JP3881047B2 - スタータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関を駆動するスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両の電気負荷増大により、バッテリが大型化して大容量化が図られている。これに対し、スタータは小型化が要求されて熱容量が減少しているため、大容量のバッテリでスタータが連続負荷運転された場合、モータの温度上昇に伴うスタータの熱的損傷という事態が考えられる。また、キースイッチの故障等により、ピニオンがエンジンのリングギヤに噛み合ったままモータが無負荷に近い状態で連続運転された場合にもスタータの熱的損傷を生じる。
この様な不具合を防止するために、例えば特公平6−74778号では、マグネットスイッチに内蔵されたコイルの温度を検出して、その温度が所定温度に達した時にモータへの通電を遮断する方法が開示されている。
また、特開平2−290142号では、ブラシに温度センサを取り付けて、その検出温度が所定温度に達した時に、マグネットスイッチに内蔵されたコイルへの通電を遮断する方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のコイル温度を検出する方法は、無負荷運転によるスタータの損傷を防止することはできるが、連続負荷運転の時には、バッテリ電圧の低下によりマグネットスイッチ(コイル)の温度上昇が無負荷運転時と比べて低下するのに対し、モータは著しく温度上昇が増大するため、モータを保護することができない。
また、ブラシ温度を検出する方法では、モータが無負荷運転された時に、モータの温度上昇が低いことから、ブラシに取り付けた温度センサが作動する所定温度に達するまでに時間がかかってしまい、無負荷運転によるスタータの損傷を防止することができないという問題があった。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、1つの温度検出手段によってモータの無負荷運転近くから負荷運転時までの幅広い範囲でスタータの熱的損傷を防止することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、コイルの温度とブラシの温度を金属製の伝熱部材を通じて1つの温度検出手段で検出することができる。このため、モータが連続負荷運転によって過熱した場合、そのモータの熱がブラシに伝達されてブラシの温度が上昇するため、そのブラシ温度が所定温度に達した時にマグネットスイッチに内蔵されたコイルへの通電を遮断してモータ電流を停止することにより、モータの損傷を防止できる。また、モータが無負荷運転させられた場合には、モータの温度上昇は低いが、マグネットスイッチに内蔵されたコイルが過熱するため、伝熱部材を通じて検出されるコイル温度が所定温度に達した時にコイルへの通電を遮断してモータ電流を停止することにより、モータの損傷を防止できる。この様に、コイルの熱とブラシの熱を伝達する金属製の伝熱部材を通じてコイル温度とブラシ温度を1つの温度検出手段で検出できるため、低コストでモータの無負荷運転近くから負荷運転時までの幅広い範囲でスタータの熱的損傷を防止することが可能である。
【0005】
請求項2の発明によれば、温度検出手段をスイッチヨークとブラシとの間に配設したことにより、温度の異なるスイッチヨークとブラシの温度を効率的に検出することができ、温度上昇の著しい部品を簡単に判別して通電制御手段を作動できる。
請求項3の発明によれば、バイメタルが所定温度に達した時に内部接点を開いてコイルへの通電を遮断することができるため、構造が簡単で通電制御手段にかかるコストを低く抑えることができる。
【0006】
請求項4及び請求項5に記載したように、伝熱部材は、複数の部材で構成しても良いし、単一部材で構成しても良い。複数の部材で構成する場合は、請求項4に示すように、マグネットスイッチを保持するスイッチ保持体と、ブラシを保持するブラシホルダとから成り、そのスイッチ保持体とブラシホルダとが熱的に接触していれば良い。また、単一部材で構成する場合は、請求項5に示すように、ブラシホルダにマグネットスイッチを保持する保持部を一体に設けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
先ず、本発明が前提とする参考例について説明し、次に本発明の実施例について説明する。
(参考例)
図1はスタータのエンドカバー内部の構造を示す平面図(エンドカバーは断面図)、図2は図1のA−A線に沿う断面図である。本参考例のスタータ1は、図3に示すように、モータ2の始動時にピニオン3の回転を規制する回転規制部材4を有し、その回転規制部材4をモータ2の反ピニオン3側に配されたマグネットスイッチ5で駆動する構造を成す。
【0008】
モータ2は、回転自在に支持されたアーマチャ6、このアーマチャ6の外周に配置される固定磁極7(例えば永久磁石)、固定磁極7を内周面に固定する円筒状のヨーク8、及びアーマチャ6の後端面(図3の右端面)に形成されたコンミテータ9に摺接するブラシ10等より構成されている。但し、コンミテータ9は、ブラシ10との摺接面がアーマチャ6の回転軸6aと略直角を成す様に設けられている。
【0009】
ブラシ10は、2組の正極ブラシ10aと負極ブラシ10bとから成り、スイッチ保持体11(樹脂製)に形成されたブラシ摺動穴(図示しない)に摺動自在に挿入されて、ブラシホルダ12(金属製)に保持されている。但し、正極ブラシ10aは、ブラシホルダ12に対して絶縁部材35(図4参照/実施例)を介して保持されている。この正極ブラシ10aは、リード線13を通じて後述の主可動接点14と電気的に接続され、負極ブラシ10bは、リード線15を通じてブラシホルダ12と電気的に接続されてアースされている。スイッチ保持体11は、図2に示すように、マグネットスイッチ5を保持するもので、ブラシホルダ12に圧入状態で固定されている。また、スイッチ保持体11には、後述する通電制御装置16が取り付けられている。
【0010】
ピニオン3は、その内周面にヘリカルスプライン(図示しない)が形成されて、出力軸17の外周に形成されたヘリカルスプライン17aと嵌合しており、出力軸17上をヘリカルスプライン17aに沿って前進することでエンジンのリングギヤ(図示しない)と噛み合うことができる。このピニオン3は、ピニオン3の前端側に配されたスプリング18により後方へ付勢されている。ピニオン3の後端には、ピニオン3より外径の大きい回転規制プレート19が一体に設けられている。この回転規制プレート19の外周面には、軸方向に沿った係合溝19aが円周方向に等間隔で多数形成されている。
【0011】
出力軸17は、アーマチャ6の前方で回転軸6aと同軸上に配されて、その先端側が軸受20を介してフロントハウジング21に回転自在に支持され、後端側が軸受(図示しない)を介してセンタケース22に回転自在に支持されている。
センタケース22は、フロントハウジング21とヨーク8との間に配されて、モータ2の回転力を出力軸17へ伝達する回転力伝達手段23の外周を覆っている。なお、回転力伝達手段23は、遊星歯車減速機構と一方向クラッチとから構成されるが、共に周知の構造であり、その説明は省略する。
【0012】
回転規制部材4は、センタケース22に対して軸方向への移動が規制された状態で上下方向(図3の上下方向)に移動可能に保持されて、図示しない復帰スプリングにより常時上方へ付勢されている。この回転規制部材4は、棒状の金属材から成り、両端部4a、4bが同一方向へ直角に曲げ起こされて、その曲げ起こされた一端部4aにマグネットスイッチ5の作動を伝達する紐状部材24の一端が連結されている。従って、紐状部材24を介してマグネットスイッチ5により吸引されると、回転規制部材4が復帰スプリングのバネ力に抗して下方へ移動することにより、曲げ起こされた他端部4bが回転規制プレート19の外周面に形成された係合溝19aに係合してピニオン3の回転を規制し、マグネットスイッチ5がオフすると、復帰スプリングのバネ力により上方へ付勢されて初期位置(図3に示す位置)へ復帰する。なお、紐状部材24は、スイッチ保持体11に固定されたローラ25とセンタケース22に固定されたローラ26とに案内されて、マグネットスイッチ5の作動を回転規制部材4に伝達している。
【0013】
マグネットスイッチ5は、エンドカバー27の内部でアーマチャ6の回転軸6aに対して動作方向(図3の上下方向)が直交する様に配置されて、前述のスイッチ保持体11にスイッチヨーク5aの一部が保持された状態でエンドカバー27との間に挟持されている(図2参照)。このマグネットスイッチ5は、スイッチヨーク5aの内部にコイル5bを有し、スタータスイッチ(図示しない)がON操作されてコイル5bが通電されると、コイル5bに発生する磁力によってコイル5bの中空内部に配されたプランジャ5cを吸引する。その結果、プランジャ5cに固定されたロッド5dが押し出されて(図3の上方へ移動する)モータ接点(下述する)を閉じるとともに、前述の紐状部材24を介して回転規制部材4を駆動する。なお、紐状部材24は、他端がプランジャ5cの底部に連結されている。
【0014】
モータ接点は、電源端子28に固定された主固定接点29、この主固定接点29に対応して可動する主可動接点14、電源端子28と電気的に接続された抵抗器30、この抵抗器30を介して電源端子28と導通する副固定接点31、及び副固定接点31に対応して可動する副可動接点32より構成される。但し、主可動接点14と主固定接点29との間隔より副可動接点32と副固定接点31との間隔の方が小さく設定されており、マグネットスイッチ5が作動してロッド5dが押し出されると、主可動接点14が主固定接点29に当接する前に副可動接点32が副固定接点31に当接してバッテリ電圧が抵抗器30を介してモータ2に印加され、その後、主可動接点14が主固定接点29に当接して抵抗器30を短絡することにより、モータ2に全電圧が印加される。
【0015】
前述の通電制御装置16は、ケース16aの内部に温度検出手段である1つの常閉バイメタル(図示しない)を収容するもので、図2に示すように、ケース16aの底面がブラシホルダ12に密着した状態で、ケース16aの一部もしくは全長がスイッチ保持体11に形成された保持穴11aに挿入されて保持されている。常閉バイメタルは、内部接点を有し、この内部接点が、スタータスイッチに接続されるスイッチ端子33とコイル5bのプラス側リード線5eとの間に接続されている。この通電制御装置16は、スイッチ保持体11及びブラシホルダ12を通じて伝達された熱(スイッチヨーク5aを通じて伝わるコイル5bの熱及びブラシ10の熱)の温度が所定温度(例えば150℃)に達すると、バイメタルが内部接点を開いてコイル5bへの通電を遮断する。なお、通電制御装置16は、図1及び図2に示すように、ブラシホルダ12に保持されたブラシ10a、10bとスイッチヨーク5aとの間の位置に配置されることが望ましい。
【0016】
次に、スタータ1の作動を説明する。
スタータスイッチがON操作されてマグネットスイッチ5が作動すると、プランジャ5cの移動に伴って紐状部材24がマグネットスイッチ5側へ引っ張られることにより、回転規制部材4がセンタケース22に沿って下方へ移動する。その結果、回転規制部材4の他端部4bが回転規制プレート19の係合溝19aに係合してピニオン3の回転を規制する。
【0017】
一方、プランジャ5cが吸引されてロッド5dの上方へ移動すると、先ず副可動接点32が副固定接点31に当接して導通することにより、モータ2が低電圧で起動する。モータ2の回転は、遊星歯車減速機構で減速(増力)されて出力軸17に伝達されることにより出力軸17が低速回転する。この出力軸17の回転によってピニオン3も回転しようとするが、ピニオン3が回転規制部材4によって回転規制されていることから、出力軸17の回転力はピニオン3に対して軸方向に押し出す推力として作用する。この結果、ピニオン3が出力軸17に対してヘリカルスプライン17aに沿って前進してリングギヤと噛み合うことができる。
【0018】
その後、ピニオン3が完全にリングギヤと噛み合うと、回転規制部材4の他端部4bが回転規制プレート19の係合溝19aから外れて回転規制プレート19の後端側に落ち込むことにより、ピニオン3の回転規制が解除される。これにより、更にプランジャ5cが吸引されるため、主可動接点14が主固定接点29に当接して導通し、モータ2に定格電圧が印加されてアーマチャ6が高速回転することにより、ピニオン3と噛み合ったリングギヤに回転力が伝達されてエンジンを始動することができる。
なお、エンジン始動後、ピニオン3がリングギヤによって回されると、エンジンの回転力がヘリカルスプライン17aの作用によってピニオン3を後退させる方向へ作用するが、回転規制プレート19の後端側に落ち込んだ回転規制部材4の他端部4bが回転規制プレート19の後端面を支持することにより、ピニオン3の後退を阻止することができる。
【0019】
その後、スタータスイッチがOFF操作されてコイル5bへの通電が停止すると、それまで吸引されていたプランジャ5cが初期位置へ復帰することにより、主可動接点14と主固定接点29、及び副可動接点32と副固定接点31とが各々離れて導通が切れることにより、アーマチャ6の回転が停止する。一方、プランジャ5cの復帰に伴って、紐状部材24を介して回転規制部材4を引っ張る力が消滅することから、回転規制部材4は復帰スプリングのバネ力によって初期位置へ復帰する。この結果、ピニオン3の後退を阻止していた回転規制部材4の他端部4bが回転規制プレート19から外れるため、スプリング18の付勢力及びリングギヤから受ける後退力によってピニオン3が初期位置(図3に示す位置)へ復帰する。
【0020】
次に、通電制御装置16の作用を説明する。
エンジンがなかなか始動しない時にスタータ1を長時間駆動したり、低温でエンジンの始動抵抗が大きい過負荷状態で駆動したりすると、モータ2の温度が急激に上昇する。このため、モータ2の熱がコンミテータ9に摺接するブラシ10に伝わり、ブラシ10とコンミテータ9との摺動熱も加わってブラシ10の温度が上昇する。そこで、ブラシ10を保持するブラシホルダ12を通じて通電制御装置16のバイメタルにブラシ10の熱が伝わり、その熱の温度が所定温度に達するとバイメタルが内部接点を開くことにより、スイッチ端子33とコイル5bとの導通が遮断されてコイル5bへの通電が停止される。
【0021】
一方、エンジン始動後、スタータスイッチの故障等によりモータ2が無負荷運転された場合、モータ2の温度上昇は低いが、マグネットスイッチ5のコイル5bが過熱して温度上昇する。このため、スイッチヨーク5aを通じてスイッチ保持体11に伝わる熱が通電制御装置16のバイメタルに伝達されて、その熱の温度が所定温度に達すると、上記の場合と同様にバイメタルが内部接点を開いてコイル5bへの通電が停止される。
【0022】
(本参考例の効果)
参考例では、コイル5bから発生する熱とモータ2からブラシ10に伝わる熱をスイッチ保持体11及びブラシホルダ12を通じて同一のバイメタルに伝達する構成とし、そのバイメタルが所定温度以上で内部接点を開く様に設定したことで、モータ2の無負荷運転近くから負荷運転時までの幅広い範囲でスタータ1の熱的損傷を防止することができる。また、通電制御装置16がスイッチヨーク5aとブラシ10a、10bとの間の位置に取り付けられているため、スイッチヨーク5aとブラシ10a、10bの高い方の温度を検出し易く、どちらの温度上昇が著しくても効率的に熱的損傷を防止できる。
【0023】
(実施例)
次に、本発明のスタータを図面に基づいて説明する。図4はエンドカバー27内部の構造を示す平面図(エンドカバー27は断面図)、図5は図4のB−B線に沿う断面図である。本実施例は、図5に示すように、マグネットスイッチ5を保持する保持部34をブラシホルダ12と一体に形成した場合の一例を示すものである。通電制御装置16は、ブラシホルダ12に形成された保持穴12aに直接保持されている。本実施例では、ブラシホルダ12が熱伝導性の良好な金属製(例えばアルミニウム製)であることから、マグネットスイッチ5のスイッチヨーク5a及びブラシ10から通電制御装置16内のバイメタルまでの伝熱感度が向上するため、コイル5bの温度及びブラシ10の温度を精度良く検出できる。
【0024】
(変形例)
本実施例では、フェイス型コンミテータ9の例を示したが、円筒型コンミテータでも良い。通電制御装置16は、ケース16a内に接点を有するバイメタルを例示したが、温度検出手段としてバイメタルの代わりに温度センサ(サーミスタ)を使用しても良い。また、本実施例では、コイル5bの熱がスイッチヨーク5aを通じてブラシホルダ12に伝達される構成であるが、温度検出手段を直接スイッチヨーク5aに取り付けて、ブラシ10からの熱を温度検出手段へ伝達するように構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンドカバー内部の構造を示す平面図(エンドカバーは断面図)である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】スタータの構造を示す断面図である。
【図4】エンドカバー内部の構造を示す平面図(エンドカバーは断面図)である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 スタータ
2 モータ
5 マグネットスイッチ
5a スイッチヨーク
5b コイル
6 アーマチャ
9 コンミテータ
10 ブラシ
10a 正極ブラシ
10b 負極ブラシ
11 スイッチ保持体(伝熱部材)
12 ブラシホルダ(伝熱部材)
14 主可動接点(モータ接点)
16 通電制御装置(通電制御手段)
29 主固定接点(モータ接点)
30 抵抗器(モータ接点)
31 副固定接点(モータ接点)
32 副可動接点(モータ接点)
34 保持部

Claims (5)

  1. 軸方向の一端側にコンミテータを有するアーマチャを備え、前記コンミテータに摺接するブラシを通じて電流が流れることにより前記アーマチャに回転力を発生するモータと、
    軸方向で前記モータの前記コンミテータ側に配されて、スイッチヨークに収納されたコイルが通電されて作動することにより前記ブラシに繋がるモータ接点を閉じるマグネットスイッチと、
    前記ブラシ及び前記スイッチヨークが接触もしくは近接して配置される金属製の伝熱部材と、
    この伝熱部材の温度を検出する1つの温度検出手段を配設し、この1つの温度検出手段で検出された温度が所定温度に達した時に前記コイルへの通電を遮断する通電制御手段とを備えたスタータ。
  2. 前記温度検出手段は、前記スイッチヨークと前記ブラシとの間に配設されていることを特徴とする請求項1記載のスタータ。
  3. 前記通電制御手段は、前記温度検出手段としてバイメタルを有し、このバイメタルが所定温度に達した時に内部接点を開くことにより前記コイルへの通電を遮断することを特徴とする請求項1または2記載のスタータ。
  4. 前記伝熱部材は、前記マグネットスイッチを保持するスイッチ保持体と、前記ブラシを保持するブラシホルダとから成ることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載されたスタータ。
  5. 前記伝熱部材は、前記ブラシを保持するブラシホルダで、このブラシホルダに前記マグネットスイッチを保持する保持部が一体に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載されたスタータ。
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