JP3982931B2 - 微小部品整列供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、概ね1mm3 以下の微小部品を整列供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
チップ状電子部品等の微小部品を整列供給する装置として、振動式パーツフィーダが数多く採用されている。しかしながら、概ね1mm3 以下の微小部品を整列供給する場合は、姿勢不良で不合格となる部品の割合が多くなるため、1台の振動式パーツフィーダでは、コンスタントな数量の部品を次工程へ供給するのが困難である。
【0003】
上記の問題に対して、複数の振動式パーツフィーダを組み合わせ、上流側のパーツフィーダで部品を整列搬送し、この整列搬送された部品を下流側のパーツフィーダで一定量に保ちながら次工程へ供給する微小部品の整列供給装置が一部で採用されている。この振動式パーツフィーダの組み合わせとしては、通常、上流側に部品を多く貯蔵できる振動式ボウルフィーダが採用され、下流側には部品の供給スピードを調節しやすい振動式直進フィーダが採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の振動式ボウルフィーダと振動式直進フィーダを組み合わせた微小部品整列供給装置は、各々のフィーダの振動方向、振動周波数、振幅が異なるため、部品の受け渡し部分の両者の搬送路の間に隙間を設ける必要があり、微小部品がこの隙間に詰まったり、引っ掛かったりする問題がある。これを防止するため、受け渡し部分の搬送路を上流側よりも下流側を低くして微小部品が乗り移り易くする方法や、上流側と下流側の搬送路を上下にオーバーラップさせる方法が考えられるが、受け渡し部分に生じる落差で、ボウルフィーダで整列された部品の姿勢が変化する問題がある。
【0005】
そこで、この発明の課題は、概ね1mm3 以下の微小部品を、部品詰まり等を生じさせることなくコンスタントに整列供給できる微小部品整列供給品装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、概ね1mm3 以下の微小部品を、搬送路に沿って補給する部品補給装置と、これらの微小部品が受け渡される直線状の搬送路を有する振動式直進フィーダとが配列され、前記微小部品を搬送しながら、姿勢を整列して排出端に供給する微小部品整列供給装置において、前記部品補給装置の搬送路から前記直進フィーダの搬送路への部品受け渡し部で、両者の搬送路の間に直進フィーダの搬送路側を低くした落差を設け、前記部品の姿勢を整列する手段を、前記直進フィーダの搬送路の途中に設けた構成を採用したのである。
【0007】
すなわち、コンスタントな数量の微小部品を次工程に供給するため、部品補給装置と振動式直進フィーダとを組み合わせ配列し、部品補給装置の搬送路から直進フィーダの搬送路への部品受け渡し部に落差を設けて、部品詰まり等を防止するとともに、下流側の直進フィーダの搬送路で部品の姿勢を整列させることにより、前記受け渡し部での搬送路間の落差で部品の姿勢が変化しても構わなくしたのである。前記部品補給装置としては、従来多用されている振動式ボウルフィーダのほかに、振動式直進フィーダやベルト式ホッパフィーダ等を採用することもできる。
【0008】
前記微小部品が、表裏対称の形状で、表裏面の向きを有する部品で、前記部品の姿勢を整列する手段の下流側に、前記部品の表裏面の向きを選別する手段を設けることにより、チップ抵抗器等、表裏面の向きを有する微小部品も整列供給することができる。
【0009】
前記排出端に搬送される余剰の微小部品を、前記直進フィーダの搬送路から排除する手段を設けることにより、前記上流側の部品補給装置を停止させることなく、一定量の微小部品を直進フィーダの搬送路に保持することができる。
【0010】
前記直進フィーダの搬送路の途中で、この搬送路から排除された微小部品を、戻し搬送する手段を設けることにより、直進フィーダの搬送路から排除される姿勢不良の部品や余剰の部品を、自動的に整列供給装置に再供給することができる。
【0011】
前記微小部品を戻し搬送する手段として、微小部品を管路に沿って圧縮エアで搬送するエア式部品搬送装置を採用することにより、軽い微小部品を速やかに戻し搬送することができる。
【0012】
前記管路の排出端に、戻し搬送される微小部品の速度を減速する手段を設けることにより、微小部品の着地時の損傷を防止することができる。
【0013】
前記部品補給装置および直進フィーダの各搬送路を、それぞれ複列に形成することにより、部品の整列供給量を大幅に増大させることができる。
【0014】
前記部品補給装置および直進フィーダを、防塵ボックスで覆うことにより、外部から侵入する埃等が原因となる部品詰まりや引っ掛かり等のトラブルを減少させることができる。
【0015】
前記防塵ボックス内をエアパージする手段を設けることにより、前記埃等によるトラブルを皆無にすることができる。
【0016】
前記部品補給装置の搬送路から直進フィーダの搬送路への部品受け渡し部で、部品補給装置の搬送路側を直進フィーダの搬送路の上に入り込ませ、両搬送路間にオーバーラップ部を設けることにより、この受け渡し部での部品詰まりや引っ掛かりをより効果的に防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図12に基づき、この発明の実施形態を説明する。
【0018】
図1および図2は、微小部品整列供給装置の実施形態を示す。図1は正面図、図2は平面図である。この整列供給装置は、微小なチップ抵抗器1を整列供給するものであり、チップ抵抗器1が貯蔵されるボウル2がねじり振動され、チップ抵抗器1がボウル2内の螺旋状の搬送路に沿って搬送される振動式ボウルフィーダ3と、このボウルフィーダ3から搬送されたチップ抵抗器1を受け取り、直線状の搬送路を有するトラフ4を往復振動させ、チップ抵抗器1をこの搬送路に沿って搬送しながら整列供給する振動式直進フィーダ5と、後述する直進フィーダ5の搬送路途中の各部位で排除されたチップ抵抗器1をボウル2に戻すエア式部品搬送装置6とで基本的に構成されている。
【0019】
前記チップ抵抗器1は、図3に示すように、厚みと幅がほぼ等寸で、長さが幅の倍寸に形成され、表面側に抵抗体7が埋め込まれており、表裏対称の形状で、表裏面の向きを有する。
【0020】
前記トラフ4は、図4(a)、(b)に示すように、直線状の搬送路8が設けられ、搬送路8の左端で前記ボウル2の搬送路9から受け渡されるチップ抵抗器1を、この搬送路8に沿って搬送しながら整列し、右端の排出端10から次工程へ供給する。また、トラフ4には、搬送路8の途中で排除されたチップ抵抗器1が落下する溝11が、搬送路8に沿って設けられている。
【0021】
前記搬送路9と搬送路8の受け渡し部は、図5(a)、(b)に示すように、搬送路9を上側にしてオーバーラップされており、各搬送路8、9はV溝断面に形成されている。未整列のチップ抵抗器1は、搬送路8、9間の落差を利用して、詰まったり、引っ掛かったりすることなく、搬送路9から搬送路8へスムーズに乗り移る。
【0022】
前記トラフ4には種々の要素部品が取り付けられ、図6乃至図8に示すように、前記搬送路8は、各搬送部位で種々の断面形状に形成されている。以下に、図面に基づいて、搬送路8の断面形状と作用を上流側から順に説明する。
【0023】
図6(a)、(b)、(c)は、図5に示した受け渡し部に続く断面であり、トラフ4の傾斜面12に、2つのブロック要素13、14が取り付けられ、傾斜面12の下降側には前記溝11が形成されている。搬送路8aは、両ブロック要素13、14の上側接触境界線に沿ってV溝に形成され、ブロック要素13側のV溝深さは、チップ抵抗器1の幅と同一寸法になっている。
【0024】
図6(a)の断面では、ブロック要素13の上面にプレート要素15が重ねられ、V溝深さがチップ抵抗器1の各辺長よりも十分深く形成されている。(b)、(c)の断面では、要素部品14に搬送路8aに沿った貫通溝孔16が設けられ、トラフ4の傾斜面12には、この貫通溝孔16に沿った溝17と、(c)の断面で溝11に連なる溝18が設けられている。したがって、図9(a)に示すように、V溝の搬送路8aに沿って、幅方向や厚み方向を進行方向に向けて移動するチップ抵抗器1は、ブロック要素13の上端から溝11に落下するか、または貫通溝孔16から溝17、18を通って溝11に落下する。図9(b)に示すように、長さ方向を進行方向に向けたチップ抵抗器1のみが、次の図7(a)に示す断面側へ搬送される。
【0025】
図7(a)、(b)、(c)の各断面は、前記溝11の片側に段差部19が設けられている。図7(a)の断面では、この段差部19にブロック要素20が取り付けられ、このブロック要素20の上面には、図9(c)に示すように、前記V溝の搬送路8aに接続されたU溝の搬送路8bが形成されている。したがって、V溝搬送路8aのいずれかの底面に表裏面を接触させて搬送されてきたチップ抵抗器1は、このU溝搬送路8bの底中央に合流し、表裏面を上下に向けて搬送される。
【0026】
図7(b)、(c)の断面では、前記段差部19に2つのブロック要素21、22が取り付けられている。ブロック要素22の上側突起部23の上面は、図10(a)に示すように、すくい角が設けられ、この突起部23の上面とブロック要素21の側面で搬送路8cが形成されている。ブロック要素21は、ねじ24で高さ変更され、ブロック要素21に取り付けられたエアノズル26の高さ位置を調節できるようになっている。(c)の断面には、光電センサ25とエアノズル26が配置され、光電センサ25で裏向きと判定されたチップ抵抗器1は、エアノズル26で溝11に吹き落とされる。なお、光電センサ25とエアノズル26は2ヶ所に配置され、表裏面の向きの選別精度を向上させるようにしている。
【0027】
図8(a)、(b)、(c)の各断面には、薄板要素27を挟んでボルト28で結合された2つのブロック要素29、30が取り付けられている。図10(b)に示すように、薄板要素27の上端に形成された両ブロック要素29、30間の隙間が搬送路8dになっている。この搬送路8dの幅と深さは、チップ抵抗器1の幅と高さよりもわずかに大きく形成され、図8(b)、(c)の断面では、天板31で上端を覆われている。この天板31で覆われた搬送路8dの領域に、一定数量のチップ抵抗器1が表裏整列された状態で保持される。図8(a)の断面は、この領域の入口であり、この断面に、余剰のチップ抵抗器1を検出する光電センサ32と、図示はしないが、前記エアノズル26と同様のエアノズルが配置されている。
【0028】
図8(b)の断面の前記溝11には孔33が設けられ、この孔33を通して、前記エア式部品搬送装置6の管路34の供給端に圧縮エアのノズル35が挿入されている。ノズル35から圧縮エアを噴射することにより、管路34の供給端側が負圧となり、チップ抵抗器1が管路34内に吸い込まれる。管路34に吸い込まれたチップ抵抗器1は、前記圧縮エアで管路34に沿って排出端へ搬送される。
【0029】
前記エア式部品搬送装置6は、図11に示すように、チップ抵抗器1を戻し搬送する管路34と、管路34の排出端に接続された減速容器36とで構成されている。減速容器36の内周には、下方に開口する円筒状の案内面37が形成され、この案内面37の上端に、下方が開放されたリング状の周回路38が設けられている。この周回路38の接線方向に管路34の排出端が接続され、排出端から排出されるチップ抵抗器1は、周回路38でその直線運動を周回運動に変えられ、案内面37に沿って螺旋状に周回下降しながら前記ボウル2内に着地する。また、減速容器36の上端には通気孔39が設けられ、管路34の排出端から噴出する圧縮エアの一部が埃等とともに装置外へ放出されるようになっている。
【0030】
図12(a)、(b)は、図5に示した搬送路9と搬送路8の受け渡し部の変形例を示す。この変形例では、両搬送路8、9間にオーバーラップがなく、微小な隙間を挟んで搬送路8側をわずかに低くした落差が設けられている。この落差は0.01mm程度の微小な段差でも効果を発揮する。搬送路9を移動してくるチップ抵抗器1は、この落差を利用して搬送路8に乗り移る。図5および図12に示した各受け渡し部では、搬送路8、9の断面をいずれもV溝形状としたが、オーバーラップの有無に係わらず、U溝や台形溝等、種々の断面形状とすることができ、搬送路8と搬送路9の断面形状を異なるものとしてもよい。
【0031】
図13は、図1および図2に示した微小部品整列供給装置を、防塵ボックス40で覆った実施形態を示す。この防塵ボックス40には、エアパージ用のエア供給孔41と、チップ抵抗器1をボウル2に供給する投入口42が設けられ、この投入口42に蓋43が取り付けられている。エア供給孔41から供給されたエアは、整列供給装置の排出端に設けられた孔44から排出される。
【0032】
上述した各実施形態では、上流側の部品補給装置として振動式ボウルフィーダを用いたが、振動式直進フィーダやベルト式ホッパフィーダ等を採用することもできる。また、微小部品の戻し搬送には、実施形態のエア式部品搬送装置のほかに、振動式直進フィーダやベルトコンベア等を用いることもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、この発明の微小部品整列供給装置は、部品補給装置と振動式直進フィーダとを組み合わせ配列し、部品補給装置の搬送路から直進フィーダの搬送路への部品受け渡し部に落差を設けるとともに、下流側の直進フィーダの搬送路で部品の姿勢を整列させるようにしたので、概ね1mm3 以下の微小部品を、部品詰まり等を生じさせることなく、コンスタントに次工程へ整列供給することができる。なお、姿勢整列部を直進フィーダの直線状搬送路に設けたので、姿勢整列のために加工精度が要求される各部品要素を直線的な要素とすることができ、これらの各部品要素を高精度に加工することもできる。
【0034】
また、排出端に搬送される余剰の微小部品を、直進フィーダの搬送路から排除する手段を設けたので、上流側の部品補給装置を停止させることなく、連続的に一定量の微小部品を直進フィーダの搬送路に保持することができる。
【0035】
さらに、直進フィーダの搬送路の途中で、この搬送路から排除された微小部品を、戻し搬送する手段を設けたので、搬送路から排除される姿勢不良の部品や余剰の部品を、自動的に整列供給装置に再供給することができる。この微小部品を戻し搬送する手段として、微小部品を管路に沿って圧縮エアで搬送するエア式部品搬送装置を採用することにより、軽い微小部品を速やかに、かつ低コストで戻し搬送することができ、管路の排出端に、戻し搬送される微小部品の速度を減速する手段を設けることにより、微小部品の着地時の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】微小部品整列供給装置の実施形態を示す正面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1の整列供給装置で整列供給されるチップ抵抗器を示す外観斜視図
【図4】aは図1のトラフを示す平面図、bはその一部切欠き正面図
【図5】aは図4の要部拡大切欠き正面図、bはaのV−V線に沿った拡大断面図
【図6】a、b、cは、それぞれ図4のVIa −VIa 線、VIb −VIb 線、VIc −VIc 線に沿った拡大断面図
【図7】a、b、cは、それぞれ図4のVIIa−VIIa線、VIIb−VIIb線、VIIc−VIIc線に沿った拡大断面図
【図8】a、b、cは、それぞれ図4のVIIIa −VIIIa 線、VIIIb −VIIIb 線、VIIIc −VIIIc 線に沿った拡大断面図
【図9】a、bは、それぞれ図6(b)の要部拡大断面図、cは図7(a)の要部拡大断面図
【図10】aは図7(b)の要部拡大断面図、bは図8(a)の要部拡大断面図
【図11】図1のエア式部品搬送装置を示す一部省略縦断正面図
【図12】aは図5の受け渡し部の変形例を示す切欠き正面図、bはaのXII −XII 線に沿った拡大断面図
【図13】微小部品整列供給装置の他の実施形態を示す縦断正面図
【符号の説明】
1 チップ抵抗器
2 ボウル
3 ボウルフィーダ
4 トラフ
5 直進フィーダ
6 エア式部品搬送装置
7 抵抗体
8、8a、8b、8c、8d、9 搬送路
10 排出端
11 溝
12 傾斜面
13、14 ブロック要素
15 プレート要素
16 貫通溝孔
17、18 溝
19 段差部
20、21、22 ブロック要素
23 突起部
24 ねじ
25 光電センサ
26 エアノズル
27 薄板要素
28 ボルト
29、30 ブロック要素
31 天板
32 光電センサ
33 孔
34 管路
35 ノズル
36 減速容器
37 案内面
38 周回路
39 通気孔
40 防塵ボックス
41 エア供給孔
42 投入口
43 蓋
44 孔
Claims (4)
- 厚みと幅がほぼ等寸で、長さが幅の倍寸に形成され、表裏対称の形状で、表裏面の向きを有する概ね1mm3 以下の微小部品を、搬送路に沿って補給する部品補給装置と、これらの微小部品が受け渡される直線状の搬送路を有する振動式直進フィーダとが配列され、前記微小部品を搬送しながら、姿勢を整列して排出端に供給する微小部品整列供給装置において、前記部品補給装置の搬送路から前記直進フィーダの搬送路への部品受け渡し部で、両者の搬送路の間に直進フィーダの搬送路側を低くした落差を設け、前記部品の姿勢を整列する手段を、前記直進フィーダの搬送路の途中に設け、この部品の姿勢を整列する手段の下流側に、前記部品の表裏面の向きを選別する手段を設けて、前記直進フィーダの搬送路の途中で、この搬送路から排除された微小部品を、戻し搬送する手段を設け、この微小部品を戻し搬送する手段を、前記微小部品が排除される溝に孔を設け、この孔に接続された管路の供給端に圧縮エアのノズルを挿入し、このノズルから圧縮エアを噴射することにより管路の供給端を負圧とし、前記溝に排除された微小部品を管路内に吸い込んで、吸い込んだ微小部品を管路に沿って前記圧縮エアで搬送するエア式部品搬送装置とし、前記管路の排出端に、前記戻し搬送される微小部品の速度を減速する減速手段を設け、この減速手段を、前記管路の排出端が接線方向に接続されるリング状の周回路が設けられ、この周回路の下方に開口する円筒状の案内面が形成されて、前記周回路で前記微小部品の直線運動を周回運動に変え、前記案内面に沿って螺旋状に周回下降させて着地させる減速容器としたことを特徴とする微小部品整列供給装置。
- 前記部品補給装置および直進フィーダが、防塵ボックスで覆われた請求項1に記載の微小部品整列供給装置。
- 前記防塵ボックス内をエアパージする手段が設けられた請求項2に記載の微小部品整列供給装置。
- 前記部品補給装置の搬送路から前記直進フィーダの搬送路への部品受け渡し部で、部品補給装置の搬送路側が直進フィーダの搬送路の上に入り込み、両搬送路間にオーバーラップ部が設けられた請求項1乃至3のいずれかに記載の微小部品整列供給装置。
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- 1998-12-11 JP JP35277398A patent/JP3982931B2/ja not_active Expired - Lifetime
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