JP3919285B2 - 配車組システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数の集配先から注文を受けた商品を車両に積載して集配する場合に、商品の積み込みやコースの選択を適正化する配車組システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ある地区に散在する多数のコンビニエンスストアに対し、これらの店から注文を受けた商品を配達する場合には、何台かのトラックが利用される。これらのトラックは出荷伝票に従って倉庫で商品を積み込み、予め割り当てられたコースに沿って運行し、該当する店に商品を配達する。多種の商品をトラックに積み込み、様々なコースに沿って配達を行おうという場合には、予め倉庫管理者が出荷伝票を並べ、どのトラックにどの荷物をどういう順番にどれだけの量積み込むかを検討する。こうした作業を配車組処理と呼ぶ。コースが複雑化し、配達用の車両数が増加すると共に、この種の配車組処理作業は複雑化し、熟練が要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の技術には次のような解決すべき課題があった。出荷伝票を並べ替えながら行う配車組作業は、十分熟練を積んだ係員が行う場合であっても、極めて煩雑になる。また、作業に時間がかかる。そこで、コース単位で指定された出荷伝票を集計して積載量の計算等を自動的に行うような、コンピュータによる支援装置も開発されている。しかしながら、荷物を積載するトラックや荷物を集配するコースを試行錯誤しながら組み替える場合には、配車組案を変更する度に多数のデータを入力する作業が伴い、作業時間の短縮を妨げていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の点を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
多数の商品を集配用の車両に積み込んで運送するために、各集配用の車両をそれぞれ、予め設定された集配用のコースに沿って運行するように割り当てて、ディスプレイ上に、上記集配用の車両を表すシンボルと、集配用のコースを表すシンボルと、集配先を表すシンボルとを、互いに対応付けて表示する手段と、上記ディスプレイの表示画面上で、上記各シンボルの表示位置を移動させるポインティングデバイスと、商品の商品名と出荷先と商品の重量と容積を含む商品基礎データを格納する手段と、車両名と積み込み可能な商品の重量と容積を含む車両基礎データを格納する手段と、車両名と集配用のコースと積み込み商品と積載量を含む配車管理データを格納する手段と、上記ポインティングデバイスが、上記ディスプレイの表示画面上で、上記集配用の車両を表すシンボルと集配用のコースを表すシンボルと集配先を表すシンボルのいずれかの表示位置を移動させて、これらの対応関係を変更したとき、その変更イベントを認識して、上記商品基礎データと車両基礎データを用いて、上記配車管理データを更新して、その結果を表示する演算部を備えたことを特徴とする配車組システム。
【0005】
〈構成2〉
構成1に記載の配車管理システムにおいて、ディスプレイ上に、上記集配用の車両を表すシンボルと、上記集配用のコースを表すシンボルと、上記集配先を表すシンボルと、集配用の商品を表すシンボルとを、互いに対応付けて表示する手段を備えたことを特徴とする配車組システム。
【0006】
〈構成3〉
構成1に記載の配車管理システムにおいて、上記ディスプレイの表示画面に、集配のための全商品を積み込んだとしたときの積載量と、車両の最大積載量との関係を表示する手段を含むことを特徴とする配車組システム。
【0007】
〈構成4〉コンピュータを、多数の商品を集配用の車両に積み込んで運送するために、各集配用の車両をそれぞれ、予め設定された集配用のコースに沿って運行するように割り当てて、ディスプレイ上に、上記集配用の車両を表すシンボルと、集配用のコースを表すシンボルと、集配先を表すシンボルとを、互いに対応付けて表示する手段と、上記ディスプレイの表示画面上で、上記各シンボルの表示位置を移動させるポインティングデバイスと、商品の商品名と出荷先と商品の重量と容積を含む商品基礎データを格納する手段と、車両名と積み込み可能な商品の重量と容積を含む車両基礎データを格納する手段と、車両名と集配用のコースと積み込み商品と積載量を含む配車管理データを格納する手段と、上記ポインティングデバイスが、上記ディスプレイの表示画面上で、上記集配用の車両を表すシンボルと集配用のコースを表すシンボルと集配先を表すシンボルのいずれかの表示位置を移動させて、これらの対応関係を変更したとき、その変更イベントを認識して、上記商品基礎データと車両基礎データを用いて、上記配車管理データを更新して、その結果を表示する演算部、として機能させるコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
〈構成5〉多数の商品を集配用の複数の車両に積み込んで運送するために、各集配用の車両をそれぞれ、予め設定された複数の集配用のコースに沿って運行するように割り当てて、上記集配用の車両を表すシンボルと、その車両が割り当てられた集配用のコースを表すシンボルと、そのコースに割り当てられた集配先を表すシンボルと、その集配先への集配用の商品を表すシンボルと、上記車両のシンボルにより集配のための全商品を積み込んだとしたときの積載量と車両の最大積載量との関係を示すグラフィック表示とを、上記集配用の車両側が幹で上記集配用の商品側が枝になるように、それぞれトリー状に互いに対応付けて、ひとつの表示画面上に表示するディスプレイと、上記ディスプレイの表示画面上で、上記各シンボルの表示位置を移動させるポインティングデバイスと、上記商品の商品名と出荷先と商品の重量と容積を含む商品基礎データを格納する手段と、上記車両の車両名と積み込み可能な商品の重量と容積を含む車両基礎データを格納する手段と、上記車両の車両名と、その車両が運行される上記集配用のコースと、積み込まれる上記商品と、当該商品の積載量を含む配車管理データを格納する手段と、上記配車管理データを用いて上記表示画面を生成して上記ディスプレイに表示するとともに、上記ポインティングデバイスが、上記ディスプレイの表示画面上で、上記集配用の車両を表すシンボルと集配用のコースを表すシンボルと集配先を表すシンボルと上記商品のいずれかの表示位置を移動させて、これらのシンボルの対応関係を変更したとき、その変更イベントを認識して再計算を実行し、上記商品基礎データと車両基礎データを用いて、上記配車管理データの車両名と、その車両が運行される上記集配用のコースと、積み込まれる上記商品と、当該商品の積載量のいずれかを更新して、その結果を用いて上記表示画面を生成して上記ディスプレイに表示する演算部を備えたことを特徴とする配車組システム。
〈構成6〉コンピュータを、多数の商品を集配用の複数の車両に積み込んで運送するために、各集配用の車両をそれぞれ、予め設定された複数の集配用のコースに沿って運行するように割り当てて、上記集配用の車両を表すシンボルと、その車両が割り当てられた集配用のコースを表すシンボルと、そのコースに割り当てられた集配先を表すシンボルと、その集配先への集配用の商品を表すシンボルと、上記車両のシンボルにより集配のための全商品を積み込んだとしたときの積載量と車両の最大積載量との関係を示すグラフィック表示とを、上記集配用の車両側が幹で上記集配用の商品側が枝になるように、それぞれトリー状に互いに対応付けて、ひとつの表示画面上に表示するディスプレイと、上記ディスプレイの表示画面上で、上記各シンボルの表示位置を移動させるポインティングデバイスと、上記商品の商品名と出荷先と商品の重量と容積を含む商品基礎データを格納する手段と、上記車両の車両名と積み込み可能な商品の重量と容積を含む車両基礎データを格納する手段と、上記車両の車両名と、その車両が運行される上記集配用のコースと、積み込まれる上記商品と、当該商品の積載量を含む配車管理データを格納する手段と、上記配車管理データを用いて上記表示画面を生成して上記ディスプレイに表示するとともに、上記ポインティングデバイスが、上記ディスプレイの表示画面上で、上記集配用の車両を表すシン ボルと集配用のコースを表すシンボルと集配先を表すシンボルと上記商品のいずれかの表示位置を移動させて、これらのシンボルの対応関係を変更したとき、その変更イベントを認識して再計算を実行し、上記商品基礎データと車両基礎データを用いて、上記配車管理データの車両名と、その車両が運行される上記集配用のコースと、積み込まれる上記商品と、当該商品の積載量のいずれかを更新して、その結果を用いて上記表示画面を生成して上記ディスプレイに表示する演算部、として機能させるコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
〈具体例〉
図1は、本発明の配車組作業の具体例を示す説明図である。
本発明は、商品の配達や宅配便のような荷物の収集及び配達を、トラックのような車両を利用して行う場合に適用される。この図による本発明の詳細を説明する前に、商品出荷システムを例にとって、配車組作業の概略を説明する。
図2には、複数の集配先から商品の注文を受けた場合に、商品の手配と配車を行う手順を図示した。
【0009】
まず、図に示すように、駅前店、駅西店、駅東店といった集配先が、それぞれ所定の注文書1を発行したとする。この注文書を受け付けると、データベース2にこれを入力し、ピッキングリスト3を得る。ピッキングリスト3とは、注文に応じて各集配先毎にどの商品をいくつ集荷すべきかというデータを印刷した帳票である。各商品が倉庫4のどの場所にあってどういう順番に取り出すかといった内容も、このピッキングリスト3に表示するとよい。倉庫の担当者は倉庫4内において、ピッキングリスト3に表示されたとおりの商品を、順番に指示された数だけ指示された場所に運び出す。
【0010】
こうして運び出された商品5は、配車管理データ6を参照しながら車両7に積み込む。この配車管理データ6には、どの商品をどの車両に積み込み、その車両はどのルートに沿って運行されるかといった情報が表示される。どの商品をどの車両に積み込むかを判断して、必要に応じてこうした配車管理データ6を作成する作業が配車組作業である。
【0011】
図3には、配車コース例説明図を示す。
上記のような商品の倉庫のある出荷センタ10から、予め設定されたコースを辿って商品を集配する車両が出発する。この図では、例えば山の手コースA、駅前コースB、海の手コースCといった集配コースが設定されている。山の手コースAには、山の手店A1、山の上店A2といった集配先が存在する。また、駅前コースBには、駅東店B1、駅前店B2、駅西店B3といった集配先が存在する。海の手コースCには、浜店C1、港店C2といった集配先が存在する。
【0012】
例えば山の手コースAに割り当てられた集配用の車両は、山の手店A1と山の上店A2に立ち寄る他、帰路を駅前コースに設定しているので、駅前コース上に配置された集配先に対する集配処理も可能となる。他の駅前コースB、海の手コースCも、このようにして往路と帰路をそれぞれ別々のコースになるように設定している。これによって、相互に集配のために積載する商品を融通して、各車両の積載量を調整するようにしている。
【0013】
即ち、例えば山の手コースAに沿って集配する商品の量が少なく、駅前コースBに沿って集配する商品の量が多いとすれば、駅前コースBについては、1台の車両に積載する商品を駅東店B1、駅前店B2に集配するもののみとする。そして、山の手コースAに沿って集配する車両には、山の手店A1、山の上店A2、駅西店B3に集配する商品を積載する。こうした商品の割当てや集配先の割当て等を試行錯誤しながら調整するのが配車組作業である。
本発明においては、この作業をコンピュータを用いて簡便に行うことを目的とする。
【0014】
図1に戻って、本発明の具体的なシステムの動作を説明する。
図に示すディスプレイ11には、コンピュータの演算部20等によって演算処理された結果が表示される。データベース2には、図2を用いて説明したように、注文書の内容、ピッキングリストの内容、配車管理のためのデータ等、様々なデータが格納される。ディスプレイ11には、この図の例では商品を集配するコースのシンボル13と、そのコースに割り当てられた集配先のシンボル14と、各集配先により注文された商品のシンボル15等が、それぞれトリー状に対応付けられて表示されている。なお、この例では、各コース毎に1台のトラック(車両)を割り当てているものとし、表示画面の左端にはトラックT1,T2,T3のシンボルも図形を用いて併せて表示している。
【0015】
例えば、この図の例では、山の手コースでは、山の手店と山の上店から注文を受けており、それぞれ所定の商品を集配する予定になっている。このとき、山の手コースの山の手店と山の上店に対する集配のための全商品をトラックT1に積み込んだとしたときの、その積載量と、トラックT1の最大積載量との関係が明らかになるように、表示がされている。
【0016】
もちろん、このグラフィック表示とともに実際の積載量を数値で表示するようにしてもよい。この図では、数値表示の例示を省略した。
こうした表示を見れば、それぞれのコースに割り当てられたトラックT1,T2,T3の商品積載量やその状態等が、集配先や商品とともに一目瞭然にわかる。
【0017】
しかも、その場合に、あるトラックが積載可能な容量を越えて集配を要求されているといった状態もわかる。このとき、図3を用いて説明した配車コースを十分に認識していれば、いずれかの集配先を別のコースに割り当てて、配車を組替えることが可能になる。この組替え作業は、この図に示すように、マウス(ポインティングデバイス)12を使用する。マウス12を用いてカーソル16を集配先のシンボル上に重ね、マウス12のボタンを押したままそのシンボルを移動させる。これは一般のパーソナルコンピュータのアプリケーションプログラムを操作する際によく用いられるドラッグという操作である。
例えば、この図では、駅西店をドラッグして、駅前コースと対応させた状態から海の手コースと対応させた状態に移動している。
【0018】
演算部20は、ディスプレイ11の表示画面上に表示されたこれらのシンボルの位置を認識し監視している。そして、マウス12によるシンボルの移動というイベントが生じた場合、その移動元と移動先を検出する。駅前コースに駅西店が割り当てられていたときのトラックT2の積載量は既に計算されている。従って、駅西店16が海の手コースへ移動されたとき、その組替えに応じて、トラックT2の積載量の再計算と、トラックT3の積載量の再計算を実行する。
なお、海の手コースでは、駅西店を通らないような場合には、駅西店の移動を拒否するよう制御するとよい。
【0019】
図4には、こうした計算方法の例説明図を示す。
この種の演算処理で、ディスプレイ上に表示されたシンボルは、一般にオブジェクトと呼んでいるが、ここではシンボルと呼んで説明を続ける。図に示すように、ステップS1において、例えばトラックT2の通るコースに割り当てられたシンボルがドラッグされて、トラックT3に割り当てられたコースに移動されたとする。このとき、移動前のシンボルの位置を検出し(ステップS2)、移動後のシンボルの位置を検出する(ステップS3)。
【0020】
そして、トラックT2については、これまで積載を予定されていた特定の出荷先の商品が無くなることから、出荷先データの減算処理を行う。これによって、新たなトラックの積載量を求め、ディスプレイに表示する(ステップS4)。更に、ステップS5において、トラックT3については、新たな出荷先についての商品積載が予定されることから、出荷先データの加算処理が行われる。そして、その結果を図1に示すディスプレイ11に表示する。
【0021】
図1に示した演算部20は、こうした演算処理を実行して演算結果をディスプレイ11に表示する。更に、その演算結果は配車管理データ6としてプリントアウトされる。これは、図2に示した出庫商品5を車両7に積み込む作業者に対する指示書となる。この指示書を、図1には、トラックT1用積み込みリスト、トラックT2用積み込みリスト、トラックT3用積み込みリストというように表示した。
【0022】
図5には、本発明の実施にあたって使用される各種のデータの内容説明図を示す。
集配先から商品に対し注文等があると、図5(a)に示すような商品基礎データが生成される。これは、例えば商品名、出荷先、商品の個数、商品1個当りの重量や容積といったデータを対応付けたものである。商品の重量や容積をこのデータに含めたのは車両に積載する場合に、総重量や車両への積み込み可能な容積判断を行うために必要だからである。
【0023】
(b)には、トラック基礎データを示す。ここには、トラック名、運転者名、総トン数、容積等がそれぞれ対応付けて格納される。これらのデータによって、どのトラックにどの程度の商品がどれだけ積載できるかが明確になる。商品基礎データとトラック基礎データとを用いれば、図1に示したように、ディスプレイ11上にコース毎にどのような商品をどれだけ集配するかというデータ及び集配する商品を割り当てた場合に、そのコースに沿って運行するトラックにはどの程度の割合で商品が積み込まれるかといったデータの表示が可能となる。
【0024】
このようなデータを用いて操作を行った結果、図の(c)に示す配車管理データが生成される。ここには、トラック名、コース、積み込み商品と出荷先、積載量等が表されている。なお、この他にトラックへの積載順等も含めるとよい。これによって、図2に示す倉庫4から出庫商品5を取り出した作業者は、配車管理データに表示されたトラックに、そこに表示された順番に表示された数だけ商品を積み込むことができる。以上の結果、配車組作業を実行する担当者はコースや集配先の組替え作業の都度、データを入力するといった手間をなくし、様々な組み合せをディスプレイ上でシミュレーションし、最適な配車組結果を速やかに得ることができる。
【0025】
なお、上記の例では、配車先のシンボルをドラッグして、組替え作業を行った。しかしながら、配車先の商品のシンボルを商品毎に移動して組替えを行うことも可能になる。ひとつの集配先に大量の商品を配達する場合もあるし、大型商品等の場合に、同一の集配先に2台以上の車両を用いて商品を配達するといったケースもあり得るからである。
【0026】
また、上記のような作業はマウスを用いることが一番簡便であるが、この他ディスプレイ11上のポインタ16を自由に移動させることができるデジタイザその他の各種のポインティングデバイスを利用することができる。また、ディスプレイの画面を指で押すことにより操作する感圧性透明パネルをもちいるのもよい。
【0027】
更に、上記の例では、注文のあった商品を集配先へ届けるというケースを示したが、これは例えば荷物の個別配達や収集のようなシステムにも利用できる。本発明では、集配の対象となる品物を全て商品と呼ぶことにする。即ち、ここでいう商品は売り買いを目的とする品物には限定されない。また、車両は自動車、鉄道の貨車、船舶、航空機等も含むものとする。そして、集配は、配達も収集も含むものとする。
【0028】
また、集配用の車両を割り当てた集配用のコースを表示する場合、集配用の車両または集配用のコースのいずれか一方のみを表示するようにしてもよい。
車両は、1コースに2台以上割り当てられてよく、その場合には、山の手コース1、山の手コース2といったように同一のコースを複数系統表示すればよい。
【0029】
集配先は、直接個々の商店をさす場合と複数の商店を一括してさす場合があってよい。即ち、組み替えのために移動させるシンボルを、数件の集配先群とすることもできる。
さらに、上記のような処理は、ディスプレイに各種のシンボルを表示し、所定の演算処理を行うよう動作するアプリケーションプログラムによって実現することができ、これをフロッピーディスクやその他の記録媒体に記録しコンピュータにロードして実行することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明した本発明の配車組システムは、ディスプレイ上に商品集配用のコースや集配先等のシンボルを互いに対応付けて表示し、これらを移動させることによって、車両に積載する商品等の組替えをシミュレーションさせることができるので、配車組作業を簡便にし、迅速な正確な作業ができる。また、商品の受注やピッキング等のシステムと組み合わせて総合的な商品管理を行えば、新たなデータ入力作業を最小限にして操作性の高いシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配車組作業の具体例を示す説明図である。
【図2】商品出荷システムの概略図である。
【図3】集配コース例説明図である。
【図4】計算方法の例説明図である。
【図5】使用データの内容説明図である。
【符号の説明】
2 データベース
6 配車管理データ
11 ディスプレイ
12 マウス(ポインティングデバイス)
13 コースのシンボル
14 集配先のシンボル
15 商品のシンボル
16 カーソル
20 演算部

Claims (2)

  1. 多数の商品を集配用の複数の車両に積み込んで運送するために、各集配用の車両をそれぞれ、予め設定された複数の集配用のコースに沿って運行するように割り当てて、前記集配用の車両を表すシンボルと、その車両が割り当てられた集配用のコースを表すシンボルと、そのコースに割り当てられた集配先を表すシンボルと、その集配先への集配用の商品を表すシンボルと、前記車両のシンボルにより集配のための全商品を積み込んだとしたときの積載量と車両の最大積載量との関係を示すグラフィック表示とを、前記集配用の車両側が幹で前記集配用の商品側が枝になるように、それぞれトリー状に互いに対応付けて、ひとつの表示画面上に表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの表示画面上で、前記各シンボルの表示位置を移動させるポインティングデバイスと、
    前記商品の商品名と出荷先と商品の重量と容積を含む商品基礎データを格納する手段と、
    前記車両の車両名と積み込み可能な商品の重量と容積を含む車両基礎データを格納する手段と、
    前記車両の車両名と、その車両が運行される前記集配用のコースと、積み込まれる前記商品と、当該商品の積載量を含む配車管理データを格納する手段と、
    前記配車管理データを用いて前記表示画面を生成して前記ディスプレイに表示するとともに、前記ポインティングデバイスが、前記ディスプレイの表示画面上で、前記集配用の車両を表すシンボルと集配用のコースを表すシンボルと集配先を表すシンボルと前記商品のいずれかの表示位置を移動させて、これらのシンボルの対応関係を変更したとき、その変更イベントを認識して再計算を実行し、前記商品基礎データと車両基礎データを用いて、前記配車管理データの車両名と、その車両が運行される前記集配用のコースと、積み込まれる前記商品と、当該商品の積載量のいずれかを更新して、その結果を用いて前記表示画面を生成して前記ディスプレイに表示する演算部を備えたことを特徴とする配車組システム。
  2. コンピュータを、
    多数の商品を集配用の複数の車両に積み込んで運送するために、各集配用の車両をそれぞれ、予め設定された複数の集配用のコースに沿って運行するように割り当てて、前記集配用の車両を表すシンボルと、その車両が割り当てられた集配用のコースを表すシンボルと、そのコースに割り当てられた集配先を表すシンボルと、その集配先への集配用の商品を表すシンボルと、前記車両のシンボルにより集配のための全商品を積み込んだとしたときの積載量と車両の最大積載量との関係を示すグラフィック表示とを、前記集配用の車両側が幹で前記集配用の商品側が枝になるように、それぞれトリー状に互いに対応付けて、ひとつの表示画面上に表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの表示画面上で、前記各シンボルの表示位置を移動させるポインティングデバイスと、
    前記商品の商品名と出荷先と商品の重量と容積を含む商品基礎データを格納する手段と、
    前記車両の車両名と積み込み可能な商品の重量と容積を含む車両基礎データを格納する手段と、
    前記車両の車両名と、その車両が運行される前記集配用のコースと、積み込まれる前記商品と、当該商品の積載量を含む配車管理データを格納する手段と、
    前記配車管理データを用いて前記表示画面を生成して前記ディスプレイに表示するとともに、前記ポインティングデバイスが、前記ディスプレイの表示画面上で、前記集配用の車両を表すシンボルと集配用のコースを表すシンボルと集配先を表すシンボルと前記商品のいずれかの表示位置を移動させて、これらのシンボルの対応関係を変更したとき、その変更イベントを認識して再計算を実行し、前記商品基礎データと車両基礎データを用いて、前記配車管理データの車両名と、その車両が運行される前記集配用のコースと、積み込まれる前記商品と、当該商品の積載量のいずれかを更新して、その結果を用いて前記表示 画面を生成して前記ディスプレイに表示する演算部、
    として機能させるコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
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