JP2001242449A - 光学フィルム積層チップの製造方法 - Google Patents

光学フィルム積層チップの製造方法

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JP2001242449A
JP2001242449A JP2000386784A JP2000386784A JP2001242449A JP 2001242449 A JP2001242449 A JP 2001242449A JP 2000386784 A JP2000386784 A JP 2000386784A JP 2000386784 A JP2000386784 A JP 2000386784A JP 2001242449 A JP2001242449 A JP 2001242449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱いの容易な光学フィルム積層体を経由し
て光学フィルム積層チップを製造し得る方法を提供す
る。 【解決手段】 第一辺(AB)および第二辺(DC)は
その光学軸(10)に対して平行または垂直である第一
光学フィルムシート(3)を、第三辺(BC)に交わる
第一切断線(C1)および第四辺(AD)に交わる第二
切断線(C2)に沿って切断して、第一光学フィルムカ
ットシート(4)を得、得られた第一光学フィルムカッ
トシートを第二光学フィルム帯状体(21)に、第一光
学フィルムカットシートの第一辺(EF)および第二辺
(HG)が第二光学フィルム帯状体の両縁辺(IJ、K
L)に沿うように積層すると共に、第二光学フィルム帯
状体を第一光学フィルムカットシートの形状に沿うよう
に切断して、光学フィルム積層体(5)を得、得られた
光学フィルム積層体を切断することを特徴とする光学フ
ィルム積層チップ(9)の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学フィルム積層
チップの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】偏光フィルム、位相差フィルムなどに代
表される光学フィルムは、液晶表示装置を構成する光学
部品の一として重要であり、例えばSTN(Super Twis
ted Nematic、スーパーツイステッドネマチック)型液
晶表示装置などには、偏光フィルム(19)と位相差フ
ィルム(29)とが積層された方形の光学フィルム積層
チップ(9)が使用されている。
【0003】光学フィルム積層チップにおける各光学フ
ィルムの光学軸(吸収軸、遅相軸)の角度は重要であ
り、これが僅かでも設計値と異なっていては、得られる
液晶表示装置は目的とする性能を発揮することができな
くなる。そのため、光学フィルム積層チップにおける基
準線に対する吸収軸(10)の角度(θ1)や遅相軸
(20)の角度(θ2)は厳密に管理されている必要が
ある。ここで、基準線は通常、光学フィルム積層チップ
(9)の長辺または短辺を基準辺(91)として、これ
に平行するように選ばれる。また、角度(θ1)は偏光
フィルム側から見て反時計回りを正として表示した角度
であり、角度(θ2)は偏光フィルム側から見て反時計
回りを正として表示した角度である(図12)。かかる
角度(θ1)および(θ2)は、光学フィルム積層チップ
(9)における第一光学フィルムの光学軸(10)に対
する第二光学フィルムの光学軸(20)の相対角度
(θ)との間に式(I) θ =θ2 −θ1 (I) で示される関係を有している(図12)。ここで、相対
角度(θ)は、光学フィルム積層チップの第一光学フィ
ルム側から見て反時計回りを正として表示した角度であ
る。
【0004】かかる光学フィルム積層チップ(9)は通
常、偏光フィルム帯状体(11)および位相差フィルム
帯状体(21)から製造されるが、これら帯状体(1
1、21)は通常、その光学軸(吸収軸、遅相軸)(1
0、20)が長さ方向に対して平行または垂直であるの
で、角度(θ1)の絶対値が0°または90°でない場
合には、方形の光学フィルム積層チップ(9)を構成す
る偏光フィルム(19)は、偏光フィルム帯状体(1
1)から斜めに切出されることになり、また角度(θ
2)の絶対値が0°または90°でない場合には、方形
の光学フィルム積層チップ(9)を構成する位相差フィ
ルムは位相差フィルム帯状体(21)から斜めに切出さ
れることになる。
【0005】このような光学フィルム積層チップ(9)
の製造方法としては、例えば偏光フィルムと位相差フィ
ルムとが積層されていて、平行四辺形であり、相対する
2辺(AB、DC)が偏光フィルムの吸収軸(10)に
対して平行し、相対する他の2辺(BC、AD)が位相
差フィルムの遅相軸(20)に対して平行する光学フィ
ルム積層体(5)(図13)を切断して製造する方法が
知られている(特開平11−231129号公報)。か
かる製造方法において、光学フィルム積層体(5)は、
偏光フィルム帯状体(11)と位相差フィルム帯状体
(21)とから製造される(図13)。この製造方法に
よれば、縦横の寸法、大きさ、基準辺に対する吸収軸の
角度(θ1)や遅相軸の角度(θ2)は異なるが、吸収軸
に対する遅相軸の相対角度(θ)が共通する複数種類の
光学フィルム積層チップ(9)を一種類の光学フィルム
積層体(5)から切出して製造することができる。
【0006】ところが、かかる製造方法において偏光フ
ィルム帯状体としてその吸収軸が長さ方向に対して平行
であるものを用い、位相差フィルム帯状体としてその遅
相軸が長さ方向に対して平行するものを用いると、吸収
軸に対する遅相軸の相対角度(θ)が40°以下または
140°以上である場合には、光学フィルム積層体
(5)の形状が細長くなる傾向にあり(図13)、取扱
いが困難となり易いという問題があった。
【0007】かかる問題を解決するものとしては、位相
差フィルム帯状体としてその遅相軸が長さ方向に対して
垂直であるものを用いることも同公報に記載されてい
る。(図14)。この製造方法によれば、相対角度
(θ)が40°以下であったり、140°以上であって
も、光学フィルム積層体(5)の形状は細長くはなら
ず、取扱いも比較的容易である。
【0008】しかし、目的とする光学フィルム積層チッ
プ(9)における相対角度(θ)は様々であり、目的と
する光学フィルム積層チップにおける相対角度(θ)が
切替る毎に、位相差フィルム帯状体(21)としてその
遅相軸が長さ方向に対して平行であるものと垂直である
ものとを切替えて用いる必要があった(図13、図1
4)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
光学フィルム積層チップ(9)における相対角度(θ)
が変っても、位相差フィルム帯状体を切替えることな
く、取扱いの比較的容易な光学フィルム積層体を経由し
て光学フィルム積層チップを製造し得る方法を開発する
べく鋭意検討した結果、第一辺および第二辺はその吸収
軸に対して平行または垂直である偏光フィルムシートを
特定の切断線に沿って切断した後、位相差フィルム帯状
体に積層すると共に該位相差フィルム帯状体を切断して
得られる光学フィルム積層体は、位相差フィルムの遅相
軸の方向や目的とする光学フィルム積層チップにおける
相対角度(θ)に拘わらず、取扱いが比較的容易な形状
であることを見出すと共に、該光学フィルム積層体
(5)を切断することにより、目的とする光学フィルム
積層チップ(9)を得ることができることを見出し、本
発明に至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、第
一光学フィルム(19)と第二光学フィルム(29)と
が積層されてなる方形の光学フィルム積層チップ(9)
を、第一辺(AB)、第二辺(DC)、第三辺(BC)
および第四辺(AD)を有し、第一辺(AB)および第
二辺(DC)は互いに平行でありその光学軸(10)に
対して平行または垂直である第一光学フィルムシート
(3)と、光学軸(20)がその長さ方向に対して平行
または垂直である第二光学フィルム帯状体(21)とか
ら製造する方法であり、
【0011】第一光学フィルムシート(3)を、第一辺
(AB)に対して光学フィルム積層チップ(9)におけ
る第一光学フィルムの光学軸(10)に対する第二光学
フィルムの光学軸(20)の相対角度(θ)または(θ
+90°)と等しい角度(φ1)をなし、第三辺(B
C)に交わる第一切断線(C1)に沿って切断すると共
に、該切断線(C1)に対して第二光学フィルム帯状体
の幅(W2)と等しい距離(L1)を空けて平行し、第四
辺(AD)に交わる第二切断線(C2)に沿って切断し
て、第一切断線(C1)に沿って切断されて形成された
第一辺(EF)、第二切断線(C2)に沿って切断され
て形成された第二辺(HG)、第一光学フィルムシート
(3)の第三辺(BC)の一部に相当する第三辺(F
C)および第一光学フィルムシート(3)の第四辺(A
D)の一部に相当する第四辺(AH)を有し、第一辺
(EF)および第二辺(HG)はその光学軸(10)に
対してθまたはθ+90°の角度をなしている第一光学
フィルムカットシート(4)を得(図1、図3、図5、
図7)、
【0012】得られた第一光学フィルムカットシート
(4)を第二光学フィルム帯状体(21)に、第一光学
フィルムカットシート(4)の第一辺(EF)および第
二辺(HG)が第二光学フィルム帯状体(21)の両縁
辺(IJ、KL)に沿うように積層すると共に、第二光
学フィルム帯状体(21)を第一光学フィルムカットシ
ート(4)の形状に沿うように切断して、第一光学フィ
ルカットシート(4)の第一辺(EF)に相当する第一
辺(EF)、第一光学フィルムカットシート(4)の第
二辺(HG)に相当する第二辺(HG)、第一光学フィ
ルムカットシート(4)の第三辺(FC)に相当する第
三辺(FC)及び第一光学フィルムカットシート(4)
の第四辺(AH)に相当する第四辺(AH)を有し、第
一辺(EF)および第二辺(HG)は第二光学フィルム
の光学軸(20)に対して平行または垂直である光学フ
ィルム積層体(5)を得(図2、図4、図6、図8)、
【0013】得られた光学フィルム積層体(5)を切断
する(図9)ことを特徴とする光学フィルム積層チップ
(9)の製造方法を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法に適用される第
一光学フィルムおよび第二光学フィルムとしては、例え
ば偏光フィルム、位相差フィルム、偏光分離フィルムな
どが挙げられる。
【0015】ここで、偏光フィルムとは、その吸収軸
(光学軸)に対して平行である振動面を有する直線偏光
光は吸収し、垂直である振動面を有する直線偏光光は透
過する性質を有する光学フィルムであって、例えば一軸
延伸されたポリビニルアルコールフィルムにヨウ素、二
色性染料などの二色性色素が吸着配向されているものな
どが挙げられる。偏光フィルムは、このようなポリビニ
ルアルコールフィルムの片面または両面に保護フィルム
が貼合されていてもよい。保護フィルムとしては、例え
ばトリアセチルセルロース、ジアセチルセルロースなど
のセルロース樹脂からなるフィルムなどが挙げられる。
【0016】位相差フィルムとは、その遅相軸(光学
軸)に対して平行である振動面を有する直線偏光光と、
垂直である振動面を有する直線偏光光との間に位相差を
与える機能を有する光学フィルムであって、例えばポリ
カーボネート樹脂、ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ンなどからなる高分子フィルムを延伸することにより得
られる延伸フィルムなどが挙げられる。位相差フィルム
は、このような延伸フィルムの片面または両面に保護フ
ィルムが貼合されていてもよい。保護フィルムとして
は、例えばトリアセチルセルロース、ジアセチルセルロ
ースなどのセルロース樹脂からなるフィルムなどが挙げ
られる。
【0017】偏光分離フィルムとは、その透過軸(光学
軸)に対して平行である振動面を有する直線偏光光は透
過し、垂直である振動面を有する直線偏光光は反射する
機能を有する光学フィルムである。
【0018】これらの光学フィルムは、ロールなどに巻
かれた光学フィルム帯状体として供給することができ、
その幅は例えば500〜2000mm程度である。本発
明の製造方法においては、第一光学フィルムが偏光フィ
ルムであり第二光学フィルムが位相差フィルムであって
もよいし、第一光学フィルムが偏光分離フィルムであり
第二光学フィルムが位相差フィルムであってもよいし、
第一光学フィルムが偏光フィルムであり第二光学フィル
ムが偏光分離フィルムであってもよいし、第一光学フィ
ルムが偏光分離フィルムであり第二光学フィルムが偏光
フィルムであってもよい。
【0019】以下、図1〜図9を参照して、本発明の製
造方法を説明する。本発明の製造方法に用いる第一光学
フィルムシート(3)は、かかる光学フィルムからなる
シート状物である。図1、図3、図5、図7にそれぞれ
示す第一光学フィルムシート(3)は、少なくとも4
辺、即ち第一辺(AB)、第二辺(DC)、第三辺(B
C)および第四辺(AD)を有している。第一辺(A
B)および第二辺(DC)は光学軸(10)に対して平
行(図1、図3)または垂直(図5、図7)であり、互
いに平行な一対の対辺である。第一光学フィルムの他の
辺、即ち第三辺(BC)および第四辺(AD)は一対の
対辺であり、互いに平行であってもよいし、平行でなく
ともよい。第三辺(BC)および第四辺(AD)が互い
に平行である場合には、第一辺(AB)および第二辺
(DC)に対して(−θ1)または(90°−θ1)と等
しい角度(φ3)をなしていてもよい。第一光学フィル
ムシート(3)は、例えばその光学軸(10)が長さ方
向に対して平行または垂直である第一光学フィルム帯状
体(11)から製造することができる。具体的には、該
第一光学フィルム帯状体(11)を長さ方向に対して角
度(φ3)をなす切断線(C3)に沿って切断することに
より製造することができる(図10、図11)。角度
(φ3)は、その光学軸(10)が長さ方向に対して平
行である第一光学フィルム帯状体(11)を用いる場合
には角度(−θ1)と等しくし(図10)、その光学軸
(10)が長さ方向に対して垂直である第一光学フィル
ム帯状体(11)を用いる場合には、角度(90°−θ
1)と等しくすればよい(図11)。この場合、第一光
学フィルムシート(3)の第三辺(BC)および第四辺
(AD)は第一辺(AB)および第二辺(DC)に対し
て角度(φ3)と等しい角度をなし、光学軸(10)に
対しては(−θ1)と等しい角度をなす。第二光学フィ
ルム帯状体(21)は、その光学軸(20)が長さ方向
に対して平行または垂直である。
【0020】本発明の製造方法は、かかる第一光学フィ
ルムシート(3)と第二光学フィルム帯状体(21)と
から光学フィルム積層チップ(9)を製造する方法であ
るが、第一光学フィルムシート(3)は、先ず、第一切
断線(C1)に沿って切断されると共に、第二切断線
(C2)に沿って切断される(図1、図3、図5、図
7)。
【0021】第一切断線(C1)は、第一光学フィルム
シート(3)の第一辺(AB)に対して相対角度(θ)
または(θ+90°)と等しい角度(φ1)をなす直線
である。
【0022】角度(φ1)は、第一光学フィルムシート
(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光
学軸(10)に対して平行であり、第二光学フィルム帯
状体(21)は光学軸(20)がその長さ方向に対して
平行である場合には、相対角度(θ)と等しくなり(図
1)、第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)
および第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して平
行であり、第二光学フィルム帯状体(21)は光学軸
(20)がその長さ方向に対して垂直である場合には、
相対角度(θ+90°)と等しくなり(図3)、第一光
学フィルムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺
(DC)がその光学軸(10)に対して垂直であり、第
二光学フィルム帯状体(21)は光学軸(20)がその
長さ方向に対して平行である場合には、相対角度(θ+
90°)と等しくなり(図5)、第一光学フィルムシー
ト(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその
光学軸(10)に対して垂直であり、第二光学フィルム
帯状体(21)は光学軸(20)がその長さ方向に対し
て垂直である場合には、相対角度(θ)と等しくなる
(図7)ようにそれぞれ選択される。
【0023】この第一切断線(C1)は、第一光学フィ
ルムシート(3)の第三辺(BC)に交わる。第一切断
線(C1)は、第一辺(AB)に交わっていてもよい
し、第四辺(AD)に交わっていてもよく、第一辺(A
B)と第四辺(AD)との交点である第一光学フィルム
シート(3)の頂点(A)を通っていてもよい。
【0024】第二切断線(C2)は、第一切断線(C1)
に対して平行する直線である。この第二切断線(C2)
は、第一光学フィルムシート(3)の第四辺(AD)に
交わる。第二切断線(C2)は第二辺(DC)に交わっ
ていてもよいし、第三辺(BC)に交わっていてもよ
く、第二辺(DC)と第三辺(BC)との交点である第
一光学フィルムシート(3)の頂点(C)を通っていて
もよい。第一切断線(C1)と第二切断線(C2)との間
の距離(L1)は、第二光学フィルム帯状体(21)の
幅(W2)と概ね等しければよい。第二切断線(C2)
は、第二辺(DC)に対して角度(φ2)で交わるが、
この角度(φ2)は角度(φ1)と等しい(図1、図3、
図5、図7)。
【0025】第一光学フィルムシート(3)をこれら第
一切断線(C1)および第二切断線(C2)に沿って切断
するには、例えばロールカッターなどを用いる通常の方
法で切断すればよい。切断の順序は特に限定されるもの
ではなく、第一切断線(C1)に沿って切断した後に第二
切断線(C2)に沿って切断してもよいし、第二切断線
(C2)に沿って切断した後に第一切断線(C1)に沿っ
て切断してもよく、第一切断線(C1)に沿って切断す
ると同時的に第二切断線(C2)に沿って切断してもよ
い。
【0026】第一切断線(C1)および第二切断線(C
2)に沿って第一光学フィルムシート(3)を切断する
ことにより、第一光学フィルムカットシート(4)を得
る。第一光学フィルムカットシート(4)は、少なくと
も4辺、即ち第一辺(EF)、第二辺(HG)、第三辺
(FC)および第四辺(AH)を有している。第一辺
(EF)は第一切断線(C1)に沿って第一光学フィル
ムシート(3)が切断されたことにより形成された辺で
ある。第二辺(HG)は、第二切断線(C2)に沿って
第一光学フィルムシート(3)が切断されたことにより
形成された辺である。第一辺(EF)と第二辺(HG)
とは互いに平行であり、その間の距離は第一切断線(C
1)と第二切断線(C2)との間の距離(L1)と等し
い。第一辺(EF)および第二辺(HG)は第一光学フ
ィルムの光学軸(10)に対して相対角度(θ)(図
1、図5)または(θ+90°)(図3、図7)と等し
い角度をなしている。
【0027】第三辺(FC)は、第一光学フィルムシー
ト(3)の第三辺(BC)の一部に相当する辺である。
第四辺(AH)は第一光学フィルムシートの第四辺(A
D)の一部に相当する辺である。第一光学フィルムシー
トの第三辺(BC)および第四辺(AD)が互いに平行
であり、第一辺(AB)および第二辺(DC)に対して
角度(φ3)をなしている場合には、第一光学フィルム
シート(4)における第三辺(FC)および第四辺(A
H)は互いに平行であり、第一光学フィルムの光学軸
(10)に対して(−θ1)または(180°−θ1)と
等しい角度をなす。
【0028】第一光学フィルムカットシート(4)は、
少なくとも6辺、即ち第一辺(EF)、第二辺(H
G)、第三辺(FC)、第四辺(AH)に加えて第五辺
(AE)および第六辺(GC)を有していてもよい。第
五辺(AE)は第一光学フィルムシート(3)における
第一辺(AB)の少なくとも一部に相当する辺である。
第六辺(GC)は、第一光学フィルムシート(3)にお
ける第二辺(DC)の少なくとも一部に相当する辺であ
る。第五辺(AE)と第六辺(GC)とは互いに平行で
ある。第五辺(AE)および第六辺(GC)は、第一光
学フィルムの光学軸(10)に対して平行(図1、図
3)または垂直(図5、図7)である。
【0029】次いで、得られた第一光学フィルムカット
シート(4)を、第二光学フィルム帯状体(21)に積
層すると共に、第二光学フィルム帯状体(21)を第一
光学フィルムカットシート(4)の形状に沿って切断す
る(図2、図4、図6、図8)。
【0030】第一光学フィルムカットシート(4)を第
二光学フィルム帯状体(21)に積層するには、例えば
接着剤が用いられ、接着剤としては、通常、アクリル系
感圧型接着剤、ウレタン系感圧型接着剤などのような透
明で光学的に等方性の感圧型接着剤(粘着剤)が用いら
れる。かかる接着剤は、通常、第一光学フィルムシート
(3)やその原材料である第一光学フィルム帯状体(1
1)または第二光学フィルム帯状体(21)の一方の面
に予め塗布されて、接着剤層として設けられており、そ
の厚みは通常10〜40μm程度である。
【0031】積層に際して、第一光学フィルムカットシ
ート(4)は、その第一辺(EF)が第二光学フィルム
帯状体(21)の一方の縁辺(IJ)に沿い、第ニ辺
(HG)が第二光学フィルム帯状体(21)の他方の縁
辺(KL)に沿うように積層される。両縁辺(IJ、K
L)は第二光学フィルム帯状態(21)の長さ方向に対
して並行である。
【0032】第二光学フィルム帯状体(21)を切断す
るには、例えばロールカッターなどを用いる通常の方法
により切断すればよい。
【0033】第一光学フィルムカットシート(4)を第
二光学フィルム帯状体(21)に積層する工程は第二光
学フィルム帯状体(21)を切断した後に行われてもよ
いが、第一光学フィルムが第二光学フィルムに比べて剛
性が大きい場合には、第二光学フィルムにシワを生ずる
ことなく第一光学フィルムを積層することが容易である
点で、第一光学フィルムカットシート(4)を第二光学
フィルム帯状体(21)に積層した後に第二光学フィル
ム(21)を切断することが好ましい。
【0034】かくして光学フィルム積層体(5)を得
る。図2、図4、図6、図8にそれぞれ示す光学フィル
ム積層体(5)は、第一光学フィルム(15)と第二光
学フィルム(25)とが積層されていて、少なくとも4
辺、即ち第一辺(EF)、第二辺(HG)、第三辺(F
C)および第四辺(AH)を有している。第一辺(E
F)および第二辺(HG)は、第一光学フィルムカット
シート(4)における第一辺(EF)および第二辺(H
G)に相当し、第二光学フィルムの光学軸(20)に対
して平行(図2、図6)または垂直(図4、図8)であ
り、互いに平行である。第三辺(FC)および第四辺
(AH)は、第一光学フィルムカットシート(4)にお
ける第三辺(FC)および第四辺(AH)に相当する。
第一光学フィルムシート(3)として、第三辺(BC)
および第四辺(AD)が第一辺(AB)および第二辺
(DC)に対して角度(φ3)をなすシートを用いた場
合には、第三辺(FC)および第四辺(AH)は第一光
学フィルムの光学軸(10)に対して(−θ1)または
(180°−θ1)と等しい角度をなしていて、互いに
平行である。
【0035】また、この光学フィルム積層体(5)は、
少なくとも6辺、即ち第一辺(EF)、第二辺(H
G)、第三辺(FC)および第四辺(AH)に加えて第
五辺(AE)および第六辺(GC)を有していてもよ
い。第五辺(AE)および第六辺(GC)は、第一光学
フィルムカットシートにおける第五辺(AE)に相当
し、第六辺(GC)は第一光学フィルムカットシートに
おける第六辺(GC)に相当し、第一光学フィルムの光
学軸(10)に対して平行(図2、図4)または垂直
(図6、図8)であり、互いに平行である。
【0036】かかる光学フィルム積層体(5)は、用い
た第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)およ
び第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して平行で
あり、第二光学フィルム帯状体(21)の光学軸(2
0)が長さ方向に対して平行であり、相対角度(θ)が
50°以下または130°以上、好ましくは45°以下
135°以上、さらに好ましくは40°以下140°以
上であるとき(図2)、第一光学フィルムシート(3)
の第一辺(AB)および第二辺(DC)がその光学軸
(10)に対して平行であり、第二光学フィルム帯状体
(21)の光学軸(20)が長さ方向に対して垂直であ
り、相対角度(θ)が40°以上140°以下、好まし
くは45°以上135°以下、さらに好ましくは50°
以上130°以下であるとき(図4)、第一光学フィル
ムシート(3)の第一辺(AB)および第二辺(DC)
がその光学軸(10)に対して垂直であり、第二光学フ
ィルム帯状体(21)の光学軸(20)が長さ方向に対
して平行であり、相対角度(θ)が40°以上140°
以下、好ましくは45°以上135°以下、さらに好ま
しくは50°以上130°以下であるとき(図6)、ま
たは第一光学フィルムシート(3)の第一辺(AB)お
よび第二辺(DC)がその光学軸(10)に対して垂直
であり、第二光学フィルム帯状体(21)の光学軸(2
0)が長さ方向に対して垂直であり、相対角度(θ)が
50°以下または130°以上、好ましくは45°以下
135°以上、さらに好ましくは40°以下140°以
上であるとき(図8)には、光学フィルムシート(3)
から鋭角となる部分(頂点B近傍および頂点D近傍)が
予め第一切断線(C1)および第二切断線(C2)により
切断されて切り離されているので、その形状が細長くな
ることがなく、持ち運びなどの取扱いが容易である。
【0037】次いで、この光学フィルム積層体(5)を
切断して、目的とする方形の光学フィルム積層チップ
(9)を得る(図9(a))。
【0038】光学フィルム積層体(5)の第三辺(F
C)および第四辺(AH)が、第一光学フィルムの光学
軸(10)に対して角度(−θ1)または(180°−θ
1)をなしている場合に、光学フィルム積層体(5)を
該第三辺(FC)および第四辺(AH)に対して平行で
ある切断線(C4)と垂直である切断線(C5)とに沿っ
て切断すれば(図9(a))、基準辺(91)に対して第
一光学フィルムの光学軸(10)のなす角度が(θ1)
であり、第二光学フィルムの光学軸(20)のなす角度
が(θ2)である方形の光学フィルム積層チップ(9)
を得ることができる。従って、該第三辺(FC)および
第四辺(AH)を目的とする方形の光学フィルム積層チ
ップ(9)の切出しを開始する基準線とすることができ
る(図9(a))。
【0039】切断は、先ず第三辺(FC)および第四辺
(AH)に対して平行である切断線(C4)に沿って切
断して短冊状の光学フィルム積層体(6)を得(図9
(c))、次いでこれを切断してもよい。また、第三辺
(FC)および第四辺(AH)に対して垂直である切断
線(C5)に沿って切断して短冊状の光学フィルム積層
体(6)を得(図9(b))、次いでこれを切断してもよ
い。短冊状の光学フィルム積層体(6)は、その角の一
が切欠かれた形状であると、表裏を間違えることはない
(図9(b)、(c))。さらに、トムソン刃などを用いる切
断方法によって、第三辺(FC)および第四辺(AH)
に対して平行である切断線(C4)および垂直である切
断線(C5)に沿って同時的に切断して方形の光学フィ
ルム積層チップ(9)を得てもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、第一光学フ
ィルムシート(3)を第一切断線(C1)および第二切
断線(C2)に沿って切断するので、光学フィルム積層
体(5)の形状が細長くならないので、その運搬などの
取扱いも容易である。また、光学フィルム積層体(5)
の第三辺(FC)および第四辺(AH)が第一光学フィ
ルムの光学軸(10)に対して(−θ1)または(18
0°−θ1)と等しい角度をなしていれば、これら第三
辺(FC)および第四辺(AH)を光学フィルム積層チ
ップ(9)の切出しを開始する基準線とすることができ
るので、切断を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法において、第一光学フィルム
シートから第一光学フィルムカットシートを得る工程の
一例を示す模式図である。
【図2】本発明の製造方法において、第一光学フィルム
カットシートと第二光学フィルム帯状体とから光学フィ
ルム積層体を得る工程の一例を示す模式図である。
【図3】本発明の製造方法において、第一光学フィルム
シートから第一光学フィルムカットシートを得る工程の
一例を示す模式図である。
【図4】本発明の製造方法において、第一光学フィルム
カットシートと第二光学フィルム帯状体とから光学フィ
ルム積層体を得る工程の一例を示す模式図である。
【図5】本発明の製造方法において、第一光学フィルム
シートから第一光学フィルムカットシートを得る工程の
一例を示す模式図である。
【図6】本発明の製造方法において、第一光学フィルム
カットシートと第二光学フィルム帯状体とから光学フィ
ルム積層体を得る工程の一例を示す模式図である。
【図7】本発明の製造方法において、第一光学フィルム
シートから第一光学フィルムカットシートを得る工程の
一例を示す模式図である。
【図8】本発明の製造方法において、第一光学フィルム
カットシートと第二光学フィルム帯状体とから光学フィ
ルム積層体を得る工程の一例を示す模式図である。
【図9】本発明の製造方法において、光学フィルム積層
体から光学フィルム積層チップを得る工程の一例を示す
模式図である。
【図10】第一光学フィルム帯状体から第一光学フィル
ムシートを得る工程の一例を示す模式図である。
【図11】第一光学フィルム帯状体から第一光学フィル
ムシートを得る工程の一例を示す模式図である。
【図12】光学フィルム積層チップにおける基準辺と、
第一光学フィルムの光学軸と、第二光学フィルムの光学
軸との関係を示す図である。
【図13】従来の光学フィルム積層体とその製造方法の
一例を示す模式図である。
【図14】従来の光学フィルム積層体とその製造方法の
一例を示す模式図である。
【符号の説明】
10:第一光学フィルム(偏光フィルム)の光学軸 11:第一光学フィルム(偏光フィルム)帯状体 15:第一光学フィルム(偏光フィルム) 19:第一光学フィルム(偏光フィルム) 20:第二光学フィルム(位相差フィルム)の光学軸 21:第二光学フィルム(位相差フィルム)帯状体 25:第二光学フィルム(位相差フィルム) 29:第二光学フィルム(位相差フィルム) 3 :第一光学フィルムシート 4 :第一光学フィルムカットシート 5 :光学フィルム積層体 6 :短冊状の光学フィルム積層体 9 :光学フィルム積層チップ C1 :第一切断線 C2 :第二切断線 C3 :切断線 C4 :切断線 C5 :切断線 L1 :第一切断線と第二切断線との間の距離 W2 :第二光学フィルム帯状体の幅 θ :光学フィルム積層チップにおける第一光学フィル
ムの光学軸に対する第二光学フィルムの光学軸の相対角
度 θ1 :光学フィルム積層チップにおける基準辺に対する
第一光学フィルムの光学軸がなす角度 θ2 :光学フィルム積層チップにおける基準辺に対する
第二光学フィルムの光学軸がなす角度 φ1 :第一光学フィルムシートにおける第一辺に対する
第一切断線がなす角度 φ2 :第一光学フィルムシートにおける第二辺に対する
第二切断線がなす角度 φ3 :第一光学フィルムシートにおける第一辺および第
二辺に対して第三辺および第四辺がなす角度

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一光学フィルム(19)と第二光学フィ
    ルム(29)とが積層されてなる方形の光学フィルム積
    層チップ(9)を、第一辺(AB)、第二辺(DC)、
    第三辺(BC)および第四辺(AD)を有し、第一辺
    (AB)および第二辺(DC)は互いに平行でありその
    光学軸(10)に対して平行または垂直である第一光学
    フィルムシート(3)と、光学軸(20)がその長さ方
    向に対して平行または垂直である第二光学フィルム帯状
    体(21)とから製造する方法であり、第一光学フィル
    ムシート(3)を、光学フィルム積層チップ(9)にお
    ける第一光学フィルムの光学軸(10)に対する第二光
    学フィルムの光学軸(20)の相対角度(θ)または
    (θ+90°)と等しい角度(φ1)を第一辺(AB)
    に対してなし、第三辺(BC)に交わる第一切断線(C
    1)に沿って切断すると共に、該切断線(C1)に対して
    第二光学フィルム帯状体の幅(W2)と等しい距離(L
    1)を空けて平行し、第四辺(AD)に交わる第二切断
    線(C2)に沿って切断して、第一切断線(C1)に沿っ
    て切断されて形成された第一辺(EF)、第二切断線
    (C2)に沿って切断されて形成された第二辺(H
    G)、第一光学フィルムシート(3)の第三辺(BC)
    の一部に相当する第三辺(FC)および第一光学フィル
    ムシート(3)の第四辺(AD)の一部に相当する第四
    辺(AH)を有し、第一辺(EF)および第二辺(H
    G)はその光学軸(10)に対してθまたはθ+90°
    の角度をなしている第一光学フィルムカットシート
    (4)を得、得られた第一光学フィルムカットシート
    (4)を第二光学フィルム帯状体(21)に、第一光学
    フィルムカットシート(4)の第一辺(EF)および第
    二辺(HG)が第二光学フィルム帯状体(21)の両縁
    辺(IJ、KL)に沿うように積層すると共に、第二光
    学フィルム帯状体(21)を第一光学フィルムカットシ
    ート(4)の形状に沿うように切断して、第一光学フィ
    ルカットシート(4)の第一辺(EF)に相当する第一
    辺(EF)、第一光学フィルムカットシート(4)の第
    二辺(HG)に相当する第二辺(HG)、第一光学フィ
    ルムカットシート(4)の第三辺(FC)に相当する第
    三辺(FC)及び第一光学フィルムカットシート(4)
    の第四辺(AH)に相当する第四辺(AH)を有し、第
    一辺(EF)および第二辺(HG)は第二光学フィルム
    の光学軸(20)に対して平行または垂直である光学フ
    ィルム積層体(5)を得、得られた光学フィルム積層体
    (5)を切断することを特徴とする光学フィルム積層チ
    ップ(9)の製造方法。
  2. 【請求項2】第一光学フィルムシート(3)の第三辺
    (BC)および第四辺(AD)が第一辺(AB)および
    第二辺(DC)に対して(−θ1)または(90°−θ
    1)〔ここで、θ1は光学フィルム積層チップ(9)にお
    ける基準辺(91)に対する第一光学フィルムの光学軸
    (10)のなす角度を示す。〕と等しい角度(φ3)を
    なして互いに平行であり、得られた光学フィルム積層体
    (5)を、その第三辺(FC)および第四辺(AH)に
    対して平行である切断線(C4)と垂直である切断線
    (C5)とに沿って切断する請求項1に記載の製造方
    法。
  3. 【請求項3】第一光学フィルシート(3)が、その光学
    軸(10)が長さ方向に対して平行または垂直である第
    一光学フィルム帯状体(11)を長さ方向に対して角度
    (φ3)をなす切断線(C3)に沿って切断して得たシー
    トである請求項2に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】第一光学フィルムシート(3)は、第一辺
    (AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に
    対して平行であり、第二光学フィルム帯状体(21)は
    その光学軸(20)が長さ方向に対して平行であり、相
    対角度(θ)が50°以下または130°以上である請
    求項1に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】第一光学フィルムシート(3)は、第一辺
    (AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に
    対して平行であり、第二光学フィルム帯状体(21)は
    その光学軸(20)が長さ方向に対して垂直であり、相
    対角度(θ)が40°以上140°以下である請求項1
    に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】第一光学フィルムシート(3)は、第一辺
    (AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に
    対して垂直であり、第二光学フィルム帯状体(21)は
    その光学軸(20)が長さ方向に対して平行であり、相
    対角度(θ)が40°以上140°以下である請求項1
    に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】第一光学フィルムシート(3)は、第一辺
    (AB)および第二辺(DC)がその光学軸(10)に
    対して垂直であり、第二光学フィルム帯状体(21)は
    その光学軸(20)が長さ方向に対して垂直であり、相
    対角度(θ)が50°以下または130°以上である請
    求項1に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】第一光学フィルム(15)と第二光学フィ
    ルム(25)とが積層されていて、第一辺(EF)、第
    二辺(HG)、第三辺(FC)、第四辺(AH)、第五
    辺(AE)および第六辺(GC)を有し、第五辺(A
    E)および第六辺(GC)は第一光学フィルムの光学軸
    (10)に対して平行または垂直であり、第一辺(E
    F)および第二辺(HG)は第二光学フィルムの光学軸
    (20)に対して平行または垂直であることを特徴とす
    る光学フィルム積層体(5)。
  9. 【請求項9】第一光学フィルム(19)と第二光学フィ
    ルム(29)とが積層されている方形の光学フィルム積
    層チップ(9)を切り出すための光学フィルム積層体
    (5)であり、第一光学フィルム(15)と第二光学フ
    ィルム(25)とが積層されていて、第一辺(EF)、
    第二辺(HG)、第三辺(FC)および第四辺(AH)
    を有し、第三辺(FC)および第四辺(AH)は第一光
    学フィルムの光学軸(10)に対して(−θ1)または
    180°−θ1〔ここで、θ1は光学フィルム積層チップ
    (9)における基準辺(91)に対する第一光学フィル
    ムの光学軸(10)のなす角度を示す。〕と等しい角度
    (φ3)をなし、第一辺(EF)および第二辺(HG)
    は第二光学フィルムの光学軸(20)に対して平行また
    は垂直であることを特徴とする光学フィルム積層体
    (5)。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の光学フィルム積層体
    (5)を、その第三辺(FC)および第四辺(AH)に
    対して平行である切断線(C4)と垂直である切断線
    (C5)とに沿って切断することを特徴とする方形の光
    学フィルム積層チップの製造方法。
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