JP3160364U - 1ピース型宙吊り包装箱 - Google Patents

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礼子 椎橋
礼子 椎橋
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Abstract

【課題】イチゴなどを収納する食品用トレーの底面で圧迫される果物の劣化を防止する。【解決手段】箱の内側の側壁部分をくり抜くことで、食品用トレーの縁を保持する係止穴を設け、その係止穴と、箱底面から立ち上げた仕切板により食品用トレーを箱内部に宙吊り状態に支持して箱の底面と食品用トレーの底面とが接触しないようにする。【選択図】図3

Description

本考案は宙吊り包装箱に関し、特に縁付の食品用トレーを包装するための包装箱に関する。
イチゴ、ぶどう、さくらんぼ、びわ、いちじく等の果実を出荷するとき、従来はイチゴ等を縁付の食品用トレーにパック詰めし、この果実入った食品用トレーを包装箱に複数個収容して出荷している。このとき、運搬時の振動が直接果物に伝わるのを防ぐため、食品用トレーの底を箱から浮いた状態で保持して包装する必要があった。
このような包装ができる包装箱として、特許文献1では、段ボールブランクからなる箱の中に、食品用トレーの縁を保持するために、箱とは別ピースの中仕切りを設け、箱の側壁には食品用トレーの縁を支持する支持片を切り起して設けた包装箱が提案されている(特許文献1の図4参照)。また、特許文献2には、箱の4側壁が額縁タイプではないが、食品用トレーの縁を支持する支持片を箱底面から切り起した仕切板に設けた包装箱が提案されている(特許文献2の図5参照)。さらに、同様な構成を持った包装箱は特許文献3(図7参照)にも記載されている。
いずれの包装箱も、食品用トレーの縁を箱の側壁に設けた支持片と、底面から切起こした仕切板や、箱とは別ピースからなる仕切板とを用いることにより、箱の内部に宙吊り状態に保持するものであった。
特開2004−276954号公報 特開2004−250098号公報 特開2008−81175号公報
しかし、包装箱本体とは別のピースからなる仕切部材(食品用トレー受台)を箱内部にセットアップする必要があったので、この仕切を利用して食品用トレーを宙吊り状態に保持するものは、部材点数が必然的に多くなり、セットアップに手間がかかるので、使用者から改善を求められている。
また、例えば食品用トレーを市場や量販店に出荷する場合に、包装箱に例えば2個パックずつ収納した後、その包装箱を多段積みし、テープ掛けして市場や量販店に出荷することがある。その場合には荷扱いにより往々にして積上げた包装箱が荷崩れし、また損傷を受けやすい。そこで包装箱を積重ねした場合に荷崩れを起すことなく、また緩衝性の高い構造に作成することができるものである。
本考案は、上記のような実情に鑑みなされたものであって、その第1の目的とするところは、箱とは別ピースからなる仕切部材(食品用トレー受台)を必要としないで、箱内部に食品用トレーを宙吊り状態に保持することができる1ピースタイプの食品用トレー宙吊りケースを提案することにある。
また、本考案の第2の目的は、包装箱の側板を2重側壁構造にすることにより、緩衝性に富む食品用トレー包装箱を容易に製造することができ、かつ積上げた包装箱の荷崩れを防止できる包装箱を提案するものである。
上記課題を解決するために、請求項1の考案は、段ボールなどの一枚の打ち抜きブランクより作られた包装箱であって、展開状態において、矩形の底板を中央部に形成し、その矩形の底板の四辺に、縁板と、内外一対の側板とからなる2重側壁部を額縁状に設け、その内側の側壁部分をくり抜いて食品用トレーの縁を保持する係止穴を設けと共に、その係止穴と、箱底面から切起こした仕切板とにより、包装箱内部に食品用トレーを宙吊り状態に支持して、箱の底面と食品用トレーの底面とが接触しないようにしたことを特徴とする1ピース型宙吊り包装箱である。
また、請求項2の考案は、箱底面から切り起こした仕切板と平行に延びる内側の側板に、前記仕切板と同じ高さに、食品用トレーの縁を保持する係止穴を設け、かつ、箱底面から切り起こした仕切板の両端部を、その仕切板と直交方向に延びる内側の側板の中央部に設けた切込穴に挿入し掛合わせて固定したことを特徴とする請求項1に記載の1ピース型宙吊り包装箱である。
また、請求項3の考案は、請求項1に記載の1ピース型宙吊り包装箱の額縁状に形成した2重側壁の縁板部に嵌合突起を形成し、さらに底板の左右の端部に前記嵌合突起に対応する係止用穴を形成したものである。
上記構成の包装箱は、イチゴ等の食品用トレーを包装箱内に宙吊り状態に浮かせて出荷し運搬することができるから、底面と接する果物の荷痛みを防止、軽減することを可能となる。
そして本考案によれば、箱本体とは別のピースからなる仕切部材(食品用トレー受台)を必要とせずに、食品用トレーを箱内部に宙吊り状態に保持することができるため、組立て作業が容易で、包装材料を節減することができる。
さらにまた、箱を積重ねたときに、上段の箱がズレ落ちることなく安定した積み上げ状態を得ることができる等の利点を有している。
図1は本考案の実施例の展開図である。 図2は組立て過程を示す斜視図である。 図3は組立て完成図である。 図4は食品用トレーを包装した状態を示す断面図である。 図5は包装箱の積上げ状態を示す断面図である。
以下、本考案の実施形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本考案の包装箱の展開図を示すものである。この包装箱は、廃棄処理並びにリサイクル処理の容易な段ボール等の紙を素材として作製される。この実施例は緩衝性と断熱性に優れたAフルート又はBフルートの1枚の打ち抜き段ボールブランクから形成されているが、Eフルート又はGフルートと呼ばれている薄い段ボールを使用することもできる。また段ボールに代え、一般紙器用の板紙を使用しても構わない。
図1の展開図について具体的に説明する。符号1は、矩形状の底板、2aと2bは前記底板の対向した長側辺に折線を介して連接した内外一対の側板である。
符号3で示すものは、前記一対の側板2aと2bとの間に折線を介して設けた細長い縁板である。同じく符号4aと4bは、底板1の対向した短側辺に折線を介して連接した内外一対の側板である。5は、前記一対の側板4aと4bとの間に折線を介して設けた細長い縁板である。さらに符号6aと6bは、前記一対の側板4aと4bの両端に連接した折込片である。
また、一対の側板の一方2bの外側縁部の中央には掛け止突起7を設け、その掛け止め突起に対応して底板1の端部に掛け止め孔8を形成する。同じく一対の側板の一方4bの外側縁部の中央には、掛け止め突起9を設け、その掛け止め突起に対応して底板1の端部に掛け止孔10を形成する。
また、前記一対の側板4aと4bのうち、組立て時に内側に折り曲げる短側板4bには、その側板をくり抜いて食品用トレーの縁を保持する2個の、ほぼ矩形の係止穴11を長さ方向に並べて形成する。
一方、底板1の中央部には前記短側板4aと4bとに平行に2本の折線12を設け、この折線12を挟んで、ほぼコ字形の互いに向き合う切込み13a、13bを設ける。この2本の切込み13a、13bと、2本の折線12、12により、箱底面に、対となる中仕切材14a、14bを一体に形成している。なお、側板2bの掛け止め突起7の直近には、箱底面から切起こして中仕切材14a、14bの端部を挿入する嵌合孔15、15を形成する。
また、内外一対の側板2a、2b間には、縁板3を跨ぐように一対の切線16a、16bを左右2組ずつ設ける。そして、各組の両切線間の中央部に、両切線をつなぐように折目17を設けることで、両切線16aと16bの中央に、スタッキング用の突起片17を形成する。この突起片17に対応して、底板1に設ける掛け止め孔8の前後に、係止用穴18を形成する。
図2は、図1の展開状態から組立てる過程を示す斜視図である。図3は別方向から見た包装箱の完成図であって、底板1の四辺に内外一対の側板からなる2重側壁を額縁状に立ち上げたものである。この時、短側板4bの内側に、食品用トレーの縁を保持するほぼ矩形の係止穴11を2個、長さ方向に並べて形成する。
その後、箱底面から切起こした中仕切材14a、14bの端部を嵌合孔15、15に挿入する。こうすると中仕切材14a、14bは、底板1に対してほぼ直立状態に維持される。
図4は、イチゴを詰める食品用トレーの包装した状態を示す断面図である。図5は、包装箱の積上げ状態を示す断面図である。図3、図4にも示すとおり、イチゴを出荷する時には、箱内の中仕切材により箱内に複数の部屋(小間)を形成し、各小間に符号Pで示す食品用トレーを配置し、食品用トレーPの底面と箱底面とが接触しないように食品用トレーの縁を、2重の側壁の内側をくり抜いて形成した係止穴と、中仕切材との上縁とに引っ掛け食品用トレーの底を箱底に接しないように保持するのである(図4参照)。
そして、このような包装箱を、額縁状に形成した2重側壁の縁板部に形成した突起片17と、さらに底板の端部に設ける係止用穴18を利用して荷崩れせぬように所定個数積上げ、テープ掛けなどして市場や量販店などに出荷する(図5参照)。
以上説明したように本考案は、イチゴ等の果肉が固い箱底に押されて痛みやすい食品を縁付の食品用トレーに入れて出荷し運搬するときに、を輸送中食品用トレーを宙吊り状態に浮かせることができるから、底面の圧迫による果物の荷痛みを軽減することを可能となる。また箱を積重ねたときに、上段の箱がズレ落ちることなく安定した積み上げ状態を得ることが可能である。
1 底板 2a,2b 側板 3 縁板 4a,4b 側板
5 縁板 6a、6b 折込片 7 掛け止め突起
8 掛け止め孔 9 掛け止め突起 10 掛け止め孔
11 係止穴 12 折線 13a、13b コ字形をした切込み
14a、14b 中仕切材 15 嵌合孔 16a、16b 一対の切線
17 スタッキング用の突起片 18 係止用穴

Claims (3)

  1. 段ボールなどの一枚の打ち抜きブランクより作られた包装箱であって、展開状態において矩形の底板を中央部に形成し、その底板の四辺に、縁板と、内外一対の側板からなる2重側壁部を額縁状に設け、その内側の側壁部分をくり抜いて食品用トレーの縁を保持する係止穴を設けると共に、その係止穴と箱底面から切起こした仕切板とにより、包装箱内部に食品用トレーを宙吊り状態に支持して箱の底面と食品用トレーの底面とが接触しないようにしたことを特徴とする1ピース型宙吊り包装箱。
  2. 箱底面から切り起こした仕切板と平行に延びる内側の側板に、前記仕切板と同じ高さに、食品用トレーの縁を保持する係止穴を設け、かつ、箱底面から切り起こした仕切板の両端部を、その仕切板と直交方向に延びる内側の側板の中央部に設けた切込穴に挿入し掛合わせて固定したことを特徴とする請求項1に記載の1ピース型宙吊り包装箱。
  3. 請求項1に記載の1ピース型宙吊り包装箱であって、額縁状に形成した2重側壁の縁板部に嵌合突起を形成し、さらに底板の左右の端部に前記嵌合突起に対応する係止用穴を形成した請求項1〜2の何れか1項に記載の1ピース型宙吊り包装箱。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012062083A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Oji Paper Co Ltd 包装用キャリーケース
JP2018012526A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 王子ホールディングス株式会社 搬送容器の保護トレイ

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