JP3984950B2 - 照明光学系及びそれを有する露光装置 - Google Patents

照明光学系及びそれを有する露光装置 Download PDF

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Description

本発明は、露光装置に係り、特に、半導体素子、液晶表示素子、撮像素子(CCD等)または薄膜磁気ヘッド等を製造するためのリソグラフィ工程中に使用される露光装置において、パターンの描画されたマスク又はレチクル(本出願ではこれらの用語を交換可能に使用する。)を均一に照明するための照明光学系に関する。
近年、微細な半導体デバイスを高いスループットで生産する需要は益々高くなっており、デザインルールも130nmを量産工程で達成しようとしている。微細化を達成するためには、露光光の短波長化や投影レンズのNAの増加に加えて、マスクをケーラー照明する照度の均一化やマスクやウェハを照明する露光光の角度分布である有効光源分布の均一化も重要である。
露光光が短波長化すると光学材料(硝材や光学コーティング)の吸収が増加して透過率が低下するなどの問題があるため、従来のレンズのみで構成された屈折型投影光学系の代わりに、全ミラー型やミラーとレンズとの混成型(カタディオプトリック型)の投影光学系を使用することが従来から提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
一般に、ミラーを用いると光軸付近の光束はけられてしまうために、軸外のある像高近傍のみに注目してそこでの収差を補正する設計がなされる。その結果、露光装置は、軸外の結像領域を照明してパターンの転写を行うことになる。結像領域は、光軸に対して回転対称となる場合が多く、典型的には、所定の幅を有する円弧形状を有する。円弧形状の結像領域は、ミラー光学系と共に大型液晶基板を露光する光リソグラフィに適用されれば高いスループットを実現することができる。
一方、マスクを均一に照明し、かつ有効光源分布を均一化するために、照明光学系にコリメータレンズと複数の微小レンズ又はレンズ素子で構成されたハエの目レンズを組み合わせる方法が従来から使用されている。かかるハエの目レンズにより、レンズ素子数に相当する2次光源を射出面近傍に形成し、被照明面を複数の方向から重畳して均一に照明することができる。
より均一な照明領域を形成するためにはハエの目レンズのレンズ素子の数を増やすことが効果的であるが、レンズ素子は各々独立したレンズであるため数が増えるほどコストが増加し、更に、相応な公差でそれらを配置してハエの目レンズにすることは作業的にも容易ではない。
そこで、1枚のガラス基板上に、例えば、エッチングや機械的研磨のような手段により回折素子や微小ガラス素子を作成する方法が研究されている(例えば、特許文献3)。フォトリソグラフィを使用して一枚のガラス基板にレンズ作用を持つ微小な要素レンズを直に形成したものは、マイクロレンズアレイとも呼ばれている。基板に一体的に形成された一体型(微小)ハエの目レンズは、その個々のレンズ素子を1mm以下に微細化できる。その結果、インテグレータとしての発光点数が増え、投影光学系に対して、より均一な有効光源を提供することができる。また、製造が容易で低価格化を図ることもできる。
特開昭62−115718号公報 特開昭62−115719号公報 特開平7−306304号公報
しかし、一体型ハエの目レンズは、必ずしも均一な照度分布を形成できないという問題を有していた。即ち、一体型ハエの目レンズは、1枚の基板上に複数のレンズ素子を立体的かつ周期的に形成するために、繋ぎ目にレンズ作用がほとんどない段差部が発生してしまう。このため、段差部はレチクルの照明の均一化には寄与せず、そこを通過した光は直進する。
かかる光は、次いで、後段のコンデンサーレンズの作用によってマスク面又はそれと共役な中間結像面に集光する。なぜなら、ケーラー照明は、コンデンサーレンズの入射側における角度の関係を被照射面での位置関係に置換するので、一体型ハエの目レンズの段差部をレンズ作用を受けずに直進した光束は、コンデンサーレンズへの入射位置に拘らず被照射面上の一点に集光するからである。かかる集光は、ホットスポットと呼ばれる照度ムラの異常点を形成する。換言すれば、ホットスポットにより被照射面の照度分布は均一ではなくなる。この結果、露光画面内での積算露光量異常とそれによる回路パターンの線幅異常が発生し、歩留まりが低下する。
更に、基板に反射作用を持つ微小な要素を直接に形成した反射型の一体型インテグレータにも同様の問題を生じる。
そこで、一体型ライトインテグレータを使用しても被照射面を均一に照明することができる照明光学系及び露光装置を提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての照明光学系は、光源からの光束を使用して被照明面をケーラー照明する照明光学系において、基板に一体的に形成された複数のレンズ素子を有するライトインテグレータと、前記ライトインテグレータからの光束を集光するコンデンサーレンズとを有し、前記ライトインテグレータに入射する光束の主光線が前記コンデンサーレンズの光軸に平行にならないように構成してあり、前記コンデンサーレンズの焦平面に、前記複数のレンズ素子間の繋ぎ目および前記コンデンサーレンズを通過した光束を遮光する手段を有することを特徴とする。
本発明の別の側面としての露光装置は、上述の照明光学系と、前記照明光学系により照明されたマスクパターンを被露光体に投影する投影光学系とを有することを特徴とする。前記投影光学系の光軸は、前記光源から前記コンデンサーレンズまでの光学系の光軸とずれていてもよい。
本発明の更に別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の露光装置を用いて被処理体を露光するステップと、露光された前記被露光を現像するステップとを有する。上述の露光装置の作用と同様の作用を奏するデバイス製造方法の請求項は、中間及び最終結果物であるデバイス自体にもその効力が及ぶ。また、かかるデバイスは、例えば、LSIやVSLIなどの半導体チップ、CCD、LCD、磁気センサー、薄膜磁気ヘッドなどを含む。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、一体型ライトインテグレータを使用しても被照射面を均一に照明することができる照明光学系及び露光装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本実施形態の露光装置1について説明する。まず、露光装置1を、図15を参照して説明する。ここで、図15は、露光装置1の単純化された光路を示す概略図である。露光装置1は、照明装置100と、レチクル(マスク)200と、投影光学系300と、プレート400とを有する。
本実施形態の露光装置1は、ステップアンドスキャン方式でマスク200に形成された回路パターンをプレート400に露光する投影露光装置であるが、本発明はステップアンドリピート方式その他の露光方式を適用することができる。ここで、ステップアンドスキャン方式は、マスクに対してプレートを連続的にスキャンしてマスクパターンをプレートに露光すると共に、1ショットの露光終了後プレートをステップ移動して、次のショットの露光領域に移動する露光法である。また、ステップアンドリピート方式は、プレートのショットの一括露光ごとにプレートをステップ移動して次のショットを露光領域に移動する露光法である。
照明装置100は、転写用の回路パターンが形成されたレチクル200を照度ムラなく、かつ、有効光源分布を均一に照明し、光源部と照明光学系とを有する。図10に示す露光装置1の具体例を図1に示す。照明装置100は、光源部110と照明光学系120とを有する。光源部110は、光源112と、ビーム整形系114とを有する。
光源112は、本実施形態では、波長約193nmのArFエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシマレーザー、波長約157nmのFエキシマレーザーなどレーザー光源を使用する。但し、本発明の光源112の種類はエキシマレーザーに限定されず、例えば、YAGレーザーを使用してもよいし、そのレーザーの個数も限定されない。例えば、独立に動作する2個の固体レーザーを使用すれば固体レーザー相互間のコヒーレンスはなく、コヒーレンスに起因するスペックルはかなり低減する。さらにスペックルを低減するために光学系を直線的又は回転的に揺動させてもよい。また、光源部110に使用可能な光源112はレーザーに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプも使用可能である。
また、光源部110は、波長13〜14nmの軟X線又はEUV光源を使用してもよい。但し、この波長を透過する光学部材は存在しないため、ミラー部材だけで光学系を構成する必要がある。このような光学系には当業界で周知のいかなる構成をも使用することができるため、ここではその構造及び作用の詳細な説明は省略する。
ビーム整形系114は、例えば、複数のシリンドリカルレンズを備えるビームエクスパンダ等を使用することができ、レーザー光源からの平行光の断面形状の寸法の縦横比率を所望の値に変換する(例えば、断面形状を長方形から正方形にするなど)ことによりビーム形状を所望のものに成形する。ビーム整形系114は、後述するハエの目レンズ140を照明するのに必要な大きさと発散角を持つ光束を形成する。
また、図1には示されていないが、光源部は、コヒーレントなレーザー光束をインコヒーレント化するインコヒーレント化光学系を使用することが好ましい。インコヒーレント化光学系は、例えば、入射光束を光分割面で少なくとも2つの光束(例えば、p偏光とs偏光)に分岐した後で一方の光束を光学部材を介して他方の光束に対してレーザー光のコヒーレンス長以上の光路長差を与えてから分割面に再誘導して他方の光束と重ね合わせて射出されるようにした折り返し系によって構成することができる。
照明光学系120は、第1のコンデンサーレンズ122と、偏芯照明領域形成部130と、マスキング結像系170とを含む。第1のコンデンサーレンズ122は、ビーム形系114の射出面と偏芯照明領域形成部130の後述するハエの目レンズ140の入射面とをフーリエ変換の関係に配置している。本明細書において、フーリエ変換の関係とは、光学的に瞳面と物体面(又は像面)、物体面(又は像面)と瞳面となる関係を意味する。必要があれば、ビーム形系114と第1のコンデンサーレンズ122の間に折り曲げミラーが挿入されてもよい。
第1のコンデンサーレンズ122は、後述するハエの目レンズ140がレンズ122の後焦点位置に配置されていて、その射出側においてテレセントリック光学系を構成している。射出側をテレセントリック光学系に構成することによって、レンズ122を通過した光束の主光線はハエの目レンズ140の中心及び周辺のどのレンズ素子142に対しても平行になる。
第1のコンデンサーレンズ122の出射側をテレセントリック光学系に構成しないと、ハエの目レンズ140の中心のレンズ素子142が入射光束と略等しい開口数(ケラレがない開口数)を持つ場合に周辺のレンズ素子142も中心のレンズ素子142と同じとすると周辺のレンズ素子142では主光線が傾く分だけ入射光束にケラレが生じる。ハエの目レンズ140に入射した光束が各レンズ素子142でケラレを生じないためには、周辺部のレンズ素子142は中心部のレンズ素子142に対して入射する光束の主光線の傾き分だけ開口数を大きく設定しなければならない。
しかし、図6乃至図9を参照して後述されるように、ハエの目レンズ140は、各レンズ素子142について径を最適化することはできない。従って、中心部のレンズ素子142も周辺部のレンズ素子142も同一にして細密充填配置を形成する必要がある。そこで、第1のコンデンサーレンズ122を射出側でテレセントリック光学系に構成すればハエの目レンズ140の各レンズ素子142を中心部のレンズ素子142(ケラレが生じない最小の開口数のもの)で共通化することができる。
偏芯照明領域形成部130は、光軸OO’から偏芯した軸外照明光を形成する機能を有し、ハエの目レンズ140と、第2のコンデンサーレンズ162と、第1の照射面164と、スリット166とを有する。図1に示す偏芯照明領域形成部130が軸外照明光を形成する模式的な光路図を図3に示す。
ハエの目レンズ140は、入射光の角度分布を位置分布に変換して出射するライトインテグレータの一種である。ハエの目レンズ140は、図4に示すように、ウェハ面上の照明領域と概相似形状になるように、半球面から所定幅の円弧(図3における光束の透過部分、具体的には、球面レンズの光軸から、半径roだけ隔たった円弧幅woの領域)を切り取って複数(本実施例では14段)積層したような形状を有している。もっとも、本実施形態のハエの目レンズ140は、一体型微小ハエの目レンズであるから、一枚のガラス基板に一体的に、エッチングや機械的研磨のような手段によりレンズ素子を形成しているため、実際には切り出して積層しているわけではない。但し、各レンズ素子の形状は切り出した形状によって理解が容易になるので、図4乃至図9はあたかも各レンズ素子が切り出して積層されたかのように示している。
まず、円弧状ハエの目レンズの構成について述べる。図4は、入射レンズ141から有効域である入射レンズ素子142の形状を説明するための平面図である。図5は、図4に示す入射レンズ141の側面図である。図6は、入射レンズ素子142を14段積層することによって形成された入射レンズ群143の平面図である.図7は、出射レンズ145から有効域である出射レンズ素子146を切り出すことを説明するための平面図である。図8は、図7に示す出射レンズ145の側面図である。図9は、出射レンズ素子146を積層することによって形成された出射レンズ群147の平面図である。
ハエの目レンズ140は、焦点距離fだけ離間した入射レンズ素子142と出射レンズ素子146とを有する。一組の入射及び出射レンズ素子142及び146は焦点距離fだけ離間しているので、入射面と射出面とはフーリエ変換の関係にある。入射及び出射レンズ素子142及び146の形状は、投影光学系300の結像領域、即ち、プレート400上の被照明領域とほぼ相似である。それは以下のような理由による。つまり、図3から明らかなように、入射側レンズ142の入射面と第1照射面164とはコンデンサーレンズ162の作用により光学的に共役関係になっていて、更に図1から、第1の照射面164は後続するマスキング結像系170の作用によりレチクル面200と共役になっている。最終的にはこれらの共役面は投影レンズ300の作用によりプレート400面に共役となっている。このように入射及び出射レンズ素子142及び146の断面形状を被照明領域の形状に近似させることによって、外観上はプレート面400上に円弧状の照明領域を直接に形成できる。以上が効率的な円弧照明を行うために必要な構成要件である。
図4乃至図7を参照するに、入射レンズ素子142は、図2を参照して後述されるARC(プレート400の面上での輪帯状露光領域)とほぼ相似形である。図5に示す入射レンズ141と図8に示す出射レンズ145は同一の球面レンズであるが、図7に示すように、出射レンズ素子146は出射レンズ145から切り出す位置において入射レンズ素子142と異なる。これは、図3に示すように、入射レンズ素子142を通過した光束が軸上に偏向されるからである。この結果、照明光束はハエの目レンズ140をけられずに進み、レチクル200面上で半径rだけ離れた位置に円弧照明領域を形成する。被照明領域の半径rや円弧幅は、ハエの目レンズ140の半径roや円弧幅woにそれぞれコンデンサーレンズ162の焦点距離とハエの目レンズの焦点距離の比を掛けた倍率だけ拡大された値となる。ここで、図3は、図1における偏芯照明領域形成130の詳細図である。尚、図3に示すハエの目レンズ140は、簡略化されているが、実際のハエの目レンズ140は、図4乃至9に対応している。ハエの目レンズ140は複数の例示的なレンズ素子142を含む入射レンズ群143(光源側であり、図3中、Hi1,Hi2,Hi3)及び複数の例示的なレンズ素子146を含む出射レンズ群147(像面側であり、図3中、Ho1,Ho2,Ho3)から構成され、両レンズ群143及び147は焦点距離fだけ離れて配置されていることが理解される。
図10に、ハエの目レンズ140の断面図を示す。図10における個々のレンズ素子のうち、光束の入射側にあたるSG1,SG2,SG3はプレートPi上にエッチング法や機械研磨法により一体化して製作されるが、その光学的な形状は図4、図5と同じであり、プレートPi上には図6のような集積パターンが成形されている。同様に、図10における個々のレンズ素子のうち、光束の射出側にあたるSG4,SG5,SG6はプレートPo上に一体化して製作されるが、その光学的な形状は図7、図8と同じであり、プレートPo上には図9のような集積パターンが成形されている。
一体型微小ハエの目レンズ140においては、各レンズ素子が1mm以下に微細に形成することができる。しかし、1枚の基板上に複数のレンズ素子を立体的かつ周期的に形成するために、それらの繋ぎ目に、図10に示すEG1〜EG4の領域が段差部段差が発生し、段差部は均一化機能を有しない。段差部を通過した光は均等に拡散しフレアー光となってしまえばまだその弊害は小さいが、図11の破線に示すように、段差部を直進した光が後続するコンデンサーの作用により、被照射面に集光した場合、ホットスポットと呼ばれる照度ムラの異常点を形成してしまう。これは、露光画面内での積算露光量異常を引き起こし、回路パターンの線幅異常をもたらす。その結果、不良チップとなってしまう。本実施形態では、段差部を直進した光を有効照明領域外に配置し、更に、スリット166の遮光部が遮光することによって、上記問題を解決している。
必要があれば、ハエの目レンズ140の射出面近傍に図示しない絞りが設けられる。絞りは不要光を遮光して所望の2次光源を形成する可変開口絞りであり、円形開口絞りや輪帯照明等の各種の絞りを使用することができる。輪帯形状や4重極形状などの開口を持つ開口絞りを用いて変形照明を実現してもよい。このような開口絞りを利用する変形照明法又は斜入射照明法により、解像力の限界を高めることができる。可変開口絞りを変えるためには、例えば、これらの絞りを形成した円盤状ターレットを用い、図示しない制御部及び駆動機構が開口を切り替えるべくターレットを回転させることで可能となる。かかる開口絞りによって照明モードを変更することができる。
スリット166は、第2のコンデンサーレンズ162により均一照明される領域に円弧状の透光部と遮光部とを有する。ここで、スリット166の透光部を透過した光束をマスク200の照明光として使用する。スリット166は、第2のコンデンサーレンズ162の焦平面に設けられているのでテレセントリック光学
系を維持している。上述のように、スリット166の遮光部が段差部を直進した光を遮光する。必要があれば、スリット166の熱変形を防止する冷却機構が設けられてもよい。レンズ162は、光軸OO’上で移動可能に構成されている。また、光を遮光することが可能であれば、その形状及び構成は問わない。例えば、図11及び12に示す形状及び構成であってもよい。
マスキング結像光学系170は、スリット166の開口像を再度マスク200上に再結像する機能を有し、第1のレンズ系172と、第2のレンズ系174ととを有する。レンズ系172及び174は、複数のレンズ群を有する。必要があれば、レンズ系172及び174との間に折り曲げミラーを挿入してもよい。本実施形態では、第2のレンズ系174は、不図示の駆動装置によって駆動されて光軸OO’上で移動可能に構成されている。
レンズ162及び174はこのようにズーム機能を有し、かかるズーム機能は、2次光源の大きさを維持した状態で前記有効光源の大きさを変更するために好ましい。これにより、インテグレータのケラレを防止した状態で有効光源の形状を変更することができる。かかる機構は、特に、照明モードを変更した場合に好ましい。レンズ162及び174を駆動する制御系は、例えば、制御部と、検出部と、駆動装置とを有する。制御部は、投影光学系300に入射する光のテレセントリックのずれ(即ち、主光線と光軸OO’とのずれ角度)を、検出部を介して検出し、かかるずれが除去されるように、駆動装置を制御して、第2のコンデンサーレンズ162及び/又は第2のレンズ系174を光軸00’に沿って移動させる。
マスク200上には転写されるべき回路パターン(又は像)が形成されており、マスク200から発せられた回折光は投影光学系300を通りプレート400上に投影される。プレート400はウェハや液晶基板などの被処理体でありレジストが塗布されているものである。スリット166とマスク200とは、共役な関係に配置される。ハエの目レンズ140の射出面とマスク200とはフーリエ変換の関係にある。また、マスク200とプレート400とは共役の関係にある。
走査型投影露光装置の場合は、マスク200とプレート400を走査することによりマスク200のパターンをプレート400上に転写する。ステッパー(ステップアンドリピート露光方式の露光装置)の場合はマスク200とプレート400を同期して移動(換言すれば、両者の相対位置を固定又は静止)させた状態で露光が行われる。
投影光学系300は、マスク200に形成されたパターンを経た光束をプレート400上に結像し、本実施形態では、複数のレンズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有するカタディオプトリック光学系を使用する。但し、本発明に適用可能な投影光学系300は、ミラーのみからなる全ミラー型、特殊レンズ型などを含む。色収差の補正が必要な場合には、互いに分散値(アッベ値)の異なるガラス材からなる複数のレンズ素子を使用したり、回折光学素子を使用したりする。投影光学系300は、絞り310を有して、レチクル200の回路パターンを表す軸外光をプレート400にテレセントリック結像する。また、投影光学系300の光軸OO’は照明光学系120の光軸OO’と一致する。換言すれば、照明光学系120と投影光学系300とは共軸関係に配置される。
照明光学系120は、図2に示す軸外皮像域ARCと光軸OO’を含めてほぼ相似形の照明領域を第1の照射面164上に形成する。その後、光束はスリット166を経て、マスキング結像系170を通った後マスク200を照明する。第2のコンデンサーレンズ162は、ハエの目レンズ140から出射した光を用いてマスク200をケーラー照明により均一に軸外照明する。
マスク200を通過した光束は投影光学系300の結像作用によって、プレート400上に所定倍率で絡小投影される。投影光学系300はプレート400上に、図2に示すような円弧状のパターン転写領域ARCを形成すると共にマスク200とプレート400の同期走査により、円弧幅方向にプレート400を走査して、ショット全体(図13中C5)を露光する。更に、プレート400のステージをステップして、次のショットに移り、プレート400上に多数のショット(C1〜C9)を露光転写する。
プレート400は、本実施形態ではウェハであるが、液晶基板その他の被処理体を広く含む。プレート400にはフォトレジストが塗布されている。フォトレジスト塗布工程は、前処理と、密着性向上剤塗布処理と、フォトレジスト塗布処理と、プリベーク処理とを含む。前処理は洗浄、乾燥などを含む。密着性向上剤塗布処理は、フォトレジストと下地との密着性を高めるための表面改質(即ち、界面活性剤塗布による疎水性化)処理であり、HMDS(Hexamethyl−disilazane)などの有機膜をコート又は蒸気処理する。プリベークはベーキング(焼成)工程であるが現像後のそれよりもソフトであり、溶剤を除去する。
プレート400は図示しないウェハステージに支持される。ウェハステージは、当業界で周知のいかなる構成をも適用することができるので、ここでは詳しい構造及び動作の説明は省略する。例えば、ウェハステージはリニアモータを利用して光軸と直交する方向にプレート400を移動する。マスク200とプレート400は、例えば、同期して走査され、マスクステージとウェハステージの位置は、例えば、レーザー干渉計などにより監視され、両者は一定の速度比率で駆動される。ウェハステージは、例えば、ダンパを介して床等の上に支持されるステージ定盤上に設けられる。
以下、露光装置1の露光動作について説明する。露光において、光源112から発せられた光束は、ビーム整形系114によりそのビーム形状が所望のものに成形された後で、レンズ122を介してハエの目レンズ140に入射する。ハエの目レンズ140はコンデンサーレンズ162を介して被照射面164を均一に照明する。この際、図11で示したような光軸上のホットスポットは、被照射面164の光軸上に形成されるが、その点は照明有効領域(軸外の円弧状領域)からずれているので照明領域には影響を与えず、スリット166の遮光部若しくは上述した実施例によって完全に遮光される。照明モードが変化した場合など、有効光源形状の大きさはレンズ162などを駆動して調節することができる。
マスク200を通過した光束は投影光学系300の結像作用によって、プレート400上に所定倍率で縮小投影される。プレート400上の露光光束の角度分布(即ち、有効光源分布)はほぼ均一になる。露光装置1がスキャナーであれば、光源部と投影光学系300は固定して、マスク200とプレート400の同期走査してショット全体を露光する。更に、プレート400のウェハステージをステップして、次のショットに移り、プレート400上に多数のショットを露光転写する。露光装置1がステッパーであれば、マスク200とプレート400を静止させた状態で露光を行う。本実施形態では、ハエの目レンズ140がレンズ素子を微細化しているのでより均一にマスク200面をケーラー照明することができると共に段差部の悪影響を防止しているので、高品位なデバイス(LSIやVLSIなどの半導体チップ、CCD、LCD、磁気センサー、薄膜磁気ヘッドなど)を歩留まりよく製造することができる。
以下、図14を参照して、図1に示す露光装置1の変形例としての露光装置1Aについて説明する。ここで、図14は、露光装置1Aの単純化された光路図である。露光装置1Aは、光源部110から第2のコンデンサーレンズ162までの光軸を投影光学系300の光軸から偏芯させた点で露光装置1と異なる。より詳細には、光源部110から第1のコンデンサーレンズ122までの光軸を投影系の光軸からhだけ偏芯させ、これに続くハエの目レンズ140Aと第二のコンデンサーレンズ162とをrだけ偏芯させている。また、第1のコンデンサーレンズ122の射出側に楔硝子123を設けてハエの目レンズ140Aに入射する光束に角度を与えている。この角度偏向量θとハエの目レンズ140Aとの間には、以下のような関係がある。
図12は、図14に示す照明領域形成手段131の結像関係を示す図であり、基本的には図11と同じく、一体型微小ハエの目レンズ140Aと第二のコンデンサーレンズ162とが第1の被照面164をケーラー照明している。異なる点は、光源側にある図12には図示しない角度偏向部材(楔硝子)123の作用により、ハエの目レンズ140Aに入射する光束はこの光軸と平行な成分を持たないように構成されていることである。入射側のハエの目レンズ群142Aと射出側のハエの目レンズ群146Aを図11の場合と逆転して配置する。つまり、図12におけるPi上のレンズ素子142Aは図7に示すような球面レンズの光軸を含む切り出しで成形され、射出側Po上のレンズ素子146Aは図4に示すような球面レンズの軸外を切り出して成型する。このように構成すれば、結像面(被照射面)164上で有効照明領域は光軸を含み、逆に、ハエの目レンズ140Aの段差部を直進した迷光は軸外で有効照明領域外にホットスポットを形成する。本実施例の特徴は、ハエの目レンズ140Aを第2のコンデンサーレンズ162の光軸上に配置できるので、第2のコンデンサーレンズ162の口径を小さくでき、光学系全体のコンパクト化が図れる点にある。
以上、主として、円弧照明領域に関して本発明の作用を説明してきた。但し、本発明は、円弧照明だけにとどまらず、以下に説明するように、軸上又は軸外に矩形状の結像領域を有する投影光学系にも適用可能である。この場合には、最終段のハエの目レンズは矩形照明域を形成するために、各レンズ素子の断面形状を最終像面上での照明領域と相似形状に整形する必要がある。
また、本発明が使用可能な波面分割型ライトインテグレータはハエの目レンズに限定されるものではなく、例えば、図16に示すような各組が直交するように配置された複数の組のシリンドリカルレンズアレイ板などでもよい。また、ロッドレンズが3面以上の屈折面を有するハエの目レンズを使用してもよい。また、ライトインテグレータは、コーティングを施したミラー型のインテグレータであってもよい。かかるミラー型のライトインテグレータは、EUV光源の適用が特に効果的である。
図16に示すシリンドリカルレンズアレイ板は、母線方向が同じ凸シリンドリカルレンズの対と母線方向が同じ凸シリンドリカルレンズの対とを互いの母線方向が直交するように積層したレンズであり、2組のシリンドリカルレンズアレイ又はレンチキュラーレンズ板を重ねることによって構成される。図17での1枚目211と4枚目214の組のシリンドリカルレンズアレイ板はそれぞれ焦点距離f1を有し、2枚目212と3枚目213の組のシリンドリカルレンズアレイ板はf1とは異なる焦点距離f2を有する。同一組のシリンドリカルレンズアレイ板は相手の焦点位置に配置される。2組のシリンドリカルレンズアレイ板は互いの母線方向が直角をなすように配置され、直交方向でFナンバー(即ち、レンズの焦点距離/有効口径)の異なる光束を作る。なお、組数が2に限定されないことはいうまでもない。また、互いの母線方向が直交する複数のシリンドリカルレンズを用いていれば、シリンドリカルレンズの数はいくつであっても構わない。
次に、図17及び図18を参照して、上述の露光装置1を利用したデバイスの製造方法を説明する。図17は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)ではデバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウェハ製造)ではシリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィ技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図18は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)ではウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)ではウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウェハに感光剤を塗布する。
ステップ16(露光)では、露光装置1によってマスクの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施形態の製造方法によれば、有効光源分布の均一にして高品位のデバイスを高いスループットで製造することができるため、露光装置1を使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面として機能する。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本実施形態では、一体型ライトインテグレータは、基板の一面にのみ素子を設けているが、両面に設けてもよい。
本発明の第1の実施例の露光装置の単純化された光路図である。 図1に示す投影光学系による円弧状の結像領域を示す図である。 図1に示す偏芯照明領域形成手段の作用を説明するための光路図である。 図1に示すハエの目レンズの入射側のレンズ素子を球面レンズから切り出す様子を説明するための平面図である。 図1に示すハエの目レンズの入射側のレンズ素子を球面レンズから切り出す様子を説明するための側面図である。 図1に示すハエの目レンズのレンズ素子の入射側の積層構造を示す平面図である。 図1に示すハエの目レンズの射出側のレンズ素子を球面レンズから切り出す様子を説明するための平面図である。 図1に示すハエの目レンズの射出側のレンズ素子を球面レンズから切り出す様子を説明するための側面図である。 図1に示すハエの目レンズのレンズ素子の射出側の積層構造を示す平面図である。 図1に示すハエの目レンズの断面図である。 図1に示すハエの目レンズにおいてホットスポットが軸上に発生することを示す光路図である。 図1に示すハエの目レンズにおいてホットスポットが軸外に発生することを示す光路図である。 図1に示すウェハ上に走査露光する際の概念図である。 本発明の第2の実施例の露光装置の単純化された光路図である 本発明の露光装置の単純化された光路図である。 シリンドリカルハエの目レンズの配置を示す斜視図である。 デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図17に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
符号の説明
1 露光装置
100 照明装置
120 照明光学系
140 ハエの目レンズ
200 マスク
300 投影光学系
400 プレート

Claims (4)

  1. 光源からの光束を使用して被照明面をケーラー照明する照明光学系において、
    基板に一体的に形成された複数のレンズ素子を有するライトインテグレータと、
    前記ライトインテグレータからの光束を集光するコンデンサーレンズとを有し
    前記ライトインテグレータに入射する光束の主光線が前記コンデンサーレンズの光軸に平行にならないように構成してあり、
    前記コンデンサーレンズの焦平面に、前記複数のレンズ素子間の繋ぎ目および前記コンデンサーレンズを通過した光束を遮光する手段を有することを特徴とする照明光学系。
  2. 請求項1記載の照明光学系と、
    前記照明光学系により照明されたマスクパターンを被露光体に投影する投影光学系とを有することを特徴とする露光装置。
  3. 前記投影光学系の光軸は、前記光源から前記コンデンサーレンズまでの光学系の光軸とずれていることを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  4. 請求項2又は3に記載の露光装置を用いて前記被露光体を露光するステップと、
    光された前記被露体を現像するステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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