JP3967742B2 - 長尺物支持具 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばビル、工場、その他の建造物等において、吊りボルト等の棒状体に取り付けられて、ケーブル、金属管、可撓管等の長尺物を支持するための長尺物支持具において、棒状体に対する取り付け作業が容易で、且つ、外力による外れが起こりにくくするための技術に関する。
ビル、工場、その他の建造物等において、ケーブル、金属管、可撓管等の長尺物を配線、配管する際に、その建造物の梁に多数取り付けられている吊りボルトに対して支持具を取り付け、その支持具によって長尺物を支持させている。
この種の支持具としては、作業を効率的に行えるように、吊りボルトに対する取り付けが容易に行える必要がある。
吊りボルトに対して工具を用いることなく簡単な手作業で取り付けできる構造は従来から種々あるが、その主な一つの構造として、次の特許文献1のような構造のものが知られている。
特開2003−348739号公報
図14は、この特許文献1の支持具の構造を示す図である。
この図14に示しているように、支持具3の固定部4は、縦長矩形平板状の基部4aと、基部4aの一面側の上下に突設された2つのフック部4b、4cを有している。
上側のフック部4bは、基部4aの長手方向(上下方向)に沿った軸線Lに対して、その一方の側方(図では左側方)から取り付け対象の吊りボルトの中間部を受け入れることができるように、左側部が開口された半円筒状に形成されている。
また、下部のフック部4cは、上部のフック部4bに対して吊りボルトの外径以上離れた位置に設けられ、軸線Lに対してその他方の側方(図では右側方)から取り付け対象の吊りボルトの中間部を受け入れることができるように、右側部が開口された半円筒状に形成されている。
2つのフック部4b、4cの内周は軸線Lと同心で、内径は取り付け対象の吊りボルトの外径より僅かに小さく設定されている。
一方、基部4aの反対面側には、ケーブル等を支持するための支持部5が設けられている。この支持部5は、基部4aの反対面側に一面側を接する帯板状の基板5aと、基板5aの中央部に突設され、固定部4の基部4aの中央に設けられている軸孔4dに逆止的に挿着された軸5bと、基板5aの反対面側に平行に立設された複数の支持片5cとを有しており、固定部4に対して軸5bを中心に回動できるようになっている。
このような構造の支持具3は、図15の(a)のように、吊りボルト1が上下2つのフック部4b、4cの間を通過し、その外周部が基部4aの一面側に当接するように押し当てて、所定方向(図15では反時計回り)に回転させると、フック部4b、4cの開口された側部に吊りボルト1がそれぞれ進入して、両フック部4b、4cを押し広げながらその内側に入り込んで、図15の(b)のように、吊りボルト1が両フック部4b、4cに内接する状態となる。
これにより、支持具3は吊りボルト1に対して回転自在に取り付けられ、図16のように、支持部5を適当な向きとなるように設定してから、その複数の支持片5cの間にケーブル等の長尺物2を挿入して支持させる。
しかしながら、上記したように、上下に離間し互いに逆向きの2つのフック部4b、4cと吊りボルト1との係合のみで吊りボルトに取り付けられる構造の支持具3では、支持されている長尺物2が、例えば図16の矢印A方向に引っ張られると、固定部4に対し取り付け時と逆方向の回転力が生じて、図17のように、吊りボルト1に対するフック部4b、4cの係合が解除されて、支持具3が脱落してしまうという問題があった。
これを防ぐ方法として、両フック部4b、4cの弾性を小さくしたり、側部の開口幅を小さくすることが考えられるが、これでは、取り付け時に強い回転力が必要となり、取り付け作業が困難となる。
本発明は、この問題を解決し、吊りボルト等の棒状体に対する取り付け作業が容易で、支持される長尺物の引っ張り等による脱落が発生しにくい長尺物支持具を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の長尺物支持具は、
基部と、
取り付け対象の棒状体の外周形状に対応する内周形状を有し、前記基部の一面側でその長手方向に沿った軸線の一方の側方から前記棒状体の中間部を受け入れて該棒状体に外接係合する第1の係合部と、
前記棒状体の外周形状に対応する内周形状を有し、前記第1の係合部から少なくとも前記棒状体の太さ以上離間した位置で、前記軸線の他方の側方から前記棒状体の中間部を受け入れて該棒状体に外接係合する第2の係合部と、
前記基部の反対面側に設けられ、長尺物を受け入れて支持するための長尺物支持部とを有し、
前記第1の係合部と前記第2の係合部との隙間を前記棒状体の中間部が通過する状態から前記基部を所定方向に回動させることで、前記第1の係合部および前記第2の係合部が前記棒状体の中間部に係合して、該棒状体に取り付けられる長尺物支持具において、
前記基部の前記第1の係合部を挟んで前記第2の係合部の反対側の端部から延設され、弾性変形により前記基部の一面側から反対面側へ傾動可能な傾動片と、該傾動片の一面側で前記軸線の前記一方の側方に突設された突起とを有し、前記棒状体に取り付ける際の前記基部の回動時に前記棒状体の外周部に前記突起を押されて前記基部の反対面側に退避し、前記棒状体が前記第1の係合部および前記第2の係合部に係合したとき弾性復帰して前記突起を前記棒状体の側部に当接させ、前記基部の取り付け時と逆方向の回動を阻止する第3の係合部を設けたことを特徴としている。
また、本発明の請求項2の長尺物支持具は、請求項1記載の長尺物支持具において、
取り付け対象の棒状体は外周にネジ溝を有しており、
前記第1の係合部、前記第2の係合部および前記第3の係合部の少なくとも一つの前記棒状体の外周部に接する壁面には該棒状体のネジ溝に螺合するネジ山が形成されていることを特徴としている。
また、本発明の請求項3の長尺物支持具は、請求項1または請求項2記載の長尺物支持具において、
前記長尺物支持部は、
前記基部の反対面の一端側から、該基部に対して離間する方向に延びて、該基部の反対面の他端側に近接する位置に戻るよう環状に形成され、且つその先端部が内方へ弾性変形できるように形成されていることを特徴としている。
上記のように構成したため、本発明の長尺物支持具では、従来と同様の簡単な回動操作により棒状体へ取り付けることができ、しかも、その取り付け時に第3の係合部が棒状体に対して逆止的に係合して、取り付け時の回動方向と逆方向の回動を阻止するので、長尺物支持部で支持している長尺物が引っ張られても、棒状体に対する支持具の係合が解除される恐れはない。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4は、本発明の実施形態の長尺物支持具20(以下、単に支持具20と記す)の構造を示している。
この支持具20は合成樹脂で一体成形されており、その基部21は縦長の帯状に形成されている。基部21の一面21a側には、取り付け対象の棒状体として前記した吊りボルトに係合するための第1の係合部22と第2の係合部23とが基部21の長手方向(図では縦方向)に離間した状態で突設されている。
上部側の第1の係合部22は、取り付け対象の吊りボルトの外周形状(円筒形)に対応する内周形状を有し、基部21の一面21a側でその長手方向に沿った軸線L(仮想線)の一方の側方(図1において左側方)から吊りボルト1の中間部を受け入れてその吊りボルト1に外接係合する略半円筒形に形成されている。
また、下部側の第2の係合部23は、第1の係合部22から少なくとも吊りボルト1の太さ以上離間した位置で軸線Lについて第1の係合部22と対称に形成されている。即ち、吊りボルト1の外周形状(円筒形)に対応する内周形状を有し、軸線Lの他方の側方(図1において右側)から吊りボルト1の中間部を受け入れて外接係合する略半円筒形に形成されている。
第1の係合部22と第2の係合部23の内周は軸線Lと同心で、その内周径は、吊りボルト1の外周径より僅かに小さく設定され、軸線Lを中心とする内周の中心角が180°を僅かに超えるように形成されている。
また、第1の係合部22と第2の係合部23の内周壁22a、23aの奥側には、吊りボルトの外周に形成されているネジ溝に螺合するネジ山25、26がそれぞれ形成されている。
基部21の第1の係合部22を挟んで第2の係合部23の反対側の端部、即ち、図1、2における基部21の上端部には、第3の係合部30が設けられている。
第3の係合部30は、弾性変形しやすいように基部21より薄く形成され、基部21の上端部からほぼ同一幅で上方に延び、基部21の一面21a側からの力を受けて基部21の反対面21b側へ傾く傾動片31と、その傾動片31の一面31a側で前記軸線Lの一方の側方(この例では左側方)に突設された突起32とを有している。
突起32の軸線Lと反対側の外壁面32aは、傾動片31からの高さが上方に向かう程(第1の係合部22から離れる程)高く、且つ軸線Lに近づく程高くなるように凸曲面状に形成され、軸線L側の内壁面32bは傾動片31と直交するように形成されている。突起32の内壁面32bには、吊りボルトのネジ溝に螺合するネジ山33が形成されている。
なお、傾動片31のうち、突起32によって厚さが増している部分の剛性は高く弾性変形しないため、突起32を介して受けた力による傾動の中心は基部21側の縁部近傍となり、この部分をヒンジ部として基部21の反対面21b側へ傾くことになる。
一方、基部21の反対面21b側には、ケーブルや管などの長尺物を受け入れて支持するための長尺物支持部40が設けられている。
長尺物支持部40は、基部21の反対面21bの一端側(下端側)から、基部21に対して離間する方向に延びて、基部21の反対面21bの他端側(上端側)に近接する位置に戻るように環状に形成され、且つ少なくともその先端部が内方へ弾性変形できるように形成されている。
さらに詳述すれば、この実施形態の長尺物支持部40は、基部21とほぼ同一幅、同一厚さで基部21の反対面21bの下端よりやや上部の位置から斜め下方へ直線的に延びた傾斜片41と、傾斜片41の先端から折り返されて基部21の反対面21bの下端に連続して横向き3角筒状の高い剛性を有する補強部を形成する底片42と、傾斜片41の先端から基部21の反対面21bの上部に近い位置まで半円状に延びた半円筒片43と、半円筒片43より狭い幅で且つ薄く形成され、半円筒片43の先端中央から基部21の反対面21bの上部に漸近するように屈曲され、外側から力を受けて内方へ弾性変形する舌片44とを有している。
この舌片44は、内方へ押されて弾性変形して基部21との隙間をひろげ、支持対象の長尺物の受け入れを容易にするとともに、外方へ押されて弾性変形して基部21との隙間を狭め、受け入れた長尺物の抜けを防ぐ。
また、半円筒片43の外周中央には、受け入れた長尺物の重さによる半円筒片43の開きを防ぐための補強リブ45が底片42に連続するように形成されている。
また、傾斜片41、底片42および基部21の下部に囲まれて形成された3角柱状の穴はその中央に立設された仕切板46により左右に仕切られている。
次に、上記構成の支持具20の使用方法について説明する。
始めに、図5のように、支持具20を横向きにして、取り付け対象の吊りボルト1の中間部が第1の係合部22と第2の係合部23の隙間を通過する状態まで基部21の一面21aに押し当てて、第1の係合部22と第2の係合部23の開口された側部が吊りボルト1の外周部に近づく方向(図5において反時計回り)に回動させる。
この回動により、吊りボルト1が第1の係合部22と第2の係合部23を僅かに押し開くようにしてその内側へ入り込み、図6のように、吊りボルト1の外周が第3の係合部30の突起32の外周下端に当接する。
支持具20をさらに回動すると、吊りボルト1の外周に接している突起32を介して傾動片31に基部21の反対面21b側への押圧力が生じ、この押圧力を受けた傾動片31が、図7のように基部21の反対面21b側へ傾く。
前記したように突起32の高さは上方に向かう程高くなっているので、支持具20の回動につれて傾動片31の傾きも大きくなり、図8のように、突起32の上部先端が吊りボルト1の外周に当接したとき、その傾きが最大となる。
そして、図8の状態から支持具20をさらに回動させて、図9のように、吊りボルト1が第1の係合部22と第2の係合部23の内側に完全に入り込んだ状態にすると、吊りボルト1は第3の係合部30の突起32の右側方位置まで達し、吊りボルト1の外周と突起32の先端との当接が解除される。
このため、第3の係合部30に対する押圧力がなくなり、傾動片31は弾性復帰力により基部21の一面21a側へ回動して、基部21と面一の状態に復帰し、突起32の内壁面32bと吊りボルト1の外周面とがほぼ接した状態となる。
この状態で支持具20は、吊りボルト1に対してその上下方向に沿った3カ所を交互に逆方向から挟んだ状態で係合して取り付けられたことになる。
また、この取り付け状態において、第1の係合部22、第2の係合部23および第3の係合部30の各ネジ山25、26、33が、吊りボルト1のネジ溝(図示せず)に螺合する。
したがって、この支持具20を、吊りボルト1を中心に回転させることで、取り付け高さ位置を調整することができる。
このようにして支持具20を吊りボルト1に取り付けて高さ位置を調整した後、図10の(a)に示すように、ケーブルや配管等の支持対象の長尺物2を、長尺部支持部40の舌片44の上から押し込むと、図10の(b)のように、舌片44が内方へ弾性変形し、基部21の反対面21bとの隙間が広がって長尺物2が長尺部支持部40の内側に案内され、その長尺物2が吊りボルト1と交差した状態に支持されることになる。
ここで、例えば図11のように、長尺部支持部40に支持された長尺物2がその長手方向Aに引っ張られると、支持具20に対し、吊りボルト1に取り付ける際の回動方向と逆方向に回動させる力が加わるが、支持具20は、上下に並んだ3つの係合部22、23、30によって、吊りボルト1に対してその上下方向に沿った3カ所を交互に逆方向から挟んだ状態で係合して取り付けられており、しかも、第3の係合部30は、吊りボルト1に対し逆止的に係合している。したがって、長尺物2から受けた力によって、支持具20の吊りボルト1に対する係合が解除される恐れはない。
また、この支持具20を吊りボルト1から取り外す際には、図12のように、第3の係合部30を基部21の反対面21b側に押して(あるいは引いて)、突起32の先端が基部21の一面21aから突出しない状態にして、吊りボルト1に対する第3の係合部30の係合状態を解除する。
そして、この状態から支持具20を取り付け時と逆方向に回動させることにより、図6に示した状態とし、さらに回動して吊りボルト1と第1の係合部22および第2の係合部23との係合を解除して図5に示した状態にすれば、支持具20を吊りボルト1から離脱することができる。
この実施形態の支持具20の長尺物支持部40では、帯板状の半円筒片43の平坦な内周面で長尺物2を支持する面支持構造であり、前記した舌片44によってナイロンバンド等による結束を行わなくても長尺物2が抜ける恐れがないので、長尺物2を強く圧迫することなく支持できる。
また、結束の必要がないので、前記した長尺物2が引っ張られたときの力が支持具20に伝わりにくく、たとえ伝わったとしても、前記したように第3の係合部30によって係合を解除する方向の回動が阻止されるので、外れ事故が発生しない。
また、長尺物支持部40の基部21に対する連結部分が、前記したように横向き3角柱状に補強され、半円筒片43も補強リブ45により補強されているので、変形することなく、多数の長尺物を安定に支持できる。
なお、上記実施形態の支持具20では、取り付け状態において基部21の上端側に第3の係合部30を設けていたが、3つの係合部の上下関係を逆にして、取り付け状態において基部21の下端側に第3の係合部30を設けてもよい。
また、上記実施形態の支持具20では、第1〜第3の係合部22、23、30に吊りボルト1のネジ溝に螺合するネジ山をそれぞれ2つずつ設けていたが、これは本発明を限定するものではなく、各係合部のネジ山の数を増せば、支持する長尺物の重さによる下方への移動をより強力に防止でき、重量のある長尺物の支持を安定に行うことができる。
また、吊りボルト1に対する支持具20の取り付け高さ位置の調整を可能にし、支持する長尺物の重さによる下方への移動を防止するためには、3つの係合部の少なくとも一つの内壁にネジ山を設ければよい。
また、図13のように、仕切板46に結束バンドの挿通が可能な貫通穴50を設けておけば、結束バンドを併用することができる。
また、長尺物支持部40の構造についても上記実施例の構造に限定されるものではない。例えば、長尺物支持部40の全体の外形を上記のような円筒状から角筒状にしてもよく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態の斜視図 本発明の実施形態の斜視図 本発明の実施形態の左側面図 本発明の実施形態の右側面図 実施形態の支持具の使用方法を説明するための図 実施形態の支持具の使用方法を説明するための図 実施形態の支持具の使用方法を説明するための図 実施形態の支持具の使用方法を説明するための図 実施形態の支持具の使用方法を説明するための図 実施形態の支持具の使用方法を説明するための図 実施形態の支持具の使用方法を説明するための図 実施形態の支持具の使用方法を説明するための図 実施形態の支持具の変形例を示す図 従来の支持具の構造を示す図 従来の支持具の使用方法を説明するための図 従来の支持具の使用方法を説明するための図 従来の支持具に取り付け時と逆方向の力が加わったときの状態を示す図
符号の説明
1……吊りボルト
2……長尺物
20……長尺物支持具
21……基部
22……第1の係合部
23……第2の係合部
25、26、33……ネジ山
30……第3の係合部
31……傾動片
32……突起
40……長尺物支持部
41……傾斜片
42……底片
43……半円筒片
44……舌片
45……補強リブ
46……仕切板

Claims (3)

  1. 基部と、
    取り付け対象の棒状体の外周形状に対応する内周形状を有し、前記基部の一面側でその長手方向に沿った軸線の一方の側方から前記棒状体の中間部を受け入れて該棒状体に外接係合する第1の係合部と、
    前記棒状体の外周形状に対応する内周形状を有し、前記第1の係合部から少なくとも前記棒状体の太さ以上離間した位置で、前記軸線の他方の側方から前記棒状体の中間部を受け入れて該棒状体に外接係合する第2の係合部と、
    前記基部の反対面側に設けられ、長尺物を受け入れて支持するための長尺物支持部とを有し、
    前記第1の係合部と前記第2の係合部との隙間を前記棒状体の中間部が通過する状態から前記基部を所定方向に回動させることで、前記第1の係合部および前記第2の係合部が前記棒状体の中間部に係合して、該棒状体に取り付けられる長尺物支持具において、
    前記基部の前記第1の係合部を挟んで前記第2の係合部の反対側の端部から延設され、弾性変形により前記基部の一面側から反対面側へ傾動可能な傾動片と、該傾動片の一面側で前記軸線の前記一方の側方に突設された突起とを有し、前記棒状体に取り付ける際の前記基部の回動時に前記棒状体の外周部に前記突起を押されて前記基部の反対面側に退避し、前記棒状体が前記第1の係合部および前記第2の係合部に係合したとき弾性復帰して前記突起を前記棒状体の側部に当接させ、前記基部の取り付け時と逆方向の回動を阻止する第3の係合部を設けたことを特徴とする長尺物支持具。
  2. 取り付け対象の棒状体は外周にネジ溝を有しており、
    前記第1の係合部、前記第2の係合部および前記第3の係合部の少なくとも一つの前記棒状体の外周部に接する壁面には該棒状体のネジ溝に螺合するネジ山が形成されていることを特徴とする請求項1記載の長尺物支持具。
  3. 前記長尺物支持部は、
    前記基部の反対面の一端側から、該基部に対して離間する方向に延びて、該基部の反対面の他端側に近接する位置に戻るよう環状に形成され、且つその先端部が内方へ弾性変形できるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の長尺物支持具。
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