JP3986135B2 - 4サイクルエンジン船外機 - Google Patents

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、4サイクルエンジン船外機、特にブローバイガス還元装置において、PCV(positive crankcase ventilation)通路におけるオイル分離に有利な構成を有する船外機に関する。
【0002】
【従来の技術】
船外機において、従来PCV方式を適用したものが提案されており、例えば特開平5−214921号が開示されている。
この技術は、クランクケース内に直接新気を導入するため、クランクケースと吸気管とを、ホースを介して直接連通している。そして、シリンダヘッド側のブリーーザ室からブローバイガスを吸気マニホールドに供給するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シリンダヘッド内はカム、カム軸、バルブロッカーアーム等の被潤滑部が多く、オイルも積極的に供給されることから内部にオイルミスト量が多く、ブリーザ室内におけるオイル分離に対し不利であった。
【0004】
一方、上記した従来技術とは別に、エンジンの側部で、気化器より下方位置にブリーザ室を設けるものが提案されているが、これによると、ブリーザ室が気化器よりも下方位置なので、ブリーザ室におけるブローバイガスの流入部の開口からの高さ方向に制限を受け、オイル分離を充分に行うための形状を確保することが困難であり、別途ブリーザ室を必要としたり、該ブリーザ室からのオイル戻し通路を必要としたりし、構造が複雑化し、又部品点数が増加し、更に組立工数が増加する等の不利があり、コスト高の要因ともなる。
【0005】
本発明は、以上の課題を解決すべくなされたもので、その目的とする処は、PCV通路におけるオイル分離機能に優れ、しかもこれを簡素な構造で達成し、且つブリーザ室のレイアウト上も有利であり、更にブリーザ室の構造をも簡素化し得る4サイクル船外機エンジンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1は、縦置きのクランク軸(32)を収容するクランク室(A)を形成し、シリンダ(31)の軸線を横置きとしたシリンダブロック(33)と、該シリンダブロック(33)と結合する半割クランクケース(36)と、該シリンダブロック(33)と結合するシリンダヘッド(34)と、該シリンダヘッド(34)と結合するヘッドカバー(35)とで形成される4サイクルエンジン(3)と、前記4サイクルエンジン(3)を載せるエンジン取り付け部材であるマウントケース(2)と、前記クランク軸(32)で駆動される縦置きのカム軸(38)を収容するカム室(B)と、前記シリンダヘッド(34)で少なくとも一部を形成する燃焼室に連通し、スロットル弁(48)を有する吸気系路と、少なくとも前記シリンダブロック(33)よりも下方位置に設けられ、前記クランク室(A)、及びカム室(B)と連通し、前記クランク室(A)、及びカム室(B)からの潤滑油を貯溜するオイルパン(24)とを備える4サイクルエンジン船外機であって、前記シリンダブロック(33)、及びシリンダヘッド(34)に形成され、前記クランク室(A)とカム室(B)とを連通するブリーザ通路(34a,33b)を設け、前記クランク室(A)へ、前記シリンダブロック(33)内のブリーザ通路(33b)を介して新気を供給し、一端を前記カム室(B)と連通し、他端を前記吸気系路に連通する新気導入通路(72)と、前記シリンダブロック(33)の側部の下半部に設けられ、内部がシリンダブロック(33)下面に開口する凹部形状をなし、内部が前記エンジン取り付け部材であるマウントケース(2)の内部空間(2a,2b)によって前記オイルパン(24)内と連通する張り出し部(33c)と、前記シリンダブロック(33)の側部で、前記張り出し部(33c)の上方に設けられ、該張り出し部(33c)に設けた開口(33e)を介して該張り出し部(33c)の前記凹部(33d)内と連通し、上方に延出するように設けられたブリーザ室(71)と、前記ブリーザ室(71)の上部に連通するように設けられ、前記シリンダヘッド(34)によって少なくとも一部を形成する燃焼室に連通する吸気系路に連通するPCV通路(76)とを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項1においては、PCV通路と連通するブリーザ室が上方に延出するように設けられており、ブリーザ室はクランクケース下半部の張出し部からクランク室内のブローバイガスを導入するようにしたので、クランク室からブリーザ室を介して吸気系路に導入されるブローバイガス中のオイル成分の除去、分離が図れ、又クランク室とカム室内とをブリーザ通路で連通しているので、クランク室内の圧力変化が分散、緩和される。
【0008】
請求項2では、前記吸気系路は、シリンダブロックの側部に配置され、シリンダヘッド側からクランクケース側にかけて配置され、前記ブリーザ室を該吸気系路の内側に配置したことを特徴とする。
請求項2では、ブリーザ室はエンジンシリンダブロック側方に位置し、且つ、吸気系路の内側に配置されているので、吸気系路との干渉が回避することができる。
【0009】
請求項3は、前記ブリーザ室を、樹脂製の2分割部材を溶着して形成した。
請求項2においては、ブリーザ室の製作が容易であり、又樹脂成形品であって、内部にオイル分離用の壁等が、適切に、容易に設けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明にかかる4サイクル船外機エンジンの側面図、図2は船外機のエンジン部分のカバーを取外した状態の側面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線矢視方向の拡大図、図5は図2の5−5線拡大断面図、図6は図3の6−6線拡大断面図、図7は図6の要部拡大図、図8はブリーザ室を構成する樹脂チャンバーの外観図、図9は図8の9−9線断面図、図10は図8の10−10線断面図、図11はリザーバ室と吸気系路とを繋ぐ系路中に設けられ、リザーバ室下流出口に設けられた流量調整弁部分の拡大断面図である。
【0011】
図1において1は船外機であり、船外機1は、エンジン取付部材としてのマウントケース(エンジン支持ケース)2に載せ、ボルト結合したバーチカル型多気筒4サイクルエンジン3と、マウントケース2の下にボルト結合した排気膨張室を構成するエクステンションケース4と、該エクステンションケース4内に収納し、エンジン3からの動力を伝達するバーチカル駆動軸5と、エクステンションケース4の下部に取り付けたギヤケース6と該ギヤケース6に収納した前後進切換えを行うベベルギヤセットとドグクラッチ装置7と、該ベベルギヤセットに連結し、伝達された動力で回転駆動されるプロペラ8と、エクステンションケース4、及びギヤケース6内に収納した冷却水スクリーン11、冷却水供給管12、ウオータポンプ13等からなる船外機本体1Aに、図示せぬマウントラバーを介して船外機取付手段15を弾性的に支持、結合したものである。
【0012】
船外機取付手段15は、船体Sに船外機本体1Aを固定する金具であって、スイベル軸16を中心として船外機本体1Aを平面視で左右に揺動させ、又チルト軸17を中心としてスイベル軸16を含む船外機本体1Aを、図1において時計方向に跳ね上げることが可能である。
船外機本体1Aは、更に、エンジン3を収容する下部のアンダーケース21、並びに上部のエンジンカバー22と、アンダーケース21の直下で、マウントケース2の周囲、並びにエクステンションケース4の上部周囲を覆うアンダーカバー23とを備える。
【0013】
詳細には、マウントケース2の上部にアンダーケース21を載せてボルト結合し、該アンダーケース21の上部にエンジンカバー22を載せて係脱装置で着脱自在に取り付け、又、アンダーケース21の下部にアンダーカバー23の上部をボルト結合したものである。
アンダーケース21、並びにエンジンカバー22は、エンジンルーム(エンジンの収容のための空間)を形成し、アンダーカバー23は化粧カバーの役割を果たす。
尚図1中において24はエンジン下部に配置されたオイルパンである。
【0014】
次にエンジンの詳細を図2、及び図3で説明する。
バーチカル型多気筒4サイクルエンジン3は、例えば水冷4気筒エンジンで構成し、上下に並設された各シリンダ31…(…は複数を表す。以下同じ)はシリンダ軸線を横向き(水平)とし、クランク軸32を縦向き(垂直)としたものである。
横向きのシリンダブロック33とシリンダヘッド34との接合面、並びにシリンダヘッド34とヘッドカバー35との接合面は、略垂直面となる。
エンジン3は、船外機1の後方(図1に示す船体Sの推進方向後方。即ち、図1の左方向)にシリンダヘッド34、及びヘッドカバー35を向けて配置し、尚36は、シリンダブロック33にボルト結合されたクランクケース、37…はシリンダ31…内に嵌装したピストンである。
【0015】
シリンダブロック33の下部〜クランクケース36で区画されたクランク室A内にはクランク軸32が収容、配置され、シリンダヘッド34上とヘッドカバー35で区画されたカム室B内に収容、配置したカム軸38は、クランク軸32と平行するように縦向きに配置されている。
クランク軸32の上端部はシリンダブロック33、クランクケース36の接合面の上方に突出し、軸端にはカム軸38を駆動する第1のプーリ32aと、第2のプーリ32bと、交流発電機(ACG)41を駆動する第3のプーリ32cとを設ける。
尚、クランク軸32の下部にはリングギヤを備えるフライホイール32dを設け、リングギヤをスタータモータで駆動してエンジン始動を行う。
又アンダーケース21は、マウントケース2に防振用ラバー27を介してボルト28で固定される。
【0016】
図2中において22aは、エンジンカバー22上部の吸気取入れ口、39はカム軸38の軸上端部に設けた被動プーリと前記第1プーリ32aとを繋ぐ第1ベルト、40は第2ベルト、42は交流発電機41の被動プーリ41aと前記第3プーリ32cとを繋ぐベルト、44はベルトカバーである。44aはベルトカバー44上部の換気口であり、ベルトカバー44内の空気をエンジンカバー22外に換気するものである。
尚、46はオイルフィルター、47はクランクケース36の外側で、船外機の推進方向後方に配置した吸気消音室を形成する吸気消音箱、48はスロットル弁48a(図4で示した)を含むスロットル弁装置である。
【0017】
ところで、カム軸38は、クランク軸32の出力で、プーリ32a、ベルト39、プーリ38aを介して駆動され、図3に示すように、吸気弁53…、排気弁54…を開閉作動させるバルブロッカーアーム55…,56…を揺動させる。吸気弁53、排気弁54の各弁体は、シリンダ31…の各頂部に形成された各燃焼室cc…に臨み、吸気口34b、排気口34cを開閉する。
尚図3において33a,33aは、クランク室Aと下位のオイルパン24内とを繋ぐクランク軸の軸受部の側方に設けた通路の一部である。
【0018】
図2、及び図3に基づいてエンジン3を更に詳細に説明すると、図3において62…は燃料噴射弁で、各燃焼室cc…に吸気マニホールド61…下流部を介して燃料を供給し、又66…は各燃焼室cc…毎に設けられた点火プラグ、68はハイテンションコード、68は点火コイルやECUユニットを収容する電装ボックスである。
ところで、シリンダ軸線を基準にして、シリンダブロック33の吸気マニホールド61…を有するシリンダヘッド34側の内部で、シリンダブロック33内のシリンダ31…のこの側の外側に臨み、クランク室Aとカム室Bとを連通させる複数のブリーザ通路34a…を設ける。
該ブリーザ通路34a…は、シリンダヘッド34において、シリンダ31…間、燃焼室cc…間に設けられ、シリンダブロック33に設けた同軸の通路33b…を介してクランク室Aとカム室Bとを連通する。
以上のブリーザ通路34a,33bにより、クランク室Aとカム室Bとは連通しているので、クランク室A内の圧力変化(脈動)が分散させることができる。
【0019】
シリンダブロック33の一側の外側に近接し、図2で明示したように実施例では4本の吸気マニホールド61…を配置し、吸気マニホールド61…は、下流端部がシリンダヘッド34の同じ側の側方に臨み、上流端部がクランクケース36の同じ側に臨むように配置される。
吸気マニホールド61…は、図2に示すように上下に配置されており、その下流部は、図の右側のクランクケース36部分で容量を有するサージタンク61aに集合し、サイージタンク61aの上流部には、小径で図4に示すように略々L型をなすエルボ部61bを介して、前記したスロットル弁装置48のスロットル弁48aを内装した吸気路に連通、接続されている。
図4は吸気消音箱47を平面から見て拡大した図で、図の右側の船外機のエンジンルーム内に下方に開口した取入れ口47aから、外気を取入れる。
図4において61dは、この上に配置されるEACV(electric air control
valve)の取付ボス部である。
【0020】
4本の吸気マニホールド61…の上流端部61c…は、図2、図3のようにシリンダヘッド34の各吸気口34b…に接続し、空気を各燃焼室cc…に供給するように構成されている。
又前記したヘッドカバー35の吸気マニホールド61…を有する側には、新気導入口35aを設け、これを接続ホース72の下流端部72aに接続し、該ホース72の上流端部72bを吸気消音箱47内に接続する。
尚、ホース72の下流端部72bを吸気消音箱47内に接続しているので、吸気消音箱47内の流速は遅く、吸気負圧の影響が少ない。
【0021】
図6はこの関係を示し、吸気消音箱47のスロットル弁装置48を有する側の一部に開口部47cを設け、該開口部47cの外側に膨出し、これを塞ぐキャップ状のブリーザケース81を設け、該ケース81はボルト82で開口部47c中央部に設けたボス部47dに着脱自在にネジ止め結合し、ブリーザケース81には上方に突出する接続管部81aを設け、これにホース72の上流端部72bを接続した。
尚、ブリーザケース81を着脱することで、ホース72や吸気消音箱47のこの部分のメンテナンスが行え、図6中において47bはスロットル弁装置48のボディと吸気消音箱47とを繋ぐ連結管である。
【0022】
以上のホース72で、吸気消音箱47とカム室Bとを連通、接続し、更には前記したように、ブリーザ通路34a…により、カム室Bとクランク室Aとは連通、接続されており、新気をこれ等に供給し、ホース72で新気導入通路を構成する。
又カム室B内は、上記によりブリーザ室を構成し、ヘッド35の頂部(図2では左側の船体推進方向後方)内面には仕切板35bを設け、カム室B内のオイルの分離機能を果たさせ、カム室B内の潤滑後のオイルや余剰オイルは、図2の下方に滴下し、ヘッド34内のオイル戻り通路34d、及びヘッドカバー35の下端部に設けた排出通路部35cを介して下位のオイルパン24に回収される。
【0023】
前記したシリンダブロック33の一側部で、前記した吸気マニホールド61…を配置した側の側部の下半部の一部には、図2で側面を、又図5で要部の拡大横断面図により示したように、外側方に張り出す張出し部33cを一体に突設する。
上記張出し部33cは、内部に凹部33dを備え、該張出し部33cの頂部には、凹部33d内と外部とを連通する開口部33eを備え、該開口部33eにニップル等の接続金具33fを差込んで固定する。実質上の開口部を構成する接続金具33fは、斜め外上方に延出される。
尚図5中において33g…はウオータジャケット,33h…はマウントケース2の結合用のボルト孔である。
【0024】
ところで、シリンダブロック33とクランクケース34との結合体が、マウントケース2に結合されることによって、シリンダブロック33とクランクケース36の結合体の下面と、マウントケース2の上面との間に、内部空間2a,2bが形成される。
このシリンダブロック33と、マウントケース2とによる内部空間2aによって、前記凹部33dはクランク室Aと連通し、更にオイルパン24内部と連通する。
内部空間2bは、前述の通路34d、排出通路部35c、及びオイルパン24の内部と連通している。
【0025】
一方、前記したシリンダブロック33の吸気マニホールド61…を有する側の外側方で、該吸気マニホールド…の内側のシリンダブロック33に近い位置で、且つシリンダヘッド34に寄った位置、図2に示すようにシリンダブロック33の左側に偏寄した位置には、縦長のブローバイ還流用のブリーザ室71を縦向きに配置する。
ブリーザ室71は、図8〜図10で示したように、樹脂成形した2つ割のケース半体71a,71bの溶着、接合体で構成したチャンバーからなり、図8のように外形は一辺が長い略々矩形類似の形状をなし、図9に示すように偏平な中空体をなす。周囲にボルト止めする4個の取付ボス部71c…を備え、一端部に筒状のブローバイガス入口71dを突設して備える。
【0026】
又前記導入口71dの半体側には、出口71eを設け、上下の半体71a,71bの対向する内底部には複数の邪魔板部71f…,71g…を設けてブリーザ室71内の室D内にラビリンス通路を形成する。これにより、前記したクランク室A内から導入されるブローバイガス中のオイルミストの分離を行うことができ、又ブリーザ室71の剛性を高めることができる。
以上のブリーザ室71は、前記した取付ボス部71c…を介して、シリンダブロック33の当該側部に設けたボス部33i…により該シリンダブロック33の当該側部に図2に示すように縦向きに取り付けられ、前記したブローバイガスの入口71dを下方に向けて取り付けられる。
【0027】
以上のブリーザ室71の入口71dは、図2、及び図5に示すように、連結チューブ72を介して前記張出し部33cの開口部を構成する接続金具33fに接続し、クランク室A内とブリーザ室71内とを連通、接続する。
一方、ブリーザ室71の前記した出口71eには、図11に示すように流量調整弁73を介設する。
【0028】
具体的には、グロメット74を介して流量調整弁73のボディ73aを固定し、ボディ73aには室D内に開口する弁孔73bを備え、ボディ73aは外部に頂部が突出し、該頂部にL型の接続管75の基部75aを被せ等して結合する。
ボディ73a内には図11のように出口71eの軸方向と一致する弁体73cをバネ73dを介して閉じ方向に付勢するように内装し、下部弁体73eで弁孔73bを開閉し、又弁体73cの上半部は段階的に小径となり、図11中において上方に移動することで接続管75の基部内径部75bの間隔を狭め、ブローバイガスの流量を調整するように構成されている。
【0029】
接続管75の図11における横向きとなった先部75cに、PCV通路を構成するチューブ76の上流端部76aを接続し、一方、チューブ76は、最上位の吸気マニホールド61の上に導かれてこれの上に沿うように延出され、下流端部76bを前記した各吸気マニホールド61…の合流部であるサージタンク部61aとエルボ部61b近傍に連通、接続する。
【0030】
以上により、ブローバイガスの還流用の通路を構成し、クランク室A内のオイルミストを含むブローバイガスは、クランク室Aに連通する前記した凹部33dから開口部を構成する接続金具33fを介して接続ホース72によりブリーザ室71内に導入される。
この際、凹部33dを含む張出し部33cは、クランク室Aとは連通しつつも外側に張出しており、クランク室A内のブローバイガスがそのままブリーザ室71内に直接的に導入されないことから、オイルのブリーザ室71内への飛込み防止機能を果たし、オイルの分離機能を果たす。
【0031】
ブリーザ室71内の室D内には、前記したように邪魔板部71f…,71g…によりラビリンス室を構成しているので、これによってもオイル成分の分離はなされ、オイル成分を可及的に除去したブローバイガスがブリーザ室71内で得られる。
一方、前記した流量調整弁73には、PCV通路を構成するチューブ76から吸気負圧が作用し、吸気負圧は弁体73cを弁孔73bから開く方向に作用し、弁孔73bを開放してブリーザ室71内の室D内のブローバイガスを吸気負圧で吸出し、この際、前記に従って弁体73cの上下動で流量を調整する。
【0032】
ブリーザ室71を経由したブローバイガスは、PCV通路を構成するチューブ76を介して吸気マニホールド61…の上流部に導入され、新気と合流して燃焼室ccに送り込まれることとなる。
以上により吸気マニホールド61…に導入されるブローバイガスは、オイル成分が除去、オイル成分の可及的に少ない、可及的に清浄なものとなる。
【0033】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、縦置きのクランク軸(32)を収容するクランク室(A)を形成し、シリンダ(31)の軸線を横置きとしたシリンダブロック(33)と、該シリンダブロック(33)と結合する半割クランクケース(36)と、該シリンダブロック(33)と結合するシリンダヘッド(34)と、該シリンダヘッド(34)と結合するヘッドカバー(35)とで形成される4サイクルエンジン(3)と、前記4サイクルエンジン(3)を載せるエンジン取り付け部材であるマウントケース(2)と、前記クランク軸(32)で駆動される縦置きのカム軸(38)を収容するカム室(B)と、前記シリンダヘッド(34)で少なくとも一部を形成する燃焼室に連通し、スロットル弁(48)を有する吸気系路と、少なくとも前記シリンダブロック(33)よりも下方位置に設けられ、前記クランク室(A)、及びカム室(B)と連通し、前記クランク室(A)、及びカム室(B)からの潤滑油を貯溜するオイルパン(24)とを備える4サイクルエンジン船外機であって、前記シリンダブロック(33)、及びシリンダヘッド(34)に形成され、前記クランク室(A)とカム室(B)とを連通するブリーザ通路(34a,33b)を設け、前記クランク室(A)へ、前記シリンダブロック(33)内のブリーザ通路(33b)を介して新気を供給し、一端を前記カム室(B)と連通し、他端を前記吸気系路に連通する新気導入通路(72)と、前記シリンダブロック(33)の側部の下半部に設けられ、内部がシリンダブロック(33)下面に開口する凹部形状をなし、内部が前記エンジン取り付け部材であるマウントケース(2)の内部空間(2a,2b)によって前記オイルパン(24)内と連通する張り出し部(33c)と、前記シリンダブロック(33)の側部で、前記張り出し部(33c)の上方に設けられ、該張り出し部(33c)に設けた開口(33e)を介して該張り出し部(33c)の前記凹部(33d)内と連通し、上方に延出するように設けられたブリーザ室(71)と、前記ブリーザ室(71)の上部に連通するように設けられ、前記シリンダヘッド(34)によって少なくとも一部を形成する燃焼室に連通する吸気系路に連通するPCV通路(76)とを備えるようにしたので、クランク室からブリーザ室を介して吸気系路に導入されるブローバイガス中のオイル成分の除去、分離が図れる。
【0034】
特にブリーザ室は、上方に延出するようにしたので縦向きとすることもでき、クランク室の側部に設けた張出し部からブローバイガスをブリーザ室に導入するので、この張出し部によるオイル成分の分離、除去、且つ高さにより、ブローバイガスの上方への移動と合せてオイル成分の除去、分離も確実に行え、オイル分離機能に極めて優れたブローバイガスの還流用のPCV通路を得ることができる。又ブリーザ室をシリンダブロックの高さ方向に設けることができるので、前記したようなオイル成分混入の抑制と共に、高さでオイル成分を分離することが可能であることから、ブローバイガス導入開口部を大きく設定することも可能で、開口部を大きくしてオイル成分の円滑な排出も行える。
従って、開口部を可及的に大きくすることが可能な結果、ブローバイガスの導入部とオイルの排出部とを共用することも可能で、一方弁が不要である、という効果も併せ有する。
【0035】
又以上により、オイル分離のために複数のブリーザ室を設ける必要が無く、ブリーザ通路を上方に延出すること、クランクケースにクランク室と連通する凹部を有する張出し部を設ける、という簡素な構造でオイル除去、分離機能に優れたブローバイガス還流式のエンジンを構造簡素に得ることができる。
更にPCV通路は、ブリーザ室が直接カム室、或いはカム室近傍に開口していないので、オイル成分の混入が抑制でき、
又クランク室とカム室内とをブリーザ通路で連通しているので、クランク室内の圧力変化が分散、緩和することができる。
【0036】
請求項2では、吸気系路をシリンダブロックの側部に配置し、シリンダヘッド側からクランクケース側にかけて配置され、ブリーザ室を該吸気系路の内側に配置したので、ブリーザ室はエンジンシリンダブロック側方に位置し、且つ吸気系路の内側に配置されることとなり、吸気系路との干渉が回避することができ、船外機の狭いスペース内に、ブリーザ室をエンジンレイアウト上合理的に配置することができる。
【0037】
請求項3は、ブリーザ室を、樹脂製の2分割部材を溶着して形成したので、ブリーザ室の製作が容易であり、又樹脂成形品であって、内部にオイル分離用の壁等が、適切に、容易に設けることができ、オイル成分の分離機能に優れたブリーザ室を簡易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる4サイクル船外機エンジンの側面図
【図2】船外機のエンジン部分のカバーを取外した状態の側面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線矢視方向の拡大図
【図5】図2の5−5線拡大断面図
【図6】図3の6−6線拡大断面図
【図7】図6の要部拡大図
【図8】ブリーザ室を構成する樹脂チャンバーの外観図
【図9】図8の9−9線断面図
【図10】図8の10−10線断面図
【図11】リザーバ室と吸気系路とを繋ぐ系路中に設けられ、リザーバ室下流出口に設けられた調整弁部分の拡大断面図
【符号の説明】
1…船外機、 3…エンジン、 32…クランク軸、 33…シリンダブロック、 33c…張出し部、 33d…凹部、 34…シリンダヘッド、 34a,33b…エンジン内部のブリーザ通路、 35…ヘッドカバー、 36…クランクケース、 A…クランク室、 B…カム室、 cc…燃焼室、 38…カム軸、 47…吸気消音箱、 61…吸気系路である吸気マニホールド、 71…ブリーザ室、 72…新気導入通路、 76…PCV通路。

Claims (3)

  1. 縦置きのクランク軸(32)を収容するクランク室(A)を形成し、シリンダ(31)の軸線を横置きとしたシリンダブロック(33)と、該シリンダブロック(33)と結合する半割クランクケース(36)と、該シリンダブロック(33)と結合するシリンダヘッド(34)と、該シリンダヘッド(34)と結合するヘッドカバー(35)とで形成される4サイクルエンジン(3)と、
    前記4サイクルエンジン(3)を載せるエンジン取り付け部材であるマウントケース(2)と、
    前記クランク軸(32)で駆動される縦置きのカム軸(38)を収容するカム室(B)と、前記シリンダヘッド(34)で少なくとも一部を形成する燃焼室に連通し、スロットル弁(48)を有する吸気系路と、少なくとも前記シリンダブロック(33)よりも下方位置に設けられ、前記クランク室(A)、及びカム室(B)と連通し、前記クランク室(A)、及びカム室(B)からの潤滑油を貯溜するオイルパン(24)とを備える4サイクルエンジン船外機であって、
    前記シリンダブロック(33)、及びシリンダヘッド(34)に形成され、前記クランク室(A)とカム室(B)とを連通するブリーザ通路(34a,33b)を設け、
    前記クランク室(A)へ、前記シリンダブロック(33)内のブリーザ通路(33b)を介して新気を供給し、一端を前記カム室(B)と連通し、他端を前記吸気系路に連通する新気導入通路(72)と、
    前記シリンダブロック(33)の側部の下半部に設けられ、内部がシリンダブロック(33)下面に開口する凹部形状をなし、内部が前記エンジン取り付け部材であるマウントケース(2)の内部空間(2a,2b)によって前記オイルパン(24)内と連通する張り出し部(33c)と、
    前記シリンダブロック(33)の側部で、前記張り出し部(33c)の上方に設けられ、該張り出し部(33c)に設けた開口(33e)を介して該張り出し部(33c)の前記凹部(33d)内と連通し、上方に延出するように設けられたブリーザ室(71)と、
    前記ブリーザ室(71)の上部に連通するように設けられ、前記シリンダヘッド(34)によって少なくとも一部を形成する燃焼室に連通する吸気系路に連通するPCV通路(76)とを、
    備えることを特徴とする4サイクルエンジン船外機。
  2. 前記吸気系路は、シリンダブロックの側部に配置され、シリンダヘッド側からクランクケース側にかけて配置され、前記ブリーザ室を該吸気系路の内側に配置したことを特徴とする請求項1記載の4サイクルエンジン船外機。
  3. 前記ブリーザ室を、樹脂製の2分割部材を溶着して形成した請求項1、又は請求項2記載の4サイクルエンジン船外機。
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