JP3936247B2 - エンジンの冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関のシリンダブロックと、シリンダブロックのウォータジャケットに配置されるスペーサ(挿入物、インサート等と呼んでもよい)とを有するエンジンの冷却装置に関するもので、とくにスペーサの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリンダブロックでは、シリンダボア壁まわりにウォータジャケットが形成され、そこにエンジン冷却水が循環されて、燃焼熱やピストンの摺動によって加熱されるシリンダボア壁を冷却している。燃焼室に近いシリンダボア壁上部の温度は、シリンダボア壁下部の温度よりも高くなる傾向にある。このため、ウォータジャケットに一様に冷却水を供給してシリンダボア壁上部の温度が高くなるのを防止すると、シリンダボア壁下部が過冷却となり、ピストンとの摺動部に発生する摩擦損失が大きくなるといった不具合を招く。
シリンダボア壁の温度分布を改善するために、実開昭57−43338号では、ウォータジャケットにスペーサを設けることが提案されている。ウォータジャケットにスペーサを設けることで、シリンダボア壁から奪われる熱量を調整することができ、スペーサを設けた部分では水流が低減されシリンダボア壁の温度を高く維持することができることから、シリンダボア壁の温度分布を改善することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
クローズドデッキ型のシリンダブロックにあっては、スペーサをシリンダブロックの上面に形成された水孔からウォータジャケットに挿入することで、スペーサをウォータジャケットに組み付けることが考えられる。
この場合、スペーサが適切に固定されていないと、スペーサがエンジン冷却水の水圧を受けた時、本来の機能を得るべき位置からずれるという問題があり、水孔を塞ぐというおそれもあった。
本発明の目的は、スペーサの位置ずれを阻止できるようにした、シリンダブロックとスペーサを有するエンジンの冷却装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 上面に水孔が形成されたクローズドデッキ型のシリンダブロックを有するエンジンであり、前記水孔を通して挿入されて前記シリンダブロックに形成されたウォータジャケットにスペーサが設けられ、前記ウォータジャケットに冷却水を流すことによりエンジンを冷却するエンジンの冷却装置において、
前記スペーサは、前記水孔が形成された水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定されるエンジンの冷却装置。
(2) 前記スペーサにばね機構が設けられ、前記スペーサは、前記ばね機構の反力により前記水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定される(1)記載のエンジンの冷却装置。
(3) 前記スペーサは、前記水孔部と前記スペーサとの隙間にこの隙間を詰める部材が詰められることにより前記水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定されている(1)記載のエンジンの冷却装置。
(4) 前記スペーサは、前記水孔部と前記スペーサとにこれらを互いに固定するための部材が取付けられることにより前記水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定されている(1)記載のエンジンの冷却装置。
(5) 前記シリンダブロックには上面に溝が設けられ、前記スペーサは、前記溝に嵌められることにより前記水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定されている(1)記載のエンジンの冷却装置。
(6) 記ウォータジャケットには、前記スペーサのエンジン冷却水流れ方向下流側への移動を阻止するストッパが前記ウォータジャケットに設けられている(1)記載のエンジンの冷却装置。
(7) 前記ストッパは、前記ウォータジャケットの底面と外周面の少なくとも一部に形成された突起から構成されている(6)記載のエンジンの冷却装置。
(8) 前記ストッパは、前記シリンダブロックに組み付けられるシリンダヘッドから前記ウォータジャケットに延設されたヘッド延設部から構成されている(6)記載のエンジンの冷却装置。
(9) 前記ストッパは、前記シリンダブロックに組み付けられるシリンダヘッドガスケットから前記ウォータジャケットに延設されたガスケット延設部から構成されている(6)記載のエンジンの冷却装置。
(10) 前記ストッパ、前記シリンダブロックに組み付けられるタイトプラグから前記ウォータジャケット側に突出するプラグ突出部から構成されている(6)記載のエンジンの冷却装置。
(11) 前記ストッパは、前記シリンダブロックを製造する時の砂型内のケレンから構成されている(6)記載のエンジンの冷却装置。
(12) 上面に水孔が形成されたクローズドデッキ型のシリンダブロックに用いられ、前記水孔からウォータジャケットに挿入されることにより、前記ウォータジャケットに組み付けられるスペーサであって、前記スペーサのうち前記ウォータジャケットに組み付けられた時にエンジン冷却水の流れを受ける部分が流線型とされているスペーサ。
(13) 上面に水孔が形成されたクローズドデッキ型のシリンダブロックを有するエンジンであり、前記水孔を通して挿入されて前記シリンダブロックに形成されたウォータジャケットにスペーサが設けられ、前記ウォータジャケットに冷却水を流すことによりエンジンを冷却するエンジンの冷却装置において、
前記ウォータジャケットには、前記スペーサのエンジン冷却水流れ方向下流側への移動を阻止するストッパが前記ウォータジャケットに設けられており、
前記ストッパが前記ウォータジャケットの底面に形成された突起から形成されており、前記スペーサには前記突起に対応する部位に前記突起を受け入れる凹溝が形成されており、前記突起が前記凹溝に突入して係合しているエンジンの冷却装置。
【0005】
上記(1)〜(5)のエンジンの冷却装置では、スペーサの組み付け性を確保しながら、スペーサがエンジン冷却水の水圧を受け本来の機能を得るべき位置からずれるのを防止することができる。特に、上記(2)および(3)では、シリンダブロックに特別な加工を施す必要がなく、さらに上記(2)においては、スペーサを固定するための特別な工程を追加する必要もない。
上記(6)〜(11)のエンジンの冷却装置では、スペーサの組み付け性を確保しながら、スペーサがエンジン冷却水の水圧を受け本来の機能を得るべき位置からずれるのを防止することができる。
上記(12)のスペーサでは、スペーサがエンジン冷却水の水圧を受け難い構成であるため、スペーサが本来の機能を得るべき位置からずれるのを抑制することができる。
上記(13)のスペーサでは、突起がウォータジャケットの底面に形成されているので、スペーサのウォータジャケットへの挿入に支障をきたさない。したがって、スペーサの組み付け性を確保しながら、スペーサを所定位置に固定でき、スペーサが水流から荷重を受けてもスペーサが本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のエンジンの冷却装置を図面を参照して説明する。
図面中、図1は本発明のエンジンの冷却装置の実施例1を示し、図2は本発明の実施例2を示し、図3は本発明の実施例3を示し、図4は本発明の実施例4を示し、図5は本発明の実施例5を示し、図6は本発明の実施例6を示し、図7は本発明の実施例7を示し、図8は本発明の実施例8を示し、図9は本発明の実施例9を示す。また、図10は本発明の実施例10のスペーサを示す。
そして、請求項1は本発明の実施例1〜4に対応し、請求項2は本発明の実施例1に対応し、請求項3は本発明の実施例2に対応し、請求項4は本発明の実施例3に対応し、請求項5は本発明の実施例4に対応する。
また、請求項6は本発明の実施例5〜9に対応し、請求項7は本発明の実施例5に対応し、請求項8は本発明の実施例6に対応し、請求項9は本発明の実施例7に対応し、請求項10は本発明の実施例8に対応し、請求項11は本発明の実施例9に対応する。
また、請求項12は本発明の実施例10に対応する。
【0007】
本発明の全実施例にわたって共通または類似する部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符合を付してある。
まず、本発明の全実施例にわたって共通または類似する部分を、たとえば図1を参照して、説明する。
【0008】
本発明のエンジンの冷却装置はシリンダブロック10とスペーサ1を有する。シリンダブロック10は、シリンダボア壁14のまわりに連続して延びるウォータジャケット11を有し、ウォータジャケット11にスペーサ1が挿入、配置された、クローズドデッキ型のシリンダブロックである。シリンダブロック10は、クローズドデッキであるから、シリンダブロック上面の水孔12は、シリンダブロックの鋳造後の素材段階で、ウォータジャケット11の伸長方向に非連続になっている。ウォータジャケット11はシリンダボア13に沿ってシリンダブロック長手方向に連続している。シリンダブロック上面の水孔12は、シリンダブロック10内のウォータジャケット11とシリンダヘッド内のウォータジャケットとの間にエンジン冷却水を流すための孔であり、ウォータジャケット11とつながっている。
【0009】
また、本発明のスペーサ1(スペーサはインサート、挿入物等と呼ばれてもよい)は、クローズドデッキをもつシリンダブロック10のウォータジャケット11に挿入、配置される。スペーサ1はシリンダボア壁14のうち過度に冷却されることを防止したい部分(燃焼室まわりから下方に離れた部分)の外周に密着または間隙を置いて配置され、スペーサ配置部のシリンダボア壁14から熱が過度に奪われないように水流、水量を調整するものである。スペーサ1はシリンダブロック上面の水孔12を通してウォータジャケット11に挿入される。
【0010】
なお、スペーサ1は、ウォータジャケット11に挿入される時は水孔12より小さい形状を有するが、ウォータジャケット11に挿入された後、拡大変形するものが好ましい。これによって、スペーサ1とシリンダボア壁14との間の間隔を狭め、またはスペーサ1がシリンダボア壁14に密着して、スペーサ1とシリンダボア壁14との間を多量のエンジン冷却水が流れないようにし、シリンダボア壁14から熱が過度に奪われることを防止または抑制することをより効果的にする。
【0011】
ところで、スペーサ1はエンジン冷却水の水圧を受けることから、本来の機能を得るべき位置からずれ、このことにより、シリンダボア壁14から熱が過度に奪われることを防止する効果が低減したり、あるいは水孔12を閉塞したりする。それを防止するために、スペーサ1は、ウォータジャケット11内の所定の位置に保持されるように、シリンダブロック10に対して固定または支持される。
この固定・支持構造30は、本発明の各実施例に対応して以下の種々の態様をとる。
【0012】
以下に、本発明の各実施例の特有な部分の構成、作用を説明する。
本発明の実施例1では、図1に示すように、スペーサ1は、ステンレス製の支持具2と、この支持具2に固定された弾性体3とから構成されている。弾性体3には、スペーサ1がウォータジャケット11に挿入された後、拡大変形する機能が付加されている。すなわち、弾性体3は、スペーサ1のウォータジャケット11への挿入後、シリンダボア壁14に対向する面がシリンダボア壁14に密着若しくは近接するよう変形可能にされている。こうした弾性体3としては、たとえば、発泡性ゴムにバインダーを入れて圧縮しておくことで、水膨潤性あるいは冷却水(不凍液)膨潤性をもたせる。これにより、エンジン組立工場出荷時のベンチテストでの水注入、または車両工場での冷却水注入によって、組み付け時のAの状態(厚さが水孔より小の状態)から変形後のBの状態(厚さが水孔より大の状態)に膨潤、膨張する。図は膨潤後、弾性体3がシリンダボア壁14に密着して弾性体3とシリンダボア壁14間の隙間が無くなっている場合を示す。
【0013】
スペーサ1は、支持具2に持たされた弾性(上部アーム2aと下部アーム2bの弾性)により、シリンダブロック10に着脱可能に支持される。支持具2は、上部アーム2aが水孔12に弾性圧着されるとにより水孔12に固定され、下部アーム2bがウォータジャケット底面に形成された凸部15に弾性圧着されることにより凸部15に固定される。この支持により、エンジン冷却水の流れの力がかかってもスペーサ1は所定位置に、すなわち、エンジン冷却水の流れ方向に移動しないように、シリンダブロック10の水孔12と凸部15に固定・保持される。支持具2の上部アーム2aと下部アーム2bが、スペーサ1を所定位置に固定・保持する、本発明の実施例1の固定・支持構造30を構成する。
【0014】
本発明の実施例1の作用については、支持具2の上部アーム2aと下部アーム2bが、弾性を有するので、スペーサ1を水孔12を通してウォータジャケット11へ挿入するときに、弾性変形して縮まり、挿入の支障とならない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1を所定位置に固定でき、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0015】
本発明の実施例2では、スペーサ1を、ウォータジャケット11に挿入後、図2(イ)に示すように、スペーサ1と水孔12縁部との間に、楔16を打ち込むか、図2(ロ)に示すように、スペーサ1と水孔12縁部との間に、ゴム17を注入・固定して、水孔部12にて、エンジン冷却水流れ方向に、シリンダブロック10に固定・保持する。スペーサ1の下端は固定せずに片持ち梁方式でスペーサ1を支持してもよいが、下端を固定して両端支持方式で支持してもよい。楔16、ゴム17が、スペーサ1を所定位置に固定・保持する、本発明の実施例2の固定・支持構造30を構成する。
【0016】
本発明の実施例2の作用については、スペーサ1をウォータジャケット11に挿入後、楔16を打ち込むかたまたはゴム17を注入するので、スペーサ1を水孔12を通してウォータジャケット11への挿入するときに、楔16、ゴム17が挿入の支障とならない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1を所定位置に固定でき、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0017】
本発明の実施例3では、図3(イ)、(ロ)に示すように、スペーサ1と水孔12縁部とにクリップ挿入孔を設けておき、そこにクリップ18の端部を挿入して固定する構造とする。そして、スペーサ1をウォータジャケット11に挿入後、クリップ18をスペーサ1と水孔12縁部との間に跨がらせて設け、クリップ18により、スペーサ1を、水孔部12にて、エンジン冷却水流れ方向に、シリンダブロック10に固定・保持する。スペーサ1の下端は固定せずに片持ち梁方式でスペーサ1を支持してもよいが、下端を固定して両端支持方式で支持してもよい。クリップ18が、スペーサ1を所定位置に固定・保持する、本発明の実施例3の固定・支持構造30を構成する。
【0018】
本発明の実施例3の作用については、スペーサ1をウォータジャケット11に挿入後、クリップ18で固定するので、スペーサ1を水孔12を通してウォータジャケット11への挿入するときに、クリップ18が挿入の支障とならない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1を所定位置に固定でき、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0019】
本発明の実施例4では、図4(イ)、(ロ)に示すように、水孔12縁部上面に溝19を設け、スペーサ1に溝19に嵌まるキー20を設けておき、キー20をキー溝19に嵌めて固定する構造とする。そして、スペーサ1をウォータジャケット11に挿入後、キー20をキー溝19に嵌めて、キー20により、スペーサ1を、水孔部12にて、エンジン冷却水流れ方向に、シリンダブロック10に固定・保持する。スペーサ1の下端は固定せずに片持ち梁方式でスペーサ1を支持してもよいが、下端を固定して両端支持方式で支持してもよい。キー20、キー溝19が、スペーサ1を所定位置に固定・保持する、本発明の実施例4の固定・支持構造30を構成する。
【0020】
本発明の実施例4の作用については、スペーサ1をウォータジャケット11に挿入後、キー20、キー溝19で固定するので、スペーサ1を水孔12を通してウォータジャケット11へ挿入するときに、キー20が挿入の支障とならない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1を所定位置に固定でき、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0021】
本発明の実施例5では、図5(イ)、(ロ)または図5(ハ)に示すように、スペーサ1がエンジン冷却水流れ方向に移動するのを、ウォータジャケット11に設けられた固定・支持構造30としてのストッパによって阻止する。
本発明の実施例5では、ストッパ30は、ウォータジャケット11の底面と外周面のうち、少なくとも一部に形成された突起21から構成されている。図5(イ)、(ロ)は突起21がウォータジャケット11の底面に形成されている場合を示しており、図5(ハ)は突起21がウォータジャケット11の外周面に形成されている場合を示している。スペーサ1には、突起21に対応する部位に、突起21を受け入れる凹溝22が形成されている。突起21が凹溝22に突入して係合している。
【0022】
本発明の実施例5の作用については、突起21が凹溝22に突入して係合しているため、すなわち、突起21がスペーサ1のエンジン冷却水の流れ方向下流側部分に当接しているため、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1は位置ずれを起こさない。突起21がウォータジャケット11の底面と外周面に形成されているので、スペーサ1のウォータジャケット11への挿入に支障をきたさない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1を所定位置に固定でき、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0023】
本発明の実施例6では、図6に示すように、スペーサ1がエンジン冷却水流れ方向に移動するのを、シリンダヘッド23からウォータジャケット11内に延びる部材24からなるストッパ30によって阻止する。この部材24は、図6に示すように、水孔12部位で、スペーサ1の上部をスペーサ厚み方向にも支持し固定してもよい。部材24は、より具体的には、シリンダヘッド23と別体に作成されてシリンダヘッド23に取付けられ、シリンダヘッド23をシリンダブロック10上に設置して締結する時にスペーサ上部を支持し固定する。
【0024】
本発明の実施例6の作用については、部材24がシリンダヘッド23からウォータジャケット11内に延びてスペーサ1を冷却水流れ方向下流側から支持しているので、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1は位置ずれを起こさない。スペーサ1がウォータジャケット11に挿入された後にシリンダヘッド23がシリンダブロック10に取り付けられるので、部材24からなるストッパ30はスペーサ1のウォータジャケット11への挿入に支障をきたさない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1を所定位置に固定でき、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0025】
本発明の実施例7では、図7(イ)、(ロ)に示すように、スペーサ1がエンジン冷却水流れ方向に移動するのを、シリンダヘッドガスケット25からウォータジャケット11内に延びる部材26からなるストッパ30によって阻止する。部材26はスペーサ1を冷却水流れ方向下流側から支持している。
【0026】
本発明の実施例7の作用については、部材26がシリンダヘッドガスケット25からウォータジャケット11内に延びてスペーサ1を冷却水流れ方向下流側から支持しているので、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1は位置ずれを起こさない。スペーサ1がウォータジャケット11に挿入された後にシリンダヘッドガスケット25がシリンダブロック10とシリンダヘッド間に挟まれて取付けられるので、部材26からなるストッパ30はスペーサ1のウォータジャケット11への挿入に支障をきたさない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1を所定位置に固定でき、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0027】
本発明の実施例8では、図8(イ)、(ロ)、(ハ)に示すように、スペーサ1がエンジン冷却水の流れ方向に移動するのを、タイトプラグ27からウォータジャケット11内に延びる突起27aからなるストッパ30によって阻止する。タイトプラグ27は従来からもある部材で、このタイトプラグ27に突起27aを形成しておく。スペーサ1には突起27aを受け入れる溝28を形成しておく。溝28は下側に向かって開口しており、スペーサ1を上からウォータジャケット11内に挿入していくと、自動的に突起27aが溝28に入って、横方向に突起27aが溝28に係合する。
【0028】
本発明の実施例8の作用については、突起27aがタイトプラグ27からウォータジャケット11内に延びてスペーサ1の溝28に係合しているので、すなわち、突起27aがスペーサ1のエンジン冷却水の流れ方向下流側部分に当接しているため、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1は位置ずれを起こさない。溝28は下方に向かって開口しているので、突起27aからなるストッパ30はスペーサ1のウォータジャケット11への挿入にとって支障とならない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1を所定位置に固定でき、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0029】
本発明の実施例9では、図9(イ)、(ロ)に示すように、スペーサ1がエンジン冷却水流れ方向に移動するのを、ウォータジャケット11内に残る砂中子のケレン29からなるストッパ30によって阻止する。ケレン29は従来からもある部材で、これをスペーサ1の下流側に当たる位置に残すことにより、ストッパ30として利用する。
【0030】
本発明の実施例9の作用については、ケレンからなるストッパ30がウォータジャケット11内に残ってスペーサ1を冷却水流れ方向下流側から支持しているので、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1は位置ずれを起こさない。ケレン29はスペーサ1挿入方向にはないので、ケレン29からなるストッパ30はスペーサ1のウォータジャケット11への挿入にとって支障とならない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1を所定位置に固定でき、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【0031】
本発明の実施例10では、図10(イ)、(ロ)に示すように、スペーサ1の冷却水流れ方向上流側端部に流線型部1aを作って、スペーサ1にかかる流れの力(流れ方向の力)を軽減し、スペーサ1がエンジン冷却水流れ方向に移動しにくくしてある。流線型部1aはスペーサ1の上下方向中央部を中心にして上下対称形に作成してあり、スペーサにかかる流れの力自身が上下方向にバランスして、スペーサ1にかかる力が上下方向(流れ方向と直交する方向)にも小さくなるようにしてある。また、スペーサ1の冷却水流れ方向上流側端部の流線型部1aは、スペーサ厚み方向に上流側に向かって先細りにしてあり、流れの力がスペーサ1にかかりにくいようにしてある。
【0032】
本発明の実施例10の作用については、スペーサ1の冷却水流れ方向上流側端部に流線型部1aを作ってあるので、スペーサ1が水流から荷重を受けにくくスペーサ1が位置ずれを起こしにくい。流線型部1aはウォータジャケット11の挿入後スペーサ1が水、冷却水と反応して流線型となるように膨潤・変形するようにしておくことにより、流線型部1aはスペーサ1のウォータジャケット11への挿入にとって支障とならない。したがって、スペーサ1の組み付け性を確保しながら、スペーサ1が水流から荷重を受けてもスペーサ1が本来の機能を得るべき位置からずれにくくすることができる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1〜5のエンジンの冷却装置によれば、スペーサの組み付け性を確保しながら、スペーサがエンジン冷却水の水圧を受け本来の機能を得るべき位置からずれるのを防止することができる。特に、請求項2、3のシリンダブロックによれば、シリンダブロックに特別な加工を施す必要がなく、さらに請求項2のシリンダブロックによれば、スペーサを固定するための特別な工程を追加する必要もない。
請求項6〜11のエンジンの冷却装置によれば、スペーサの組み付け性を確保しながら、スペーサがエンジン冷却水の水圧を受け本来の機能を得るべき位置からずれるのを防止することができる。
請求項12のスペーサによれば、スペーサがエンジン冷却水の水圧を受け難い構成であるため、スペーサが本来の機能を得るべき位置からずれるのを抑制することができる。
請求項13のスペーサによれば、突起がウォータジャケットの底面に形成されているので、スペーサのウォータジャケットへの挿入に支障をきたさない。したがって、スペーサの組み付け性を確保しながら、スペーサを所定位置に固定でき、スペーサが水流から荷重を受けてもスペーサが本来の機能を得るべき位置からずれるのを、防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1のエンジンの冷却装置であり、(イ)は平面図、(ロ)は断面図、(ハ)は(ロ)と直交する方向のスペーサ部位での断面図、(ニ)は(ハ)の部位の平面図、である。
【図2】 本発明の実施例2のエンジンの冷却装置であり、(イ)は楔によるスペーサ固定の場合の断面図、(ロ)は注入したゴムによるスペーサ固定の場合の断面図、である。
【図3】 本発明の実施例3のエンジンの冷却装置であり、(イ)はクリップによるスペーサ固定の場合の平面図、(ロ)は(イ)の断面図、である。
【図4】 本発明の実施例4のエンジンの冷却装置であり、(イ)はキーとキー溝によるスペーサ固定の場合の平面図、(ロ)は(イ)の断面図、である。
【図5】 本発明の実施例5のエンジンの冷却装置であり、(イ)はストッパがウォタジャケット底面にある場合の平面図、(ロ)は(イ)のスペーサ部位での断面図、(ハ)はストッパがウォタジャケット外周面にある場合の断面図、である。
【図6】 本発明の実施例6のエンジンの冷却装置であり、ストッパがヘッドから延びている場合のストッパ部位での断面図である。
【図7】 本発明の実施例7のエンジンの冷却装置であり、(イ)はストッパがシリンダヘッドガスケットから延びている場合のスペーサ部位での断面図、(ロ)は(イ)のシリンダヘッドガスケットとストッパの斜視図、である。
【図8】 本発明の実施例8のエンジンの冷却装置であり、(イ)はストッパがタイトプラグから突出している場合のスペーサ部位での断面図、(ロ)は(イ)と直交する方向の断面図、(ハ)はタイトプラグの斜視図、である。
【図9】 本発明の実施例9のエンジンの冷却装置であり、(イ)はストッパがケレンからなる場合のスペーサ部位での断面図、(ロ)は(イ)と直交する方向の断面図、である。
【図10】 本発明の実施例10のスペーサであり、(イ)はシリンダブロックに装着した場合のスペーサの側面図、(ロ)は(イ)の平面図、である。
【符号の説明】
1 スペーサ
1a スペーサの流線型部
2 支持具
3 弾性体
10 シリンダブロック
11 ウォータジャケット
12 水孔
13 シリンダボア
14 シリンダボア壁
15 凸部
16 楔
17 ゴム
18 クリップ
19 キー溝
20 キー
21 突起
22 凹溝
23 シリンダヘッド
24 シリンダヘッドから延びる部材
25 シリンダヘッドガスケット
26 シリンダヘッドガスケットから延びる部材
27 タイトプラグ
27a 突起
28 溝
29 ケレン
30 固定・支持構造(実施例5〜9ではストッパ)

Claims (13)

  1. 上面に水孔が形成されたクローズドデッキ型のシリンダブロックを有するエンジンであり、前記水孔を通して挿入されて前記シリンダブロックに形成されたウォータジャケットにスペーサが設けられ、前記ウォータジャケットに冷却水を流すことによりエンジンを冷却するエンジンの冷却装置において、
    前記スペーサは、前記水孔が形成された水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定されるエンジンの冷却装置。
  2. 前記スペーサにばね機構が設けられ、前記スペーサは、前記ばね機構の反力により前記水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定される請求項1記載のエンジンの冷却装置。
  3. 前記スペーサは、前記水孔部と前記スペーサとの隙間にこの隙間を詰める部材が詰められることにより前記水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定されている請求項1記載のエンジンの冷却装置。
  4. 前記スペーサは、前記水孔部と前記スペーサとにこれらを互いに固定するための部材が取付けられることにより前記水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定されている請求項1記載のエンジンの冷却装置。
  5. 前記シリンダブロックには上面に溝が設けられ、前記スペーサは、前記溝に嵌められることにより前記水孔部にて前記シリンダブロックにエンジン冷却水流れ方向に対して固定されている請求項1記載のエンジンの冷却装置。
  6. 記ウォータジャケットには、前記スペーサのエンジン冷却水流れ方向下流側への移動を阻止するストッパが前記ウォータジャケットに設けられている請求項1記載のエンジンの冷却装置。
  7. 前記ストッパは、前記ウォータジャケットの底面と外周面の少なくとも一部に形成された突起から構成されている請求項6記載のエンジンの冷却装置。
  8. 前記ストッパは、前記シリンダブロックに組み付けられるシリンダヘッドから前記ウォータジャケットに延設されたヘッド延設部から構成されている請求項6記載のエンジンの冷却装置。
  9. 前記ストッパは、前記シリンダブロックに組み付けられるシリンダヘッドガスケットから前記ウォータジャケットに延設されたガスケット延設部から構成されている請求項6記載のエンジンの冷却装置。
  10. 前記ストッパ、前記シリンダブロックに組み付けられるタイトプラグから前記ウォータジャケット側に突出するプラグ突出部から構成されている請求項6記載のエンジンの冷却装置。
  11. 前記ストッパは、前記シリンダブロックを製造する時の砂型内のケレンから構成されている請求項6記載のエンジンの冷却装置。
  12. 上面に水孔が形成されたクローズドデッキ型のシリンダブロックに用いられ、前記水孔からウォータジャケットに挿入されることにより、前記ウォータジャケットに組み付けられるスペーサであって、前記スペーサのうち前記ウォータジャケットに組み付けられた時にエンジン冷却水の流れを受ける部分が流線型とされているスペーサ。
  13. 上面に水孔が形成されたクローズドデッキ型のシリンダブロックを有するエンジンであり、前記水孔を通して挿入されて前記シリンダブロックに形成されたウォータジャケットにスペーサが設けられ、前記ウォータジャケットに冷却水を流すことによりエンジンを冷却するエンジンの冷却装置において、
    前記ウォータジャケットには、前記スペーサのエンジン冷却水流れ方向下流側への移動を阻止するストッパが前記ウォータジャケットに設けられており、
    前記ストッパが前記ウォータジャケットの底面に形成された突起から形成されており、前記スペーサには前記突起に対応する部位に前記突起を受け入れる凹溝が形成されており、前記突起が前記凹溝に突入して係合しているエンジンの冷却装置。
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