JP3956615B2 - 光学フィルム積層チップの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学フィルム積層チップの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
偏光フィルム、位相差フィルムなどに代表される光学フィルムは、液晶表示装置を構成する光学部品の一として重要であり、例えばSTN(Super Twisted Nematic、スーパーツイステッドネマチック)型液晶表示装置などには、偏光フィルム(19)と位相差フィルム(29)とが積層された方形の光学フィルム積層チップ(9)が使用されている。
【0003】
光学フィルム積層チップにおける各光学フィルムの光学軸(吸収軸、遅相軸)の角度は重要であり、これが僅かでも設計値と異なっていては、得られる液晶表示装置は目的とする性能を発揮することができなくなる。そのため、光学フィルム積層チップにおける基準線に対する吸収軸(10)の角度(θ1)や遅相軸(20)の角度(θ2)は厳密に管理されている必要がある。ここで、基準線は通常、光学フィルム積層チップ(9)の長辺または短辺を基準辺(91)として、これに平行するように選ばれる。また、角度(θ1)は偏光フィルム側から見て反時計回りを正として表示した角度であり、角度(θ2)は偏光フィルム側から見て反時計回りを正として表示した角度である(図12)。
かかる角度(θ1)および(θ2)は、光学フィルム積層チップ(9)における第一光学フィルムの光学軸(10)に対する第二光学フィルムの光学軸(20)の相対角度(θ)との間に式(I)
θ =θ2 −θ1 (I)
で示される関係を有している(図12)。ここで、相対角度(θ)は、光学フィルム積層チップの第一光学フィルム側から見て反時計回りを正として表示した角度である。
【0004】
かかる光学フィルム積層チップ(9)は通常、偏光フィルム帯状体(11)および位相差フィルム帯状体(21)から製造されるが、これら帯状体(11、21)は通常、その光学軸(吸収軸、遅相軸)(10、20)が長さ方向に対して平行または垂直であるので、角度(θ1)の絶対値が0°または90°でない場合には、方形の光学フィルム積層チップ(9)を構成する偏光フィルム(19)は、偏光フィルム帯状体(11)から斜めに切出されることになり、また角度(θ2)の絶対値が0°または90°でない場合には、方形の光学フィルム積層チップ(9)を構成する位相差フィルムは位相差フィルム帯状体(21)から斜めに切出されることになる。
【0005】
このような光学フィルム積層チップ(9)の製造方法としては、例えば偏光フィルムと位相差フィルムとが積層されていて、平行四辺形であり、相対する2辺(AB、DC)が偏光フィルムの吸収軸(10)に対して平行し、相対する他の2辺(BC、AD)が位相差フィルムの遅相軸(20)に対して平行する光学フィルム積層体(5)(図13)を切断して製造する方法が知られている(特開平11−231129号公報)。かかる製造方法において、光学フィルム積層体(5)は、偏光フィルム帯状体(11)と位相差フィルム帯状体(21)とから製造される(図13)。
この製造方法によれば、縦横の寸法、大きさ、基準辺に対する吸収軸の角度(θ1)や遅相軸の角度(θ2)は異なるが、吸収軸に対する遅相軸の相対角度(θ)が共通する複数種類の光学フィルム積層チップ(9)を一種類の光学フィルム積層体(5)から切出して製造することができる。
【0006】
ところが、かかる製造方法において偏光フィルム帯状体としてその吸収軸が長さ方向に対して平行であるものを用い、位相差フィルム帯状体としてその遅相軸が長さ方向に対して平行するものを用いると、吸収軸に対する遅相軸の相対角度(θ)が40°以下または140°以上である場合には、光学フィルム積層体(5)の形状が細長くなる傾向にあり(図13)、取扱いが困難となり易いという問題があった。
【0007】
かかる問題を解決するものとしては、位相差フィルム帯状体としてその遅相軸が長さ方向に対して垂直であるものを用いることも同公報に記載されている。(図14)。この製造方法によれば、相対角度(θ)が40°以下であったり、140°以上であっても、光学フィルム積層体(5)の形状は細長くはならず、取扱いも比較的容易である。
【0008】
しかし、目的とする光学フィルム積層チップ(9)における相対角度(θ)は様々であり、目的とする光学フィルム積層チップにおける相対角度(θ)が切替る毎に、位相差フィルム帯状体(21)としてその遅相軸が長さ方向に対して平行であるものと垂直であるものとを切替えて用いる必要があった(図13、図14)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者は、光学フィルム積層チップ(9)における相対角度(θ)が変っても、位相差フィルム帯状体を切替えることなく、取扱いの比較的容易な光学フィルム積層体を経由して光学フィルム積層チップを製造し得る方法を開発するべく鋭意検討した結果、第一辺および第二辺はその吸収軸に対して平行または垂直である偏光フィルムシートを特定の切断線に沿って切断した後、位相差フィルム帯状体に積層すると共に該位相差フィルム帯状体を切断して得られる光学フィルム積層体は、位相差フィルムの遅相軸の方向や目的とする光学フィルム積層チップにおける相対角度(θ)に拘わらず、取扱いが比較的容易な形状であることを見出すと共に、該光学フィルム積層体(5)を切断することにより、目的とする光学フィルム積層チップ(9)を得ることができることを見出し、本発明に至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、第一光学フィルム(19)と第二光学フィルム(29)とが積層されてなる方形の光学フィルム積層チップ(9)を、第一辺(AB)、第二辺(DC)、第三辺(BC)および第四辺(AD)を有し、第一辺(AB)および第二辺(DC)は互いに平行でありその光学軸(10)に対して平行または垂直である第一光学フィルムシート(3)と、光学軸(20)がその長さ方向に対して平行または垂直である第二光学フィルム帯状体(21)とから製造する方法であり、
【0011】
第一光学フィルムシート(3)を、第一辺(AB)に対して光学フィルム積層チップ(9)における第一光学フィルムの光学軸(10)に対する第二光学フィルムの光学軸(20)の相対角度(θ)または(θ+90°)と等しい角度(φ1)をなし、第三辺(BC)に交わる第一切断線(C1)に沿って切断すると共に、該切断線(C1)に対して第二光学フィルム帯状体の幅(W2)と等しい距離(L1)を空けて平行し、第四辺(AD)に交わる第二切断線(C2)に沿って切断して、第一切断線(C1)に沿って切断されて形成された第一辺(EF)、第二切断線(C2)に沿って切断されて形成された第二辺(HG)、第一光学フィルムシート(3)の第三辺(BC)の一部に相当する第三辺(FC)および第一光学フィルムシート(3)の第四辺(AD)の一部に相当する第四辺(AH)を有し、第一辺(EF)および第二辺(HG)はその光学軸(10)に対してθまたはθ+90°の角度をなしている第一光学フィルムカットシート(4)を得(図1、図3、図5、図7)、
【0012】
得られた第一光学フィルムカットシート(4)を第二光学フィルム帯状体(21)に、第一光学フィルムカットシート(4)の第一辺(EF)および第二辺(HG)が第二光学フィルム帯状体(21)の両縁辺(IJ、KL)に沿うように積層すると共に、第二光学フィルム帯状体(21)を第一光学フィルムカットシート(4)の形状に沿うように切断して、第一光学フィルカットシート(4)の第一辺(EF)に相当する第一辺(EF)、第一光学フィルムカットシート(4)の第二辺(HG)に相当する第二辺(HG)、第一光学フィルムカットシート(4)の第三辺(FC)に相当する第三辺(FC)及び第一光学フィルムカットシート(4)の第四辺(AH)に相当する第四辺(AH)を有し、第一辺(EF)および第二辺(HG)は第二光学フィルムの光学軸(20)に対して平行または垂直である光学フィルム積層体(5)を得(図2、図4、図6、図8)、
【0013】
得られた光学フィルム積層体(5)を切断する(図9)
ことを特徴とする光学フィルム積層チップ(9)の製造方法を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の製造方法に適用される第一光学フィルムおよび第二光学フィルムとしては、例えば偏光フィルム、位相差フィルム、偏光分離フィルムなどが挙げられる。
【0015】
ここで、偏光フィルムとは、その吸収軸(光学軸)に対して平行である振動面を有する直線偏光光は吸収し、垂直である振動面を有する直線偏光光は透過する性質を有する光学フィルムであって、例えば一軸延伸されたポリビニルアルコールフィルムにヨウ素、二色性染料などの二色性色素が吸着配向されているものなどが挙げられる。偏光フィルムは、このようなポリビニルアルコールフィルムの片面または両面に保護フィルムが貼合されていてもよい。保護フィルムとしては、例えばトリアセチルセルロース、ジアセチルセルロースなどのセルロース樹脂からなるフィルムなどが挙げられる。
【0016】
位相差フィルムとは、その遅相軸(光学軸)に対して平行である振動面を有する直線偏光光と、垂直である振動面を有する直線偏光光との間に位相差を与える機能を有する光学フィルムであって、例えばポリカーボネート樹脂、ポリスルホン、ポリエーテルスルホンなどからなる高分子フィルムを延伸することにより得られる延伸フィルムなどが挙げられる。位相差フィルムは、このような延伸フィルムの片面または両面に保護フィルムが貼合されていてもよい。保護フィルムとしては、例えばトリアセチルセルロース、ジアセチルセルロースなどのセルロース樹脂からなるフィルムなどが挙げられる。
【0017】
偏光分離フィルムとは、その透過軸(光学軸)に対して平行である振動面を有する直線偏光光は透過し、垂直である振動面を有する直線偏光光は反射する機能を有する光学フィルムである。
【0018】
これらの光学フィルムは、ロールなどに巻かれた光学フィルム帯状体として供給することができ、その幅は例えば500〜2000mm程度である。
本発明の製造方法においては、第一光学フィルムが偏光フィルムであり第二光学フィルムが位相差フィルムであってもよいし、第一光学フィルムが偏光分離フィルムであり第二光学フィルムが位相差フィルムであってもよいし、第一光学フィルムが偏光フィルムであり第二光学フィルムが偏光分離フィルムであってもよいし、第一光学フィルムが偏光分離フィルムであり第二光学フィルムが偏光フィルムであってもよい。
【0019】
以下、図1〜図9を参照して、本発明の製造方法を説明する。
本発明の製造方法に用いる第一光学フィルムシート(3)は、かかる光学フィルムからなるシート状物である。図1、図3、図5、図7にそれぞれ示す第一光学フィルムシート(3)は、少なくとも4辺、即ち第一辺(AB)、第二辺(DC)、第三辺(BC)および第四辺(AD)を有している。第一辺(AB)および第二辺(DC)は光学軸(10)に対して平行(図1、図3)または垂直(図5、図7)であり、互いに平行な一対の対辺である。第一光学フィルムの他の辺、即ち第三辺(BC)および第四辺(AD)は一対の対辺であり、互いに平行であってもよいし、平行でなくともよい。第三辺(BC)および第四辺(AD)が互いに平行である場合には、第一辺(AB)および第二辺(DC)に対して(−θ1)または(90°−θ1)と等しい角度(φ3)をなしていてもよい。
第一光学フィルムシート(3)は、例えばその光学軸(10)が長さ方向に対して平行または垂直である第一光学フィルム帯状体(11)から製造することができる。具体的には、該第一光学フィルム帯状体(11)を長さ方向に対して角度(φ3)をなす切断線(C3)に沿って切断することにより製造することができる(図10、図11)。角度(φ3)は、その光学軸(10)が長さ方向に対して平行である第一光学フィルム帯状体(11)を用いる場合には角度(−θ1)と等しくし(図10)、その光学軸(10)が長さ方向に対して垂直である第一光学フィルム帯状体(11)を用いる場合には、角度(90°−θ1)と等しくすればよい(図11)。この場合、第一光学フィルムシート(3)の第三辺(BC)および第四辺(AD)は第一辺(AB)および第二辺(DC)に対して角度(φ3)と等しい角度をなし、光学軸(10)に対しては(−θ1)と等しい角度をなす。
第二光学フィルム帯状体(21)は、その光学軸(20)が長さ方向に対して平行または垂直である。
【0020】
本発明の製造方法は、かかる第一光学フィルムシート(3)と第二光学フィルム帯状体(21)とから光学フィルム積層チップ(9)を製造する方法であるが、第一光学フィルムシート(3)は、先ず、第一切断線(C1)に沿って切断されると共に、第二切断線(C2)に沿って切断される(図1、図3、図5、図7)。
【0021】
第一切断線(C1)は、第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)に対して相対角度(θ)または(θ+90°)と等しい角度(φ1)をなす直線である。
【0022】
角度(φ1)は、第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して平行であり、第二光学フィルム帯状体(21)は光学軸(20)がその長さ方向に対して平行である場合には、相対角度(θ)と等しくなり(図1)、
第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して平行であり、第二光学フィルム帯状体(21)は光学軸(20)がその長さ方向に対して垂直である場合には、相対角度(θ+90°)と等しくなり(図3)、
第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して垂直であり、第二光学フィルム帯状体(21)は光学軸(20)がその長さ方向に対して平行である場合には、相対角度(θ+90°)と等しくなり(図5)、
第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して垂直であり、第二光学フィルム帯状体(21)は光学軸(20)がその長さ方向に対して垂直である場合には、相対角度(θ)と等しくなる(図7)
ようにそれぞれ選択される。
【0023】
この第一切断線(C1)は、第一光学フィルムシート(3)の第三辺(BC)に交わる。第一切断線(C1)は、第一辺(AB)に交わっていてもよいし、第四辺(AD)に交わっていてもよく、第一辺(AB)と第四辺(AD)との交点である第一光学フィルムシート(3)の頂点(A)を通っていてもよい。
【0024】
第二切断線(C2)は、第一切断線(C1)に対して平行する直線である。
この第二切断線(C2)は、第一光学フィルムシート(3)の第四辺(AD)に交わる。第二切断線(C2)は第二辺(DC)に交わっていてもよいし、第三辺(BC)に交わっていてもよく、第二辺(DC)と第三辺(BC)との交点である第一光学フィルムシート(3)の頂点(C)を通っていてもよい。
第一切断線(C1)と第二切断線(C2)との間の距離(L1)は、第二光学フィルム帯状体(21)の幅(W2)と概ね等しければよい。
第二切断線(C2)は、第二辺(DC)に対して角度(φ2)で交わるが、この角度(φ2)は角度(φ1)と等しい(図1、図3、図5、図7)。
【0025】
第一光学フィルムシート(3)をこれら第一切断線(C1)および第二切断線(C2)に沿って切断するには、例えばロールカッターなどを用いる通常の方法で切断すればよい。切断の順序は特に限定されるものではなく、第一切断線(C1)に沿って切断した後に第二切断線(C2)に沿って切断してもよいし、第二切断線(C2)に沿って切断した後に第一切断線(C1)に沿って切断してもよく、第一切断線(C1)に沿って切断すると同時的に第二切断線(C2)に沿って切断してもよい。
【0026】
第一切断線(C1)および第二切断線(C2)に沿って第一光学フィルムシート(3)を切断することにより、第一光学フィルムカットシート(4)を得る。
第一光学フィルムカットシート(4)は、少なくとも4辺、即ち第一辺(EF)、第二辺(HG)、第三辺(FC)および第四辺(AH)を有している。第一辺(EF)は第一切断線(C1)に沿って第一光学フィルムシート(3)が切断されたことにより形成された辺である。第二辺(HG)は、第二切断線(C2)に沿って第一光学フィルムシート(3)が切断されたことにより形成された辺である。第一辺(EF)と第二辺(HG)とは互いに平行であり、その間の距離は第一切断線(C1)と第二切断線(C2)との間の距離(L1)と等しい。第一辺(EF)および第二辺(HG)は第一光学フィルムの光学軸(10)に対して相対角度(θ)(図1、図5)または(θ+90°)(図3、図7)と等しい角度をなしている。
【0027】
第三辺(FC)は、第一光学フィルムシート(3)の第三辺(BC)の一部に相当する辺である。第四辺(AH)は第一光学フィルムシートの第四辺(AD)の一部に相当する辺である。第一光学フィルムシートの第三辺(BC)および第四辺(AD)が互いに平行であり、第一辺(AB)および第二辺(DC)に対して角度(φ3)をなしている場合には、第一光学フィルムシート(4)における第三辺(FC)および第四辺(AH)は互いに平行であり、第一光学フィルムの光学軸(10)に対して(−θ1)または(180°−θ1)と等しい角度をなす。
【0028】
第一光学フィルムカットシート(4)は、少なくとも6辺、即ち第一辺(EF)、第二辺(HG)、第三辺(FC)、第四辺(AH)に加えて第五辺(AE)および第六辺(GC)を有していてもよい。第五辺(AE)は第一光学フィルムシート(3)における第一辺(AB)の少なくとも一部に相当する辺である。第六辺(GC)は、第一光学フィルムシート(3)における第二辺(DC)の少なくとも一部に相当する辺である。第五辺(AE)と第六辺(GC)とは互いに平行である。第五辺(AE)および第六辺(GC)は、第一光学フィルムの光学軸(10)に対して平行(図1、図3)または垂直(図5、図7)である。
【0029】
次いで、得られた第一光学フィルムカットシート(4)を、第二光学フィルム帯状体(21)に積層すると共に、第二光学フィルム帯状体(21)を第一光学フィルムカットシート(4)の形状に沿って切断する(図2、図4、図6、図8)。
【0030】
第一光学フィルムカットシート(4)を第二光学フィルム帯状体(21)に積層するには、例えば接着剤が用いられ、接着剤としては、通常、アクリル系感圧型接着剤、ウレタン系感圧型接着剤などのような透明で光学的に等方性の感圧型接着剤(粘着剤)が用いられる。かかる接着剤は、通常、第一光学フィルムシート(3)やその原材料である第一光学フィルム帯状体(11)または第二光学フィルム帯状体(21)の一方の面に予め塗布されて、接着剤層として設けられており、その厚みは通常10〜40μm程度である。
【0031】
積層に際して、第一光学フィルムカットシート(4)は、その第一辺(EF)が第二光学フィルム帯状体(21)の一方の縁辺(IJ)に沿い、第ニ辺(HG)が第二光学フィルム帯状体(21)の他方の縁辺(KL)に沿うように積層される。両縁辺(IJ、KL)は第二光学フィルム帯状態(21)の長さ方向に対して並行である。
【0032】
第二光学フィルム帯状体(21)を切断するには、例えばロールカッターなどを用いる通常の方法により切断すればよい。
【0033】
第一光学フィルムカットシート(4)を第二光学フィルム帯状体(21)に積層する工程は第二光学フィルム帯状体(21)を切断した後に行われてもよいが、第一光学フィルムが第二光学フィルムに比べて剛性が大きい場合には、第二光学フィルムにシワを生ずることなく第一光学フィルムを積層することが容易である点で、第一光学フィルムカットシート(4)を第二光学フィルム帯状体(21)に積層した後に第二光学フィルム(21)を切断することが好ましい。
【0034】
かくして光学フィルム積層体(5)を得る。図2、図4、図6、図8にそれぞれ示す光学フィルム積層体(5)は、第一光学フィルム(15)と第二光学フィルム(25)とが積層されていて、少なくとも4辺、即ち第一辺(EF)、第二辺(HG)、第三辺(FC)および第四辺(AH)を有している。第一辺(EF)および第二辺(HG)は、第一光学フィルムカットシート(4)における第一辺(EF)および第二辺(HG)に相当し、第二光学フィルムの光学軸(20)に対して平行(図2、図6)または垂直(図4、図8)であり、互いに平行である。第三辺(FC)および第四辺(AH)は、第一光学フィルムカットシート(4)における第三辺(FC)および第四辺(AH)に相当する。第一光学フィルムシート(3)として、第三辺(BC)および第四辺(AD)が第一辺(AB)および第二辺(DC)に対して角度(φ3)をなすシートを用いた場合には、第三辺(FC)および第四辺(AH)は第一光学フィルムの光学軸(10)に対して(−θ1)または(180°−θ1)と等しい角度をなしていて、互いに平行である。
【0035】
また、この光学フィルム積層体(5)は、少なくとも6辺、即ち第一辺(EF)、第二辺(HG)、第三辺(FC)および第四辺(AH)に加えて第五辺(AE)および第六辺(GC)を有していてもよい。第五辺(AE)および第六辺(GC)は、第一光学フィルムカットシートにおける第五辺(AE)に相当し、第六辺(GC)は第一光学フィルムカットシートにおける第六辺(GC)に相当し、第一光学フィルムの光学軸(10)に対して平行(図2、図4)または垂直(図6、図8)であり、互いに平行である。
【0036】
かかる光学フィルム積層体(5)は、
用いた第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して平行であり、第二光学フィルム帯状体(21)の光学軸(20)が長さ方向に対して平行であり、相対角度(θ)が50°以下または130°以上、好ましくは45°以下135°以上、さらに好ましくは40°以下140°以上であるとき(図2)、
第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して平行であり、第二光学フィルム帯状体(21)の光学軸(20)が長さ方向に対して垂直であり、相対角度(θ)が40°以上140°以下、好ましくは45°以上135°以下、さらに好ましくは50°以上130°以下であるとき(図4)、
第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して垂直であり、第二光学フィルム帯状体(21)の光学軸(20)が長さ方向に対して平行であり、相対角度(θ)が40°以上140°以下、好ましくは45°以上135°以下、さらに好ましくは50°以上130°以下であるとき(図6)、または
第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して垂直であり、第二光学フィルム帯状体(21)の光学軸(20)が長さ方向に対して垂直であり、相対角度(θ)が50°以下または130°以上、好ましくは45°以下135°以上、さらに好ましくは40°以下140°以上であるとき(図8)には、光学フィルムシート(3)から鋭角となる部分(頂点B近傍および頂点D近傍)が予め第一切断線(C1)および第二切断線(C2)により切断されて切り離されているので、その形状が細長くなることがなく、持ち運びなどの取扱いが容易である。
【0037】
次いで、この光学フィルム積層体(5)を切断して、目的とする方形の光学フィルム積層チップ(9)を得る(図9(a))。
【0038】
光学フィルム積層体(5)の第三辺(FC)および第四辺(AH)が、第一光学フィルムの光学軸(10)に対して角度(−θ1)または(180°−θ1)をなしている場合に、光学フィルム積層体(5)を該第三辺(FC)および第四辺(AH)に対して平行である切断線(C4)と垂直である切断線(C5)とに沿って切断すれば(図9(a))、基準辺(91)に対して第一光学フィルムの光学軸(10)のなす角度が(θ1)であり、第二光学フィルムの光学軸(20)のなす角度が(θ2)である方形の光学フィルム積層チップ(9)を得ることができる。従って、該第三辺(FC)および第四辺(AH)を目的とする方形の光学フィルム積層チップ(9)の切出しを開始する基準線とすることができる(図9(a))。
【0039】
切断は、先ず第三辺(FC)および第四辺(AH)に対して平行である切断線(C4)に沿って切断して短冊状の光学フィルム積層体(6)を得(図9(c))、次いでこれを切断してもよい。また、第三辺(FC)および第四辺(AH)に対して垂直である切断線(C5)に沿って切断して短冊状の光学フィルム積層体(6)を得(図9(b))、次いでこれを切断してもよい。短冊状の光学フィルム積層体(6)は、その角の一が切欠かれた形状であると、表裏を間違えることはない(図9(b)、(c))。さらに、トムソン刃などを用いる切断方法によって、第三辺(FC)および第四辺(AH)に対して平行である切断線(C4)および垂直である切断線(C5)に沿って同時的に切断して方形の光学フィルム積層チップ(9)を得てもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明の製造方法によれば、第一光学フィルムシート(3)を第一切断線(C1)および第二切断線(C2)に沿って切断するので、光学フィルム積層体(5)の形状が細長くならないので、その運搬などの取扱いも容易である。
また、光学フィルム積層体(5)の第三辺(FC)および第四辺(AH)が第一光学フィルムの光学軸(10)に対して(−θ1)または(180°−θ1)と等しい角度をなしていれば、これら第三辺(FC)および第四辺(AH)を光学フィルム積層チップ(9)の切出しを開始する基準線とすることができるので、切断を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法において、第一光学フィルムシートから第一光学フィルムカットシートを得る工程の一例を示す模式図である。
【図2】本発明の製造方法において、第一光学フィルムカットシートと第二光学フィルム帯状体とから光学フィルム積層体を得る工程の一例を示す模式図である。
【図3】本発明の製造方法において、第一光学フィルムシートから第一光学フィルムカットシートを得る工程の一例を示す模式図である。
【図4】本発明の製造方法において、第一光学フィルムカットシートと第二光学フィルム帯状体とから光学フィルム積層体を得る工程の一例を示す模式図である。
【図5】本発明の製造方法において、第一光学フィルムシートから第一光学フィルムカットシートを得る工程の一例を示す模式図である。
【図6】本発明の製造方法において、第一光学フィルムカットシートと第二光学フィルム帯状体とから光学フィルム積層体を得る工程の一例を示す模式図である。
【図7】本発明の製造方法において、第一光学フィルムシートから第一光学フィルムカットシートを得る工程の一例を示す模式図である。
【図8】本発明の製造方法において、第一光学フィルムカットシートと第二光学フィルム帯状体とから光学フィルム積層体を得る工程の一例を示す模式図である。
【図9】本発明の製造方法において、光学フィルム積層体から光学フィルム積層チップを得る工程の一例を示す模式図である。
【図10】第一光学フィルム帯状体から第一光学フィルムシートを得る工程の一例を示す模式図である。
【図11】第一光学フィルム帯状体から第一光学フィルムシートを得る工程の一例を示す模式図である。
【図12】光学フィルム積層チップにおける基準辺と、第一光学フィルムの光学軸と、第二光学フィルムの光学軸との関係を示す図である。
【図13】従来の光学フィルム積層体とその製造方法の一例を示す模式図である。
【図14】従来の光学フィルム積層体とその製造方法の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
10:第一光学フィルム(偏光フィルム)の光学軸
11:第一光学フィルム(偏光フィルム)帯状体
15:第一光学フィルム(偏光フィルム)
19:第一光学フィルム(偏光フィルム)
20:第二光学フィルム(位相差フィルム)の光学軸
21:第二光学フィルム(位相差フィルム)帯状体
25:第二光学フィルム(位相差フィルム)
29:第二光学フィルム(位相差フィルム)
3 :第一光学フィルムシート
4 :第一光学フィルムカットシート
5 :光学フィルム積層体
6 :短冊状の光学フィルム積層体
9 :光学フィルム積層チップ
C1 :第一切断線
C2 :第二切断線
C3 :切断線
C4 :切断線
C5 :切断線
L1 :第一切断線と第二切断線との間の距離
W2 :第二光学フィルム帯状体の幅
θ :光学フィルム積層チップにおける第一光学フィルムの光学軸に対する第二光学フィルムの光学軸の相対角度
θ1 :光学フィルム積層チップにおける基準辺に対する第一光学フィルムの光学軸がなす角度
θ2 :光学フィルム積層チップにおける基準辺に対する第二光学フィルムの光学軸がなす角度
φ1 :第一光学フィルムシートにおける第一辺に対する第一切断線がなす角度
φ2 :第一光学フィルムシートにおける第二辺に対する第二切断線がなす角度
φ3 :第一光学フィルムシートにおける第一辺および第二辺に対して第三辺および第四辺がなす角度
Claims (7)
- 第一光学フィルム(19)と第二光学フィルム(29)とが積層されてなる方形の光学フィルム積層チップ(9)を、第一辺(AB)、第二辺(DC)、第三辺(BC)および第四辺(AD)を有し、第一辺(AB)および第二辺(DC)は互いに平行でありその光学軸(10)に対して平行または垂直である第一光学フィルムシート(3)と、光学軸(20)がその長さ方向に対して平行または垂直である第二光学フィルム帯状体(21)とから製造する方法であり、
第一光学フィルムシート(3)を、光学フィルム積層チップ(9)における第一光学フィルムの光学軸(10)に対する第二光学フィルムの光学軸(20)の相対角度(θ)または(θ+90°)と等しい角度(φ1)を第一辺(AB)に対してなし、第三辺(BC)に交わる第一切断線(C1)に沿って切断すると共に、該切断線(C1)に対して第二光学フィルム帯状体の幅(W2)と等しい距離(L1)を空けて平行し、第四辺(AD)に交わる第二切断線(C2)に沿って切断して、第一切断線(C1)に沿って切断されて形成された第一辺(EF)、第二切断線(C2)に沿って切断されて形成された第二辺(HG)、第一光学フィルムシート(3)の第三辺(BC)の一部に相当する第三辺(FC)および第一光学フィルムシート(3)の第四辺(AD)の一部に相当する第四辺(AH)を有し、第一辺(EF)および第二辺(HG)はその光学軸(10)に対してθまたはθ+90°の角度をなしている第一光学フィルムカットシート(4)を得、
得られた第一光学フィルムカットシート(4)を第二光学フィルム帯状体(21)に、第一光学フィルムカットシート(4)の第一辺(EF)および第二辺(HG)が第二光学フィルム帯状体(21)の両縁辺(IJ、KL)に沿うように積層すると共に、第二光学フィルム帯状体(21)を第一光学フィルムカットシート(4)の形状に沿うように切断して、第一光学フィルカットシート(4)の第一辺(EF)に相当する第一辺(EF)、第一光学フィルムカットシート(4)の第二辺(HG)に相当する第二辺(HG)、第一光学フィルムカットシート(4)の第三辺(FC)に相当する第三辺(FC)及び第一光学フィルムカットシート(4)の第四辺(AH)に相当する第四辺(AH)を有し、第一辺(EF)および第二辺(HG)は第二光学フィルムの光学軸(20)に対して平行または垂直である光学フィルム積層体(5)を得、得られた光学フィルム積層体(5)を切断することを特徴とする光学フィルム積層チップ(9)の製造方法。 - 第一光学フィルムシート(3)の第三辺(BC)および第四辺(AD)が第一辺(AB)および第二辺(DC)に対して(−θ1)または(90°−θ1)〔ここで、θ1は光学フィルムチップ(9)における基準辺(91)に対する第一光学フィルムの光学軸(10)のなす角度を示す。〕と等しい角度(φ3)をなして互いに平行であり、得られた光学フィルム積層体(5)を、その第三辺(FC)および第四辺(AH)に対して平行である切断線(C4)と垂直である切断線(C5)とに沿って切断する請求項1に記載の製造方法。
- 第一光学フィルムシート(3)が、その光学軸(10)が長さ方向に対して平行または垂直である第一光学フィルム帯状体(11)を長さ方向に対して角度(φ3)をなす切断線(C3)に沿って切断して得たシートである請求項2に記載の製造方法。
- 第一光学フィルムシート(3)は、第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して平行であり、第二光学フィルム帯状体(21)はその光学軸(20)が長さ方向に対して平行であり、相対角度(θ)が50°以下または130°以上である請求項1に記載の製造方法。
- 第一光学フィルムシート(3)は、第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して平行であり、第二光学フィルム帯状体(21)の光学軸(20)が長さ方向に対して垂直であり、相対角度(θ)が40°以上140°以下である請求項1に記載の製造方法。
- 第一光学フィルムシート(3)は、第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して垂直であり、第二光学フィルム帯状体(21)はその光学軸(20)が長さ方向に対して平行であり、相対角度(θ)が40°以上または140°以下である請求項1に記載の製造方法。
- 第一光学フィルムシート(3)は、第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して垂直であり、第二光学フィルム帯状体(21)はその光学軸(20)が長さ方向に対して垂直であり、相対角度(θ)が50°以下または130°以上である請求項1に記載の製造方法。
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