JP3938799B2 - 除草装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用田植機の後部に作業機装着装置を介して付設した植付部の代わりに装着する除草装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、田植えを行った後に人手によって除草作業を行うことは大変な重労働となっていたので、乗用田植機の植付部に薬剤散布機を付設して、植付と同時に除草剤を散布したり、植付作業の前に除草剤を散布して、予め雑草の発生を未然に防止することは従来から行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のような除草剤を散布することは、数カ月にわたり雑草の発生を抑え、労力も軽減されて、効率的ではあるが、反面薬害の原因となっていたのである。近年無農薬有機栽培が注目されるようになっており、健康指向もあり、薬剤散布をできるだけ減らす方向となってきている。そこで、本発明は一年のうち数日しか稼働しない田植機の走行部を利用して、条間に発生した雑草を機械的に除去して、薬剤の散布を不要としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
走行機体(A)の後部に、昇降自在な作業機装着装置(C)を介して装着する除草装置(B)であって、作業機装着装置(C)の後端に前後方向を軸心として左右揺動可能にメインフレーム(20)を着脱自在に取り付け、該メインフレーム(20)の下部にフロート(26)を吊設し、該フロート(26)を作業深さセンサーとして、走行機体(A)に設けた昇降制御装置と連動連結して、作業深さをフィードバックすると共に、該メインフレーム(20)の後端に取付杆(33)を横設し、該取付杆(33)には、苗の植付条の間隔に合わせて条間に位置するように、枢支部(34・・・)を設け、各枢支部(34)に鉛直方向に枢支軸(34a)を設け、該枢支軸(34a)にそれぞれ揺動アーム(35)の前端を枢支し、各揺動アーム(35・・・)の後端に、除草板(32・・)をそれぞれ固定して左右方向に複数配置し、該除草板(32)は垂直方向の枢支軸(34a)を中心として左右に、走行機体(A)の駆動力により揺動駆動可能に構成し、、該除草板(32)は後面視で逆U字状に構成され、側面視で櫛状または熊手状に構成され、下端を田面 上で往復揺動させて、雑草の除去を行うものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の田植機の走行機体後部に除草装置を配置した実施例を説明する。図1は走行機体に除草装置を配置した全体側面図、図2は除草装置の側面図、図3は同じく平面図、図4は同じく後面図である。
【0006】
図1において除草装置を田植機の全体構成から説明する。走行機体Aは機体フレーム1前下方に前輪2を支架し、後下部に後輪3を支架している。機体フレーム1の前部上にエンジンを載置しボンネット4で覆っている。ボンネット4後部に操作コラム5を配置し、該操作コラム5上にハンドル6を突出している。機体フレーム1後部上には座席7が配置され、該座席7と操作コラム5の間の機体フレーム1上にはステップ9が構成されている。
【0007】
前記機体フレーム1後部には作業機装着装置Cを介して本発明の除草装置Bが配置されており、作業機装着装置Cはトップリンク10とロアリンク11・11の前端が機体フレーム1に回動自在に枢支され、該トップリンク10とロアリンク11・11の後端はヒッチ12に枢支されている。また、ロアリンク11の前枢支部にリフトアーム13が枢支され、該リフトアーム13の他端に油圧シリンダー14のピストンロッド先端とリフトリンク15の前端が枢結され、油圧シリンダー14の前端は機体フレーム1に枢支され、リフトリンク15の後端は前記ヒッチ12に枢結されている。前記油圧シリンダー14は油圧制御回路を介して昇降レバーの操作によって伸縮され、作業機装着装置Cを昇降回動することができる。
【0008】
次に、除草装置Bの構成を図2、図3、図4より説明する。前記ヒッチ12後部には前後方向に軸心を有する枢軸16が左右回転自在に支持され、該枢軸16後部にブラケット17が固定され、該ブラケット17にメインフレーム20が固定され、除草装置Bが左右揺動自在に支持されている。
【0009】
前記メインフレーム20は側面視三角形状に枠組み構成され、前下部中央には揺動駆動軸21が前後方向に回転自在に支持され、該揺動駆動軸21の前端はユニバーサルジョイント22を介して走行機体Aのミッションケースより突出したPTO軸と連動連結されている。該揺動駆動軸21の後端には偏心カム23が固設され、該偏心カム23に回動軸芯から離れて揺動駆動アーム24の一端が枢結されている。
【0010】
前記メインフレーム20の下部左右中央部に支持フレーム25の上端が固設され、該支持フレーム25は側面視L字状に構成され、該支持フレーム25の後端にフロート26の上面に固設した支持ブラケット27が枢支されている。該支持ブラケット27から側面視L字状のセンサーリンク28が突出され、該センサーリンク28の前端には連結ロッド29が枢結され、該連結ロッド29上端はベルクランクアーム30を介してフィードバックワイヤー31と連結され、該フィードバックワイヤー31の他端は昇降制御装置、本実施例では油圧制御回路と連結されている。なお、フロート26は条間に位置できるように、条間の幅よりも狭く構成しており、本実施例では一つ設けているだけであるが、二つ以上設けて安定性を向上することもできる。
【0011】
このようにして、フロート26が作業深さセンサーの役割を果たしており、作業時に田面が凸部等で高くなると、フロート26の前部が浮き上がり、連結ロッド29が上方へ押し上げられ、フィードバックワイヤー31が引っ張られて、油圧制御回路で油圧シリンダー14を縮小するように切り換えて、除草装置Bを上昇させて、作業部分である後述する除草板32が田面深く入り込まないようにしている。逆に、凹部等でフロート26前部が下がると、連結ロッド29が下方へ引っ張られ、フィードバックワイヤー31は押されて、油圧制御回路で油圧シリンダー14を伸長するように切り換えて、除草装置Bを下降させて、除草板32が田面より浮き上がらないようにしている。こうして除草板32は常に田面に一定深さに挿入されるようにしている。
【0012】
また、前記メインフレーム20後端には取付杆33が横設され、該取付杆33には苗の植付条の間隔に合わせて、後面に条間に位置するように、枢支部34・34・・・を設け、各枢支部34にそれぞれ鉛直方向に枢支軸34aを回転自在に設け、該枢支軸34aの下端にそれぞれ揺動アーム35の前端が固設されている。該揺動アーム35の中途部上には枢支軸36が上方へ突出され、該枢支軸36と隣の揺動アーム35の枢支軸36との間には連結リンク37が枢結され、前後方向に左右平行に配置した揺動アーム35・35・・・が連結リンク37・37・・・によって連結されて、同時に揺動する構成としている。なお、揺動アーム35・35・・・の何れか少なくとも一つは、前方へ延出されて駆動連結部35aとし、該駆動連結部35aの前端上に前記揺動駆動アーム24の他端が枢結されている。但し、該揺動駆動アーム24の駆動連結部35aへの取付位置を変更することによって、または、揺動駆動アーム24と前記偏心カム23との取付位置を変更することによって、揺動アーム35の揺動角度を変更することができる。
【0013】
そして、前記揺動アーム35・35・・・の後端に除草板32・32・・・がそれぞれ固定され、除草体を構成している。該除草板32は後面視で逆U字状に構成され、側面視で櫛状または熊手状に構成されて、下端を田面上で往復揺動させて、雑草の除去を行うようにしている。但し、除草板32の形状は限定するものではなく、レーキ状やスプリング等で構成することもできる。
【0014】
また、前記メインフレーム20の上端には平面視コ字状にウエイト取付枠39が固設され、該ウエイト取付枠39上にウエイト40を装着できるようにしている。このウエイトは作業機が軽いために機体バランスがとれるように、重さを調節している。
【0015】
このような構成において、田植えが済んで1ヵ月ぐらい経過すると、田植機の植付部を取り外し、代わりに除草装置Bを取り付けて、圃場において、植付条の条間に前輪2、後輪3及び除草板32・32・・・を位置させて、除草装置Bを下降して、PTO軸を駆動して走行すると、除草板32・32・・・が植付条の条間の圃場面上を往復揺動されて、表面を掻き取る如く作用して、雑草を取り除く。そして、圃場面に凹凸があっても、フロート26が上下回動して、その回動がフィードバックワイヤー31を介して油圧制御回路にフィードバックされ、油圧シリンダー14を駆動して、除草装置Bを昇降し、除草板32・32・・・の下端が田面に一定深さで挿入されて、ムラなく除草できるようにしている。
【0016】
【発明の効果】
本発明は、走行機体(A)の後部に、昇降自在な作業機装着装置(C)を介して装着する除草装置(B)であって、作業機装着装置(C)の後端に前後方向を軸心として左右揺動可能にメインフレーム(20)を着脱自在に取り付け、該メインフレーム(20)の下部にフロート(26)を吊設し、該フロート(26)を作業深さセンサーとして、走行機体(A)に設けた昇降制御装置と連動連結して、作業深さをフィードバックすると共に、該メインフレーム(20)の後端に取付杆(33)を横設し、該取付杆(33)には、苗の植付条の間隔に合わせて条間に位置するように、枢支部(34・・・)を設け、各枢支部(34)に鉛直方向に枢支軸(34a)を設け、該枢支軸(34a)にそれぞれ揺動アーム(35)の前端を枢支し、各揺動アーム(35・・・)の後端に、除草板(32・・)をそれぞれ固定して左右方向に複数配置し、該除草板(32)は垂直方向の枢支軸(34a)を中心として左右に、走行機体(A)の駆動力により揺動駆動可能に構成し、該除 草板(32)は後面視で逆U字状に構成され、側面視で櫛状または熊手状に構成され、下端を田面上で往復揺動させて、雑草の除去を行うので、次のような効果を奏するものである。
即ち、走行機体に作業機装着装置を介して除草装置を着脱自在に設けたので、走行機体を田植機とした場合には、田植機の走行機体を田植作業以外にも使用できるようになり、走行部を季節外で有効に利用できるようになる。そして、フロートを作業深さセンサーとして走行機体に設けた昇降制御装置と連動連結して、作業深さをフィードバックするようにしたので、圃場面に凹凸があっても、圃場面の凹凸に追随して昇降できるようになり、田植機の昇降制御装置を利用して、新たに昇降制御機構を設けることなく昇降して、均一に除草できるようになった。
また、メインフレーム後部に垂直方向を軸心とした左右回動駆動可能な除草体を左右方向に複数配置して、揺動する構成なので、除草装置を簡単に、安価に構成できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 走行機体に除草装置を配置した全体側面図である。
【図2】 除草装置の側面図である。
【図3】 同じく平面図である。
【図4】 同じく後面図である。
【符号の説明】
A 走行機体
B 除草装置
C 作業機装着装置
20 メインフレーム
26 フロート
32 除草板
35 揺動アーム

Claims (1)

  1. 走行機体(A)の後部に、昇降自在な作業機装着装置(C)を介して装着する除草装置(B)であって、作業機装着装置(C)の後端に前後方向を軸心として左右揺動可能にメインフレーム(20)を着脱自在に取り付け、該メインフレーム(20)の下部にフロート(26)を吊設し、該フロート(26)を作業深さセンサーとして、走行機体(A)に設けた昇降制御装置と連動連結して、作業深さをフィードバックすると共に、該メインフレーム(20)の後端に取付杆(33)を横設し、該取付杆(33)には、苗の植付条の間隔に合わせて条間に位置するように、枢支部(34・・・)を設け、各枢支部(34)に鉛直方向に枢支軸(34a)を設け、該枢支軸(34a)にそれぞれ揺動アーム(35)の前端を枢支し、各揺動アーム(35・・・)の後端に、除草板(32・・)をそれぞれ固定して左右方向に複数配置し、該除草板(32)は垂直方向の枢支軸(34a)を中心として左右に、走行機体(A)の駆動力により揺動駆動可能に構成し、該除草板(32)は後面視で逆U字状に構成され、側面視で櫛状または熊手状に構成され、下端を田面上で往復揺動させて、雑草の除去を行うことを特徴とする除草装置。
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