタの保管庫に前記PDL形式と前記ドットイメージ形式のうちの少なくとも一つで前記文書を保管し、
前記計算機からの指示に従って、前記ドットイメージ形式の又は前記PDL形式で保管された文書にアクセスすることを特徴とする文書処理方法。 - 計算機と文書データを双方向通信可能なインターフェイスと、
計算機からの文書を任意の保管形式で保管する保管庫と、
前記保管庫内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と同じかを判定する判定手段と、
保管形式の文書を表示・編集形式の文書に変換可能な文書形式変換部とを有することを特徴とするプリンタ。 - 請求項7に記載の文書処理方法であって、さらに、
保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、
計算機からプリンタへ該文書についての印刷要求を該文書名で行うと、プリンタが、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、
前記計算機で指定された文書名の文書が保管庫に非圧縮ドットイメージ形式で保管されている場合、この非圧縮ドットイメージ形式文書を用いて印刷を行い、
非圧縮ドットイメージ形式文書は無く、圧縮ドットイメージ形式文書が保管されている場合には、この圧縮ドットイメージ形式文書を用いて印刷を実行し、
非圧縮ドットイメージ及び圧縮ドットイメージ形式文書は無く、PDL形式文書が保管されている場合には、このPDL形式文書を用いて印刷を実行することを特徴とする文書処理方法。 - 計算機と文書データを双方向通信可能なインターフェイスと、
計算機からの文書を任意の保管形式で保管する保管庫と、
保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理する管理手段と、
該属性は、PDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである格納形式群であって、
計算機からプリンタへ該文書についての印刷要求を該文書名で行うと、プリンタが、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がP DL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定する判定手段と、
判定結果に応じ最適な方法で印刷を行う印刷手段を有することを特徴とするプリンタ。 - 計算機と文書データを双方向通信可能なインターフェイスと、
計算機からの文書を任意の保管形式で保管する保管庫と、
保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理する管理手段と、
該属性は、PDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである格納形式群であって、
計算機からプリンタへ該文書についての印刷要求を該文書名で行うと、プリンタが、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定する判定手段とを備え、
前記計算機で指定された文書名の文書が保管庫に非圧縮ドットイメージ形式で保管されている場合、この非圧縮ドットイメージ形式文書を用いて印刷を行い、
非圧縮ドットイメージ形式文書は無く、圧縮ドットイメージ形式文書が保管されている場合には、この圧縮ドットイメージ形式文書を用いて印刷を実行し、
非圧縮ドットイメージ及び圧縮ドットイメージ形式文書は無く、PDL形式文書が保管されている場合には、このPDL形式文書を用いて印刷を実行する印刷手段を有することを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10615499A JP3997504B2 (ja) | 1998-05-29 | 1999-04-14 | 文書印刷方法、文書処理方法及びプリンタ |
US09/323,118 US6567180B1 (en) | 1998-05-29 | 1999-06-01 | Document printing method |
US10/397,738 US7209256B2 (en) | 1998-05-29 | 2003-03-27 | Document processing method |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-149674 | 1998-05-29 | ||
JP14967498 | 1998-05-29 | ||
JP5007599 | 1999-02-26 | ||
JP11-50075 | 1999-02-26 | ||
JP10615499A JP3997504B2 (ja) | 1998-05-29 | 1999-04-14 | 文書印刷方法、文書処理方法及びプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000311074A JP2000311074A (ja) | 2000-11-07 |
JP3997504B2 true JP3997504B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=27293829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10615499A Expired - Lifetime JP3997504B2 (ja) | 1998-05-29 | 1999-04-14 | 文書印刷方法、文書処理方法及びプリンタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6567180B1 (ja) |
JP (1) | JP3997504B2 (ja) |
Families Citing this family (64)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3266146B2 (ja) * | 1999-01-20 | 2002-03-18 | セイコーエプソン株式会社 | プリンタ及びネットワーク印刷システム |
JP2000357131A (ja) * | 1999-06-16 | 2000-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信プロトコルによる電子機器制御システム |
JP3975616B2 (ja) * | 1999-06-18 | 2007-09-12 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置 |
US7130068B1 (en) * | 1999-10-05 | 2006-10-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Print server apparatus, information processing apparatus, print job reservation management method, reservation job generation method and memory medium |
US7031003B2 (en) * | 1999-12-27 | 2006-04-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, control method of image processing apparatus, and storage medium |
JP3618619B2 (ja) * | 2000-02-04 | 2005-02-09 | シャープ株式会社 | 印刷装置 |
US7050189B2 (en) * | 2000-03-22 | 2006-05-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Network print system including memory server and printer |
JP3848053B2 (ja) * | 2000-05-09 | 2006-11-22 | キヤノン株式会社 | 印刷制御方法及び装置と記憶媒体並びに印刷システム |
JP2002082794A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-03-22 | Canon Inc | サーバ装置並びに画像処理装置並びに情報処理装置並びにサーバ装置の制御方法並びに画像処理装置の制御方法並びに画像処理方法並びに情報処理装置の情報処理方法および記憶媒体 |
WO2002002327A2 (en) * | 2000-07-05 | 2002-01-10 | Lexmark International, Inc. | Quick edit and speed print capability for a stand-alone ink jet printer |
US7262873B1 (en) * | 2000-07-05 | 2007-08-28 | Lexmark International, Inc. | Photoprinter access to remote data |
TW472674U (en) * | 2000-07-14 | 2002-01-11 | Huang Cheng Machinery Co Ltd | Improved structure for casters |
US6801330B1 (en) * | 2000-08-30 | 2004-10-05 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Selecting a page description language for a printer driver |
AUPR264301A0 (en) * | 2001-01-19 | 2001-02-15 | Keyset Phototype Pty Ltd | System and method for editing computer files independently of the creator software application |
JP2002236567A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Toray Eng Co Ltd | 印刷システム及び印刷方法 |
US20020140958A1 (en) * | 2001-03-29 | 2002-10-03 | Lester Samuel M. | Page description language adapted for direct printing of multiple file formats |
US20030063312A1 (en) * | 2001-06-01 | 2003-04-03 | Tetsuya Kurimoto | Image processing method and image processing system |
GB0117543D0 (en) * | 2001-07-18 | 2001-09-12 | Hewlett Packard Co | Document viewing device |
US6816277B2 (en) * | 2001-08-30 | 2004-11-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Systems and methods for converting image data |
US7467139B1 (en) * | 2001-11-13 | 2008-12-16 | Unisys Corporation | Library lock management |
US7283265B2 (en) * | 2001-11-14 | 2007-10-16 | Infoprint Solutions Company | Raster data compression apparatus and method |
US7283264B2 (en) * | 2001-11-20 | 2007-10-16 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method and system for distributing print job |
US6722279B2 (en) * | 2001-12-05 | 2004-04-20 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Device and corresponding method for rapid image data transfer in printing presses |
US7304757B2 (en) * | 2001-12-21 | 2007-12-04 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | System and method for secure printing |
JP4393076B2 (ja) * | 2002-02-20 | 2010-01-06 | キヤノン株式会社 | 画像処理方法及びその装置 |
JP4058371B2 (ja) * | 2002-04-09 | 2008-03-05 | キヤノン株式会社 | 印刷管理装置、デバイスドライバ登録方法及びコンピュータプログラム |
JP2004009464A (ja) * | 2002-06-06 | 2004-01-15 | Oki Data Corp | プリンタ制御装置 |
US7286819B2 (en) * | 2002-10-31 | 2007-10-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus, print control method, and program product |
JP2004192131A (ja) * | 2002-12-09 | 2004-07-08 | Minolta Co Ltd | プリンタの機能設定プログラムおよびプリンタの機能設定方法 |
JP4186678B2 (ja) * | 2003-04-02 | 2008-11-26 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷ジョブ管理装置およびこれに用いられるプログラム並びに印刷ジョブ管理方法 |
US7652798B2 (en) * | 2003-09-30 | 2010-01-26 | Toshiba Corporation | System and method for storing of print job data |
KR100561405B1 (ko) * | 2003-11-05 | 2006-03-16 | 삼성전자주식회사 | 프린터 드라이버 및 사용자 인터페이스 구성 방법 |
US20050195425A1 (en) * | 2004-01-24 | 2005-09-08 | Bridges Amanda K. | Email confirmation for specified task at print device |
JP2005250685A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、その制御方法、およびコンピュータプログラム |
US7797354B2 (en) * | 2004-07-09 | 2010-09-14 | Sap Ag | Method and system for managing documents for software applications |
US8296751B2 (en) * | 2004-07-09 | 2012-10-23 | Sap Ag | Software application program interface method and system |
US20060059271A1 (en) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus, printing apparatus, and printing program |
JP2006137005A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Sony Corp | 印刷装置、データバックアップ方法、データファイル生成方法及びプログラム |
US20060132837A1 (en) * | 2004-12-20 | 2006-06-22 | Michael Barth | Platform independent remote printing system |
US7796287B2 (en) * | 2005-02-04 | 2010-09-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing system, image processing device, and audit data transfer mode |
JP4865358B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2012-02-01 | キヤノン株式会社 | プリント要求の受付順保証機能を備える印刷制御装置、制御方法、記憶媒体及びプログラム |
JP4640083B2 (ja) * | 2005-09-29 | 2011-03-02 | セイコーエプソン株式会社 | デバイス管理システム |
JP4736774B2 (ja) * | 2005-12-13 | 2011-07-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理プログラム、画像処理方法、画像処理装置および画像処理システム |
US7933029B2 (en) * | 2006-02-24 | 2011-04-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing system and printing apparatus |
JP2007253598A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷装置 |
JP2007283693A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体、プログラム |
JP2008003718A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Toshiba Corp | データ管理装置、データ管理プログラム及びデータ管理方法 |
JP4949127B2 (ja) * | 2006-09-22 | 2012-06-06 | 株式会社セイコーアイ・インフォテック | 印刷装置、ネットワーク印刷システム |
US8085426B2 (en) * | 2006-11-22 | 2011-12-27 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Intelligent page buffer allocation |
JP4324191B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2009-09-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及びその制御方法 |
US7545386B2 (en) * | 2006-12-07 | 2009-06-09 | Mobile Complete, Inc. | Unified mobile display emulator |
JP2008250735A (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Brother Ind Ltd | 携帯型記憶媒体 |
CN101364167A (zh) * | 2007-08-06 | 2009-02-11 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 打印控制方法和装置 |
JP5058855B2 (ja) * | 2008-03-13 | 2012-10-24 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置およびその方法並びにプログラム |
US20090262386A1 (en) * | 2008-04-22 | 2009-10-22 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Systems and methods for reusing processed data in an imaging device |
US8169633B2 (en) * | 2008-07-08 | 2012-05-01 | Xerox Corporation | Method and apparatus for attempted secure print job release notification |
JP4826664B2 (ja) * | 2009-08-25 | 2011-11-30 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5679644B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2015-03-04 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム |
JP5610781B2 (ja) * | 2010-01-21 | 2014-10-22 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2012086449A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Canon Inc | 画像形成装置、ジョブ管理方法、及びプログラム |
JP2012146194A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP5413403B2 (ja) * | 2011-05-27 | 2014-02-12 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理装置の制御方法、及び画像処理装置の制御プログラム |
JP2014218014A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2024029496A (ja) * | 2022-08-22 | 2024-03-06 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、制御方法、及びコンピュータプログラム |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0516486A (ja) | 1991-07-12 | 1993-01-26 | Toshiba Corp | 印刷装置 |
US5559933A (en) * | 1994-04-22 | 1996-09-24 | Unisys Corporation | Distributed enterprise print controller |
JP3246313B2 (ja) | 1996-01-19 | 2002-01-15 | 富士ゼロックス株式会社 | カラー印刷装置 |
JP3055455B2 (ja) | 1996-02-20 | 2000-06-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 文書蓄積装置 |
JPH09240077A (ja) | 1996-03-07 | 1997-09-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像出力装置 |
JPH09259058A (ja) | 1996-03-26 | 1997-10-03 | Canon Inc | 出力装置、データ管理装置、データ供給装置、及びそれらの方法 |
US5720015A (en) * | 1996-04-22 | 1998-02-17 | Lexmark International, Inc. | Method and apparatus for providing remote printer resource management |
JP3440699B2 (ja) | 1996-06-26 | 2003-08-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷制御装置 |
JPH1024635A (ja) | 1996-07-12 | 1998-01-27 | Ricoh Co Ltd | プリンタシステム |
JPH10114113A (ja) | 1996-10-09 | 1998-05-06 | Canon Inc | 印刷装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP10615499A patent/JP3997504B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-01 US US09/323,118 patent/US6567180B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-03-27 US US10/397,738 patent/US7209256B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000311074A (ja) | 2000-11-07 |
US6567180B1 (en) | 2003-05-20 |
US7209256B2 (en) | 2007-04-24 |
US20040017583A1 (en) | 2004-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3997504B2 (ja) | 文書印刷方法、文書処理方法及びプリンタ | |
JP4546622B2 (ja) | 印刷システム | |
JP3619087B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP4630751B2 (ja) | 印刷システム、印刷装置及びその制御方法、プログラム | |
US7916313B2 (en) | Information processing apparatus, control method thereof, and program | |
US7161693B2 (en) | Printing control apparatus and printing control method | |
JP3679660B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータ読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体 | |
US20080043286A1 (en) | Document-management printing system having a displaying unit, and its control method | |
JP3630943B2 (ja) | 情報処理装置および印刷制御方法および印刷制御システムおよび印刷制御プログラムを格納した記憶媒体 | |
JP3733288B2 (ja) | 情報処理装置および印刷制御方法および記憶媒体 | |
US20050105116A1 (en) | Document processing apparatus and document processing method | |
US8300245B2 (en) | Device to edit documents for printout and method thereof | |
JP2007249301A (ja) | 情報処理装置及びプリンタ装置 | |
JP3631068B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
US7362465B2 (en) | Information processing apparatus and control method therefor | |
US20060109504A1 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP3673684B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP4029391B2 (ja) | プリンタ | |
JP2002014797A (ja) | 情報処理装置、印刷制御装置、およびその制御方法、および記憶媒体、およびその制御プログラム | |
US7253911B2 (en) | Printing method and system for executing printing in plural print processes | |
JP2006235933A (ja) | 画像処理装置及び印刷ジョブ生成装置 | |
JP3526255B2 (ja) | 情報処理装置および印刷制御方法および印刷制御システム及び記憶媒体 | |
US20060285154A1 (en) | Host device, image-forming device, and print system having automatic classification function, and print control method therefor | |
JP2008257628A (ja) | 情報処理装置、文書集約プログラム及び記録媒体 | |
JP3700373B2 (ja) | 印刷制御装置及び印刷制御方法並びに印刷制御プログラムが記録された記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040329 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060616 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061025 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061110 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070713 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |