JP3511511B2 - ブラシ装置を有する過熱保護装置付スタータ - Google Patents

ブラシ装置を有する過熱保護装置付スタータ

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JP3511511B2
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    • HELECTRICITY
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    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、連続通電状態に
ある始動電動機のブラシの温度が自己発熱によりある温
度を超えたときにスタータへの通電を遮断して電源から
始動電動機への通電を遮断するサーモスタットを備えた
ブラシ装置を有する過熱保護装置付スタータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来のスタータの要部断面図、
図15は図14の受熱部材の斜視図、図16は図14の
スタータの電気回路図である。図において、始動電動機
1は、ベアリング5により回転自在に支持されたシャフ
ト2と、このシャフト2に固定された電機子3と、電機
子3に隣接してシャフト2の周囲に複数配置された整流
子片4と、整流子片4に4箇所で当接し整流子片4を通
じて電機子3に電流を供給する略直方体状のブラシ6
と、ブラシ6を摺動自在に支持したブラシホルダ7とを
備えている。
【0003】始動電動機1はブラケット8内に保持され
ている。このブラケット8にはベース9が固定されてい
る。このベース9には電気的絶縁部材である絶縁プレー
ト10及び受熱部材11を介してブラシホルダ7がリベ
ットで固定されている。
【0004】真鍮の平板を加工して形成された受熱部材
11は、ブラシホルダ7と絶縁シート10との間に挟持
されリベット固定用の穴11cを有する平面部11a
と、そこから延出しその後垂直に折り曲げられたサーモ
スタット取付部11bとを有している。サーモスタット
取付部11bにはサーモスタット12が、接着テープ1
4により絶縁チューブ13を介して固着されている。絶
縁チューブ13はサーモスタット12が受熱部材11と
直接接触しないようにするために、サーモスタット12
を覆っており、サーモスタット12は、ブラシ6、ブラ
ケット8との電気的絶縁性が確保されている。サーモス
タット12は、ケース15と、このケース15内に収納
されたバイメタル18とを備えており、このバイメタル
18は所定の温度を越えると湾曲変形して通電を遮断す
るようになっている。
【0005】図16において、スタータは、始動電動機
1と、電源であるバッテリ30と、キースイッチに設け
られたスタートスイッチ31と、補助スイッチ32と、
補助スイッチ32に直列に結線されたサーモスタット1
2と、マグネットスイッチ36とを備えている。補助ス
イッチ32は、一対の固定接点33、可動接点34及び
励磁コイル35を備えている。マグネットスイッチ36
は、一対の主固定接点37と、プランジャ(図示せず)
と連動し主固定接点37と当接して始動電動機1への主
電流をオン、オフする主可動接点38と、ピニオンと噛
合する際(主可動接点38が主固定接点37に当接する
までの間)に始動電動機1に微少電流を通流する抵抗と
なりまたピニオンギヤ(図示せず)を内燃機関のリング
ギヤに噛み合わさせる吸引力を発生する機能を兼ねた吸
引コイル39及び一対の主固定接点37に対する主可動
接点38の当接を保持する保持コイル40とを備えてい
る。サーモスタット12からは、励磁コイル35に接続
されたリード線17、及びコネクタ21に接続されたリ
ード線16がそれぞれ導出している。
【0006】次に、上記構成のスタータの動作について
説明する。先ず、運転者がキースイッチの操作によりス
タートスイッチ31をオンすると、バッテリ30からの
電流がサーモスタット12及び励磁コイル35に流れ、
励磁コイル35が励磁される。その結果、可動接点34
が移動して固定接点33同士が電気的に接続されて、補
助スイッチ32はオン状態となる。これと同時に、バッ
テリ30から吸引コイル39を通じて始動電動機1に微
少電流が流れ、始動電動機1が低速回転で駆動されると
ともに、保持コイル40にも流れる。吸引コイル39に
電流が流れることで吸引コイル39には吸引力が生じ、
その吸引力によりプランジャが移動し、またプランジャ
の端部に係止されたシフトレバーが回動してピニオンギ
ヤを内燃機関のリングギヤ側に押圧してリングギヤに噛
み合わせる。また、主可動接点38は、プランジャと連
動しており、ピニオンがリングギヤに正常に噛合した時
点で、主固定接点37と当接し、バッテリ30からの主
電流が始動電動機1に直接流れ、始動電動機1は回転
し、内燃機関は始動する。
【0007】内燃機関が始動した後は、運転者によるキ
ースイッチの操作により、スタートスイッチ31はオフ
となり、バッテリ30から補助スイッチ32、マグネッ
トスイッチ36及び始動電動機1への通電は遮断され
る。この結果、吸引コイル39での吸引力はゼロとな
り、ピニオンギヤはリングギヤとの噛合が解除され、始
動電動機1の回転は停止する。
【0008】ところで、例えばキースイッチの戻り不良
等の要因により、スタートスイッチ31がオフ操作され
ず内燃機関が始動した後も始動電動機にバッテリ30か
らの電流が流れ続けた場合には、例えば始動電動機1の
電機子3及び整流子片4間の絶縁破壊等の熱的損傷を受
ける虞がある。
【0009】このような始動電動機1の行き過ぎた連続
通電を防止するために、スタータにはサーモスタット1
2が内蔵されている。内燃機関の始動後も始動電動機1
に電流が流れ続けたようなときには、ブラシ6で生じる
熱(以下、ブラシ熱と呼ぶ。)が高温となり、その熱が
受熱部材11を通じてサーモスタット12に伝導してサ
ーモスタット12の温度も上昇する。そして、サーモス
タット12が所定の温度以上になると、バイメタル18
が湾曲変形してサーモスタット12は通電を遮断し、励
磁コイル35の通電はゼロとなり、可動接点34は固定
接点33から離れ、補助スイッチ32はオフ状態とな
る。この結果、吸引コイル39、始動電動機1及び保持
コイル40への通電もゼロとなり、始動電動機1の電機
子3及び整流子片4間の絶縁破壊等の熱的損傷は防止さ
れる。なお、受熱部材11とベース9との間には絶縁プ
レート10が設けられており、ベース9側からブラシ熱
が逃げにくく、ブラシ熱はサーモスタット12に伝導し
易くなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のスタータで
は、ブラシ熱は受熱部材11を通じてサーモスタット1
2に伝導されるが、受熱部材11自身の熱抵抗、及びブ
ラシ6とサーモスタット2との間の距離があるため、ど
うしてもブラシ熱の温度上昇に対してサーモスタット1
2が迅速に応答できない。従って、ブラシ6の温度が所
定の温度を超えても始動電動機1に電流が流れ続けるこ
とになり、始動電動機1の電機子3及び整流子片4間の
絶縁破壊等の熱的損傷が進行してしまうという問題点が
あった。
【0011】この対策として、もっと低温度で作動する
特性のバイメタルを選定して、ブラシ熱により作動する
サーモスタットの応答時間を短縮することも可能であ
り、例えば、120°C〜150°Cのサーモスタット
の応答温度を100°Cに下げることもできる。しかし
ながら、内燃機関の使用環境によっては、スタータは1
00°C前後の高温度雰囲気下でも内燃機関を始動させ
なければならず、この対策は得策ではない。
【0012】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題とするものであって、始動電動機の過熱を
より確実に防止するブラシ装置を有する過熱保護装置付
スタータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る過熱保護装置付スタータのブラシ装置は、ブラシホル
ダと、このブラシホルダ内で摺動自在に支持されたブラ
シと、このブラシの一面に当接してブラシを径内側方向
に押圧するスプリングと、前記ブラシに直接または間接
的に取付けられ、連続通電した状態にある時にブラシの
温度が所定の温度を超えたときに電源から始動電動機へ
の通電を遮断するサーモスタットとを備え、少なくと
も、始動電動機のブラケットに固定されるベース、この
ベースに取り付けられる耐熱性を有するモールド部及び
ブラシホルダは、ベース、モールド部及びブラシホルダ
を貫通したリベットにより結合されているものである。
【0014】この発明の請求項2に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置では、サーモスタットは、始動電
動機のブラケットに固定されるベースに取り付けられた
耐熱性を有するモールド部の穴部に、ブラシに当接して
設けられている。
【0015】この発明の請求項3に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置では、ベースとサーモスタットと
の間には弾性シートが介在している。
【0016】この発明の請求項4に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置では、ブラシとサーモスタットと
の間には高熱伝導性の平板が設けられている。
【0017】この発明の請求項5に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置では、サーモスタットと平板とは
高熱伝導性の接着剤で接合されている。
【0018】この発明の請求項6に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置では、サーモスタットと平板とは
ろう付け溶接で接合されている。
【0019】この発明の請求項7に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置では、ブラシホルダとモールド部
との間には遮熱板が設けられている。
【0020】この発明の請求項8に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置では、スプリングが当接するブラ
シの一面には、スプリングの弾性力をサーモスタット側
にも作用させる傾斜面が形成されている。
【0021】この発明の請求項9に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置では、ブラシの一面に当接するス
プリングの端部には、ブラシの傾斜面に沿って当接する
傾斜部が形成されている。
【0022】この発明の請求項10に係る過熱保護装置
付スタータのブラシ装置では、スプリングはベースの垂
線から傾斜して延びた支柱で支持され、スプリングの端
部はブラシの傾斜面に沿って当接するようになってい
る。
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態に
ついて説明するが、図14ないし図16と同一または同
等部材及び部位については同一符号を付して説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1の過熱保
護装置付スタータのブラシ装置50の正面図、図2は図
1中の矢印Aの方向から視たブラシ装置50の側面図で
ある。図において、ブラシ装置50は、ねじ穴52でね
じにより始動電動機のブラケット8に固定されたベース
51と、このベース51に重ねられた絶縁プレート53
と、リベット穴56でリベット55により絶縁プレート
53とともにベース51に固定された断面コの字形状の
ブラシホルダ54と、このブラシホルダ54内で径方向
に摺動自在に支持された直方体形状のブラシ57と、こ
のブラシ57に先端部が接続されたリードワイヤ58
と、ブラシ57の一面を先端部が当接して整流子片4側
に押圧する渦巻きばねで構成されたスプリング59と、
ブラシ57の反整流子片4側に固定されたサーモスタッ
ト12とを備えている。
【0026】このブラシ装置50では、スプリング59
の押圧力で4個(図1では2個は省略されている)のブ
ラシ57が整流子片4に当接し、バッテリ30からの電
流がリードワイヤ58、ブラシ57及び整流子片4を通
じて電機子3に流れ、始動電動機1は回転する。
【0027】ところで、例えば内燃機関の始動後も始動
電動機1に電流が流れ続けたようなときには、ブラシ5
7で生じる熱(以下、ブラシ熱と呼ぶ。)はサーモスタ
ット12に伝導され、サーモスタット12が所定の温度
以上になると、バイメタル18が湾曲変形してサーモス
タット12は通電を遮断し、励磁コイル35の通電はゼ
ロとなり、可動接点34は固定接点33から離れ、補助
スイッチ32はオフ状態となる。この結果、始動電動機
1への通電もゼロとなり、始動電動機1の回転は停止す
る。この実施の形態1では、サーモスタット12がブラ
シ57に隣接しているので、ブラシ熱は短時間でサーモ
スタット12に伝導され、サーモスタット12の温度も
ブラシ57とほぼ同時に上昇し、始動電動機1の電機子
3及び整流子片4間の絶縁破壊等の熱的損傷はより確実
に防止される。
【0028】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2の過熱保護装置付スタータのブラシ装置の要部断面
図であり、この実施の形態2では、始動電動機のブラケ
ット8に固定されたベース60上には、耐熱性及び絶縁
性に優れたフェノール樹脂で構成されたモールド部61
が設けられている。このモールド部61に形成された穴
部66にはゴム製の弾性シート65を介してサーモスタ
ット12が設けられている。このサーモスタット12に
はブラシホルダ54内に収納されたブラシ57が当接し
ている。ブラシホルダ54は、モールド61及びベース
60に、締結手段である、ボルト64及びナット63で
固定されている。なお、符号62は弾性シート65をモ
ールド部61の穴部66内に位置決めするための穴部で
ある。なお、モールド部61の材料としてフェノール樹
脂を用いたが、耐熱性及び絶縁性に優れたものであれ
ば、この材料に限定されない。この実施の形態2では、
サーモスタット12は、弾性シート65の弾性力でブラ
シ57と密接しており、またモールド部61でブラシ5
7に対して位置決めされているので、ブラシ熱は短時間
でかつ確実にサーモスタット12に伝導される。
【0029】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3の過熱保護装置付スタータのブラシ装置の要部断面
図であり、この実施の形態3では、締結手段であるナッ
ト63、ボルト64がリベット70に代わった点を除い
ては、実施の形態2と同様である。このリベット70を
用いることで、実施の形態2と比較してベース60に対
するモールド部61、サーモスタット12、ブラシ57
及びブラシホルダ54の組付性が向上する。
【0030】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4の過熱保護装置付スタータのブラシ装置の要部断面
図であり、この実施の形態4では、ブラシ57とサーモ
スタット12との間に、高熱伝導性の例えば銅製の平板
71が介在している点を除いては実施の形態2と同様で
ある。この平板71を介在させることで、ブラシ57か
らサーモスタット12に伝わる熱伝導条件が変わり、サ
ーモスタット12の作動時間を制御することができる。
【0031】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5の過熱保護装置付スタータのブラシ装置の要部断面
図であり、この実施の形態5では、締結手段であるナッ
ト63、ボルト64がリベット70に代わった点を除い
ては、実施の形態4と同様である。このリベット70を
用いることで、実施の形態4と比較してベース60に対
する、モールド部61、サーモスタット12、平板7
1、ブラシ57及びブラシホルダ54の組付性が向上す
る。
【0032】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6の過熱保護装置付スタータのブラシ装置の要部断面
図であり、この実施の形態6では、ブラシ57とサーモ
スタット12との間に介在した高熱伝導性の平板72の
厚みを変えている点を除いては実施の形態4と同様であ
る。このように平板72の厚みを変えることで、ブラシ
57からサーモスタット12に伝わる熱伝導条件が変わ
り、サーモスタット12の作動時間を制御することがで
きる。なお、平板の材質を変えることでも、同様の効果
が得られる。
【0033】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7の過熱保護装置付スタータのブラシ装置の要部断面
図であり、この実施の形態7では、平板71とサーモス
タット12との間は接着剤73で接合されている点を除
いては、実施の形態5と同様である。接着剤73は熱伝
導性が高い、加熱することで短時間で弾性、硬化する液
状シリコーンゴムを用いている。なお、接着剤73につ
いては、この材料に限定されないのは、勿論である。こ
のように、平板71とサーモスタット12とを接着剤7
3で接合することで、平板71とサーモスタット12と
の間での熱伝導を安定化させることができる。
【0034】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8の過熱保護装置付スタータのブラシ装置の要部断面
図であり、この実施の形態8では、平板71とサーモス
タット12とはハンダ74でろう付け溶接された点を除
いては、実施の形態5と同様である。このように、平板
71とサーモスタット12とをハンダ74で接合するこ
とで、平板71とサーモスタット12との間での熱伝導
を安定化させることができる。なお、ハンダ74の代わ
りに他のろう材を用いて溶接してもよいのは勿論であ
る。
【0035】実施の形態9.図10はこの発明の実施の
形態9の過熱保護装置付スタータのブラシ装置の要部断
面図であり、この実施の形態9では、モールド部61と
平板71との間に、熱伝導性が低い遮熱板83が設けら
れている点を除いては実施の形態4と同様である。この
実施の形態9では、遮熱板83を設けたことで、モール
ド部61に向かって流れるブラシ熱は遮熱板83で遮ら
れ、モールド部61の熱劣化を抑えることができる。な
お、平板71,72が無い実施の形態のスタータのブラ
シ装置にも、ブラシホルダ54とモールド部61との間
に遮熱板83を設けることで、モールド部61のブラシ
熱による熱劣化を抑えることができる。
【0036】実施の形態10.図11(a)はこの発明
の実施の形態10の過熱保護装置付スタータのブラシ装
置のブラシ80の正面図、図11(b)は図11(a)
中の矢印Bからブラシ80を視たときの図である。例え
ば、図5に示した実施の形態4のスタータのブラシ装置
の場合、ブラシ57の形状は直方体であり、スプリング
59の端部が当接するスプリング当接面は平板71の平
面に対して垂直な面となっている。このため、スプリン
グ59からのブラシ80に対する弾性力は平板71の面
に沿った方向に作用する。従って、スプリング59の弾
性力は、平板71に対するブラシ80の接触圧に寄与し
ていない。
【0037】この実施の形態10では、スプリング59
が当接するスプリング当接面には、ベース60から垂直
方向に延びた垂直面に対して傾斜した傾斜面80aが形
成されている。例えば、この傾斜面80aに対して垂直
方向にスプリング59からの弾性力Fが作用したとき
に、その分力Fhはブラシ57の整流子片4に対する押
圧力として作用し、分力Fvはブラシ57の平板71に
対する押圧力として作用する。つまり、スプリング59
の弾性力Fは、平板71に対するブラシ80の接触圧力
を高め、ブラシ80から平板71に伝達される熱伝導を
安定化させることができる。なお、平板71,72が無
い実施の形態のスタータのブラシ装置にも、ブラシ80
に傾斜面80aを形成することで、スプリング59の弾
性力は、サーモスタット12に対するブラシ80の接触
圧を高め、それだけブラシ80からサーモスタット12
に熱伝導を安定化させることができる。
【0038】実施の形態11.図12(a)はこの発明
の実施の形態11の過熱保護装置付スタータのブラシ装
置のスプリング81の正面図、図12(b)は図12
(a)中の矢印Cからスプリング81を視たときの図、
図12(c)は図12(a)中の矢印Dからスプリング
81を視たときの図である。実施の形態10では、ブラ
シ80に傾斜面80aを形成したが、この実施の形態1
1では、ブラシ80の傾斜面80aに沿うようにスプリ
ング81に傾斜面81aが形成されている。渦巻きばね
で構成されたスプリング81の弾性力は、スプリング8
1の傾斜面81aとブラシ80の傾斜面80aとが接触
した状態でブラシ80に伝達される。つまり、それだけ
ブラシ80とスプリング81との接触面積が大きくな
り、スプリング81の弾性力は安定してブラシ80に伝
達される。
【0039】実施の形態12.図13はこの発明の実施
の形態12の過熱保護装置付スタータのブラシ装置の部
分正面図であり、この実施の形態12では、スプリング
59はベース60の垂線から傾斜して延びた支柱82で
支持され、スプリング59の端部はブラシ80の傾斜面
80aに沿って当接するようになっている。この実施の
形態12では、支柱82を傾斜させたことで、スプリン
グ59の端部の全域がブラシ80の傾斜面80aに当接
し、それだけブラシ80とスプリング59との接触面積
が大きくなり、スプリング59の弾性力は安定してブラ
シ80に伝達される。なお、上記各実施の形態では渦巻
きばねで構成されたスプリングについて説明したが、勿
論このものに限定されない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る過熱保護装置付スタータのブラシ装置によれ
ば、ブラシホルダと、このブラシホルダ内で摺動自在に
支持されたブラシと、このブラシの一面に当接してブラ
シを径内側方向に押圧するスプリングと、前記ブラシに
直接または間接的に取付けられ、電源と連続通電した始
動電動機によりブラシの温度が所定の温度を超えたとき
に電源から始動電動機への通電を遮断するサーモスタッ
トとを備えたので、ブラシで生じた熱は短時間でサーモ
スタットに伝導され、ブラシの温度上昇に対するサーモ
スタットの応答性が良くなり、ブラシの温度が所定の温
度を超えたときには迅速に始動電動機への通電は遮断さ
れ、始動電動機の電機子及び整流子片間の絶縁破壊等の
熱的損傷をより確実に防止することができる。また、少
なくとも、ベース、モールド部及びブラシホルダは、ベ
ース、モールド部及びブラシホルダを貫通したリベット
により結合されているので、ベース、モールド部及びブ
ラシホルダは強固に結合されるとともに、ベースに対す
る、モールド部、サーモスタット、ブラシ及びブラシホ
ルダの組付性が向上する。
【0041】この発明の請求項2に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置によれば、サーモスタットは、始
動電動機のブラケットに固定されるベースに取り付けら
れた耐熱性を有するモールド部の穴部に、ブラシに当接
して設けられているので、サーモスタットは所定の位置
に確実に位置決めされる。
【0042】この発明の請求項3に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置によれば、ベースとサーモスタッ
トとの間には弾性シートが介在しているので、弾性シー
トの弾性力でサーモスタットはブラシに密接し、ブラシ
からサーモスタットへの熱伝導性が安定化する。
【0043】この発明の請求項4に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置によれば、ブラシとサーモスタッ
トとの間には高熱伝導性の平板が設けられており、この
平板の厚さ、材質を変えることで、ブラシからサーモス
タットに伝わる熱伝導条件を容易に変更することがで
き、サーモスタットの応答性を容易に変えることができ
る。
【0044】この発明の請求項5に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置によれば、サーモスタットと平板
とは高熱伝導性の接着剤で接合されているので、サーモ
スタットと平板との間の熱伝導を安定化させることがで
きる。
【0045】この発明の請求項6に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置によれば、サーモスタットと平板
とはろう付け溶接で接合されているので、サーモスタッ
トと平板との間の熱伝導を安定化させることができる。
【0046】この発明の請求項7に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置によれば、ブラシホルダとモール
ド部との間には遮熱板が設けられているので、モールド
部に向かって流れる熱は遮熱板で遮られ、モールド部の
熱劣化を抑えることができる。
【0047】この発明の請求項8に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置によれば、スプリングが当接する
ブラシの一面には、傾斜面が形成されており、ブラシか
らのスプリングの弾性力はサーモスタット側にも作用す
るようになっているので、ブラシのサーモスタットに対
する接触圧力が高くなり、ブラシからサーモスタットに
伝達される熱伝導性を安定化させることができる。
【0048】この発明の請求項9に係る過熱保護装置付
スタータのブラシ装置によれば、ブラシの一面に当接す
るスプリングの端部には、ブラシの傾斜面に沿って当接
する傾斜部が形成されているので、ブラシとスプリング
との接触面積が大きくなり、スプリングの弾性力は安定
してブラシに伝達される。
【0049】この発明の請求項10に係る過熱保護装置
付スタータのブラシ装置によれば、スプリングはベース
の垂線から傾斜して延びた支柱で支持され、スプリング
の端部はブラシの傾斜面に沿って当接するようになって
いるので、スプリングの端部の全域がブラシの傾斜面に
当接し、それだけブラシとスプリングとの接触面積が大
きくなり、スプリングの弾性力は安定してブラシに伝達
される。
【0050】
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の過熱保護装置付ス
タータのブラシ装置の正面図である。
【図2】 図2は図1中の矢印Aの方向から視たブラシ
装置の側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の過熱保護装置付ス
タータのブラシ装置の要部断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の過熱保護装置付ス
タータのブラシ装置の要部断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態4の過熱保護装置付ス
タータのブラシ装置の要部断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態5の過熱保護装置付ス
タータのブラシ装置の要部断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態6の過熱保護装置付ス
タータのブラシ装置の要部断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態7の過熱保護装置付ス
タータのブラシ装置の要部断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態8の過熱保護装置付ス
タータのブラシ装置の要部断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態9の過熱保護装置付
スタータのブラシ装置の要部断面図である。
【図11】 図11(a)はこの発明の実施の形態10
の過熱保護装置付スタータのブラシ装置のブラシの正面
図、図11(b)は図11(a)中の矢印Bからブラシ
を視たときの図である。
【図12】 図12(a)はこの発明の実施の形態11
の過熱保護装置付スタータのブラシ装置のスプリングの
正面図、図12(b)は図12(a)中の矢印Cからス
プリングを視たときの図、図12(c)は図12(a)
中の矢印Dからスプリング81を視たときの図である。
【図13】 この発明の実施の形態12の過熱保護装置
付スタータのブラシ装置の部分正面図である。
【図14】 従来の過熱保護装置付スタータの要部断面
図である。
【図15】 図14の受熱部材の斜視図である。
【図16】 図14のスタータの電気回路図である。
【符号の説明】
12 サーモスタット、50 ブラシ装置、51 ベー
ス、54 ブラシホルダ、57ブラシ、59,81 ス
プリング、60 ベース、61 モールド部、66 穴
部、63 ナット、64 ボルト、65 弾性シート、
70 リベット、71,72 平板、73 接着剤、7
4 ハンダ、83 遮熱板、80a 傾斜面、81a
傾斜部、82 支柱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西井 一秀 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 楠本 啓一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−126103(JP,A) 特開 平5−211748(JP,A) 特開2000−217314(JP,A) 実開 昭56−141571(JP,U) 実開 平5−91176(JP,U) 実開 平5−300704(JP,U) 実開 昭62−64167(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 13/00 F02N 11/00 F02N 11/10 H02K 5/14 H02K 23/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシホルダと、 このブラシホルダ内で摺動自在に支持されたブラシと、 このブラシの一面に当接してブラシを径内側方向に押圧
    するスプリングと、 前記ブラシに直接または間接的に取付けられ、電源と連
    続通電した始動電動機によりブラシの温度が所定の温度
    を超えたときに電源から始動電動機への通電を遮断する
    サーモスタットとを備え、少なくとも、始動電動機のブ
    ラケットに固定されるベース、このベースに取り付けら
    れる耐熱性を有するモールド部及びブラシホルダは、ベ
    ース、モールド部及びブラシホルダを貫通したリベット
    により結合されているブラシ装置を有する過熱保護装置
    付スタータ。
  2. 【請求項2】 サーモスタットは、始動電動機のブラケ
    ットに固定されるベースに取り付けられた耐熱性を有す
    るモールド部の穴部に、ブラシに当接して設けられた請
    求項1に記載のブラシ装置を有する過熱保護装置付スタ
    ータ。
  3. 【請求項3】 ベースとサーモスタットとの間には弾性
    シートが介在している請求項2に記載のブラシ装置を有
    する過熱保護装置付スタータ。
  4. 【請求項4】 ブラシとサーモスタットとの間には高熱
    伝導性の平板が設けられている請求項1ないし請求項3
    の何れかに記載のブラシ装置を有する過熱保護装置付ス
    タータ。
  5. 【請求項5】 サーモスタットと平板とは高熱伝導性の
    接着剤で接合されている請求項4に記載のブラシ装置を
    有する過熱保護装置付スタータ。
  6. 【請求項6】 サーモスタットと平板とはろう付け溶接
    で接合されている請求項4に記載のブラシ装置を有する
    過熱保護装置付スタータ。
  7. 【請求項7】 ブラシホルダとモールド部との間には遮
    熱板が設けられている請求項1ないし請求項6の何れか
    に記載のブラシ装置を有する過熱保護装置付スタータ。
  8. 【請求項8】 スプリングが当接するブラシの一面に
    は、スプリングの弾性力をサーモスタット側にも作用さ
    せる傾斜面が形成されている請求項1ないし請求項7の
    何れかに記載のブラシ装置を有する過熱保護装置付スタ
    ータ。
  9. 【請求項9】 ブラシの一面に当接するスプリングの端
    部には、ブラシの傾斜面に沿って当接する傾斜部が形成
    されている請求項8に記載のブラシ装置を有する過熱保
    護装置付スタータ。
  10. 【請求項10】 スプリングはベースの垂線から傾斜し
    て延びた支柱で支持され、スプリングの端部はブラシの
    傾斜面に沿って当接するようになっている請求項8また
    は請求項9に記載のブラシ装置を有する過熱保護装置付
    スタータ。
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