JP3033044B2 - ワイパ自動制御装置 - Google Patents

ワイパ自動制御装置

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JP3033044B2 JP4095809A JP9580992A JP3033044B2 JP 3033044 B2 JP3033044 B2 JP 3033044B2 JP 4095809 A JP4095809 A JP 4095809A JP 9580992 A JP9580992 A JP 9580992A JP 3033044 B2 JP3033044 B2 JP 3033044B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両のウィ
ンドシールドガラスに付着した水滴(雨滴,雪等も含
む)を検知したとき、該ウィンドシールドガラスを払拭
するワイパブレードを自動的に払拭作動させるワイパ自
動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にワイパブレードの払拭動作
のオン−オフ及び動作速度の選択は、ワイパスイッチを
手動にて切り換えることにより行なわれていたが、斯か
るワイパスイッチの操作上の煩わしさをなくすため、ワ
イパ駆動装置にウィンドシールドガラスに付着した水滴
を検出する水滴検出手段を設け、ワイパスイッチを常に
自動駆動制御モード位置に切り換え保持しておくことに
より、前記水滴検出手段が水滴を検出したときに、その
検出信号に基づいてワイパブレードの動作(ワイパモー
タの駆動)を自動的に制御するようにしたワイパ自動制
御装置が、例えば特開昭61−37560号公報により
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワイパ自動制御装置における水滴検出手段は実質的
には、ウィンドシールドガラスに物体が付着しているか
否かを検出するものであり、水滴以外の物体がウィンド
シールドガラスに付着した場合にも、水滴を検出したと
きと同様に検出信号が出力されて無条件にワイパモータ
を駆動させる構成となっている。このため、例えば、ガ
ソリンスタンド等で停車時にウィンドシールドガラスを
布等で拭いた場合、或はウィンドシールドガラスに手等
が接触した場合にワイパモータが駆動して、ワイパブレ
ードが誤動作してしまうと云う問題点があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、水滴以外の影響によるワ
イパブレードの誤動作を未然に防止できると共に、天候
の変化等においてワイパブレードの払拭動作の継続性を
必要とするときは、これに直ちに対処し得るワイパ自動
制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のワイパ自動制御装置は、車両のウィンドシー
ルドガラスを払拭するワイパーブレードを駆動するワイ
パモータと、前記ウィンドシールドガラスに付着した水
滴を検出する水滴検出手段と、該水滴検出手段からの検
出信号に基づいて前記ワイパモータを自動的に駆動制御
するモータ駆動制御手段とを備え、ワイパスイッチの操
作後、エンジン始動後または車両走行後の何れかの所定
時間内における前記水滴検出手段からの検出信号と、該
検出信号に基づく前記ワイパーブレードの払拭作動後の
所定時間内における前記水滴検出手段からの検出信号と
に基づいて、以降の前記モータ駆動制御手段による前記
ワイパモータの自動駆動制御モードを継続するワイパ自
動制御装置において、前記ワイパーブレードの払拭作動
後の所定時間内に前記水滴検出手段からの検出信号に基
づき、水滴検出無しの信号、且つ前記ワイパーブレード
の払拭作動が無い場合は前記検出感度を水滴を検出でき
る通常状態より低下させるようにしたことを特徴とす
る。
【0006】
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
【0008】図1は、本発明に係るワイパ自動制御装置
のブロック構成図であり、同図中、1はワイパ自動制御
装置で、制御ユニット2を有している。該制御ユニット
2は、本装置1全体を制御するもので、その出力側に
は、ワイパモータ駆動回路3が接続されている。該ワイ
パモータ駆動回路3の出力側にワイパモータ4が接続さ
れ、該ワイパモータ4の出力軸にワイパ機構5が接続さ
れている。そして、制御ユニット2によりワイパモータ
駆動回路3を介してワイパモータ4の駆動が制御され、
該ワイパモータ4によりワイパ機構5の図示しないワイ
パブレードが払拭作動して、図示しない車両のウィンド
シールドガラスに付着した水滴を払拭するようになって
いる。
【0009】制御ユニット2の入力側には、ワイパスイ
ッチ6,エンジン回転数検出手段7,水滴検出手段8,
ギヤ位置検出手段9及び温度検出手段10がそれぞれ接
続されている。
【0010】ワイパスイッチ6は、前記ワイパブレード
の動作モードを、例えば停止モード(停止位置)、自動
制御モード(自動作動位置)、手動制御モード(低速連
続作動位置、高速連続作動位置、間欠作動位置及びミス
ト作動位置のいずれかに手動にて設定するモード)のい
ずれかに切り換え設定するもので、その切換位置に応じ
たモード設定信号を出力する。このワイパスイッチ6
は、通常イグニッションスイッチのオン−オフに関係な
く自動制御モードを設定する切換位置に保持される。
【0011】エンジン回転数検出手段7は、エンジンの
回転数を検出して、その検出信号を出力する。水滴検出
手段8は、車両のウィンドシールドガラス外表面のワイ
パブレード払拭範囲内に付着した水滴を検出して、その
検出信号を出力する。この水滴検出手段8の検出感度は
運転者の好みに合わせて変えることができるようになっ
ている。また、ワイパブレードの払拭作動後の所定時間
内に水滴検出手段8からの検出信号に基づいた前記ワイ
パブレードの払拭作動が有る場合、該水滴検出手段8の
検出感度は通常状態に保持され、前記ワイパブレードの
払拭作動が無い場合、前記検出感度は前記通常状態より
低下するようになっている。
【0012】車速検出手段9は、車両の走行速度を検出
して、その検出信号を出力する。温度検出手段10は前
記ウィンドシールドガラス付近の外気温度を検出して、
その検出信号を出力する。
【0013】制御回路2の出力側にはインジケータ11
が接続されている。このインジケータ11は、ワイパス
イッチ6が自動制御モード位置にあるとき点灯して、運
転者に自動制御モードであることを知らせる。また、イ
ンジケータ11は、水滴検出手段8の検出感度が通常状
態より低下したとき減光して、運転者に検出感度が低下
したことを知らせる。
【0014】本発明のワイパ自動制御装置1は、イグニ
ッションスタートモード、オートスタートモード、主制
御モード及び2種の待機モードの制御を行なうようにな
っている。
【0015】次に、本発明のワイパ自動制御装置1の制
御動作を図1と共に、図2〜図8に基づき説明する。
【0016】まず、イグニッションスタートモードにお
ける制御手順を図2のフローチャートに基づき説明す
る。
【0017】ワイパスイッチ6が自動制御モード位置
(オートスタートモード位置)にある状態でイグニッシ
ョンスイッチをオンするとステップ200のイグニッシ
ョンスタートモードに入る。そして、まず、ステップ2
01で、ウィンドシールドガラス付近の外気温度が所定
値以上か否かを判別し、所定値以上であれば、ステップ
202に進んでエンジン始動後の第1の所定時間(例え
ば1秒)内か否かを判別し、第1の所定時間内であれ
ば、ステップ204に進んで、水滴検出手段(雨滴セン
サ)8に基づく水滴検出(1)が有るか否かを判別す
る。また、前記ステップ201で、ウィンドシールドガ
ラス付近の外気温度が所定値以上でないと判別されたと
き及び前記ステップ202で、エンジン始動後の第1の
所定時間内でないと判別されたときは、いずれもステッ
プ203に進んで車両走行開始後の第2の所定時間(例
えば30秒)内か否かを判別し、該第2の所定時間内で
あれば前記ステップ204に進む。
【0018】そして、このステップ204において、水
滴検出(1)が有ればステップ205へ進んでオートス
イッチがオンか否かを判別し、オンであれば、ステップ
206へ進んで、ワイパブレードの払拭作動が行なわれ
た後、後述する図3のステップ304に移り、オートス
タートモードに入る。
【0019】なお、前記ステップ203で車両走行開始
後の第2の所定時間内でないと判別されたときと、前記
ステップ204で水滴検出手段8の検出信号に基づく水
滴検出(1)がないと判別されたとき及び前記ステップ
205でオートスイッチがオンでないと判別されたとき
は、いずれも前記ステップ201に戻る。
【0020】次に、このオートスタートモードの制御手
順を図3のフローチャートに基づき説明する。
【0021】まず、ステップ301でオートスイッチが
オフからオンに切り換わったか否かを判別し、オンに切
り換わったときはステップ304に進んでインジケータ
を点灯した後、ステップ305で後述するステップ30
7の第3の所定時間+第4の所定時間を計測するタイマ
をセットして、次のステップ306のオートスタートモ
ードに入る。また、前記ステップ301でオートスイッ
がオンに切り換わらないときはステップ302に進んで
オートスイッチがオンか否かを判別する。そして、オン
であればステップ303に進んでミスト作動(ワイパブ
レードが1回のみ払拭作動するモード)か否かを判別
し、ミスト作動であれば前記ステップ304に進む。
【0022】一方、前記ステップ302でオートスイッ
チがオンでないと判別されたとき及び前記ステップ30
3でミスト作動でないと判別されたときは、いずれも前
記ステップ301に戻る。
【0023】前記ステップ306のオートスタートモー
ドに入ると、次のステップ307に進んで、オートスタ
ートモード導入後第3の所定時間(例えばT+30秒)
+第4の所定時間(例えば90秒)が経過したか否かを
判別し、経過しなければステップ309に進んで、水滴
検出手段8に基づく水滴検出(2)が有ったか否かを判
別する。水滴検出(2)がなければ前記ステップ307
に戻り、水滴検出(2)が有れば、ステップ310に進
んでワイパブレードを払拭作動した後、前記ステップ3
07に戻る。
【0024】一方、前記ステップ307で第3の所定時
間+第4の所定時間が経過したと判別されると、ステッ
プ308に進み、前記第3の所定時間経過後、第4の所
定時間内にワイパブレードの払拭作動が有ったか否かを
判別し、有れば後述する主制御モードに移行する。
【0025】なお、前記ステップ308で第3の所定時
間経過後、第4の所定時間内にワイパブレードの払拭作
動がないと判別されたときは、後述する如く水滴検出手
段8の検出感度が主制御モードのときより1段低い待機
モード(I)へ移行してインジケータ11を減光する。
【0026】即ち、オートスタートモードにて、そのモ
ード導入直後から所定の短時間(第3の所定時間)と所
定の中時間(第4の所定時間)とに分けて、オートスタ
ートモード導入初期の第3の所定時間の検出(または払
拭作動)については、停車時におけるウィンドガラスへ
の付着水等による検出のため、払拭の必要の継続性がな
いので、水滴検出手段8の検出感度が通常状態より1段
階低下する待機モード(I)へ移行させる。
【0027】一方、オートスタートモード導入後半の第
4の所定時間の検出(または払拭作動)については、払
拭の必要の継続性のある天候、即ち雨天として、払拭作
動をイメージとする主制御モードへ移行させるものであ
る。
【0028】このように、払拭の必要の継続性のない場
合は、水滴検出手段8の検出感度の低い待機モード
(I)へ移行するため、水滴以外の物体の影響によるワ
イパブレードの誤動作を防止できる。
【0029】次に、主制御モードの制御手順を図4のフ
ローチャートに基づき説明する。
【0030】ステップ400の主制御モードに入ると、
まず、ステップ401で後述するステップ405の第5
の所定時間を計測するタイマをセットした後、次のステ
ップ402に進む。そして、このステップ402で水滴
検出手段8の検出信号に基づく水滴検出(2)が有った
か否かを判別し、有ればステップ403に進んで、前記
ステップ401でセットしたタイマをリセットした後、
前記ステップ401に戻る。また前記ステップ402で
水滴検出(2)が無いと判別されたときは、ステップ4
04に進んでミスト作動か否かが判別され、ミスト作動
であれば前記ステップ400に戻り、ミスト作動でなけ
ればステップ405に進む。このステップ405ではワ
イパブレードの払拭作動が無くなってから第5の所定時
間(例えば約2分)経過したか否かを判別し、経過しな
ければ前記ステップ402に戻り、経過すれば後述する
水滴検出手段8の検出感度が主制御モード時より1段低
い待機モード(I)に移行する。
【0031】次に、待機モード(I)の制御手順を図5
のフローチャートに基づき説明する。
【0032】この待機モード(I)においては、水滴検
出手段8の検出感度は、イグニッションモード、オート
スタートモード、主制御モードのときの検出感度より1
段階低下する。
【0033】ステップ500の待機モード(I)に入る
と、まず、ステップ501で後述するステップ506の
第6の所定時間を計測するタイマをセットした後、次の
ステップ502に進んで水滴検出手段8に基づく水滴検
出(3)が有ったか否かを判別し、有ればステップ50
3に進む。このステップ503でワイパブレードを払拭
作動した後、ステップ504に進んで前記ステップ50
1でセットしたタイマをリセットして、上述した主制御
モードに移行する。
【0034】一方、前記ステップ502で水滴検出手段
8の検出信号に基づく水滴検出がないと判別されたとき
は、ステップ505に進み、ミスト作動か否かを判別す
る。ミスト作動であれば上述した主制御モードに移行
し、ミスト作動でなければステップ506に進む。
【0035】このステップ506では、ワイパブレード
の払拭作動が無くなってから第6の所定時間(例えば約
5分)経過したか否かを判別し、経過すればステップ5
07でインジケータ11を減光した後、後述する如く水
滴検出手段8の検出感度が待機モード(I)のときより
更に1段低い待機モード(II)に移行する。また前記ス
テップ506で第6の所定時間経過しなければ前記ステ
ップ502に戻る。
【0036】このように、待機モード(I)において、
ワイパブレードが払拭作動したとき及びミスト作動した
ときは、いずれも払拭の必要の継続性があるものとし
て、検出感度の1段高い主制御モードに直ちに移行する
ので、天候の変化による払拭の必要の継続性に迅速に対
処できる。
【0037】また、払拭作動が無くなってから第6の所
定時間経過しても次の払拭作動が無ければ、払拭の必要
の継続性がないものとして、更に検出感度の1段低い待
機モード(II)に移行するので、より一層水滴以外の物
の影響によるワイパブレードの誤動作を防止できる。
【0038】なお、上述した図3のオートスタートモー
ドにおけるステップ308で第3の所定時間内にワイパ
ブレードの払拭作動が無ければ、図5の待機モード
(I)におけるステップ507へ進んでインジケータ1
1を減光するものである。このインジケータ11の減光
により、水滴検出手段8の検出感度が通常状態より低下
したことを運転者が認知できる。
【0039】次に、待機モード(II)の制御手順を図6
のフローチャートに基づき説明する。
【0040】この待機モード(II)における水滴検出手
段8の検出感度は、待機モード(I)における検出感度
より1段低下する。
【0041】ステップ600の待機モード(II)に入る
と、まず、ステップ601で水滴検出手段8に基づく水
滴検出(4)が有ったか否かを判別し、有ればステップ
602に進む。このステップ602でワイパブレードを
払拭作動した後、ステップ603に進んでインジケータ
を点灯して上述した待機モード(I)に移行する。
【0042】一方、前記ステップ601で水滴検出手段
8の検出信号に基づく水滴検出が無いと判別されたとき
は、ステップ604に進んでミスト作動か否かを判別
し、ミスト作動であれば、前記ステップ603を実行す
る。
【0043】また、前記ステップ604でミスト作動で
ないと判別されたときは、前記ステップ601に戻る。
【0044】このように待機モード(II)においてワイ
パブレードが払拭作動したときは、直ちに水滴検出手段
8の検出感度が1段高い待機モード(I)に移行するか
ら、払拭の必要の継続性に迅速に対処できる。
【0045】図7は各部のタイミングを示すタイミング
チャートである。同図において(a)はイグニッション
スイッチ、(b)はスタータ、(c)は車速、(d)は
第1の所定時間、(e)は第2の所定時間、(f)は水
滴検出手段8の検出信号に基づくワイパブレード払拭作
動、(g)は第3の所定時間、(h)は第4の所定時
間、(i)は車速、(j)は水滴検出手段8の検出信号
に基づくワイパブレードの払拭作動である。
【0046】なお、図7(b)の第3の所定時間におけ
るTの部分は、車両走行開始により短縮され、時間制限
が無い。
【0047】また、図8は、水滴検出手段8の検出信号
をレベル(検出量)の大小として見た場合のグラフであ
り、同図中、縦軸は水滴検出手段8の検出量を、横軸は
検出感度をそれぞれ示す。また、「スタンバイ」は非検
出状態を意味している。また、絶対値2は雨量最大、絶
対値3は雨量最小、絶対値1は、雨量が絶対値2と絶対
値3との中間となる。
【0048】水滴検出手段8の上述した各モード中にお
ける検出感度の重み付けは次の通りである。
【0049】(1)主制御モードにおいては、所定の電
気物理量に対し、相対比較値(1または2)を下まわっ
たとき、または絶対値(1または2)を下まわったと
き、検出信号を出力する。
【0050】(2)待機モード(I)においては、所定
の電気物理量に対し、相対比較値(1)を下まわると共
に検出ディレーを付加し且つヒス分を付加したとき、ま
たは絶対値(1または2)を下まわると共に車両が走行
状態にあるとき、それぞれ検出信号を出力する。
【0051】(3)待機モード(II)においては、所定
の電気物理量に対し、相対比較値(1)を下まわると共
に検出ディレーを付加し且つヒス分を付加したとき、ま
たは絶対値(1または2)を下まわると共に車両が走行
状態にあるとき、それぞれ検出信号を出力する。
【0052】なお、検出感度のプライオリティは、主制
御モード>待機モード(I)>待機モード(II)とな
る。
【0053】なお、上記実施例においては、ワイパスイ
ッチ6が自動制御モード位置にあると点灯するインジケ
ータを減光することにより、水滴検出手段8の検出感度
が通常状態より低下したことを運転者に知らせるように
したが、これに限られることなく、検出感度の低下を知
らせるための専用のインジケータを設けてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上の如く本発明のワイパ自動制御装置
によれば、ワイパーブレードの払拭作動後の所定時間内
に水滴検出手段からの検出信号に基づき、水滴検出無し
の信号、且つ前記ワイパーブレードの払拭作動が無い場
合は前記検出感度を水滴を検出できる通常状態より低下
させるようにしたから、払拭の継続性の必要のないとき
における水滴以外の影響によるワイパーブレードの誤動
作を未然に防止できると共に、天候の変化等において、
ワイパーブレードの払拭動作の継続性を必要とするとき
は、これに直ちに対処し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るワイパ自動制御装置の
ブロック構成図である。
【図2】同装置におけるイグニッションスタートモード
の制御手順を示すフローチャートである。
【図3】同装置におけるオートスタートモードの制御手
順を示すフローチャートである。
【図4】同装置における主制御モードの制御手順を示す
フローチャートである。
【図5】同装置における待機モード(II)の制御手順を
示すフローチャートである。
【図6】同装置における待機モード(II)の制御手順を
示すフローチャートである。
【図7】同装置における各部のタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図8】同装置における水滴検出手段の検出信号をレベ
ルの大小として見た場合のグラフである。
【符号の説明】
1 ワイパ自動制御装置 2 制御ユニット(モータ駆動制御手段) 5 ワイパモータ 8 水滴検出手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のウィンドシールドガラスを払拭す
    るワイパーブレードを駆動するワイパモータと、前記ウ
    ィンドシールドガラスに付着した水滴を検出する水滴検
    出手段と、該水滴検出手段からの検出信号に基づいて前
    記ワイパモータを自動的に駆動制御するモータ駆動制御
    手段とを備え、ワイパスイッチの操作後、エンジン始動
    後または車両走行後の何れかの所定時間内における前記
    水滴検出手段からの検出信号と、該検出信号に基づく前
    記ワイパーブレードの払拭作動後の所定時間内における
    前記水滴検出手段からの検出信号とに基づいて、以降の
    前記モータ駆動制御手段による前記ワイパモータの自動
    駆動制御モードを継続するワイパ自動制御装置におい
    て、前記ワイパーブレードの払拭作動後の所定時間内に
    前記水滴検出手段からの検出信号に基づき、水滴検出無
    しの信号、且つ前記ワイパーブレードの払拭作動が無い
    場合は前記検出感度を水滴を検出できる通常状態より低
    下させるようにしたことを特徴とするワイパ自動制御装
    置。
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