JP3988916B2 - 紙葉類分離ゴム部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタ、レーザプリンタなどの各種プリンタ複写機、ファクシミリなどの各種OA機器の給紙装置に用いられる紙葉類分離ゴム部材に関し、「鳴き」の発生を防止できると共に、摩擦係数維持特性、耐摩耗性に優れた紙葉類分離ゴム部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種OA機器の給紙部においては、図2に示すように、紙葉11を搬送する搬送部が設けられており、紙葉の搬送方向下流には、駆動手段によって回転駆動されるフィードロール12と、このフィードロール12に圧接された状態で配置されている、例えばウレタンゴム製の紙葉類分離ゴム部材10が対向配置されている。かかる給紙部においては、紙葉11は、搬送部によってフィードロール12と紙葉類分離ゴム部材10との間に供給され、フィードロール12の回転によって、さらに搬送されるようになっている。そして、この搬送において、複数枚の紙葉11がフィードロール12と紙葉類分離ゴム部材10との間に供給された場合には、紙葉類分離ゴム部材10との間に作用する摩擦力により、紙葉類分離ゴム部材10側の紙葉11がフィードロール12側の紙葉11と一緒に搬送されること(重送)が阻止される。そして、紙葉類分離ゴム部材10側の紙葉11が、フィードロール12側に至ったときにフィードロール12の回転によって搬送されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、ウレタンゴムによって紙葉類分離ゴム部材10を形成している場合においては、紙葉11と摺動する際に「鳴き」と称する異常音が発生する。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑み、紙葉の重送、JAMの発生、及び鳴きの発生を防止できると共に、摩擦係数維持特性、耐摩耗性に優れた紙葉類分離ゴム部材を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために研究を重ねた結果、所定のエステル濃度を有するポリエステルポリオールは反発弾性の環境依存性が小さく且つ室温付近で所定の反発弾性を具備するためか、鳴きが著しく低減できることを知見し本発明を完成した。
【0006】
かかる本発明の第1の態様は、OA機器の給紙部に用いられる紙葉類分離ゴム部材において、下記式に定義したエステル濃度が2〜8mmol/gの範囲にあり且つ数平均分子量500〜5000のポリエステルポリオールからなる長鎖ポリオールと、ポリイソシアネートと、分子量500未満の短鎖ポリオールとを用いて得られるポリウレタンからなるゴム弾性体からなり、前記長鎖ポリオールの主成分が1,9−ノナンジオール及びメチル−1,8−オクタンジオールの少なくとも一方とアジピン酸との縮合によるポリエステルポリオールであり、前記ゴム弾性体の−20℃〜60℃の温度範囲の反発弾性最小値が0℃以下にあることを特徴とする紙葉類分離ゴム部にある。
【0007】
【数3】
エステル濃度(mmol/g)=(エステル基のモル数)/(ポリエステルの重量)
【0008】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記ゴム弾性体の10℃及び50℃の反発弾性をそれぞれRbT10及びRbT50としたとき、下記式で表されるΔRbが、55%以下であることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材にある。
【0009】
【数4】
ΔRb(%)=RbT50−RbT10
【0011】
本発明の第の態様は、第1又は2の態様において、前記ゴム弾性体の10℃の反発弾性が15%以上であり且つ50℃の反発弾性が70%以下であることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材にある。
【0012】
本発明の第の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記ゴム弾性体の硬度が、JIS Aで50〜90°であることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材にある。
【0013】
本発明の第の態様は、第1〜の何れかの態様において、前記ポリウレタンが、前記エステル濃度が6〜8mmol/gの範囲にあるポリエステルポリオールを用いたものであることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材にある。
【0016】
本発明の第の態様は、第1〜5の何れかの態様において、前記ポリイソシアネートの主成分がジフェニルメタンジイソシアネートであることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材にある。
【0017】
本発明の第の態様は、第1〜6の何れかの態様において、前記短鎖ポリオールの主成分が1,3−プロパンジオールであることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材にある。
【0018】
本発明の第の態様は、第1〜7の何れかの態様において、前記短鎖ポリオールがトリメチロールエタンを含むことを特徴とする紙葉類分離ゴム部材にある。
【0019】
本発明では、上述したように、上記式に定義したエステル濃度が2〜8mmol/gの範囲にあるポリエステルポリオールを用いて得られるポリウレタンで紙葉類分離ゴム部材を形成したので、鳴きを著しく低減することができる。この理由は定かではないが、反発弾性の温度依存性が小さく、且つ−20℃〜60℃の温度範囲の反発弾性最小値が0℃以下にあるゴム弾性体で構成されるからだと考えられる。
【0020】
すなわち、本発明は、エステル濃度が2〜8mmol/gと、従来用いられていたポリオールより低いエステル濃度のポリエステルポリオールを用いたポリウレタンとすると、反発弾性の温度依存性が低減し、且つ低温域での反発弾性がある程度確保されると共に高温域での反発弾性の上昇を抑えることができるという知見に基づくものである。特に、エステル濃度が6〜8mmol/gのものは、機械的強度と反発弾性などの温度依存性とを両立させる上で好適である。
【0021】
また、このような所定のエステル濃度を有するポリオールは、従来標準的に用いられていたカプロラクトン系ジオールよりも、ジオール成分と二塩基酸との脱水縮合により得られるポリエステルポリオールを用いる方がよいことを知見した。但し、ジオール成分と二塩基酸との脱水縮合により得られるポリエステルポリオール以外のポリオールを用いても、エステル濃度が上述した所定の範囲に入れば、上述した特性を得ることができる。
【0022】
本発明で用いられる所定のポリエステルポリオールとしては、エチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、2,4−ジエチル1,5−ペンタンジオール、ブチルエチルプロパンジオール、1,9−ノナンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオールなどのジオールと、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ダイマー酸、水添ダイマー酸などの二塩基酸との組み合わせで上述した条件を満足するエステル濃度を有するものを挙げることができる。具体的には、ノナンジオールアジペート、2−メチル−1,8−オクタンジオールアジペート、デカンジオールアジペート、ヘキサンジオールアゼレート、ノナンジオールアゼレート、2−メチル−1,8−オクタンジオールアゼレート、デカンジオールアゼレート、ブタンジオールセバケート、ヘキサンジオールセバケート、ノナンジオールセバケート、2−メチル−1,8−オクタンジオールセバケート、デカンジオールセバケート、各種グリコールのダイマー酸エステル及び水添ダイマー酸エステルなどを挙げることができる。数種類のジオールおよび二塩基酸を組み合わせることも差し支えない。また、上述した条件の範囲内でε−カプロラクトンやδ−バレロラクトンなどのラクトン類を、付加もしくは共重合することもできる。
【0023】
特に、性能およびコスト面で好適なものは1,9−ノナンジオールおよびメチル−1,8−オクタンジオールなどのジオールと、アジピン酸とを脱水縮合してなるポリエステルポリオールである。勿論、これらを主成分とし、一部の成分を他のグリコールや二塩基酸で置換したものも好適に用いることができる。ここで、メチル−1,8−オクタンジオールとは、1又は8以外の位置にメチル基を有するオクタンジオールであり、代表的なものは2−メチル−1,8−オクタンジオールであるが、これに限定されるものではない。
【0024】
また、ポリエステルポリオールと反応させるポリイソシアネートとしては、2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、パラフェニレンジイソシアネート(PPDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、3,3−ジメチルジフェニル−4,4’−ジイソシアネート(TODI)などを挙げることができる。特に、性能およびコスト面で好適なものはMDIである。
【0025】
上述したポリエステルポリオールを用いてポリウレタンを製造するには、ポリエステルポリオール及び鎖長延長剤としての短鎖ポリオールに、ポリイソシアネートを配合し、反応させる。反応はプレポリマー法やワンショット法など、ポリウレタンの一般的な製造方法を用いることができる。プレポリマー法は強度、耐摩耗性にすぐれるポリウレタンが得られるため本発明には好適であるが、製法により制限されるものではない。
【0026】
ここで、短鎖ポリオールの例としては、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールなどの主鎖の炭素数が2〜12の直鎖グリコール;ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオールなどの炭素数12以下の側鎖を有するジオール類;3−アリルオキシ−1,2−プロパンジオールなどの炭素数12以下の不飽和基を有するジオール類;および、1,4−ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、パラキシレングリコールなどの芳香族環を含む炭素数20以下のジオール類、シクロへキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール等の脂環式ジオール類、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセリンなどのトリオール類およびペンタエスリトールやソルビトールなどの4官能以上のポリオールを挙げることができる。これらの短鎖ポリオールは、勿論、二種以上混合して用いてもよい。
【0027】
特に、性能およびコスト面で好適なものは、1,4−ブタンジオール及び1,3−プロパンジオールである。特に、1,3−プロパンジオールはエステル濃度が6〜8mmol/gのポリオールと組み合わせることにより、より一層の効果を示す。また、クリープや応力緩和などの特性を改良するために添加される3官能以上のポリオールとしてトリメチロールエタンを併用することが好適である。
【0028】
本発明では、上述した所定のポリエステルポリオールの他、本発明の効果を損なわない範囲で他のポリオールを併用することができるが、ポリエステルポリオールの含有量は、ポリウレタン中、90〜30重量%であるのが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0030】
(実施例1)
1,9−ノナンジオールとアジピン酸とから分子量2000のポリエステルポリオールを得た。ポリエステルポリオール中のエステル濃度は、6.8mmol/gである。
【0031】
このポリエステルポリオールと、MDIおよび鎖長延長剤としての1,3−プロパンジオール/トリメチロールエタン混合液とを用いて熱硬化型ポリウレタンとし、テストサンプル及び紙葉類分離ゴム部材を製造した。
【0032】
(実施例2)
ヘキサンジオールと水添ダイマー酸とから分子量2000のポリエステルポリオールを得た。ポリエステルポリオール中のエステル濃度は、3.0mmol/gである。
【0033】
このポリエステルポリオールと、MDIおよび鎖長延長剤としての1,4−ブタンジオール/トリメチロールプロパン混合液とを用いて熱硬化型ポリウレタンとし、テストサンプル及び紙葉類分離ゴム部材を製造した。
【0034】
(比較例1)
エチレングリコールとアジピン酸からなる分子量2000のポリエステルポリオール(エステル濃度11.3mmol/g)を用いた以外は、実施例2と同様にしてテストサンプル及び紙葉類分離ゴム部材を製造した。
【0035】
(比較例2)
エチレングリコールを開始剤とし、これにε−カプロラクトンを付加させて得た、数平均分子量2000のポリエステルジオール(カプロラクトンA:エステル濃度8.5mmol/g)を用いた以外は実施例2と同様にしてテストサンプル及び紙葉類分離ゴム部材を製造した。
【0036】
(比較例3)
ドデカンジオールを開始剤とし、これにε−カプロラクトンを付加させて得た、数平均分子量1500のポリエステルジオール(カプロラクトンB:エステル濃度7.6mmol/g)を用いた以外は実施例2と同様にしてテストサンプル及び紙葉類分離ゴム部材を製造した。
【0037】
(試験例1)
各実施例及び比較例のテストサンプルについて、0℃〜50℃の反発弾性を測定してその温度依存性を評価した。この結果は、表1及び図1に示す。反発弾性はJIS K6255に準拠したリュプケ式反発弾性試験装置により求めた。また、ゴム硬度はJIS K3601に準拠して求めた。
【0038】
この結果より、実施例1及び2のテストサンプルは、比較例1〜3のものと比較して、反発弾性の温度依存性が著しく小さく、ΔRbが55%以下であり、10℃の反発弾性が15%以上であり且つ50℃の反発弾性が70%以下であることがわかった。
【0039】
【表1】
Figure 0003988916
【0040】
(試験例2)
各実施例及び比較例の紙葉類分離ゴム部材を用いて、LL(10℃15%RH)環境下で搬送試験を行い、10K通紙後の給紙ミス、摩耗状態、及び鳴きを観察した。この結果は表2に示す。また、それぞれの反発弾性のデータを併せて示した。
【0041】
この結果より、実施例1及び2の紙葉類分離ゴム部材は安定した給紙を維持し、耐摩耗性も良好で、鳴きも全くなかった。これらの試料は、ΔRbが55%以下であり、10℃の反発弾性が15%以上かつ50℃の反発弾性が70%以下の値を示した。
【0042】
これに対し、エステル濃度が高い比較例1では、重送(D/F)が6回生じ、耐摩耗性の点で問題があり、鳴きも生じた。この試料は、ΔRbが55%以下であるが、10℃の反発弾性が15%より小さい値を示した。
【0043】
また、比較例2では、給紙ミスは良好だったが、鳴きが生じた。この試料は、ΔRbが64%と反発弾性の温度依存性が大きく、しかも、50℃の反発弾性が70%を越えていた。
【0044】
さらに、比較例3では、エステル濃度が8mmol/gより小さいポリエステルポリオールを用いたポリウレタンであるが、重送(D/F)が14回生じ、耐摩耗性の点で問題があり、鳴きも生じた。この試料は、ΔRbが38%と反発弾性の温度依存性が比較的小さく、70℃の反発弾性が70%より小さいが、反発弾性の最小値が20℃と0℃より高い値を示した。
【0045】
【表2】
Figure 0003988916
【0046】
(試験例3)
実施例1及び比較例2の紙葉類分離ゴム部材について、ゴム硬度、反発弾性、ヤング率、100%伸張時の引張強さ(100%Modulus)、300%伸張時の引張強さ(300%Modulus)、引張強さ、伸び、引裂強さ、100%永久伸びの各種物性を比較した結果を表3に示す。この結果より、実施例1の紙葉類分離ゴム部材は、ΔRbが低減して環境依存性を緩和させることにより、鳴きが低減しているが、比較例2と比較すると、各種機械的物性も優れているので、これによっても鳴きが低減し、耐摩耗性も優れていることがわかった。
【0047】
【表3】
Figure 0003988916
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、環境が変化しても十分に安定した反発弾性を有し、鳴きの生じない紙葉類分離ゴム部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例の結果を示すグラフである。
【図2】給紙部の一例を示す図である。

Claims (8)

  1. OA機器の給紙部に用いられる紙葉類分離ゴム部材において、下記式に定義したエステル濃度が2〜8mmol/gの範囲にあり且つ数平均分子量500〜5000のポリエステルポリオールからなる長鎖ポリオールと、ポリイソシアネートと、分子量500未満の短鎖ポリオールとを用いて得られるポリウレタンからなるゴム弾性体からなり、前記長鎖ポリオールの主成分が1,9−ノナンジオール及びメチル−1,8−オクタンジオールの少なくとも一方とアジピン酸との縮合によるポリエステルポリオールであり、前記ゴム弾性体の−20℃〜60℃の温度範囲の反発弾性最小値が0℃以下にあることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材。
    【数1】
    エステル濃度(mmol/g)=(エステル基のモル数)/(ポリエステルの重量)
  2. 請求項1において、前記ゴム弾性体の10℃及び50℃の反発弾性をそれぞれRbT10及びRbT50としたとき、下記式で表されるΔRbが、55%以下であることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材。
    【数2】
    ΔRb(%)=RbT50−RbT10
  3. 請求項1又は2において、前記ゴム弾性体の10℃の反発弾性が15%以上であり且つ50℃の反発弾性が70%以下であることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記ゴム弾性体の硬度が、JIS Aで50〜90°であることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記ポリウレタンが、前記エステル濃度が6〜8mmol/gの範囲にあるポリエステルポリオールを用いたものであることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記ポリイソシアネートの主成分がジフェニルメタンジイソシアネートであることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材。
  7. 請求項1〜6の何れかにおいて、前記短鎖ポリオールの主成分が1,3−プロパンジオールであることを特徴とする紙葉類分離ゴム部材。
  8. 請求項1〜7の何れかにおいて、前記短鎖ポリオールがトリメチロールエタンを含むことを特徴とする紙葉類分離ゴム部材。
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