JP3968744B2 - ドアアームレスト構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車等の車両において、典型的にはサイドドアに設けられるアームレストの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両ではたとえば図4に示されるように、通常、サイドドア1の内側においてドアトリム2の所定部位にアームレスト3が配置構成される。アームレスト3は腕または肘等が置けるように、ドアトリム2にて適度に突出するかたちで設けられる。また、アームレスト3の所定部位には、ドアの開閉のために使用するアシストグリップ4やサイドウィンドウの開閉操作等を行なうためのスイッチ5が配置される。
【0003】
ここで、図5および図6は、従来例としてのアームレスト100まわりの具体的構成を示している。図において、101はドアトリム本体、102はアームレストベース、103はアシストグリップを示している。また、104は複数のスイッチを備えたスイッチユニット、105はスイッチベースである。なお、図5において、3軸方向の矢印Fは前方を、矢印Uは上方を、矢印Cはセンタ方向をそれぞれ示している。
【0004】
これらの構成部材の多く、すなわちドアトリム本体101、アームレストベース102あるいはスイッチベース105等は合成樹脂製であり、合成樹脂材を用いて成形型により形成される。
【0005】
各構成部材を組み付け、もしくは取り付ける場合の取付構造は、特にアシストグリップ103の前側部では、図6に示されるように、アシストグリップ103をアームレストベース102の凹部102aに対して凹凸嵌合させる。そして、リインフォース106を介してタッピング107(2箇所)で締結する。また、アシストグリップ103の後側部においては、アシストグリップ103の突出した端部をアームレストベース102の差込穴102bに差し込み、リインフォース106を介してスプリングナット108およびタッピング109(1箇所)で締結するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のドアアームレスト構造において、特にアームレストベース102を製造する場合、その成形型にスライド型が必要になっていた。すなわち、アームレストベース102は、アシストグリップ103と係合するための凹部102aおよび差込穴102bを持っているため、これらの部位を成形するために成形時の型抜き方向Bに対してスライド型を使って行なわなければならなかった。また、部品構成としてスプリングナット108等が必要になり、部品点数が多くならざるを得なかった。
【0007】
本発明はこのような点に鑑み、構成を簡素化し、部品点数の削減や成形型の簡素化を実現し得るドアアームレスト構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ドアトリム所定部位にアームレストが配置構成されるドアアームレスト構造であって、アシストグリップがドアトリム本体に直接、リインフォースを介して取付固定され、アシストグリップの取付方向がドアトリム本体の成形時の型抜方向と同一となるようにし、そして、ドアトリム本体にアシストグリップの取付部を覆うように、アームレストカバーが取り付けられるようにしたことを特徴としている。
【0009】
本発明によれば、ドアトリム本体に対して直接、リインフォースを介してアシストグリップが取付固定される。この場合、アシストグリップの取付方向がドアトリム本体の成形時の型抜方向と同一となるようにしたので、これによりアシストグリップの取付部のスライド型が不要になる。
また、アシストグリップを取付固定する際、リインフォースのバーリング穴を使って、これにタッピングすることによりスピリングナット等の部品を用いないで締結することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明によるドアアームレスト構造の好適な実施の形態を説明する。
図1は、この実施形態におけるアームレスト10まわりの具体的構成を示している。本実施形態においてアームレスト10は、図4に示したように、前述したサイドドア1の内側においてドアトリム2の所定部位に配置構成されるものであってよい。なお、アームレスト10は腕または肘等が置けるように、ドアトリム2にて適度に突出するかたちで設けられる。
【0011】
図1において、11はドアトリム本体、12はアームレストカバー、13はアシストグリップ、14は複数のスイッチを備えたスイッチユニットである。なお、図1において、3軸方向の矢印Fは前方を、矢印Uは上方を、矢印Cはセンタ方向をそれぞれ示している。
【0012】
本発明においてドアトリム本体11に対して直接、後述するリインフォースを介してアシストグリップ13が取付固定される。この場合、アシストグリップ13の取付方向がドアトリム本体11の成形時の型抜方向と同一となるようにしたものである。
【0013】
ここで、図2において各構成部材を組み付け、もしくは取り付ける場合の取付構造を説明する。ドアトリム本体11とリインフォース15は、好ましくは2箇所でタッピング16によって締結される。そしてアシストグリップ13をセットし、その取付部13aはリインフォース15のバーリング穴へのタッピング17により締結される。この後アシストグリップ13の取付部13aを覆うように、ドアトリム本体11にアームレストカバー12が取り付けられる。
【0014】
また、本発明によるドアアームレスト構造において、図3のようにアームレストカバー12にスイッチユニット14が取り付けられるようになっている。つまりスイッチユニット14を装着するスイッチベースは、アームレストカバー12に一体化されるかたちで構成される。
【0015】
本発明によれば、ドアトリム本体11に対して直接、リインフォース16を介してアシストグリップ13が取付固定される。そして、スイッチベースとアームレストカバー12を一体化構成することができるため、構造を簡素化することで部品点数が削減されている。また、アシストグリップ13の取付方向が、ドアトリム本体11の成形時の型抜方向(図2、矢印B)と同一になるようにしたことで、これによりドアトリム本体11におけるアシストグリップ13を取り付けるための成形用スライド型が不要になる。
【0016】
また、アシストグリップ13を取付固定する際、リインフォース16のバーリング穴を使って、これにタッピング17によって締結する。これによりスプリングナット等の部品を用いないで締結することができる。この点でも部品点数が削減されている。
【0017】
上記のように本発明を図に示す実施形態に基づき説明したが、本発明はこの実施形態にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で適宜変更可能である。
たとえば、アシストグリップ13の具体的形状等は図示例のもののみ限定されず、その他のものを種々採用可能であり、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のドアアームレスト構造においてドアトリム本体にアシストグリップを取付固定し、アシストグリップの取付方向がドアトリム本体の成形時の型抜方向と同一となるようにした。これらにより部品点数を有効に削減するとともに、製造用の成形型を簡素することができる。この結果、製造コストあるいは製品コストを実質的に安くすることができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態におけるアームレストまわりの具体的構成を示す斜視図である。
【図2】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図3】本発明による実施形態におけるアームレストカバーとスイッチユニットの取付例を示す斜視図である。
【図4】アームレストを有するサイドドアの例を示す斜視図である。
【図5】従来のアームレストまわりの具体的構成を示す斜視図である。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 アームレスト
11 ドアトリム本体
12 アームレストカバー
13 アシストグリップ
14 スイッチユニット
15 リインフォース
16,17 タッピング

Claims (1)

  1. ドアトリム所定部位にアームレストが配置構成されるドアアームレスト構造であって、
    ドアトリム本体に直接、リインフォースを介してアシストグリップが固定され、前記アシストグリップの取付方向が前記ドアトリム本体の成形時の型抜方向と同一となるようにし、さらに、前記ドアトリム本体に前記アシストグリップの取付部を覆うようにアームレストカバーが取り付けられることを特徴とする、ドアアームレスト構造。
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