JP3976637B2 - ステアリング組立体のモータ接続固定構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のステアリング組立体本体にチルトモータとテレスコピックモータと電子制御ユニットとを組み付けて相互に電気接続させるためのステアリング組立体のモータ接続固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のステアリング組立体のモータ接続固定構造の一形態を示すものである(特開平10−167082号公報参照)。
【0003】
このステアリング組立体51は、ステアリングホイル52と、ステアリングホイル52を連結した軸部53と、軸部53を囲む筒状のステアリングコラム54と、軸部53を中心軸55で上下方向揺動自在に支持した内筒56と、軸部53を上下方向に駆動するチルトモータ58と、チルト角センサ59と、内筒56を軸方向に摺動自在に係合させた外筒57と、内筒57を軸方向に駆動するテレスコピックモータ60と、テレスコセンサ61とを少なくとも備え、ステアリングホイル52の上下位置調整と前後位置調整とを電気的に行えるものである。
【0004】
各モータ58,60と各センサ59,61とは電子制御ユニット(ECU)62に接続され、電子制御ユニット62はイグニションスイッチ63やチルト・テレスコスイッチ64に接続されている。
チルトモータ58は内筒56に固定され、ギヤボックスを介して伝達軸65に連結され、伝達軸65は中心軸55を支点に軸部53を上下方向に駆動する。テレスコピックモータ60は外筒57に固定され、スライダの作動軸66を軸方向に駆動し、作動軸66は内筒56に連結され、内筒56を軸方向に移動させる。
【0005】
チルト角センサ59はチルト角を検出し、テレスコセンサ61は軸方向変位量を検出し、それぞれ電子制御ユニット62に検出信号を送る。各モータ58,60は運転者がチルト・テレスコスイッチ64を上下前後に操作することで駆動される。電子制御ユニット62はステアリングコラム54がインストルメントパネル67のメータクラスタ68に干渉しないような角度で各モータ58,60を制御する。
【0006】
上記以外の電子制御ユニットの作用としては、車速センサで走行中におけるステアリング位置の調整を行わせないようにして、走行中の安全性を高めたり(特開平2001−199350号公報参照)、車両の衝突時に車速センサで停止を確認し、ステアリングを運転者が脱出しやすい位置に自動的に移動させる(特開平2001−347955号公報参照)等が挙げられる。
【0007】
また、図6に示す如く電子制御ユニット62’をステアリング組立体に固定し、チルトモータ58’とテレスコピックモータ60’の各リード線69をコネクタ70で集約させ、コネクタ70を電子制御ユニット62’のコネクタ71に嵌合接続させることも行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のステアリング組立体のモータ接続固定構造にあっては、チルトモータ58’とテレスコピックモータ60’という二つのモータをそれぞれステアリング組立体本体に組付固定すると共に、各モータ58’,60’のリード線69をコネクタ70で電子制御ユニット62’に接続しなければならないために、各モータ58’,60’の固定や接続に多くの手間を必要とし、ステアリング組立体の生産性を低下させる要因となっていた。また、モータ58’,60’の固定に際してリード線69を噛み込んで損傷させてしまうことがあり、その場合にはモータ58’,60’を再組付(交換)等するための工数や部品コストがかかり、生産性を一層低下させていた。また、各モータ58’,60’のリード線69に端子(図示せず)を圧着し、各端子を一つのコネクタハウジング内に挿入係止させてコネクタ70を構成する際に、端子の挿入位置を間違えやすく、その場合にはコネクタの通電チェックで不良となり、端子の離脱と再挿入作業を必要とし、モータ組立体の生産性を低下させる要因となっていた。
【0009】
本発明は、上記した点に鑑み、チルトモータとテレスコピックモータを作業性及び効率良くステアリング組立体本体側に組付固定及び電気接続することができ、しかも各モータの組付時のリード線の噛み込みや、モータのリード線の誤接続を防止することのできるステアリング組立体のモータ接続固定構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るステアリング組立体のモータ接続固定構造は、チルトモータとテレスコピックモータとを一枚の接続プレートを介してステアリング組立体本体に電気接続及び固定する構造であって、前記各モータに端子部が直接設けられ、前記接続プレートに複数の導電回路と、該導電回路に続く一方と他方の各端子部とが設けられ、該接続プレートへの各モータの組み付け時に、各モータの端子部が該接続プレートの一方の各端子部に接続され、該接続プレートの他方の各端子部は前記ステアリング組立体本体の電子制御ユニットの各端子部に接続されることを特徴とする。
上記構成により、先ず接続プレートに各モータが取り付けられ(固定され)つつ電気接続され、次いで接続プレートと各モータとの組立体がステアリング組立体本体側に接続固定される。このように、接続プレートを介して各モータがステアリング組立体本体側にワンタッチ(ワンアクション)で接続固定される。また、上記構成により、モータのリード線が不要となり、リード線に起因する噛み込みや誤配線等の心配がなくなる。また、各モータが接続プレート内の導電回路とそれに続く端子部とで電子制御ユニットに電気接続される。接続プレートの各端子部はコネクタの一部を構成する。各モータの端子部は接続プレートの一方の端子部にワンタッチで接続され、接続プレートの他方の端子部は電子制御基板の端子部にワンタッチで接続される。
【0012】
請求項2に係るステアリング組立体のモータ接続固定構造は、請求項1記載のステアリング組立体のモータ接続固定構造において、前記接続プレートを前記電子制御ユニットにコネクタ等で直接接続することを特徴とする。
上記構成により、各モータが接続プレートを介して電子制御ユニットにワンタッチで接続される。電子制御ユニットにより、各モータの駆動が制御され、ステアリングホイルの上下位置調整や前後位置調整が適格に行われる。
【0015】
請求項3に係るステアリング組立体のモータ接続固定構造は、請求項1又は2記載のステアリング組立体のモータ接続固定構造において、前記導電回路がバスバーであることを特徴とする。
上記構成により、モータへの比較的大電流の給電が導電金属製の板状のバスバーによって低い導通抵抗で効率良く行われる。バスバーは接続プレート内に例えばインサート成形で簡単且つ強固に固定され、端子部と共に接続プレートの外壁で絶縁・保護される。
【0016】
請求項4に係るステアリング組立体のモータ接続固定構造は、請求項1〜3の何れか1項に記載のステアリング組立体のモータ接続固定構造において、前記接続プレートに、前記各モータの駆動軸を貫通させる部分が設けられたことを特徴とする。
上記構成により、各モータを接続プレートに組み付ける際に各モータの駆動軸が接続プレートを貫通し、接続プレートをステアリング組立体本体に組み付ける際に各駆動軸がチルト機構やテレスコピック機構の被駆動部に係合する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係るステアリング組立体のモータ接続固定構造の一実施形態の概要を示すものである。
【0018】
この構造は、チルトモータ1とテレスコピックモータ2とを接続プレート(配索中継プレート)3に固定接続させた状態でステアリング組立体本体4に組み付け、接続プレート3をステアリング組立体本体側の電子制御ユニット(チルト・テレスコピックECU)5にコネクタ接続させるものである。
【0019】
図1の如く、ステアリング組立体本体4は、ステアリングホイルに続く軸部(図示せず)を上下させるチルト機構(モータを除く)と、軸部に続くテレスコピック機構である摺動内筒6と、摺動内筒6をスライド自在に係合させる外筒7と、外筒7に続く軸部8等で構成され、ステアリング組立体本体4と電子制御ユニット5と各モータ1,2とでステアリング組立体10が構成される。
【0020】
電子制御ユニット5は外筒7の一側部方に縦置きに配設され、電子制御ユニット5の上側に接続プレート3を介して二つのモータ1,2が上向きに配設される。電子制御ユニット5には接続用のコネクタ9が設けられている。電子制御ユニット5の目的及び作用は従来の技術で述べたものと同様である。
【0021】
接続プレート3は、絶縁樹脂製のプレート本体11の内部に金属(銅)製の板状導電回路であるバスバー12(図3)を配索し、バスバー12に続くモータ接続用の一方の端子部(図示せず)と、電子制御ユニット接続用の他方の端子部(図示せず)とを設けて成り、他方の端子部は接続プレート3の裏側のコネクタ15を構成している。各モータ1,2には駆動軸16,17と端子部18,19とがそれぞれ突出して設けられている。
【0022】
図2の如く、駆動軸16,17は先端にドライブギヤ16a,17aを有し、接続プレート3の各孔部20を貫通してステアリング組立体本体4のチルト機構やテレスコピック機構の被駆動部(図示せず)に連結され、端子部18,19は接続プレート3内の各端子部(図示せず)に接続される。図2の各モータ1,2と接続プレート3との組立体21は図1のステアリング組立体本体4に組み付けられると同時に電子制御ユニット5にコネクタ接続される。
【0023】
図3の如く、各モータ1,2の各一対の端子部18,19は接続プレート3の端子部に接続され、端子部に続くバスバー12を経て電子制御ユニット5にコネクタ接続される。電子制御ユニット5の裏面側には電源供給用と信号受給用の電線22がコネクタ23を介して接続されている。電子制御ユニット5はステアリング組立体本体4に固定されている。
【0024】
図4は、上記ステアリング組立体のモータ接続固定構造のより詳細な実施形態を示すものである。図1〜図3と同一の作用構成部分には便宜上同一の符号を用いて説明する
図において、符号1はチルトモータ、2はテレスコピックモータ、3は接続プレート、4はステアリング組立体本体、5は電子制御ユニットをそれぞれ示す。
【0025】
各モータ1,2はモータ本体24,25の下端に設けられたフランジ状のブラケット26,27で接続プレート3に固定される。ブラケット26,27には小孔28が設けられ、各小孔28にビスないしボルト30を挿通してブラケット26,27を接続プレート3に締付固定する。接続プレート3内には、ビスないしボルト30に対する挿通用の孔部31が設けられ、孔部31の奥に例えば締付係合用のナット(図示せず)がインサート成形等の手段で固定されている。ナットを用いずにビス30をプレート本体11の小孔(31)に強制的にねじ込んで固定することも可能である。
【0026】
接続プレート3には各モータ1,2の駆動軸16,17を貫通させる円形の孔部20が設けられ、各孔部20の近傍に、各モータ1,2の雄型の端子部18,19を挿入させる矩形スリット状の孔部32が設けられている。孔部32の奥にバスバー12の一方の端子部である音叉状の端子13が位置している。音叉状の端子13は一対の挟持片でモータ1,2の雄タブ状の端子18,19を弾性的に挟んで接触させるものである。孔部32と端子部13とで一種のコネクタが構成されている。
【0027】
バスバー12は適宜形状に屈曲され、合成樹脂製のプレート本体11にインサート成形で固定されている。プレート本体11は内部に隙間なく合成樹脂材を充填して成る。端子部13はバスバー本体12aから直角に立ち上げられている。バスバー本体(端子部を除く部分)12aはプレート本体11内に縦置き(バスバーの幅方向を縦方向とする)又は横置き(バスバーの幅方向を横方向とする)に配置される。
【0028】
バスバー12の他方の端子部14は同様の音叉状の端子として接続プレート3の裏側のコネクタハウジング33内に突出(収容)されている。コネクタハウジング33は合成樹脂製のプレート本体11に一体に形成され、ハウジング内側に端子収容空間を有している。端子部14はバスバー本体12aから直角に立ち下げられている。バスバー12はバスバー本体12aと一体の端子部13,14とで構成されている。少なくともプレート本体11と複数本のバスバー12とその両端側の端子部13,14とで接続プレート3が構成されている。
【0029】
なお、上下の各音叉状の端子13,14に代えて雌型の端子(図示せず)をバスバーと一体に形成したり、バスバーとは別体の雌−雌中継端子(図示せず)をバスバーの雄タブ状の端子部(図示せず)に接続したりすることも可能である。また、バスバー12に代えて丸導線や絶縁被覆電線(図示せず)をプレート本体11内に配索し、プレート本体内の挟持部(図示せず)で固定したり、インサート成形で固定したりすることも可能である。
【0030】
接続プレート3を樹脂一体型のものではなく、ベースと開閉自在なカバー(図示せず)とで構成し、バスバー12や各種電線をインサート成形以外の挟持等の固定手段で固定させることも可能である。但し、各モータ1,2の固定強度を確保するためには、接続プレート3を内部に隙間等なく合成樹脂で一体成形して剛性をもたせ、導電回路12をインサート成形で固定させることが好ましい。
【0031】
図4で、接続プレート3は前後両側のブラケット34でステアリング組立体本体4の上面に固定される。ブラケット34は孔部35を有し、孔部35にボルト36を挿通してステアリング組立体本体側のナット(図示せず)に締付固定される。コネクタ15は接続プレート3の一側寄りに設けられ、接続プレート3をステアリング組立体本体4に固定した状態でコネクタ15が下向きに突出して電子制御ユニット5のコネクタ9に接続される。
【0032】
電子制御ユニット5は前後両側のブラケット37でステアリング組立体本体4の側面に予めビス38で固定される。接続プレート3と電子制御ユニット5とは直交して位置する。なお、接続プレート3とモータ1,2との組立体をステアリング組立体本体4に組み付けた後、電子制御ユニット5をステアリング組立体本体4に組み付けつつ接続プレート3にコネクタ接続させることも可能である。
【0033】
電子制御ユニット5には上向きにコネクタ9が設けられている。コネクタ9は合成樹脂製のユニット本体(ケース)39の壁部に一体に形成されたコネクタハウジング40と、コネクタハウジング内に突出した雄タブ状の端子41とで構成されている。例えば電子制御ユニット5のコネクタ9内に接続プレート3のコネクタ15が挿入嵌合される。
【0034】
電子制御ユニット5のコネクタ内の端子41はユニット本体39内の回路基板(図示せず)の回路に接続されている。回路基板には種々の電子部品が搭載されている。電子制御ユニット5は裏側のコネクタ(図示せず)で給電や信号電流の受給が行われる。表側のコネクタ9には各モータ1,2の端子18,19の数よりも多い端子41が設けられており、余分の端子41には、例えば接続プレート3に各種センサ(図示せず)を接続固定させた場合等に、センサ等の端子に続くバスバー(12)の端子(図示せず)が接続される。
【0035】
なお、接続プレート3の取付位置はステアリング組立体本体4の上側に限らず横ないし下側であってもよく、電子制御ユニット5の取付位置も同様に適時設定可能である。但し、取付作業性の点からは接続プレート3と各モータ1,2との組立体を電子制御ユニット5に対して上側から接続固定させることが好ましい。また、接続プレート3と電子制御ユニット5の配置は直交方向に限らず、重ね合わせ方向等にすることも可能である。
【0036】
また、上記実施形態では、接続プレート3と電子制御ユニット5とを別体としてコネクタ9,15で接続させたが、接続プレート3と電子制御ユニット5とを一体に形成する(一体化させる)ことも可能である。この場合、例えば一つの大きめのケース(図示せず)の内部に電子制御回路基板とバスバー回路基板(図示せず)とを重ね合わせて設け、両回路基板を小さなコネクタで相互に接続させておく。あるいは一枚の回路基板に電子制御用の回路とモータ駆動用の給電回路とを設けておいてもよい。一体のケースは各モータ1,2の固定強度を確保するように例えば厚肉に形成して剛性をもたせることが好ましい。剛性のある樹脂体内に導電回路や電子制御部をインサート成形することも可能である。
【0037】
また、各モータ1,2の端子部18,19を雄タブ状ではなく雌型とし、接続プレート3の端子部13,14を音叉型ではなく雄タブ状とすることも可能である。モータ1,2の雌型の端子(図示せず)をモータ内部に設け、接続プレート3の雄タブ状の端子部(図示せず)をプレート本体11の表面から外部に突出させてもよい。これらの構成は接続プレート3と電子制御ユニット5との接続端子構造にも適用可能である。
【0038】
また、接続プレート3と電子制御ユニット5との接続を雄・雌のコネクタ9,15同士の嵌合で行わせるのではなく、接続プレート3と電子制御ユニット5との一方の端子部の露出した弾性接触部(図示せず)と他方の露出した板状の端子部(図示せず)との面接触で行わせることも可能である。この場合、各端子部はコネクタないしその一部を構成する。また、モータ1,2の駆動軸16,17を挿通させる接続プレート3の貫通孔20に代えて、外部に開放された貫通した切欠部を設けることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、接続プレートを用いることで、複数のモータをステアリング組立体本体側に作業性及び効率良く接続・固定することができる。それにより組立作業工数が低減され、ステアリング組立体の生産性が向上する。また、モータのリード線が排除され、リード線に起因する噛み込みや誤配線等の心配がなくなるから、電気的接続の信頼性が向上し、チルト動作及びテレスコピック動作の信頼性が高まる。また、接続プレートが各モータの固定と電気的接続との双方を行い、接続プレート上での各モータの配置や方向性を適宜設定でき、且つ導電回路の配索形態によって確実に電子制御ユニットとの接続を行わせることができるから、設計の自由度が向上する。
【0041】
請求項2記載の発明によれば、各モータが接続プレートを介して電子制御ユニットにワンタッチで接続されるから、組立作業工数が低減され、ステアリング組立体の生産性が向上する。
【0044】
請求項3記載の発明によれば、モータへの比較的大電流の給電をバスバーで効率良く行うことができるから、各モータと電子制御ユニットとの通電性が向上し、電気的接続の信頼性が高まる。
【0045】
請求項4記載の発明によれば、各モータの駆動性を妨げることなく、各モータと接続プレートとを電気接続させることができるから、チルト動作やテレスコピック動作を適正に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリング組立体のモータ接続固定構造の一実施形態の概要を示す分解斜視図である。
【図2】各モータと接続プレートとの組立体(接続固定状態)を示す斜視図である。
【図3】各モータを接続プレートを介して電子制御ユニットに接続固定した状態を示す縦断面図である。
【図4】ステアリング組立体のモータ接続固定構造の詳細例を示す分解斜視図である。
【図5】従来のステアリング組立体のモータ接続固定構造の一形態を示す側方視説明図である。
【図6】従来のモータと電子制御ユニットの接続構造の一形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 チルトモータ
2 テレスコピックモータ
3 接続プレート
4 ステアリング組立体本体
5 電子制御ユニット
9,15 コネクタ
10 ステアリング組立体
12 バスバー(導電回路)
13,14 端子部
16,17 駆動軸
18,19 端子部
20 貫通させる部分(孔部)
41 端子部
Claims (4)
- チルトモータとテレスコピックモータとを一枚の接続プレートを介してステアリング組立体本体に電気接続及び固定する構造であって、前記各モータに端子部が直接設けられ、前記接続プレートに複数の導電回路と、該導電回路に続く一方と他方の各端子部とが設けられ、該接続プレートへの各モータの組み付け時に、各モータの端子部が該接続プレートの一方の各端子部に接続され、該接続プレートの他方の各端子部は前記ステアリング組立体本体の電子制御ユニットの各端子部に接続されることを特徴とするステアリング組立体のモータ接続固定構造。
- 前記接続プレートを前記電子制御ユニットにコネクタ等で直接接続することを特徴とする請求項1記載のステアリング組立体のモータ接続固定構造。
- 前記導電回路がバスバーであることを特徴とする請求項1又は2記載のステアリング組立体のモータ接続固定構造。
- 前記接続プレートに、前記各モータの駆動軸を貫通させる部分が設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のステアリング組立体のモータ接続固定構造。
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