JP3978606B2 - 宙吊り包装箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主にイチゴ、ぶどう、さくらんぼ、びわ、いちじく等の果肉の軟らかい果実を輸送するに好適な包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、イチゴ、ぶどう、さくらんぼ、びわ、いちじく等の果肉の軟らかい果実あるいは、水分の多い液果類は、小売店での販売単位に合わせ、小さな簡易包装カップやトレー(薄肉樹脂成形容器)にパック詰めされて出荷されている。このカップやトレーは、荷扱いや輸送コストなどを考慮した場合には、一個ずつよりも複数単位でまとめて出荷することが望ましい。
そのため、上記カップやトレーは複数個数をまとめて、更に容量の大きな段ボール箱やコンテナに複数収納して出荷されており、段ボール箱単位又はコンテナ単位で貯蔵保管・輸送等の荷扱いができるようにしている。
例えばイチゴを収納したパックの場合、更に下記文献のような積重可能なケース(輸送箱)に2個ずつまたは4個ずつ収納した後、このケース(輸送箱)を2段又は3段積みした後、テープ掛けなどして市場や量販店などに出荷されていた(特許文献1〜2参照)。
また箱内部に仕切材を装着し、上記のパックを複数個収納するのに適した段ボール箱も提案されている(特許文献3〜4参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭58−46739号公報
【特許文献2】
実開昭58−52122号公報
【特許文献3】
特開2002−128055号公報
【特許文献4】
登録実用新案第3083157号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしパック詰めされたイチゴ、ぶどう等は、果肉が軟らかいために、固い箱底面に接する部分は、自重により押されて荷痛みによる商品ロスが大きいという傾向がある。また、パックは輸送中の振動や衝撃により上下または左右に動いて箱底に当るために損傷を受けやすいものである。
そこで、イチゴ、ぶどう等を輸送箱に入れて運搬する場合、特に底部分の荷痛みを軽減するために、底面等に緩衝材を敷く等の手段が用いられるが、包装作業が煩雑となり輸送コストも高くつく。
【0005】
本発明は、上記のような実情に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、輸送箱内面に突出部を設けることにより、簡易包装カップやトレーを箱内部に宙吊り状態に保持し、緩衝性を与え、底面の圧迫による果物の劣化を防止するものである。
また本発明の他の目的は、果物の荷痛みを押えることが可能な宙吊り包装箱を容易に製造することができ、かつ別途に緩衝部材を必要としない箱構造を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は次の通りである。
段ボール等の一枚の紙シートから成る箱と、該箱の内側に互いに直交するように配設する縦横の中仕切材とから成り、該中仕切材で箱内に複数の部屋を形成し、その複数の部屋にそれぞれ果実等を収容したパックPを収容する上面開口形の包装箱であって
該箱の2重構造をした箱側面の内面に突出する突出部が形成され、
その突出部は、箱側面のうち外側の側面を切り込んで、舌片形状をした差込片を形成し、内側の側面に前記差込片が挿入される受け溝を形成して、その受け溝に前記舌片形状をした差込片の先端が箱側面内側に突出するように差し込んでなり、
前記箱内面に突出する突出部と対向する中仕切材とにより、前記パックPのフランジ部を載せるとパックPが宙吊り状態に支持されるようにしたことを特徴とする。
また請求項2の発明は次の通りである。
段ボール等の一枚の紙シートから成る箱と、該箱の内側に互いに直交するように配設する縦横の中仕切材とから成り、該中仕切材で箱内に複数の部屋を形成し、その複数の部屋にそれぞれ果実等を収容したパックPを収容する上面開口形の包装箱であって
2重構造をした箱側面のうち内側の側面を切り込んで、箱内方に傾斜して突出できる舌片を形成させると共に、
前記縦横の中仕切材のうち何れか一方の中仕切材の両端に、上方内向きに傾斜し、かつ、前記中仕切材を箱内に差し込んだときに、前記内側の側面を切り込んで形成した舌片と係合して箱の内方に傾斜して突出するように案内するガイド溝が設けられ
前記側面に突出する舌片と対向する中仕切材とにより、前記パックPのフランジ部を載せるとパックPが宙吊り状態に支持されるようにしたことを特徴とする。
【0007】
上記包装箱によれば、イチゴ、ぶとう、びわ、さくらんぼ、いちじく等の果肉が軟らかい果物を簡易包装カップまたはトレーにパック詰めし、そのパックを箱内に宙吊り状態に浮かせて出荷し運搬することができるから、特に底面と接する果物の荷痛みを防止、軽減することを可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を具体的に説明する。
添付図面は、イチゴを詰めた簡易包装カップまたはトレー(図4のP参照)を一例として4パック詰め合わせるための上面開口形包装箱(上面開口形輸送箱)の典型例を示すものである。
この包装箱は、廃棄処理並びにリサイクル処理の容易な段ボール等の紙を素材として作製される。この実施例は緩衝性と断熱性に優れたAフルート又はBフルートの段ボールシートから形成されているが、Eフルート又はGフルートと呼ばれている薄い段ボールシートを使用することもできる。また段ボールに代え、一般紙器用の板紙を素材としても構わない。
【0009】
図1〜図5は参考例を示す。まず図1の展開図について説明する。符号1は矩形状の底板、2は前記底板の対向した長側辺に折線を介して連接した長側板、3は前記長側板2の両端に折線を介して設けた折込片、4は底板1の対向した短側辺に折線を介して連接した第1の短側板、5はさらにその外側に接線を介して連接する第2の短側板、6は第1と第2の短側板の間に設けた細長い縁板である。
【0010】
第2の短側板5の先端部に左右一対の掛け止め突起7を設けると共に、底板1の上下端部に掛け止め突起7に対応した左右一対の掛け止孔8を形成する。
なお図1において、内外の短側板4、5の両脇に設けた折込片3は、一例として鍵形に形成され、かつ先端部が組立時に一部が重なりあうような長さに形成されている。
また長側板2の先端部にはスタッキング(積重ね)用の一対の嵌合用突起9を設け、折込片3の根本部の外側に、縁板6とほぼ同幅の保持片10を設けている。
内外の短側板4、5の間には、縁板6を跨いで一対の切線11a、11bを左右2組設け、かつ各組の両切線11a、11bの間にそれぞれの切線の基部をつなぐように折線12aと12cを設け、更に両折線12aと12cの中央に折線12bを設けて、スタッキング用の突起片13を形成している。
【0011】
この参考例の形態は、所定の間隔をおいて、底板1の中央部に互いに向き合うようにコ字形をした一対の切込み15a、15bを形成し、各コ字形切込みの根本に中央折線14a、14bを側板2と平行に設けることで、箱底面を切起こして縦中仕切材16a、16bを一体に形成している。なお該縦中仕切材16a、16bの中央に、横中仕切材22を挿入する嵌合溝18a、18bを形成している。
【0012】
一方、長側板2と底板1との間には、両者に跨るように、一対の切線19a、19bを左右に設けている。また、各一対の切線19a、19b間をつなぐ3本の平行折線20aと20b、20cを設けているが、その場合、底板1よりの折線20aと20bの間隔は、縦中仕切材16a、16bの高さとほぼ等しく形成することにより、縦中仕切材16a、16bと対向した側面から箱内面に突出する突出部21a、21bを形成している。
【0013】
図2は、底板1に設ける縦中仕切材16a、16bにかみ合わせる横中仕切材22を示す。この横中仕切材は短側板よりも若干小さく形成されている。なお横中仕切材の中央に嵌合溝18a、18bと係合する一対の嵌合溝23a、23bを設けた構成となっている。
【0014】
図3は、内外短側板の組立途中の段階を示す部分斜視図であり、底板1に対して両側板2を立ち上げた後、両側板に連接した折込片3を内側に折り込み、その一部を互いに重ね合わせると共に、内外両短側板4と5で折込片3を上から覆いかくすように折り曲げたのち、内側の短側板5を底板1に対し垂直になるように、短側板5の先端部の掛け止め突起7を底板1の掛け止孔8に係合して固定する。
【0015】
図5は、参考例の箱の組立状態示す斜視図である。図に示すとおり、長側板2を立ち上げるときに、平行折線20aと20b、20cを介して、側面を切起こして箱内面に突出部21a、21bを段状に突出させる。
次に、縦中仕切材16a、16bを中央の折線14a、14bを介して長側板2と平行に立ち上げたのち、嵌合溝18aに横中仕切材22の嵌合溝23a、23bをかみ合わせ縦中仕切材16aと横中仕切材22を直交させると、縦横両中仕切材は底板に対してほぼ直立状態に維持される。
【0016】
トレーにパック詰めされたイチゴ等の果実を出荷する時には、箱内に設置した縦横の中仕切材により箱内に複数の部屋(小間)を形成し、各小間に符号Pで示す果実を収納するパックを配置し、パックPの底面と箱底面とが接触しないように、各パックの周縁部(フランジ部)を、対向した縦中仕切材の上縁の部分又は箱内面から突出させた突出部に引っ掛けて、パックの底を箱底に接しないように保持する(図6参照)。
そして、このような包装箱を、側板に設けたスタッキング用の突起9及び13を利用して荷崩れせぬように所定個数積上げ、テープ掛けなどして量販店などに出荷する。
【0017】
図7〜図9は第2参考例を示す。基本的な箱の構成は参考例と同様である。参考例と同一の符号を付した部分は同一の部分を表わす。参考例と比べての相違点は、箱内面に突出部を形成する代わりに、底板の中央部に、所定の間隔をおいて、2組のH形の切込み30a、30bを形成し、各H形切込みの根本端部を結んで折線31a、31bを側板2と平行に設けることで、底板に一対の縦中仕切材32a、32bを形成した点である。
なお、それぞれの縦中仕切材32a、32bの中央部には横中仕切材34が係合する嵌合溝33a.33bが形成されていることは、参考例と同じである。図8に示すものは縦中仕切材にかみ合わせる横中仕切材34を示すものである。この横中仕切材は、中央嵌合溝18a、18bの外側に、外側嵌合溝35a、35bを有している。
第2参考例におけるパックPの支持状態を図9に示す。図に示すように、横中仕切材34により底板1に対してほぼ直立状態に維持した一対の縦中仕切材32a、32bの間にパックPを配置し、パックPの周縁部を対向した両縦中仕切材32a、32bの上部に引っ掛けてパックPの底を浮かせている。
【0018】
図10〜図13は、第3参考例を示している。基本的な箱の構成は参考例と同様である。参考例と比べての相違点は、箱とは別体のピースにより、縦中仕切材と横中仕切材とを用意して、縦横両中仕切材を図13のように十の字形に組み合わせることで、箱内を複数の小間に分割する中仕切材を形成した点である。
なお、第3参考例で縦中仕切材40は、図11(A)に示したように、頂板41を挟んで両側に連接された垂直板42a、42bからなっている。縦中仕切材40は、頂板41と垂直板42a、42bとをほぼコの字形に折り曲げた後、中央嵌合溝43に図11(B)に示した横中仕切材(参考例の横中仕切材22と同じ構成である)の嵌合溝23a、23bを係合することで、縦中仕切材と横中仕切材とを十字形に組み合わせている。なお、箱側面に突出部を形成することは参考例と同じである。
【0019】
第3参考例では、底板上に十字形に組み合わせた縦横の中仕切材(図13参照)により箱内を複数の小間に分割する。しかるのち各小間にパックPを配置し、図6と同様に、各パックの底面と箱底とが接触しないように、パックPの周縁部を縦中仕切材の頂板の部分と縦中仕切材と対向した突出部に引っ掛けて保持する。
【0020】
図14〜図17は、本発明の第1の実施形態を示している。参考例と比べての第1の相違点は、箱の四側面を2重壁としたダブルウォール構造の輸送箱を採用した点である。また第2の相違点は、箱天面の四隅に舌片を有する扇形をした額縁天板60を設けた点である。更に第3の相違点は、対向した長側辺に連接した外側の側板に切込線で差込片65を形成し、内側の側板に前記の差込片が挿入される受け溝66を形成させて、該受け溝に差し込んだ差込片を箱の内側に突出させて、パックPの周縁部を、前記差込片と、これと対向した縦中仕切材の上縁の部分に引っ掛けて、パックPの底を浮かせている(図17参照)。
【0021】
図14の展開図について説明する。先ず、図14において符号51は矩形状をした底板、52は前記底板の対向した長側辺に折線を介して連接した第1の長側板、53は前記長側板52の外側に縁板52aを介して連接した第2の長側板、54は第1の長側板52の両端に折線を介して設けた折込片、55は第2の長側板53の両端に折線を介して設けた折込片であり、それぞれの先端部には互いに対応した嵌合突起56a又は嵌合溝56bが設けられている。
【0022】
57は底板51の対向した短側辺に折線を介して連接した第1の短側板、58はさらにその外側に縁板57aを介して連接する第2の短側板である。この第2の短側板の両端に、差込片59を有する扇形の額縁天板60を設ける。額縁天板60と第1の短側板57とは折線を介して連接し、また額縁天板60と第2の短側板58とは切線により両者を切離すよう構成すると共に、差込片59に対応する差込溝61を縁板52aに設ける。第2の短側板58の先端部に掛け留め突起62aを設けると共に、この掛け留め突起に対応した係合溝62bを第2の長側板53と折込片55の境に設ける。
【0023】
なお、図14において第1の長側板52には、切込線63a、63bにより底板との境の折線を連接線とする2組の側部フラップ64a、64bとその遊端に折線を介して差込片65a、65bを形成し、また第2の長側板53に前記差込片65a、65bが挿入される受け溝66a、66bを形成させる。また、底板51の中央部に、第1の実施形態と同様に、互いに向き合うように一対のコ字形の切込み70a、70bを形成して、各切込みの根本に中央折線71a、71bを側板と平行に設けることで、底板に一対の縦中仕切材72a、72bを一体に形成する。また、該縦中仕切材72a、72bの中央に、横中仕切材74を挿入する嵌合溝73a、73bを形成しておく。
ちなみに横中仕切材74の中央に嵌合溝73a、73bと係合する一対の嵌合溝75a、75bを設けた構成となっていることも参考例と同じである。76a、76bは横中仕切材の両端に形成した突起であり、第2の長側板53に設けた溝77a、77bに係合する。
【0024】
次に図16を参照して第1の実施形態の組立方法を説明する。第1の長側板52と第2の長側板53を折り重ねてから底板51に対して前記両側板を垂直に立ち上げる。次に両側板に連接した折込片54と55を内側に折り込み、それらを互いに係合させると共に、第1の短側板57と第2の短側板58とを左右両折込片の上に折り曲げたのち、第2の短側板58を底板に対し垂直になるように左右端部の突起62aを折込片の根本に設けた溝62bに固定する。また額縁天板60に付設した舌片59を縁板に形成させた係合孔61に挿入する。
【0025】
差込片65a、65bは、側部フラップ64a、64bを第1の長側板52の外側に折り曲げてから、第2の長側板53に設けた受け溝66a、66bに挿入して箱の内面に突出させる。図16が側部フラップと差込片の突出状態を示す部分斜視図である。
また縦中仕切材72a、72bを中央の折線71a、71bを介して長側板と平行に立ち上げたのち、嵌合溝73に横中仕切材74をかみ合わせると箱内に複数小間が形成される。図17に示すとおり、箱内に区画された各小間に果物を詰めたパックPを配置し、パックの底面と箱底面とが接触しないようにパックの周縁部を対向した縦中仕切材の上部又はその中仕切材と対向した長側板から突出させた差込片に引っ掛けて、パックPの底を浮かせる。そして、このような状態の宙吊り包装箱を、額縁天板60を介して所定個数積上げ、テープ掛けなどして量販店などに出荷する。
【0026】
参考例、第2参考例、第3参考例と、第 1 の実施形態はいずれも長側板側の箱内側に突出部を設け、突出部と対向する縦中仕切材とによりパックPの底を浮かせて支持したものである。なお、次に説明する実施形態は、箱の短側板に突出部を設けた例である。
【0027】
図18〜図20は、第2の実施形態を示している。この実施例も参考例と同一の符号を付した個所は同一の部分を表わし、基本的な箱の構成は参考例と同様である。参考例と比べての第1の相違点は、第1の短側板4に差込片83a,83bを形成し、第2の短側板5に前記の差込片が挿入される受け溝84a,84bを形成して、該受け溝に差し込んだ差込片を箱の内側に突出させた点である。第2の相違点は、底板とは別体に縦中仕切材と横中仕切材とを用意し、これら縦横両仕切材を十の字形に組み合わせることで、箱内を複数小間に分割する仕切材を形成した点である。
【0028】
図18の展開図を参照して本実施形態についてさらに説明する。図において、第1の短側板4に、底板2との境界線を折線とする側部フラップ82a、82bとその先端に差込片83a、83bを2組形成し、また、第2の短側板5に前記差込片83a、83bが挿入される受け溝84a、84bを対応形成させる。
また、折込片80に差込片を挿入する打抜き孔80aが形成されている。
図19(A)に示したように、横中仕切材85は、頂板86を挟んで両側に連接された垂直板87a、87bからなり、中央に嵌合溝88が刻設されている。図19(B)に示したように、縦中仕切材89は、中央に、横中仕切材の嵌合溝88と係合する一対の嵌合溝90a、90bが形成されている。
【0029】
第2の実施形態の組立て方法を図20を参照して説明すると、参考例と同様に、底板1に対し両長側板2を垂直に立ち上げ、折込片80を長側板2に対し直角になるように内側に折り込み、該折込片80に対してほぼ直角に保持片10を内側に折る。次に第1の短側板4を折込片80の外側を覆うように底板1に対して垂直に立ち上げ、さらに第2の短側板5を内側に折り込んで、掛け止め突起7を掛け止孔8に係合して固定する。
次に、差込片83a、83bを側部フラップ82a、82bに対してほぼ直角になるように折り曲げてから、受け溝84a、84bに挿入して箱の内面に突出させる。
横中仕切材85は、頂板86と垂直板87a、87bとをほぼコ字状に折り曲げた後、嵌合溝88に縦中仕切材89の嵌合溝90a、90bを係合することで、縦中仕切材と横中仕切材とを十字形に組み合わせる。組み合わせた縦横両中仕切材を底板1上に配置して、箱内を複数小間に分割する。
【0030】
パックPの支持状態を図20に示す。パックPの周縁部は、一端を箱短辺側の内面に突出した差込片83により支持し、もう一端を差込片83と対向する横中仕切材85の頂板86により支持し、パックPを箱底から浮かせて保持する。
【0031】
図21〜図24は、第4参考例を示している。基本的な箱の構成は参考例と同様である。参考例と比べての第1の相違点は、第2の短側板5にU形切込線で左右一対の小舌片93a、93bを形成している点である。第2の相違点は、底板とは別体に、横中仕切材95と縦中仕切材98とを用意し、縦中仕切材98の両端に係止片99を形成し、該係止片を箱の縁板6に設けた差込溝94に挿入する点である。
【0032】
図21を参照して、第4参考例をさらに説明すると、第2の短側板5にU形の切込線92a、92bと折線92c、92dにより囲まれて形成された左右一組の小舌片93a、93bを設ける。この小舌片93a、93bは、折線92c、92dにて箱内側に折り曲げられて箱内面に突出することができるように構成している。また縁板6には縦中仕切材98を固定するための差込溝94を設けている。
【0033】
横中仕切材95は、図22(A)に示すように、頂板86を挟んで両側に連接された垂直板87a、87bからなっている。この横中仕切材は、頂板86と垂直板87a、87bとをほぼコの字状に折り曲げた後、嵌合溝88に図22(B)に示した縦中仕切材98の嵌合溝90a、90bを係合することで、縦中仕切材98と横中仕切材95とを十字形に組み合わせて使用する。また、横中仕切材95は、頂板83にほぼII字形をした切込線96、96を刻設している。また、縦中仕切材を箱本体に設置する際、縦中仕切材98両端に設けた差込片99、99を差込溝94に固定する。縦中仕切材98と横中仕切材95とを図23に示すように十字に組み合わせた際、横中仕切材95の上縁に突片97が形成される。
【0034】
第4参考例におけるパックPの支持状態を図24に示す。図に示すように、箱内面に傾斜状に突出した小舌片93a、93bと横中仕切材95の突片97とがパックPの周縁部に係合して、パックPの横ずれが防止し、またパックを箱底から浮かせて保持することができる。なお輸送中において、縦中仕切材の係止片99を箱本体に形成した差込溝94に係合することで、中仕切材が動くのを防ぐことができる。
【0035】
図25〜図26は第3の実施形態である。第4参考例との相違点の第1は、第4参考例においては第2の短側板5に一対の小舌片93a、93bを形成したが、本実施の形態は、第2の短側板5の中央に横長の小舌片93cを設け、両端部にコーナ翼片5aを設けた点である。第2の相違点は、縦横両中仕切材のうち、縦中仕切材98の両端下部から上方内向きに傾斜したガイド溝99a,99bを設けた点であり、該ガイド溝は、縦中仕切材98を箱に差込んだとき、箱の短側面に切込み形成する舌片93aを自動的に箱の内方に突出するように案内する。その他第4参考例と同一の符号を付した部分は同一の部分を表わす。
【0036】
図27〜図29は第5参考例を示している。第1参考例と同一の符号を付した部分は同一部分を表わし、基本的な箱の構成は第1参考例と同様であるが、主たる相違点は、長側板から連接した折込片100の先端に連結部を介してさらに突出部102を延設し、内側の短側板に一対の嵌合溝104を形成し、連結部を前記嵌合溝に係合し、突出部102を箱の内側に突出させた点である。
【0037】
図27の展開図により第5参考例を説明する。同図において、長側板2の両端に連設した折込片100は、先端に折線を介して連結部101と、さらにその延長上に、第2の短側板5の内側に折り曲げて突出する折込突出片102を延設している。折込突出片102の先端付近の内側には、掛け止片103を設けている。また、底板1の上下端部に、掛け止め突起7および掛け止片103と対応した左右一対のL字形の掛け止孔105を形成する。さらに第2の短側板5の先端に、連結部101と係合する一対の嵌合溝104、104を設けた構成となっている。
【0038】
次に第5参考例の組み立てについて説明する。この参考例も底板1に対して長側板2を垂直に立ち上げるまでは他の実施形態と同じである。その後、折込片100を内側に折り込み、連結部101を折込片100に対し直角に折り、連結部101に短側板5の嵌合溝104、104を係合させ、次に、短側板5の先端の掛け止突起7を掛け止孔105に係合して、短側板5を固定する。さらに折込突出片102を第2の短側板5と平行になるよう折り曲げ、掛け止片103を掛け止孔105の先端部分に固定する。このようにして折込突出片102が箱の短側面の内側に突出するようにして第5参考例の宙吊り包装箱が組み立てられる(図28参照)。
次に、底板上に縦中仕切材98と横中仕切材95を差込み、縦中仕切材98の両端の差込片99を差込溝94に係合させ、箱内を複数の小間に分割する。
【0039】
各小間に果物のパックPを配置し、図29に示すとおり、折込突出片102の上部と横中仕切材の上部にパックPの周縁部を引っ掛けて保持する。この場合も横中仕切材95の突片97と箱内面に突出した中折込突出部102とがパックPの周縁部に係合して、パックPの横ずれが防止できるとともに、パックを箱底から浮かせて保持することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、イチゴ、ぶとう、さくらんぼ、いちじく、プラム等果肉が軟らかく、自重や固い箱底に押されて痛みやすい果物類を薄肉の簡易包装カップやトレー等に入れて出荷し運搬するときに、簡易包装カップやトレーを輸送中宙吊り状態に浮かせることができるから、底面の圧迫による果物の荷痛みを軽減することを可能となる。また本発明によれば、緩衝材を必要としないため包装コストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例である宙吊り包装箱の展開図である。
【図2】図1の宙吊り包装箱に使用する横中仕切材の平面図である。
【図3】図1の宙吊り包装箱の組立途中を示す部分斜視図である。
【図4】イチゴを収納した薄肉プラスチック製容器(パック)を示す斜視図である。
【図5】参考例の宙吊り包装箱の組立斜視図である。
【図6】図4のパックを参考例の宙吊り包装箱に配置した状態を示した断面図である。
【図7】第2参考例である宙吊り包装箱の展開図である。
【図8】図7の宙吊り包装箱に使用する横中仕切材の平面図である。
【図9】図4のパックを第2参考例の宙吊り包装箱に配置した状態を示した断面図である。
【図10】第3参考例である宙吊り包装箱の展開図である。
【図11】(A)は図10の宙吊り包装箱に使用する縦中仕切材の平面図、(B)は同じく横中仕切材の平面図である。
【図12】第3参考例の宙吊り包装箱の組立斜視図である。
【図13】図11の仕切材の組立て説明図である。
【図14】本発明の第1の実施形態である宙吊り包装箱の展開図である。
【図15】図14の宙吊り包装箱に使用する横中仕切材の平面図である。
【図16】図14の宙吊り包装箱の組立途中を示す部分斜視図である。
【図17】図4のパックを第1の実施形態の宙吊り包装箱に配置した状態を示した断面図である。
【図18】本発明の第2の実施形態である宙吊り包装箱の展開図である。
【図19】(A)は図18の宙吊り包装箱に使用する横中仕切材の平面図、(B)は同じく縦中仕切材の平面図である。
【図20】図4のパックを第5の実施形態の宙吊り包装箱に配置した状態を示した断面図である。
【図21】第4参考例である宙吊り包装箱の展開図である。
【図22】(A)は図21の宙吊り包装箱に使用する横中仕切材の平面図、(B)は同じく縦中仕切材の平面図である。
【図23】図22の仕切材の組み立て斜視図である。
【図24】図4のパックを第4参考例の宙吊り包装箱に配置した状態を示した断面図である。
【図25】第3の実施形態である宙吊り包装箱の展開図である。
【図26】(A)は図25の宙吊り包装箱に使用する横中仕切材の平面図、(B)は同じく縦中仕切材の平面図である。
【図27】第5参考例の宙吊り包装箱の展開図である。
【図28】図27の宙吊り包装箱の組み立て斜視図である。
【図29】図4のパックを第5参考例の宙吊り包装箱に配置した状態を示した断面図である。
【符号の説明】
1 底板 2 長側板 3 折込片 4 第1の短側板
5 第2の短側板 7 掛け止め突起 8 掛け止孔
13 突起片
14a、14b 中央折線 15a、15b コ字形の切込み
16a、16b 縦中仕切材 18a、18b 嵌合溝
19a、19b 一対の切線 20a、20b、20c 平行折線
21a、21b 中折込突出部 22 横中仕切材
23a、23b 嵌合溝 30a、30b H形の切込み
31a、31b 折線 32a、32b 縦中仕切材
33a、33b 嵌合溝 34 横中仕切材 40 縦中仕切材
41 頂板 42a、42b 垂直板 43 中央嵌合溝
51 底板 52 第1の長側板 53 第2の長側板
54、55 折込片 56a 嵌合突起 56b 嵌合溝
57 第1の短側板 58 第2の短側板 59 差込片
60 額縁天板 61 差込溝 62a 掛け留め突起
62b 係合溝 63a、63b 一対の切込線
64a、64b 側部フラップ 65a、65b 差込片
66a、66b 受け溝 70a、70b 一対のコ字形の切込
71a、71b 中央折線 72a、72b 縦中仕切材
73a、73b 嵌合溝 74 横中仕切材 75a、75b 嵌合溝
80、91、100 折込片 81a、81b、92a、92b 切込線
82a、82b 側部フラップ
83a、83b 差込片
84a、84b 受け溝 85、95 横中仕切材 86 頂板
87a、87b 垂直板 88 嵌合溝 89、98 縦中仕切材
90a、90b 嵌合溝 93a、93b 93c 小舌片
94 差込溝 96 切込線
97 突片 99 係止片 99a、99b ガイド溝
101 連結部 102折込突出片 103掛け止片
104 嵌合溝 105掛け止孔
P パック

Claims (2)

  1. 段ボール等の一枚の紙シートから成る箱と、該箱の内側に互いに直交するように配設する縦横の中仕切材とから成り、該中仕切材で箱内に複数の部屋を形成し、その複数の部屋にそれぞれ果実等を収容したパックPを収容する上面開口形の包装箱であって
    該箱の2重構造をした箱側面の内面に突出する突出部が形成され、
    その突出部は、箱側面のうち外側の側面を切り込んで、舌片形状をした差込片を形成し、内側の側面に前記差込片が挿入される受け溝を形成して、その受け溝に前記舌片形状をした差込片の先端が箱側面内側に突出するように差し込んでなり、
    前記箱内面に突出する突出部と対向する中仕切材とにより、前記パックPのフランジ部を載せるとパックPが宙吊り状態に支持されるようにしたことを特徴とする宙吊り包装箱。
  2. 段ボール等の一枚の紙シートから成る箱と、該箱の内側に互いに直交するように配設する縦横の中仕切材とから成り、該中仕切材で箱内に複数の部屋を形成し、その複数の部屋にそれぞれ果実等を収容したパックPを収容する上面開口形の包装箱であって
    2重構造をした箱側面のうち内側の側面を切り込んで、箱内方に傾斜して突出できる舌片を形成させると共に、
    前記縦横の中仕切材のうち何れか一方の中仕切材の両端に、上方内向きに傾斜し、かつ、前記中仕切材を箱内に差し込んだときに、前記内側の側面を切り込んで形成した舌片と係合して箱の内方に傾斜して突出するように案内するガイド溝が設けられ
    前記側面に突出する舌片と対向する中仕切材とにより、前記パックPのフランジ部を載せるとパックPが宙吊り状態に支持されるようにしたことを特徴とする宙吊り包装箱。
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