JP3879716B2 - 表示ドライバ、表示装置及び駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示ドライバ、表示装置及び駆動方法に関する。
アクティブマトリクス型の液晶表示装置(広義には表示装置)において、液晶の駆動を高速化するプリチャージ技術が知られている。このプリチャージ技術では、表示データに基づくデータ線の駆動に先立って、当該データ線を所定の電位にプリチャージしておき、表示データに基づく駆動電圧の供給に伴うデータ線の充放電量を少なくする。
このプリチャージ技術については、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1には、予め異なる直流電位を用意し、各直流電位とデータ線との間にスイッチを設ける。そして、液晶の反転駆動の極性に対応させたスイッチの制御により、用意した直流電位とデータ線との間の接続を制御するプリチャージ技術が開示されている。このプリチャージ技術によれば、プリチャージの周期が短くなった場合であっても、駆動に伴うデータ線の充放電量が少なく済み、消費電力の増大を抑え、正確な電圧をデータ線に供給できる。
特開平10−11032号公報
直流電位とデータ線との間に接続されるスイッチをMOS(Metal-Oxide Semiconductor)トランジスタで構成することが考えられる。しかしながら、MOSトランジスタのソース・ドレイン間の電圧が低くなるにつれて、データ線の充放電の時間が長くなってしまう。従って、特許文献1に記載されたプリチャージ技術では、液晶の反転駆動の極性に対応させて、予め用意した直流電位とデータ線との間を接続するため、データ線に蓄積された電荷を完全に放電することができない場合がある。この場合、データ線を所望の電位にすることができないことがあり、表示品位の劣化を招く。
また特許文献1では、データ線の電位とプリチャージ電位との差を大きくすることでデータ線の充放電を高速化する点が開示されている。しかしながら、液晶の駆動に多くの電位が必要とされる上に、新たにプリチャージ電位を用意するのは回路規模を増大させる。しかも、データ線を、単にプリチャージ電位に接続すると、消費電力の増加が著しい。
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、消費電力の増大を抑えて、表示品位の劣化を防止してプリチャージ技術によるデータ線の駆動を実現する表示ドライバ、表示装置及び駆動方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、表示パネルのデータ線を駆動する表示ドライバであって、表示データに対応した駆動電圧に基づいて、前記データ線に接続される出力線を駆動するデータ線駆動回路と、第1の電源電圧が供給される第1の電源線と前記出力線との間に接続された第1のスイッチ素子と、第2の電源電圧が供給される第2の電源線と前記出力線との間に接続された第2のスイッチ素子と、前記第1及び第2のスイッチ素子のスイッチ制御を行うスイッチ制御回路とを含み、前記スイッチ制御回路が、第1の期間では、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して前記出力線と前記第1の電源線とを電気的に接続し、前記第1の期間後の第2の期間では、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定して前記出力線と前記第2の電源線とを電気的に接続し、前記第2の期間後では、前記第1及び第2のスイッチ素子をオフ状態に設定し、前記データ線駆動回路が、前記第2の期間後に、前記出力線を駆動する表示ドライバに関係する。
本発明においては、データ線駆動回路によるデータ線の駆動に先立って、第1及び第2の期間の各期間でデータ線がプリチャージされる。このため、いわゆるプリチャージ技術によって、データ線の充放電の時間を短縮し、表示品位の劣化を防止できる。
そして、2段階でデータ線のプリチャージを行う構成を採用したため、データ線の充放電時に、例えばデータ線の電荷が第2の電源線に流れ込む量を最小限に抑えることができる。特に、第2の電源線の第2の電源電圧がシステム接地電源電圧である場合には、正の電荷がそのままシステム接地側に流れ込むことになるので、消費電力を増大させてしまう。単に、予め用意した電位にデータ線を接続するプリチャージでは、データ線の充放電時に電荷が第2の電源線に流れ込んでしまい、消費電力を増大させてしまうが、本発明によれば、一旦第1の電源電圧にプリチャージすることで、電荷が流れ込む量を最小限に抑えることができるので、低消費電力化を図ることができる。
また本発明に係る表示ドライバでは、前記第1の期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第1の電源電圧との差の絶対値は、前記第1の期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第2の電源電圧との差の絶対値より小さくてもよい。
本発明においては、データ線を低電位に駆動する場合、一旦より高い電位に向けてプリチャージされた後、より低い電位に向けてプリチャージされる。従って、正の電荷が、より低い電位に流れ込む期間を短くできるので、より高い電位に向けたプリチャージによる電荷の再利用によって消費電力を削減できる。そして、表示データに基づく駆動に先立ち、より低い電位に向けてプリチャージを行うため、プリチャージの周期が短くなった場合でも、正確な電圧をデータ線に供給でき、表示サイズの増大に対応し、かつ表示品位の劣化を防止できる。
更に、データ線を高電位に駆動する場合、一旦より低い電位に向けてプリチャージされた後、より高い電位に向けてプリチャージする。従って、負の電荷が、より高い電位に流れ込む期間を短くできるので、より低い電位に向けたプリチャージによる電荷の再利用によって消費電力を削減できる。そして、表示データに基づく駆動に先立ち、より高い電位に向けてプリチャージを行うため、プリチャージの周期が短くなった場合でも、正確な電圧をデータ線に供給できる。
また本発明に係る表示ドライバでは、前記スイッチ制御回路は、前記第1の期間が、前記第2の期間より長くなるように前記第1及び第2のスイッチ素子をスイッチ制御することができる。
本発明によれば、データ線の充放電により消費される電荷の量を少なくできるので、消費電力を更に削減できることができるようになる。
また本発明に係る表示ドライバでは、前記第1の電源電圧は、前記第2の電源電圧より高く、所与の基準電位に対して前記駆動電圧の極性が負の駆動期間の前に、第1のプリチャージ期間が設けられ、前記極性が正の駆動期間の前に、第2のプリチャージ期間が設けられ、前記スイッチ制御回路が、前記第1プリチャージ期間内の第1の分割期間では、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定し、前記第1の分割期間後の第2の分割期間では、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定し、前記第2のプリチャージ期間内の第3の分割期間では、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定し、前記第3の分割期間後の第4の分割期間では、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定することができる。
本発明によれば、いわゆる極性反転駆動によるデータ線の充放電に伴う低消費電力化と、表示品位の劣化の防止とを両立できる。
また本発明に係る表示ドライバでは、前記スイッチ制御回路は、前記第1の分割期間が、前記第2の分割期間より長くなるように、かつ前記第3の分割期間が、前記第4の分割期間よりも長くなるように前記第1及び第2のスイッチ素子をスイッチ制御することができる。
本発明によれば、データ線の充放電により消費される電荷の量を少なくできるので、消費電力を更に削減できることができるようになる。
また本発明に係る表示ドライバでは、前記スイッチ制御回路は、第1〜第4の分割期間設定レジスタを含み、前記第1〜第4の分割期間設定レジスタの設定値に基づいて、前記第1及び第2のスイッチ素子のスイッチ制御を行うことができる。
本発明によれば、駆動対象の表示パネル等に依存する第1〜第4の分割期間を設定でき、駆動対象に最適な表示品位の維持を低消費電力で実現できる表示ドライバを提供できる。
また本発明に係る表示ドライバでは、前記第1の電源電圧が、前記データ線駆動回路の高電位側の電源電圧であり、前記第2の電源電圧が、前記データ線駆動回路の低電位側の電源電圧であってもよい。
また本発明に係る表示ドライバでは、前記第1の電源電圧が、前記駆動電圧の最大値であり、前記第2の電源電圧が、前記駆動電圧の最小値であってもよい。
本発明によれば、新たなプリチャージ電位を設ける必要がないため、表示鳥暴の回路規模の増大を回避できる。
また本発明は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記複数の走査線の各走査線と、前記複数のデータ線の各データ線とに接続された複数のスイッチ素子とを含む表示パネルと、前記複数のデータ線を駆動する上記のいずれか記載の表示ドライバとを含む表示装置に関係する。
また本発明は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記複数の走査線の各走査線と、前記複数のデータ線の各データ線とに接続された複数のスイッチ素子と、前記複数のデータ線を駆動する上記のいずれか記載の表示ドライバとを含む表示装置に関係する。
本発明によれば、最適な表示品位の維持を低消費電力で実現できる表示装置を提供できる。
また本発明は、表示パネルのデータ線を駆動するための駆動方法であって、第1の電源電圧が供給される第1の電源線と前記データ線との間に接続される第1のスイッチ素子と、第2の電源電圧が供給される第2の電源線と前記データ線との間に接続される第2のスイッチ素子とを用意し、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して前記データ線と前記第1の電源線とを電気的に接続し、前記データ線と前記第1の電源線とを電気的に接続した後に、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定して前記データ線と前記第2の電源線とを電気的に接続し、前記データ線と前記第2の電源線とを電気的に接続した後に、前記第1及び第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して、表示データに対応した駆動電圧に基づいて前記データ線を駆動する駆動方法に関係する。
ここでデータ線は、例えば低温ポリシリコンプロセスにより形成された表示パネルにおいて、表示ドライバに接続されるデータ信号供給線をデマルチプレクサを介して接続される各色成分用データ線を含むことができる。従って、第1及び第2のスイッチ素子のスイッチ制御を行う前に、デマルチプレクサによりデータ信号供給線とすべての色成分用データ線とを電気的に接続することで、データ線と第1又は第2の電源線とを接続することができる。
また本発明は、表示パネルのデータ線を駆動するための駆動方法であって、第1の電源電圧が供給される第1の電源線と前記データ線との間に接続される第1のスイッチ素子と、前記第1の電源電圧より低電位の第2の電源電圧が供給される第2の電源線と前記データ線との間に接続される第2のスイッチ素子とを用意し、所与の基準電位に対して表示データに対応した駆動電圧の極性が負の駆動期間の前に設けられた第1のプリチャージ期間において、該第1のプリチャージ期間内の第1の分割期間に、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定し、前記記第1の分割期間後の第2の分割期間に、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に、前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定し、前記第1のプリチャージ期間の後に、前記第1及び第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して、前記駆動電圧に基づいて前記データ線を駆動する駆動方法に関係する。
また本発明に係る駆動方法では、前記第1の分割期間は、前記第2の分割期間よりも長くてもよい。
また本発明は、表示パネルのデータ線を駆動するための駆動方法であって、第1の電源電圧が供給される第1の電源線と前記データ線との間に接続される第1のスイッチ素子と、前記第1の電源電圧より低電位の第2の電源電圧が供給される第2の電源線と前記データ線との間に接続される第2のスイッチ素子とを用意し、所与の基準電位に対して表示データに対応した駆動電圧の極性が正の駆動期間の前に設けられた第2のプリチャージ期間において、該第2のプリチャージ期間内の第3の分割期間に、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定し、前記第3の分割期間後の第4の分割期間に、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定し、前記第2のプリチャージ期間後に、前記第1及び第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して、前記駆動電圧に基づいて前記データ線を駆動する駆動方法に関係する。
また本発明に係る駆動方法では、前記第3の分割期間は、前記第4の分割期間よりも長くてもよい。
また本発明に係る駆動方法では、前記第1の電源電圧が、前記駆動電圧に基づいて前記データ線を駆動するデータ線駆動回路の高電位側の電源電圧であり、前記第2の電源電圧が、前記データ線駆動回路の低電位側の電源電圧であってもよい。
また本発明に係る駆動方法では、前記第1の電源電圧が、前記駆動電圧の最大値であり、前記第2の電源電圧が、前記駆動電圧の最小値であってもよい。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 表示装置の概要
図1に、本実施形態における表示ドライバを含む表示装置の構成の概要を示す。
表示装置(狭義には、電気光学装置、液晶装置)10は、表示パネル(狭義には、液晶パネル)20を含むことができる。
表示パネル20は、例えばガラス基板上に形成される。このガラス基板上には、Y方向に複数配列されそれぞれX方向に伸びる走査線(ゲートライン)GL1〜GLM(Mは2以上の整数)と、X方向に複数配列されそれぞれY方向に伸びるデータ線(ソースライン)DL1〜DLN(Nは2以上の整数)とが配置されている。また、走査線GLm(1≦m≦M、mは整数、以下同様。)とデータ線DLn(1≦n≦N、nは整数、以下同様。)との交差位置に対応して、画素領域(画素)が設けられ、該画素領域に薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、TFTと略す。)22mnが配置されている。
TFT22mnのゲート電極は、走査線GLnに接続されている。TFT22mnのソース電極は、データ線DLnに接続されている。TFT22mnのドレイン電極は、画素電極26mnに接続されている。画素電極26mnと、これに対向する対向電極28mnとの間に液晶が封入され、液晶容量(広義には液晶素子)24mnが形成される。画素電極26mnと対向電極28mnとの間の印加電圧に応じて画素の透過率が変化するようになっている。対向電極28mnには、対向電極電圧Vcomが供給される。
表示装置10は、表示ドライバ(狭義にはデータドライバ)30を含むことができる。表示ドライバ30は、表示データに基づいて、表示パネル20のデータ線DL1〜DLNを駆動する。
表示装置10は、ゲートドライバ32を含むことができる。ゲートドライバ32は、一垂直走査期間内に、表示パネル20の走査線GL1〜GLMを走査する。
表示装置10は、電源回路34を含むことができる。電源回路34は、データ線の駆動に必要な電圧を生成し、これらを表示ドライバ30に対して供給する。本実施形態では、電源回路34は、表示ドライバ30のデータ線の駆動に必要な電源電圧VDDH、VSSHや、表示ドライバ30のロジック部の電圧を生成する。
また電源回路34は、走査線の走査に必要な電圧を生成し、これをゲートドライバ32に対して供給する。本実施形態では、電源回路34は、走査線を走査するための駆動電圧を生成する。
更に電源回路34は、対向電極電圧Vcomを生成することができる。電源回路34は、表示ドライバ30によって生成された極性反転信号POLのタイミングに合わせて、高電位側の電圧VcomHと低電位側の電圧VcomLとを繰り返す対向電極電圧Vcomを、表示パネル20の対向電極に出力する。
表示装置10は、表示コントローラ38を含むことができる。表示コントローラ38は、図示しない中央処理装置(Central Processing Unit:以下、CPUと略す。)等のホストにより設定された内容に従って、表示ドライバ30、ゲートドライバ32、電源回路34を制御する。例えば、表示コントローラ38は、表示ドライバ30及びゲートドライバ32に対し、動作モードの設定、内部で生成した垂直同期信号や水平同期信号の供給を行う。
なお図1では、表示装置10に電源回路34又は表示コントローラ38を含めて構成するようにしているが、これらのうち少なくとも1つを表示装置10の外部に設けて構成するようにしてもよい。或いは、表示装置10に、ホストを含めるように構成することも可能である。
また、表示ドライバ30は、ゲートドライバ32及び電源回路34のうち少なくとも1つを内蔵してもよい。
更にまた、表示ドライバ30、ゲートドライバ32、表示コントローラ38及び電源回路34の一部又は全部を表示パネル20上に形成してもよい。例えば図2では、表示パネル20上に、表示ドライバ30及びゲートドライバ32が形成されている。このように表示パネル20は、複数のデータ線と、複数の走査線と、複数の走査線の各走査線及び複数のデータ線の各データ線とに接続された複数のスイッチ素子と、複数のデータ線を駆動する表示ドライバとを含むように構成することができる。表示パネル20の画素形成領域80に、複数の画素が形成されている。
2. 表示ドライバの概要
図3に、本実施形態における表示ドライバの構成要部を示す。但し、図1又は図2に示す部分と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
表示ドライバ30は、表示データに基づいてデータ線DL1〜DLNを駆動する。各表示データは、各データ線に対応している。
表示ドライバ30は、データ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nと、第1のスイッチ素子SW1−1〜SW1−Nと、第2のスイッチ素子SW2−1〜SW2−Nと、スイッチ制御回路SWCとを含む。第1及び第2のスイッチ素子SW1−1〜SW1−N、SW2−1〜SW2−Nは、MOSトランジスタにより構成される。
データ線駆動回路DRV−n(1≦n≦N、nは整数)の出力は、出力線OL−nに接続される。出力線OL−nは、表示パネル20のデータ線DLnに接続される。データ線駆動回路DRV−nは、表示データに対応した駆動電圧DVnを出力線OL−nに出力する。
第1のスイッチ素子SW1−nは、第1の電源電圧PV1が供給される第1の電源線PL1と出力線OL−nとの間に接続される。第1のスイッチ素子SW1−nは、第1のスイッチ制御信号SC1により、オンオフ制御される。第1のスイッチ素子SW1−nがオン状態のとき、第1の電源線PL1と出力線OL−nとが電気的に接続される。第1のスイッチ素子SW1−nがオフ状態のとき、第1の電源線PL1と出力線OL−nとが電気的に切断される。
第2のスイッチ素子SW2−nは、第2の電源電圧PV2が供給される第2の電源線PL2と出力線OL−nとの間に接続される。第2のスイッチ素子SW2−nは、第2のスイッチ制御信号SC2により、オンオフ制御される。第2のスイッチ素子SW2−nがオン状態のとき、第2の電源線PL2と出力線OL−nとが電気的に接続される。第2のスイッチ素子SW2−nがオフ状態のとき、第2の電源線PL2と出力線OL−nとが電気的に切断される。
スイッチ制御回路SWCは、第1及び第2のスイッチ素子SW1−1〜SW1−N、SW2−1〜SW2−Nのスイッチ制御を行う。より具体的にはスイッチ制御回路SWCは、第1及び第2のスイッチ制御信号SC1、SC2を生成する。そして、第1のスイッチ制御信号SC1を用いて第1のスイッチ素子SW1−1〜SW1−Nのスイッチ制御を行い、第2のスイッチ制御信号SC2を用いて第2のスイッチ素子SW2−1〜SW2−Nのスイッチ制御を行う。
図4に、本実施形態における表示ドライバ30によって駆動されるデータ線の電位の変化例を模式的に示す。図4では、データ線DLnの電位の変化例を示すが、他のデータ線も同様である。
即ち、表示ドライバ30(より具体的にはスイッチ制御回路SWC)は、第1の期間T1では、第1のスイッチ素子SW1−nをオン状態に設定すると共に第2のスイッチ素子SW2−nをオフ状態に設定して出力線OL−nと第1の電源線PL1とを電気的に接続する。従って、出力線OL−n(出力線OL−1〜OL−N)と第2の電源線PL2とは電気的に切断されている。これにより、第1の期間T1では、データ線DLnの電位は、第1の電源線PL1の第1の電源電圧PV1に近付いていく。
そして、第1の期間T1後の第2の期間T2では、第1のスイッチ素子SW1−nをオフ状態に設定すると共に第2のスイッチ素子SW2−nをオン状態に設定して出力線OL−nと第2の電源線PL2とを電気的に接続する。従って、出力線OL−n(出力線OL−1〜OL−N)と第1の電源線PL1とは電気的に切断されている。これにより、第2の期間T2では、データ線DLnの電位は、第2の電源線PL2の第2の電源電圧PV2に近付いていく。
更に第2の期間T2後では、第1及び第2のスイッチ素子SW1−n、SW2−nをオフ状態に設定して、データ線駆動回路DRV−nにより出力線OL−nを駆動する。従って、出力線OL−n(出力線OL−1〜OL−N)と第1及び第2の電源線PL1、PL2とは電気的に切断されている。これにより、第2の期間T2以降では、データ線DLnに、表示データに対応した電圧が供給されることになる。
なお図4では、第1の期間T1の直後に第2の期間T2が設けられているが、第1の期間T1の後に所与の期間が経過した後に第2の期間T2が設けられていてもよい。
このように、データ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nに基づくデータ線DL1〜DLNの駆動に先立って、第1及び第2の期間T1、T2の各期間でデータ線DL1〜DLNをプリチャージする。そして、第2の期間T2以降で、表示データに対応した電圧をデータ線DL1〜DLNに供給する。
こうすることで、いわゆるプリチャージ技術によって、データ線の充放電の時間を短縮し、表示品位の劣化を防止できる。そして、本実施形態では、2段階でデータ線のプリチャージを行う構成を採用したため、第2の電源電圧がシステム接地電源電圧である場合に、正の電荷に着目すると、データ線の充放電時に例えばデータ線の電荷がシステム接地電源線に流れ込む量を最小限に抑えることができる。即ち、単に、予め用意した電位にデータ線を接続するプリチャージでは、データ線の充放電時に電荷がシステム接地電源線に流れ込んでしまい、消費電力が増大してしまう。ところが、本実施形態によれば、電荷が流れ込む量を最小限に抑えることができるので、低消費電力化を図ることができる。
そのため、本実施形態では、図4に示すように、第1の期間T1の開始時点のデータ線の電圧DLVと第1の電源電圧PV1との差の絶対値AV1は、第1の期間T1の開始時点のデータ線の電圧DLVと第2の電源電圧PV2との差の絶対値AV2より小さいことが望ましい。
即ち、データ線を低電位側に駆動する場合、一旦より高い電位に向けてプリチャージされた後、より低い電位に向けてプリチャージする。従って、正の電荷が、より低い電位に流れ込む期間を短くできるので、より高い電位に向けたプリチャージによる電荷の再利用によって消費電力を削減できる。そして、表示データに基づく駆動に先立ち、より低い電位に向けてプリチャージを行うため、プリチャージの周期が短くなった場合でも、正確な電圧をデータ線に供給でき、表示サイズの増大に対応し、かつ表示品位の劣化を防止できる。
更に、データ線を高電位に駆動する場合、一旦より低い電位に向けてプリチャージされた後、より高い電位に向けてプリチャージする。従って、負の電荷が、より高い電位に流れ込む期間を短くできるので、より低い電位に向けたプリチャージによる電荷の再利用によって消費電力を削減できる。そして、表示データに基づく駆動に先立ち、より高い電位に向けてプリチャージを行うため、プリチャージの周期が短くなった場合でも、正確な電圧をデータ線に供給できる。
また、スイッチ制御回路SWCは、第1の期間T1が第2の期間T2より長くなるようにスイッチ制御を行うことが望ましい。上述のように、データ線の充放電により消費される電荷の量を少なくできるので、消費電力を更に削減できることができるようになる。
表示ドライバ30は、液晶の劣化を防止するため、液晶に印加される電圧の極性を反転する極性反転駆動を行う。極性反転駆動は、極性反転信号POLにより規定されるタイミングで、液晶に印加される電圧を反転させる。極性反転信号POLは、フレーム反転駆動又はライン反転駆動の周期に応じて周期的に変化する。
図5に、本実施形態における表示ドライバ30により極性反転駆動を実現した場合のデータ線の電位の変化例を模式的に示す。図5では、データ線DLnの電位の変化例を示すが、他のデータ線も同様である。
対向電極電圧Vcomは、極性反転信号POLに同期して変化する。極性反転信号POLが高電位側の電圧POLHのとき(図示せず)、対向電極電圧Vcomは高電位側の電圧VcomHとなる。極性反転信号POLが低電位側の電圧POLLのとき(図示せず)、対向電極電圧Vcomは低電位側の電圧VcomLとなる。
図5では、極性反転信号POLが高電位側の電圧POLHのとき、図3に示すデータ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nによって駆動される駆動電圧が、対向電極電圧Vcomの電位(所与の基準電位)に対して極性が負となる。また、図5では、極性反転信号POLが低電位側の電圧POLLのとき、図3に示すデータ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nによって駆動される駆動電圧が、対向電極電圧Vcomの電位(所与の基準電位)に対して極性が正となる。
駆動期間において、図5に示すゲート電圧Vgが走査線GLmに供給される。複数の走査線GL1〜GLMを走査して走査線GLmが選択されたとき、ゲート電圧Vgは、低電位側のゲート電圧VgLから高電位側のゲート電圧VgHに変化する。ゲート電圧Vgが高電位側のゲート電圧VgHのとき、走査線GLmに接続されるTFT22mnを介して、データ線DLnと画素電極26mnとが電気的に接続される。即ち、データ線DLnと画素電極26mnとがほぼ同電位となる。そして、画素電極26mnと対向電極28mnとの間の電圧に応じて、画素の透過率が変化する。図5では、駆動期間DR1の電圧VPEpと、駆動期間DR2の電圧VPEnとが、画素電極26mnと対向電極28mnとの間の印加電圧に相当する。
また第1の電源電圧PV1の電位は、第2の電源電圧PV2の電位より高いことが望ましい。第1の電源電圧PV1としては、例えばデータ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nの高電位側の電源電圧を用いることができる。第2の電源電圧PV2としては、例えばデータ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nの低電位側の電源電圧を用いることができる。
本実施形態における表示ドライバ30は、極性が負の駆動期間の前に設けられた第1のプリチャージ期間PC1と、極性が正の駆動期間の前に設けられた第2のプリチャージ期間PC2とにおいて、各プリチャージ期間を分割した分割期間に、上述のプリチャージ動作を行う。
即ち、第1のプリチャージ期間PC1は、第1及び第2の分割期間DT1、DT2を含む。第1の分割期間DT1後に、所与の期間を置いて第2の分割期間DT2が設けられてもよい。第1のプリチャージ期間PC1は、第1及び第2の分割期間DT1、DT2の和より長くてもよい。
図6に、第1のプリチャージ期間PC1における第1及び第2のスイッチ制御信号SC1、SC2のタイミング図の一例を示す。
スイッチ制御回路SWCによって生成された第1のスイッチ制御信号SC1は、第1のスイッチ素子SW1−1〜SW1−Nに共通に入力される。第1のスイッチ素子SW1−1〜SW1−Nは、第1のスイッチ制御信号SC1に基づいてオンオフ制御される。第1のスイッチ制御信号SC1が論理レベルHのとき、第1のスイッチ素子SW1−1〜SW1−Nはオン状態になる。第1のスイッチ制御信号SC1が論理レベルLのとき、第1のスイッチ素子SW1−1〜SW1−Nはオフ状態となる。従って、第1のスイッチ制御信号SC1の論理レベルがHの期間が、第1の分割期間DT1に相当する。
スイッチ制御回路SWCによって生成された第2のスイッチ制御信号SC2は、第2のスイッチ素子SW2−1〜SW2−Nに共通に入力される。第2のスイッチ素子SW2−1〜SW2−Nは、第2のスイッチ制御信号SC2に基づいてオンオフ制御される。第2のスイッチ制御信号SC2が論理レベルHのとき、第2のスイッチ素子SW2−1〜SW2−Nはオン状態になる。第2のスイッチ制御信号SC2が論理レベルLのとき、第2のスイッチ素子SW2−1〜SW2−Nはオフ状態となる。従って、第2のスイッチ制御信号SC2の論理レベルがHの期間が、第2の分割期間DT2に相当する。
本実施形態では、第1及び第2のスイッチ制御信号SC1、SC2により、第1のプリチャージ期間PC1内に、第1の分割期間DT1と、該第1の分割期間DT1の後の第2の分割期間DT2とが設定される。
以下では、データ線DLnに着目する。
スイッチ制御回路SWCは、第1のプリチャージ期間PC1内の第1の分割期間DT1では、第1のスイッチ素子SW1−nをオン状態に設定すると共に第2のスイッチ素子SW2−nをオフ状態に設定する。即ち、図4に示す第1の期間T1と同様の状態に設定される。
液晶の反転駆動の極性が負の駆動期間になると、対向電極電圧Vcomが、高電位側の対向電極電圧VcomHになる。これにより、対向電極電圧Vcomを基準とするデータ線DLnの電圧が、相対的に上昇する。このため、液晶の反転駆動の極性が負の駆動期間においてデータ線DLnに供給すべき電圧との差が大きくなってしまい、データ線DLnに供給すべき電圧に達するまでの時間が長くなる。そこで、第1の分割期間DT1において、まず高電位の第1の電源電圧PV1にデータ線DLnを接続してプリチャージを行う。このため、データ線からの電荷(正の電荷)が、第1の電源電圧PV1が供給される第1の電源線PL1に流れ込む。これにより、電荷を再利用することができ、低消費電力化を図ることができる。
スイッチ制御回路SWCは、第1の分割期間DT1後の第2の分割期間DT2では、第1のスイッチ素子SW1−nをオフ状態に設定すると共に第2のスイッチ素子SW2−nをオン状態に設定する。即ち、図4に示す第2の期間T2と同様の状態に設定される。
第2の分割期間DT2において、より低電位の第2の電源電圧PV2にデータ線DLnを接続してプリチャージを行う。このため、データ線からの電荷が、第2の電源電圧PV2が供給される第2の電源線PL2に流れ込んで消費電力を増大させるが、データ線DLnの電圧を速やかに所望の電圧付近にまで設定できる。
そして、第2の分割期間DT2後(第1のプリチャージ期間PC1後)の第1の駆動期間DR1では、データ線駆動回路DRV−nにより、表示データに対応した駆動電圧に基づいてデータ線DLnが駆動される。このとき、既に第2の分割期間DT2において設定された電圧からの充放電で済むため、表示データに基づく駆動電圧の供給に伴うデータ線の充放電量を少なくすることができる。
本実施形態において、第1の分割期間DT1は、第2の分割期間DT2よりも長いことが望ましい。こうすることで、データ線からの電荷が、第2の電源電圧PV2が供給される第2の電源線PL2に流れ込む期間を短くできるので、低消費電力化を図ることができる。
また、第2のプリチャージ期間PC2は、第3及び第4の分割期間DT3、DT4を含む。第3の分割期間DT3後に、所与の期間を置いて第4の分割期間DT4が設けられてもよい。第2のプリチャージ期間PC2は、第3及び第4の分割期間DT3、DT4の和より長くてもよい。
図7に、第2のプリチャージ期間PC2における第1及び第2のスイッチ制御信号SC1、SC2のタイミング図の一例を示す。
第2のプリチャージ期間PC2では、第2のスイッチ制御信号SC2の論理レベルがHの期間が、第3の分割期間DT3に相当する。また、第2のプリチャージ期間PC2では、第1のスイッチ制御信号SC1の論理レベルがHの期間が、第4の分割期間DT4に相当する。
本実施形態では、第1及び第2のスイッチ制御信号SC2、SC1により、第2のプリチャージ期間PC2内に、第3の分割期間DT3と、該第3の分割期間DT3の後の第4の分割期間DT4とが設定される。
スイッチ制御回路SWCは、第2のプリチャージ期間PC2内の第3の分割期間DT3では、第1のスイッチ素子SW1−nをオフ状態に設定すると共に第2のスイッチ素子SW2−nをオン状態に設定する。即ち、図4に示す第1の期間T1と同様の状態に設定される。
液晶の反転駆動の極性が正の駆動期間になると、対向電極電圧Vcomが、低電位側の対向電極電圧VcomLになる。これにより、対向電極電圧Vcomを基準とするデータ線DLnの電圧が、相対的に下降する。このため、液晶の反転駆動の極性が正の駆動期間においてデータ線DLnに供給すべき電圧との差が大きくなってしまい、データ線DLnに供給すべき電圧に達するまでの時間が長くなる。そこで、第3の分割期間DT3において、まず低電位の第2の電源電圧PV2にデータ線DLnを接続してプリチャージを行う。このため、データ線からの電荷(負の電荷)が、第2の電源電圧PV2が供給される第2の電源線PL2に流れ込む。これにより、電荷を再利用することができ、低消費電力化を図ることができる。
第3の分割期間DT3後の第4の分割期間DT4では、第1のスイッチ素子SW1−nをオン状態に設定すると共に第2のスイッチ素子SW2−nをオフ状態に設定する。即ち、図4に示す第2の期間T2と同様の状態に設定される。
第4の分割期間DT4において、より高電位の第1の電源電圧PV1にデータ線DLnを接続してプリチャージを行う。このため、データ線からの電荷が、第2の電源電圧PV2が供給される第2の電源線PL2に流れ込んで消費電力を増大させるが、データ線DLnの電圧を速やかに所望の電圧付近にまで設定できる。これにより、表示データに基づく駆動電圧の供給に伴うデータ線の充放電量を少なくすることができる。
そして、第4の分割期間DT4後(第2のプリチャージ期間PC2後)の第2の駆動期間DR2では、データ線駆動回路DRV−nにより、表示データに対応した駆動電圧に基づいてデータ線DLnが駆動される。このとき、既に第4の分割期間DT4において設定された電圧からの充放電で済むため、表示データに基づく駆動電圧の供給に伴うデータ線の充放電量を少なくすることができる。
本実施形態において、第3の分割期間DT3は、第4の分割期間DT4よりも長いことが望ましい。こうすることで、データ線からの電荷が、第1の電源電圧PV1が供給される第1の電源線PL1に流れ込む期間を短くできるので、低消費電力化を図ることができる。
なお図5では、第1及び第2のプリチャージ期間PC1、PC2が、対向電極電圧Vcomの変化点から開始されているが、これに限定されるものではない。第1及び第2のプリチャージ期間PC1、PC2が、対向電極電圧Vcomの変化点より前から開始されてもよい。
図8に、本実施形態における表示ドライバ30により極性反転駆動を実現した場合のデータ線の電位の変化の他の例を模式的に示す。図8では、データ線DLnの電位の変化例を示すが、他のデータ線も同様である。
この場合、図5の場合に比べて、第1のプリチャージ期間PC1における第1の分割期間DT1と、第2のプリチャージ期間PC2における第3の分割期間DT3とをそれぞれ長くすることができる。従って、その分だけ第1のプリチャージ期間PC1における第2の分割期間DT2と、第2のプリチャージ期間PC2における第4の分割期間DT4とを短くできる。これにより、電荷を再利用期間を長くし、かつ電荷の非再利用期間を短くできるので、より一層の低消費電力化を図ることができる。
3. 表示ドライバの構成例
図9に、表示ドライバ30の構成例のブロック図を示す。
表示ドライバ30は、シフトレジスタ100、ラインラッチ110、基準電圧発生回路120、DAC(Digital/Analog Converter)(広義には、電圧選択回路)130、スイッチ制御回路140、駆動回路150を含む。
シフトレジスタ100は、画素単位でシリアルに入力される表示データを、クロックCLKに同期してシフトすることで、例えば一水平走査分の表示データを取り込む。クロックCLKは、表示コントローラ38から供給される。
1画素が、それぞれ6ビットのR信号、G信号及びB信号により構成される場合、1画素は18ビットで構成される。
シフトレジスタ100に取り込まれた表示データは、ラッチパルス信号LPのタイミングでラインラッチ110にラッチされる。ラッチパルス信号LPは、水平走査周期タイミングで入力される。
基準電圧発生回路120は、各基準電圧が各表示データに対応する複数の基準電圧を生成する。より具体的には、基準電圧発生回路120は、高電位側のシステム電源電圧VDDHと、低電位側のシステム接地電源電圧VSSHとに基づいて、各基準電圧が、6ビット構成の各表示データに対応する複数の基準電圧V0〜V63を生成する。
DAC130は、ラインラッチ110から出力される表示データに対応した駆動電圧を、出力線ごとに生成する。より具体的には、DAC130は、基準電圧発生回路120によって生成された複数の基準電圧V0〜V63の中から、ラインラッチ110から出力された1出力線分の表示データに対応した基準電圧を選択し、選択した基準電圧を駆動電圧として出力する。
駆動回路150は、各出力線が表示パネル20の各データ線に接続される複数の出力線を駆動する。より具体的には、駆動回路150は、DAC130によって出力線ごとに生成された駆動電圧に基づいて、各出力線を駆動する。そして、駆動回路150は、図3に示すデータ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nにより、各出力線を駆動する。データ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nのそれぞれは、ボルテージフォロワ接続された演算増幅器により構成される。更に、各出力線には、図3に示すように第1及び第2のスイッチ素子が設けられる。図9では、第1の電源電圧PV1として、高電位側のシステム電源電圧VDDHが用いられる。また、第2の電源電圧PV2として、低電位側のシステム接地電源電圧VSSHが用いられる。この場合、第1の電源電圧PV1が、データ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nの高電位側の電源電圧であり、第2の電源電圧PV2が、データ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nの低電位側の電源電圧ということができる。
スイッチ制御回路140は、図3に示すスイッチ制御回路SWCに相当し、第1及び第2のスイッチ制御信号SC1、SC2を生成する。第1のスイッチ制御信号SC1は、駆動回路150に設けられた第1のスイッチ素子SW1−1〜SW1−Nのスイッチ制御に用いられる。第2のスイッチ制御信号SC2は、駆動回路150に設けられた第2のスイッチ素子SW2−1〜SW2−Nのスイッチ制御に用いられる。
このような構成の表示ドライバ30は、シフトレジスタ100で取り込まれた例えば一水平走査分の表示データが、ラインラッチ110でラッチされる。ラインラッチ110でラッチされた表示データを用いて、1出力線ごとに、駆動電圧が生成される。そして、駆動回路150が、DAC130によって生成された駆動電圧に基づいて各出力線を駆動する。このとき、上述したように、各プリチャージ期間において2段階でプリチャージを行いながら、極性反転信号POLに同期して、液晶に印加される電圧の極性を反転させて駆動する。
図10に、スイッチ制御回路140の構成例を示す。
スイッチ制御回路140は、第1〜第4の分割期間設定レジスタ142−1〜142−4を含む。そして、第1の分割期間設定レジスタ142−1又は第4の分割期間設定レジスタ142−4の設定値に対応したパルス幅を有する第1のスイッチ制御信号SC1が、図6又は図7に示すように生成される。同様に、第2の分割期間設定レジスタ142−2又は第3の分割期間設定レジスタ142−3の設定値に対応したパルス幅を有する第2のスイッチ制御信号SC2が、図6又は図7に示すように生成される。第1〜第4の分割期間設定レジスタ142−1〜142−4の各設定値は、表示コントローラ38によって設定される。
スイッチ制御回路140は、カウンタ144、スイッチ制御信号生成回路146−1〜146−4を含む。カウンタ144は、所与のクロックに同期してカウントアップを行う。スイッチ制御信号生成回路146−1は、第1の分割期間DT1を規定する第1のスイッチ制御信号SC1を生成する。スイッチ制御信号生成回路146−2は、第2の分割期間DT2を規定する第2のスイッチ制御信号SC2を生成する。スイッチ制御信号生成回路146−3は、第3の分割期間DT3を規定する第2のスイッチ制御信号SC2を生成する。スイッチ制御信号生成回路146−4は、第4の分割期間DT4を規定する第1のスイッチ制御信号SC1を生成する。
スイッチ制御信号生成回路146−1は、例えばコンパレータ147−1、R−Sフリップフロップ148−1を含む。コンパレータ147−1は、カウンタ144のカウント値と、第1の分割期間設定レジスタ142−1の設定値とを比較し、一致したときパルスを出力する。RS−フリップフロップ148−1は、第1のスタート信号ST1によりセットされ、コンパレータ147−1によってカウンタ144のカウント値と第1の分割期間設定レジスタ142−1の設定値とが一致したことが検出されたときにリセットされる。このような構成により、第1のスタート信号ST1により第1の分割期間DT1の開始が指定され、第1の分割期間設定レジスタ142−1の設定値により第1の分割期間DT1の長さが指定される。
なお、スイッチ制御信号生成回路146−1〜146−4は、それぞれ同一の構成をなす。そのため、スイッチ制御信号生成回路146−2〜146−4の説明は省略する。
第1及び第3のスタート信号ST1、ST3は、駆動対象となる表示パネル20等に依存したタイミングとして予め決められたタイミングで出力されてもよいし、表示コントローラ38によって設定されたタイミングで出力されてもよい。第1及び第3のスタート信号ST1、ST3により、図5又は図8に示すプリチャージ期間の開始時点を指定できる。
また第2及び第4のスタート信号ST2、ST4は、駆動対象となる表示パネル20等に依存して決められる。第2及び第4の分割期間DT2、DT4を短くすると、消費電力を削減できる。第2及び第4の分割期間DT2、DT4を長くすると、データ線の電圧の設定が間に合わなくなる場合もある。
図11に、基準電圧発生回路120、DAC130、駆動回路150の構成の概要を示す。ここでは、駆動回路150のデータ線駆動回路DRV−1のみを示すが、他の駆動回路についても同様である。
基準電圧発生回路120は、システム電源電圧VDDHと、システム接地電源電圧VSSHとの間に、抵抗回路が接続される。そして、基準電圧発生回路120は、システム電源電圧VDDH及びシステム接地電源電圧VSSHの間の電圧を抵抗回路により分割した複数の分割電圧を、基準電圧V0〜V63として生成する。なお、極性反転駆動の場合、実際には極性が正の場合と負の場合とで電圧が対称とならないため、正極性用の基準電圧と、負極性用の基準電圧とが生成される。図11では、その一方を示している。
DAC130は、ROMデコーダ回路により実現することができる。DAC130は、6ビットの表示データに基づいて、基準電圧V0〜V63のうちいずれか1つを選択して選択電圧Vsとしてデータ線駆動回路DRV−1に出力する。なお、他のデータ線駆動回路DRV−2〜DRV−Nについても、同様に、対応する6ビットの表示データに基づいて選択された電圧が出力される。
DAC130は、反転回路132を含む。反転回路132は、極性反転信号POLに基づいて表示データを反転する。そして、DAC130には、6ビットの表示データD0〜D5と、6ビットの反転表示データXD0〜XD5とが入力される。反転表示データXD0〜XD5は、表示データD0〜D5をそれぞれビット反転したものである。そして、DAC130において、基準電圧発生回路により生成された多値の基準電圧V0〜V63のうちのいずれか1つが表示データに基づいて選択される。
例えば極性反転信号POLの論理レベルがHのとき、6ビットの表示データD0〜D5「000010」(=2)に対応して、基準電圧V2が選択される。また例えば極性反転信号POLの論理レベルがLのとき、表示データD0〜D5を反転した反転表示データXD0〜XD5を用いて基準電圧を選択する。即ち、反転表示データXD0〜XD5が「111101」(=61)となり、基準電圧V61が選択される。
このようにしてDAC130により選択された選択電圧Vsは、データ線駆動回路DRV−1に供給される。
そして、第1及び第2のスイッチ制御信号SC1、SC2により指定される分割期間でプリチャージを行った後、データ線駆動回路DRV−1は、選択電圧Vsに基づいて出力線OL−1を駆動する。
図12に、本実施形態における電圧の関係例を模式的に示す。このように、本実施形態では、高電位側のシステム電源電圧VDDH、低電位側のシステム接地電源電圧VSSHに対し、対向電極電圧Vcomの高電位側の電圧VcomHは、高電位側のシステム電源電圧VDDHより0.5ボルト〜1.5ボルト程度低い電位である。対向電極電圧Vcomの低電位側の電圧VcomLは、低電位側のシステム接地電源電圧VSSHより0.5ボルト〜1.5ボルト程度低い電位である。
そして、高電位側のシステム電源電圧VDDH、低電位側のシステム接地電源電圧VSSHを、データ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nの高電位側の電源電圧、低電位側の電源電圧とする。図11では、第1のスイッチ素子SW1−1〜SW1−Nに接続される第1の電源電圧PV1が、データ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nの高電位側の電源電圧となる。そして、第2のスイッチ素子SW2−1〜SW2−Nに接続される第2の電源電圧PV2がデータ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nの低電位側の電源電圧となる。
なお、第1のスイッチ素子SW1−1〜SW1−Nに接続される第1の電源電圧PV1は、データ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nの高電位側の電源電圧に限定されない。
同様に、第2のスイッチ素子SW2−1〜SW2−Nに接続される第2の電源電圧PV2は、データ線駆動回路DRV−1〜DRV−Nの低電位側の電源電圧に限定されない。
図13に、表示ドライバ30の他の構成例のブロック図を示す。但し、図9に示す表示ドライバと同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。図13に示す表示ドライバが、図9に示す表示ドライバと異なる点は、駆動回路150の第1及び第2のスイッチ素子に接続される第1及び第2の電源電圧が異なる。
図14に、図13に示す基準電圧発生回路120、DAC130、駆動回路150の構成の概要を示す。但し、図11と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
このように、第1の電源電圧PV1は、複数の基準電圧V0〜V63のうち最も高電位の電圧である基準電圧V0(駆動電圧の最大値)である。また、第2の電源電圧PV2は、複数の基準電圧V0〜V63のうち最も低電位の電圧である基準電圧V63(駆動電圧の最小値)である。
なお、この場合、データ線駆動回路DRV−1の高電位側の電源電圧はシステム電源電圧VDDHのままであり、データ線駆動回路DRV−1の低電位側の電源電圧はシステム接地電源電圧VSSHのままである。基準電圧発生回路120によって生成される基準電圧V0、V63に基づいて出力線を駆動する場合、マージンが必要となるからである。
4. 他の表示装置
次に、本実施形態における表示ドライバを、低温ポリシリコン(Low Temperature Poly-Silicon:以下LTPSと略す。)プロセスにより形成された表示パネルに適所する場合について説明する。
LTPSプロセスによれば、例えばTFT等を含む画素が形成されるパネル基板(例えばガラス基板)上に、駆動回路等を直接形成することができる。そのため、部品数を削減し、表示パネルの小型軽量化が可能となる。またLTPSでは、これまでのシリコンプロセスの技術を応用して、開口率を維持したまま画素の微細化を図ることができる。更にまたLTPSは、アモルファスシリコン(amorphous silicon:a−Si)に比べて電荷の移動度が大きく、かつ寄生容量が小さい。従って、画面サイズの拡大により1画素当たりの画素選択期間が短くなった場合でも、当該基板上に形成された画素の充電期間を確保し、画質の向上を図ることが可能となる。
図15に、LTPSプロセスにより形成される表示パネルの構成の概要を示す。表示パネル(広義には電気光学装置)200は、複数の走査線と、複数の色成分用データ線(広義にはデータ線)と、複数の画素とを含む。複数の走査線と複数の色成分用データ線とは、互いに交差するように配置される。画素は、走査線と色成分用データ線とにより特定される。
表示パネル200では、各走査線(GL)及び各データ信号供給線(DPL)により3画素単位で選択される。選択された各画素には、データ信号供給線に対応する3本の色成分用データ線(R、G、B)(広義にはデータ線)のいずれかを伝送する各色成分用信号が書き込まれる。各画素は、TFTと画素電極とを含む。データ信号供給線が、表示ドライバの出力線に接続される。
表示パネル200では、パネル基板上に、Y方向に複数配列されそれぞれX方向に伸びる走査線GL1〜GLMと、X方向に複数配列されそれぞれY方向に伸びるデータ信号供給線DPL1〜DPLNとが形成されている。更に該パネル基板上には、X方向に第1〜第3の色成分用データ線を1組として複数組配列されそれぞれY方向に伸びる色成分用データ線(R1、G1、B1)〜(RN、GN、BN)が形成されている。
走査線GL1〜GLMと、第1の色成分用データ線R1〜RNとの交差位置に、R用画素(第1の色成分用画素)PR(PR11〜PRMN)が設けられている。走査線GL1〜GLMと、第2の色成分用データ線G1〜GNとの交差位置に、G用画素(第2の色成分用画素)PG(PG11〜PGMN)が設けられている。走査線GL1〜GLMと、第3の色成分用データ線B1〜BNとの交差位置に、B用画素(第3の色成分用画素)PB(PB11〜PBMN)が設けられている。
またパネル基板上には、各データ信号供給線に対応して設けられたデマルチプレクサ(demultiplexer)DMUX1〜DMUXNが設けられている。デマルチプレクサDMUX1〜DMUXNは、デマルチプレクス制御信号Rsel、Gsel、Bselによりスイッチ制御される。
図16に、デマルチプレクサDMUXnの構成の概要を示す。
デマルチプレクサDMUXnは、第1〜第3のデマルチプレクス用スイッチ素子DSW1〜DSW3を含む。
デマルチプレクサDMUXnの出力側には、第1〜第3の色成分用データ線(Rn、Gn、Bn)が接続される。また、入力側には、データ信号供給線DPLnが接続される。デマルチプレクサDMUXnは、デマルチプレクス制御信号Rsel、Gsel、Bselに応じて、データ信号供給線DPLnと、第1〜第3の色成分用データ線(Rn、Gn、Bn)のいずれかとを、電気的に接続する。デマルチプレクサDMUX1〜DMUXNには、それぞれ共通にデマルチプレクス制御信号が入力される。
デマルチプレクス制御信号Rsel、Gsel、Bselは、例えば表示パネル200の外部に設けられた表示ドライバから供給される。この場合、表示ドライバは、図17に示すように、色成分用画素ごとに時分割され各色成分の表示データに対応した電圧(データ信号)を、データ信号供給線DPLnに出力する。そして表示ドライバは、時分割のタイミングに合わせて、各色成分の表示データに対応した電圧を各色成分用データ線に選択出力するためのデマルチプレクス制御信号Rsel、Gsel、Bselを生成し、表示パネル200に対して出力する。
このような表示パネル200に対しても、本実施形態におけるプリチャージ技術を適用するができる。
図18に、表示パネル200に、表示ドライバ30を適用した場合の構成要部のブロック図を示す。
但し、図3及び図16に示した部分と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図19に、図18に示す構成でプリチャージを行う場合のタイミングの一例を示す。
第1及び第2のプリチャージ期間PC1、PC2では、デマルチプレクス制御信号Rsel、Gsel、Bselにより、第1〜第3のデマルチプレクス用スイッチ素子DSW1〜DSW3を一斉にオン状態として、データ信号供給船DPLnと、第1〜第3の色成分用データ線Rn、Gn、Bnとを電気的に接続して、上述した2段階のプリチャージを行う。
そして、第1のプリチャージ期間PC1経過後の駆動期間DR1と、第2のプリチャージ期間PC2経過後の駆動期間DR2では、表示パネル200を、各画素の書込信号が時分割された表示データに基づいて駆動が行われる。
上述した実施形態では、R、G、Bの各色成分に対応する3画素単位で選択されるものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば1、2又は4以上の画素数単位で選択される場合についても同様に適用することが可能である。
また、図17において、第1〜第3のデマルチプレクス制御信号(Rsel、Gsel、Bsel)がアクティブとなる順序は、上述の実施形態に限定されるものではない。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
また、本発明のうち従属請求項に係る発明においては、従属先の請求項の構成要件の一部を省略する構成とすることもできる。また、本発明の1の独立請求項に係る発明の要部を、他の独立請求項に従属させることもできる。
本実施形態における表示ドライバを含む表示装置の構成の概要を示すブロック図。 本実施形態における表示装置の他の構成例の構成の概要を示すブロック図。 本実施形態における表示ドライバの構成要部の構成図。 本実施形態における表示ドライバによって駆動されるデータ線の電位の変化例の模式図。 本実施形態における表示ドライバにより極性反転駆動を実現した場合のデータ線の電位の変化例の模式図。 第1のプリチャージ期間における第1及び第2のスイッチ制御信号のタイミング図の一例。 第2のプリチャージ期間における第1及び第2のスイッチ制御信号のタイミング図の一例。 本実施形態における表示ドライバにより極性反転駆動を実現した場合のデータ線の電位の変化の他の例の模式図。 本実施形態における表示ドライバの構成例のブロック図。 スイッチ制御回路の構成例のブロック図。 基準電圧発生回路、DAC及び駆動回路の接続関係を示す回路図。 本実施形態における電圧の関係例の模式図。 表示ドライバの他の構成例のブロック図。 基準電圧発生回路、DAC及び駆動回路の他の接続例を示す回路図。 LTPSプロセスにより形成された表示パネルの構成の概要を示す図。 デマルチプレクサの構成の概要を示す図。 色成分用画素ごとに時分割され各色成分の表示データに対応した書込信号と、デマルチプレクス制御信号との関係の説明図。 図15に示す表示パネルに、本実施形態における表示ドライバを適用した場合の構成要部のブロック図。 図18に示す構成でプリチャージを行う場合のタイミングの一例を示す図。
符号の説明
20 表示パネル、22mn TFT、24mn 液晶容量、
26mn 画素電極、28mn 対向電極、
30 表示ドライバ(データドライバ)、
DL1〜DLN、DLn データ線、DLV データ線の電圧、
DRV−1〜DRV−N、DRV−n データ線駆動回路、
GL1〜GLM、GLm 走査線、OL−1〜OL−N、OL−n 出力線、
PL1 第1の電源線、PL2 第2の電源線、PV1 第1の電源電圧、
PV2 第2の電源電圧、
SW1−1〜SW1−N、SW1−n 第1のスイッチ素子、
SW2−1〜SW2−N、SW2−n 第2のスイッチ素子、
SWC スイッチ制御回路、T1 第1の期間、T2 第2の期間、
Vcom 対向電極電圧

Claims (12)

  1. 表示パネルのデータ線を駆動する表示ドライバであって、
    表示データに対応した駆動電圧に基づいて、前記データ線に接続される出力線を駆動するデータ線駆動回路と、
    前記データ線駆動回路の高電位側の電源電圧である第1の電源電圧が供給される第1の電源線と前記出力線との間に接続された第1のスイッチ素子と、
    前記データ線駆動回路の低電位側の電源電圧である第2の電源電圧が供給される第2の電源線と前記出力線との間に接続された第2のスイッチ素子と、
    前記第1及び第2のスイッチ素子のスイッチ制御を行うスイッチ制御回路と、
    を含み、
    前記スイッチ制御回路が、
    第1の期間では、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して前記出力線と前記第1の電源線とを電気的に接続し、
    前記第1の期間後の第2の期間では、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定して前記出力線と前記第2の電源線とを電気的に接続し、
    前記第2の期間後では、前記第1及び第2のスイッチ素子をオフ状態に設定し、
    前記スイッチ制御回路は、
    前記第1の期間が、前記第2の期間より長くなるように前記第1及び第2のスイッチ素子をスイッチ制御し、
    前記データ線駆動回路が、
    前記第2の期間後に、前記出力線を駆動し、
    前記第1の期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第1の電源電圧との差の絶対値は、
    前記第1の期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第2の電源電圧との差の絶対値より小さく、
    前記第1の期間は、
    前記出力線の電圧が変化し始めた後、該電圧が前記第1の電源電圧に達しないように設定された期間であり、
    前記第2の期間は、
    前記出力線の電圧が変化し始めた後、該電圧が前記第2の電源電圧に達しないように設定された期間であることを特徴とする表示ドライバ。
  2. 複数の走査線と、
    複数のデータ線と、
    各画素が前記走査線のいずれか1つと前記データ線のいずれか1つとに接続される複数の画素と、
    各デマルチプレクス用スイッチ素子が、その一端が第1〜第3の色成分データの各色成分データに対応した駆動電圧が時分割されて供給される各データ信号供給線に接続され、その他端が第j(1≦j≦3、jは整数)の色成分用の各画素に接続され、第1〜第3のデマルチプレクス制御信号に基づいてスイッチ制御される第1〜第3のデマルチプレクス用スイッチ素子を含む複数のデマルチプレクサとを有する表示パネルのデータ線を駆動する表示ドライバであって、
    時分割された各色成分データに対応した各駆動電圧に基づいて、前記データ信号供給線に接続される出力線を駆動するデータ線駆動回路と、
    第1の電源電圧が供給される第1の電源線と前記出力線との間に接続された第1のスイッチ素子と、
    第2の電源電圧が供給される第2の電源線と前記出力線との間に接続された第2のスイッチ素子と、
    デマルチプレクサの前記第1〜第3のデマルチプレクス用スイッチ素子を一斉にオン状態で、前記第1及び第2のスイッチ素子のスイッチ制御を行うスイッチ制御回路と、
    を含み、
    前記スイッチ制御回路が、
    第1の期間では、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して前記出力線と前記第1の電源線とを電気的に接続し、
    前記第1の期間後の前記第2の期間では、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定して前記出力線と前記第2の電源線とを電気的に接続し、
    前記第2の期間後では、前記第1及び第2のスイッチ素子をオフ状態に設定し、
    前記スイッチ制御回路は、
    前記第1の期間が、前記第2の期間より長くなるように前記第1及び第2のスイッチ素子をスイッチ制御し、
    前記データ線駆動回路が、
    前記第2の期間後に、前記出力線を駆動し、
    前記第1の期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第1の電源電圧との差の絶対値は、
    前記第1の期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第2の電源電圧との差の絶対値より小さいことを特徴とする表示ドライバ。
  3. 請求項1において、
    所与の基準電位に対して前記駆動電圧の極性が負の駆動期間の前に、第1のプリチャージ期間が設けられ、
    前記極性が正の駆動期間の前に、第2のプリチャージ期間が設けられ、
    前記スイッチ制御回路が、
    前記第1プリチャージ期間内の第1の分割期間では、前記第1の期間として、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定し、
    前記第1の分割期間後の第2の分割期間では、前記第2の期間として、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定し、
    前記第2のプリチャージ期間内の第3の分割期間では、前記第1の期間として、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定し、
    前記第3の分割期間後の第4の分割期間では、前記第2の期間として、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定することを特徴とする表示ドライバ。
  4. 請求項3において、
    前記スイッチ制御回路は、
    前記第1の分割期間が、前記第2の分割期間より長くなるように、かつ前記第3の分割期間が、前記第4の分割期間よりも長くなるように前記第1及び第2のスイッチ素子をスイッチ制御することを特徴とする表示ドライバ。
  5. 請求項3又は4において、
    前記スイッチ制御回路は、
    第1〜第4の分割期間設定レジスタを含み、
    前記第1〜第4の分割期間設定レジスタの設定値に基づいて、前記第1及び第2のスイッチ素子のスイッチ制御を行うことを特徴とする表示ドライバ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記第1の電源電圧が、
    前記駆動電圧の最大値であり、
    前記第2の電源電圧が、
    前記駆動電圧の最小値であることを特徴とする表示ドライバ。
  7. 複数の走査線と、
    複数のデータ線と、
    前記複数の走査線の各走査線と、前記複数のデータ線の各データ線とに接続された複数のスイッチ素子とを含む表示パネルと、
    前記複数のデータ線を駆動する請求項1乃至6のいずれか記載の表示ドライバと、
    を含むことを特徴とする表示装置。
  8. 複数の走査線と、
    複数のデータ線と、
    前記複数の走査線の各走査線と、前記複数のデータ線の各データ線とに接続された複数のスイッチ素子と、
    前記複数のデータ線を駆動する請求項1乃至6のいずれか記載の表示ドライバと、
    を含むことを特徴とする表示装置。
  9. 表示パネルのデータ線を駆動するための駆動方法であって、
    表示データに対応した駆動電圧に基づいて前記データ線に接続される出力線を駆動するデータ線駆動回路の高電位側の電源電圧である第1の電源電圧が供給される第1の電源線と前記データ線との間に接続される第1のスイッチ素子と、前記データ線駆動回路の低電位側の電源電圧である第2の電源電圧が供給される第2の電源線と前記データ線との間に接続される第2のスイッチ素子とを用意し、
    第1の期間では、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して前記データ線と前記第1の電源線とを電気的に接続し、
    前記第1の期間後の第2の期間では、前記データ線と前記第1の電源線とを電気的に接続した後に、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定して前記データ線と前記第2の電源線とを電気的に接続し、
    前記第2の期間後では、前記データ線と前記第2の電源線とを電気的に接続した後に、前記第1及び第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して、表示データに対応した駆動電圧に基づいて前記データ線を駆動し、
    前記第1の期間が、前記第2の期間より長くなるように前記第1及び第2のスイッチ素子をスイッチ制御し、
    前記第1の期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第1の電源電圧との差の絶対値は、
    前記第1の期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第2の電源電圧との差の絶対値より小さく、
    前記第1の期間は、
    前記出力線の電圧が変化し始めた後、該電圧が前記第1の電源電圧に達しないように設定された期間であり、
    前記第2の期間は、
    前記出力線の電圧が変化し始めた後、該電圧が前記第2の電源電圧に達しないように設定された期間であることを特徴とする駆動方法。
  10. 表示パネルのデータ線を駆動するための駆動方法であって、
    表示データに対応した駆動電圧に基づいて前記データ線に接続される出力線を駆動するデータ線駆動回路の高電位側の電源電圧である第1の電源電圧が供給される第1の電源線と前記データ線との間に接続される第1のスイッチ素子と、前記データ線駆動回路の低電位側の電源電圧である第2の電源電圧が供給される第2の電源線と前記データ線との間に接続される第2のスイッチ素子とを用意し、
    所与の基準電位に対して表示データに対応した駆動電圧の極性が負の駆動期間の前に設けられた第1のプリチャージ期間において、該第1のプリチャージ期間内の第1の分割期間に、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定し、前記第1の分割期間後の第2の分割期間に、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に、前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定し、
    前記第1のプリチャージ期間の後に、前記第1及び第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して、前記駆動電圧に基づいて前記データ線を駆動し、
    前記第1の分割期間が、前記第2の分割期間より長くなるように前記第1及び第2のスイッチ素子をスイッチ制御し、
    前記第1の分割期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第1の電源電圧との差の絶対値は、
    前記第1の分割期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第2の電源電圧との差の絶対値より小さく、
    前記第1の分割期間は、
    前記出力線の電圧が変化し始めた後、該電圧が前記第1の電源電圧に達しないように設定された期間であり、
    前記第2の分割期間は、
    前記出力線の電圧が変化し始めた後、該電圧が前記第2の電源電圧に達しないように設定された期間であることを特徴とする駆動方法。
  11. 表示パネルのデータ線を駆動するための駆動方法であって、
    表示データに対応した駆動電圧に基づいて前記データ線に接続される出力線を駆動するデータ線駆動回路の高電位側の電源電圧である第1の電源電圧が供給される第1の電源線と前記データ線との間に接続される第1のスイッチ素子と、前記データ線駆動回路の低電位側の電源電圧である第2の電源電圧が供給される第2の電源線と前記データ線との間に接続される第2のスイッチ素子とを用意し、
    所与の基準電位に対して表示データに対応した駆動電圧の極性が正の駆動期間の前に設けられた第2のプリチャージ期間において、該第2のプリチャージ期間内の第3の分割期間に、前記第1のスイッチ素子をオフ状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオン状態に設定し、前記第3の分割期間後の第4の分割期間に、前記第1のスイッチ素子をオン状態に設定すると共に前記第2のスイッチ素子をオフ状態に設定し、
    前記第2のプリチャージ期間後に、前記第1及び第2のスイッチ素子をオフ状態に設定して、前記駆動電圧に基づいて前記データ線を駆動し、
    前記第3の分割期間が、前記第4の分割期間より長くなるように前記第1及び第2のスイッチ素子をスイッチ制御し、
    前記第3の分割期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第1の電源電圧との差の絶対値は、
    前記第3の分割期間の開始時点のデータ線の電圧と前記第2の電源電圧との差の絶対値より大きく、
    前記第3の分割期間は、
    前記出力線の電圧が変化し始めた後、該電圧が前記第2の電源電圧に達しないように設定された期間であり、
    前記第4の分割期間は、
    前記出力線の電圧が変化し始めた後、該電圧が前記第1の電源電圧に達しないように設定された期間であることを特徴とする駆動方法。
  12. 請求項9乃至11のいずれかにおいて、
    前記第1の電源電圧が、
    前記駆動電圧の最大値であり、
    前記第2の電源電圧が、
    前記駆動電圧の最小値であることを特徴とする駆動方法。
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