JP3131300B2 - 移動体用ナビゲーション装置 - Google Patents

移動体用ナビゲーション装置

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JP3131300B2
JP3131300B2 JP22675992A JP22675992A JP3131300B2 JP 3131300 B2 JP3131300 B2 JP 3131300B2 JP 22675992 A JP22675992 A JP 22675992A JP 22675992 A JP22675992 A JP 22675992A JP 3131300 B2 JP3131300 B2 JP 3131300B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地図上に移動体の現
在地を表示する移動体用ナビゲーション装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば実開平3−88117号
公報に示された従来のナビゲーション装置を示す構成例
であり、図15において、1は地磁気センサ、2は距離
センサ、3は中央処理装置、4は外部記憶装置、5はメ
ディアコントローラ、6は画像メモリ、7は表示制御装
置、8はディスプレイ装置、9はバッファメモリ、10
はキーボードである。
【0003】次に動作について図16のフローチャート
に沿って説明する。車両の現在位置が決定し、走行開始
後、まずステップS301で、地磁気センサ1からの信
号に基づき車両の進行角度を計算する。次にステップS
302で、車両が直進状態で一定距離以上走行したかの
判定を行った後、ステップS303で出発直後か否かを
判断する。出発直後でないときは、ステップS306に
飛び、出発直後のときは、ステップS304に移る。
【0004】このステップS304では、車両が直進し
ているか否かを判断する。直進していないときは、ステ
ップS306に飛び、直進中のときはステップS305
に移る。このステップS305では、地磁気センサ1に
より得られた車両の進行角度を最寄りの道路の角度で初
期化して、現在地の座標を初期化する。
【0005】また、ステップS306では、推定現在位
置を道路地図上に整合させるが、この際、地磁気センサ
1から得られる進行角度と、道路地図データによる道路
角度との誤差の許容範囲をとり、出発直後は地磁気セン
サ1で検出された進行角度の誤差を大きく許容して推定
現在地を道路上に整合させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動体用ナビゲ
ーション装置では、マップマッチングするときの判断材
料はあくまで地磁気センサ1、距離センサ2等の信号、
および地図データ記憶手段に記憶した地図データに頼っ
ており、現在走行中の道路状態を把握し、マップマッチ
ングするときの判断材料に使うことはできなかった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、車両自らが走行中の道路状
態を把握判断し、特徴点を抽出し、外部記憶装置に記憶
した地図データの特徴点にマップマッチングする移動体
用ナビゲーション装置を得ることを目的としており、ま
た、誤って特徴点を検出することを防止できる移動体用
ナビゲーション装置を得ることを目的としており、さら
に、目標物の未検出特徴点の誤検出を防止できる移動体
用ナビゲーション装置を得ることを目的としており、ま
た、走行中見失うかあるいは途切れた目標物を再び検出
できる移動体用ナビゲーション装置を得ることを目的と
しており、さらに、実際には存在するが地図データには
存在しない特徴点を認識できる移動体用ナビゲーション
装置を得ることを目的としており、加えて、実際には存
在するが地図データには存在しない特徴点を記録でき、
自分で地図データを作ることができる移動体用ナビゲー
ション装置を提供することを目的としている。
【0008】この発明に係わる移動体用ナビゲーション
装置は、地図データを記憶する地図データ記憶手段と
移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手段と、
上記移動体が走行する道路に配設された路側帯の白線を
赤外線検出器を用いて検知する道路状態検出手段と、上
記道路状態検出手段の検出信号から上記白線が所定範囲
の距離において検出されなかった区間を道路の特徴点と
して検出する特徴点検出手段と、特徴点検出時に、検出
した特徴点が上記地図データ記憶手段による地図データ
上の、どの特徴点に相当するのか確定し、上記現在位置
推定手段によって推定した現在位置座標と合致しないと
きは、特徴点検出手段によって検出した特徴点の位置座
標に、上記移動体の現在位置を修正する位置修正手段
設けたものである。
【0009】また、この発明に係わる移動体用ナビゲー
ション装置は、地図データを記憶する地図データ記憶手
段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
段と、上記移動体が走行開始後一定速度を超えた後に、
道路状態の検出を開始する道路状態を検出する道路状態
検出手段と、この道路状態検出手段による検出信号の変
化を検知することによって、道路の特徴点を検出する特
徴点検出手段と、特徴点検出時に、検出した特徴点が上
記地図データ記憶手段による地図データ上の、どの特徴
点に相当するのか確定し、上記現在位置推定手段によっ
て推定した現在位置座標と合致しないときは、特徴点検
出手段によって検出した特徴点の位置座標に、上記移動
体の現在位置を修正する位置修正手段と、上記移動体の
現在位置を出力する出力手段とを設けたものである。
【0010】また、この発明に係わる移動体用ナビゲー
ション装置は、地図データを記憶する地図データ記憶手
段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
段と、上記移動体から見た道路の一定のエリア内におけ
る目標物を検出する機能を有し、走行中、目標物の位置
が変化するときは、目標物を追跡して繰り返し検出する
道路状態検出手段と、この道路状態検出手段による検出
信号の変化を検知することによって、道路の特徴点を検
出する特徴点検出手段と、特徴点検出時に、検出した特
徴点が上記地図データ記憶手段による地図データ上の、
どの特徴点に相当するのか確定し、上記現在位置推定手
段によって推定した現在位置座標と合致しないときは、
特徴点検出手段によって検出した特徴点の位置座標に、
上記移動体の現在位置を修正する位置修正手段と、上記
移動体の現在位置を出力する出力手段とを設けたもので
ある。
【0011】また、この発明に係わる移動体用ナビゲー
ション装置は、地図データを記憶する地図データ記憶手
段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
段と、上記移動体から見た道路の一定のエリア内におけ
る目標物を検出する機能を有し、走行開始後上記エリア
内において目標物を検出できないとき、あるいは走行
中、エリア内において目標物を検出できなくなったとき
は、上記エリア内で目標物を探索する道路状態検出手段
と、この道路状態検出手段による検出信号の変化を検知
することによって、道路の特徴点を検出する特徴点検出
手段と、特徴点検出時に、検出した特徴点が上記地図デ
ータ記憶手段による地図データ上の、どの特徴点に相当
するのか確定し、上記現在位置推定手段によって推定し
た現在位置座標と合致しないときは、特徴点検出手段に
よって検出した特徴点の位置座標に、上記移動体の現在
位置を修正する位置修正手段と、上記移動体の現在位置
を出力する出力手段とを設けたものである。
【0012】また、この発明に係わる移動体用ナビゲー
ション装置は、地図データを記憶する地図データ記憶手
段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
段と、道路状態を検出する道路状態検出手段と、この道
路状態検出手段による検出信号の変化を検知することに
よって、道路の特徴点を検出する特徴点検出手段と、特
徴点検出時に、検出した特徴点が上記地図データ記憶手
段による地図データ上の、どの特徴点に相当するのか確
定し、上記現在位置推定手段によって推定した現在位置
座標と合致しないときは、特徴点検出手段によって検出
した特徴点の位置座標に、上記移動体の現在位置を修正
する位置修正手段と、上記特徴点検出手段が検出した道
路の特徴点が、上記地図データ記憶手段の地図データ上
のどの特徴点に相当するのか確定できないときは、上記
特徴点検出手段で検出した道路の特徴点を表示する表示
手段とを設けたものである。
【0013】また、この発明に係わる移動体用ナビゲー
ション装置は、地図データを記憶する地図データ記憶手
段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
段と、道路状態を検出する道路状態検出手段と、この道
路状態検出手段による検出信号の変化を検知することに
よって、道路の特徴点を検出する特徴点検出手段と、特
徴点検出時に、検出した特徴点が上記地図データ記憶手
段による地図データ上の、どの特徴点に相当するのか確
定し、上記現在位置推定手段によって推定した現在位置
座標と合致しないときは、特徴点検出手段によって検出
した特徴点の位置座標に、上記移動体の現在位置を修正
する位置修正手段と、上記移動体の現在位置を出力する
出力手段と、上記特徴点検出手段が検出した道路の特徴
点が、上記地図データ記憶手段の地図データ上のどの特
徴点に相当するのか確定できないときは、上記特徴点検
出手段で検出した道路の特徴点を記録する特徴点記録手
段とを設けたものである。
【0014】また、この発明に係わる移動体用ナビゲー
ション装置は、地図データを記憶する地図データ記憶手
段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
段と、上記移動体の側方に超音波を発信すると共に、そ
の反射波を受信する道路状態検出手段と、上記道路状態
検出手段の検出信号から上記移動体が走行する道路に配
設されたガードレールを検知することにより道路の特徴
点を検出する特徴点検出手段と、特徴点検出時に、検出
した特徴点が上記地図データ記憶手段による地図データ
上の、どの特徴点に相当するのか確定し、上記現在位置
推定手段によって推定した現在位置座標と合致しないと
きは、特徴点検出手段によって検出した特徴点の位置座
標に、上記移動体の現在位置を修正する位置修正手段と
を設けたものである。また、上記特徴点検出手段は、上
記ガードレールが所定範囲の距離において検出されなか
った区間を特徴点として検出するものである。
【0015】上記のように構成された移動体用ナビゲー
ション装置における現在位置推定手段で移動体の現在位
置を推定するとともに、道路状態検出手段で移動体が移
動する道路に配設された路側帯の白線を検出し、この白
線が所定範囲の距離において検出されなかった区間を道
路の特徴点とし、この検出した特徴点が地図データのど
の特徴点に相当するのか確定し、現在位置推定手段で推
定した現在位置座標と合致しないとき、特徴点検出手段
で検出した特徴点の位置座標に移動体の現在位置を位置
修正手段でマッチングさせる。
【0016】また、道路状態検出手段により移動体が走
行開始後一定速度を越えた後に道路状態の検出を開始し
て誤って特徴点の検出するのを防止する。
【0017】さらに、移動体の移動中の一定のエリア内
の目標物を道路状態検出手段で検出し、この目標物の位
置が変化するとき、目標物を追跡して繰り返し検出し、
目標物の未検出を防止する。
【0018】また、移動体の移動中の道路の一定エリア
内の目標物を道路状態検出手段で検出できないとき、あ
るいは目標物を検出することができなくなったとき、こ
のエリア内で道路状態検出手段が目標物を探索すること
ができなくなったとき、このエリア内で道路状態検出手
段が目標物を探索することにより、移動体の移動中に見
失ったり、あるいは途切れた目標物を再び検出する。
【0019】また、表示手段で地図データ記憶手段で記
憶された地図データと位置検出手段で検出された移動体
の現在位置を表示するとともに、特徴点検出手段で検出
した道路の特徴点が地図データ記憶手段に記憶されてい
る地図データ上のどの特徴点に相当するか確認できない
ときは、検出した道路の特徴点を表示手段に表示するこ
とにより、実際には存在するが地図データには、存在し
ない特徴点を乗員が認識可能となる。
【0020】加えて、特徴点検出手段で検出した道路の
特徴点が地図データ記憶手段に記憶した地図データ上の
どの特徴点に相当するのか確認できないときは、特徴点
検出手段で検出した道路の特徴点の位置を特徴点記録手
段に記録することにより、実際には存在するが、地図デ
ータには存在しない特徴点を記録でき、自分で地図デー
タの記録を可能とする。
【0021】さらに、現在位置推定手段で移動体の現在
位置を推定するとともに、道路状態検出手段で移動体が
移動する道路に配設されたガードレールを検知すること
により道路の特徴点を検出し、この検出した特徴点が地
図データのどの特徴点に相当するのか確定し、現在位置
推定手段で推定した現在位置座標と合致しないとき、特
徴点検出手段で検出した特徴点の位置座標に移動体の現
在位置を位置修正手段でマッチングさせる。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は移動体用ナビゲーション装置を示すブロッ
ク図である。図1において、1は地磁気を検出し、車両
の方位を検出する地磁気センサ、2は車両の走行距離を
検出する距離センサであり、この二つの信号に基づいて
中央処理装置3Aは、車両の現在位置を演算している。
【0023】4は地図データを記憶したCD−ROMか
らなる外部記憶装置、5はメディアコントローラ、6は
画像メモリ、7は表示制御装置、8は地図、および車両
の現在位置を表示するディスプレイ装置である。
【0024】上記中央処理装置3Aは、演算した車両の
現在位置周辺の地図データを、メディアコントローラ5
を介して外部記憶装置4より読み出し、逐次メモリ6に
送信する。表示制御装置7は画像メモリ6に格納された
地図データを映像に変換し、中央処理装置3Aが演算し
た車両の現在位置とともに、ディスプレイ装置8に表示
する。
【0025】10は車両の乗員が操作するキーボードで
ある。11は赤外線カメラであり、車体の左側面下に取
り付ける。車両が走行している道路の左端の路面の様子
を、信号にして中央処理装置3Aに送信する。中央処理
装置3Aは、受け取った信号より、走行している道路の
交差点を抽出する。
【0026】また、12は特徴点記録部である。中央処
理装置3Aは、抽出した交差点が外部記憶装置4に記憶
した地図データに存在しない場合、抽出した交差点の位
置情報を、特徴点記録部12に記録する。
【0027】赤外線カメラ11は、図2に示すように、
車体Aの左下に取り付け、車両の左側の路面を撮影す
る。この赤外線カメラ11は、図3に示すように、θ1
(最大値)〜θ2 (最小値)まで、角度の調節が可能で
ある。
【0028】図4は、赤外線カメラ11による路面画像
である。路面のアスファルトの部分が暗く、白線の部分
が明るく写っている。図4に示すように、白線の上幅を
a、白線幅をb、白線の下幅をcと置く。
【0029】中央処理装置3Aは、赤外線カメラ11の
画像より、道路上の白線を抽出し、白線が途切れた場合
は、そこを交差点と判断し、現在位置最寄りのノード点
(交差点)に現在位置をマップマッチングする。ここで
述べる白線とは、走行車線と路側帯を区切る道路の右端
の白線、および走行車線が二車線以上ある場合の車線同
士を区切る破線の白線のことである。
【0030】次に、中央処理装置3Aのマップマッチン
グ動作について図5,図6に示すフローチャートに基づ
いて説明する。図5,図6は、この実施例の中央処理装
置3Aのマップマッチング動作を示すフローチャートで
ある。図5,図6の両図において、まずステップS10
1で、キーボード10の操作により、車両の現在位置を
確定し、ステップS102で、走行開始する。ステップ
S103で、車両が所定速度(ここでは時速Skmと置
く)を超えると、ステップS104で、車両が直進走行
中か否かを判断し、直進走行中である場合、ステップS
105に進み、赤外線カメラ11による道路の白線探索
処理を開始する。この場合、所定速度を超えてから白線
探索を開始するのは、車両が低速走行しているときは、
駐車場等の道路以外の場所を走行している場合が多いた
めである。
【0031】ステップS105で、道路上の白線を認識
し、白線探索処理を終了すると、ステップS106に進
み、認識した白線を追跡する白線追跡処理を行なう。車
両が交差点を走行し、白線が赤外線カメラ11の画像か
ら消失するまで、ステップS106の白線追跡処理を繰
り返す。
【0032】ステップS107で、車両が交差点を走行
し、赤外線カメラ11の画像から白線が消失すると(つ
まり、交差点を走行しているため道路上の白線がなくな
ると)、ステップS108に進み、再び白線探索処理を
開始する。白線を認識し、白線探索処理が終了すると、
図6のフローチャートのステップS109で、車両の速
度と、白線が赤外線カメラ11に写っていた時間より、
白線有り区間の距離を求め(L1 と置く)、白線が赤外
線カメラ11から消失していた時間より、白線無し区間
の距離を求める(L2 と置く)。
【0033】ステップS110〜ステップS111で、
1 とL2 の距離関係より、赤外線カメラ11が認識し
ていた白線が、走行車線と路側帯を区切る道路の右端の
白線なのか、走行車線が二車線以上ある場合の車線同士
を区切る破線の白線なのかを判断する。道路六法の規定
により、車線を区切る破線は、白線の長さが3〜10
m、白線と白線の間がその1〜2倍の6〜20mであ
る。
【0034】L1 (白線有り区間)が3〜10mのと
き、認識していた白線が、車線を区切る破線であった可
能性がある。ステップS110で、3m≦L1 ≦10m
のとき、ステップS111に進み、L1 とL2 の距離関
係を調べる。ステップS111で、L1 ≦L2 ≦2L1
(つまり、白線無し区間が白線有り区間の1〜2倍)の
とき、認識していた白線が、車線を区切る破線であると
判断し、図5のステップS106に戻る。ステップS1
11で、L1 >L2 、またはL2 >2L1 のとき、認識
していた白線が走行車線と路側帯を区切る道路の右端の
白線であると判断し、ステップS112に進む。
【0035】ステップS112で、白線なし区間が一定
距離以内(たとえばW1 〜W2 m)の場合、白線なし区
間を交差点と判断する。白線なし区間がW1 m以下、ま
たはW2 m以上である場合、そこを交差点と判断しない
のは、W1 m以下である場合、交差点ではなく、何らか
の原因で白線が途切れていたと判断し、W2 m以上であ
る場合は、白線の無い道路を走行していたと判断するた
めである。
【0036】中央処理装置3Aは、ステップS101
で、車両の現在位置を確定後、地磁気センサ1と距離セ
ンサ2の信号より、車両の現在位置を常に演算してい
る。ステップS113で、現在位置周辺の地図データと
比較して、近くに交差点がある場合、ステップS114
で、その交差点にマップマッチングし、ステップS10
3に戻る。ステップS113で、現在位置の近くに交差
点が無い場合、ステップS115で、交差点の位置情報
を検出し、ステップS116で、特徴点記録部12に検
出した交差点の位置情報を記録し、ステップS103に
戻る。
【0037】図7は、図5のステップS105の白線探
索処理動作を示すフローチャートである。白線探索処理
とは、車両が走行開始直後、あるいは車両が交差点を走
行するなどして、赤外線カメラ11の映像信号から中央
処理装置3Aが道路上の白線を認識できない場合、赤外
線カメラ11の角度を変化し、道路上の白線を探す処理
のことである。赤外線カメラ11の角度をθと置き、図
3に示すように、角度の最大値をθ1、最小値をθ2
置く。
【0038】図7において、まずステップS151で、
赤外線カメラ11の角度が最小値か否かを調べ、最小値
でない場合、ステップS152で、赤外線カメラ11の
角度が最大値か否かを調べ、最大値でない場合、ステッ
プS153に進む。ステップS153で、θに1°を加
え、赤外線カメラ11の角度を1°修正してステップS
154に進む。ステップS154で、道路上の白線を認
識すると、白線探索処理は終了する。道路上の白線を認
識するか、赤外線カメラ11の角度が最大値になるま
で、ステップS152〜ステップS154の処理を繰り
返す。
【0039】ステップS152で、赤外線カメラ11の
角度が最大値である場合、ステップS155に進む。ス
テップS155で、θから1°を引き、赤外線カメラ1
1の角度を1°修正してステップS156に進む。ステ
ップS156で、道路上の白線を認識すると、白線探索
処理は終了する。
【0040】また、道路上の白線を認識していない場合
は、ステップS156からステップS157に進み赤外
線カメラ11の角度が最小値θ2 とし、さらに、ステッ
プS156において、道路上の白線を認識するか、赤外
線カメラ11の角度が最小値になるまで、ステップS1
55〜ステップS157の処理を繰り返す。
【0041】図8は、図5のフローチャートのステップ
S106の白線追跡処理動作を示すフローチャートであ
る。白線追跡処理とは、中央処理装置3Aが、赤外線カ
メラ11の映像信号より、道路上の白線を認識している
とき、白線の位置が常に赤外線カメラ11の映像の中央
に来るように、赤外線カメラ11の角度を調節する処理
のことである。図4は赤外線カメラ11による路面画像
である。路面のアスファルトの部分が暗く、白線の部分
が明るく写っている。図4に示すように、すでに述べた
ごとく、白線の上幅をa、白線幅をb、白線の下幅をc
と置く。
【0042】図8において、まずステップS171で、
aとcの大小関係を調べる。a≠cのとき、ステップS
172に進む。ステップS172で、a>cのとき、ス
テップS173に進む。ステップS173で、θから1
°を引き、赤外線カメラ11の角度を1°修正する。ス
テップS172で、a<cのとき、ステップS174に
進む。ステップS174で、θに1°を加え、赤外線カ
メラ11の角度を1°修正する。図5のステップS10
7の処理に置いて、車両が交差点を走行し、白線が赤外
線カメラ11の画像から消失するまで、図8の白線追跡
処理を繰り返す。
【0043】図9は、車両が走行中の地図描画処理の動
作を示すフローチャートである。走行している車両の位
置座標周辺に、特徴点記録部12が記録した交差点が存
在する場合(つまり、周辺の道路を以前走行したとき
に、中央処理装置3Aは外部記憶装置4の地図データに
存在しない交差点を検出し、その位置情報を特徴点記録
部12に記録した。)、中央処理装置3Aは、特徴点記
録部12より、その位置情報を読み出し、ディスプレイ
装置8に表示する。
【0044】図において、まずステップS191で、
地磁気センサ1と距離センサ2の信号より、車両の現在
位置を検出し、検出した位置情報を画像メモリ6に送信
する。ステップS192で、外部記憶装置4よりメディ
アコントローラ5を介して、検出した現在位置周辺の地
図情報を読み出し、画像メモリ6に送信する。ステップ
S193で、特徴点記録部12に記録した交差点に、ス
テップS192で読み出した地図情報のリンクデータ上
に位置する交差点がある場合、ステップS194で、特
徴点記録部12より該当する交差点の位置情報を読み出
し、画像メモリ6に送信する。また、ステップS193
で、特徴点記録部12に記録した交差点に、ステップS
192で読み出した地図情報のリンクデータ上に位置す
る交差点がない場合は、検出された特徴点の位置情報が
画像メモリ6に送信される。ステップS195で、表示
制御装置7を用いて画像メモリ6に格納した現在位置情
報と、地図情報と、交差点位置情報を、映像に変換しデ
ィスプレイ装置8に表示する。
【0045】図10は、ディスプレイ装置8に表示した
地図画面である。中央に現在位置マーク15を表示する
とともに、特徴点記録部12より読み出した交差点の位
置を、交差点位置16に示すように短い枝状の道で表示
する。なお、特徴点記録部12に記録した交差点は、詳
細な地図のみに表示し、広域な地図では表示しない。
【0046】実施例2.なお、上記実施例1で、道路上
の白線を赤外線カメラ11で感知し、交差点を抽出して
いるが、通常のカメラを用いて、アスファルトと白線の
色の違いによって、道路上の白線を感知し、交差点を抽
出してもよい。
【0047】実施例3.また、上記実施例1で、道路上
の白線を赤外線カメラ11で感知し、交差点を抽出して
いるが、車体から赤外線、または可視光等を発射し、白
線に照射し、その反射光を感知することによって道路上
の白線を感知し、交差点を抽出してもよい。
【0048】実施例4.さらに、上記実施例1で、道路
上の白線を赤外線カメラ11で感知し、交差点を抽出し
ているが、白線の無い道路の場合、赤外線カメラ等を用
いて道路と道路脇との境目を感知し、交差点を抽出して
もよい。
【0049】実施例5.以下、この発明の実施例5を図
について説明する。図11は実施例5の移動体用ナビゲ
ーション装置を示すブロック図である。この図11にお
いて、1〜10は、実施例1の図1と同じであるので、
ここでは省略する。
【0050】また、13は超音波発信部、14は超音波
受信部である。これらは図12に示すように、車体Aの
左横に取り付ける。超音波発信部13より発した超音波
が、車両の左側にある物体にはね返り、超音波受信部1
4がはね返った超音波を受信する。これを利用して、中
央処理装置3Aは、走行している道路の交差点を抽出す
る。
【0051】超音波発信部13と、超音波受信部14
は、常に超音波の発信、受信を繰り返す。走行中、一定
区間超音波の受信が無い場合、その地点を交差点と見な
し、現在位置最寄りの交差点に現在位置をマップマッチ
ングする。
【0052】次に、中央処理装置3Aのマップマッチン
グ動作について図13に示すフローチャートに基づいて
説明する。図13,図14は、この実施例5の中央処理
装置3Aのマップマッチング動作を示すフローチャート
である。まず、図13において、まずステップS201
で、キーボード10の操作により、車両の現在位置を確
定し、ステップS202で、走行開始する。ステップS
203で、所定速度(例えば時速Skm)を越えると、超
音波発信部13と、超音波受信部14による超音波の発
信、受信を開始する。
【0053】ステップS204で、超音波発信部13よ
り超音波を発信し、ステップS205で、超音波受信部
14より超音波を受信したか否かを判断する。通常道路
走行中は、車両の左側にガードレールや建物等の障害物
があるため、超音波発信部13より発信された超音波は
それらの障害物からはね返り、超音波受信部14に受信
されるが、車両が交差点を通過しているときは、障害物
が無いため超音波ははね返らない。
【0054】上記ステップS205で超音波を受信しな
かった場合、ステップS206で、車両が直進走行中か
否かを判断する。直進走行中である場合、ステップS2
07とステップS208で、再び超音波の発信を繰り返
す。
【0055】ステップS208で、超音波を受信する
と、ステップS209で、車両の速度と、超音波が受信
できなかった時間より、障害物なし区間の距離を求める
(L2と置く)。
【0056】次いで、図14に示すフローチャートのス
テップS210で、L2 が一定距離以内(例えばW1
2 m)の場合、障害物なし区間を交差点と判断する。
これは障害物なし区間がW1 m以下、またはW2 m以上
である場合、そこを交差点と判断しないのは、W1 m以
下である場合、交差点ではなく、障害物にすき間があっ
たと判断し、W2 m以上である場合は、横に障害物の無
い道路を走行していたと判断するためである。
【0057】ステップS211で、外部記憶装置4に記
憶した地図データと比較して、現在位置の近くに交差点
がある場合、ステップS212で、その交差点にマップ
マッチングし、ステップS203に戻る。
【0058】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0059】移動体が走行している道路に配設された路
側帯の白線が所定距離検出されない区間を道路の特徴点
とし、抽出した特徴点に相当する地図データ上の特徴点
を確定し、確定した特徴点の位置座標に現在位置を修正
することにより、地磁気センサや距離センサからの信号
から演算した現在位置よりも、より正確な現在位置を求
めることができる。
【0060】また、移動体が走行開始後、一定速度を超
えた後に、特徴点の抽出を開始することにより、移動体
が道路以外の場所を走行しているときに、誤って特徴点
を抽出するという間違いを防ぐとともに、確実に通常道
路を走行しているときに特徴点を抽出することができ
る。
【0061】さらに、移動体から見た道路の一定のエリ
ア内における目標物を繰り返し検出し、走行中、目標物
の位置が変化するときは、目標物を追跡して繰り返し検
出することにより、道路の目標物の位置のわずかなず
れ、あるいは移動体自身の位置ずれに、特徴点の検出制
度が左右されないという効果がある。
【0062】また、走行開始後、移動体から見た道路の
一定エリア内において、目標物を検出できないとき、あ
るいは走行中、上記エリア内において、目標物を検出で
きなくなったときに、上記エリア内で目標物を探索する
ことにより、走行開始後の目標物の検出が可能となると
ともに、走行中見失ったかまたは途切れた目標物を、再
び検出できる。
【0063】また、道路状態検出手段が検出した道路の
特徴点が地図データ上のどの特徴点に相当するのか確定
できない場合、検出した道路の特徴点を表示手段等に表
示することにより、地図データ上には存在しないが、実
際の道路上に存在する交差点等の特徴点を移動体の乗員
が認識できるという効果がある。
【0064】加えて、道路状態検出手段が検出した道路
の特徴点が地図データ上のどの特徴点に相当するのか確
定できない場合、検出した道路の特徴点を特徴点記録手
段に記録することにより、移動体自らが地図データ上に
は存在しないが、実際の道路上に存在する交差点等の特
徴点を記録した地図データベースを作成できる。
【0065】移動体が走行している道路に配設されたガ
ードレールを検知することにより道路の特徴点を抽出
し、抽出した特徴点に相当する地図データ上の特徴点を
確定し、確定した特徴点の位置座標に現在位置を修正す
ることにより、地磁気センサや距離センサからの信号か
ら演算した現在位置よりも、より正確な現在位置を求め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による移動体用ナビゲーシ
ョン装置のブロック図である。
【図2】同上実施例1の移動体用ナビゲーション装置を
搭載した車の外観斜視図である。
【図3】同上実施例1における赤外線カメラの模式図で
ある。
【図4】同上実施例1における赤外線カメラにより撮像
された路面の画像である。
【図5】同上実施例1の中央処理装置のマップマッチン
グ動作を示す前半のフローチャートである。
【図6】同上実施例1の中央処理装置のマップマッチン
グ動作を示す後半のフローチャートである。
【図7】図5のフローチャートの白線探索処理動作を示
すフローチャートである。
【図8】図5のフローチャートの白線追跡動作処理を示
すフローチャートである。
【図9】同上実施例1の中央処理装置の車両が走行中の
地図描画処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】同上実施例1のディスプレイ装置に表示する
画面である。
【図11】この発明の実施例5による移動体用ナビゲー
ション装置のブロック図である。
【図12】同上実施例5のシステムを搭載した車両の外
観斜視図である。
【図13】同上実施例5の中央処理装置のマップマッチ
ング動作を示す前半のフローチャートである。
【図14】同上実施例5の中央処理装置のマップマッチ
ング動作を示す後半のフローチャートである。
【図15】従来の移動体用ナビゲーション装置を示すブ
ロック図である。
【図16】従来の移動体用ナビゲーション装置の動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 地磁気センサ 2 距離センサ 3A 中央処理装置 4 外部記憶装置 5 メディアコントローラ 6 画像メモリ 7 表示制御装置 8 ディスプレイ装置 10 キーボード 11 赤外線カメラ 12 特徴点記録部 13 超音波発信部 14 超音波受信部 A 車体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/10

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データを記憶する地図データ記憶手
    段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
    段と、上記移動体が走行する道路に配設された路側帯の
    白線を、赤外線検出器を用いて検知する道路状態検出手
    段と、上記道路状態検出手段の検出信号から上記白線が
    所定範囲の距離において検出されなかった区間を道路の
    特徴点として検出する特徴点検出手段と、特徴点検出時
    に、検出した特徴点が上記地図データ記憶手段による地
    図データ上の、どの特徴点に相当するのか確定し、上記
    現在位置推定手段によって推定した現在位置座標と合致
    しないときは、特徴点検出手段によって検出した特徴点
    の位置座標に、上記移動体の現在位置を修正する位置修
    正手段とを備えた移動体用ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 地図データを記憶する地図データ記憶手
    段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
    段と、上記移動体が走行開始後一定速度を超えた後に、
    道路状態の検出を開始する道路状態を検出する道路状態
    検出手段と、この道路状態検出手段による検出信号の変
    化を検知することによって、道路の特徴点を検出する特
    徴点検出手段と、特徴点検出時に、検出した特徴点が上
    記地図データ記憶手段による地図データ上の、どの特徴
    点に相当するのか確定し、上記現在位置推定手段によっ
    て推定した現在位置座標と合致しないときは、特徴点検
    出手段によって検出した特徴点の位置座標に、上記移動
    体の現在位置を修正する位置修正手段と、上記移動体の
    現在位置を出力する出力手段とを備えた移動体用ナビゲ
    ーション装置。
  3. 【請求項3】 地図データを記憶する地図データ記憶手
    段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
    段と、上記移動体から見た道路の一定のエリア内におけ
    る目標物を検出する機能を有し、走行中、目標物の位置
    が変化するときは、目標物を追跡して繰り返し検出する
    道路状態検出手段と、この道路状態検出手段による検出
    信号の変化を検知することによって、道路の特徴点を検
    出する特徴点検出手段と、特徴点検出時に、検出した特
    徴点が上記地図データ記憶手段による地図データ上の、
    どの特徴点に相当するのか確定し、上記現在位置推定手
    段によって推定した現在位置座標と合致しないときは、
    特徴点検出手段によって検出した特徴点の位置座標に、
    上記移動体の現在位置を修正する位置修正手段と 、上記
    移動体の現在位置を出力する出力手段とを備えた移動体
    用ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 地図データを記憶する地図データ記憶手
    段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
    段と、上記移動体から見た道路の一定のエリア内におけ
    る目標物を検出する機能を有し、走行開始後上記エリア
    内において目標物を検出できないとき、あるいは走行
    中、エリア内において目標物を検出できなくなったとき
    は、上記エリア内で目標物を探索する道路状態検出手段
    と、この道路状態検出手段による検出信号の変化を検知
    することによって、道路の特徴点を検出する特徴点検出
    手段と、特徴点検出時に、検出した特徴点が上記地図デ
    ータ記憶手段による地図データ上の、どの特徴点に相当
    するのか確定し、上記現在位置推定手段によって推定し
    た現在位置座標と合致しないときは、特徴点検出手段に
    よって検出した特徴点の位置座標に、上記移動体の現在
    位置を修正する位置修正手段と、上記移動体の現在位置
    を出力する出力手段とを備えた移動体用ナビゲーション
    装置。
  5. 【請求項5】 地図データを記憶する地図データ記憶手
    段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
    段と、道路状態を検出する道路状態検出手段と、この道
    路状態検出手段による検出信号の変化を検知することに
    よって、道路の特徴点を検出する特徴点検出手段と、特
    徴点検出時に、検出した特徴点が上記地図データ記憶手
    段による地図データ上の、どの特徴点に相当するのか確
    定し、上記現在位置推定手段によって推定した現在位置
    座標と合致しないときは、特徴点検出手段によって検出
    した特徴点の位置座標に、上記移動体の現在位置を修正
    する位置修正手段と、上記特徴点検出手段が検出した道
    路の特徴点が、上記地図データ記憶手段の地図データ上
    のどの特徴点に相当するのか確定できないときは、上記
    特徴点検出手段で検出した道路の特徴点を表示する表示
    手段とを備えた移動体用ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 地図データを記憶する地図データ記憶手
    段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
    段と、道路状態を検出する道路状態検出手段と、この道
    路状態検出手段による検出信号の変化を検知することに
    よって、道路の特徴点を検出する特徴点検出手段と、特
    徴点検出時に、検出した特徴点が上記 地図データ記憶手
    段による地図データ上の、どの特徴点に相当するのか確
    定し、上記現在位置推定手段によって推定した現在位置
    座標と合致しないときは、特徴点検出手段によって検出
    した特徴点の位置座標に、上記移動体の現在位置を修正
    する位置修正手段と、上記移動体の現在位置を出力する
    出力手段と、上記特徴点検出手段が検出した道路の特徴
    点が、上記地図データ記憶手段の地図データ上のどの特
    徴点に相当するのか確定できないときは、上記特徴点検
    出手段で検出した道路の特徴点を記録する特徴点記録手
    段とを備えた移動体用ナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 地図データを記憶する地図データ記憶手
    段と、移動体の現在位置座標を推定する現在位置推定手
    段と、上記移動体の側方に超音波を発信すると共に、そ
    の反射波を受信する道路状態検出手段と、上記道路状態
    検出手段の検出信号から上記移動体が走行する道路に配
    設されたガードレールを検知することにより道路の特徴
    点を検出する特徴点検出手段と、特徴点検出時に、検出
    した特徴点が上記地図データ記憶手段による地図データ
    上の、どの特徴点に相当するのか確定し、上記現在位置
    推定手段によって推定した現在位置座標と合致しないと
    きは、特徴点検出手段によって検出した特徴点の位置座
    標に、上記移動体の現在位置を修正する位置修正手段と
    を備えた移動体用ナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 上記特徴点検出手段は、上記ガードレー
    ルが所定範囲の距離において検出されなかった区間を特
    徴点として検出することを特徴とする請求項7記載の移
    動体ナビゲーション装置。
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