JPH0710229A - 複数自動倉庫の制御装置 - Google Patents

複数自動倉庫の制御装置

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JPH0710229A
JPH0710229A JP16079093A JP16079093A JPH0710229A JP H0710229 A JPH0710229 A JP H0710229A JP 16079093 A JP16079093 A JP 16079093A JP 16079093 A JP16079093 A JP 16079093A JP H0710229 A JPH0710229 A JP H0710229A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数の自動倉庫の稼働率の向上を
図り、出庫待ち時間の短縮化および各トラックに対して
均等に出庫サービスを提供することにある。 【構成】 複数台のトラック21〜24の出庫要求に対
し、自動倉庫を選択して自動倉庫へ出庫指令を送出する
複数自動倉庫の制御装置において、複数台のトラックの
出庫要求を受けたとき、この出庫要求内容と予め各倉庫
1 〜63 に関するデータを格納する倉庫データ格納手
段12のデータとから、トラックごとに倉庫別の出庫要
求列データを作成する出庫要求列作成手段13と、この
出庫要求列データを用いて各トラックの各自動倉庫毎の
出庫優先比率を算出する出庫優先比率算出手段15と、
記複数台のトラックの出庫要求の順序を、前記各自動倉
庫毎の出庫優先比率に従って並び変えて出庫指令を送出
する実行要求決定手段16とを有する複数自動倉庫の制
御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配送センター等に設置
されている複数の自動倉庫の中から出庫要求に基づいて
適宜な自動倉庫を選択するときに利用される複数自動倉
庫の制御装置に係わり、特に複数の荷物運搬車(以下、
トラックと総称する)からほぼ同じ時間帯に出庫要求が
あったとき、複数の自動倉庫を効率的に選択制御する複
数自動倉庫の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数の自動倉庫が設置されてい
る配送センターにおいては、複数のトラックの出庫要求
に対し、これら自動倉庫内に入庫中の荷物が異なる場合
が多いので、複数の自動倉庫を適宜選択しながら各トラ
ックに積む荷物を出庫する。ここで、複数の自動倉庫と
は、必ずしも独立した複数の建物を意味するものでな
く、例えば1つの建物内に複数の荷物エリアが存在し、
各荷物エリアごとにクレーン等の荷物出庫運搬装置を制
御して荷物を取り出すような場合を含むことを意味す
る。
【0003】ところで、以上のような場合、複数の自動
倉庫を選択制御するために計算機が使用されている。オ
ペレータは、トラックが配送センターに到着すると、計
算機のキーボード等からトラック名および荷物名を伴っ
た出庫要求を入力し、CRT等に表示する。ここで、C
RTに表示された荷物名等を確認した後、各自動倉庫に
対する割出し処理を行う。この割出し処理は、予めファ
イルに自動倉庫ごとに荷物名および荷物の棚番号等の関
係が記憶されているので、キーボードから入力される荷
物名等から荷物の存在する自動倉庫を割出し、通信制御
装置等を介して該当する自動倉庫のコントローラに棚番
号データその他必要なデータを含む出庫指令を送出す
る。
【0004】出庫指令を受けた自動倉庫のコントローラ
は、出庫指令に含む棚番号データに従ってクレーンを制
御し、当該棚番号に相当する棚位置から荷物を取り出し
て所定の出庫位置に出庫する。このような一連の自動倉
庫制御は、トラックに積む込む荷物の出庫要求荷物分だ
け繰り返し実行する。
【0005】このとき、従来の自動倉庫制御による荷物
の出庫順序は、配送センタ−にトラックが到着した順番
に出庫要求を入力し、その出庫要求の順番に従って出庫
要求先頭の荷物名から順次自動倉庫を割出して出庫指令
を出力するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
自動倉庫の制御は、各トラックからの出庫要求の順番に
自動倉庫を割出し、トラック単位に荷物を出庫している
ので、先に到着したトラックの出庫要求に対する全ての
荷物の出庫が完了するまで、後のトラックの出庫要求に
対する荷物の出庫ができない。つまり、後のトラックは
前のトラックが荷物を積み終わるまで待たなければなら
ない。
【0007】また、先に到着したトラックの出庫要求に
基づいてある自動倉庫から荷物を取り出しているとき、
他の自動倉庫は不動作状態にあるので、複数の自動倉庫
を効率よく使用できない。しかも、複数のトラックの出
庫要求が集中したとき、先に到着したトラック以外の複
数のトラックは、現在不動作中の自動倉庫に荷物が存在
しているにも拘らず、常に長い時間にわたって出庫待ち
を余儀なくされ、出庫サービスの低下につながる問題が
ある。
【0008】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、複数のトラックから出庫要求があったときに複数の
自動倉庫の稼働率の向上を図り、また出庫待ち時間の短
縮化を図って各トラックの出庫サービスを高める複数自
動倉庫の制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1,2に対応する発明は、複数台のトラック
の出庫要求に対し、当該出庫要求の荷物を保管管理する
自動倉庫を特定し当該自動倉庫へ出庫指令を送出する複
数自動倉庫の制御装置において、各自動倉庫毎に荷物デ
ータおよび棚番号データを格納する倉庫データ格納手段
と、前記複数台のトラックの出庫要求を受けると、当該
出庫要求内容と前記倉庫データ格納手段に格納されてい
るデータとから、出庫要求の荷物が何れの自動倉庫に存
在するかを検索し、トラックごとに倉庫別の出庫要求列
データを作成する出庫要求列作成手段と、この出庫要求
列作成手段で作成された出庫要求列データを用いて各ト
ラックの自動倉庫毎の出庫優先比率を算出する出庫優先
比率算出手段と、前記複数台のトラックの出庫要求の順
序を、前記出庫優先比率算出手段によって算出された自
動倉庫毎の出庫優先比率に従って並び変えて出庫指令を
送出する実行要求決定手段とを有する複数自動倉庫の制
御装置である。
【0010】なお、前記実行要求決定手段は、複数台の
トラックが1つの自動倉庫に対して同じ出庫優先比率と
なったとき、前記複数台のトラックの出庫要求の入力順
序に従って前記複数台のトラックの出庫要求の順序を並
び変えるものである。
【0011】
【作用】従って、請求項1,2に対応する発明は以上の
ような手段を講じたことにより、複数台のトラックの出
庫要求を受けると、出庫要求列作成手段は、出庫要求に
含まれる例えばトラックデータおよび荷物データに基づ
いて倉庫データ格納手段を参照し、各トラックごとに倉
庫別に振り分けた出庫要求列データを作成する。
【0012】その後、出庫優先比率算出手段では、前記
出庫要求列データを用いて各トラックの各自動倉庫毎の
出庫優先比率を算出する。従って、実行要求決定手段
は、各自動倉庫毎の出庫優先比率に従って荷物を出庫す
るように並び変えて出庫指令を送出するので、複数の自
動倉庫から効率よく荷物を出庫することができる。
【0013】なお、複数台のトラックが1つの自動倉庫
に対して同じ出庫優先比率となったとき、前記複数台の
トラックの出庫要求の入力順序に従って前記複数台のト
ラックの出庫要求の順序を並び変えて出庫指令を出力す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は配送センタ−のうち本発明と関連す
る部分の構成を示す図である。この配送センタ−は、一
般的なパーソナルコンピュータその他のコンピュータを
用いて構成される制御装置1が設置され、この制御装置
1には各トラック21〜24の出庫要求に係わるデータ
その他の必要なデータを入力するキーボード等の入力装
置2の他、前記出庫要求に係わるデータを表示して確認
したり、逐次処理中のデータを表示するCRT等の表示
装置3が設けられている。
【0015】この制御装置1には通信制御装置4が設け
られている。この通信制御装置4は、制御装置1から出
力される出庫指令51 ,52 ,53 を出力し、該当する
自動倉庫61 ,62 ,63 に付設する倉庫コントローラ
1 ,72 ,73 に送出するものである。
【0016】各倉庫コントローラ71 ,72 ,73 は対
応する自動倉庫61 ,62 ,63 の荷物取出し制御を行
うものであり、具体的には通信制御装置4からの出庫指
令例えば51 を受けると、その出庫指令51 に含まれる
棚データおよび必要に応じてトラック名データに基づい
てクレーン等の荷物出庫運搬装置(以下、クレーンと総
称する)81 を制御し、指定棚から荷物を取り出して出
庫位置91 に出庫し、荷物搬送装置10に送り出す制御
を行っている。
【0017】図2は前記制御装置1の機能的な構成を示
すブロック図である。すなわち、この制御装置1は、n
台(例えば4台)のトラック21〜24から出庫要求を
受けたとき、各トラックごとにエリア分けして出庫要求
データを順次格納する出庫要求データ格納手段11と、
各倉庫ごとに荷物名、棚番号必要に応じて荷物の個数デ
ータを格納する倉庫データ格納手段12と、前記出庫要
求データ格納手段11に格納されている出庫要求データ
に基づいて前記データ格納ファイル12を参照し、トラ
ックごとに出庫要求の荷物が何れの自動倉庫61 ,6
2 ,63 に存在するかを検索し、各トラックごとに出庫
要求を自動倉庫別に振り分けた出庫要求列データを作成
する出庫要求列作成手段13と、この出庫要求列作成手
段13で作成された出庫要求列データを格納する出庫要
求列データ格納手段14と、この出庫要求列データ格納
手段14の出庫要求列データその他必要なデータを用い
て各トラックの自動倉庫毎の出庫優先比率を算出する出
庫優先比率算出手段15と、この出庫優先比率算出手段
15によって算出された各自動倉庫の出庫優先比率に基
づいて前記入力装置2から入力される出庫要求列の並び
変えを行って自動倉庫のコントローラに出庫指令を送出
する実行要求決定手段16とが設けられている。
【0018】以下、上記装置の動作について説明する。
今、4台のトラック21〜24がほぼ同じ時間帯で配送
センタ−に到着したと仮定する。ここで、オペレータ
は、入力装置2を用いて4台分のトラック21〜24の
出庫要求データを入力する。ここで、出庫要求データと
は、例えばトラックを特定するデータおよび荷物を特定
するデータとする。荷物を特定するデータは例えば荷物
対応コード(荷物コード)、荷物対応略文字データまた
は荷物名データその他のデータ、つまり荷物と何らかの
対応関係をもつデータとする。
【0019】以上のようにして入力装置2から入力され
た出庫要求データは表示装置3に表示される。オペレー
タは表示装置3に表示されているデータを確認し、その
データの中に誤りがあれば修正を加えた後、図3に示す
ようにトラックごとにエリア分けして順次格納していく
(出庫要求データ格納手段11)。
【0020】しかる後、出庫要求列作成手段13では、
予め倉庫データ格納ファイル12に各倉庫ごとに荷物名
(荷物コード等)、棚番号等が格納されているので、出
庫要求データ格納手段11に格納されている出庫要求デ
ータに基づき、前記データ格納ファイル12を参照し、
各トラック単位ごとに出庫要求の荷物が何れの自動倉庫
1 ,62 ,63 に存在するかを検索し、トラック単位
ごとに倉庫別の出庫要求列データを作成する。例えばト
ラック21に関し、図3の各荷物コード1〜5に対応す
る荷物が何れの倉庫61 〜63 に存在するか否かを倉庫
データ格納ファイル12から検索し、図4のa1〜a3
に示すように各倉庫別に棚番号および必要に応じて出庫
位置データなどからなる出庫要求列データを作成し出庫
要求列データ格納手段14に格納する。トラック22に
ついても同様に荷物コード6〜10に基づいて倉庫デー
タ格納ファイル12から自動倉庫61 〜63 および棚番
号を特定し、図4のb1〜b3のように各倉庫別に出庫
要求列データを作成する。なお、トラック23,24の
出庫要求についても、トラック21,22と同様な処理
を行い、例えば図4のc1〜c3、d1〜d4のような
出庫要求列データを作成する。
【0021】以上のようにして出庫要求列データを作成
したならば、引き続き、出庫優先比率算出手段15を実
行してもよいが、ここでは、オペレータによる出庫作業
の開始指令に基づいて出庫優先比率算出手段15を実行
するものとする。
【0022】この出庫優先比率算出手段15は、出庫要
求列データ格納手段14の出庫要求列データその他の必
要なデータを用いて次式により各トラックの各自動倉庫
1〜63 毎の出庫優先比率を算出する。
【0023】先ず、トラックごとの出庫優先比率Rtを
求める。 Rt=(S/Zt)・(1/T) …… (1) 前記(1)式においてS:自動倉庫数、Zt:当該出庫
優先比率Rtを求めるべきトラックの出庫要求数、T:
トラック数である。なお、tは1台のトラックを意味す
る。
【0024】従って、上式から明らかなことは、自動倉
庫数Sが多くなれば、多数の自動倉庫に出庫要求がばら
つくことになり、自己トラックの出庫要求に対する自動
倉庫からの出庫優先比率が高くなること。また、自己ト
ラックの出庫要求数Ztが多くなれば、他のトラック等
を考慮して出庫優先比率を下げるように機能する。トラ
ック数Tが多くなれば、他のトラック等を考慮して出庫
優先比率を下げるように機能する。
【0025】以上のようにしてトラックごとの出庫優先
比率Rtを求めたならば、引き続き、下式に基づいて各
トラックの自動倉庫毎の出庫優先比率Rtsを求める。 Rts=Rt・(Zts/Zt) …… (2) 但し、Zts:トラックごとの自動倉庫毎の出庫要求数
である。
【0026】因みに、図4の出庫要求列に基づいてトラ
ック21の自動倉庫61 の出庫優先比率Rtsを求める
と、 Rts=(S/Zt)・(1/T)・(Zts/Zt) =(3/5)・(1/4)・(2/5) =(6/100)=0.06 となる。同様にトラック21〜24について自動倉庫毎
の出庫優先比率Rtsを求めると、図5に示すようにな
る。
【0027】そこで、実行要求決定手段16は、図5に
示す出庫優先比率Rtsに基づいて例えばトラック22
に対する1つの荷物の出庫要求について自動倉庫61
棚番号1−1−2を、トラック21に対して自動倉庫6
2 の棚番号1−1−1、トラック24に対して自動倉庫
3 の棚番号1−1−5を割り当てて出庫指令を出力す
るとともに、当該割り当ての対象となった図4の各棚番
号が削除され、引き続き、残りの出庫要求列データを用
いて各トラック21〜24の自動倉庫毎の出庫優先比率
Rtsを求めた後、同様に実行要求決定手段16にて出
庫優先比率Rtsにしたがって順番を決定する。以上の
ような一連の処理を繰り返し実行し、順次出庫要求を出
力するなお、実行要求決定手段16は、出庫優先比率R
tsに従って順番を決定するとき、例えば各トラック2
1〜24の自動倉庫毎の出庫優先比率Rtsの中から最
も大きい1つの出庫要求の出庫優先比率Rtsのものだ
けを選択し、引き続き、その該当出庫優先比率Rtsの
ものだけを除いて再度出庫優先比率Rtsを求めて出庫
要求を行うようにしてもよい。なお、このとき例えば図
5に示すようにトラック21に対する自動倉庫62 のR
ts=0.09とトラック22に対する自動倉庫61
Rts=0.09とが同一のとき、出庫要求の順番に基
づきトラック21に対する自動倉庫62 を特定し、その
棚番号1−1−1を送出するようにしてもよい。
【0028】また、割り当ての対象となった図4の各棚
番号を削除するようにしたが、例えばカウンタを用いて
出庫要求列データ数を順次減算するようにすれば、割り
当ての対象の棚番号データを削除することなく出庫優先
比率Rtsの計算に容易に用いることができる。
【0029】従って、各倉庫コントローラ71 〜73
は、実行要求決定手段16からの要求列の順番に従って
出庫指令に含まれる棚番号に従ってクレーン81 〜83
を制御し、その棚番号の棚位置から荷物を取り出して出
庫位置91 〜93 に出庫すると、各自動倉庫61 〜63
から順次に荷物を取り出して各トラック21〜24に積
み荷をすることができる。
【0030】従って、以上のような実施例によれば、複
数のトラック21〜24が配送センタ−にほぼ同じ時間
帯で到着して出庫要求を行ったとしても、各トラックの
自動倉庫61 〜63 毎に出庫優先比率を求め、例えば自
動倉庫61 〜63 毎に最も出庫優先比率の高いトラック
および自動倉庫を特定し、当該自動倉庫の指定棚から荷
物を取り出して出庫するようにしたので、複数の自動倉
庫から順次荷物を出庫でき、かつ、複数のトラックにほ
ぼ均等に荷物を提供できる。その結果、複数の自動倉庫
1 〜63 の稼働率を向上でき、各トラック21〜24
は長い出庫待ちをせずに荷物を積み込むことができ、ひ
いては各トラックに均等に出庫サービスを提供すること
ができる。
【0031】しかも、この本制御装置1は、順次自動倉
庫別の出庫優先比率を求めて要求列順を決定し出庫指令
を出力するので、高速度で各自動倉庫61 〜63 に出庫
指示を与えて荷物を出庫できる。
【0032】なお、上記実施例では、図5に示すように
各自動倉庫61 〜63 に対する出庫優先比率の高いもの
が1つとなっているが、例えば2台のトラックが1つの
自動倉庫に対して高い出庫優先比率となる場合がある
が、この場合には各トラック21〜24の出庫要求発生
順に従って要求列順を決定する。その他、本発明はその
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のトラックから出庫要求があったときに複数の自動倉
庫の稼働率の向上を図ることができ、また各トラックに
おける出庫待ち時間の短縮化を図ることができ、各トラ
ックに対して均等に出庫サービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 配送センタ−のうち本発明装置に関連する部
分の構成を示す図。
【図2】 図1に示す制御装置の構成を示す機能ブロッ
ク図。
【図3】 図2に示す出庫要求データ格納手段のデータ
格納例を示す図。
【図4】 図2に示す出庫要求列データ格納手段のデー
タ格納例を示す図。
【図5】 図2に示す出庫優先比率算出手段で求めた各
トラックの自動倉庫別の出庫優先比率を表した図。
【符号の説明】
1…制御装置、2…出庫要求の入力装置、61 〜63
自動倉庫、71 〜73…倉庫コントローラ、81 〜83
…クレーン、11…出庫要求データ格納手段、12…倉
庫データ格納手段、13…出庫要求列作成手段、14…
出庫要求列データ格納手段、15…出庫優先比率算出手
段、16…実行要求決定手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の荷物運搬車の出庫要求に対し、
    当該出庫要求の荷物を保管管理する自動倉庫を特定し当
    該自動倉庫へ出庫指令を送出する複数自動倉庫の制御装
    置において、 各自動倉庫毎に荷物データおよび棚番号データを格納す
    る倉庫データ格納手段と、 前記複数台の荷物運搬車の出庫要求を受けると、当該出
    庫要求内容と前記倉庫データ格納手段に格納されている
    データとから、出庫要求の荷物が何れの自動倉庫に存在
    するかを検索し、荷物運搬車ごとに倉庫別の出庫要求列
    データを作成する出庫要求列作成手段と、 この出庫要求列作成手段で作成された出庫要求列データ
    を用いて各荷物運搬車の各自動倉庫毎の出庫優先比率を
    算出する出庫優先比率算出手段と、 前記複数台の荷物運搬車の出庫要求の順序を、前記出庫
    優先比率算出手段によって算出された各自動倉庫毎の出
    庫優先比率に従って並び変えて出庫指令を送出する実行
    要求決定手段と、 を備えたことを特徴とする複数自動倉庫の制御装置。
  2. 【請求項2】 実行要求決定手段は、複数台の荷物運搬
    車が1つの自動倉庫に対して同じ出庫優先比率となった
    とき、前記複数台の荷物運搬車の出庫要求の入力順序に
    従って前記複数台の荷物運搬車の出庫要求の順序を並び
    変えることを特徴とする請求項1記載の複数自動倉庫の
    制御装置。
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