JP2003002057A - 自動車用ドアトリムへのドアグリップ等取付け部品の取付け構造 - Google Patents

自動車用ドアトリムへのドアグリップ等取付け部品の取付け構造

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JP2003002057A
JP2003002057A JP2001187919A JP2001187919A JP2003002057A JP 2003002057 A JP2003002057 A JP 2003002057A JP 2001187919 A JP2001187919 A JP 2001187919A JP 2001187919 A JP2001187919 A JP 2001187919A JP 2003002057 A JP2003002057 A JP 2003002057A
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JP
Japan
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mounting
door
door trim
grip
fitting
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JP2001187919A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Fukuda
和正 福田
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアトリムに取付け部品を取付ける場合に、
当該取付け部品がドアトリムに対して常時グラつくこと
なくドアトリムに取付けることができ、しかも別体のブ
ラケットを使用せずにドアトリムに取付けることができ
るように工夫した。 【解決手段】 ドアトリム1に取付けたアームレスト部
2の棚部3に孔状の嵌合部14を形成し、嵌合部14に
嵌合する取付け片部6をドアグリップ4の取付け部位5
に一体的に形成し、取付け片部6をアームレスト部2側
にビス固定した。取付け片部6の多角形状の基体部7
を、やはり多角形状の嵌合部14の壁部15に面当り状
態で嵌合した。ドアグリップ4の取付け部位5に突起1
3を形成し、突起13が係合する係合部16を嵌合部1
4の壁部15に凹設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアトリ
ムへのドアグリップ或るいはアームレスト等取付け部品
の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置としては、例えば、図
5および図6に記載されたものが知られている。
【0003】図5及び図6によれば、自動車の各ドアを
構成するドアトリムaには、車室側に膨出するように、ア
ームレスト部bが形成されており、アームレスト部bの
棚部cには、ドアグリップdの一端側に延在突出する芯
材fを挿通する嵌合部eが形成されている。ドアグリッ
プdの他端側は、ドアトリムaに取着されている。
【0004】そして、ドアグリップdの一端側は、芯材
fの先端部側の取付け片部gにビスjによりビス止めさ
れた別体のブラケットhをドアトリムaの裏面側に形成
した取付けボス部iにビスkを用いてビス止めすること
によって、取付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成する
従来構造においては、ドアグリップdは、取付け片部g
を別体のブラケットhを介してドアトリムaに取付ける
ことによって、アームレスト部b(ドアトリムa)に装着
されているのであるが、乗員のドアの開閉時には、芯材
fが突出する部分の面部mにおいてアームレスト部bの
棚部cに対してスライドするような集中荷重がかかるこ
とになる。
【0006】しかし、ドアグリップdの一端部のドアト
リムaへの取付け部位は、ブラケットhにおける取付け
ボスiとの取付け部位であることから、ドアグリップd
の一端部に対して相当遠ざかった部位となってしまう。
【0007】このために、アームレスト部bの棚部cに
対して、ドアグリップdの面部mがスライドすることに
なって、ドアグリップdの一端側をグラつかせてしまう
ことがあった。
【0008】また、従来構造においては、別体のブラケ
ットhを使用することによって、ドアグリップdの一端
部をドアトリムa側に取付けていたことから、別体のブ
ラケットhの分及びこれを取付けるための取付け工数の
分コストアップの因となっていた。
【0009】以上のことは、ドアグリップdをアームレ
スト部bの棚部cに取付ける場合の他に、アームレスト
部b等ドアトリムaへの取付け部品自体をドアトリムa
に取付ける場合にも同じことがいえる。
【0010】そこで、本発明はかかる点に鑑み案出され
たもので、ドアトリムに取付け部品を取付ける場合に、
当該取付け部品がドアトリムに対して常時グラつくこと
なくドアトリムに取付けることができ、しかも別体のブ
ラケットを使用せずにドアトリムに取付けることができ
るように工夫した自動車用ドアトリムへのドアグリップ
或るいはアームレスト等取付け部品の取付け構造を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ドアトリムに棚部を設け、該棚部に孔状の
嵌合部を形成しておき、該嵌合部に嵌合する取付け片部
をドアグリップ等取付け部品の取付け部位に一体的に形
成し、前記ブラケットを前記ドアトリム側にビス固定し
た構成している。
【0012】本発明によれば、取付け片部を取付け部品
の取付け部位に一体的に形成していることから、取付け
部品の取付け部位と取付け片部におけるドアトリムへの
取付け箇所を近接することができて、取付け部品の取付
け部位に集中荷重がかかっても、取付け片部におけるド
アトリムへの取付け部位を介してドアトリムが受けるこ
とができ、取付け部品をグラつかせることはなくなる。
【0013】また、取付け片部を取付け部品の取付け部
位に一体的に形成し、しかもドアトリム側に直接取付け
たことから、別体のブラケットを必要とせず、その分ブ
ラケット自体のコストやその取付け工数を軽減すること
ができる。
【0014】また本発明は、前記取付け片部を、前記嵌
合部を構成する壁部に面当り状態で嵌合した構成とした
ことから、取付け部品のドアトリムへのグラつき特に捻
り方向のグラつき防止を更に確実なものとする。
【0015】また本発明は、前記取付け部品の取付け部
位に突起を形成し、該突起が係合する係合部を前記嵌合
部の壁部に凹設した構成としていることから、取付け部
品の抜き方向のグラつき防止を更に確実なものとする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
について、図1乃至図4を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明における実施の形態を採用
したドアトリムの斜視図、図2は図1におけるドアクリ
ップ取付け部位を拡大して描画した斜視図、図3は図2
におけるA-A断面図、図4は図1におけるドアクリッ
プ取付け部位を拡大して描画した分解斜視図である。
【0018】図1乃至図4において、自動車の各ドアを
構成するドアトリム1には、車室側に膨出するように、ア
ームレスト部2が形成されており、アームレスト部2の
棚部3には、ドアグリップ4の一端側取付け部位5に略
L字状の取付け片部6が一体的に延在突設されている。
【0019】取付け片部6は、ドアグリップ4の芯材
(不図示)を延長して形成してもよく、また、ドアグリッ
プ4の成形時にインサート成形により形成してもよい。
【0020】そして、取付け片部6の基体部7は、横断
面形状が略H字型を呈して構成しており、基体部7から
折曲して形成された取付け部8には、ビス10が挿通す
る取付け孔11が形成されており、ビス10はアームレ
スト部2の表面側に突出形成された取付けボス部9に螺
着されて、取付け片部6を介してドアグリップ4の一端
側がドアトリム1に取付けられている。なお、取付けボ
ス部9は、ドアグリップ4の取付け後は、アームレスト
部2の下端部をカバーするカバー体17によってカバー
されて表出することはない。
【0021】ドアグリップ4の他端側は、従来の方法あ
るいは上記一端側と同様な構成によってドアトリム1に
取着されている。
【0022】そして、取付け片部6の基体部7は、四角
等の多角形状となっており、中央の凹状部12の一方側
の面には三角形状の突起13が形成されている。
【0023】アームレスト部2の棚部3には、取付け片
部6が挿通する嵌合部14が形成されていて、嵌合部1
4は取付け片部6の基体部7に相応して四角等の多角形
状の穴形状を呈しており、取付け片部6が挿通したとき
に、基体部7が嵌合部14の壁部15に面当り状態で嵌
合するように構成されている。また、基体部7が嵌合部
14に嵌合したときに、突起13が係合する係合部16
を、嵌合部14の壁部15に形成している。
【0024】上記のように構成する本実施の形態によれ
ば、取付け片部6をドアグリップ4の取付け部位5に一
体的に形成していることから、ドアグリップ4の取付け
部位5と取付け片部6におけるドアトリム1への取付け
箇所を近接することになって、ドアグリップ4の取付け
部位5に集中荷重がかかっても、取付け片部6における
ドアトリム1への取付け部位5を介してドアトリム1が
受けることができ、ドアグリップ4をグラつかせること
はなくなる。
【0025】また、取付け片部6をドアグリップ4の取
付け部位5に一体的に形成し、しかも直接アームレスト
部2(延いてはドアトリム1)に直接取付けたことから、
別体のブラケットを必要とせず、その分ブラケット自体
のコストやその取付け工数を軽減することができる。
【0026】また、取付け片部6を、嵌合部14を構成
する壁部15に面当り状態で嵌合したことから、ドアグ
リップ4のドアトリム1へのグラつき特に捻り方向のグ
ラつき防止を更に確実なものとする。更に、取付け片部
6の基体部7を多角形状に形成し、これに相応して嵌合
部14も多角形状に形成し手、互いを嵌合関係に形成し
たことから、上記ねじり方向のグラつき防止効果を一層
高めることができる。
【0027】また、ドアグリップ4の取付け部位5に突
起13を形成し、突起13が係合する係合部16を嵌合
部14の壁部15に凹設した構成としていることから、
ドアグリップ4の抜き方向のグラつき防止を更に確実な
ものとすることができる。
【0028】なお、上記実施の形態においては、アーム
レスト部2にドアグリップ4を取付ける場合に限定して
説明したが、本発明は、これに限定されるものでなく、
別体のアームレスト等の取付け部品をドアトリム1に取
付ける場合に適用できるものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
取付け片部を取付け部品の取付け部位に一体的に形成し
ていることから、取付け部品の取付け部位と取付け片部
におけるドアトリムへの取付け箇所を近接することがで
きて、取付け部品の取付け部位に集中荷重がかかって
も、取付け片部におけるドアトリムへの取付け部位を介
してドアトリムが受けることができ、取付け部品をグラ
つかせることはなくなる。
【0030】また、取付け片部を取付け部品の取付け部
位に一体的に形成したことから、別体のブラケットを必
要とせず、その分ブラケット自体のコストやその取付け
工数を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態を採用したドアトリ
ムの斜視図である。
【図2】図1におけるドアクリップ取付け部位を拡大し
て描画した斜視図である。
【図3】図2におけるA-A断面図である。
【図4】図1におけるドアクリップ取付け部位を拡大し
て描画した分解斜視図である。
【図5】従来におけるドアトリムの斜視図である。
【図6】図5のB-B断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム 2 アームレスト部 3 棚部 4 ドアグリップ(取付け部品) 5 取付け部位 6 取付け片部 13 突起 14 嵌合部 15 壁部 16 係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリムに棚部を設け、該棚部に孔状
    の嵌合部を形成しておき、該嵌合部に嵌合する取付け片
    部をドアグリップ等取付け部品の取付け部位に一体的に
    形成し、前記取付け片部を前記ドアトリム側にビス固定
    した特徴とする自動車用ドアトリムへのドアグリップ等
    取付け部品の取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記取付け片部を、前記嵌合部を構成す
    る壁部に面当り状態で嵌合したことを特徴とする請求項
    1記載の自動車用ドアトリムへのドアグリップ等取付け
    部品の取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記取付け部品の取付け部位に突起を形
    成し、該突起が係合する係合部を前記嵌合部の壁部に凹
    設したことを特徴とする請求項1又は2記載の自動車用
    ドアトリムへのドアグリップ等取付け部品の取付け構
    造。
JP2001187919A 2001-06-21 2001-06-21 自動車用ドアトリムへのドアグリップ等取付け部品の取付け構造 Pending JP2003002057A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007145245A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 T S Tec Kk 車両用内装材及び該車両用内装材の組付方法
CN102278003A (zh) * 2010-06-11 2011-12-14 现代自动车株式会社 用于车门装饰的把手

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