JP3942773B2 - シリーズハイブリッド式電動二輪車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン駆動式の発電機とバッテリーとを備えたシリーズハイブリッド式電動二輪車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動自転車の一つとして、モータの動力で人力を助勢しながら走行する電動補助自転車がある。この種の電動補助自転車でモータを使用して電動補助走行をするときの走行距離は、バッテリーの残存容量に依存する。このため、長距離を継続して走行するためには、予備のバッテリーを携行し、途中で交換しなければならない。バッテリーの充電は、バッテリーを車体に搭載した状態または車体から取外した状態で商用電源を電源とする充電器を接続して行っている。
一方、電動車両としては、車輪駆動用モータに給電するバッテリーを走行中に充電するエンジン駆動式の発電機を搭載したいわゆるシリーズハイブリッド式電動車両がある。この電動車両は、前記発電機の発電電力とバッテリーの電力とを前記モータに給電し、このモータの動力のみで走行する構成を採っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
発明者らは、エンジンで発電機を駆動してバッテリーや走行用モータに給電するシリーズハイブリッド式の構成を電動二輪車に採用し、走行距離を長くするとともに煩雑なバッテリーの充電作業をなくすことを考えた。
しかし、電動二輪車の車体フレームにエンジンおよび発電機を搭載するためには、これらの発熱部材の冷却が問題であった。電動二輪車の車体フレームは、パイプなどのフレーム部材を車体の前後方向に複数並べて形成されているため、エンジンおよび発電機を搭載する位置によっては、走行風が車体フレームによって遮られてエンジンや発電機に当たり難くなってしまうからである。このような不具合は、エンジンや発電機を車体フレームから側方に大きく突出させて搭載することによって、ある程度は解消することができる。しかしながら、このようにエンジンと発電機を搭載すると車体が大型化し、電動二輪車の軽快性が損なわれてしまう。
【0004】
本発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、電動二輪車の軽快性を保ちながら、エンジンおよび発電機を確実に冷却できるシリーズハイブリッド式電動二輪車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明に係るシリーズハイブリッド式電動二輪車は、車体フレームにおけるヘッドパイプから後下がりに延びるダウンフレーム部と、このダウンフレーム部の後端部から上方へ延びてサドルを支持するサドル支持部の内側に、走行風をダウンフレーム部の前部の走行風入口からサドル支持部の走行風出口に導く走行風通路を形成し、前記走行風出口の後方であって前記サドル支持部と後輪との間に発電機とエンジンをこれらが上下方向に並ぶように配設したものである。
【0006】
本発明によれば、車体フレームのサドル支持部と後輪との間に形成されるデッドスペースを利用して発電機とエンジンとを側方に大きく突出することがない状態で搭載することができる。また、走行風が車体フレーム内の走行風通路を通って発電機とエンジンとに吹きつけられ、これらを走行風によって冷却することができる。
【0007】
請求項2に記載した発明に係るシリーズハイブリッド式電動二輪車は、請求項1に記載した発明に係るシリーズハイブリッド式電動二輪車において、発電機とエンジンをシュラウドに収納し、このシュラウドにおける走行風出口と対向する前部に空気入口を形成するとともに、後部に空気出口を形成したものである。
この発明によれば、シュラウド内の空間が車体フレーム内の走行風通路の後端部を構成するようになる。
【0008】
請求項3に記載した発明に係るシリーズハイブリッド式電動二輪車は、請求項1または請求項2に記載した発明に係るシリーズハイブリッド式電動二輪車において、ダウンフレーム部内の走行風通路にバッテリーを配設するとともに、ダウンフレーム部とサドル支持部との接続部分の内側にモータを配設したものである。
この発明によれば、発電機とエンジンを冷却する以前の相対的に温度が低い走行風でバッテリーとモータを冷却できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態
以下、本発明に係るシリーズハイブリッド式電動二輪車の一実施の形態を図1ないし図9によって詳細に説明する。
図1は本発明に係るシリーズハイブリッド式電動二輪車のうちの一つである電動補助自転車の側面図、図2は要部を拡大して示す側面図で、同図は車体フレームとシュラウドを破断した状態で描いてある。図3は動力ユニットと後輪駆動用動力伝達装置の平面図、図4は図1における動力ユニットのIV−IV線断面図、図5は図1における動力伝達装置の後部のV−V線断面図である。図6はシュラウドの正面図、図7はシュラウドの背面図、図8は図2におけるVIII−VIII線断面図、図9は電動駆動系の構成を模式的に示すブロック図である。
【0010】
これらの図において、符号1で示すものは、この実施の形態による電動補助自転車である。この電動補助自転車1は、後輪2を人力のみで駆動する形態と、図1中に符号3で示すモータの動力と人力との合力によって駆動する形態を採ることができる構造を採っている。
図1において、符号4は車体フレームを示し、5は前記車体フレーム4の前端部に回動自在に支持させたフロントフォーク、6は前記フロントフォーク5に支持させた前輪、7は操向ハンドル、8はサドルを示す。車体フレーム4は、フロントフォーク5を回動自在に支持するヘッドパイプ9と、このヘッドパイプ9に溶接したフレーム本体10とによって形成している。フレーム本体10は、アルミニウム合金を材料として鋳造によって形成し、前記ヘッドパイプ9から後下がりに延びるダウンフレーム部11と、このダウンフレーム部11の後端から後上がりに延びるサドル支持部12と、このサドル支持部12の上端部から後輪2の上方を通って車体の後方へ延びるフェンダー部13とを一体に形成している。前記ダウンフレーム部11は、図8に示すように、下方に向けて開口する断面U字状に形成し、開口部にカバー14を取付けている。このダウンフレーム部11内に電動駆動系の統合制御コントローラ15とバッテリー16を収納している。統合制御コントローラ15はダウンフレーム部11の上部内に収納し、バッテリー16はダウンフレーム部11の下部内に収納している。また、前記カバー14は、前記統合制御コントローラ15と対応する部分に貫通孔17(図2および図8参照)を多数穿設している。この貫通孔17が本発明に係る走行風入口を構成している。
【0011】
前記サドル支持部12は、下部をダウンフレーム部11と同様に断面U字状に形成するとともに、上部を筒状に形成している。このサドル支持部12の下部をダウンフレーム部11の後端部に接続する部分に、ペダルクランク軸18を回転自在に支持するとともに後輪駆動用モータ3を有する動力ユニット21を取付けている。すなわち、サドル支持部12の下部に後輪駆動用モータ3を支持している。前記モータ3を支持するとともに、この動力ユニット21に、後述する片持ち式の後輪駆動用動力伝達装置22を介して後輪2を支持させている。
サドル支持部12の前記筒状部分には、図2に示すように、サドル8のシートピラーパイプ8aを嵌入させて固定している。前記フェンダー部13は、下方に向けて開口する断面U字状に形成し、図1に示すように、側面視において前記サドル支持部12の上端部から後輪2の上方へ円弧状に延びるように形成している。この実施の形態では、フェンダー部13の車幅方向の両側部と前記サドル支持部12の両側部に合成樹脂製の車体カバー23を取付けている。
【0012】
この電動補助自転車1は、前記サドル支持部12と後輪2との間に、前記バッテリー16を充電する電力や、前記動力ユニット21のモータ3に給電する電力を発電するための発電機24と、この発電機24を駆動するエンジン25とを配設し、シリーズハイブリッド式の構造を採っている。また、前記フェンダー部13の内側であって後輪2の上方には、前記エンジン25の燃料を貯留する燃料タンク26を配設している。
前記動力ユニット21は、図4に示すように、ハウジング27に後述する各部材を組付けることによって形成している。前記ハウジング27に組付ける各部材とは、ハウジング27を車幅方向に貫通するペダルクランク軸18と、このペダルクランク軸18より車体の前方であってペダルクランク軸18の近傍に配設したモータ3と、ペダルクランク軸18に軸装した歯車式動力伝達装置28と、人力の大きさを検出するためのトルク検出器29(図9参照)と、モータ3の動力を制御するモータコントローラ30(図9参照)と、車速を検出するための車速センサ31などである。
【0013】
ペダルクランク軸18は、図4に示すように、ハウジング27に軸受32〜34(3個分)によって回転自在に支持させ、両端部にペダルクランク35を介してペダル36を接続している。
前記モータ3は、出力軸3aを軸線方向が車幅方向を指向するように前記ハウジング27に支持させ、出力軸3aに固着した歯車35を後述する歯車式動力伝達装置28のリングギヤ36に噛合させている。モータ3は、この実施の形態においては、車体フレーム4におけるダウンフレーム部11とサドル支持部12との接続部分の内側に配設している。
歯車式動力伝達装置28は、人力とモータ3の動力の合力を前記後輪駆動用動力伝達装置22に伝達するためのもので、ペダルクランク軸18に一方向クラッチ37を介して接続した遊星歯車増速機38と、前記リングギヤ36と、後輪駆動用動力伝達装置22の入力傘歯車39に噛合する出力傘歯車40とを備えている。前記遊星歯車増速機38は、前記一方向方向クラッチ37にキャリア41を接続し、このキャリア41に回転自在に支持させた遊星歯車42を、ペダルクランク軸18に回転自在に支持させた太陽歯車43に噛合させるとともに、前記出力傘歯車40に固定した外周歯車44に噛合させている。この外周歯車44に前記リングギヤ36を固着し、モータ3の動力が伝達されるようにしている。前記一方向クラッチ37は、ペダルクランク軸18からキャリア41へのみに動力が伝達される構造を採っている。また、前記太陽歯車43は、人力検出用のアーム45を固着し、このアーム45とハウジング27との間に弾装したばね部材(図示せず)によって、人力の反力を受ける構造を採っている。前記トルク検出器29は、前記アーム45の位置の変化に基づいて人力の大きさを検出する。前記車速センサ31は、この実施の形態では前記出力傘歯車40の回転に基づいて車速を検出する構造を採っている。
【0014】
前記後輪駆動用動力伝達装置22は、図3〜図5に示すように、前記出力傘歯車40に噛合する前記入力傘歯車39と、この入力傘歯車39に前端部を固着して後輪2の車体左側の側方で前後方向に延びるドライブシャフト46と、このドライブシャフト46の後端部に傘歯車47,48を介してギヤ結合させた車軸49と、前記ドライブシャフト46を覆うパイプ状の伝動ケース50と、車軸ハウジング27などによって形成している。前記入力傘歯車39は動力ユニット21のハウジング27に軸受52,53を介して回転自在に支持させている。ドライブシャフト46の後端部に固定した傘歯車47と、この傘歯車47に噛合する車軸ハウジング51側の傘歯車48は、軸受54,55を介してそれぞれ車軸ハウジング51に回転自在に支持させている。車軸ハウジング51側の傘歯車48と車軸48との間には、動力を傘歯車48から車軸49へのみに伝達する構造の一方向クラッチ56を介装している。前記車軸49は、車軸ハウジング51から車体右側へ突出するように形成し、突出部分に後輪2のハブ2aを回転自在に支持させている。前記伝動ケース50は、前端部を動力ユニット21のハウジング27に、後端部を車軸ハウジング51にそれぞれ接続している。さらに、伝動ケース50の後端部と車軸ハウジング51には、後輪用ブレーキ58を取付けている。
【0015】
動力ユニット21内に設けた前記モータコントローラ30は、前記トルク検出器29が検出した人力の大きさに略比例するようにモータ3の動力を制御する回路を採っている。また、このモータコントローラ30は、車速センサ31が検出した車速が予め定めた値を上回っている高速時には、モータ3への給電を絶つ回路を採っている。
【0016】
前記発電機24とエンジン25は、図2、図6および図7に示すように、エンジン25を発電機24の上方に位置させて箱状のシュラウド61に収納し、このシュラウド61を介して車体フレーム4に搭載している。シュラウド61は、車体前側の下部に空気入口62を形成するとともに、車体後側の上部に空気出口63を形成し、空気入口62から流入して空気出口63から排出される空気によって、発電機24とエンジン25が冷却される構造を採っている。このシュラウド61の前記車体前側の下部は、フレーム本体10内における動力ユニット21とサドル支持部12との間に臨み、フレーム本体10内に形成される空間を動力ユニット21と協働して閉塞するように形成している。動力ユニット21の上面とフレーム本体10との間に形成される空間は、ダウンフレーム部11のカバー14に形成した貫通孔17を介して大気中に連通している。貫通孔17と対応する部位に位置する統合制御コントローラ15は、図8に示すように、カバー14と対向する部分に板状の放熱用フィン15aを多数形成している。この放熱用フィン15aは、車幅方向に間隔をおいて互いに平行になるように多数並設し、ダウンフレーム部11の長手方向に沿って延びるように形成している。すなわち、この電動補助自転車が走行すると、走行風が前記貫通孔17から前記放熱用フィン15aどうしの間の空間を通ってダウンフレーム部11内に流入する。この走行風は、ダウンフレーム部11内を後方へ流れ、動力ユニット21の上面に沿って流れた後にシュラウド61の前記空気入口62に流入し、発電機24とエンジン25とを冷却して前記空気出口63から車体の後方へ排出される。ダウンフレーム部11内を走行風が流れるときに、この走行風によってバッテリー16も冷却される。走行風が流れる方向を図2中に矢印で示し、車体フレーム4内に形成される走行風通路を符号Sで示す。
この実施の形態では、ダウンフレーム部11内とサドル支持部12内に形成した走行風通路Sの出口(走行風出口)が、動力ユニット21の後部の上面とサドル支持部12との間に形成され、この走行風出口の後方に発電機24とエンジン25が配設されている。
【0017】
前記発電機24は、図9に示すように、モータ発電機64とモータ発電機コントローラ65とから構成し、前記シュラウド61内の下端部、すなわちペダルクランク軸18の後上方近傍に配設している。モータ発電機64は、モータと発電機の両方の機能を有し、エンジン25を始動するときにモータとして使用し、発電するときに発電機として使用する。発電機として使用するときには、エンジン25の回転数に略比例するように発電する構造を採っている。また、このモータ発電機64は、回転軸64a(図6および図7参照)が車幅方向を指向するように配置してあり、この実施の形態では、エンジン25のクランクケース25aに一体的に結合させている。モータ発電機64とエンジン25との間の動力の伝達は、車体右側に配設した動力伝達装置(図示せず)によって実施する。この動力伝達装置は、この実施の形態ではチェーンを介して動力を伝達する構造を採っているが、チェーンの代わりに、ベルトや歯車などを用いることができる。
前記モータ発電機コントローラ65は、前記統合制御コントローラ15に接続し、統合制御コントローラ15から送出された制御信号に基づいてエンジン25の始動・停止を制御するとともに、モータ発電機64が発電した電力を動力ユニット21のモータ3およびバッテリー16に供給する回路を採っている。このバッテリー16は、図9に示すように、多数のバッテリーセル66と、バッテリー残量計67とから構成している。前記バッテリーセル66は、従来からよく知られているニッケル水素単電池またはニッケルカドミウム単電池などからなり、それぞれを直列に接続している。
【0018】
前記エンジン25は、4サイクル空冷単気筒型のもので、クランク軸68(図2参照)の軸線方向が車幅方向を指向するとともに、シリンダ軸線が後上方を指向するように前記シュラウド61に支持させている。この実施の形態では、このエンジン25を前記発電機24とともに前記シュラウド61に弾性部材(図示せず)を介して弾性支持させるとともに、シュラウド61をフレーム本体10に図示していない弾性部材を介して弾性支持させている。
このエンジン25のシリンダヘッド69には、吸気管70を介して気化器71を接続するとともに、排気管72を接続している。
気化器71は、シリンダヘッド69と前記燃料タンク26との間に配置し、燃料タンク26と対向する部分に、燃料が燃料タンク26から供給される燃料供給管73を接続している。この燃料供給管73は、燃料タンク26の最も下になる部位から車体の前方に位置する気化器71まで略水平に延びている。この気化器71のスロットル弁74(図9参照)は、図示していないアクチュエータによって駆動する構造を採っている。このアクチュエータ(スロットル開度)は、前記統合制御コントローラ15が制御する。このエンジン25の始動は、モータ発電機64でクランク軸68を駆動することによって実施し、エンジン25の停止は、統合制御コントローラ15が点火回路を開くことによって実施する。
【0019】
排気管72は、シリンダヘッド69の前部からシリンダヘッド69より車体の右側方を通って後方へ延びており、後端部にサイレンサー75を接続している。排気管72の後端部は、前記シュラウド61の空気出口63の側方近傍を通るように配管し、シュラウド61から排出された走行風が排気管72の後端部とサイレンサー75に当たってこれらが冷却されるようにしている。
前記燃料タンク26は、アルミニウム合金によって形成し、車体フレーム4のフェンダー部13の内面に固定している。この燃料タンク26の給油管26aは、前記フェンダー部13を貫通して上方に突出させている。また、この燃料タンク26は、この燃料タンク26を後輪2の上縁に可及的接近させて配置できるように、下部を後輪2の外側に沿うように湾曲させて形成している。
【0020】
前記統合制御コントローラ15は、バッテリー16の充放電とエンジン25の回転数を制御するためのもので、図9に示すように、気化器71のスロットル弁駆動用アクチュエータを制御するスロットル制御手段76と、バッテリー16の残存容量を設定する残存容量設定手段77などを備えるとともに、表示装置78を接続している。前記表示装置78は、図示していない警告灯を備えており、操向ハンドル7の近傍に設けている。バッテリー16が劣化しているときに統合制御コントローラ15がこの警告灯を点灯させる。バッテリー16の劣化は、後述する残存容量設定手段77が検出する。
前記スロットル制御手段76は、残存容量設定手段77が設定した残存容量が予め定めた下限値を下回ったときにエンジン25を始動して発電機24による発電・充電を開始させ、残存容量が予め定めた上限値に達したときにエンジン25を停止して発電機24による発電・充電を中止する回路を採っている。すなわち、バッテリー16の残存容量が下限値を下回ったときには、残存容量が上限値に達するまでエンジン25によって発電機24を駆動し、発電機24が発電する電力で充電する。また、充電中には、スロットル制御手段76は残存容量設定手段77が充電中に検出した残存容量値と前記下限値との差が小さければ小さいほど発電電力量が増大するようにスロットル弁74を制御する。
さらに、スロットル制御手段76は、残存容量設定手段77がバッテリー16の劣化を検出したときには、発電機24が発電した電力のみでモータ3が駆動されるようにスロットル弁74を制御する構成としている。この制御は、モータ3の出力が人力トルクの変化の平均値になるように実施する。すなわち、ペダル36を踏み込んだときにエンジン25の回転数が上昇し、踏力が消失したときに前記回転数が低下するようなことがないようにしている。発電機24が発電した電力のみでモータ3を駆動するときには、統合制御コントローラ15はバッテリー16の充電が可及的低く抑えられるように制御する。例えば、前記下限値を予め定めた値だけ小さくなるように変化させるとともに、残存容量値が下限値を上回ったときに充放電回路を遮断する。充放電を中止した後もエンジン25は運転を継続させる。
残存容量設定手段77は、バッテリー16の充放電を制御するために用いる残存容量値を設定するもので、この実施の形態では、バッテリー16の充放電時の電圧・電流に残存容量値を割り付けたマップを有し、バッテリー16の劣化の程度が相対的に小さいときは前記マップから読出した残存容量値を使用し、バッテリー16の劣化の程度が相対的に大きいときにはマップから読出した残存容量値を充放電状態に対応させて補正した値をバッテリー16の残存容量値とする構成を採っている。
【0021】
上述したように構成したシリーズハイブリッド式電動補助自転車1は、走行風がダウンフレーム部11の貫通孔17からダウンフレーム部4内に流入し、このダウンフレーム部11およびサドル支持部12内の走行風通路Sと、シュラウド61内とを通ってシュラウド61の空気出口63から後方に排出される。シュラウド61内を走行風が通過するときに、発電機24とエンジン25に走行風が吹きつけられ、これらが冷却される。また、車体フレーム4のサドル支持部12と後輪2との間に形成されるデッドスペースを利用して発電機24とエンジン25とを側方に大きく突出することがない状態で搭載することができる。
したがって、発電機24とエンジン25を搭載するにもかかわらず自転車の軽快性を保つことができ、しかも、発電機24とエンジン25を走行風によって確実に冷却することができる。
【0022】
また、発電機24とエンジン25をシュラウド61に収納し、このシュラウド61の前部に空気入口62を形成するとともに、後部に空気出口63を形成しているから、シュラウド61内の空間が車体フレーム4内の走行風通路Sの後端部を構成するようになる。このため、発電機24とエンジン25に走行風を確実に吹きつけることができる。
さらに、ダウンフレーム部11内の走行風通路Sにバッテリー16を配設するとともに、ダウンフレーム部11とサドル支持部12との接続部分の内側にモータ3を配設しているから、発電機24とエンジン25を冷却する以前の相対的に温度が低い走行風でバッテリー16とモータ3を冷却できる。
【0023】
第2の実施の形態
動力ユニット21と後輪2との間の動力伝達は、チェーンによって実施することができる。この形態を採るときの一例を図10によって詳細に説明する。
図10はチェーン式の後輪駆動用動力伝達装置を使用する他の実施の形態を示す側面図である。同図において、前記図1ないし図9によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
図10に示した電動補助自転車1の動力ユニット21は、ペダルクランク軸18より車体の後方にモータ3を配設し、このモータ3の動力とペダルクランク軸18を回転させる人力との合力がチェーン81を介して後輪2に伝達される構造を採っている。このチェーン81は、後輪2より車体右側に配設している。また、後輪2は、動力ユニット21の後端部から車体の後方へ延びるチェーンステー82と、車体フレーム4のサドル支持部12の上端部から後下がりに延びるシートステー83と、これら両者の後端部どうしを連結するエンドブラケット84とによって構成した後部フレーム85に支持させている。この後部フレーム85は、後輪2の両側方に対をなすように設けている。車体フレーム4のその他の部位は、第1の実施の形態を採るときと同一の構造を採っている。
このようにチェーン81を使用して動力を後輪2に伝達する構造でも第1の実施の形態を採るときと同等の効果を奏する。
【0024】
第3の実施の形態
発電機24と気化器71を搭載する位置は図11に示すように変えることができる。
図11は他の実施の形態を示す側面図で、同図において、前記図1ないし図9によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
図11に示す電動補助自転車1は、発電機24をエンジン25の上方に配置し、気化器71をエンジン25の下方に配置している。エンジン25は、第1および第2の実施の形態を採るときと同様に、シリンダ軸線が後上方を指向するように搭載している。
図11に示したように発電機24と気化器71を搭載しても第1および第2の実施の形態を採るときと同等の効果を奏する。
【0025】
第4の実施の形態
発電機24をエンジン25の上方に配置する場合には、図12に示すようにエンジン25を上下方向が反対になるように搭載することができる。
図12はエンジンを倒立状態で搭載した他の実施の形態を示す側面図で、同図において、図1ないし図9によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
図12に示すエンジン25は、クランクケース25aが上に位置するようにシュラウド61に装着している。この構造を採ることによって、エンジン25の最も温度が高くなるシリンダヘッド69が空気入口62の近傍に位置するようになり、エンジン25を効率よく冷却することができる。また、気化器71とシリンダヘッド69との距離が短くなり、吸気管70を短縮することができる。
【0026】
なお、第1〜第4の実施の形態の電動補助自転車においては、統合制御コントローラ15により以下のように各機器を制御するようにしてもよい。
メインスイッチがONされ乗車者によりペダル36へ踏力が加えられ、電動補助自転車が走り始めて車速が5km/hに達するとモータ発電機64がエンジン25を起動する。エンジン25は起動後車速が5km/h以上を維持している間、主に車速とバッテリー66の残存容量に応じて動力を発生してモータ発電機64を駆動し、モータ発電機64の発電電力がバッテリー66に供給される。モータ3はメインスイッチがON状態において、ペダル36への踏力と車速の二つのパラメータの値に応じて回転動力を発生する。すなわち、走り始めや加速時等の所定値以上の踏力が作用する時、踏力に対応(正比例)した動力を発生する一方(加速走行モード)、踏力が所定値以下の領域(ペダル36を停止する場合を含む)では、踏力が所定値以下となる直前の車速を維持するよう、車速を検知してモータ3をフィードバック制御する(定常走行モード)。モータ3は慣性を弱める風抵抗や摩擦抵抗等の走行抵抗分の動力で後輪2を駆動する。
【0027】
定常走行モード、加速走行モードは不図示のブレーキが操作されている間解除され、減速走行モードとされる。すなわち、ブレーキ操作力が所定値以上の場合、モータ3が回生電流を発生し、バッテリー66を充電するようにする。これにより急減速が可能となる。ブレーキ操作力が所定値以下の場合、モータ3は回転力の発生も回生電流の発生もしない。これにより緩減速が可能となる。ブレーキ操作が解除されると、ペダル36への踏力に応じて加速走行モードあるいは定常走行モードが実施される。なお、ブレーキ操作により車速が5km/h以下となると、エンジン25は失火等により停止されるとともに、ブレーキ解除前に車速が0となれば、ブレーキ解除後再びペダル36へ踏力が加えられるまで、モータ3は回転力を発生せず、電動補助自転車は停止状態を維持する。
【0028】
第1〜第4の実施の形態では、人力をモータ3の動力で助勢する電動補助自転車に本発明を適用する例を示したが、本発明は、モータの動力のみによって走行することができる電動二輪車に適用してもよい。すなわち、図13に動力ユニット21回りの断面図を示すように、一端を軸受33aで支持し、他端を隙間嵌めで嵌合する後輪駆動用モータ3の出力軸3aを介して軸受33bで支持された出力傘歯車40を、ストレートスプラインで回転方向にも連結嵌合する前記出力軸3aで駆動するようにし、アクセルグリップを操向ハンドル7に取付けて、アクセル位置による要求負荷に応じて、要求負荷が大きくなるほど後輪駆動用モータ3の出力を大きくするものである。後輪駆動用モータ3は、サドル支持部12の下部に直接支持させる。図13において、符号21aは動力ユニット21のケーシング、21bは軸受33a、オイルシール100を支持しつつ、ケーシング21aを水密状態で車体フレーム4に取付けるためのブラケットであり、21cはカバーである。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、車体フレームのサドル支持部と後輪との間に形成されるデッドスペースを利用して発電機とエンジンを車体がコンパクトになるように搭載でき、車体フレーム内の走行風通路によって導かれた走行風で発電機とエンジンとを冷却できる。したがって、自転車の軽快性を保ちながら、発電機およびエンジンを確実に冷却できるシリーズハイブリッド式電動二輪車を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、シュラウド内の空間が走行風通路の後端部を構成するようになるから、発電機とエンジンに走行風を確実に吹きつけることができる。
請求項3記載の発明によれば、発電機とエンジンを冷却する以前の相対的に温度が低い走行風でバッテリーとモータを冷却できるから、発電機とエンジンを備えているにもかかわらず、これらの熱によってバッテリーとモータが加熱されるのを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシリーズハイブリッド式電動二輪車の側面図である。
【図2】 要部を拡大して示す側面図である。
【図3】 動力ユニットと後輪駆動用動力伝達装置の平面図である。
【図4】 図1における動力ユニットのIV−IV線断面図である。
【図5】 図1における動力伝達装置の後部のV−V線断面図である。
【図6】 シュラウドの正面図である。
【図7】 シュラウドの背面図である。
【図8】 図2におけるVIII−VIII線断面図である。
【図9】 電動駆動系の構成を模式的に示すブロック図である。
【図10】 チェーン式の後輪駆動用動力伝達装置を使用する他の実施の形態を示す側面図である。
【図11】 他の実施の形態を示す側面図である。
【図12】 エンジンを倒立状態で搭載した他の実施の形態を示す側面図である。
【図13】 動力ユニット回りの断面図である。
【符号の説明】
1…電動補助自転車、3…モータ、4…車体フレーム、10…フレーム本体、11…ダウンフレーム部、12…サドル支持部、16…バッテリー、17…貫通孔、21…動力ユニット、24…発電機、25…エンジン、61…シュラウド、62…空気入口、63…空気出口、S…走行風通路。

Claims (3)

  1. エンジンによって駆動する発電機の発電電力とバッテリーの電力とを車輪駆動用モータに給電し、このモータの動力を後輪に伝達して走行するハイブリッド式電動二輪車であって、車体フレームにおけるヘッドパイプから後下がりに延びるダウンフレーム部と、このダウンフレーム部の後端部から上方へ延びてサドルを支持するサドル支持部の内側に、走行風をダウンフレーム部の前部の走行風入口からサドル支持部の走行風出口に導く走行風通路を形成し、前記走行風出口の後方であって前記サドル支持部と後輪との間に前記発電機とエンジンをこれらが上下方向に並ぶように配設したことを特徴とするシリーズハイブリッド式電動二輪車。
  2. 請求項1記載のシリーズハイブリッド式電動二輪車において、発電機とエンジンをシュラウドに収納し、このシュラウドにおける走行風出口と対向する前部に空気入口を形成するとともに、後部に空気出口を形成したことを特徴とするシリーズハイブリッド式電動二輪車。
  3. 請求項1または請求項2記載のシリーズハイブリッド式電動二輪車において、ダウンフレーム部内の走行風通路にバッテリーを配設するとともに、ダウンフレーム部とサドル支持部との接続部分の内側にモータを配設したことを特徴とするシリーズハイブリッド式電動二輪車。
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