JP3941486B2 - ドアの水抜き構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアの水抜き構造に関し、特に、バックドアに適用するのに好適な構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドアにおいてドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に形成された空間部には、アウタパネル側に取り付けられているアウトサイドハンドル部やキーシリンダ部、またスライド式の窓ガラスの間などから水が浸入する。そこで、ドアの下端部には、この浸入した水を外部に排出する水抜き構造が設けられている。
【0003】
この従来のバックドアの水抜き構造として、図4に示す構造が知られている。この従来のドアの水抜き構造は、ドアインナパネル01の下端部に、ドアアウタパネル02と対向した面03bを有した段部03を形成し、この段部03およびドアアウタパネル02との接合面05に水抜き孔06を開口している。
【0004】
また、ドアインナパネル01にはウエザストリップ07を当接するシール面08が設けられるが、このシール面08は、前記水抜き孔06よりも車室内側の上方位置に設けられている。なお、図において09はバンパフェイシャである。また、012はウエザストリップ07の基端部などを覆い隠すトリムである。
【0005】
このような従来構造にあっては、水抜き孔06をドアインナのプレス方向である車両前後方向Pから開けるようにしており、これにより、水抜き孔06を安価に形成することができる。すなわち、水抜き孔06を上記P方向と異なる方向、例えば上下方向に開口した場合、水抜き孔06を形成する刃の部分をプレス方向とは異なる方向に動かす必要があり、カムなどの機構が必要となって構成が複雑となり、コストアップを招く。
【0006】
また、上記段差部03は、上記のようにP方向からプレス加工で孔を開けるために必要な構成である。すなわち、段差部03を設けない構成では、水抜き孔はドアインナパネル01の下端部に上向きに設ける必要がある。また、段差部03の面03bをドアアウタパネル02と略平行に対面させて両者の間に水抜き空間010を形成することにより、ドア空間部011に浸入した水を、この水抜き空間010に溜め、かつ、水抜き孔06よりも下に水が溜まらないようにすることができる。それとともに、面03bを斜めに設けた場合には、水抜き孔06を開口する刃が当たったときに位置がずれるおそれがあるが、これを防止できる。
【0007】
なお、バックドアの左右両端部にあっては、上記の従来構造とは異なる構造を採用することがあるので、その構成について簡単に説明する。
図5はバックドア左右両端部における水抜き構造を示す斜視図であって、この部にあっては、図示のようにシール面08が湾曲している。そこで、ドアインナパネル01の左右両端部にあっては、その造形処理上、図示のような段差部021が形成される。そこで、この段差部021を利用して、水抜き孔022を形成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
一般的にバックドアの車体側開口部の下辺位置は、下にあるほど荷物の出し入れなど使い勝手がよい。
さらに、車体側開口部下辺が下がれば、車体側開口部の上下寸法が拡大されるので、大きな荷物を積み込むときの使い勝手がよい。
【0009】
さて、バックドアの車体側開口部の下辺位置は、ウエザストリップ07とほぼ同じ高さか、その上方に位置する。したがって、車体側開口部下辺の位置を下げるためには、ウエザストリップ07の位置を下げなければならない。
ところが、ウエザストリップ07のシール面08は、水抜き孔06を避けて、その上方に設ける必要がある。
それに対して、従来構造にあっては、バックドアの左右両端部以外の位置で、プレス方向Pに開口した水抜き孔06を設けようとすると、段差部03を設ける必要があり、しかも、孔加工をする刃を面03bに真っ直ぐに当てようとすると、その開口位置を段差部03の円弧部分すなわちアール止まりよりも下方に余裕代をとって形成する必要がある。
このため、バックドアの下端と車体側開口部下辺との間隔H0を狭めて、ウエザストリップ07の位置を下げるのに限界があった。
【0010】
本発明は、このような従来の問題点に着目して成されたものであり、ドアの下端位置と車体側開口部下辺の位置との間隔を狭めることを可能として、車体側開口部下辺の位置を下げることを可能とし、荷物の出し入れなどの使い勝手を向上させることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本発明のドアの水抜き構造では、ドアインナパネルとドアアウタパネルとを、両パネルの外周部に設けられた接合面を接合させて、両パネルの間にドア空間部を有したドアが形成され、前記ドアアウタパネルの下端部において、前記接合面および接合面よりも上方位置に亘って水抜き孔が開口され、この水抜き孔を覆って前記ドアアウタパネルの外側に、フィニッシャが取り付けられ、このフィニッシャの下端部には、車両内側に曲げられ、かつ、ドアアウタパネルと離間するリブが形成され、このリブとドアアウタパネルとの間の空間が、前記水抜き孔からドアアウタパネルとフィニッシャとの間に出てきた水をドア外部に導く水抜き通路とされ、前記リブは、水抜き孔が設けられている位置では、その先端がドアアウタパネルに近接されて水抜き通路の間隔が狭められているが、水抜き孔が設けられていない位置では、その先端が水抜き孔が設けられている位置よりも車両外側の位置に配置されて水抜き通路の間隔が広げられていることを特徴とする。
【0012】
【発明の作用および効果】
本発明では、ドアのドア空間部に浸入した水は、ドア空間部の下端まで落下した後、下端のドアインナパネルとドアアウタパネルとの接合部分に設けた水抜き孔からドアアウタパネルとフィニッシャとの間に排出され、さらにフィニッシャの下端に設けられた水抜き通路からドア外部に排出される。
【0013】
本発明では、水抜き孔をドアアウタパネルに形成してドアインナパネルには不要な構造とした。そのため、ドアインナパネルにあっては、シール面と下端との間に段差部を形成することが不要となるとともに、孔加工用の刃を真っ直ぐに当てるための余裕代が不要となり、その分ドア下端に対してシール位置が下がり、車体側のウエザストリップ取付位置が下がる。
したがって、ドアの車体側開口部下辺の位置を下げることができる。
その結果、荷物の出し入れなど、使い勝手がよくなり、さらに、車体側開口部下辺が下がることで、車体側開口部上下寸法が拡大されるので、大きな荷物を積み込むときの使い勝手がよくなる。
さらに、ドア両端下端部のようにドアインナパネルに段差部が形成される部位以外に段差部を形成することなく水抜き孔を設けることが可能となるため、水抜き孔位置の自由度が格段に上がる。
【0014】
また、ドアアウタパネルに対する水抜き孔の加工は、従来のようにドアインナパネルの段差部に亘ってプレス加工せず、アウタパネルのほぼ平面部に行うことができ、孔開けの加工性がよい。
しかも、水抜き孔をドアアウタパネルの接合面およびその上方に亘って設けたため、水抜き孔よりも下側に水が溜まることがなく、水捌け性に優れる。
加えて、フィニッシャのリブの先端面とドアアウタパネルとは当接させずに離間させて両者の間に水抜き通路を形成しているため、走行中の振動で両者が当たってドアアウタパネルが傷つくことを防止できるとともに、後方からの軽衝突時にもフィニッシャがドアアウタパネルを変形させるのを防止することができる。
さらに、水抜き孔の近傍では、水抜き通路の間隔が狭められてフィニッシャの外表面からの距離が遠くなっており、それ以外では水抜き通路の間隔が広く形成されているため、ドア空間部内の水は外部に排出されやすいのに対し、洗車時など、外部から水抜き孔を通じてドア空間部へはいっそう侵入し難い。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(参考例1)
図2は参考例1のドアの水抜き構造を適用したバックドアBDを示す正面図である。このバックドアBDは、図においてRSで示す線の位置を回転中心として水平方向に回動可能に車体MB(図1)に支持されている。また、図においてWは窓、OHはアウトサイドハンドル、KCはキーシリンダである。さらに、バックドアBDの下端部には、3箇所に水抜き孔1,1,1が形成されている。これら水抜き孔1,1,1は、バックドアBDの下端部の外側面に取り付けられたフィニッシャ2により覆われている。なお、前記フィニッシャ2は、例えば、軟質ABSやP.Pなどの樹脂により形成されている。
【0016】
次に、図2のS1−S1断面図である図1に基づいて参考例1のドアの水抜き構造について詳細に説明する。前記バックドアBDは、ドアインナパネル3とドアアウタパネル4とを両者の外周端縁部において接合させて形成されているもので、両者の間にドア空間部DSが形成されている。
【0017】
また、バックドアBDの下端部には、両パネル3,4を接合するヘミング部5が設けられている。
このヘミング部5は、ドアインナパネル3の後端部で下方に折り曲げられた接合フランジ3fの後面(接合面3t)に、ドアアウタパネル4の下端部前面の接合面4tを当接させ、この接合面4tよりも下側部分を折り返してドアインナパネル3の接合フランジ3fを挟み込んで形成されている。
【0018】
前記水抜き孔1は、前記ドアアウタパネル4の下端部において、前記接合面4tおよびその上方に亘って開口され、この水抜き孔1の下端の位置は、ドアインナパネル3の接合フランジ3fを形成する円弧のアール止まりRと同じ位置あるいは、このアール止まりRよりも下に配置されている。
また、ドアインナパネル3の下端面3cは、僅かに後下がりに傾斜して形成されている。
【0019】
前記フィニッシャ2は、前記水抜き孔1を含んでドアアウタパネル4の下端部外側面を覆ってドアアウタパネル4に取り付けられている。また、フィニッシャ2の下端部には、その全体あるいは一部に車両前方に曲げられたリブ2bが形成されている。
このリブ2bは、その先端面がドアアウタパネル4から離間されており、両者の間に水抜き通路2cが形成されている。
なお、前記リブ2bは、少なくとも水抜き孔1が形成されている部位では、図示のように水抜き通路2cの間隔が狭められている。
また、水抜き孔1が設けられていない部位にあっては、リブ2bの突出量を小さくしたり、あるいはリブ2bを設けない構成としたりして、水抜き通路2cの間隔を広くしてもよい。
【0020】
一方、車体MBの車体パネル6a,6bを接合させる接合フランジ部6fに、ウエザストリップ7が車両後方に突出して取り付けられている。また、前記ドアインナパネル3の下端部を含む外周端部には、バックドアBDを閉じたときにウエザストリップ7が当たるシール面3sが形成されている。
さらに、バックドアBDにより開閉される開口部OSの下辺には、ウエザストリップ7の基端部および接合フランジ部6fを上方から覆い隠すトリム8がビス8bにより固定されている。
また、前記車体パネル6bの後方には、図外のリアバンパの外表面を形成するバンパフェイシャ9が取り付けられている。このバンパフェイシャ9は、P.Pなどの樹脂を素材として形成されており、その上面は、前記フィニッシャ2の下面との間に僅かな間隔(パーティング)Sを開けて対面しているとともに、僅かに後下がりに傾斜して形成されている。
【0021】
上述のように構成されたドアの水抜き構造にあっては、バックドアBDのドア空間部DSに浸入した水は、ドア空間部DSの下端まで落下し、ドアインナパネル3の下端面3cの後方下がりの傾斜にしたがってドアアウタパネル4との接合部分に達した後、水抜き孔1から水抜き通路2cを経てバンパフェイシャ9に落下し、バンパフェイシャ9の上面の後方下がりの傾斜にしたがって車外に落下する。
【0022】
参考例1にあっては、水抜き孔1をドアアウタパネル4に形成したため、従来のようにドアインナパネル01に段差部03を形成する必要が無くなるとともに、段差部03のアール止まりと水抜き孔との間に余裕代を設ける必要が無くなり、ドアインナパネル3のシール面3sと水抜き孔1との上下方向の間隔を従来よりも狭めることができる。したがって、バックドアBDの下端に対するウエザストリップ7の取付相対位置を下げて、開口部OSの下辺(トリム8上面)とバックドアBDの下端との間隔h1の寸法を従来よりも小さくすることができる。よって、バックドア左右両端以外に水抜き孔1を設けた構造であっても、段差部を省略した分だけ、ウエザストリップ7によるシール位置を下げて開口部OSの下辺の位置を下げることができ、その結果、荷物の出し入れなど、使い勝手がよくなり、さらに、開口部OSの下辺位置が下がることで、開口部OSの上下寸法が拡大されるので、大きな荷物を積み込むときの使い勝手がよくなる。加えて、水抜き孔1をバックドアBDの左右両端下端部以外に設けても、開口部OSの下辺位置が上がることがなくなったので、水抜き孔1の設置位置の自由度が格段に上がる。
【0023】
さらに、水抜き孔1の加工は、従来のようにドアインナパネル01の段差部03に亘ってプレス加工せず、ドアアウタパネル4のほぼ平面部に行うので、孔開け加工用の治具をドアアウタパネル4に当てたときに治具の位置がずれたり傾いたりし難く、孔開けの加工性がよい。
また、水抜き孔1は、接合面4tの位置を含んで形成したため、水抜き孔1よりも下側に水が溜まることがなく、水捌け性に優れる。
一方、水抜き通路2cの開口端部は、バンパフェイシャ9に対面させたため、洗車時などにおいて外部の水が間隔S→水抜き通路2c→水抜き孔1を経てドア空間部DSへ浸入することは生じ難い。
【0024】
加えて、フィニッシャ2のリブ2bの先端面とドアアウタパネル4とは当接させずに離間させて両者の間に水抜き通路2cを形成しているため、走行中の振動で両者が当たってドアアウタパネル4が傷つくことを防止できるとともに、後方からの軽衝突時にもフィニッシャ2がドアアウタパネル4を変形させるのを防止することができる。
【0025】
(実施の形態1)
次に、実施の形態1のドアの水抜き構造について説明する。なお、この実施の形態1を説明するにあたり、参考例1と共通する構成については参考例1と同じ符号を付けることで説明を省略する。また、作用・効果についても、参考例1と共通する説明は省略して相違点のみ説明する。
図3は、実施の形態1のドアの水抜き構造を示す断面図である。
【0026】
実施の形態1にあっては、車体MBの開口部OSの下辺がパネル26a,26bにより上方に立ち上がって形成されている。さらに、このパネル26a,26bにおいてウエザストリップ7よりも車室側は樹脂製のトリム21により覆われている。
【0027】
ドアインナパネル23の下端部には、上述の開口部OSの下辺の立ち上がりを吸収するためにドア空間部DS側に凹んだ凹部23bが形成されている。また、ドアインナパネル23の車室内側は樹脂製のドアトリム23tにより覆われている。
【0028】
ドアアウタパネル4には、ドアインナパネル23の接合フランジ3fを形成するアール止まりRよりも下の位置に下端が配置されるようにして水抜き孔1が開口されている。
【0029】
フィニッシャ22は、バンパフェイシャ9と一体的な造形を成すように湾曲して形成されている。なお、このフィニッシャ22は、フィニッシャ22に装着されたクリップ22cをドアアウタパネル4に固定されたクリップ22dに差し込んで係合させて取り付けられている。
さらに、フィニッシャ22の下端部に形成されたリブ22bは、水抜き孔1が設けられている位置では、その先端がドアアウタパネル4に近接されて水抜き通路2cの間隔が狭められているが、水抜き孔1が設けられていない位置では、その先端が図において点線TPで示す位置に配置されて水抜き通路2cの間隔が広げられている。
【0030】
実施の形態1にあっては、水抜き孔1の近傍では、水抜き通路2cの間隔が狭められてフィニッシャ22の外表面からの距離が遠くなっており、それ以外では水抜き通路2cの間隔が広く形成されているため、ドア空間部DS内の水は外部に排出されやすいのに対し、洗車時など、外部から水抜き孔1を通じてドア空間部DSへはいっそう浸入し難い。
【0031】
以上、図面により実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施の形態では、ドアとしてバックドアBDを例として示したが、バックドアに限らず、車両側面に取り付けられる回動式やスライド式のドアにも適用できる。また、バックドアに適用するにしても、実施の形態で示した横開きのものに限らず、跳ね上げ式のものにも適用できる。実施の形態では、フィニッシャ2は、ドアアウタパネル4の左右全幅に亘って設けたが、その一部に設けてもよい。また、実施の形態では、フィニッシャ2として1枚のものを示したが、複数個に分けて設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1のドアの水抜き構造を示す断面図である。
【図2】 参考例1のドアの水抜き構造を適用したバックドアを示す正面図である。
【図3】 実施の形態1のドアの水抜き構造を示す断面図である。
【図4】 従来技術を示す断面図である。
【図5】 従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 水抜き孔
2 フィニッシャ
2b リブ
2c 水抜き通路
3 ドアインナパネル
3c 下端面
3f 接合フランジ
3s シール面
4 ドアアウタパネル
4t 接合面
5 ヘミング部
6a,6b 車体パネル
6f 接合フランジ部
7 ウエザストリップ
8 トリム
8b ビス
9 バンパフェイシャ
21 トリム
22 フィニッシャ
22b リブ
22c クリップ
22d クリップ
23 ドアインナパネル
23t ドアトリム
23b 凹部
26a,26b パネル
BD バックドア
DS ドア空間部
MB 車体
OS 開口部
P 車両前後方向
Claims (1)
- ドアインナパネルとドアアウタパネルとを、両パネルの外周部に設けられた接合面を接合させて、両パネルの間にドア空間部を有したドアが形成され、
前記ドアアウタパネルの下端部において、前記接合面および接合面よりも上方位置に亘って水抜き孔が開口され、
この水抜き孔を覆って前記ドアアウタパネルの外側に、フィニッシャが取り付けられ、
このフィニッシャの下端部には、車両内側に曲げられ、かつ、ドアアウタパネルと離間するリブが形成され、
このリブとドアアウタパネルとの間の空間が、前記水抜き孔からドアアウタパネルとフィニッシャとの間に出てきた水をドア外部に導く水抜き通路とされ、
前記リブは、水抜き孔が設けられている位置では、その先端がドアアウタパネルに近接されて水抜き通路の間隔が狭められているが、水抜き孔が設けられていない位置では、その先端が水抜き孔が設けられている位置よりも車両外側の位置に配置されて水抜き通路の間隔が広げられていることを特徴とするドアの水抜き構造。
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