JP3938618B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping

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  • Tires In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤの回転方向を特定する一方向性パターンを備えた空気入りタイヤにおいて、特にその偏摩耗防止の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、タイヤの回転方向を特定する一方向性パターンを備えた空気入りタイヤが提供されている。例えば、特開平8−85310号は、タイヤ幅方向に延びる溝部分の、少なくとも、タイヤの回転方向後方側に位置する溝壁を、タイヤの半径方向外側に向けて溝幅が次第に拡がる方向に傾斜させるとともに、その溝壁の、タイヤ放射面に対する傾き角を鈍角とし、タイヤの回転方向前方側に位置する溝壁の鋭角である傾き角より大きくした空気入りラジアルタイヤである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平8−85310号は、タイヤの回転方向後方側に位置する溝壁の、タイヤ放射面に対する傾き角を、タイヤの回転方向前方側に位置する溝壁の同様の傾き角より大きくすることから、駆動、制動のいずれか一方には偏摩耗抑制の効果が良好に現れるが他方には偏摩耗抑制の効果がかえって悪化する問題点がある。またタイヤの回転方向後方側に位置する溝壁の頂部には偏摩耗抑止効果は実質的に乏しい。
【0004】
本発明の課題は、タイヤの回転方向を特定する一方向性のトレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、特にその偏摩耗を効果的に防止することができる空気入りタイヤを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明は、タイヤ踏面部に、タイヤ周方向に延びる縦溝とタイヤ幅方向に延びる横溝を備えた、一方向性のブロックパターンを有する空気入りタイヤにおいて、ブロックのタイヤ周方向両側に位置するそれぞれの横溝の溝壁に、溝底側に向かって幅と深さが漸次大きくなる切り込みをそれぞれ複数設け、当該切り込みの全容積を上記両側の横溝の溝壁間で異ならしめる構成を採用した。
【0006】
なお、本発明における「切り込みの全容積」とは、溝壁に形成された切り込みと、当該溝壁を含む平面とで構成される、切り込みの横溝の壁面全体における合計容積を示している。
【0007】
偏摩耗はパターンのブロックに働く負荷、すなわちブロック表面の剪断力がブロックの各部分で均等でないため、路面とのすべりが異なり、摩耗量が異なるところから生じる。特に、ブロックのタイヤ周方向の前側と後側でその差が大きくなる。
【0008】
本発明の空気入りタイヤは、上記の通り、ブロックのタイヤ周方向両側に位置するそれぞれの横溝の溝壁に、溝底側に向かって幅と深さが漸次大きくなる切り込みをタイヤ幅方向に複数設け、当該切り込みの全容積を上記各横溝の溝壁間で異ならしめた構成であるから、ブロックに剪断応力歪が作用しても、ブロック表面においてタイヤ回転方向の前後に剛性差が生じてその剛性に応じた剪断力が生じることから、これと周方向力を加えたブロック表面全体では路面に対する周方向すべりの差が小さくなり、ブロックの周方向両端部では摩耗が均等化し、因って偏摩耗、特にヒールアンドトウ摩耗の発生が効果的に抑止される。
【0009】
本発明でいう一方向性のトレッドパターンとは、タイヤ周方向センターラインに平行な直線の両側においてタイヤ回転軸方向に対して互いに反対方向に傾斜して延びる横溝を備えたパターンをいう。従って、周方向溝を備えず、又は周方向溝を備えていてもその溝に開口していない横溝も含まれる。また、本発明でいう「ブロック」は、周方向溝と横溝で形成されるブロックのみならず、サイプ等のスリットと横溝で構成されるブロックや、周方向溝のない状態で横溝同士で構成されるブロック乃至ブロック状陸部も含まれる。
【0010】
従って、かかる一方向性のトレッドパターンを有する空気入りタイヤは、ブロック表面に加わる加速制動力等の主要な周方向力が一定方向の力として把握されることになる。因って、この一方向性のトレッドパターンを有する空気入りタイヤの場合、ブロック表面に発生するブロック変形に伴う前記剪断力に加えてこの一方向の周方向力が重要な要素となり、実質的にはブロック表面における剪断力と周方向力との合成力が前記したブロック表面におけるすべりの大きさとなって現れる。
【0011】
かかる見地から、駆動輪ではブロック基部の剛性をタイヤ回転方向の後側で小さく、タイヤ回転方向の前側で大きくする様に差をつけ、操舵輪ではその逆とすることにより、一方向性でないパターンに比べて、一方向性のトレッドパターンを有する空気入りタイヤでは、より効果的に偏摩耗の防止が可能となる。
【0012】
本発明は、前記構成に加えて、更にタイヤ回転方向の前側の溝壁に位置する切り込みの全容積を同方向の後側の溝壁に位置する切り込みの全容積よりも大きくした、駆動輪装着用の空気入りタイヤである。
【0013】
また、本発明は、前記構成に加えて、更にタイヤ回転方向のブロック前側の溝壁に位置する切り込みの全容積をタイヤ回転方向のブロック後側の溝壁に位置する切り込みの全容積よりも小さくした、操舵輪乃至遊動輪装着用の空気入りタイヤである。
【0014】
また、本発明は、タイヤ踏面部に一方向性のブロックパターンを有する空気入りタイヤにおいて、ブロックのタイヤ周方向に位置する横溝の一方の溝壁に、溝底側に向かって幅と深さが漸次大きくなる切り込みを複数設け、他方の溝壁に上記切り込みを形成しない空気入りタイヤでも本発明の課題を達成することができる。
【0015】
かかるタイヤの場合では、切り込みをタイヤ回転方向のブロック前側の溝壁に設けた場合は駆動輪装着用空気入りタイヤとして好適に採用することができる。また、切り込みをタイヤ回転方向のブロック後側の溝壁に設けた場合は操舵輪乃至遊動輪装着用の空気入りタイヤとして好適に採用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すトレッドパターンの概略図である。図2は同空気入りタイヤにおける横溝周辺の要部拡大概略斜視図である。図3は図1におけるX−X線概略断面図である。
【0017】
図1において、1はタイヤ踏面部、2はタイヤ周方向に延びる周方向溝、3はタイヤ幅方向に延びる横溝である。本実施形態のトレッドパターンは、周方向溝2と横溝3によってブロック4が形成されている。ブロック4は、タイヤ中央領域TCのブロック41と、タイヤショルダー領域TSのブロック42、43と、その中間領域TMに配置されたブロック44、45から構成されている。
【0018】
本実施形態のタイヤ中央領域TCにおける横溝31は、タイヤ周方向センターラインTCLを境に折れ曲がって図中矢印で示すタイヤ回転方向TRに対し略逆V字状をなして周方向溝2、2に開口している。またタイヤ中間領域TMにおける横溝32、33は、周方向溝2、2を挟んで上記略逆V字状の横溝31を延長していく方向に傾斜して配置されており、またタイヤショルダー領域TSの横溝35は、タイヤ中間領域TMにおける横溝32、33を周方向溝2、2を挟んで更に延長していく方向に傾斜して配置されている。このように、本実施形態の空気入りタイヤは、横溝をタイヤ回転方向TR側にタイヤ周方向センターラインTCLの両側で互いに逆方向に傾かせて配置しており、タイヤ踏面部1に一方向性のブロックパターンを構成している。
【0019】
図2は横溝33周辺の要部拡大概略斜視図である。本実施形態の空気入りタイヤは、図示の通り、タイヤ中間領域TMに設けられた横溝33の溝壁面331、332に溝底333側に向かって溝幅と溝深さが漸次大きくなる切り込み5をタイヤ幅方向にジグザグ状に連続して複数設けている。
【0020】
この切り込み5は、図3に示す様に、1つのブロック45に対してタイヤ周方向の両側に位置する切り込み51と切り込み52で構成されているが、本実施形態では切り込み51の全容積と切り込み52の全容積を異ならしめている。特に、本実施形態の切り込み5は、タイヤ回転方向TRの前側の溝壁に位置する切り込み51の全容積を同方向の後側の溝壁に位置する切り込み52の全容積よりも小さくしている。
【0021】
ここで「切り込みの全容積」とは、既述した通り、溝壁に形成された切り込みと、当該溝壁を含む平面とで構成される、切り込みの横溝の壁面全体における合計容積を示している。
【0022】
この切り込みは、タイヤ中間領域TMのブロック45列の横溝33の溝壁面331、332だけではなく、タイヤ中間領域TMのブロック44列の横溝32のほか、タイヤ中央領域TCのブロック41列の横溝31、及びタイヤショルダー領域TSのブロック42、43列の横溝34、35にも同様に設けられている。
【0023】
従って、本実施形態の空気入りタイヤは、走行時、路面との間で、ブロック41、42、43、44、45に剪断応力歪が作用しても、ブロック表面ではタイヤ回転方向の前側と後側においてあらかじめ剛性差が生じてその剛性に応じた剪断力が生じていることから、これに周方向力を加えたブロック表面全体では路面に対する周方向のすべりの差が小さくなり、ブロックの周方向両端部では摩耗が均等化し、因って偏摩耗、特にヒールアンドトウ摩耗の発生が効果的に抑止される。
【0024】
特に、本実施形態のタイヤは、既述の通り、タイヤ回転方向TRの前側の溝壁に位置する切り込み51の全容積を同方向の後側の溝壁に位置する切り込み52の全容積よりも小さくしているため、ブロック基部の剛性をタイヤ回転方向の後側で小さく、タイヤ回転方向の前側で大きくすることができる。従って、かかるタイヤを車両の操舵輪乃至遊動輪装着用として使用した場合、一方向性のトレッドパターンを有する空気入りタイヤでは、より効果的に偏摩耗の防止が可能となる。
【0025】
一方、駆動輪ではブロック基部の剛性をタイヤ回転方向の後側で大きく、タイヤ回転方向の前側で小さくする様に差をつけることが重要であることから、駆動輪用の空気入りタイヤとする場合は、図4に示す様に、タイヤ回転方向TRの前側の溝壁に位置する切り込み61の全容積を同方向の後側の溝壁に位置する切り込み62の全容積よりも大きくすることが望ましい。なお、図4中、7はブロック、8は横溝、81及び82は溝壁、83は溝底である。
【0026】
ところで、横溝の溝壁に形成する切り込みは、図5に示す様に、ブロック9のタイヤ周方向に位置する横溝10の一方の溝壁101に切り込み11を設け、他方の溝壁102には形成しない構成も採用することができる。かかるタイヤの場合でも、走行時、路面との間で、ブロック9に剪断応力歪が作用しても、ブロック表面ではタイヤ回転方向の前側と後側においてあらかじめ剛性差が生じていることから、ブロック表面全体では路面に対するすべりの差が小さくなり、ブロックの周方向両端部では摩耗が均等化し、因って偏摩耗、特にヒールアンドトウ摩耗の発生が効果的に抑止される。
【0027】
従って、図5に示す様に、タイヤ回転方向TRの前側の溝壁102には切り込みを形成せずに、同方向の後側の溝壁101に切り込み11を形成した場合は、ブロック9基部の剛性をタイヤ回転方向の後側で小さく、タイヤ回転方向の前側で大きくすることができる。従って、かかるタイヤを操舵輪乃至遊動輪装着用として使用した場合、一方向性のトレッドパターンを有する空気入りタイヤでは、より効果的に偏摩耗の防止が可能となる。
【0028】
また、一方向性のトレッドパターンを有する空気入りタイヤを駆動輪として用いる場合は、図6に示す様に、タイヤ回転方向TRの前側の溝壁121に切り込み13を形成し、同方向の後側の溝壁122に切り込みを形成しない構成を採用すれば、ブロック14基部の剛性をタイヤ回転方向の後側で大きく、タイヤ回転方向の前側で小さくすることができ、より効果的に偏摩耗の防止が可能となる。なお、図6中、15は横溝である。
【0029】
なお、上述のいずれの実施形態の切り込みも、溝幅の拡大が溝底に向かうにつれて比較的大きい、断面が略3角錐形状をなす切り込みであり、かつ溝壁面をジグザグ状にタイヤ幅方向に連続して設けているが、図7に示す様に、同じく溝幅が横溝16の溝底161に向かうにつれて漸次大きくなる構造であっても、その溝幅の拡大が小さめのサイプ状の切り込み17を断続的に複数設ける構成でも差し支えない。なお、図7中、18はブロック、162は溝壁である。
【0030】
なお、断面が略3角錐形状をなす切り込みを横溝の溝壁にジグザグ状に連続して複数形成する場合、そのピッチは4〜10mmとすることが好ましく実施可能であるが、格別限定されるものではない。
【0031】
【実施例】
図1に示すトレッドパターンを有するタイヤサイズ11R22.5の実施例タイヤを試作して偏摩耗性について評価した。表1はその結果を示す。
【0032】
なお、本実施例1タイヤでは、タイヤ回転方向の前側の横溝の溝壁に位置する切り込みの全容積を同方向の後側の横溝の溝壁に位置する切り込みの全容積の1.5倍に設定し、これを駆動輪装着用タイヤとして実施した。更にまた、本実施例2タイヤでは、タイヤ回転方向の前側の横溝の溝壁に位置する切り込みの全容積を同方向の後側の横溝の溝壁に位置する切り込みの全容積の1.5倍に設定し、これを操舵輪装着用タイヤとして実施した。
【0033】
なお、比較のため、切り込みを横溝の溝壁に設置しない以外は実施例1タイヤと同一の駆動輪装着用の比較例1タイヤを試作し、偏摩耗性について評価した。また、切り込みを横溝の溝壁に設置しない以外は実施例2タイヤと同一の操舵輪装着用比較例2タイヤを試作し、偏摩耗性について評価した。
【0034】
また、比較のため、タイヤ回転方向の前側の横溝の溝壁に位置する切り込みの全容積を同方向の後側の横溝の溝壁に位置する切り込みの全容積と同等に設定した以外は他は実施例1タイヤと同じ条件の駆動輪装着用の比較例3タイヤも試作し、実施例タイヤと同様に偏摩耗性について評価した。また、タイヤ回転方向の前側の横溝の溝壁に位置する切り込みの全容積を同方向の後側の横溝の溝壁に位置する切り込みの全容積と同等に設定した以外は他は実施例2タイヤと同じ条件の操舵輪装着用の比較例4タイヤも試作し、実施例タイヤと同様に偏摩耗性について評価した。
【0035】
偏摩耗性評価は、主に高速道路を走行する路線トラックに前述の実施例1、2のタイヤを各々比較例1、2のタイヤと対で、又、比較例3、4のタイヤを比較例1、2のタイヤと対で装着し、5万Km走行後、発生した偏摩耗(トウアンドヒール)を、図8に示す様にブロック前後の摩耗差(長さ寸法)で評価した。比較例1の摩耗差を100として指数表示している。数値が小さいほど偏摩耗が起こりにくいことを示している。なお、図8中、3は横溝、4はブロック、hは摩耗差である。
【0036】
【表1】
Figure 0003938618
【0037】
表1より、実施例タイヤは比較例タイヤに比していずれも偏摩耗の発生が抑止されていることが認められる。
【0038】
【発明の効果】
以上の様に、本発明は、タイヤ踏面部に一方向性のブロックパターンを有する空気入りタイヤにおいて、ブロックのタイヤ周方向に位置する横溝の溝壁に、溝底側に向かって幅と深さが漸次大きくなる切り込みを複数設け、当該切り込みの全容積を、同じブロックの他方の横溝の溝壁両側に位置する上記それぞれの横溝の溝壁間で異ならしめた空気入りタイヤであるので、ブロックに剪断応力歪が作用しても、ブロック表面においてタイヤ回転方向の前後に剛性差が生じることから、ブロック表面全体では路面に対するすべりの差が小さくなり、ブロックの周方向両端部では摩耗が均等化し、因って偏摩耗、特にヒールアンドトウ摩耗の発生が効果的に抑止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すトレッドパターンの概略図である。
【図2】同空気入りタイヤにおける横溝周辺の要部拡大概略斜視図である。
【図3】図1におけるX−X線概略断面図である。
【図4】駆動輪用として好適な本発明の他実施形態を示すブロック周辺の概略断面図である。
【図5】操舵輪乃至遊動輪装着用として好適な本発明の他実施形態を示すブロック周辺の概略断面図である。
【図6】駆動輪用として好適な本発明の更なる他実施形態を示すブロック周辺の概略断面図である。
【図7】切り込みの他実施形態を示す概略斜視図である。
【図8】ブロックにおける偏摩耗の状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ踏面部
2 周方向溝
3 横溝
33 横溝
331 溝壁
332 溝壁
333 溝底
4 ブロック
45 ブロック
5 切り込み
51 切り込み
52 切り込み
61 切り込み
62 切り込み
81 溝壁
82 溝壁

Claims (6)

  1. タイヤ踏面部に一方向性のブロックパターンを有する空気入りタイヤにおいて、ブロックのタイヤ周方向両側に位置するそれぞれの横溝の溝壁面に、溝底側に向かって幅と深さが漸次大きくなる切り込みと、溝底側に向かって幅が漸次小さくなる溝壁面とを交互に備え、当該切り込みの全容積を上記両側の横溝の溝壁間で異ならしめたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ回転方向の前側の溝壁に位置する請求項1の切り込みの全容積を同方向の後側の溝壁に位置する請求項1の切り込みの全容積よりも大きくした、駆動輪装着用の請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. タイヤ回転方向の前側の溝壁に位置する請求項1の切り込みの全容積を同方向の後側の溝壁に位置する請求項1の切り込みの全容積よりも小さくした、操舵輪又は遊動輪装着の請求項1記載の空気入りタイヤ。
  4. タイヤ踏面部に一方向性のブロックパターンを有する空気入りタイヤにおいて、ブロックのタイヤ周方向に位置する横溝の一方の溝壁に、溝底側に向かって幅と深さが漸次大きくなる切り込みと、溝底側に向かって幅が漸次小さくなる溝壁面とを交互に備え、他方の溝壁に上記切り込みを形成しないことを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. 切り込みをタイヤ回転方向の前側の溝壁に設けた、駆動輪装着用の請求項4記載の空気入りタイヤ。
  6. 切り込みをタイヤ回転方向の後側の溝壁に設けた、操舵輪又は遊動輪装着の請求項4記載の空気入りタイヤ。
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