JP3887142B2 - 半嵌合検知コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方のコネクタ内に弾性付勢されたスライダの作用で他方のコネクタとの半嵌合を検知すると共に、両コネクタのロック解除を確実に行わせることのできる半嵌合検知コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11〜図12は、特開平10−289756号公報に記載された従来の半嵌合検知コネクタを示すものである。
【0003】
図11で、51は雄側のコネクタ、52は雌側のコネクタを示す。雄側のコネクタ51は合成樹脂製のコネクタハウジング53内に雌型の端子54を有し、雌側のコネクタ52は合成樹脂製のコネクタハウジング55内に雄型の端子56を有している。雄側のコネクタハウジング53は外側に合成樹脂製のフード部57を一体に有している。雌側のコネクタ52は、雄側のコネクタハウジング53を嵌合させるコネクタ嵌合室58を有し、コネクタ嵌合室58内に雄型の端子56の接触用のタブ部56aを突出させている。本明細書では、雌型の端子54を有する方を雄型のコネクタ51、雄型の端子56を有する方を雌側のコネクタ52と定義している。
【0004】
雄側のコネクタハウジング53のフード部57内にコネクタ半嵌合検知用の合成樹脂製のスライダ59が前後方向(コネクタ嵌合離脱方向)にスライド自在に設けられている。スライダ59は雄側のコネクタハウジング53の上部に位置し、フード部57内の圧縮コイルばね60で前方に付勢されている。スライダ59は後端側に操作突部61と下向きの停止突起62を有し、中間部に水平方向の可撓性の当接アーム63を有し、前端側に水平方向の当接壁65を有している。当接アーム63は前端側に下向きの当接突起64を有し、当接突起64は後側に摺接用の傾斜面を有している。当接アーム63は上下方向に撓み可能である。
【0005】
フード部57の長手方向中間部に、スライダ59の停止突起62を当接させる停止兼案内用のガイド突起66が上向きに設けられ、ガイド突起66の前方に可撓性のロックアーム67が延設され、ロックアーム67の先端に、雌側のコネクタ52の上向きのロック突起69を係合させる下向きのロック突起68が設けられると共に、ロック突起68の上側に撓み防止用の当接突起70が設けられている。水平な当接壁65の下面に当接突起70が当接して、ロックアーム67の上方向への撓みが阻止されている。
【0006】
雌側のコネクタ52には、前記ロック突起69がコネクタ嵌合室58の上壁の後寄りに設けられると共に、ロック突起69の前方に、スライダ59の当接突起64に対する上向きの当接突起71が設けられている。各ロック突起68,69は各コネクタ51,52の幅方向中央に設けられ、各当接突起64,71は各コネクタ51,52の幅方向両側に設けられている。
【0007】
図11の状態から両コネクタ51,52を初期嵌合させると、両当接突起64,71が当接し、さらに両コネクタ51,52を嵌合方向に押圧することで、スライダ59が押されて後退してコイルばね60を圧縮させる。スライダ59の当接壁65はロックアーム67の上向きの当接突起70から後方へ離間する。そして、当接突起64の傾斜面がガイド突起66の傾斜面に摺接することで、スライダ59の当接アーム63が上向きに撓み、それにより両当接突起64,71の突き当てが解除される。そして、両コネクタ51,52のロック突起68,69が当接してロックアーム67が上向きに撓み、さらに両コネクタ51,52を嵌合方向に押圧することで、ロック突起68がロック突起69を乗り越えて復元し、図12の如く両コネクタ51,52の完全嵌合と同時に両ロック突起68,69が係合して、両コネクタ51,52がロックされる。その状態で両コネクタ51,52の端子54,56は相互に接続される。
【0008】
コネクタ51,52の嵌合途中においては、スライダ59がコイルばねで60コネクタ離脱方向に押圧され、且つ両当接突起64,71が突き当たった状態となっているから、コネクタ51,52が半嵌合(不完全嵌合)である場合には、雌側のコネクタ52がコイルばね60の力で雄側のコネクタ51から押し出される。これにより、コネクタ51,52の半嵌合が検知される。作業者が再度コネクタ52を押し込むことで、両コネクタ51,52が完全嵌合される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の半嵌合検知コネクタにあっては、ロック解除に際して両コネクタ51,52を強く後方に引っ張ることで、雄側のコネクタ51のロック突起68の係止面68aが雌側のコネクタ52のロック突起69の係止面69aに摺接し、それに伴ってロックアーム67が上向きに撓んで、両ロック突起68,69の係合が解除されるようになっているために、大きなコネクタ離脱力が必要で、コネクタ離脱操作が大変であるという問題があった。そこで、コネクタ離脱力を軽減させるために、ロック突起68,69の係止面68a,69aを後下がりに傾斜させているが、スライダ59が少しでも後退した場合に(当接壁65が当接突起70から離間した時点で)、ロック突起68,69の係合が解除されやすくなり、不意なコネクタ51,52の抜け出しが生じやすくなるという懸念があった。
【0010】
また、コネクタ51,52の半嵌合時に、ロックアーム67のロック突起68が相手側のコネクタ52のロック突起69の上に乗り上げた状態で、ロックアーム67の復元力で雌側のコネクタ52を下向きに押圧するから、摺動抵抗が増して、コイルばね60で雌側のコネクタ52を押し出す力が弱まり、半嵌合検知精度が低下するという懸念があった。
【0011】
本発明は、上記した点に鑑み、コネクタ半嵌合検知用のスライダを用いた半嵌合検知コネクタにおいて、コネクタ相互のロックを確実に行うことができると共に、コネクタ離脱作業を小さな力でスムーズ且つ容易に行うことができ、しかもコネクタ半嵌合検知を精度良く行うことのできる半嵌合検知コネクタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、一方のコネクタに、スライダがコネクタ嵌合離脱方向にスライド自在に設けられて弾性部材で他方のコネクタに向けて付勢されると共に、該他方のコネクタの第一のロック部に対する第二のロック部を有する可撓性のロックアームが設けられ、該スライダに、該他方のコネクタの第一の当接部に対する第二の当接部と、コネクタ離脱方向に後退操作させるための操作用の突部とが設けられた半嵌合検知コネクタにおいて、前記第二のロック部に隣接して前記ロックアームの側部に従接部が設けられ、前記スライダに、スライダ後退時に該従接部に摺接して該ロックアームを撓ませる方向に傾斜した第一のガイド傾斜部と、撓んだ状態の該ロックアームの該第二のロック部に摺接して該ロックアームをさらに撓ませる方向に傾斜した第二のガイド傾斜部とがコネクタ嵌合方向に隣接して順次設けられ、前記第二の当接部を有する可撓性の当接アームが該スライダに設けられ、該第二のロック部が該第二のガイド傾斜部に乗り上げた際に、該第二の当接部が前記一方のコネクタ側のガイド部に乗り上げて、該第二の当接部と前記第一の当接部との当接が解除されることを特徴とする(請求項1)。
前記従接部が前記ロックアームの両側に設けられたことも有効である(請求項2)。
また、前記ロックアームの撓み側に第三の当接部が設けられ、前記スライダに、該第三の当接部に対する当接部が設けられ、前記第一と第二のロック部の係合状態で、該当接部の傾斜面が前記付勢のもとで該第三の当接部の傾斜面に当接することも有効である(請求項3)。
また、前記スライダに停止部が設けられ、該停止部が前記付勢のもとで前記ガイド部に当接することも有効である(請求項4)。
また、前記第一と第二のロック部が、垂直ないしはロック解除しにくい方向に傾斜した係止面を有することも有効である(請求項5)。
【0013】
以下に、上記構成に基づく作用を説明する。
両コネクタを嵌合方向(前方)に押圧することで、第一の当接部が第二の当接部を後方に押してスライダを後退させる。これに伴ってスライダの第一のガイド傾斜部がロックアームの従接部を拾い、従接部が第一のガイド傾斜部に沿って移動するとロックアームが少し撓み、今度は第二のガイド傾斜部がロックアームの第二のロック部を拾い、第二のロック部が第二のガイド傾斜部に沿って移動することでロックアームが大きく撓み、第二のロック部が第一のガイド部からロックアーム撓み方向に離間して非接触となる。次いでスライダの第二の当接部がガイド部に乗り上げることで、当接アームが撓んで、第二の当接部と第一の当接部との当接が解除され、それによってスライダが前方に弾性的に復元する。それによって、第二のガイド傾斜部と第二のロック部との当接が瞬時に解除されて、ロックアームが復元して、第一のロック部と第二のロック部とが係合して、コネクタが抜け出しなくロックされ、同時に両コネクタが完全嵌合する。
【0014】
コネクタが半嵌合(不完全嵌合)である場合には、両ロック部が係合せず、且つ両当接部が当接しているから、スライダが前方に付勢される力で第一の当接部がコネクタ離脱方向(後方)に押されて、他方のコネクタが押し出される。それによってコネクタ半嵌合が検知される。
【0015】
両コネクタの嵌合を解除するには、スライダを付勢に抗してコネクタ離脱方向(後方)にスライドさせる。これによって上記同様に第一の傾斜部がロックアームの従接部を拾い、次いで第二の傾斜部が第二のロック部を拾って、ロックアームが強制的に撓まされ、両ロック部の係合が解除される。両コネクタをコネクタ離脱方向に引っ張ることで両コネクタが離脱される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る半嵌合検知コネクタを示すものである。
【0017】
半嵌合検知コネクタ1は、半嵌合検知用の合成樹脂製のスライダ4を有する雄側のコネクタ2と、スライダ4に押圧される一対の当接突起(当接部)5を有する雌側のコネクタ3とで構成されている。雄側のコネクタ4は、フード部7を有する合成樹脂製のコネクタハウジング6と、コネクタハウジング6の端子収容室8内に挿入係止された雌型の端子9(図3)とを備えている。雌側のコネクタ3は、コネクタ嵌合室11を有する合成樹脂製のコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10の後半側に収容された雄型の端子12(図3)とを備えている。
【0018】
雄側のコネクタ2のフード部7の上壁13には矩形状の開口部14が設けられ、開口部14の内側空間15(図2)に前部開口16(図3)からスライダ4が前後方向スライド自在に挿入されている。図2にも示す如く、開口部14内の後端側には左右一対のばね受け部17が形成されている。前部開口16(図3)からばね受け部17内に圧縮コイルばね(弾性部材)18(図2)が挿着されている。
【0019】
雌側のコネクタハウジング10には、上壁19の長手方向中間部に前記一対の当接突起5が並列に設けられ、当接突起5の後方において上壁19の幅方向中央に、雄側のコネクタ2に対するロック突起(ロック部)20が設けられている。当接突起5は前側の垂直な当接面5aと後側の傾斜面5bとを有し、ロック突起20は前側の傾斜面20aと後側の垂直な係止面20bとを有している。当接突起5の外側には、雄側のコネクタ2に対する位置決めガイド用の突条21が設けられている。
【0020】
図2の如く、スライダ4は、後側に後退操作用の上向きの突部22を有し、突部22の下側に停止突起(停止部)23(図3)を有している。また、中間部に逆コ字状の可撓性の当接アーム24を有している。当接アーム24の前端の左右両側に一対の当接突起(第二の当接部)25(図3)が下向きに設けられている。当接アーム24の基部は後段部26の内側に位置し、後段部26にコイルばね18の前端が当接する。
【0021】
スライダ4の前側には一対の第一のガイド傾斜部27が形成されると共に、一対の第一のガイド傾斜部27の内側で且つ前側に第二のガイド傾斜部28が形成されている。両ガイド傾斜部27,28は後下がりに傾斜し、第二のガイド傾斜部28の傾斜角度は第一のガイド傾斜部27のそれよりも急勾配である。スライダ4の下面側において前端から前記当接突起25(図3)にかけて一対のガイド溝(図示せず)が形成されている。ガイド溝には雌側のコネクタハウジング10(図1)の当接突起5が進入する。雌側のコネクタハウジング10(図1)のロック突起(第一のロック部)20は雄側のコネクタハウジング6(図3)の下向きのロック突起(第二のロック部)29に対向して位置する。スライダ4の中間部の両側端には前抜け防止用の停止突起30が設けられている。
【0022】
図3に示す如く、雄側のコネクタ2はフード部7の内側で且つ下側にフロントホルダ31付きの内側ハウジング32を有し、内側ハウジング32内に電線33付きの雌型の端子9を有している。電線33には防水ゴム栓34が外挿され、内側ハウジング32の外側にはパッキン35が装着されている。フード部7の内側で且つ上側にスライダ4が前後方向(コネクタ嵌合離脱方向)にスライド自在に設けられている。
【0023】
図3においてスライダ4はコイルばね18(図2)で前向き(コネクタ嵌合方向)に付勢されている。22はスライダの操作用の突部、23は停止突起である。停止突起23は前側に垂直な当接面23a、後側に傾斜面23bを有している。傾斜面23bは、スライダ4をフード部7内に装着する際に、フード部側の停止兼案内用のガイド突起(ガイド部)36をスムーズに乗り越えるためのものである。ガイド突起36はフード部7内の水平な中間壁37の長手方向中間部において上向きに設けられ、前側に傾斜面36a、後側に当接面36bを有している。中間壁37の上側にスライダ収容空間15が設けられている。中間壁37の前半側は大きく切欠され、その切欠部内に可撓性のロックアーム38が中間壁37と一体に前向きに延長形成されている。
【0024】
ロックアーム38は先端部に下向きのロック突起(第二のロック突起)29と上向きの当接突起(第三の当接部)39とを有すると共に、先端部の両側にロック解除用の一対の従接突起(従接部)40を有している。ロック突起29は前側の傾斜面29aと、後側の垂直ないしは若干前向きに傾斜した係止面29bとを有し、当接突起39は上側に後下がりの傾斜面39aを有し、従接突起40は下側に前上がりの傾斜面40aを有している。ロックアーム38の先端部はフード部7の前端と中間壁37の前端とのほぼ中間に位置している。
【0025】
スライダ4は中間部に可撓性の略逆コの字状の当接アーム24を有し、当接アーム24の前方に当接壁(当接部)41を有し、当接壁41の前方に第一のガイド傾斜部27を有し、第一のガイド傾斜部27の前方に第二のガイド傾斜部28を有している。当接アーム24は前端側に下向きの当接突起(第二の当接突起)25を有し、当接突起25は垂直な前側の当接面25aと後側の傾斜面25bとを有している。
【0026】
停止突起23とガイド突起36とが当接した状態で、当接突起25はロックアーム38の両側においてロック突起29の後方に位置し、当接突起25の下端はロックアーム38の下面と同一面に位置している。当接壁41は、ロックアーム38の当接突起39に接する後下がりの傾斜面41aを下側に有して断面略くさび状に形成されている。第一のガイド傾斜部27はロックアーム38の従接突起40の前方に対向して位置している。第二のガイド傾斜部28はロックアーム38の前端に対向して、ロック突起29の斜め上方に位置している。
【0027】
雌側のコネクタ3は、コネクタハウジング10の上壁19に当接突起(第一の当接突起)5を有し、当接突起5の後方にロック突起(第一のロック突起)20を有している。当接突起5は前側の垂直な当接面5aと後側の傾斜面5bとを有し、ロック突起20は前側の傾斜面20aと後側の垂直ないし前向きにやや傾斜した係止面20bとを有している。当接突起5は前記雄側のコネクタ2の当接アーム24の当接突起25に対向し、ロック突起20はロックアーム38のロック突起29に対向して位置する。当接突起5の外側にはガイド用の突条21が位置している。
【0028】
雌側のコネクタハウジング10には、フロントホルダ42で画成された各端子収容室に雄型の各端子12の後半部が収容され、端子12の前半部のタブ部12aがコネクタ嵌合室11内に突出している。各端子12は導電性のショートばね43でジョイント接続されている。端子12に圧着された電線44には防水ゴム栓45が挿着されている。コネクタハウジング10の下部は固定アーム45で車体や機器等(図示せず)に固定される。
【0029】
以下に図4〜図10を用いて上記半嵌合検知コネクタ1の作用を説明する。
図4において雄側のコネクタ2と雌側のコネクタ3とは初期嵌合し、雌側のコネクタ3の当接突起5がスライダ4の当接アーム24の当接突起25に当接し始めている。雄型の端子12のタブ部12aは未だ雌型の端子9の電気接触部9aに接触しておらず、コネクタ嵌合室11の底部と内側ハウジング32の前端との間に大きな隙間Lが存在している。
【0030】
スライダ4はコイルばね18で前方(コネクタ嵌合方向)に付勢されている。コイルばね18は予圧縮のままで変位していない。スライダ4の両側の停止突起30が雄側のコネクタハウジング6の停止突起46に当接し、且つ後部側の停止突起23がガイド突起36に当接することで、スライダ4の前端位置が規定されている。
【0031】
両コネクタ2,3の嵌合に伴って、図5の如く雌側のコネクタ3の当接突起5がスライダ4の当接突起25を押すことで、スライダ4がコイルばね18を圧縮させつつ後退する。雌側のコネクタ3のロック突起20は雄側のコネクタ2のロックアーム38のロック突起29に当接する。スライダ4の第一のガイド傾斜部27がロックアーム38の従接突起40に接する。従接突起40は第一のガイド傾斜部27に沿って上昇し、それに伴ってロックアーム38が上向きに撓む。雄型と雌型の両端子9,12は接触を開始している。
【0032】
図6の如くスライダ4が後退するのに伴ってロックアーム38のロック突起29は第二のガイド傾斜部28に沿って上向きに摺接し、それによってロックアーム38がさらに上向きに撓み、ロックアーム38のロック突起29が雌側のコネクタ3のロック突起20の上側を通過してロック突起20の斜め前方上側に位置する。
【0033】
従接突起40が第一のガイド傾斜部27に沿って上昇することで、ロック突起29が第二のガイド傾斜部28に接触可能となり、それによってロックアーム38が二段階で大きく撓ませられる。また、スライダ4の当接突起25は雄側のコネクタ2のガイド突起36に沿って摺接し、それによって当接アーム24が上向きに撓み、当接突起25と雌側のコネクタ3の当接突起5との当接が解除される。図6の状態で両コネクタ2,3は隙間なく完全嵌合し、両端子9,12は完全に接触する。
【0034】
両当接突起5,25の当接が解除されることで、図7の如くスライダ4はコイルばね18の付勢力で前方に押し戻され、図3の初期状態に復帰する。この際、スライダ4の当接突起25は雌側のコネクタ3の当接突起5を乗り越えて前方に移動する。スライダ4と一体に第二のガイド傾斜部28が前方に移動することで、ロックアーム38のロック突起29と第二のガイド傾斜部28との当接が解除され、ロックアーム38が弾性的に水平方向に復元し、ロック突起29が雌側のコネクタ3のロック突起20に係合する。すなわち両ロック突起20,29の係止面20b,29bが対向して接し、両コネクタ2,3がロックされる。
【0035】
この際、スライダ4の当接壁41はロックアーム38の当接突起39の上側の傾斜面39aに当接し、ロックアーム38の撓みを阻止する。特に、当接壁41と当接突起39とがそれらの後下がりの傾斜面39a,41aで隙間なく確実に当接するから、不意なロック解除が確実に防止される。これはスライダ4がコイルばね18で前向きに付勢され、その付勢力で当接壁41の傾斜面41aが当接突起39の傾斜面39aに押し付けられるからに他ならない。
【0036】
前記図5のコネクタ半嵌合状態において作業者が嵌合をやめた場合は、スライダ4の当接突起25が雌側のコネクタ3の当接突起5に当接しているから、コイルばね18の圧縮力で雌側のコネクタ3が雄側のコネクタ2から押し出され、それによりコネクタ半嵌合が検知される。これは図6のコネクタ嵌合状態で未だロックがされていない場合においても同様であり、図5〜図6の過程においても同様である。
【0037】
特に図5〜図6の過程においてロックアーム38が第二のガイド傾斜部27に沿って持ち上げられて、両ロック突起20,29同士の接触がなくなるから、摩擦抵抗が減少し、コイルばね18の力で雌側のコネクタ3がスムーズ且つ確実に押し出され、コネクタの半嵌合検知精度が向上する。
【0038】
図7のコネクタ嵌合状態からコネクタ2,3を離脱させるには、図8の如くスライダ4の操作用の突部を手指で矢印イの如く後方(コネクタ離脱方向)に引き、スライダ4を後退させる。それに伴ってスライダ4の第一のガイド傾斜部27がロックアーム38の従接突起40に摺接する。さらにスライダ4の当接突起25の後側の傾斜面25bが雌側のコネクタ3の当接突起5の後側の傾斜面5bに沿って摺接する。
【0039】
そして、図9の如くロックアーム38のロック突起29がスライダ4の第二のガイド傾斜部28で押し上げられてロックアーム38が上向きに大きく撓む。それと同時に、当接アーム24の当接突起25が雌側のコネクタ3の当接突起5に摺接して乗り上げる。両ロック突起20,29が上下に離間することで、コネクタ2,3のロックが解除される。スライダ4は操作用の突部22を手指で後方へ引かれている。
【0040】
そして、図10の如く両コネクタ2,3を手で離脱方向に引っ張ることで、両コネクタ2,3が離脱され、両端子9,12の接続が解除される。スライダ4は突部22から手指を離すことでコイルばね18の付勢力で前方へ復帰する。
【0041】
図7のコネクタ完全嵌合状態で、両ロック突起20,29の係止面20b,29bは予め係止解除しにくい方向に若干傾斜させておくことができる。これは従来(図12)のようにコネクタ2,3を引っ張ってロック解除を行わせる必要がないからである。これによりロック力が高まり、不意なロック外れが確実に防止される。
【0042】
また、スライダ4の第一のガイド傾斜部27と第二のガイド傾斜部28とで雄側のコネクタ2のロックアーム38のロック解除動作(撓ませ動作)を強制的に行うから、ロック解除が確実に行われる。また、第一のガイド傾斜部27に対する従接突起40をロックアーム38の両側に設けたことで、ロックアーム38のぶれ等が防止され、ロック解除がバランス良く安定して行われる。
【0043】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、スライダの第一のガイド傾斜部と第二のガイド傾斜部とで順次ロックアームを強制的に撓ませて、両コネクタのロック部相互の係合を解除させるから、両コネクタを離脱方向に軽く引っ張ることで簡単に離脱させることができる。従って、従来のようにロック部の係止面を離脱させやすいように傾斜させる必要がなく、強いロック力を発揮させることができ、不意なコネクタの抜け出しが防止される。また、第一のガイド傾斜部で先ずロックアームの従接部を拾い、次いで第二のガイド傾斜部で第二のロック部を拾うようにしたことで、ロックアームを大きく且つ確実に撓ませることができ、それにより、コネクタ嵌合操作時に両ガイド部を接触させないようにすることができるから、摺動抵抗の低減によりコネクタ嵌合操作力が低減して、嵌合操作を小さな力でスムーズ且つ容易に且つ確実に行うことができる。
【0044】
また、スライダの付勢力がそのまま他方のコネクタの押し出し力として作用するから、コネクタ半嵌合時に他方のコネクタが確実に押し出され、コネクタ半嵌合検知精度が向上する。また、コネクタ嵌合操作時に第二のロック部が第二のガイド傾斜部に乗り上げて、ロックアームが大きく撓むと同時に、第一及び第二の当接部の当接が解除されて、スライダが弾性的に復帰し、第二のロック部と第二のガイド傾斜部との当接が解除されるから、ロックアームが復元して、第二のロック部が第一のロック部に確実に係合し、両コネクタが確実にロックされる。
【0045】
また、請求項2記載の発明によれば、従接部をガイドアームの両側に設けたことで、第一のガイド傾斜部が従接部を拾う際に、ガイドアームがぶれたり捩じれたりせず、ガイドアームの撓み動作が安定して行われる。
【0046】
また、請求項3記載の発明によれば、コネクタ嵌合操作時に第二のロック部が第二のガイド傾斜部に乗り上げて、ロックアームが大きく撓むと同時に、第一及び第二の当接部の当接が解除されて、スライダが弾性的に復帰し、第二のロック部と第二のガイド傾斜部との当接が解除されるから、ロックアームが復元して、第二のロック部が第一のロック部に確実に係合し、両コネクタが確実にロックされる。
【0047】
また、請求項3記載の発明によれば、両コネクタのロック状態で、スライダの当接部の傾斜面が弾性付勢のもとでロックアームの第三の当接部の傾斜面に当接することで、ロックアームが第三の当接部で撓み反対方向に押圧されるから、ロックアームの撓みが確実に阻止され、不意なロック外れが確実に防止される。
【0048】
また、請求項4記載の発明によれば、スライダの停止部が付勢のもとで一方のコネクタのガイド部に当接することで、スライダの復元位置が正確に規定される。
【0049】
また、請求項5記載の発明によれば、両ロック部が、垂直ないしはロック解除しにくい方向に傾斜した係止面同士で当接することで、ロック力が高まり、不意なロック外れが一層確実に防止される。この請求項5記載の発明の構成及び効果は請求項1記載の発明の構成によって可能となっている。すなわち、スライダの第一のガイド傾斜部と第二のガイド傾斜部とで順次ロックアームを強制的に撓ませて、両コネクタのロック解除を行わせることで、従来のようにロック部の係止面を離脱させやすいように傾斜させる必要がなくなったことで、請求項5記載の発明の構成が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半嵌合検知コネクタの一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】雄側のコネクタを示す分解斜視図である。
【図3】半嵌合検知コネクタを示す縦断面図である。
【図4】 (a) は半嵌合検知コネクタの初期嵌合状態を示す平面図、(b) は同じく縦断面図である。
【図5】 (a) は半嵌合検知コネクタのロック開始状態を示す平面図、(b) は同じく縦断面図である。
【図6】 (a) は半嵌合検知コネクタのロック直前の状態を示す平面図、(b) は同じく縦断面図である。
【図7】 (a) は半嵌合検知コネクタの完全嵌合状態を示す平面図、(b) は同じく縦断面図である。
【図8】 (a) は半嵌合検知コネクタのロック解除開始の状態を示す平面図、(b) は同じく縦断面図である。
【図9】 (a) は半嵌合検知コネクタのロック解除状態を示す平面図、(b) は同じく縦断面図である。
【図10】 (a) は半嵌合検知コネクタの離脱状態を示す平面図、(b) は同じく縦断面図である。
【図11】従来の半嵌合検知コネクタを示す分解した状態の縦断面図である。
【図12】同じく従来の半嵌合検知コネクタの嵌合状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 半嵌合検知コネクタ
2 雄側のコネクタ
3 雌側のコネクタ
4 スライダ
5 当接突起(第一の当接部)
20 ロック突起(第一のロック部)
20b,29b 係止面
23 停止突起(停止部)
24 当接アーム
25 当接突起(第二の当接部)
27 第一のガイド傾斜部
28 第二のガイド傾斜部
29 ロック突起(第二のロック部)
36 ガイド突起(ガイド部)
38 ロックアーム
39 当接突起(第三の当接部)
39a,41a 傾斜面
40 従接突起(従接部)
41 当接壁(当接部)
Claims (5)
- 一方のコネクタに、スライダがコネクタ嵌合離脱方向にスライド自在に設けられて弾性部材で他方のコネクタに向けて付勢されると共に、該他方のコネクタの第一のロック部に対する第二のロック部を有する可撓性のロックアームが設けられ、該スライダに、該他方のコネクタの第一の当接部に対する第二の当接部と、コネクタ離脱方向に後退操作させるための操作用の突部とが設けられた半嵌合検知コネクタにおいて、
前記第二のロック部に隣接して前記ロックアームの側部に従接部が設けられ、前記スライダに、スライダ後退時に該従接部に摺接して該ロックアームを撓ませる方向に傾斜した第一のガイド傾斜部と、撓んだ状態の該ロックアームの該第二のロック部に摺接して該ロックアームをさらに撓ませる方向に傾斜した第二のガイド傾斜部とがコネクタ嵌合方向に隣接して順次設けられ、前記第二の当接部を有する可撓性の当接アームが該スライダに設けられ、該第二のロック部が該第二のガイド傾斜部に乗り上げた際に、該第二の当接部が前記一方のコネクタ側のガイド部に乗り上げて、該第二の当接部と前記第一の当接部との当接が解除されることを特徴とする半嵌合検知コネクタ。 - 前記従接部が前記ロックアームの両側に設けられたことを特徴とする請求項1記載の半嵌合検知コネクタ。
- 前記ロックアームの撓み側に第三の当接部が設けられ、前記スライダに、該第三の当接部に対する当接部が設けられ、前記第一と第二のロック部の係合状態で、該当接部の傾斜面が前記付勢のもとで該第三の当接部の傾斜面に当接することを特徴とする請求項1又は2記載の半嵌合検知コネクタ。
- 前記スライダに停止部が設けられ、該停止部が前記付勢のもとで前記ガイド部に当接することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の半嵌合検知コネクタ。
- 前記第一と第二のロック部が、垂直ないしはロック解除しにくい方向に傾斜した係止面を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の半嵌合検知コネクタ。
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