JP3890389B2 - シート状配線部材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状配線部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−231814号には、自動車のコンビネーションランプが開示されている。これは、板状のボディと、ボディの所定位置に設けた複数のバルブと、ボディに設けたコネクタ部と、バルブ同士又はバルブとコネクタ部とを接続する複数本の電線とを備えて構成される。これらの電線はボディに沿って配索され、バルブ又はコネクタ部に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような複数の電気部品間に電線を敷線する場合、従来は、各配索経路毎に所定の長さの電線を選択して1本ずつボディに沿って配索するという煩わしい作業を行っているだけでなく、電線としては短絡防止のために被覆電線が用いられていることから、各電気部品との接続部分では樹脂被覆を剥いて導線を露出させるという手間が必要であって、作業性が悪かった。
【0004】
そこで、樹脂被覆を施さずに導線を剥き出しにした裸電線を、絶縁性のシートに対して所定の配索経路に沿って取り付けたものを予め作っておき、このシート状配線部材をボディに装着する方法が考えられる。この方法によれば、各電線が各電気部品間に配索された状態になるとともに、樹脂被覆を剥く手間が不要となり、作業性の向上が期待できる。
上記のようなシート状配線部材では、電気部品の配置や電線の配索の仕方によっては電線同士が交差して短絡する可能性があるが、電線同士の短絡を回避するために電線を被覆電線にすると、電気部品との接続部分で樹脂被覆を剥く手間がかかって作業性が低下する。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであり、裸電線を絶縁シートに配索した構成のシート状配線部材において電線同士の短絡防止を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、絶縁性のシート状をなす基材に対し複数本の電線を所定の配索経路に沿って敷線したものであって、前記基材における前記電線の交差部分に切起部を形成し、この切起部を交差する電線の間に介装することでその交差する電線間を絶縁した構成とした。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記切起部が、概ね方形であってその一辺のみが前記基材に連続した形態である構成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
電線の交差部分を絶縁する手段として、電線が敷線されている基材の一部を切り起こしてその切起部を電線の間に介装するようにしているので、専用の絶縁部材を別途設ける必要がなく、コスト低減を図ることができる。
【0009】
[請求項2の発明]
切起部はその一辺のみを基材に連続させた片持ち状をなすので、予め切起部を引き起こすことにより切起部の下側となる電線の配索経路を大きく開放させておくことができ、これにより、配索の作業性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図13を参照して説明する。本実施形態は自動車のキャビン内天井面に設けられるコンビネーションランプ10に適用したものである。コンビネーションランプ10は、樹脂製のボディ11と、このボディ11に取り付けられる複数のバルブ50と、ボディ11に固定された複数のスイッチ30,31と、ボディ11に形成されたコネクタ部16とからなる。ボディ11には、その支持板部12の左右両側と後側に位置し、支持板部12よりも上方へ角形に膨らむことによりバルブ50の収容を可能とした下面開放の3つのカバー部13,14が形成されている。カバー部13,14の上面にはバルブ50を取り付けるための取付孔22が貫通して形成されている。尚、3つのカバー部13,14の上面は全て同じ高さに設定されており、ここにシート状配線部材40が載置された状態で取り付けられるようになっている。また、各カバー部13,14の上面には、シート状配線部材40を固定するための突起15が形成されている。尚、本実施形態の説明では前後左右の向きは図3を基準としている。
【0011】
後側のカバー部14の側面にはコネクタ部16が形成されている。コネクタ部16は、支持板部12と同じ高さの受け板部17と、この受け板部17の前後両側から立ち上がる支持壁面18と、受け板部17の前後方向中央位置から立ち上がる隔壁部19とからなり、支持壁面18と隔壁部19との間に、側面及び上面に開放された前後2つの嵌合部20が形成されている。この両嵌合部20には、夫々、図示しないバッテリに接続されたワイヤーハーネスの相手側コネクタ60が嵌合される。また、受け板部17には、その上下両面間に貫通する位置決め孔21が形成されており、ここには電線41が嵌合されるようになっている。
【0012】
相手側コネクタ60は、嵌合部20に嵌合されるハウジング61に複数(本実施形態では3個)の給電用端子金具62を挿入したものである。ハウジング61の下面には、給電側端子金具62の下面に形成した弾性接触片63を受け板部17側に露出させるための切欠部64が形成されており、後述するように弾性接触片63と受け板部17との間で電線41が挟圧されるようになっている。また、ハウジング61の上面には、隔壁部19の上縁のロック突起19Aに係合することにより相手側コネクタ60を嵌合部20に嵌合した状態にロックするためのロックアーム65が形成されている。
【0013】
支持板部12の上面には、左右に並んで3つのスイッチ30,31が固定されている。これらのスイッチ30,31は、下面(車内に臨む面)にスライドタイプまたは押し込みタイプの図示しない操作部を有し、この操作部を操作することにより、車内灯の点灯形態の切り替えやマップランプの点灯が行われる。中央のスイッチ30の上面には、上方からの電線41の差込みを可能とする圧接スリット33を有する3つの端子金具32が設けられている。また、左右両側のスイッチ31の側面には、夫々、上方からの電線41の差込みを可能とした圧接スリット35を有する2つの端子金具34が設けられている。
【0014】
また、左右両カバー部13と後側のカバー部,14とは、後側のカバー部14の前縁における左右両端部位置において上面が同じ高さの連絡部23により連絡されている。これらの連絡部23の上面には、夫々、上面視L字形をなし、両端に上方からの電線41の差込みを可能とした圧接スリット25を有する端子金具24が設けられている(図6を参照)。
次に、上記コンビネーションランプ10に取り付けられるシート状配線部材40について説明する。シート状配線部材40は、複数本の電線41、絶縁性のシート状をなす基材42A、及び同じ絶縁性のシート状をなす保護材42Bとからなる。電線41は、径を太くすることにより、容易に曲がらない程度の撓み剛性(自立的に自己の形状を維持可能な撓み剛性)を有する導電性の単線材からなる。電線41は、その外周には絶縁被覆は施されておらず、電気的に導通可能な面を露出させたいわゆる裸電線である。かかる電線41は、コネクタ部16、バルブ50の取付孔22の近傍、スイッチ30,31の端子金具32,34、独立した端子金具24の相互間を連絡する所定の配線経路に沿うように曲げられている。これらの所定経路に沿って曲げられた電線41は、基材42Aの上に配置され、その上から保護材42Bが載せられ、電線41はこの基材42Aと保護材42Bとの間で密着した挟み込まれた状態で覆われる。尚、基材42Aと電線41、電線41と保護材42B、及び基材42Aと保護材42Bは夫々接着剤により遊動不能に固定される。また、基材42Aと保護材42Bは透光性(透明と半透明の両方を含む)を有し、これにより挟まれた電線41の配索経路を目視により確認することができるようになっている。
【0015】
かかるシート状配線部材40の基材42Aと保護材42Bは、互いに同一形状であり、且つ電線41の配索領域を覆うのに必要最小の形状とされている。また、上記カバー部13,14の突起15に整合する位置には3つの固定孔43が形成されている。さらに、コネクタ部16に臨む位置、バルブ50との接続位置、スイッチ30,31の端子金具32,34との接続位置、独立した端子金具24との接続位置では、電線41は基材42A及び保護材42Bから露出している。露出の形態は、基材42A及び保護材42Bの外縁においては、その縁部44の位置を後退させることにより電線41の端部を露出させ、基材42Aと保護材42Bとの間においては、両材42A,42Bを切欠して開口45を空け、ここから電線41の端部または中間部を露出されている。また、コネクタ部16に臨む部分では、電線41の端部とこれに連なる両材42A,42Bの一部が後方から視てL字形をなすように曲げられており、この屈曲部分が嵌合部20の内壁面と受け板部17とに沿うようになっている。さらに、電線41の受け板部17に沿う先端部は、下向きに屈曲された位置決め部41Tとされている。
【0016】
かかるシート状配線部材40は、ボディ11に対して上方から組み付けられる。組付けの際には、突起15に固定孔43を嵌合させつつ、シート状配線部材40をカバー部13,14と連絡部23の上面に載置する。すると、各端子金具24,32,34の圧接スリット25,33,35の上端に電線41の露出部分が載置された状態になるので、圧接スリット25,33,35の近傍で電線41を打圧または押圧し、電線41を圧接スリット25,33,35に嵌合させる。これにより、各端子金具24,32,34と電線41とが導通可能となる。この後、保護材42Bの上方に突出している突起15を打圧して潰れ変形させると、これが固定孔43の孔縁部に係合することにより基材42Aと保護材42Bがボディ11に固定され、ひいてはシート状配線部材40全体がボディ11に固定される(図12を参照)。
【0017】
また、バルブ50の取付孔22の周縁上面には、電線41の露出部分が位置しているので、バルブホルダ51の接続用突起52を下面側から取付孔22の逃がし部22Aを通して上面側へ貫通させた後、バルブ50を回転させる。すると、接続用突起52の下面に設けた弾性接触片53が取付孔22の周縁上面との間で電線41を弾性的に挟み付けるようになり、もってバルブ50と電線41とが導通可能となる(図5を参照)。
【0018】
さらに、コネクタ部16においては、電線41の先端の位置決め部41Tが位置決め孔21に嵌合され、その位置決め部41Tの先端が受け板部17の下面側に突出されている。この突出した位置決め部41Tは受け板部17の下面に沿うように曲げられ、位置決め孔21からの抜けが規制される(図8を参照)。これにより、各電線41が所定の位置に位置決めされた状態でボディ11に固定され、相手側コネクタ60の給電側端子金具62との接続に備える。以上により、シート状配線部材40のボディ11に対する取付けが完了する。
【0019】
この後、コネクタ部16に相手側コネクタ60を嵌合すると、その給電側端子金具62の弾性接触片63が対応する電線41に対して受け板部17との間で挟むようにして弾性接触し、もって給電側端子金具62と電線41とが導通可能となる。
さて、本実施形態のシート状配線部材40には、電線41同士が交差する箇所が存在する。この交差箇所は、ボディ11における後側のカバー部14の前縁に対応している。ここでは、左側のカバー部13の取付孔22から後側のカバー部14の取付孔22に至る電線41の左右方向の配索部分41Aに対し、端子金具24からコネクタ部16に至る電線41の前後方向の配索部分41Bと、スイッチ30の端子金具32からコネクタ部16に至る電線41の前後方向の配索部分41Cとが交差している。
【0020】
かかる2箇所の交差部分では、交差する電線41同士を絶縁するための手段が講じられている。即ち、基材42Aには、その一部を略方形に切り起こすことによって切起部26が形成されている。この切起部26はその一辺26Aのみにおいて基材42Aと連なった形態である。この切起部26の下には左右方向の配索部分41Aが配索され、各切起部26の上面には前後方向の配索部分41B,41Cが配索されている。
この配索工程は、図示しない自動機によって行われる。ここで、その配索工程を説明する。まず、図13に示すように、切起部26をその一辺26Aを支点として例えば70°〜80°程度の角度で起立させるように変位させる。この切起片26の引き起こしは、切起片26を形成する工程で行っても良く、形成後に下からピン等で突き上げて立ち上げても良く、上から吸引してもよい。また、このときの立ち上げ角度は、90°よりも小さく、且つ平面視において切起片26が配索部分41Aとラップとしないようにし、図13に示すように切り雄側コネクタ機片26の先端と配索部分41Aとの間には水平方向における間隙Sが空くようにする。この状態で、左右方向の配索部分41Aが切起片26の上方からほぼ真下方向に供給されて配索される。このとき、上記のように間隙Sが空いているので配索部分41Aが切起部26と干渉する虞はない。
その後、切起部26の上方から前後方向の配索部分41B,41Cがほぼ真下方向に供給される。この動作に伴い、切起片26が配索部分41Aの上に被さるように押し倒され、この両配索部分41B,41Cが切起部26の上面に載せるようにして配索される。このとき、切起片26の起きあがり角度は90°よりも小さくなっているので、切起片26が配索部分41Aと反対側へ倒れ込む虞はない。
尚、この配索部分41A,41B,41Cと切起部26とは図示しない接着剤(本発明の構成要件である電線保持手段)によって固定されている。尚、接着剤は、配索前に予め切起部26又は配索部分41A,41B,41Cに塗布しておいてもよく、配索後に切起部26と配索部分41A,41B,41Cとの接触部分に塗布しても、どちらでもよい。このようにして、切起部26を交差する電線41の間に介装することで、双方の電線41の間で絶縁状態に保たれる。
【0021】
上述のように、本実施形態においては、電線の交差部分を絶縁する手段として、電線41が敷線されている基材42Aの一部を切り起こして切起部26を形成し、その切起部26を電線41の間に介装するようにしているので、専用の絶縁部材を別途設ける必要がなく、コスト低減を図ることができる。
また、切起部26はその一辺26Aのみを基材42Aに連続させた片持ち状をなすので、予め切起部26を引き起こすことにより、切起部26の下側となる配索部分41Aの配索経路を大きく開放させておくことができる。即ち、左右方向の配索部分41Aの配索作業性に優れている。
【0022】
さらに、電線41の交差部分は接着剤により切起部26に対して遊動規制されているので、電線41が切起部26から外れる方向へ移動して交差する電線41と短絡することを確実に防止することができる。
また、電線41は基材42Aと保護材42Bとの間に挟まれているので、外部から電線41への異物の干渉が防止されている。
また、コンビネーションランプ10の配線経路を構成するためのシート状配線部材40が、複数本の電線41を基材42Aと保護材42Bとの間に挟んで一体化させた構造をなしていて、全ての電線41を一斉にセットできるので、各電線41を個別にボディ11に取り付ける場合に比べて作業性に優れているとともに、保管や取扱いが容易である。
【0023】
また、電線41は、接着剤により基材42A及び保護材42Bに一体化されているのに加え、自立的に形状維持し得る撓み剛性を有しているので、ラップ材42をカバー部13,14の上面の3カ所で固定するとともにコネクタ部16において一部の電線41を位置決めするだけで、全ての電線41を所定の配線経路に沿って位置決めすることができるようになっている。したがって、全ての電線41を個別に位置決めしなくても所定の配索経路に沿って配線された状態を保持できる。
【0024】
さらに、基材42Aと保護材42Bは透光性を有しているので、ボディ11への配線を手作業で行う際には作業者が電線41の配線経路を目視確認でき、ボディ11に対してシート状配線部材40の向きや位置を決め易く、作業性に優れる。
[実施形態2]
次に、本発明を具体化した実施形態2を図14を参照して説明する。
本実施形態は、切起部を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
【0025】
本実施形態2の切起部27は、全体として略方形をなし、基材42Aに対して平行な2辺27A,27Aにおいて基材と繋がっているとともに、これら連結する2辺27A,27Aと直角な他の2辺27B,27Bと基材42Aとの間に、電線41を通すためのスリットが確保されている。切起部27にの下の潜り込ませる電線41については、敷線する際にその一端側からトンネルをくぐらせるように切起部27の下を通過させるようにする。
【0026】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態において、基材の電線が敷線されている側の面に保護シートを貼り付け、電線への異物の干渉を回避するとともに電線の遊動を規制するようにしてもよい。
【0027】
(2)上記実施形態では電線保持手段とした電線を接着剤により切起部に接着するようにしたが、本発明によれば、基材とは別のシートを切起部に貼り付けて電線を遊動規制する、切起片の縁部を上又は下に曲げて電線を巻き込んで遊動規制するなど、他の手段とすることもできる。
(3)上記実施形態では電線が導体を露出させた裸電線である場合について説明したが、本発明によれば、電線が被覆電線やエナメル電線等の場合にも適用することができる。かかる電線でも、電線同士が直接擦れあって被覆部分が剥げる可能性がある場合には、本発明による短絡防止手段が有効に作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のシート状配線部材の斜視図
【図2】コンビネーションランプの斜視図
【図3】シート状配線部材をコンビネーションランプに取り付けた状態の平面図
【図4】シート状配線部材の部分拡大断面図
【図5】バルブとの接続構造を示す拡大断面図
【図6】端子金具との接続構造を示す部分拡大斜視図
【図7】(a)電線の交差部分の部分拡大斜視図
(b)電線の交差部分の断面図
【図8】コネクタ部における接続構造を示す部分拡大断面図
【図9】スイッチとの接続構造を示す部分拡大斜視図
【図10】スイッチとの接続構造を示す部分拡大斜視図
【図11】ラップ材をボディに位置決めした状態を示す部分拡大断面図
【図12】ラップ材をボディに固定した状態を示す部分拡大断面図
【図13】電線の交差部分の配索途中を示す部分拡大断面図
【図14】実施形態2における電線の交差部分の斜視図
【符号の説明】
26…切起部
26A…切起部の一辺
40…シート状配線部材
41…電線
42A…基材
27…切起部
Claims (2)
- 絶縁性のシート状をなす基材に対し複数本の電線を所定の配索経路に沿って敷線したものであって、
前記基材における前記電線の交差部分に切起部を形成し、この切起部を交差する電線の間に介装することでその交差する電線間を絶縁したことを特徴とするシート状配線部材。 - 前記切起部が、概ね方形であってその一辺のみが前記基材に連続した形態であることを特徴とする請求項1記載のシート状配線部材。
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