JP2003288537A - 商品宅配システムおよび方法 - Google Patents

商品宅配システムおよび方法

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JP2003288537A
JP2003288537A JP2000291259A JP2000291259A JP2003288537A JP 2003288537 A JP2003288537 A JP 2003288537A JP 2000291259 A JP2000291259 A JP 2000291259A JP 2000291259 A JP2000291259 A JP 2000291259A JP 2003288537 A JP2003288537 A JP 2003288537A
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Kenichi Omae
研一 大前
Makoto Miyata
誠 宮田
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 注文商品の発注から顧客への配送までを統合
した電子システムによって運用管理する商品宅配システ
ムおよび方法を提供すること。 【解決手段】 ネットワークを介して相互に接続される
サーバー装置および顧客端末装置とを備えた商品宅配シ
ステムであって、前記サーバー装置は、前記顧客端末装
置から注文された受注商品あるいは材料の発注・仕入指
示を行う発注仕入指示機能部6Aと、この発注仕入指示
機能部により仕入れた商品あるいは材料の加工を指示す
る加工指示機能部6Bと、この加工指示機能部6Bの指
示の下に加工された前記仕入商品あるいは材料を含む前
記仕入商品・材料の仕分け梱包指示機能を有するピッキ
ング指示機能部6Cと、このピッキング指示機能部6C
の指示の下で梱包された前記商品・材料を顧客が指定す
る宛所に配送するための配送ルートを指示する配送指示
機能部6Dとから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の仕入元への
発注から配送までの業務を、ネットワークを介して電子
的に管理する商品宅配システムに関し、特に、生鮮食品
あるいは日用品の宅配に適する宅配システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやその他のネットワーク
を利用した電子商取引があらゆる分野に浸透しつつあ
り、宅配業務へも適用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
宅配システムにおいては、注文および発注等の商取引の
入力手段としては、電話あるいはFAXが中心であり、一
部にインターネットを利用したパソコンも用いられてい
るが、商品の注文から配送、さらには、代金の決済に至
る、いわゆる、入口から出口までの一連の流れを電子的
に総合管理するシステムは実用化されていない。
【0004】また、従来の宅配システムにおいては、商
品の選択、梱包あるいは配送管理に多くの人手を必要と
して、このために注文から配送までに長時間を要すると
いう問題があった。
【0005】そのため、電子商取引にとって必須である
条件、すなわち、商品を低価格で提供できること、およ
び受注から配送までのリアルタイムによる迅速さ等を、
顧客に対して十分に満足させているとは云えない状況で
あった。
【0006】そこで、本発明の目的は、商品の受注から
顧客への配送までを総合的に管理し、商品を低価格で迅
速に配達するという電子商取引の利点を十分に実現しう
る商品宅配システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の商品宅配システ
ムは、ネットワークを介して相互に接続されるサーバー
装置および顧客端末装置とを備えた商品宅配システムで
あって、前記サーバー装置は、前記顧客端末装置から注
文された受注商品あるいは材料の発注・仕入指示を行う
発注仕入指示機能部と、この発注仕入指示機能部により
仕入れた商品あるいは材料の加工を指示する加工指示機
能部と、この加工指示機能部の指示の下に加工された前
記仕入商品あるいは材料を含む前記仕入商品・材料の仕
分け梱包指示機能を有するピッキング指示機能部と、こ
のピッキング指示機能部の指示の下で梱包された前記商
品・材料を顧客が指定する宛所に配送するための配送ル
ートを指示する配送指示機能部とから構成されることを
特徴とするものである。
【0008】また、本発明の商品宅配システムにおいて
は、前記ピッキング指示機能部の指示の下に動作し、所
定個数の配送パックを収納する配送ボックスが載置され
る搬送ラインと、この搬送ラインを前記配送ボックスが
梱包作業員の待機位置に到達した時、一時的に停止させ
るためのセンサーを含む搬送ライン制御手段と、前記梱
包作業員の待機位置に設置され、前記注文商品・材料を
一時的に貯蔵するためのピッキング棚と、このピッキン
グ棚に設けられ、前記商品・材料の棚割りを指示する第
1の電光表示板と、前記梱包作業員の待機位置に設置さ
れ、前記配送ボックスに収納された各配送パックに収納
すべき、前記商品・材料を表示する第2の電光表示板と
を備えたことを特徴とするものである。
【0009】さらに、本発明の商品宅配システムにおい
ては、前記搬送ラインには、その内部で前記梱包作業員
が梱包作業を行う冷凍ゾーンおよびドライゾーンが設置
されていることを特徴とするものである。
【0010】さらに、本発明の商品宅配システムにおい
ては、前記搬送ラインには、前記搬送ボックスに添付さ
れ、注文顧客の宛所が表示された会員ラベルを印刷発行
するためのラベル発行機が設置されている貼付移動手段
には、ボックスをピッカーの前で停止させるセンサーを
具備していることを特徴とするものである。
【0011】本発明の商品宅配方法は、ネットワークを
介して相互に接続されるサーバー装置および顧客端末装
置とを備えた商品宅配方法であって、前記顧客が前記端
末装置を用いて商品を注文するための注文情報を前記サ
ーバー装置に送信するステップと、このステップにより
送信された前記注文情報を前記サーバー装置により受信
し、注文された商品あるいは材料の発注・仕入れを行う
ステップと、このステップにより仕入れた商品あるいは
材料の加工を行うステップと、このステップにより加工
された前記仕入商品あるいは材料を含む前記仕入商品・
材料の仕分け梱包を行うピッキングステップと、このピ
ッキングステップにより梱包された前記商品・材料を顧
客が指定する宛所に配送するための配送ルートを決定す
るルーティングステップと、このステップにより決定さ
れたルーティングに従って、前記商品あるいは材料を顧
客の宛所に配送するステップとを備えたことを特徴とす
るものである。
【0012】また、本発明の商品宅配方法においては、
前記ピッキングステップはさらに、所定個数の配送パッ
クを収納する配送ボックスを搬送ラインに載置して搬送
するステップと、この搬送ラインを前記配送ボックスが
梱包作業員の待機位置に到達した時、一時的に停止させ
るステップと、前記梱包作業員の待機位置に設置された
ピッキング棚に、前記注文商品・材料を一時的に貯蔵す
るステップと、このピッキング棚に設けられた前記商品
・材料を前記梱包作業員により、前記配送ボックスに収
納された各配送パックに収納するステップとを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0013】さらに、本発明の商品宅配方法において
は、前記ピッキングステップはさらに、前記注文顧客の
配送宛所が表示された会員ラベルを印刷発行するステッ
プと、このステップにより印刷発行された前記会員ラベ
ルを前記搬送ボックスに添付するステップとを具備して
いることを特徴とするものである。
【0014】さらに、本発明の商品宅配方法において
は、前記ルーティングステップは、前記配送宛所への道
路および渋滞状況考慮して決定することを特徴とするも
のである。
【0015】さらに、本発明の商品宅配方法において
は、前記発注仕入ステップは、1日の中の早い時間に行
う事前発注と、1日の中の遅い時間に行う最終発注とか
らなることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図5について説明する。
【0017】図1は、本発明による商品宅配システムの
基本構成を示すブロック図、図2は図1の商品管理モジ
ュールの構成を示すブロック図である。
【0018】図1において、情報入力部1は登録会員あ
るいは非登録会員である顧客が使用するパソコン、携帯
端末、FAX、電話等多種多様な情報入力手段であり、
この情報入力手段から入力された情報は、インターネッ
ト、専用回線、電話回線、無線回線等各種のメディアを
介してユーザーインターフェース2に入力される。ユー
ザーインターフェース2はこの種々の形式の入力情報を
統一フォーマットに変換して業務処理モジュール3に供
給する。業務処理モジュール3は、たとえは、ショッピ
ング、バンキング、スケジュール管理のような複数のア
プリケーションプログラムを有し、顧客からのアクセス
により、必要なアプリケーションプログラムを動作さ
せ、顧客に希望するサービスを提供する。業務処理モジ
ュール3は、また、顧客からのインターネットを介する
アクセスにより各種のサービスを提供するためのホーム
ページを提供する。このホームページには、顧客からの
連絡、問い合わせ各種の趣味情報その他の情報を自由に
投稿させる掲示板機能を含み、いわゆるコミュニティー
機能を提供する。
【0019】この業務処理モジュール3でのサービス提
供およびコミュニティー機能を行うための各種のデータ
はデータベース4に登録・蓄積されている。例えば、電
子商取引により販売する商品名とそれらの価格、数量、
形状、発注先等の商品データが蓄積されている。また、
宅配サービスを行うための顧客は会員登録され、氏名、
住所、最寄りの加盟店名その他の会員データがデータベ
ース4に登録・蓄積されている。ここで、後述するよう
に、本発明のシステムをフランチャイズ方式により、複
数の加盟店が共用する場合、顧客の会員登録は、最寄り
の加盟店から宅配サービスを行うために、加盟店毎に登
録されている。業務処理モジュール3がユーザーから入
力された各種のデータおよびこれを用いて各種の処理を
行った結果のデータは逐次データベース4に蓄積され
る。
【0020】このデータベース4には、また、商品管理
モジュール5、商品運用指示モジュール6および決済処
理モジュール7が接続されている。
【0021】商品管理モジュール5は、顧客からの商品
の注文に基づいてデータベース4に新たな商品を登録
し、あるいは、取扱頻度の少なくなった商品データを削
除し、常に、最新の商品データのみを登録して、リアル
タイムな商品管理を行う。また、商品管理モジュール5
は、データベース4に蓄積された商品データその他のデ
ータを、例えば、CD−ROM等に記憶し、オフライン
で商品カタログ発行機に使用できるようにする機能を備
えている。
【0022】また、商品運用指示モジュール6は、図2
に示すように、注文商品の材料の発注仕入れを指示する
発注/仕入指示機能部6A、加工を必要とする材料の加
工方法を指示する加工指示機能部6B、商品の梱包のた
めのピッキング指示機能部6Cおよび最良の配送ルート
を配送端末に指示する配送指示機能部6Dからなってい
る。
【0023】ピッキング指示機能部6Cは次の諸機能、
(1)、ラベル出力機能、すなわち、配送ボックスに貼
るラベルを顧客への配達ルートの遠方から近くに向かっ
て順次に出力する機能、(2)、棚割り機能、すなわ
ち、どの棚にどのような商品あるいは材料を配置する
か、例えば、重い商品・材料は下段の棚に置き、売れ筋
の材料は作業員が取り易い中段の棚に置く等の指示を与
える機能、(3)、上記(1)項の出力および(2)項
の指示機能、あるいは、発送商品・材料の数量等を指示
する機能を備えている。
【0024】さらに、決済処理モジュール7は、銀行側
のCPU(図示せず)と接続さていており、銀行側に決
済処理の指示を出し、顧客の定期預金のうちの代金に相
当する金額をロックすることによって、確実に決済する
機能を備えている。
【0025】図2に示す商品運用指示モジュール6内の
配送指示機能部6Dは、商品管理モジュール5からの材
料および顧客データを基に、最も効率の良い配送ルート
を計算し、配送部門(図示せず)に最良の配送ルートを
指示する機能を有している。
【0026】なお、前記情報入力部1は、オフライン状
態で、例えば、商品カタログに表示されているバーコー
ドをバーコードリーダーにより読み取りこれを蓄積した
パソコンのハードディスクやCD−ROM等からの入力
も可能であり、これによって、電話代の節約やレスポン
スの迅速さを実現できる。
【0027】次に、このような構成からなるシステムの
運用方法を、図3により説明する。
【0028】図3は、本発明の商品宅配システムの運用
手順を示すフローチャートである。同図において、ま
ず、顧客は商品宅配システムのホームページ(S1)に
アクセスして、コミュニティー画面(S2)を開く。こ
のコミュニティー画面(S2)には、不特定多数の一般
顧客からの自由な意見、趣味情報、体験情報、質問等各
種の情報が掲示されている。なお、このコミュニティー
画面(S2)は、業務処理モジュール3によって、バン
キングおよびショッピング機能とリンクしたコンテンツ
となっている。
【0029】ここで顧客が、例えば、「明日の夕食を何
にするか」のヒントを得ようとする場合、コミュニティ
ー画面内の[レシピー]ボタンをクリックしてレシピー
画面(S3)を開く。そこには一般顧客から登録され
た、それぞれが得意とする自慢料理の調理方法および関
連情報が掲載されている。
【0030】顧客は、レシピー画面(S3)に掲載され
ているレシピー情報から、気にいった料理、例えば、
「釜飯とおさしみの組み合わせ」レシピーをクリックす
ると、「調理・材料」画面(S4)に変わり、この画面
には指定した「釜飯とおさしみ」の調理方法と4人分を
一単位とした分量の材料が表示されている。
【0031】顧客は、この「調理・材料」画面(S4)
を見て、食材のうち、すでに自宅に買い置きがある食材
には、例えば、「・」印を付け、注文すべき食材の人数
分、例えば、3人分を指定して、[注文]ボタンをクリ
ックする。これによって、レシピー「釜飯とおさしみ」
の注文した食材が翌日の所定時間、例えば、午前9時に
顧客の自宅に届けられる。
【0032】次に、顧客からの「レシピーの投稿」や
「レシピーの検索」および「食材の注文」等の操作手順
を、図4乃至図10に示すインターネット用のホームペ
ージ画面を用いて説明する。
【0033】図4はホームページ画面、図5はコミュニ
ティー画面、図6および図7はレシピー投稿画面、図8
および図9はレシピー検索画面、図10はショッピング
画面である。
【0034】図4の[ホームページ画面]には「Sho
pping(ショッピング)」8、「Home Ban
king(ホームバンキング)」9その他のメニューボ
タンとともに「Commnnity(コミュニティ
ー)」10メニューボタンが表示されている。
【0035】「レシピーの投稿」は、メニューボタン
「Commnnity」10をクリックして図5の[コ
ミュニティー画面]を開き、この画面上のメニューから
「次ぎの特集テーマ」11をクリックして、図6の[レ
シピー投稿画面]を開く。
【0036】この[レシピー投稿画面]には、料理に必
要なあらゆる情報である、「調理方法」、「食材」、
「分量」、「食べる人の年齢層」あるいは朝食あるいは
昼食等の「シチュエーション」その他の情報を記入する
フォーマットが表示されている。さらにそのフオーマッ
トには「ワンポイントアドバイス」等自由記入欄も設け
られている。
【0037】次に、「レシピーの検索」は、図5の[コ
ミュニティー画面]内のメニュー「レシピー検索」をク
リックすると、図8に示される[レシピー検索画面]が
開き、さらに、例えば、メニュー「速攻スピードおか
ず」13をクリックすると、[レ第9図に示すような
[速攻スピードおかず画面]が開く。この画面には、料
理にかかる時間に応じた「レシピータイトル」、たとえ
ば、「トマトのハーブ焼き」が列挙されており、この中
から顧客が詳細情報を参照して希望するレシピーを選
ぶ。
【0038】このようにして選択されたレシピーの調理
に必要な食材の注文操作について説明する。希望するレ
シピーを見つけた顧客は、図4の[ホームページ画面]
に戻り、この画面から、注文方法メニュー、例えば、
「お買得」14を指定して、「Shopping」8ボ
タンをクリックすると、図10に示すような[ショッピ
ング画面]が開く。この画面には、食材毎に価格が表示
されており、注文数量が選択入力できるフオーマットが
表示されている。
【0039】顧客は、この[ショッピング画面]から注
文食材と注文数量とを指定して、導画面内のショッピン
グカートに追加し、「注文決定」ボタン15をクリック
すれば、注文が完了する。
【0040】次に、本発明によるシステムをフランチャ
イズ方式により運用する場合の実施形態を図11乃至図
16により説明する。
【0041】図11は、本発明による商品宅配システム
をフランチャイズ方式により複数のフランチャイジーで
ある加盟店から共同で利用する実施形態を示すブロック
図である。
【0042】同図には省略されているが、本部側の本部
サーバー16は、図1に示した業務処理モジュール3、
データベース4、商品管理モジュール5、商品運用指示
モジュール6および決済処理モジュール7を含んでい
る。これらの他に、図示のように、制御モジュール16
A、通信モジュール16B、検索機能部16C、開発商
品を登録する登録機能部16Dおよびカタログ情報の表
示機能部を備えている。この制御モジュール16Aに
は、商品マスター17とカタログマスター18とがバス
ラインにより双方向の情報交換を行うように接続されて
いる。商品マスター17は、全国に散在する全加盟店で
販売される全ての商品名と価格、個数、重量、加工方
法、発注先、販売地域、その商品の属性データが登録さ
れている。ここで、販売地域を示すデータとしては、そ
の商品が全国的に販売されるいわゆる全国商品か、特定
地域のみで販売されいわゆる地方商品かを識別する情報
と、地方商品についての地方名データ等が含まれてい
る。また、発注先データとしては、全国的に販売される
商品あるいは食材の発注先と、特定の地方で生産される
商品あるいは食材の発注先データであり、前者について
は本部サーバーが一括集中発注し、後者については、販
売を希望する各加盟店が分散発注する。カタログマスタ
ー18は、各加盟店が所定の期間内に販売する商品およ
びその属性データと、これらの商品を顧客に宣伝するた
めの商品カタログの編集情報が登録されている。この商
品カタログの編集情報は、例えば、ある商品が掲載され
るカタログのページ数およびそのページ内の掲載位置等
を示す情報である。これらの商品マスター17およびカ
タログマスター18は、図1に示すデータベース4の一
部を構成するものである。
【0043】本部サーバー16は、通信モジュール16
Bを介して、ウェブ19に接続され、このウェブ19を
通して全国に散在しているフランチャイジーである加盟
店に設置される多数のクライアント端末機器20に接続
されている。
【0044】この端末機器20はその通信モジュール2
0Aを介して本部サーバー16からのデータやコマンド
を受信し、これを制御モジュール20Bにより処理し、
必要に応じて出力モジュール20Cを介して表示部21
に表示する。各加盟店に設置されるクライアント端末機
器20は、また、本部サーバー16に設けられる図1に
示す業務処理モジュール3により提供されるホームペー
ジにアクセスできる。そして、このホームページ内のシ
ョッピングメニューおよびコミュニテイーメニュー等、
特定のメニューについては、標準メニューに修正を加え
て、各加盟店独自の内容に変更することができる。例え
ば、ショッピングメニューの内容は、加盟店が例えば1
週間ごとに販売する生鮮食品のカタログと、注文用の画
面から構成される。また、コミュニテイーメニューは、
その加盟店が所在する地域の顧客からの投稿により運営
される。
【0045】一方、入力部22からのデータは制御モジ
ュール20Bの制御の下で、入力モジュール20Dおよ
びをウェブ19介して、本部サーバー16に送られる。
入力部22から入力されるデータは、加盟店の売上デー
タあるいは加盟店の開発商品等である。
【0046】すなわち、ある加盟店が例えば、その地域
の特産物を新たな商品として開発した場合、クライアン
ト端末20の入力部22から、その開発商品に関するデ
ータを入力すると、制御部20Bの制御で通信モジュー
ルからウェブ19を介して本部サーバー16に送られ
る。本部サーバー16では、制御部16Aの制御によっ
て商品マスター17の蓄積データを検索して、すでに登
録された商品かどうかを確認する。新商品であると確認
されると、登録機能16Dにより、商品マスター17に
新たに登録保存する。同時に、この新しい開発商品はカ
タログマスター18にも登録保存され、後術する商品カ
タログ作成用の情報として利用される。
【0047】商品マスター17の内容はウェブ19を介
して他の加盟店からもアクセス可能であるため、ある加
盟店が開発した商品を他の加盟店が取り扱うことができ
る。
【0048】次に、顧客からの受注手順を図12により
説明する。
【0049】図12は、本発明の商品宅配システムにお
ける受注処理部の構成を示すブロック図である。
【0050】同図において、顧客端末器23は会員登録
された各顧客が持つパソコンやiモード携帯電話機、あ
るいは加入電話機等で、これらによる入力情報はウェブ
24を介して本部サーバー16(図11)内の受注処理
部25に伝送される。顧客端末器23としては、また、
商品カタログに印刷されたバーコードを読み取るバーコ
ードリーダー(図示せず)も用いられる。このバーコー
ドリーダーは、上記パソコンあるいは携帯電話機に付属
させて用いることができる。
【0051】受注処理部25は、受注モジュール25
A、商品表示モジュール25B、注文登録モジュール2
5C、制御モジュール25Dおよび通信モジュール25
Eからなる5種類の機能モジュールを含んでいる。これ
らの機能モジュールのうち、商品表示モジュール25B
と注文登録モジュール25Cはデータベースインターフ
ェース26を介してカタログマスター17および注文マ
スター28に接続されている。制御モジュール25Dは
商品表示モジュール25Bと注文登録モジュール25C
を制御して、受注商品に関するデータを統一フォーマッ
トに変換して、カタログマスター17および注文マスタ
ー28に、それぞれ登録保存する。制御モジュール25
Dは、また、カタログマスター17および注文マスター
28の登録内容を、通信モジュール25Eを介してウェ
ブ9上に供給し、各加盟店に設置されたクライアント端
末機器A〜C29からアクセス可能に制御している。
【0052】このようなシステム構成において、顧客の
入力端末機器23から商品の注文情報が入力され、ウェ
ブ24を介して、本部サーバー16(図11)内の受注
処理部25に供給される。受注処理部25内の受注モジ
ュール25Aは、顧客の入力端末機器23の種類に応じ
た受信部を備えており、例えば、iモードによる注文で
あればiモード対応受信部により、また、電話による注
文であれば音声受信部により受注データに変換する。受
注データは商品表示モジュール25Bおよび注文登録モ
ジュール25Cそれぞれに送られ、さらに、インターフ
ェース26で統一フォーマットに変換されてカタログマ
スター17および注文マスター28に登録蓄積される。
【0053】また、このとき、制御部25Dによって受
注商品が全国商品か地方商品かについての検索が行われ
る。この結果、全国商品の場合には、前述したように、
本部サーバーから一括して集中発注し、地方商品の場合
には、その地方の加盟店がそれぞれ分散発注する。そし
て、集中発注あるいは分散発注のいずれの場合も、納入
効率を考慮して最適な納入業者の選択が行われる。
【0054】この最適な納入業者を自動的に選択する選
択手順を図13により説明する。
【0055】図13は、最適な納入業者の選択手順を示
したフローチャートである。同図において、本部サーバ
ー16(図11)が顧客端末からの注文を受けると、商
品マスター17(図11)から受注商品に関する商品情
報を読み出す(ステップS71)。また、注文マスター
28(図12)からは受注商品の注文情報、例えば、配
送日や届け先等の情報を読み出す(ステップS72)。
さらに、図示しないが、業者マスターからは納入業者に
関する業者情報を読み出す(ステップS73)。
【0056】そして、これら3つの情報、すなわち、受
注した商品情報や注文情報、および業者情報等を最適化
処理することによって、注文商品に対する最適な納入業
者を選択決定する(ステップS74)。
【0057】そして、決定された最適な納入業者に受注
商品を発注し(ステップS75)、納入業者側は、それ
を受注して(ステップS76)、受注商品の最適な納入
業者への発注手順は終了する。
【0058】なお、顧客がその端末機23(図12)を
介して宅配システムにログインした時、顧客側の端末機
器23には顧客が会員入会時に指定した加盟店が扱って
いる商品だけが表示されるようになっている。
【0059】図14は、図12に示した受注処理部25
における注文のチェック作業手順を示すフローチャート
である。
【0060】図12に示される顧客端末機23からの入
力情報(ステップS81)は、入力インターフェースで
統一フォーマットに変換されて(ステップS82)、注
文データとして、本部サーバー16(図11)内の受注
処理部25(図12)に送られる(ステップS83)。
【0061】本部サーバーで受信した(ステップS8
4)注文データは受注処理部25(図12)において、
例えば、商品名が正しいか、同一商品をダブッテ注文し
ていないか、注文金額に誤りがないか、等のチェックが
行われる(ステップS85)。
【0062】そのチェックの結果、間違いでないと判断
されると(N)、その注文データは注文マスター28
(図12)に登録・保存され(ステップS86)、同時
に本部側の表示部に送られて確認表示される(ステップ
S87)。
【0063】一方、チェックの結果、間違いであると判
断されると(Y)、注文に間違いがあることをクライア
ントに知らせるため、顧客の端末機に、その旨表示する
(ステップS88)。同時に、本部側の表示部にも同じ
意味の確認表示が行われる(ステップS89)。
【0064】次に、本発明の商品宅配システムによる商
品のカタログを編集する手順を、図15により説明す
る。
【0065】通常、生鮮食品や日用品を販売する加盟店
は、例えば1週間あるいは1ヶ月ごとに販売する商品の
品揃えを更新し、その期間に販売する商品カタログも更
新する。本発明の商品宅配システムにおいては、フラン
チャイズ加盟店に対し、このようなカタログの編集サー
ビスを提供する。図15は、このカタログの編集手順を
示すフローチャートであり、加盟店が独自に開発した商
品を含む、加盟店である磁気に販売する商品を掲載した
販売カタログを編集する場合の手順を示している。
【0066】まず、加盟店では、開発商品の写真と商品
の紹介説明を図11に示したクライアント端末20の入
力部22から入力し(ステップS91)、本部サーバー
16に送る(ステップS92)。
【0067】本部サーバーはそのデータを受信すると
(ステップS93)、これを商品マスター17(図1
1)に登録する(ステップS94)。
【0068】次いで、加盟店側からは、カタログ編集に
必要な商品名およびパッケージ形態等のカタログ製作条
件を入力し(ステップS95)、これを本部サーバーに
送信する(ステップS96)。
【0069】本部サーバーは、カタログ製作条件を受信
し(ステップS97)、これを検索条件として図11に
示されるカタログマスター17の検索を行い(ステップ
S98)、その結果得られたカタログデータは加盟店の
クライアント端末20に送信され(ステップS99)、
その表示部に表示される(ステップS100)。
【0070】加盟店は、この表示されたカタログデータ
をみて、例えば、カタログのどこの桝位置に、どの商品
を掲載するかを決定し、その結果を本部マスターに送信
する(ステップS101)。本部マスターでは、その決
定結果がカタログマスター17(図6)に登録し(ステ
ップS102)、その登録された情報によってカタログ
が編集作成される(ステップS103)。作成されたカ
タログデータは、再び加盟店側に送信され、そのクライ
アント端末機20により受信される。加盟店では受信し
たカタログ情報を最寄りの印刷会社に持参して、カタロ
グ印刷を依頼する。
【0071】ところで、商品が生鮮食品の場合、商品あ
るいは商品材料の仕入れ発注はジャスト・イン・タイム
(Just in time)方式を採用し、納入業者
の商品調達準備のために、例えば、受注当日の18時に事
前発注を行い、次に受注当日の深夜0時に納入業者への
仕入れ確認の為に、最終発注が行われる。
【0072】この2段階発注を行うことによって、仕入
れ側である各加盟店の在庫をゼロに近づけ、コストを最
小限に抑えることができる。さらに、納入業者側におい
ても品切れによる失注を防止することができ、経済的に
有利な商取引を展開することができる。
【0073】次に、上記のように、顧客から受注した商
品を発注し、加工し、梱包し、顧客の下に配送するまで
の一連の作業手順について図1および図2に戻って説明
する。これら一連の作業のうち、商品発注の一部を除
き、全て加盟店により行われる。商品発注は、前述した
ように、全国商品の場合には、前述したように、本部サ
ーバーから一括して集中発注し、地方商品の場合には、
その地方の加盟店がそれぞれ分散発注する。
【0074】図1において、上記の顧客の注文データ
は、顧客毎にデータベース4に蓄積される。商品運用指
示モジュール6は、図2に示す発注仕入れ機能部6Aに
より、データベース4に蓄積された注文商品あるいは商
品材料を読み出し、それぞれを販売する問屋等の仕入先
納入業者に発注する。なお、発注仕入指示機能部6A
は、発注に際して、仕入先毎、メーカー毎、材料毎、仕
入量毎等に仕分け処理して発注される。
【0075】このように、発注された商品・材料につい
ては、発注から2〜3時間後に仕入先から納入されてく
るが、納入された材料のうち、「さしみ」や「野菜」等
の加工を必要とする食材については、加工指示機能部6
Bによりその加工方法も指示され、加盟店に設けられた
加工工場において加工される。
【0076】加工された商品は、加工の必要のない商品
とともに、ピッキング指示機能部6Cの管理下で、それ
らの容積が測定され入力される。本発明の商品宅配シス
テムで採用される配送用の発送パックは、配送車への積
載作業を効率的に行う目的で一定容積になっている。こ
のため、1個の発送パックに収納可能な商品・食材の分
量をそれらの容積の測定結果に基づいて計算することに
よって、顧客毎の発送パックの個数が予め決定される。
【0077】このように、材料が加工され、商品、材料
の容積が計算されると、後述するように、ピッキング
(Picking)と呼ばれる商品仕分梱包ラインに備
えられている3段乃至4段からなる仕分棚の所定位置に配
置される。そして、仕分棚に配置された商品、材料は、
ピッキングラインに配置されたピッカーと呼ばれる仕分
け梱包要員によって顧客毎に発送パックに梱包される。
【0078】なお、これらの作業に併行して代金の決済
処理が行われる。
【0079】図16は、本発明の商品宅配システムに用
いられるピッキングラインの構成を示すブロック図であ
る。
【0080】同図において、U字型のトランスファーラ
イン30には、冷凍ゾーン31とドライゾーン32とが
設置されている。このトランスファーライン30上に
は、例えば、4個単位の発送パック33が詰められた配
送ボックス34が載置され、冷凍ゾーン31およびドラ
イゾーン32内でそれぞれ待機する複数人のピッカー3
5の前まで運ばれる。
【0081】また、このトランスファーライン30に
は、各ピッカー35の待機位置に対して反対側のライン
近傍にセンサー36が設置され、さらに、ピッカー35
の手前には配送パック33の個数分である4個の電光表
示板37が設置されている。センサー36の感知動作に
よって、配送ボックス34はピッカー35の前で停止す
るように構成されている。
【0082】さらに、トランスファーライン30の始点
には登録された顧客毎に割り当てられた会員ラベルを印
刷発行するラベル発行機38が設置されている。すなわ
ち、この会員ラベルには、顧客の会員番号や氏名、配送
先住所等が印刷される。ラベル発行機38は、配送効率
が最良のルーティング(経路)順に発行する。このルー
ティングは、配送指示機能部6D(図2)により、例え
ば、会員である顧客の所在地、住所番地、あるいは顧客
所在地近辺の道路状況、渋滞状況とを加味して所要時間
が計算され、最短のルーティングが決定される。
【0083】また、冷凍ゾーン31およびドライゾーン
32内には、ピッカー35の後方位置に、配送すべき商
品、材料が仕分けられ、一時的に配置される3〜4段か
らなるピッキング棚39がそれぞれ設置されている。
【0084】そして、これらのピッキング棚39にも棚
毎に電光表示板40が設置されており、発送パック33
に収納する商品、材料をそれらの容積に応じ、また、配
送ルート順に応じて指示する。すなわち、例えば、遠方
の顧客から順次近くの顧客に配送するように、配送効率
が最良のルーティングを予め決定し、この決定された順
位に従って商品、材料を発送パック33に収納するよう
に指示する。また、商品、材料の容積に基づいて、指定
された発送パック33への収納をピッカー35に指示す
る。そして、ラベル発行機38も上記の情報に基づいて
ラベルを発行するようになっている。
【0085】このような構成のピッキングラインにおい
て、まず、注文を受けた顧客の会員ラベルがラベル発行
機38によって発行される。この会員ラベルは配送ボッ
クス34に自動的に貼られる。ラベルが貼られた配送ボ
ックス34がトランスファーライン30により搬送さ
れ、ピッカー35の前に運ばれてくると、センサー36
の感知によって、トランスファー30の移動は停止す
る。
【0086】ピッカー35は、停止した配送ボックス3
4内の4個の発送パック33に、受注顧客毎の商品、材
料入れ行う。この場合、ピッカー35にはピッキング指
示機能部6Cの管理の下に動作する、電光表示板40に
より、発送パック33毎に収納すべき商品、材料が指示
される。ピッカー35はこの指示に基づいてピッキング
棚39から取りだし、各発送パック33に収納する。
【0087】配送ボックス34内の4個の発送パック3
3への商品、材料入れが完了すると、ピッカー35は電
光表示板40条に表示されている「終了ボタン」(図示
せず)を押し、終了したことをピッキング指示機能部6
Cに知らせる。ピッキング指示機能部6Cは複数のピッ
カー35全員の材料入れ作業が終了した時点で、トラン
スファーライン30の移動を再開して、次ぎの搬送ボッ
クス34が各ピッカー35の前に搬送され停止する。
【0088】なお、ピッキング棚39に対しては、ピッ
キング指示機能部6Cによって棚割が行われるが、この
棚割は、前述したように、例えば、重い商品、材料は下
段に、注文の多い商品、材料はピッカー35が取り出し
易いように中段に配置するように、電光表示板40によ
り指示される。したがって、ピッカー35の作業効率は
極めて高く、受注から配送に至る宅配システム全体の運
用スピードの高速化に役立っている。
【0089】以上の作業は、ドライゾーン32および冷
凍ゾーン31に共通であり、冷凍を必要とする材料のピ
ッキングについては、すべて冷凍ゾーン31のみで行わ
れる。
【0090】一方、受注商品についての代金決済は、商
品、材料を発注した時点で、会員である顧客の総合定期
預金のうち、代金相当金額が自動的にロックされ、代金
の支払確保処理が実に行われる。
【0091】次いで、4個の発送パック33が収納さ
れ、配達先の所在地を示す会員ラベルが貼られた搬送ボ
ックス34は、配送人により、予め決定されたルーティ
ングに従って、注文主である各顧客宅に配送される。こ
の場合、例えば、配送ルート当たり28個の搬送ボック
ス34が配送順に「かご車」(図示せず)に収められ
る。 この「かご車」は、複数個の搬送ボックス34を
収納可能な棚を有し、下部にはローラが取り付けられて
いる。この「かご車」は、配送用の軽自動車の荷台に積
まれ、配送ルートに従って運搬される。
【0092】
【発明の効果】上記した本発明の商品宅配システムによ
れば、商品の受注から、仕入発注、加工、仕分け、梱包
および配送ルートの決定作業に至るまで、電子的に管理
され、自動的に行われるので、最小限の人手により効率
もよく、しかも迅速に受注商品の宅配が可能となる。
【0093】また、本発明によれば、事前発注と最終発
注とからなる二本立てのジャスト・イン・タイム方式を
採用することにより、仕入側の在庫をゼロに近い状態で
維持させることができ、さらには、納入業者側の品切れ
による失注も防止でき、経済効率の良い宅配事業を展開
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子商取引の運用システムを示し
た構成ブロック図である。
【図2】本発明による商品運用指示モジュールの機能構
成を示した構成ブロック図である。
【図3】本発明のシステム運用方法による実施形態の手
順を示したフローチャートである。
【図4】本発明によるシステム運用に用いられる画面図
の一例で、ホームページ画面である。
【図5】同じくコミュニティー画面である。
【図6】同じくレシピー投稿画面である。
【図7】同じくレシピー検索画面である。
【図8】同じくレシピー検索画面である。
【図9】同じくレシピー検索画面である。
【図10】同じくショッピング画面である。
【図11】本発明によるシステムにフランチャイズ形態
を取り入れた電子商取引における商品管理システムの構
成ブロック図である。
【図12】本発明による受注システムの構成ブロック図
である。
【図13】本発明による最適な納入業者の選択手順を示
したフローチャートである。
【図14】本発明による注文の間違いチェックをするチ
ェック手順を示したフローチャートである。
【図15】本発明によるカタログ作成の編集手順を示し
たフローチャートである。
【図16】本発明によるピッキングの構成ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 情報入力部 2 ユーザーインターフェース 3 業務処理モジュール 4 データベース 5 商品管理モジュール 6 商品運用指示モジュール 6A 発注・仕入指示機能部 6B 加工指示機能部 6C ピッキング指示機能部 6D 配送指示機能部 7 決済処理モジュール 8 「ショッピング」項目 9 「ホームバンキング」項目 10 「コミュニティー」項目 11 「次ぎの特集テーマ」項目 12,13 「速攻スピードおかず」項目 14 「お買得」項目 15 「注文決定」項目 16,25 本部サーバー 16A,20B 制御モジュール 16B,20A 通信モジュール 16C 検索記機能部 16D 登録機能部 17 商品マスター 18 カタログマスター 19,24 ウェブ 20 端末機器 21 表示部 22 入力部 23 顧客入力部 25A 受注モジュール 25B 商品表示モジュール 25C 注文登録モジュール 25D 制御モジュール 25E 通信モジュール 26 データベースインターフェース 27 カタログマスター 28 注文マスター 29 クライアント 30 トランスファー 31 冷凍ゾーン 32 ドライゾーン 33 発送パック 34 ボックス 35 ピッキー 36 センサー 37 電光板 38,40 ラベル発行機 39 棚

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して相互に接続される
    サーバー装置および顧客端末装置とを備えた商品宅配シ
    ステムであって、前記サーバー装置は、前記顧客端末装
    置から注文された受注商品あるいは材料の発注・仕入指
    示を行う発注仕入指示機能部と、この発注仕入指示機能
    部により仕入れた商品あるいは材料の加工を指示する加
    工指示機能部と、この加工指示機能部の指示の下に加工
    された前記仕入商品あるいは材料を含む前記仕入商品・
    材料の仕分け梱包指示機能を有するピッキング指示機能
    部と、このピッキング指示機能部の指示の下で梱包され
    た前記商品・材料を顧客が指定する宛所に配送するため
    の配送ルートを指示する配送指示機能部とから構成され
    ることを特徴とする商品宅配システム。
  2. 【請求項2】 前記ピッキング指示機能部の指示の下に
    動作し、所定個数の配送パックを収納する配送ボックス
    が載置される搬送ラインと、この搬送ラインを前記配送
    ボックスが梱包作業員の待機位置に到達した時、一時的
    に停止させるためのセンサーを含む搬送ライン制御手段
    と、前記梱包作業員の待機位置に設置され、前記注文商
    品・材料を一時的に貯蔵するためのピッキング棚と、こ
    のピッキング棚に設けられ、前記商品・材料の棚割りを
    指示する第1の電光表示板と、前記梱包作業員の待機位
    置に設置され、前記配送ボックスに収納された各配送パ
    ックに収納すべき、前記商品・材料を表示する第2の電
    光表示板とを備えたことを特徴とする請求項1記載の商
    品宅配システム。
  3. 【請求項3】 前記搬送ラインには、その内部で前記梱
    包作業員が梱包作業を行う冷凍ゾーンおよびドライゾー
    ンが設置されていることを特徴とする請求項2記載の商
    品宅配システム。
  4. 【請求項4】 前記搬送ラインには、前記搬送ボックス
    に添付され、注文顧客の宛所が表示された会員ラベルを
    印刷発行するためのラベル発行機が設置されている貼付
    移動手段には、ボックスをピッカーの前で停止させるセ
    ンサーを具備していることを特徴とする請求項2記載の
    商品宅配システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して相互に接続される
    サーバー装置および顧客端末装置とを備えた商品宅配方
    法であって、前記顧客が前記端末装置を用いて商品を注
    文するための注文情報を前記サーバー装置に送信するス
    テップと、このステップにより送信された前記注文情報
    を前記サーバー装置により受信し、注文された商品ある
    いは材料の発注・仕入れを行うステップと、このステッ
    プにより仕入れた商品あるいは材料の加工を行うステッ
    プと、このステップにより加工された前記仕入商品ある
    いは材料を含む前記仕入商品・材料の仕分け梱包を行う
    ピッキングステップと、このピッキングステップにより
    梱包された前記商品・材料を顧客が指定する宛所に配送
    するための配送ルートを決定するルーティングステップ
    と、このステップにより決定されたルーティングに従っ
    て、前記商品あるいは材料を顧客の宛所に配送するステ
    ップとを備えたことを特徴とする商品宅配方法。
  6. 【請求項6】 前記ピッキングステップはさらに、所定
    個数の配送パックを収納する配送ボックスを搬送ライン
    に載置して搬送するステップと、この搬送ラインを前記
    配送ボックスが梱包作業員の待機位置に到達した時、一
    時的に停止させるステップと、前記梱包作業員の待機位
    置に設置されたピッキング棚に、前記注文商品・材料を
    一時的に貯蔵するステップと、このピッキング棚に設け
    られた前記商品・材料を前記梱包作業員により、前記配
    送ボックスに収納された各配送パックに収納するステッ
    プとを備えたことを特徴とする請求項5記載の商品宅配
    方法。
  7. 【請求項7】 前記ピッキングステップはさらに、前記
    注文顧客の配送宛所が表示された会員ラベルを印刷発行
    するステップと、このステップにより印刷発行された前
    記会員ラベルを前記搬送ボックスに添付するステップと
    を具備していることを特徴とする請求項6記載の商品宅
    配方法。
  8. 【請求項8】 前記ルーティングステップは、前記配送
    宛所への道路および渋滞状況考慮して決定することを特
    徴とする請求項5記載の商品宅配方法。
  9. 【請求項9】 前記発注仕入ステップは、1日の中の早
    い時間に行う事前発注と、1日の中の遅い時間に行う最
    終発注とからなることを特徴とする請求項5記載の商品
    宅配方法。
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