JP3903363B2 - ドアグリップ取付け構造 - Google Patents

ドアグリップ取付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3903363B2
JP3903363B2 JP2000064105A JP2000064105A JP3903363B2 JP 3903363 B2 JP3903363 B2 JP 3903363B2 JP 2000064105 A JP2000064105 A JP 2000064105A JP 2000064105 A JP2000064105 A JP 2000064105A JP 3903363 B2 JP3903363 B2 JP 3903363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
inner panel
mounting
grip
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000064105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001253285A (ja
Inventor
さおり 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP2000064105A priority Critical patent/JP3903363B2/ja
Publication of JP2001253285A publication Critical patent/JP2001253285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3903363B2 publication Critical patent/JP3903363B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のドアグリップ取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の取付け構造として、図7および図8に示すものが知られている。
図7および図8によれば、自動車の各ドアを構成するドアトリム1には、車室側に膨出するように、アームレスト部2が形成されており、アームレスト部2にはドアを開閉するためのドアグリップ3が設けられている。
【0003】
すなわち、ドアグリップ3における上端取付け部4は、ドアトリム1に設けたブラケット6を介してインナーパネル7にビス8等により取着固定されており、下端取付け部5は、ドアトリム1に設けたブラケット1bにビス9等により取着固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ドアグリップ3の上端取付け部4は、ドアトリム1或いはブラケット6を介してインナーパネル7に取着していることから、取付け構造が強固であるが、下端取付け部5は、ドアトリム1に取着している。
【0005】
このように下端取付け部5がドアトリム1のみに取着させて、インナーパネル7に固定しない結果、ドアの開閉時にドアグリップ3を引っ張ると、ドアトリム1も一緒に引っ張ることになって、ドアグリップの下端部が動いてしまう事態が発生していた。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑み、ドアトリム、正確にはこのドアトリムに設けるドアスイッチフィニッシャの構造を工夫することによって、ドアグリップの下端取付け部をインナーパネルに固定するようにしたドアグリップ取付け構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ドアグリップの上端取付け部インナーパネルに取付けることによって固定されドアグリップ取付け構造において、前記ドアグリップの下端取付け部を、前記ドアトリムに設けたドアスイッチフィニッシャに形成した挿通孔に貫通させるとともに、前記ドアスイッチフィニッシャの下面部に取付け片を一体成形し、該取付け片が略コ字状の本体部と該本体部の両側部から車体前後方向にした一対のスカート部とを一体に成形した平面視略チャンネル状を呈して構成されており、前記本体部に前記ドアグリップの下端取付け部を取付けると共に、前記スカート部を前記インナーパネルに取付けることによって前記ドアグリップの前記下端取付け部を前記インナーパネルに固定したことを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、ドアグリップは、その上端取付け部と共に、下端取付け部もインナーパネルに取着固定している結果、ドアの開閉時にドアグリップを引っ張ったとしても、インナーパネルによって強固に保持されて、ドアトリムを一緒に引っ張ることがなくなり、ドアグリップの下端部が動いてしまうという事態を防止できる。
【0009】
或いは本発明は、前記取付け片部がドアスイッチフィニッシャに一体成形して構成されている結果、部品点数を増やすことなく、ドアグリップの下端部における取付け強化を図っている。
【0010】
或いは本発明は、前記取付け片部が略コ字状の本体部と該本体部の両側部から車体前後方向に張出した一対のスカート部とを一体に成形した平面視略チャンネル状を呈しており、前記本体部にドアグリップの下端取付け部を取付けると共に、前記スカート部を前記インナーパネルに取付けることから、ドアグリップの下端取付け部は、インナーパネルの車体前後方向に取着することになって、ドアグリップの固定力を強固にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0012】
図1は、自動車用のドアトリムの斜視図、図2は同じく分解斜視図、図3はドアトリムにおけるドアスイッチフィニッシャ付近を拡大して示す分解斜視図、図4は図3のA−A断面図、図5は同じくB−B断面図、図6は同じくC−C断面図である。
【0013】
図において、自動車のインナーパネル17の車室側を美装するドアトリム11は、アッパートリム111とロアトリム112とから構成しており、ロアトリム112には、棚状に形成されたアームレスト部12やアームレスト部12の下側に開口形成されたポケット部22或いはスピーカーグリル23等が設けられている。
【0014】
アームレスト部12は、やはりアームレストアッパー12aとアームレストロア12bとから構成されている。
【0015】
アームレストロア12bにおける棚部は開口12b1しており、開口部12b1には、ポケットカバー18が設けられている。
【0016】
ポケットカバー18は、その下部側にカバー体18aを垂設しており、カバー体18aは、ロアトリム112に設けたポケット開口19と共に、ポケット部を構成している。
【0017】
また、ポケットカバー18は、ロアトリム112に溶着40によって取付けられると共に、棚部18bを有し、棚部18bには、ドアスイッチフィニッシャ24を取付けるための取付け穴18b1が形成されており、ドアスイッチフィニッシャ24側の取付け突起部35にビス36を螺合することによって、ドアスイッチフィニッシャ24を取着している。
【0018】
ドアスイッチフィニッシャ24は、ドアグリップ13の下端側に設けた下端取付け部14が挿通する挿通孔25が形成され、また、下面部には、取付け片部16が一体成形により立設されている。取付け片部16は、略コ字状の本体部16aと本体部16aの両端に連続して車体前後方向に張出形成された一対のスカート部16b,16bとからなる平面視略チャンネル状を呈して構成している。
【0019】
そして、取付け片部16の本体部16aにおけるドアグリップ13の下端取付け部14に対向する面には、一対の取付け孔16a1,16a1が形成されていて、取付け孔16a1,16a1にビス26を螺合することによって、ドアグリップ13の下端部をパワースイッチフィニッシャ24に取付けている。
【0020】
また、取付け片部16のスカート部16b,16bには、それぞれ一対の取付け孔16b1,16b2が形成されており、取付け孔16b1,16b2にビス27,27を螺合することによって、取付け片部16をブラケット31,31を介してインナーパネル17に取付けている。この結果、ドアグリップ13の下端部は、ドアスイッチフィニッシャ24が介在して、結局インナーパネル17に取着されていることになる。
【0021】
ドアグリップ13の上端部には、上端取付け部15が形成されており、上端取付け部15をロアトリム112における車体前側上端部に設けた取付け片部28にビス29等により取着しており、ロアトリム12の車体前側上端部には、車体前後方向に並置された一対の取付け部30,30が形成されており、取付け部30,30を、ビス32,32等を用いてインナーパネル17に取着している。
【0022】
したがって、ドアグリップ13の上下端部は、いずれもインナーパネル17に取着固定されていることになる。
【0023】
なお、アームレストアッパー12aは、ドアスイッチフィニッシャ24を表出する形で、ポケットカバー18の棚部18bに載置されると共に、アームレストロア12bに取付けられ、スカート部12a1がドアスイッチフィニッシャ24とアームレストロア12bとの隙間を塞いで美装している。
【0024】
以上のように構成する実施の形態においては、ドアグリップ13の上端取付け部15がインナーパネル17に取付けられると共に、ドアグリップ13の下端取付け部14を、ロアトリム112に設けたドアスイッチフィニッシャ24に形成した挿通孔25に挿通させるとともに、ドアスイッチフィニッシャ24の下面部に立設した取付け片部16の本体部16aに取着し、取付け片部16のスカート部16bをインナーパネル17に取着することによって構成していることから、ドアグリップ13は、その上端取付け部15と共に、下端取付け部14も結局インナーパネル17に取着固定されていることになり、この結果、ドアの開閉時にドアグリップ13を引っ張ったとしても、インナーパネル17によって強固に保持されて、ドアトリム11を一緒に引っ張ることがなくなり、ドアグリップ13の下端部が動いてしまうという事態を防止できる。
【0025】
また、取付け片部16がドアスイッチフィニッシャ24に一体成形して構成されている結果、部品点数を増やすことなく、ドアグリップ13の下端部における取付け強化を図っている。
【0026】
さらにまた、取付け片部16が略コ字状の本体部16aと本体部16aの両側部から車体前後方向に張出した一対のスカート部16bとを一体に成形した平面視略チャンネル状を呈しており、本体部16aにドアグリップ13の下端取付け部14を取付けると共に、スカート部16bをインナーパネル17に取付けることにより、ドアグリップ13の下端取付け部14はインナーパネル17の車体前後方向に取着することになって、ドアグリップ13の固定力を強固にすることができる。
【0027】
なお、ドアスイッチフィニッシャ24には、ドアスイッチユニット33が取付けてあり、ドアスイッチユニット33の操作部は、ドアスイッチフィニッシャ24に開口した開口34から外部に表出している。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明において、ドアグリップは、その上端取付け部と共に、下端取付け部もインナーパネルに取着固定している結果、ドアの開閉時にドアグリップを引っ張ったとしても、インナーパネルによって強固に保持されて、ドアトリムを一緒に引っ張ることがなくなり、ドアグリップの下端部が動いてしまうという事態を防止できる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用のドアトリムの斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】ドアトリムにおけるドアスイッチフィニッシャ付近を拡大して示す分解斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】従来における自動車のドアトリムの斜視図である。
【図8】図7におけるD−D断面図である。
【符号の説明】
11 ドアトリム
12 アームレスト部
12a アームレストアッパー
12b アームレストロア
13 ドアグリップ
14 下端取付け部
15 上端取付け部
16 取付け片部
16a 本体部
16a1 取付け孔
16b スカート部
16b1,16b2 取付け穴
17 インナーパネル
18 ポケットカバー
19 ポケット開口
22 ポケット
23 スピーカーグリル
24 ドアスイッチフィニッシャ

Claims (1)

  1. ドアグリップの上端取付け部インナーパネルに取付けることによって固定されドアグリップ取付け構造において、
    前記ドアグリップの下端取付け部を、前記ドアトリムに設けたドアスイッチフィニッシャに形成した挿通孔に貫通させるとともに、前記ドアスイッチフィニッシャの下面部に取付け片を一体成形し、該取付け片が略コ字状の本体部と該本体部の両側部から車体前後方向にした一対のスカート部とを一体に成形した平面視略チャンネル状を呈して構成されており、前記本体部に前記ドアグリップの下端取付け部を取付けると共に、前記スカート部を前記インナーパネルに取付けることによって前記ドアグリップの前記下端取付け部を前記インナーパネルに固定したことを特徴とするドアグリップ取付け構造。
JP2000064105A 2000-03-08 2000-03-08 ドアグリップ取付け構造 Expired - Fee Related JP3903363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000064105A JP3903363B2 (ja) 2000-03-08 2000-03-08 ドアグリップ取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000064105A JP3903363B2 (ja) 2000-03-08 2000-03-08 ドアグリップ取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001253285A JP2001253285A (ja) 2001-09-18
JP3903363B2 true JP3903363B2 (ja) 2007-04-11

Family

ID=18583859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000064105A Expired - Fee Related JP3903363B2 (ja) 2000-03-08 2000-03-08 ドアグリップ取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3903363B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5556006B2 (ja) * 2008-12-11 2014-07-23 マツダ株式会社 車両用ドア構造
CN112937400B (zh) * 2021-03-15 2022-08-09 重庆长安汽车股份有限公司 一种整体式车门立扶手安装结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001253285A (ja) 2001-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1918141A2 (en) Door trim for vehicle
AU2007322722A1 (en) Vehicle door structure
KR20110135654A (ko) 도어트림용 핸들
JP3903363B2 (ja) ドアグリップ取付け構造
JP3989632B2 (ja) 自動車用ドアトリムの取付構造
JP3836293B2 (ja) 自動車用ドアグリップの取付け構造
JP3916373B2 (ja) 自動車用ドアトリム構造
JPH06211049A (ja) 自動車のバックドアの補強構造
JP5427519B2 (ja) 車両用ドア構造
JP4032453B2 (ja) ドアグリップの取付構造
JP6359505B2 (ja) 車両用キャリア
JPH09202194A (ja) シートストライカ配設部のトリム構造
KR200150884Y1 (ko) 보조매트 고정 클립
KR200351369Y1 (ko) 차량 트렁크 수납장치
JPH0541917U (ja) ドアグリツプの取付構造
JP2016088139A (ja) 車両用ドアトリム
JPH0986303A (ja) クォータトリム構造
JP6249925B2 (ja) 車両用ドアトリム
JPH0626416Y2 (ja) 車両のモールディング取付構造
JPH08296361A (ja) 引き戸装置
KR200142550Y1 (ko) 차량의 도어 그립 핸들 고정구조
JP4202208B2 (ja) 車両用トリム端末構造
MY200965A (en) Assist Grip Mounting Structure
JP2022040816A (ja) 車両用バックドア
JP2010241266A (ja) 車両用物品収納構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees