JP3883611B2 - エレベータドア制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はエレベータドア制御装置に関し、特に、エレベータドアの開閉動作において、利用者への安全性を向上させると共に、据え付け時のドア速度調整を容易に行なえるようにするエレベータドア制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、この種のエレベータドア制御装置の内部構成を示したブロック図であり、図2〜図4は、戸閉動作波形を示したものである。図1において、1はエレベータ制御盤、2はエレベータ制御盤1から戸閉指令が入力される入出力ポート、3は後述するCPU4の動作プログラムや数種類の所定のモータ速度指令値等が予め格納されているROM、4はエレベータドア制御装置の内部動作の制御を行うCPU、5はCPU4により入力されるPWM指令をゲート信号に変換するPWMユニット、6はPWMユニット5からのゲート信号に基づいて後述するパワー回路7を駆動させるゲート信号発生回路、7はそのパワー回路であり、後述するモータ8を回転させるものである。8はそのモータで、9はモータ8に取り付けられたパルスエンコーダ、10はパルスエンコーダ9からの出力パルスをカウントするパルスカウントユニット、11はCPU4の演算結果や種々のデータ等を格納するためのRAM、12は電源、13はユーザに対する種々の表示を行うための表示器、14はROM3内に格納されていてCPU4により読み出される速度指令値を切り換えるための速度調整設定ピンである。
【0003】
次に、図1及び図2〜図4を用いて、従来の戸閉動作の制御について説明する。エレベータ制御盤1より戸閉指令が発生すると入出力ポート2にそれが読み込まれ、この戸閉指令に対応して、図2の1aにより示すようなモータ速度指令がROM3よりCPU4へ読み込まれる。ここで、モータ速度指令は、モータ8に取付られているパルスエンコーダ9からの出力パルスをパルスカウントユニット10によりカウントし、そのカウント値がCPU4に送られ、CPU4はそのカウント値よりドアの位置点を演算して、その位置点情報より適当なモータ速度指令値をROM3より読み出している。なお、モータ速度指令値は速度調整用設定ピン14によってもROM3より読み出されるモータ速度指令値を切換えられる構成になっている。
【0004】
CPU4は、ROM3から読み出したモータ速度指令値と、パルスカウントユニット10のカウント値により求めた図3の2aにより示すモータ実速度からの速度偏差とにより、モータ速度指令値に追従させる為に必要とされる図4の3aで示すようなトルク指令値を求め、このトルク指令値に対応したPWM指令をPWMユニット5に送り、PWMユニット5がそれをゲート信号に変換し、このゲート信号を受けたゲート信号発生回路6の指令により、パワー回路7が駆動され、それによりモータ8が回転し、モータ8の回転速度がモータ速度指令値に追従する様に速度制御が行われている。
【0005】
ここで、上述したような戸閉動作に関し、海外法規(ASME 112.4, あるいは BS 2655 Part1 2.7.2 等)により、戸閉エネルギーが規制されている。戸閉エネルギーは、下記の数式(1)に示すように、ドア重量とドア速度とにより求められる。
【0006】
「戸閉エネルギー={ドア重量/(2×重力加速度)}×ドア速度2」・・・(1)
【0007】
そこで、上記の海外法規の基準値を満足させるためには、ドア重量に対応させ、ドア速度、すなわち、モータ速度を変更する必要がある。しかしながら、エレベーター仕様がビル毎に異なるように、ドアの大きさや材質等も様々であるため、据え付け者がドア仕様よりドア重量を計算により求め、現場にて速度調整を行なっているのが現状である。
【0008】
戸閉エネルギーに関する補足説明として、ドア速度は平均戸閉速度を示しており、これについても上記の海外法規に明記されている。具体的には、下記の数式(2)により求められる。
【0009】
「平均戸閉速度=(全開から全閉までの移動距離)/走行時間」・・・(2)
【0010】
なお、走行時間については規定があり、例えば、中央両開きドアの場合、全開及び全閉のそれぞれから25mmを除いた部分を走行するのに要する時間と示されている。これを具体的に説明するために、例として図5を挙げれば、ドア速度が図5の4aの場合、全開から25mmの部分は図5のt1の区間で、全閉から25mmの部分は図5のt2の区間であり、従って、この場合の走行時間は、区間t1とt2の間にはさまれた区間T1に相当する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、戸閉動作においては戸閉エネルギーの規制があり、従来技術においては、現場にてドア毎にその重量を認識し、個々にドア速度調整を行なっており、大変手間がかかってしまうという問題点があった。
【0012】
また、上述したように、ドア重量は据え付け者の計算により求められているため、人為的なミスで誤ったドア重量を算出してしまう可能性があるという問題点があった。
【0013】
また、速度調整内容についても、平均戸閉速度の規定からもわかるように、全開及び全閉付近のみを調整して戸閉時間を変化させても、戸閉エネルギーに対応した速度調整を行なったことにはならないという問題点があった。
【0014】
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、戸閉エネルギーに対応したドア速度への変更を容易に、且つ、最適に行なうことができるエレベータドア制御装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わるエレベータドア制御装置は、エレベータドアの据え付け時の速度調整を行うためのエレベータドア制御装置であって、エレベータドアを駆動させるための駆動手段と、駆動手段に接続され、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク検出手段と、参照データが格納されている参照データ記憶手段と、参照データ記憶手段に格納されている参照データとトルク検出手段により検出されたトルク指令値とにより、最適なドア速度を演算するための第一の最適ドア速度演算手段と、第一の最適ドア速度演算手段により演算されたドア速度に基づいて、駆動手段に速度指令信号を出力するためのドア速度指令手段とを備え、参照データ記憶手段が、標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータを格納し、トルク検出手段が、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク指令値検出部と、トルク指令値のうちの最大値を検出するための最大トルク指令値検出部とから構成されて、第一の最適ドア速度演算手段が、参照データ記憶手段に格納された標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータとトルク指令値の最大値とに基づいて、据え付けるエレベータのドア重量に対応させた最適なドア速度を演算する。
【0018】
また、本発明に係わるエレベータドア制御装置は、エレベータドアの据え付け時の速度調整を行うエレベータドア制御装置であって、エレベータドアを駆動させるための駆動手段と、駆動手段に接続され、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク検出手段と、参照データが格納されている参照データ記憶手段と、参照データ記憶手段に格納されている参照データとトルク検出手段により検出されたトルク指令値とにより、最適なドア速度を演算するための第一の最適ドア速度演算手段と、第一の最適ドア速度演算手段により演算されたドア速度に基づいて、駆動手段に速度指令信号を出力するためのドア速度指令手段とを備え、参照データ記憶手段が、標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータを格納し、トルク検出手段が、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク指令値検出部と、トルク指令値からトルク指令積算値を演算するためのトルク指令積算値演算部とから構成されて、第一の最適ドア速度演算手段が、参照データ記憶手段に格納された標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータとトルク指令積算値とに基づいて、据え付けるエレベータのドア重量に対応させた最適なドア速度を演算する。
【0019】
また、エレベータドア据え付け時のエレベータドアの速度調整を行う場合には、ドア速度指令手段が駆動手段に通常動作の場合とは異なる速度指令信号を出力するように、ドア速度指令手段にドア速度点検指示信号を出力するためのドア速度点検指示手段をさらに備えている。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本発明の一実施の形態によるエレベータドア制御装置について、図2〜図4を用いて説明する。また、本実施の形態におけるエレベータドア制御装置の内部構成は図7に示すような構成になっているが、実際に設計する場合の構成図は図1のようになるため、図1も参照することとする。図7において、30は、後述するドア速度指令手段35からの速度指令値に基づいてエレベータドアを駆動制御するためのエレベータドア駆動手段であり、図1のパワー回路7及びモータ8から構成されるものである。31は、エレベータドア駆動手段30に設けられ、ドア駆動時のトルク指令値(T)を検出するためのトルク指令値検出手段であり、32は、駆動中のドアの最大トルク指令値(Tmax)を検出するための最大トルク指令値検出手段で、これらは、図1のパルスエンコーダ9及びパルスカウントユニット10から構成されている。33は、標準ドア時の速度指令値(Vs)と最大トルク指令値(Tsmax)とをデータとして記憶しておく標準ドアデータ記憶手段(参照データ記憶手段)であり、図1のRAM11から構成されるものである。34は、最大トルク指令値検出手段32で検出した最大トルク指令値(Tmax)と標準ドアデータ記憶手段33に記憶されたデータ(Vs,Tsmax)により、最適ドア速度(Vc)を演算する最適ドア速度演算手段であり、図1のCPU4から構成されている。35は、最適ドア速度演算手段34で求めた最適ドア速度(Vc)に従って、エレベータドアの駆動速度パターン(Vp)を出力するためのドア速度指令手段であり、図1のCPU4及びROM3から構成されるものである。他の構成については図1に示す通りであるため、ここでは図示及び説明を省略する。
【0022】
次に、動作について説明する。本実施の形態のエレベータドア制御装置は、据え付け段階においては、とりあえず出荷時の設定による所定の標準的な速度指令値により戸開閉動作を行なう。まず、一例として標準的な重量のドアで標準的な戸閉指令値(Vs)である図2の1aにて戸閉動作を行なう場合を説明すれば、トルク指令値検出手段31を構成しているパルスカウントユニット10のパルスカウントからモータ実速度を求めると、図3の2aとなり、トルク指令値は図4の3aとなる。この場合のトルク指令最大値(Tmax)を最大トルク指令値検出手段32により検出すれば、図4のAで示す値となる。このトルク指令最大値(Tmax)は標準的なドア重量に対応しているものである。これは、事前に図2の1aにより示される速度指令値(Vs)における各ドア重量に対応した最大トルク指令値を調査しておくことで、
「トルク指令最大値が図4のA=標準的なドア重量」
であると認識することは可能となる。ここでは、トルク指令最大値の図4のAは標準的なドア重量のため、戸閉時間つまり平均戸閉速度の調整を行なわなくても戸閉エネルギーを満足しているため、この場合には調整は不要である。
【0023】
つぎに、他の例として例えば、ドア重量が重い場合を想定する。据え付け段階においては、所定の標準的な速度指令値の図2の1aで戸閉動作を行なわせ、モータ実速度とトルク指令値とをトルク指令値検出手段31により検出すれば、ドア重量が標準より重いため、モータ実速度は図3の2bとなり、トルク指令値は図4の3bとなったとする。この場合のトルク指令最大値を最大トルク指令値検出手段32により検出すれば、図4のBで示す値となり、このトルク指令最大値は、ある重量の重いドアに対応していることがわかる。トルク指令最大値が図4のAの場合がドア重量が標準的な場合であり、戸閉エネルギーは満足しているとした場合、トルク指令最大値BはAよりその値が大きいため、ドア重量が標準より重いと判断でき、戸閉エネルギーは基準値を満足していないことがわかる。
【0024】
そこで、このように戸閉エネルギーは基準値を満足していない場合には、本発明のエレベータドア制御装置においては、戸閉エネルギーを求める上述の(1)式を変形させた下記の(1A)式により、図4のBで示されたトルク指令最大値に対応したドア重量に基づいて最適なドア速度(Vc)を求め、また、上述した(2)式の平均戸閉速度(ドア速度)を求める式より前記ドア速度を満足する戸閉時間となるような速度指令値に変更することで戸閉エネルギーを満足させるようにした。
【0025】
Vc = Vs × (Tsmax/Tmax)1/2 ・・・(1A)
【0026】
なお、上記最適なドア速度とするための速度指令値は、標準ドアデータ記憶手段33内のデータ(Vs,Tsmax)に基づいて、最適ドア速度演算手段34を構成しているCPU4で上記の(1A)式及び(2)式の演算を行ない、その結果により、ROM3内部の速度指令値より最適な速度指令値を選択し、速度指令の変更を行なわせ、その値に基づいて、ドア速度指令手段35がエレベータドア駆動手段30に指令信号を出力する。また、CPU4の処理機能やROM3のメモリ容量が不足している場合は、トルク指令に対応したドア重量相当を表示器13(図1)に表示させ、それにより、ユーザが人為的に速度調整設定ピン14を用いて所望の最適な速度指令値に変更するようにしてもよい。他の動作については従来例と同様であるためここではその説明は省略する。
【0027】
以上のように、本発明によればトルク指令値によりドア重量を認識し、その結果に基づき、戸閉時間を変更することで、平均戸閉速度が調整され、戸閉エネルギーの基準値を満足することが容易に可能となる。また、戸閉時間の変更に当っては、全開及び全閉付近を変更しないため、必要以上に戸閉時間を下げることなく、最適な平均戸閉速度とすることも可能である。その結果、従来、戸閉エネルギー基準を満足させるために行なっていたドア重量の算出、及び、現地での個別の調整が不要となり、据え付け調整時間の省力はさることながら、エレベータ利用者への利便性を確保することができるという効果が得られる。
【0028】
実施の形態2.
本発明の他の実施の形態について図2〜図4を用いて説明する。本実施の形態は上述の実施の形態1の精度を更に向上させるものである。ドア開閉動作においては、ゴミづまり等による外乱からの影響により、一瞬トルク指令が大きくなることがある。そのため、ドア重量を誤って認識する可能性がある。そこで、本実施の形態においては、ドア重量の認識に用いる情報を単なるトルク指令最大値とするのではなく、トルク指令値の積算値とする。なお、ドア重量の違いによりトルク指令値の変化が著しいのは速度指令の加速中、つまり、力行時であるため、力行トルクの積算値を用いるようにしてもよい。
【0029】
図8は、この実施の形態におけるエレベータドア制御装置の内部構成を示したものである。図のように、上述した実施の形態1と基本的に同じ構成であるが、この実施の形態においては、実施の形態1の最大トルク指令値検出手段32の代わりに、トルク指令積算値(Ti)を演算するためのトルク指令積算値演算手段42が設けられている。また、標準ドアデータ記憶手段33は、この実施の形態においては、標準ドア時の速度指令値(Vs)と標準ドアトルク指令積算値(Tsi)とをデータとして記憶している。さらに、最適ドア速度演算手段34においては下記の(1B)式の演算が行われる。
【0030】
Vc = Vs × (Tsi/Ti)1/2 ・・・(1B)
【0031】
次に動作について説明する。標準的なドア重量の場合は、トルク指令値が図4の3aとなり、トルク指令積算値は、図4の3aで囲まれた斜線の面積Saとなる。また、ドア重量が重い場合は、トルク指令値が図4の3bとなり、そのトルク指令積算値は図4の3bで囲まれた斜線の面積Sbとなる。以下、実施の形態1と同様に、トルク指令積算値に対する各ドア重量を事前に調査しておくことで、ドア重量を認識することが可能となり、その結果をもとに最適なドア速度を求め、速度指令値の変更を行なう。
【0032】
以上のように、この実施の形態によれば、上述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、トルク指令の積算結果によりドア重量を判断するようにしたので、ゴミつまり等による瞬時のトルク指令の変化により誤ってドア重量を認識してしまうことを防止でき、精度の安定したドア重量を求めることが可能となる。
【0033】
実施の形態3.
本発明の他の実施の形態について図2〜図4を用いて説明を行なう。上述した実施の形態1及び実施の形態2においては、通常戸閉における標準的な速度指令の例として図2の1aで示す速度指令により戸閉動作を行った上で平均戸閉速度を調整するための処理を行なう例について説明した。しかしながら、標準的な速度指令と言うものの、速いものもあれば、遅いものもあり、速度指令値は様々である。そのため、様々な速度指令値についてトルク指令値と各ドア重量の関係を認識する必要があり、事前調査に時間がかかり、容易な対応がとれない場合がある。
【0034】
そこで、この実施の形態においては、ドア重量を認識するための速度指令を通常開閉とは異なるものとする。この実施の形態の内部構成は、図7に示す実施の形態1の構成に、さらに、図7に破線で示しているような、エレベータのドア重量を認識し最適ドア速度を求めるためのドア速度点検指示信号を出すドア速度点検指示手段36を設けたものである。他の構成については実施の形態1と同様であるため、ここではその説明を省略するが、ただし、この実施の形態においては、ドア速度指令手段35は、上述のドア速度点検指示手段36からのドア速度点検指示信号を受けると、それに応じて、通常時のドア速度指令である第一の速度指令より小さい値の第二の速度指令で運転し、最適ドア速度(Vc)を上記実施の形態1と同様の動作により求める。なお、この実施の形態においては、標準ドアデータ記憶手段33には、トルク指令最大値(Tsmax)として第二の速度指令で標準ドアを駆動した時のトルク指令最大値が記憶されている。
【0035】
動作について説明する。例として、ドア重量を認識するための第二の速度指令値を図2の1cで示すような、第一の速度指令である通常時のドア速度指令より小さい値の一定速の速度指令値とする。速度指令値を図2の1cにして戸閉動作を行なうと、モータ実速度は図3の2cとなり、トルク指令値が図4の3cとなる。この場合のトルク指令最大値は図4のCで示す値であり、トルク指令積算値は図4の3cで囲まれた斜線の面積Scとなる。なお、以降の動作は、上述の実施の形態1及び実施の形態2のいずれかと同様に行って、最適なドア速度を求め、速度指令の変更を行なえばよい。なお、ここでは、速度指令が図2の1cに対するトルク指令値と各ドア重量の関係を調査しておく。
【0036】
以上のように、この実施の形態においては、上述の実施の形態1及び実施の形態2と同様の効果が得られるとともに、さらに、ドア重量を認識する際には、通常開閉とは異なる速度指令値とすることで、様々な速度指令値によるトルク指令値とドア重量の関係を調査しなくとも、ある一つの速度指令値のケースを考えておけば良く、どの様な通常開閉の速度指令値となっても本発明を適用することが可能となる。
【0037】
実施の形態4.
本発明の他の実施の形態について図5及び図6を用いて説明をする。上述の実施の形態1、2及び3においては、ドア重量を求め、戸閉エネルギーを満足する最適なドア速度を求め、それによる速度指令を出すことについて述べた。また、速度指令値の変更方法として、上述の従来技術に関する説明の中で、戸閉エネルギーに関するドア速度とは平均戸閉速度であり、(2)式にて示されることを説明した。また、走行時間にも上述したような規定があるため、全開及び全閉付近を除く必要がある。
【0038】
一般に、速度指令を変更する際には、全開及び全閉を含め、全体速度を調整している。しかし、上述した様に、戸閉エネルギーに関する戸閉時間、つまり、戸閉走行時間として全開及び全閉付近を遅くしても意味はなく、全体速度を下げることによりトータルの走行時間を遅くしても、結果として戸閉エネルギーを満足する走行時間となるものの、必要以上に戸閉時間が長くなり、エレベータ全体としては、運転効率が悪くなる。
【0039】
そこで、速度指令の変更に当っては、図5の区間t1及びt2に関する速度指令は現状のままとし、それ以外の速度指令値を変更する。例として、現状の速度指令を図6の1aとし、それの走行時間を遅くする場合、速度指令値が図6の1dで示すような波形になるように変更を行なう。
【0040】
図9はこの実施の形態におけるエレベータドア制御装置の構成を示した図である。図9において、51は、エレベータドア駆動手段30からのエレベータドアの位置を示す位置信号に基づいて、第一の所定位置(全開より25mm戸閉したところ)と第二の所定位置(全閉直前の25mm手前のところ)及びその間の移動距離(Ldc)を測定するドア戸閉位置検出手段(または、移動距離検出手段)であり、52は、第一の所定位置及び第二の所定位置間の戸閉に要した時間を計測する戸閉時間検出手段(または、時間検出手段)であり、53は、標準ドア時の速度指令値(Vs)、第一の所定位置と第二の所定位置間の標準ドアの戸閉時間(Tsdc)およびその間の距離(Ls)を記憶している標準ドアデータ記憶手段(または、参照データ記憶手段)、54は、戸閉時間検出手段52にて計測した戸閉時間(Tdc)と標準ドアデータ記憶手段53に記憶された標準ドアの戸閉時間(Tsdc)により、上述の(2)式を変形させた下記の(2A)式を用いて、最適ドア速度(Vc)を演算する最適ドア速度演算手段である。
【0041】
Vc=Vs×(Tdc/Tsdc)×(Ls/Ldc) ・・・ (2A)
【0042】
その結果、全開及び全閉付近を変更しないため、上述した様に必要以上に戸閉時間を下げることなく、最適な平均戸閉速度とすることも容易に可能であり、かつ、戸閉エネルギーを満足する最適な速度指令への変更が可能となる。
【0043】
【発明の効果】
本発明に係わるエレベータドア制御装置よれば、エレベータドアを駆動させるための駆動手段と、駆動手段に接続され、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク検出手段と、参照データが格納されている参照データ記憶手段と、参照データ記憶手段に格納されている参照データとトルク検出手段により検出されたトルク指令値とにより、最適なドア速度を演算するための第一の最適ドア速度演算手段と、第一の最適ドア速度演算手段により演算されたドア速度に基づいて、駆動手段に速度指令信号を出力するためのドア速度指令手段とを備え、参照データ記憶手段が、標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータを格納し、トルク検出手段が、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク指令値検出部と、トルク指令値のうちの最大値を検出するための最大トルク指令値検出部とから構成されて、第一の最適ドア速度演算手段が、参照データ記憶手段に格納された標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータとトルク指令値の最大値とに基づいて、据え付けるエレベータのドア重量に対応させた最適なドア速度を演算するようにしたので、トルク指令値によりドア重量を認識し、その結果にもとづき、戸閉時間を変更することで、平均戸閉速度が調整され、戸閉エネルギーの基準値を満足することが可能となり、従来において戸閉エネルギー基準を満足させるために行なっていたドア重量の算出及び現場でのエレベータドア毎の個別の速度調整が不要となり、据え付け調整時間の省力はさることながら、エレベーター利用者の利便性を容易にかつ確実に確保することができるという効果を奏する。また、参照データ記憶手段が、標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータを格納するようにしたので、トルクを標準重量の際のデータを比較することにより、そのエレベータドアが標準より重いか軽いかを容易に認識でき、その認識した重量によりエレベータドアの速度調整を行うので、最適なドア速度を容易に求めることができ、最適なドア速度への調整が簡易に行える。また、トルク検出手段が、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク指令値検出部と、トルク指令値のうちの最大値を検出するための最大トルク指令値検出部とから構成されて、第一の最適ドア速度演算手段が、参照データ記憶手段に格納された標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータと上記トルク指令値の最大値とに基づいて、据え付けるエレベータのドア重量に対応させた最適なドア速度を演算するようにしたので、参照データと最大値との比較によりエレベータドアの重量を認識するため、簡単な回路構成により、適切な速度を求めることができる。
【0046】
また、本発明に係わるエレベータドア制御装置によれば、エレベータドアを駆動させるための駆動手段と、駆動手段に接続され、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク検出手段と、参照データが格納されている参照データ記憶手段と、参照データ記憶手段に格納されている参照データとトルク検出手段により検出されたトルク指令値とにより、最適なドア速度を演算するための第一の最適ドア速度演算手段と、第一の最適ドア速度演算手段により演算されたドア速度に基づいて、駆動手段に速度指令信号を出力するためのドア速度指令手段とを備え、参照データ記憶手段が、標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータを格納し、トルク検出手段が、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク指令値検出部と、トルク指令値からトルク指令積算値を演算するためのトルク指令積算値演算部とから構成されて、第一の最適ドア速度演算手段が、参照データ記憶手段に格納された標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータとトルク指令積算値とに基づいて、据え付けるエレベータのドア重量に対応させた最適なドア速度を演算するようにしたので、トルク指令値によりドア重量を認識し、その結果にもとづき、戸閉時間を変更することで、平均戸閉速度が調整され、戸閉エネルギーの基準値を満足することが可能となり、従来において戸閉エネルギー基準を満足させるために行なっていたドア重量の算出及び現場でのエレベータドア毎の個別の速度調整が不要となり、据え付け調整時間の省力はさることながら、エレベーター利用者の利便性を容易にかつ確実に確保することができるという効果を奏する。また、参照データ記憶手段が、標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータを格納するようにしたので、トルクを標準重量の際のデータを比較することにより、そのエレベータドアが標準より重いか軽いかを容易に認識でき、その認識した重量によりエレベータドアの速度調整を行うので、最適なドア速度を容易に求めることができ、最適なドア速度への調整が簡易に行える。また、トルク検出手段が、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク指令値検出部と、トルク指令値からトルク指令積算値を演算するためのトルク指令積算値演算部とから構成されて、第一の最適ドア速度演算手段が、参照データ記憶手段に格納された標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータと上記トルク指令積算値とに基づいて、据え付けるエレベータのドア重量に対応させた最適なドア速度を演算するようにしたので、トルク指令の積算結果によりドア重量を判断するようにしたので、ゴミつまり等による瞬時のトルク指令の変化によって誤ってドア重量を認識してしまうことを防止でき、精度の高い安定したドア重量を求めることが可能になり、最適な速度への調整が行え、エレベーター利用者への利便性を容易にかつ確実に確保することができる。
【0047】
また、エレベータドア据え付け時のエレベータドアの速度調整を行う場合には、ドア速度指令手段が駆動信号に通常動作の場合とは異なる速度指令信号を出力するように、ドア速度指令手段にドア速度点検指示信号を出力するためのドア速度点検指示手段をさらに備えるようにしたので、様々な速度指令値によるトルク指令値とドア重量との関係を予め調査しておく必要はなく、ある一つの速度指令値のケースを考えておけばよく、さらに容易に適切な速度への調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明及び従来例におけるエレベータドア制御装置の内部構成を示した回路構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1、2及び3によるエレベータドア制御装置により制御されたエレベータの戸閉動作波形を示した波形図である。
【図3】 本発明の実施の形態1、2及び3によるエレベータドア制御装置により制御されたエレベータの戸閉動作波形を示した波形図である。
【図4】 本発明の実施の形態1、2及び3によるエレベータドア制御装置により制御されたエレベータの戸閉動作波形を示した波形図である。
【図5】 本発明の実施の形態4によるエレベータドア制御装置により制御されたエレベータの戸閉動作波形を示した波形図である。
【図6】 本発明の実施の形態4によるエレベータドア制御装置により制御されたエレベータの戸閉動作波形を示した波形図である。
【図7】 実施の形態1及び3によるエレベータドア制御装置の構成を示した構成図である。
【図8】 実施の形態2によるエレベータドア制御装置の構成を示した構成図である。
【図9】 実施の形態4によるエレベータドア制御装置の構成を示した構成図である。
【符号の説明】
30 エレベータドア駆動手段、31 トルク指令値検出手段、32 最大トルク指令値検出手段、33 標準ドアデータ記憶手段、34 最適ドア速度演算手段、35 ドア速度指令手段、36 ドア速度測定指令手段、42 トルク指令積算値演算手段、51 ドア戸閉位置検出手段、52 戸閉時間検出手段、53 標準ドアデータ記憶手段、54 最適ドア速度演算手段。

Claims (3)

  1. エレベータドアの据え付け時の速度調整を行うためのエレベータドア制御装置であって、
    エレベータドアを駆動させるための駆動手段と、
    上記駆動手段に接続され、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク検出手段と、
    参照データが格納されている参照データ記憶手段と、
    上記参照データ記憶手段に格納されている上記参照データと上記トルク検出手段により検出された上記トルク指令値とにより、最適なドア速度を演算するための第一の最適ドア速度演算手段と、
    上記第一の最適ドア速度演算手段により演算されたドア速度に基づいて、上記駆動手段に速度指令信号を出力するためのドア速度指令手段と
    を備え、
    上記参照データ記憶手段が、標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータを格納し、
    上記トルク検出手段が、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク指令値検出部と、上記トルク指令値のうちの最大値を検出するための最大トルク指令値検出部とから構成されて、
    上記第一の最適ドア速度演算手段が、上記参照データ記憶手段に格納された標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータと上記トルク指令値の最大値とに基づいて、据え付けるエレベータのドア重量に対応させた最適なドア速度を演算する
    ことを特徴とするエレベータドア制御装置。
  2. エレベータドアの据え付け時の速度調整を行うエレベータドア制御装置であって、
    エレベータドアを駆動させるための駆動手段と、
    上記駆動手段に接続され、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク検出手段と、
    参照データが格納されている参照データ記憶手段と、
    上記参照データ記憶手段に格納されている上記参照データと上記トルク検出手段により検出された上記トルク指令値とにより、最適なドア速度を演算するための第一の最適ドア速度演算手段と、
    上記第一の最適ドア速度演算手段により演算されたドア速度に基づいて、上記駆動手段に速度指令信号を出力するためのドア速度指令手段と
    を備え、
    上記参照データ記憶手段が、標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータを格納し、
    上記トルク検出手段が、駆動時のトルク指令値を検出するためのトルク指令値検出部と、上記トルク指令値からトルク指令積算値を演算するためのトルク指令積算値演算部とから構成されて、
    上記第一の最適ドア速度演算手段が、上記参照データ記憶手段に格納された標準重量のエレベータドアを駆動させた場合の速度及びトルクに関するデータと上記トルク指令積算値とに基づいて、据え付けるエレベータのドア重量に対応させた最適なドア速度を演算する
    ことを特徴とするエレベータドア制御装置。
  3. エレベータドア据え付け時のエレベータドアの速度調整を行う場合には、上記ドア速度指令手段が上記駆動手段に通常動作の場合とは異なる速度指令信号を出力するように、上記ドア速度指令手段にドア速度点検指示信号を出力するためのドア速度点検指示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータドア制御装置。
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