JP3975564B2 - ワイパー制御装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車や列車等の車両、航空機や船舶等に採用されるワイパー制御装置に係り、特に、雨滴センサを用いてなるワイパー制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、自動車用ワイパー制御装置においては、ワイパーが、そのワイパースイッチのオートモードへの操作のもと、雨滴センサによる雨滴の検出に応じ、フロントウインドシールドの外表面の払拭領域を自動的に払拭作動するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば、当該自動車の雨中走行後にガソリンスタンドで給油を受ける際、ガソリンスタンドの従業員によるフロントウインドシールドの清掃サービスを受けることがある。
ここで、上記ワイパー制御装置では、ワイパーの払拭作動は、上述のごとく、雨滴センサによる雨滴の検出に基づいてなされる。このため、外観上、ワイパが払拭作動していない状態にあっても、この状態が、本当に雨滴センサが雨滴を検出していない状態に相当するか、或いは、これとは異なりワイパースイッチのオフモードの操作状態に相当するかについては、ただちに判断できず、本来不明である。
【0004】
しかし、運転者がワイパースイッチをオフモードにすることを忘れた状態にある場合であっても、上述した従業員は、その清掃サービスの際、ワイパーの払拭作動が正しく停止されていると思いがちである。
従って、上記従業員の清掃サービスに伴い、この清掃サービスによる水分が雨滴センサにより検出され、この検出に応じて、ワイパーが不意に払拭作動し始めると、上述のような従業員によるフロントウインドシールドの清掃サービスに支障をきたしたり、ワイパーのワイパーブレード等に損傷を招くという不具合が生ずる。
【0005】
これに対しては、例えば、当該自動車の車室内に設けたインストルメントパネルにインジケータランプを設け、このインジケータランプの点灯により、ワイパースイッチをオフモードにすることを忘れた状態であることを知らせる方法も考えられる。
しかし、当該自動車の外側に居る従業員にとって、インジケータランプの点灯を確認することは困難であり、しかも、インジケータランプを別途必要とすることで、構成要素の増大によるコスト高を招くという不具合が発生する。
【0006】
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、ウインドシールドの清掃の際、ワイパースイッチのオフモードへの操作忘れがあっても、雨滴センサの検出に基づきワイパーブレードに払拭予告動作させることで、余分な構成素子を別途採用することなく、ワイパーブレードの不用意な払拭作動を未然に防止するようにしたワイパー制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決にあたり、請求項1に記載の発明によれば、
移動体のウインドシールドの外表面の払拭領域(W1、W2)に払拭可能に設けられたワイパーブレード(30a、30b)と、
このワイパーブレードを上記払拭領域にて払拭作動するように駆動する第1駆動手段(10、20a、20b、31、31a、32、32a、40a、40b、120)と、
ワイパーブレードをその格納位置に格納し或いは当該格納位置から上記払拭領域に変位させるように駆動する第2駆動手段(50、110)と、
雨滴を検出する雨滴検出手段(80)と、
ワイパーブレードの格納位置を検出する格納位置検出手段(70)と、
ワイパーブレードの払拭作動を自動的に行うとき操作されてオートモードとなり、ワイパーブレードの自動的払拭作動を停止するとき操作されてオフモードとなるワイパースイッチ手段(60)と、
ワイパースイッチ手段のオートモードに基づきワイパーブレードが自動的に払拭作動するように第1駆動手段の駆動を雨滴検出手段の検出雨滴量に応じて制御し、この制御をワイパースイッチ手段のオフモードに基づき停止し、また、格納位置検出手段の検出結果に応じて第2駆動手段の駆動を制御する制御手段(250)とを備えるワイパー制御装置であって、
移動体の速度を検出する速度検出手段(90)と、
ワイパースイッチ手段の切り忘れがあるか否かにつき判定する切り忘れ判定手段(200、210、220)と、
移動体が停止状態にあるか否かにつき速度検出手段の検出出力に基づき判定する停止状態判定手段(230)と、
切り忘れ判定手段による切り忘れとの判定及び停止状態判定手段による停止との判定に基づき、制御手段は、ワイパーブレードの上記自動的払拭作動制御に先立ち、ワイパーブレードが払拭予告動作をするように第2駆動手段の駆動を制御するようにしたワイパー制御装置が提供される。
【0008】
このように、制御手段は、ワイパーブレードの上記自動的払拭作動制御に先立ち、切り忘れ判定手段による切り忘れとの判定及び停止状態判定手段による停止との判定に基づき、ワイパーブレードが払拭予告動作をするように第2駆動手段の駆動を制御する。
これにより、移動体のウインドシールドの清掃にあたり、この清掃による水分が雨滴検出手段により検出されると、この検出に応じて、ワイパーブレードが払拭予告動作をする。従って、ワイパースイッチ手段に切り忘れがあるために、ワイパーブレードが不意に払拭作動し始めるおそれがあっても、上記払拭予告動作に基づきワイパースイッチ手段をタイミングよくオフモードにすることができる。よって、ワイパーブレードが不意に払拭作動し始めることがない。
【0009】
その結果、上述のようなウインドシールドの清掃に支障をきたしたり、ワイパーブレード等に損傷を招くことがない。
ここで、ワイパーブレードの払拭予告作動でもってワイパースイッチ手段の切り忘れを知らせるから、余分な構成要素を別途採用する必要もない。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のワイパー制御装置において、
切り忘れ判定手段は、
ワイパースイッチ手段が上記オートモードにあるか否かを判定するオートモード判定手段(200)と、
ワイパーブレードが払拭作動時期にあるか否かを雨滴検出手段の検出に基づき判定する払拭作動時期判定手段(210)と、
ワイパーブレードがその格納位置にあるか否かにつき格納位置検出手段の検出出力に基づき判定する格納位置判定手段(220)とを備え、
オートモード判定手段によるオートモードにあるとの判定、払拭作動時期判定手段による払拭作動時期にあるとの判定及び格納位置判定手段による格納位置にあるとの判定に基づき、上記切り忘れとの判定を行う。
【0010】
これにより、請求項1に記載の作用効果をより一層確実に達成できる。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載のワイパー制御装置において、
制御手段は、ワイパーブレードをその格納位置から所定位置に変位させることで当該ワイパーブレードの払拭予告動作となるように第2駆動手段の駆動を制御する。
【0011】
これによって、請求項1又は2に記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明が自動車用ワイパー制御装置に適用された例を示しており、このワイパー制御装置は、ワイパーWと、制御回路Eとにより構成されている。
【0013】
ワイパーWは、図2にて示すごとく、ワイパーモータ10を備えており、このワイパーモータ10は、リンクロッド20aを往復動させることで、助手席側ワイパーブレード30a用ピボットレバー40aを、当該ワイパーブレード30aのピボット軸31を基準に図2にて図示左右方向に揺動させる。
このため、ワイパーブレード30aは、ピボットレバー40aの揺動に伴うピボット軸31の往復回動に応じて、当該自動車のフロントウインドシールドの外表面のうち助手席側扇形状払拭領域(図2にて符号W1参照)にて払拭作動する。
【0014】
また、リンクロッド20bは、ピボットレバー40aの揺動に伴い往復動して、運転席側ワイパーブレード30b用ピボットレバー40bを、ワイパーブレード30bのピボット軸32を基準に図2にて図示左右方向に揺動させる。
このため、ワイパーブレード30bは、ピボットレバー40bの揺動に伴うピボット軸32の往復回動に応じて、当該自動車のフロントウインドシールドの外表面のうち運転席側扇形状払拭領域(図2にて符号W2参照)にて払拭作動する。
【0015】
以上より、ワイパーモータ10は、両ワイパーブレード30a、30bを両払拭領域W1、W2の範囲にてそれぞれ払拭作動させる。
なお、各ワイパーブレード30a、30bは、それぞれ、ワイパーアーム31a、32aを介し、各ピボット軸31、32に連結されている。
払拭角可変モータ50は、その回転に応じて、ピボットレバー40aの揺動角範囲を、図2にて示すごとく、θ又はαの角度範囲に制御する。ここで、ピボットレバー40aの揺動角範囲がθの範囲のとき、ワイパーブレード30bの払拭範囲は、運転席側扇形状払拭領域W2の範囲(図2にて符号A参照)となる。また、ピボットレバー40aの揺動角範囲がαの範囲のとき、ワイパーブレード30bの払拭範囲は、図2にて符号Bにより示す扇形状払拭領域の範囲となる。
【0016】
また、払拭角可変モータ50は、各ワイパーブレード30a、30bを各格納位置に格納し、また、各ワイパーブレード30a、30bを各格納位置から各払拭領域W1、W2の左側払拭作動位置(図4及び図5参照)に変位させる。
制御回路Eは、図1にて示すごとく、ワイパースイッチ60を備えており、このワイパースイッチ60は、ワイパーWの作動(即ち、両ワイパーブレード30a、30bの払拭作動)をオートモード(自動モード)或いはオフモード(停止モード)にするとき操作される。ここで、ワイパースイッチ60をそのオフモードに操作することは、ワイパースイッチ60を切ることを意味する。なお、ワイパースイッチ60は、当該自動車のステアリングコラムに設けられている。
【0017】
また、当該制御回路Eは格納位置センサ70を備えており、この格納位置センサ70は、ワイパーブレード30bの格納位置への格納を検出する。
また、当該制御回路Eは雨滴センサ80を備えており、この雨滴センサ80は、当該自動車のフロントウインドシールドにその内壁側から上記助手席側払拭領域に対応して装着されている。これにより、この雨滴センサ70は、上記フロントウインドシールドに滴下する雨滴の量を光学的に検出する。
【0018】
車速センサ90は当該自動車の車速を検出する。
マイクロコンピュータ100は、コンピュータプログラムを、図3のフローチャートに従い実行し、この実行中において、ワイパースイッチ60、雨滴センサ80及び車速センサ90の各出力に基づき、ワイパーモータ10及び払拭角可変モータ50にそれぞれ接続した各駆動回路110、120を駆動制御するに要する演算処理をする。
【0019】
なお、マイクロコンピュータ100は、当該自動車のイグニッションスイッチIGを介しバッテリBaから給電されて作動状態となり、上記コンピュータプログラムの実行を開始する。また、当該コンピュータプログラムは、マイクロコンピュータ100のROMに予め記憶されている。
駆動回路110は、マイクロコンピュータ100による制御を受けて、払拭角可変モータ50を回転制御し、駆動回路120は、マイクロコンピュータ100による制御を受けて、ワイパーモータ10を正転制御する。
【0020】
このように構成した本実施形態において、マイクロコンピュータ100がイグニッションスイッチIGのオンにより作動状態になると、このマイクロコンピュータ100は、図3のフローチャートに従い、上記コンピュータプログラムの実行を開始する。なお、マイクロコンピュータ100の処理速度は、例えば、5msecである。
【0021】
まず、ステップ200において、ワイパースイッチ60がオートモードに操作されているか否かが判定される。
ここで、ワイパースイッチ60がオフモードにあれば、ステップ200における判定がNOとなる。一方、ワイパースイッチ60がオートモードに操作されていれば、ステップ200における判定がYESとなる。
【0022】
このYESとの判定後、次のステップ210において、両ワイパーブレード30a、30bの払拭作動時期か否かが判定される。この判定は、具体的には、雨滴センサ80の検出出力に基づきなされる。
ここで、雨滴センサ80の検出出力がなければ、ステップ210における判定がNOとなる。
【0023】
一方、雨滴センサ80の検出出力があれば、ステップ210における判定がYESとなる。これに伴い、ステップ220において、ワイパーブレード30bが格納位置にあるか否かが格納位置センサ70の検出出力に基づき判定される。
ここで、格納位置センサ70の検出出力がなければ、ステップ220における判定がNOとなる。このことは、両ワイパーブレード30a、30bの各払拭作動が各払拭領域W1、W2にてそれぞれなされることを意味する。このため、ステップ250において、ワイパー駆動処理がなされる。
【0024】
このワイパー駆動処理においては、両ワイパーブレード30a、30bの払拭作動モードが、雨滴センサ80の検出雨滴量に応じて決定される。例えば、両ワイパーブレード30a、30bの払拭作動モードが、自動的に、間欠モード、低速モード或いは高速モードとなるように、雨滴センサ80の検出雨滴量に応じて決定される。
【0025】
これに伴い、駆動回路120が、上記決定モードに応じてワイパーモータ10を連続的に或いは間欠的に正転させる。これにより、両ワイパーブレード30a、30bが自動的に払拭作動する。例えば、上記決定モードが間欠モードである場合には、両ワイパーブレード30a、30bは、図2にて図示左側払拭動作位置と右側払拭動作位置との間に亘り、間欠的に払拭動作する(図4参照)。
【0026】
なお、上記ワイパー駆動処理後、ワイパースイッチ60がオフモードに操作された場合には、ステップ200におけるNOとの判定後、両ワイパーブレード30a、30bの格納処理がなされる。これにより、払拭角可変モータ50が駆動回路100による駆動のもと各ワイパーブレード30a、30bを各格納位置に格納する。
【0027】
ところで、コンピュータプログラムがステップ210におけるYESとの判定後ステップ220に達する前に、例えば、当該自動車が雨中走行後給油を受けるためガソリンスタンド内に移動して雨滴センサ80の検出出力がなくなると、両ワイパーブレード30a、30bは、所定短時間(例えば、30秒)の経過後、それぞれ、払拭角可変モータ50により各格納位置に格納される。
【0028】
ここで、ワイパースイッチ60がオートモードにある状態で各ワイパーブレード30a、30bが格納位置に格納されるということは、当該自動車が給油を受けるにあたり、ワイパースイッチ60の切り忘れであることを意味する。
このため、コンピュータプログラムがステップ220に達したとき、格納位置センサ70の検出出力に基づきYESと判定される。
【0029】
ついで、ステップ230において、当該自動車の停止か否かが車速センサ90の検出出力に基づき判定される。
ここで、当該自動車が上述のようにガソリンスタンド内に移動後停止しておれば、車速センサ90の検出出力に基づきステップ230における判定はYESとなる。
【0030】
これに伴い、ステップ240における両ワイパーブレード30a、30bの払拭予告動作処理がなされる。
即ち、このように、払拭予告動作処理前に当該自動車の停止が判定されるのは以下の理由による。
上述のように自動車が給油を受けるためにガソリンスタンド内に移動した場合には、当該自動車が予め停止していることが必要だからである。また、上記給油に伴い、当該ガソリンスタンドの従業員によるフロントウインドシールドの清掃サービスを受けるのが通常である。そして、この清掃サービスを受けるには、当該自動車が予め停止していることが必要だからである。
【0031】
しかして、上記払拭予告動作処理は次のようになされる。
即ち、両ワイパーブレード30a、30bは、図5にて示すごとく、その各格納位置から左側払拭動作位置に変位して所定時間Tの間停止するように処理される。
従って、上記給油を受ける際、当該自動車の停止のもとワイパースイッチ60の切り忘れの状態にて、ガソリンスタンドの従業員によるフロントウインドシールドの清掃サービスを受けても、上述のように両ワイパーブレード30a、30bが払拭予告動作をするので、これに基づき、当該自動車の運転者は、ワイパースイッチ60をタイミングよくオフモードにすることができる。
【0032】
よって、両ワイパーブレード30a、30bが不意に自動的に払拭作動し始めることがなく、従業員によるフロントウインドシールドの清掃サービスを円滑に行うことができるのは勿論のこと、ワイパーブレード等に損傷を招くことがない。
また、上述のようにガソリンスタンドにおける給油の際にフロントウインドシールドの清掃サービスを受ける場合に限ることなく、例えば、運転者が当該自動車を停止させて独自にフロントウインドシールドの清掃を行う場合でも、ステップ230におけるYESとの判定後上記払拭予告動作処理を行うこととなるので、運転者は、ワイパースイッチ60をタイミングよくオフモードにすることで、ワイパーブレードに損傷を招くことなく、フロントウインドシールドの清掃を円滑に行える。
【0033】
また、ステップ220或いは230における判定がNOとなる場合には、ステップ250における処理がなされ、上述と同様に、両ワイパーブレード30a、30bの自動的払拭作動がなされる。
なお、本発明の実施にあたり、当該自動車のフロントウインドシールド用ワイパー制御装置に限ることなく、例えば、当該自動車のリヤウインドシールド用ワイパー制御装置に本発明を適用して実施してもよい。
【0034】
また、上記実施形態では、助手席及び運転席の双方用ワイパーを有するワイパー制御装置に本発明が適用された例について説明したが、これに代えて、助手席及び運転席のいずれか一方に適用されるワイパーを備えたワイパー制御装置に本発明を適用してもよい。
また、本発明の実施にあたり、ワイパースイッチ60は、オートモード及びオフモードのみでなく、例えば、高速モード及び低速モードにも操作されるようになっていてもよい。
【0035】
この場合、ワイパースイッチ60の高速モードへの操作は、降雨量が多量の場合になされ、ワイパースイッチ60の低速モードへの操作は、降雨量が少量の場合になされる。なお、高速モードのとき、両ワイパーブレード30a、30bの払拭作動が高速にてなされ、低速モードのとき、両ワイパーブレード30a、30bの払拭作動が低速にてなされる。
【0036】
また、本発明の実施にあたり、自動車用ワイパー制御装置に限ることなく、各種の車両、船舶や航空機等の各種の移動体に採用されるワイパー制御装置に本発明を適用してもよい。
また、本発明の実施にあたり、ワイパー制御装置の雨滴センサとしては、雨滴センサ80に限ることなく、例えば、雨滴の当該自動車のボンネットとの衝突でもって雨滴を検出するセンサを採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用ワイパー制御装置の一実施形態の制御回路を示すブロック図である。
【図2】上記ワイパー制御装置のワイパーの模式的概略図である。
【図3】図1のマイクロコンピュータの作用を示すフローチャートである。
【図4】両ワイパーブレードが払拭予告動作しない場合の払拭動作を示すタイミングチャートである。
【図5】両ワイパーブレードが払拭予告動作する場合の払拭動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
W…ワイパー、W1、W2…払拭領域、10…ワイパーモータ、
20a、20a…リンクロッド、30a、30b…ワイパーブレード、
31、32…ピボット軸、31a、32a…ワイパーアーム、
40a、40b…ピボットレバー、60…ワイパースイッチ、
70…格納位置センサ、80…雨滴センサ、90…車速センサ、
100…マイクロコンピュータ、110、120…駆動装置。

Claims (3)

  1. 移動体のウインドシールドの外表面の払拭領域(W1、W2)に払拭可能に設けられたワイパーブレード(30a、30b)と、
    このワイパーブレードを前記払拭領域にて払拭作動するように駆動する第1駆動手段(10、20a、20b、31、31a、32、32a、40a、40b、120)と、
    前記ワイパーブレードをその格納位置に格納し或いは当該格納位置から前記払拭領域に変位させるように駆動する第2駆動手段(50、110)と、
    雨滴を検出する雨滴検出手段(80)と、
    前記ワイパーブレードの格納位置を検出する格納位置検出手段(70)と、
    前記ワイパーブレードの払拭作動を自動的に行うとき操作されてオートモードとなり、前記ワイパーブレードの自動的払拭作動を停止するとき操作されてオフモードとなるワイパースイッチ手段(60)と、
    前記ワイパースイッチ手段のオートモードに基づき前記ワイパーブレードが自動的に払拭作動するように前記第1駆動手段の駆動を前記雨滴検出手段の検出雨滴量に応じて制御し、この制御を前記ワイパースイッチ手段のオフモードに基づき停止し、また、前記格納位置検出手段の検出結果に応じて前記第2駆動手段の駆動を制御する制御手段(250)とを備えるワイパー制御装置であって、
    移動体の速度を検出する速度検出手段(90)と、
    前記ワイパースイッチ手段の切り忘れがあるか否かにつき判定する切り忘れ判定手段(200、210、220)と、
    前記移動体が停止状態にあるか否かにつき前記速度検出手段の検出出力に基づき判定する停止状態判定手段(230)と、
    前記切り忘れ判定手段による切り忘れとの判定及び前記停止状態判定手段による停止との判定に基づき、前記制御手段は、前記ワイパーブレードの前記自動的払拭作動制御に先立ち、前記ワイパーブレードが払拭予告動作をするように前記第2駆動手段の駆動を制御するようにしたワイパー制御装置。
  2. 前記切り忘れ判定手段は、
    前記ワイパースイッチ手段が前記オートモードにあるか否かを判定するオートモード判定手段(200)と、
    前記ワイパーブレードが払拭作動時期にあるか否かを前記雨滴検出手段の検出に基づき判定する払拭作動時期判定手段(210)と、
    前記ワイパーブレードがその格納位置にあるか否かにつき前記格納位置検出手段の検出出力に基づき判定する格納位置判定手段(220)とを備え、
    前記オートモード判定手段によるオートモードにあるとの判定、前記払拭作動時期判定手段による払拭作動時期にあるとの判定及び前記格納位置判定手段による格納位置にあるとの判定に基づき、前記切り忘れとの判定を行うことを特徴とする請求項1に記載のワイパー制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記ワイパーブレードをその格納位置から所定位置に変位させることで当該ワイパーブレードの払拭予告動作となるように前記第2駆動手段の駆動を制御するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイパー制御装置。
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